JP4561605B2 - 半導体ウェハ加圧治具およびその使用方法 - Google Patents
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Description
周囲を枠体[F]に固定されたダイシングシート[T]の一方の面[Ta]に貼り付けられた半導体ウェハ[W]を当該ダイシングシート[T]の他方の面[Tb]から加圧して前記半導体ウェハ[W]を複数のウェハ片[CP]に分離する工程に用いられる半導体ウェハ加圧治具であって、
前記加圧に要する加圧力を発生可能な加圧装置[P]の加圧側[Ph]に着脱自在に設けられるとともに、当該加圧力を前記ダイシングシート[T]を介して前記半導体ウェハ[W]に伝達し前記半導体ウェハ[W]を加圧して前記半導体ウェハ[W]を複数のウェハ片[CP]に分離可能な加圧力伝達手段[21,31,41,51]と、
前記加圧力伝達手段[21,31,41]により分離された複数のウェハ片[CP]を前記一方の面[Ta]に貼着しているダイシングシート[T]を、前記加圧後の前記加圧力伝達手段[21,31,41]に固定可能なダイシングシート固定手段[23,25,27]とを備え、
前記加圧力伝達手段[21,31,41]は板状を成し、前記ダイシングシート[T]に対して前記加圧力伝達手段の加圧面[21a,31a,41a]の全面が接触していることを技術的特徴とする。
なお、[ ]内の数字等は、[発明を実施するための最良の形態]の欄で説明する符号や図面番号等に対応し得るものである(以下同じ)。
まず、本第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図1および図2を参照して説明する。なお、図1および図2には、本第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成およびその使用方法を示すものが図示されており、図1(A) は取付ステップ、図1(B) は加圧ステップ、図1(C) は分離ステップ、図2(A) は固定ステップ、図2(B) は裁断ステップ、図2(C) は取外ステップ、をそれぞれ示すものである。
次に、本第2実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図3(A) を参照して説明する。第2実施形態の半導体ウェハ加圧治具は、テープTの裏面Tbに塗布される接着剤として、所定温度で加熱することにより硬化する性質のある熱硬化性の接着剤25を用いた例である。このため、他の部分については、前述した第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、それらの説明を省略する。なお、接着剤25は、特許請求の範囲に記載の「ダイシングシート固定手段」に相当し得るものである。
次に、本第3実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図3(B) を参照して説明する。第3実施形態の半導体ウェハ加圧治具は、テープTの表面Taから加圧して治具本体21との間でテープTを挟持する固定リング27を備えた例である。このため、他の部分については、前述した第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、それらの説明を省略する。なお、固定リング27は、特許請求の範囲に記載の「ダイシングシート固定手段」に相当し得るものである。
次に、本第4実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図4(A) を参照して説明する。第4実施形態の半導体ウェハ加圧治具は、テープTに貼り付けられたウェハWに向かって湾曲状に突出する加圧面31aを治具本体31が備えた例である。このため、他の部分については、前述した第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、それらの説明を省略する。また、図4(A) では、ダイシングシート固定手段に相当する接着剤23、25や固定リング27は、省略されている。なお、治具本体31は、特許請求の範囲に記載の「加圧力伝達手段」に相当し得るもので、また加圧面31aは、特許請求の範囲に記載の「湾曲凸状部」に相当し得るものである。
次に、本第5実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図4(B) を参照して説明する。第5実施形態の半導体ウェハ加圧治具は、治具本体41を紫外線に対し透明にすることで、加圧ステージP”側からの紫外線照射を可能にした例である。このため、他の部分については、前述した第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、それらの説明を省略する。なお、治具本体41は、特許請求の範囲に記載の「加圧力伝達手段」に相当し得るものである。
次に、本第6実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具の構成を図5を参照して説明する。第6実施形態の半導体ウェハ加圧治具は、テープTとの接触面を削減するために、円環形状に治具本体51を形成した例である。このため、他の部分については、前述した第1実施形態に係る半導体ウェハ加圧治具と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、それらの説明を省略する。なお、治具本体51は、特許請求の範囲に記載の「加圧力伝達手段」に相当し得るものである。
21a、31a、41a、51a…加圧面
21b、31b、41b、51b…取付面
23、25、43、53…接着剤(ダイシングシート固定手段、接着手段)
27…固定リング(ダイシングシート固定手段、挟持手段)
31a…加圧面(湾曲凸状部)
CP…チップ(ウェハ片)
F、F’…フレーム(枠体)
P、P’、P”…加圧ステージ(加圧装置)
Ph…加圧ヘッド(加圧側)
T、T’、TT、t、t’…テープ(ダイシングシート)
Ta…表面(一方の面)
Tb…裏面(他方の面)
UV…紫外線
HT…熱
W…ウェハ(半導体ウェハ)
α…裁断位置
Claims (5)
- 周囲を枠体に固定されたダイシングシートの一方の面に貼り付けられた半導体ウェハを当該ダイシングシートの他方の面から加圧して前記半導体ウェハを複数のウェハ片に分離する工程に用いられる半導体ウェハ加圧治具であって、
前記加圧に要する加圧力を発生可能な加圧装置の加圧側に着脱自在に設けられるとともに、当該加圧力を前記ダイシングシートを介して前記半導体ウェハに伝達し前記半導体ウェハを加圧して前記半導体ウェハを複数のウェハ片に分離可能な加圧力伝達手段と、
前記加圧力伝達手段により分離された複数のウェハ片を前記一方の面に貼着しているダイシングシートを、前記加圧後の前記加圧力伝達手段に固定可能なダイシングシート固定手段とを備え、
前記加圧力伝達手段は板状を成し、前記ダイシングシートに対して前記加圧力伝達手段の加圧面の全面が接触していることを特徴とする半導体ウェハ加圧治具。 - 前記ダイシングシート固定手段は、前記ダイシングシートの前記他方の面と前記加圧力伝達手段との間に設けられ両者を接着し得る接着手段であることを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ加圧治具。
- 前記ダイシングシート固定手段は、前記ダイシングシートの前記一方の面から加圧して前記加圧力伝達手段との間で前記ダイシングシートを挟持する挟持手段であることを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ加圧治具。
- 前記加圧力伝達手段は、前記ダイシングシートに貼り付けられた前記半導体ウェハに向かって湾曲状に突出する湾曲凸状部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体ウェハ加圧治具。
- 周囲を枠体に固定されたダイシングシートの一方の面に貼り付けられた半導体ウェハを当該ダイシングシートの他方の面から加圧して前記半導体ウェハを複数のウェハ片に分離する工程に用いられる請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体ウェハ加圧治具の使用方法であって、
前記ダイシングシートの他方の面と前記加圧装置の加圧側との間に介在するように前記半導体ウェハ加圧治具の前記加圧力伝達手段を当該加圧側に取り付ける取付ステップと、
前記加圧側に取り付けられた前記加圧力伝達手段を前記加圧装置の加圧力により前記ダイシングシートの前記他端面から前記半導体ウェハを加圧して前記半導体ウェハを複数のウェハ片に分離する加圧分離ステップと、
前記加圧分離ステップにより分離された前記複数のウェハ片を前記一方の面に貼着している前記ダイシングシートを前記ダイシングシート固定手段により前記加圧力伝達手段に固定する固定ステップと、
前記加圧分離ステップにより分離された前記複数のウェハ片を前記一方の面に貼着している前記ダイシングシートを前記加圧力伝達手段の外周で裁断する裁断ステップと、
前記裁断された前記ダイシングシートが固定されている前記加圧力伝達手段を前記加圧装置の加圧側から取り外す取外ステップと、
を含むことを特徴とする半導体ウェハ加圧治具の使用方法。
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