JP4560276B2 - メモリセル回路にデータを格納する方法、メモリセル回路、データをメモリセルに書き込むシステム、及び信号を供給するシステム - Google Patents

メモリセル回路にデータを格納する方法、メモリセル回路、データをメモリセルに書き込むシステム、及び信号を供給するシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、回路設計の分野に関連し、特に、改善されたマルチポートメモリセルに関連する。
【0002】
【従来の技術】
スーパースカラー、ベリーロングインストラクションワード(VLIW)プロセッサ及びネットワーク内プロセッサでは、並列書き込みポートを有するメモリセルが、典型的には必要である。これらの並列書き込みポートは、並列ビット線と関連し、これは、並列実行ユニットから1つのメモリセルへの直接通信パスを可能とするだけでなく、多くのメモリセルへ同じデータを書き込むことの両方を可能とする。
【0003】
従来技術のマルチポートレジスタメモリセルは、各差動書き込みビット線について単一書き込みワード線を又は、各単一書き込みビット線について差動書き込み線を使用した。差動ワード又はビット線を使用することは、線の数が多数となり、次にメモリセルのレイアウト面積を増加することになる。
【0004】
図1は、他の従来技術のマルチ書き込みポートメモリセルの例を示す。図1は、差動ワード又はビット線メモリセル上のレイアウト面積を減少させる第1ステップを示す。説明のために、書き込みポートのみが示されている。図1は、マルチポートレジスタファイル内のメモリセルの配列の1つのメモリセルのみを示す。メモリセルは、バックツーバックインバータ156と158を有し、これは、ノード152と154を有する。6つのワード線(WLs)即ち、WLA、WLB、WLC、WLD、WLE、及びWLFと、BLA、BLB、BLC、BLD、BLE、及びBLFの6データビット線(BLs)により示された6つの書き込みポートがある。書き込みワード線と書き込みビット線(即ち、書き込みポート)の間は、1対1の対応がある。例えば、ワード線WLAは、ビット線BLAがノード152に接続することを許すスイッチである、トランジスタ112を有する。ワード線WLAは、トランジスタ114に接続され、これは、ビット線BLAが’1’のときに、トランジスタ140を通して、ノード154をグランドに接続することを可能とするスイッチである。1対1対応は。WLBとBLB、WLCとBLC、WLDとBLD、WLEとBLE、及びWLFとBLFについても成り立つ。
【0005】
図1の回路110の動作の例は、ワード線WLAが’1’であるときである。
トランジスタ112と114は、オンされる。続いて、ビット線BLAが’1’の場合には、トランジスタ140はオンされそして、ノード154をグランドgndへ引く。’1’のビット線BLA値は、トランジスタ112を通してノード152へ行く。バックツーバックインバータ156と158は、ノード152を’1’に維持し、そして、ノード154を'0'へ維持する。同様に、例えば、ワード線WLDが'1’であるときには、トランジスタ122と124は、オンされる。ビット線BLDが’1’の場合には、トランジスタ146はオンされそして、ノード154をグランドgndへ引く。ノード152は、ビット線BLDの値を有する。ビット線BLDが’0’の場合には、トランジスタ146はオフされる。ノード152は、’0’へ引かれ、そしてノード154はインバータ156により’1’へ引かれる。
【0006】
図1に適用可能な、従来技術の従来の最終デコーディング回路が、図2に示されている。この例は、書き込みポートAからF、即ち、図1のWLAからWLF、についてのアドレスは、最終デコードが、ここではダイナミック回路を使用して、2入力ANDゲートからなるように、プリデコードされていると仮定する。
例えば、ポートAのANDゲートは、アドレス入力A0のトランジスタ214と、アドレス入力A1のトランジスタ216を有する。信号pcは、通常はクロック信号である、プリチャージ信号である。pc=’0’であるときには、ノード213は、トランジスタ212を介して、’1’へ”プリチャージ”される。ANDゲート、即ち、トランジスタ216に直列に接続されたトランジスタ214、は、トランジスタ218がオフされるので、ディスエーブル(遮断)される。
アドレスA0とA1は、そして、pc=’1’のときに読まれる。トランジスタ218は、オンされ、これゆえに、ANDゲートを、即ち、トランジスタ214と216を、イネーブル(活性化)する。ノード213は、A0とA1の両方が’1’のときに、グランドに引かれ、そうでない場合には、ノード213は’1’のままである。ノード213が、’0’であるときには、WLAは、インバータ270を介して、’1’である。アドレス線B0、B1からF0,F1を有する他の5つのANDゲートは、A0、A1についてのANDゲートと同様な方法で動作する。デコーダ回路210の出力は、図1のワード線WLAからWLFへ入力される、ワード線WLAからWLFである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図1は、従来技術よりも減少された面積を与えるが、より小さな面積へのより多くのメモリについての連続する要求があるので、更に改善が必要である。従って、従来技術よりも小さな面積を有する新しい回路が必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来のマルチポートメモリセルよりも少ない数の書き込み線を有し、これゆえに、より小さな面積を占める、改善されたマルチポートメモリセル回路を提供する。更に加えて、好ましい実施例に従って、図1よりもトランジスタが少ない。電力消費も減少されうる。
【0009】
本発明の一実施例は、メモリセル回路の面積を減少させる方法を有し、メモリセルは、第1の複数のビット線と、各ビット線に関連する複数のワード線を有する。最初に、前記第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択するために、第1のワード線が使用される。次に、第2の複数のビット線の1つのビット線を選択するために第2のワード線が使用される。そして、ビット線上のビット値は、メモリセル内に格納される。
【0010】
本発明の一面は、第1の複数のビット線の各ビット線に関連する複数のワード線と、第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択するための、複数のワード線のうちの第1のワード線と、第2の複数のビット線のうちの1つのビット線を選択するための、複数のワード線のうちの第2のワード線と、前記1つのビット線上のビット値を格納するメモリセルとを有する、減少された面積のメモリセル回路を有する。
【0011】
本発明の他の実施例は、データを格納するメモリセルと、第1のワード線と第2のワード線と、複数のビット線と、前記複数のビット線の第1のビット線を第1のノードに接続する、第1のワード線により制御される第1のスイッチと、第1のノードをメモリセルに接続する、前記第2のワード線により制御される第2のスイッチとを有するメモリセル回路を有する。
【0012】
本発明の更に他の実施例は、データをメモリセルに書き込むシステムを有する。このシステムは、第1のワード線が第1のビット線を選択するときに、複数のビット線の第1のビット線を選択する、第1のマルチプレクサと、第1のワード線が第2のビット線を選択するときに、複数のビット線の第2のビット線を選択する、第2のマルチプレクサと、第2のワード線に基づいて、第1のマルチプレクサの出力と、第2のマルチプレクサの出力との間を選択する第3のマルチプレクサを有し、第3のマルチプレクサの出力は、データをメモリセルに書き込む。
【0013】
本発明の更なる実施例は、ビット線アドレスを有するビット線からデータを受信する、第1のマルチプレクサと、第1のマルチプレクサからデータを受信しそしてデータをメモリセルへ書き込む、第2のマルチプレクサへ、複数の選択器信号を供給するシステムを有する。このシステムは、第1の複数のビット線アドレスを受信しそして、第1の複数の書き込みイネーブル信号を発生する、第1の複数のデコーダと、第1の複数の書き込みイネーブル信号を、複数の選択器信号のうちの、第1のマルチプレクサを制御する第1の選択器信号へ結合する、少なくとも1つの論理ゲートと、第2の複数のビット線アドレスを受信しそして、第2の複数の書き込みイネーブル信号を発生する、第2の複数のデコーダと、第1の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号と第2の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号を、複数の選択器信号のうちの、第2のマルチプレクサを制御する第2の選択器信号へ結合する、少なくとも1つの論理ゲートとを有する。
【0014】
本発明の他の面は、第1の複数のビット線を有するメモリ回路を提供する。メモリセル回路は、第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択する手段と、第2の複数のビット線の1つのビット線を選択する手段と、ビット線上のビット値をメモリセルに書き込む手段とを有する。
【0015】
本発明のこれらの及び他の実施例、特徴、面及び優位点は、以下の説明、請求の範囲及び添付の図面により、より理解されよう。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、本発明の特定の実施例の徹底的な説明を提供するために、多くの特定の詳細が示される。しかしながら、当業者には、本発明は、以下に示される全ての特定の詳細なしに実行されうることは、理解されよう。他の例では、既知の特徴は本発明を曖昧にするので詳細には説明されない。
【0017】
図1の回路は、6つの選択器線(ワード線WLAからWLF)を有する単一の6入力マルチプレクサ(ビット線BLAからBLF)として示され、ここで使用される” マルチプレクサ”は、幾つかの入力の1つを選択しそして、その情報を出力へスイッチングする回路である。図1では、各ワード線は、関連するビット線を選択し、例えば、ワード線WLAはビット線BLAを選択する。ワード線の数を減少させるために、本発明の1つの好ましい実施例は、各ワード線が1つ又はそれ以上のビット線を選択する複数のカスケード接続されたマルチプレクサを使用する。
【0018】
図3は、本発明の一実施例のマルチ書き込みポートメモリセルの概略である。
回路300は、5つのワード線、即ち、WLAB,WLCD、WLEF、WLBDF及びWLACEと、6つのビット線BLA、BLB、BLC、BLD、BLE、及びBLFを有する。ワード線ラベル中の”WL”の後に続く文字は、ワード線がアサートされた(選択信号が出された)ときに、どのビット線が選択されたかを、選択肢内で示す。例えば、ワード線WLABがアサートされたときに、何れかのビット線BLA又はBLBが選択され、又は、ワード線WLBDFがアサートされたときに、何れかのビット線BLB、BLD又はBLFが選択されうる。ワード線WLABはトランジスタm3とm4のゲートに接続される。ワード線WLCDはトランジスタm2とm5のゲートに接続される。ワード線WLEFはトランジスタm1とm6のゲートに接続される。ワード線WLBDFはトランジスタm7とm11のゲートに接続される。トランジスタm7はノードn1を介して、トランジスタm4、m5及びm6に接続される。トランジスタm7は、ノードn4にも接続される。トランジスタm11は、トランジスタm12とノードn3へ接続されている。トランジスタm12は、ノードn1を介して、トランジスタm4、m5及びm6に接続されている。ワード線WLACEは、トランジスタm8とm10のゲート接続されている。トランジスタm8のゲートは、ノードn2を介して、トランジスタm1、m2及びm3に接続されている。トランジスタm8のゲートも、ノードn4に接続されている。トランジスタm10は、トランジスタm9へ接続されている。トランジスタm9のゲートは、ノードn2を介して、トランジスタm4、m5及びm6へ接続されている。バックツーバックインバータInv1とInv2は、1ビットメモリセルを構成する。インバータInv1の出力は、ノードn3を介してインバータInv2の入力へ接続されている。インバータInv2の出力は、ノードn4を介してインバータInv1の入力へ接続されている。ビット線BLEは、トランジスタm1へ接続されている。
ビット線BLCは、トランジスタm2へ接続されている。ビット線BLAは、トランジスタm3へ接続されている。ビット線BLBは、トランジスタm4へ接続されている。ビット線BLDは、トランジスタm5へ接続されている。ビット線BLFは、トランジスタm6へ接続されている。
【0019】
図3では、ワード線は、1つのビット線を選択するためにペアで(即ち、’1’に設定され):つまり、1)ワード線WLAB、WLCD又はWLEFワード線WLBDFと共に、又は、2)ワード線WLAB、WLCD又はWLEFワード線WLACEと共にアサートされる。ワード線WLABがアサートされるときには、トランジスタm3とm4がオンされそれぞれ、ビット線BLAとBLBを選択する。ワード線WLCDがアサートされるときには、トランジスタm2とm5がオンされそれぞれ、ビット線BLCとBLDを選択する。ワード線WLEFがアサートされるときには、トランジスタm1とm6がオンされそれぞれ、ビット線BLEとBLFを選択する。ワード線WLBDFがアサートされるときには、トランジスタm7とm11がオンされそれぞれ、これにより、どのワード線即ちWLAB、WLCD又はWLEFがそれぞれアサートされているかにより、ビット線BLB,BLD又はBLFを選択する。ワード線WLACEがアサートされるときには、トランジスタm8とm10がオンされそれぞれ、これにより、どのワード線即ちWLAB、WLCD又はWLEFがそれぞれアサートされているかにより、ビット線BLA,BLC又はBLEを選択する。選択されたビット線は、そして、メモリセル(例えば、ノードn4)の値を’0’又は’1’へ設定する。
【0020】
例えば、ワード線WLEF及びWLBDFがアサートされたときには、ビット線BLFが選択される。WLBDFがトランジスタm7とm11をオンするので、BLF上の値はノードn4を設定する。値が’1’の場合には、m12はオンされそして、ノードn3は、グランドgndに引かれる。値が'0'の場合には、ノードn3は、インバータInv1を介してノードn4により変化される。WLBDFの代わりに、ワード線WLACEがアサートされるときには、ビット線BLEがBLFの代わりに選択される。BLE上の値は、WLBDFがアサートされたときに、BLFと同様にノードn4を設定する。
【0021】
図4は、本発明の一実施例の図3のメモリ回路300に対応する最終ラインデコード回路410の概略を示す。図4は、図2のインバータが図4のNANDゲートに置きかえられたことを除いては、図2の最終デコード回路と同様である。
図2に示されたように、アドレス線、例えば、A0とA1が、'1’のときには、対応するビット線の、この場合には図3のBLAの、上の値は、メモリセルに書きこまれる。A0とA1が’1’なら、NANDゲート420は、それぞれ、ワード線WLACEとWLABをアサートする。B0とB1が’1’なら、NANDゲート422とNANDゲート424とは、それぞれ、ワード線WLBDFとWLABをアサートする。C0とC1が’1’なら、NANDゲート420とNANDゲート426は、それぞれ、ワード線WLACEとWLCDをアサートする。D0とD1が’1’なら、NANDゲート422とNANDゲート426は、それぞれ、ワード線WLBDFとWLCDをアサートする。E0とE1が’1’なら、NANDゲート420とNANDゲート428は、それぞれ、ワード線WLACEとWLEFをアサートする。F0とF1が’1’なら、NANDゲート422とNANDゲート428は、それぞれ、ワード線WLBDFとWLEFをアサートする。このように、例えば、WLABのアサート(選択信号が出されたこと)は、BLA上の書き込みデータが、図3のトランジスタm3を通して、ノードn2へ書きこまれることを起こす。同時に、WLACEがアサートされたこと(選択信号が出されたこと)は、ノードn2上のデータがトランジスタm8を介してノードn4上へ書き込まれることを起こす。
【0022】
図5は、本発明の一面の従属接続されたマルチプレクサの例を示す図3の再配置を示す図である。図3と図5の回路は、同じように動作する。マルチプレクサは2段である。第1段は、マルチプレクサ510と512を有する。マルチプレクサ510は、スイッチとして動作する、トランジスタm1、m2及び、m3を有する。それぞれ、選択器線WLAB、WLCD及びWLEFを伴なうビット線BLA,BLC及びBLEの、マルチプレクサ510への3つの入力データ線がある。マルチプレクサ510の出力は、ノードn1である。マルチプレクサ512は、スイッチとして動作する、トランジスタm4、m5及びm6を有する。それぞれ、選択器線WLAB、WLCD及びWLEFを伴なうビット線BLB,BLD及びBLFの、マルチプレクサ512への3つの入力データ線がある。マルチプレクサ512の出力は、ノードn2である。マルチプレクサ520は、それぞれマルチプレクサ510と512からノードn1とn2で2つの入力を有する。マルチプレクサ520に対する選択線は、WLACEとWLBDFである。WLACEはマルチプレクサ510選択するのに使用され、そして、WLBDFはマルチプレクサ512を選択するのに使用される。ノードn3の出力とノードn4の反転出力を有する、マルチプレクサ520の差動出力がある。WLACEが’1’の場合には、トランジスタm7がオンとなるので、ノードn3は、ノードn1の値と等しく設定される。WLBDFが’1’の場合には、トランジスタm8がオンとなるので、ノードn3は、ノードn2の値と等しく設定される。メモリセル525は、バックツーバックインバータInv1とInv2を有する。
【0023】
図6は、本発明の他の実施例のn*m書き込みポート(即ち、書き込みビット線)についての一般化されたメモリセル回路の概略を示す図であり、”n”と”m”は正の数である。n>1及びm>2が好ましい。図6に示されたように、メモリセル回路610は、nインスタンスのm対1NMOS通過ゲートマルチプレクサ612、614から616と、これに続く、単一のn対1マルチプレクサ618と、これに続く、バックツーバックインバータペア、即ち、データを格納する、メモリセル688を有する。ビット線(即ち、書き込みポート)は、BL11からBLnmにラベル付けされている。ビット線は、mビット線を有するnグループ、例えば、各グループについて、BL11、BL12、...BL1m、として示されている。ワード線は、WL11からWL1m及びWL21からWL2nにラベル付けされており、ここで、ワード線WL11からWL1mは、マルチプレクサ612、614から616の選択器線であり、ここで、ワード線WL21からWL2nは、マルチプレクサ618の選択器線である。
【0024】
第1段のマルチプレクサ612、614から616への選択器線は、ワード線がアサートされたときに設定され、マルチプレクサ当り1ビット線が選択される。例えば、ワード線WL11が選択されたときには、トランジスタ620、630から640がオンされそして、ビット線BL11、BL21からBLn1が選択され、それぞれ、マルチプレクサ出力626、636から646へ出力される。ワード線WL12が選択されたときには、トランジスタ622、632から642がオンされそして、ビット線BL12、BL22からBLn2が選択され、それぞれ、マルチプレクサ出力626、636から646へ出力される。そして、ワード線WL1mが選択されたときには、トランジスタ624、634から644がオンされそして、ビット線BL1m、BL2mからBLnmが選択され、それぞれ、マルチプレクサ出力626、636から646へ出力される。
【0025】
第2段のマルチプレクサ618への選択器線は、第1段のマルチプレクサ612、614から616からのどの出力が、ノード680即ち、バックツーバックインバータ684と686のメモリセルの1つの入力へ送られるかを選択する。
ワード線WL21がアサートされるときには、マルチプレクサ612が選択されそして、その出力626がノード680へ送られる。ワード線WL22がアサートされるときには、マルチプレクサ614が選択されそして、その出力636がノード680へ送られる。そして、ワード線WL2nがアサートされるときには、マルチプレクサ616が選択されそして、その出力646がノード680へ送られる。図3の動作と同様に、例えば、WL21がアサートされそして、出力626が'1'のときには、トランジスタ654と656はオンされそして、(トランジスタ652もオンされるので)ノード680が'1’へ引かれるのと同時に、ノード682はグランドへ引かれる。
【0026】
図6の回路610の代わりの実施例では、トランジスタ654、656、662、664からトランジスタ672及び674は存在しない。トランジスタ654と656は、トランジスタ652がノード680を’1’へ引いているときに、ノード682を’0’へ引くのに使用される。トランジスタ662と664は、トランジスタ660がノード680を’1’へ引いているときに、ノード682を’0’へ引くのに使用される。トランジスタ672と674は、トランジスタ670がノード680を’1’へ引いているときに、ノード682を’0’へ引くのに使用される。トランジスタ654、656、662、664、672及び674なしでは、マルチプレクサ618は、例えば、マルチプレクサ612の第1段のマルチプレクサの構造と同様に見える。
【0027】
図5は、n=2且つm=3を有する図6の特別な場合である。ビット線は、BL11=BLA、BL12=BLC、BL13=BLE、BL21=BLB、BL22=BLD、及びBL23=BLFにマップされている。ワード線は、WL11=WLAB、WL12=WLCD、WL13=WLEF、WL21=WLACE、及びWL22=WLBDFにマップされている。このように、図5は、図6のサブセットである。
【0028】
図7は、本発明の他の実施例の図6の回路610に、ワード線信号を供給する一般化された回路の概略を示す図である。アドレス701、702、703、704、705、706、707、708、及び709は、図6のそれぞれの、1つ又はそれ以上のビット線BL11、BL21、BLn1、BL12、BL22、BLn2、BL1m、BL2m、及びBLnmを選択するために、例えば、プロセッサにより送られる。各アドレスラベルは、それをデコーダに接続する1つ又はそれ以上のアドレス信号線を有する。ビット線アドレス701、702から703は、それぞれ、デコーダ712、714から716に接続され、これはアドレス信号をデコードして、それぞれ、書き込みイネーブル信号
【0029】
【外1】
Figure 0004560276
から
【0030】
【外2】
Figure 0004560276
を与える。これらの書き込みイネーブル信号は、そして、ORゲート740を使用して結合され、ワード線信号WL11を与え、これは、図6のマルチプレクサ612、614から616についての選択信号として使用される。ビット線アドレス704、705から706は、それぞれ、デコーダ720、722から724に接続され、これは、アドレス信号をデコードして、それぞれ、書き込みイネーブル信号
【0031】
【外3】
Figure 0004560276
から
【0032】
【外4】
Figure 0004560276
を与える。これらの書き込みイネーブル信号は、そして、ORゲート742を使用して結合され、ワード線信号WL12を与え、これは、図6のマルチプレクサ612、614から616についての他の選択信号として使用される。ビット線アドレス707、708から709は、それぞれ、デコーダ730、732から734に接続され、これは、アドレス信号をデコードして、それぞれ、書き込みイネーブル信号
【0033】
【外5】
Figure 0004560276
から
【0034】
【外6】
Figure 0004560276
を与える。これらの書き込みイネーブル信号は、そして、ORゲート744を使用して結合され、ワード線信号WL1mを与え、これは、図6のマルチプレクサ612、614から616についての更に他の選択信号として使用される。
【0035】
図6の第1段のマルチプレクサについて使用されるワード線選択信号、即ち、マルチプレクサ612、614から616は、以下のブール等式により表現されることも可能である。
【0036】
【数1】
Figure 0004560276
ここで、’+’は論理OR演算子を示し、そして、
【0037】
【外7】
Figure 0004560276
はビット線BLijに対する書き込みイネーブル(デコードされたアドレス)である。書き込みイネーブル信号
【0038】
【外8】
Figure 0004560276
は、ビット線BLijについてのアドレスが、ビット線が選択されたことを示すときには、値’1’を有する。通常は、このメモリセルに対しては、このメモリセルに書き込まれるデータを供給するために1つのビット線のみが選択されるが、1つ又はそれ以上他のメモリセルも同時にそれらに書き込まれるデータを有しても良い。これは、このメモリセルが書き込まれているのと同時に、同じビット線を有する他のメモリセルが、他のビット線から書き込まれることを可能とする。このように、2つのメモリセルは順次に書き込むのと比較して、性能が向上される。
【0039】
上述の書き込みイネーブル信号は、共に、異なって結合され、図6の第2段マルチプレクサ618についての選択線として使用されるワード線を発生する。書き込みイネーブル信号
【0040】
【外9】
Figure 0004560276
から
【0041】
【外10】
Figure 0004560276
は、ORゲート750へ入力され、ワード線WL21を発生する。書き込みイネーブル信号
【0042】
【外11】
Figure 0004560276
から
【0043】
【外12】
Figure 0004560276
は、ORゲート752へ入力され、ワード線WL22を発生する。書き込みイネーブル信号
【0044】
【外13】
Figure 0004560276
から
【0045】
【外14】
Figure 0004560276
は、ORゲート754へ入力され、ワード線WL2mを発生する。
【0046】
図6の第2段マルチプレクサ618について使用されるワード線選択信号は、以下のブール等式で表現することも可能である。
【0047】
【数2】
Figure 0004560276
【0048】
図8は、n=2且つm=3の図6に対応するように再ラベル付けされたワード線を有する図4を示す図である。反転イネーブル信号についてのラベル(書き込みイネーブルバーについての
【0049】
【外15】
Figure 0004560276
)が、即ち、それぞれ、アドレス線ペア(A0,A1)、(B0,B1)、(C0,C1)、(D0,D1)、(E0,E1)、及び(F0,F1)についての、
【0050】
【外16】
Figure 0004560276
及び
【0051】
【外17】
Figure 0004560276
が追加された。アドレスがビット線を選択するときには、書き込みイネーブルバー信号は、’0’である。アドレス線ペアは、ビット線BLAからBLFに対応する。A0とA1が共に’1’で且つpc=1のときには、
【0052】
【外18】
Figure 0004560276
である。B0とB1が共に’1’で且つpc=1のときには、
【0053】
【外19】
Figure 0004560276
である。(C0,C1)、(D0,D1)、(E0,E1)、及び(F0,F1)についても同様である。
【0054】
NOT(NOT(X) AND NOT(Y))=X OR Yのブール論理等価から、図8の回路810は、n=2且つm=3を有する図7の回路710のサブセットであるように修正されることが可能である。図8の各プリチャージ回路、例えば、トランジスタ212、214、216、218を有するプリチャージ回路は、書き込みイネーブルバー出力、即ち、
【0055】
【外20】
Figure 0004560276
を有し、且つ、そして、例えば、420及び424のような、適切なNANDゲートへ入力される、反転された出力を有する。各プリチャージ回路の出力へ(図示していない)インバータを追加し、そして、上述のブール論理等価を適用することにより、NANDゲート、即ち、420、422、424、426及び428を、ORゲートにより置換されてもよい。このように、図7の各デコーダは、例えば、書き込みイネーブルバー出力、即ち、インバータに接続された
【0056】
【外21】
Figure 0004560276
を有する、トランジスタ212、214、216、218を有するプリチャージ回路のような、例えば、
【0057】
【外22】
Figure 0004560276
を発生するための、プリチャージ回路と、例えば、420のような、ORゲートにより置きかえられた、NANDゲートにより、本発明の一実施例で実行されることが可能である。他の実施例では、デコーダは、完全に又は部分的にビット線アドレスをデコードしてもよくそして、最終でコード段階である必要はない。更に、他の実施例では、ORゲートは、図6のマルチプレクサについての選択信号を発生するために、論理的に等価なゲートにより置きかえられても良い。
【0058】
表1は、図1と比較して、本発明の実施例が、どのように、種々の数のビット線に対して、書き込みワード線とトランジスタの数を減少させたか示す。従来技術で必要なワード線の数は、ビット線の数と等しい。図1から、従来技術は、ビット線当り、3つのトランジスタを有する。
【0059】
【表1】
Figure 0004560276
上述の表1から分かるように、本発明の実施例のワード線の数は、(n+m)であり、一方、従来技術では、ワード線の数は、(n*m)である。一般的な傾向は、ビット線の数が増加するにつれて、節約されたワード線の数と節約されたトランジスタの数が増加する。どの場合にも、書き込みポートの数が増加するときに、節約される。
【0060】
従来技術と比較した本発明の幾つかの優位点は、少ないトランジスタとメモリセルを通るより少ないワード線と、より小さいビット線キャパシタンス(例えば、図1のビット線あたり1つのNMOSドレインと1つのNMOSゲートと比較した、図3のビット線あたり1つのNMOSドレイン)と、及びより少ない駆動すべきワード線、を含む。このように、本発明の実施例のメモリセル回路は、より小さな面積と、より低い電力消費を有する。
【0061】
明細書と図面は、説明の目的のために提供されている。それへの追加、削減及び他の修正及び変更は、請求の範囲に記載の、本発明のより広い意図及び範囲から離れることなくなされうることは明らかである。
【0062】
付記
(付記1) 第1の複数のビット線と、各ビット線に関連する複数のワード線を有するメモリセル回路にデータを格納する方法であって、
前記複数のワード線のうちの1つの第1のワード線のみを使用し、前記第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択し、
前記複数のワード線のうちの1つの第2のワード線のみを使用し、前記第2の複数のビット線の1つのビット線を選択し、
前記ビット線上のビット値を前記メモリセル回路に格納する、メモリセル回路にデータを格納する方法。
【0063】
(付記2) 第2の複数のビット線は、前記第1の複数のビット線より少ない、付記1に記載のメモリセル回路にデータを格納する方法。
【0064】
(付記3) 前記メモリセル回路は、更にバックツーバックインバータを有する、付記1に記載のメモリセル回路にデータを格納する方法。
【0065】
(付記4) 前記第2の複数のビット線は、異なるマルチプレクサからのビット線を有する、付記1に記載のメモリセル回路にデータを格納する方法。
【0066】
(付記5) 第1の複数のビット線の各ビット線に関連する複数のワード線を有し、
前記第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択するための、前記複数のワード線のうちの第1のワード線を有し、前記第1のワード線のみが前記第2の複数のビット線を選択するために使用され、
前記第2の複数のビット線のうちの1つのビット線を選択するための、前記複数のワード線のうちの第2のワード線を有し、前記第2のワード線のみが前記1つのビット線を選択するために使用され、
前記1つのビット線上のビット値を格納するメモリセルとを有する、
減少された面積のメモリセル回路。
【0067】
(付記6) データを格納するメモリセルと、
第1のワード線と第2のワード線と、
複数のビット線と、
前記複数のビット線の第1のビット線を第1のノードに接続する、前記第1のワード線により制御される第1のスイッチと、
前記第1のノードを前記メモリセルに接続する、前記第2のワード線により制御される第2のスイッチとを有するメモリセル回路。
【0068】
(付記7) 前記メモリセルは、バックツーバックインバータを有する、付記6に記載のメモリセル回路。
【0069】
(付記8) 前記第1のスイッチは、CMOSトランジスタを有する、付記6に記載のメモリセル回路。
【0070】
(付記9) 前記第2のスイッチは、他のCMOSトランジスタを有する、付記8に記載のメモリセル回路。
【0071】
(付記10) 前記第1のワード線は、
前記ビット線のアドレスの最終デコードをするプリチャージ回路と、
前記第1のワード線上の第1の信号を発生する第1のNANDゲートと、を有する最終デコード回路により発生される、付記6に記載のメモリセル回路。
【0072】
(付記11) 前記最終デコード回路は、前記第2のワード線上に第2の信号を発生する第2のNANDゲートを更に有する、付記10に記載のメモリセル回路。
【0073】
(付記12) 第1のワード線が第1のビット線を選択するときに、複数のビット線の前記第1のビット線を選択する、第1のマルチプレクサと、
前記第1のワード線が第2のビット線を選択するときに、前記複数のビット線の前記第2のビット線を選択する、第2のマルチプレクサと、
第2のワード線に基づいて、前記第1のマルチプレクサの出力と、前記第2のマルチプレクサの出力との間を選択する第3のマルチプレクサを有し、前記第3のマルチプレクサの出力は、データを前記メモリセルに書き込む、データをメモリセルに書き込むシステム。
【0074】
(付記13) 前記メモリセルは、第2のインバータに接続された第1のインバータを有する、付記12に記載のデータをメモリセルに書き込むシステム。
【0075】
(付記14) 前記第1のマルチプレクサの前記出力は、前記第1のビット線上の信号である、付記12に記載のデータをメモリセルに書き込むシステム。
【0076】
(付記15) 前記第2のマルチプレクサの前記出力は、前記第2のビット線上の信号である、付記14に記載のデータをメモリセルに書き込むシステム。
【0077】
(付記16) 前記第2のマルチプレクサの前記出力が前記第2のワード線により選択されたときに、前記第3のマルチプレクサの前記出力は、前記第2のビット線上の前記信号である、付記15に記載のデータをメモリセルに書き込むシステム。
【0078】
(付記17) ビット線アドレスを有するビット線からデータを受信する、第1のマルチプレクサと、前記第1のマルチプレクサからデータを受信しそして前記データをメモリセルへ書き込む、第2のマルチプレクサへ、複数の選択器信号を供給するシステムであって、
第1の複数のビット線アドレスを受信しそして、第1の複数の書き込みイネーブル信号を発生する、第1の複数のデコーダと、
前記第1の複数の書き込みイネーブル信号を、前記複数の選択器信号のうちの、前記第1のマルチプレクサを制御する第1の選択器信号へ結合する、少なくとも1つの論理ゲートと、
第2の複数のビット線アドレスを受信しそして、第2の複数の書き込みイネーブル信号を発生する、第2の複数のデコーダと、
前記第1の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号と前記第2の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号を、前記複数の選択器信号のうちの、前記第2のマルチプレクサを制御する第2の選択器信号へ結合する、少なくとも1つの論理ゲートとを有する、信号を供給するシステム。
【0079】
(付記18) 前記論理ゲートは、ORゲートを含む、付記17に記載の信号を供給するシステム。
【0080】
(付記19) 前記論理ゲートは、NANDゲートを含む、付記17に記載の信号を供給するシステム。
【0081】
(付記20) 前記デコーダはプリチャージ信号を含む、付記17に記載の信号を供給するシステム。
【0082】
(付記21) 第1の複数のビット線を有するメモリ回路であって、
前記第1の複数のビット線から第2の複数のビット線を選択する手段と、
前記第2の複数のビット線の1つのビット線を選択する手段と、
前記ビット線上のビット値を格納する手段とを有する、メモリセル回路。
【0083】
【発明の効果】
本発明によって、従来のマルチポートメモリセルよりも少ない数の書き込み線を有し、これゆえに、より小さな面積を占める、改善されたマルチポートメモリセル回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のマルチ書き込みポートメモリセルの例の概略を示す図である。
【図2】図1に適用可能な、従来技術の従来の最終デコード回路を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のマルチ書き込みポートメモリセルの概略を示す図である。
【図4】図3のメモリセル回路に対応する最終デコード回路の概略を示す図である。
【図5】本発明の一面の従属接続されたマルチプレクサの例を示す図3の再配置された概略を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例のn*m書き込みポート(即ち、書き込みビット線)についての一般化されたメモリセル回路の概略を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の図6の回路に、ワード線信号を供給する一般化された回路の概略を示す図である。
【図8】n=2且つm=3の図6に対応するように再ラベル付けされたワード線を有する図4を示す図である。
【符号の説明】
BLA、BLB、BLC、BLD、BLE、BLF ビット線
WLA、WLB、WLC、WLD、WLE、WLF ワード線
112 トランジスタ
152、154 ノード
156、158 インバータ
m1からm12 トランジスタ
Inv1,Inv2 インバータ
420、422、424、426、428 NANDゲート
510、512、520 マルチプレクサ
525 メモリセル
612、614、616、618 マルチプレクサ
688 メモリセル
740、742、744 ORゲート
750、752、754 ORゲート
710、810 回路
712から734 デコーダ
750から744 ORゲート

Claims (9)

  1. 第1の複数のビット線と、各ビット線に関連する複数のワード線を有するメモリセル回路にデータを格納する方法であって、
    前記複数のワード線のうちの1つの第1のワード線のみを使用し、前記第1の複数のビット線のうちの第2の複数のビット線を選択し、
    前記複数のワード線のうちの1つの第2のワード線のみを使用し、前記第2の複数のビット線のうちの1つのビット線を選択し、
    前記選択された1つのビット線上のビット値を前記メモリセル回路に格納し、
    前記第2の複数のビット線は、前記第1の複数のビット線より数が少な
    前記複数のワード線は、前記第1の複数のビット線より数が少ない
    メモリセル回路にデータを格納する方法。
  2. 前記メモリセル回路は、更にバックツーバックインバータを有する、
    請求項1に記載のメモリセル回路にデータを格納する方法。
  3. 前記第2の複数のビット線は、複数のマルチプレクサからのビット線を有する、
    請求項1に記載のメモリセル回路にデータを格納する方法。
  4. 第1の複数のビット線の各ビット線に関連する複数のワード線を有し、
    前記第1の複数のビット線のうちの第2の複数のビット線を選択するための、前記複数のワード線のうちの第1のワード線を有し、前記第1のワード線のみが前記第2の複数のビット線を選択するために使用され、
    前記第2の複数のビット線のうちの1つのビット線を選択するための、前記複数のワード線のうちの第2のワード線を有し、前記第2のワード線のみが前記1つのビット線を選択するために使用され、
    前記1つのビット線上のビット値を格納するメモリセルとを有し、
    前記第2の複数のビット線は、前記第1の複数のビット線より数が少なく、
    前記複数のワード線は、前記第1の複数のビット線より数が少ない
    減少された面積のメモリセル回路。
  5. データを格納するメモリセルと、
    第1の複数のビット線と、
    前記第1の複数のビット線より数が少ない第2のビット線と、
    前記第1の複数のビット線より少ない数の複数のワード線と、
    前記第1の複数のビット線のうちののビット線を第2のスイッチの入力それぞれ接続する、前記複数のワード線のうちの第1のワード線によりそれぞれ制御される複数の第1のスイッチと、
    複数の前記入力のうちの1つを選択し前記メモリセルに接続する、前記複数のワード線のうちの第2のワード線により制御される第2のスイッチと
    を有するメモリセル回路。
  6. 前記メモリセルは、バックツーバックインバータを有する、
    請求項に記載のメモリセル回路。
  7. 複数のワード線のうちの第1のワード線により選択された第1の複数のビット線のうちの第のビット線を選択する第1のマルチプレクサと、
    前記第1のワード線により選択された複数のビット線のうちの別の第2のビット線を選択する第2のマルチプレクサと、
    前記複数のワード線のうちの第2のワード線に基づいて、前記第1のマルチプレクサ又は前記第2のマルチプレクサを選択する第3のマルチプレクサを有し、
    前記第3のマルチプレクサの出力は、データを前記メモリセルに書き込み、
    複数の前記第2のビット線は、前記第1の複数のビット線より数が少なく、
    前記複数のワード線の数は前記複数のビット線より少ない、
    データをメモリセルに書き込むシステム。
  8. ビット線アドレスを有する第1の複数のビット線のうちの第2のビット線を選択してデータを受信する第1のマルチプレクサと、複数の前記第1のマルチプレクサからデータを受信し前記データをメモリセルへ書き込む第2のマルチプレクサへ複数の選択器信号を供給するシステムであって、
    第1の複数のビット線アドレスを受信し第1の複数の書き込みイネーブル信号を発生する第1の複数のデコーダと、
    前記第1の複数の書き込みイネーブル信号を、前記複数の選択器信号のうちの、前記第1のマルチプレクサを制御する第1の選択器信号へ結合する少なくとも1つの論理ゲートと、
    第2の複数のビット線アドレスを受信し第2の複数の書き込みイネーブル信号を発生する第2の複数のデコーダと、
    前記第1の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号と前記第2の複数の書き込みイネーブル信号の1つの書き込みイネーブル信号を、前記複数の選択器信号のうちの、前記第2のマルチプレクサを制御する第2の選択器信号へ結合する少なくとも1つの論理ゲートとを有し、
    複数の前記第2のビット線は、前記第1の複数のビット線より数が少なく、
    前記複数の選択信号の数は前記複数のビット線より少ない、
    信号を供給するシステム。
  9. 第1の複数のビット線を有するメモリ回路であって、
    前記第1の複数のビット線のうちの該第1の複数のビット線より数が少ない第2の複数のビット線を選択する手段と、
    前記第2の複数のビット線のうちの1つのビット線を選択する手段と、
    前記選択された1つのビット線上のビット値を格納する手段と、
    前記第1の複数のビット線より少ない数のワード線と
    を有するメモリセル回路。
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