JP4560061B2 - シートの製造方法とシートの製造装置 - Google Patents

シートの製造方法とシートの製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4560061B2
JP4560061B2 JP2007051841A JP2007051841A JP4560061B2 JP 4560061 B2 JP4560061 B2 JP 4560061B2 JP 2007051841 A JP2007051841 A JP 2007051841A JP 2007051841 A JP2007051841 A JP 2007051841A JP 4560061 B2 JP4560061 B2 JP 4560061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
steam
pad
skin material
hot melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007051841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008212290A (ja
Inventor
賢一 船山
和好 高橋
弘樹 薬丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2007051841A priority Critical patent/JP4560061B2/ja
Publication of JP2008212290A publication Critical patent/JP2008212290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560061B2 publication Critical patent/JP4560061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、特に起毛タイプの表皮材を有するシートの製造に好適なシートの製造方法とシートの製造装置に関する。
表皮一体形のシートの製造において、パッドと表皮材とを接着させるために、ホットメルト接着剤が使われている。ホットメルト接着剤には、塗布タイプ(反応性ホットメルトタイプ)と、ホットメルトウェブ(hot-melt web)とが知られている。ホットメルトウェブは、例えばナイロン系あるいはポリエステル系などの熱可塑性樹脂からなる多数の繊維状のホットメルト接着剤からなり、網状をなしているため通気性がある。このホットメルトウェブを表皮材にラミネートしておくこともある。
下記特許文献1に、ホットメルト接着剤を用いたシートの製造方法の一例が開示されている。例えば表皮材とパッドとの間に前記ホットメルト接着剤を設け、第1の型と第2の型との間で加圧するとともに、熱風あるいは蒸気によってホットメルト接着剤を溶融させる。そののち冷却してホットメルト接着剤を硬化させることにより、パッドと表皮部材とが互いに接着する。
特開平5−42601号公報
前記従来方法では、表皮材とパッドを加圧した状態で、蒸気を吹き込むことによってホットメルト接着剤を溶融させ、加圧状態で冷却してホットメルト接着剤を硬化させる。この従来方法を起毛タイプの表皮材に適用すると、毛倒れが生じてしまい、表皮材の表面が白化する(白っぽく光る)という問題が生じる。特に毛の長い表皮材では、この白化現象が顕著に現われる。表面が白化するとシートの外観品質が低下するため、前記従来方法を起毛タイプの表皮材に適用することができなかった。
毛倒れを防ぐために、蒸気を使用せずにヒータによってホットメルト接着剤を加熱するヒータ加熱方式も知られている。しかしヒータ加熱方式は、蒸気を用いる接着方式と比較して接着時間が長く、しかも設備が大掛かりとなるなど、コスト面等で不利となる。
従って本発明の目的は、毛倒れが改善され外観品質が向上するシートの製造方法と製造装置を提供することにある。
本発明に係るシートの製造方法は、表皮材の裏面またはパッドにホットメルト接着剤を配置する工程と、第1の型と第2の型との間に前記パッドと前記表皮材と前記ホットメルト接着剤を挟んで加圧するとともに、加熱された蒸気を前記第1の型の通気孔から前記表皮材に向けて第1の流量で噴出することにより、該蒸気を前記ホットメルト接着剤に当てて溶融させる第1の蒸気加熱工程と、前記第1の蒸気加熱工程後に前記パッドを前記第1の型と第2の型によって加圧した状態のもとで前記ホットメルト接着剤を硬化させる冷却工程と、前記冷却工程後に前記パッドの前記加圧を解除し、加圧を解除した状態のもとで前記通気孔から前記表皮材に向けて再び蒸気を前記第1の流量よりも少ない第2の流量で噴出することにより前記表皮材に蒸気を当てる第2の蒸気加熱工程とを具備している。
本発明では、前記第1の蒸気加熱工程で使用される蒸気の流量と比較して、前記第2の蒸気加熱工程で使用される蒸気の流量の方が少ない。前記第2の蒸気加熱工程における加熱時間は、例えば2〜10秒である。また前記第2の蒸気加熱工程において、前記第2の型を前記パッドから離した状態で前記通気孔から前記蒸気を噴出させるとよい。
本発明に係るシートの製造装置は、表皮材を支持する支持面を有しかつこの支持面に多数の通気孔を有する第1の型と、前記支持面と対向して配置されパッドを支持する第2の型と、前記第1の型と前記第2の型とを互いに近付ける方向と離す方向とに相対的に移動させる駆動機構と、前記第1の型の内部に加熱された蒸気を供給することにより該蒸気を前記通気孔から前記支持面上に噴出させる蒸気供給機構と、前記駆動機構と前記蒸気供給機構を制御する制御手段とを有している。この制御手段は、前記駆動機構を作動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記表皮材と前記パッドとホットメルト接着剤を挟んで加圧し、かつ、前記蒸気供給機構を作動させて前記通気孔から前記表皮材に向けて蒸気を第1の流量で噴出させることにより前記ホットメルト接着剤を溶融させ、前記ホットメルト接着剤が溶融したのち前記パッドを前記第1の型と第2の型によって加圧した状態のもとで冷却することにより前記ホットメルト接着剤を硬化させ、前記ホットメルト接着剤が硬化したのち前記駆動機構を作動させて前記パッドの加圧を解除し、加圧を解除した状態のもとで前記蒸気供給機構を作動させることにより前記表皮材に再び蒸気を前記第1の流量よりも少ない第2の流量で当てるシーケンス制御プログラムを備えている。
本発明によれば、蒸気によってホットメルト接着剤を溶融させる表皮一体形のシートにおいて、表皮材の毛倒れを改善することができ、外観品質の良いシートを得ることができる。
以下に本発明の一実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
図2は自動車用の表皮一体形シート10の一例を示している。このシート10は、パッド11と、表皮材12とを備えている。パッド11と表皮材12は、接着層13aによって互いに接着されている。接着層13aは、図4に示すホットメルト接着剤13を溶融させたのち硬化させることによって形成される。
パッド11は、例えばウレタンフォーム等の連続気泡を含む合成樹脂発泡体からなり、予め所定の形状に成形されている。パッド11は通気性があり、着座者の荷重を支持する主部11aと、主部11aの両側に盛り上がった形状に成形されたサイドサポート部11b,11cなどを備えている。
表皮材12は、通気性を有する立毛調の表皮(起毛表皮)20と、表皮20の裏面に設けられたスラブウレタン21とからなり、所定の立体形状に縫製されている。表皮20の端末部20a,20bは、パッド11の裏面側において、張力を与えた状態で、取付具によってシートフレーム(図示せず)等に係止される。
図1は、前記シート10を製造するための製造装置30の一例を模式的に示している。この製造装置30は、パッド11と表皮材12とを接着層13aによって固定する際に使用される。製造装置30は、第1の型(下型)31と、第2の型(上型)32と、駆動機構33と、表皮クランプ機構34と、蒸気供給機構35と、排気機構36と、制御手段として機能する制御部37などを含んでいる。
第1の型31の上面に、表皮材12を載置する支持面40が形成されている。この支持面40は、シート10の外形と対応した形状に形成されている。支持面40は図3に一部を示すように、多数(数百から数千)の通気孔41を有している。通気孔41の径dは、1.0mm〜2.0mmである。通気孔41間のピッチPの一例は15mmである。
第2の型32は、第1の型31の上方に第1の型31の支持面40と対向して配置されている。第2の型32の下面にパッド11を支持する加圧面50が形成されている。加圧面50はパッド11の裏面11dと対応した形状に形成されている。加圧面50は、図5に示すようにパッド11の裏面11dに嵌合することが可能であり、しかも図7に示すようにパッド11の裏面11dから離れることもできる。
駆動機構33は、第1の型31と第2の型32を、互いに近付ける方向と離す方向に相対的に移動させることができるように構成されている。すなわちこの駆動機構33は、図示しないモータあるいはシリンダ機構を駆動源として、第1の型31と第2の型32の少なくとも一方(例えば第2の型32)を、図1中の矢印A方向に移動させる。
表皮クランプ機構34は、駆動装置60によって、図1に矢印Bで示す方向に移動させることができるように構成されている。この表皮クランプ機構34は、第1の型31に載置された表皮材12の周囲を、第1の型31の周縁部との間で押さえるものである。
蒸気供給機構35は、蒸気供給源70と、開閉弁71と、供給管72などを有し、加熱された蒸気の一例である高温の水蒸気を、蒸気供給源70から第1の型31の内部空間31aに向けて供給するようになっている。内部空間31aに供給された蒸気は、通気孔41から支持面40上に噴出する。蒸気供給源70から供給される蒸気は大気圧以上に加圧されているため、通気孔41から吹き出す前の蒸気の温度は100℃以上になることがある。
排気機構36は、ブロア80と排気管81などを有し、ブロア80を作動させることによって、第1の型31の内部空間31aを排気することができるようになっている。第1の型31の内部空間31aが排気されると、通気孔41を通じて支持面40上の空気が吸引される。
制御手段として機能する制御部37は、以下に説明するシートの製造方法において、前記駆動機構33と蒸気供給機構35と排気機構36などを、所定の順序で実行するためのシーケンス制御プログラムを備えている。このシーケンス制御プログラムは、図示しない記録媒体あるいはパーソナルコンピュータのメモリに記録され、例えば起毛タイプの表皮材の製造の際に利用されるようになっている。
以下にシート10の製造方法について説明する。
図4に示すように、第1の型31の上に表皮材12を載置する。表皮材12の一例は、表皮20とスラブウレタン21とからなり、予め所定の形状に裁断されかつ立体形状に縫製されている。表皮材12の裏面(図4において上面)に、ウェブ状のホットメルト接着剤13(ホットメルトウェブ)がラミネートされている。なお、ホットメルト接着剤13をパッド11に取付けておいてもよい。ホットメルトウェブは、例えばナイロン系あるいはポリエステル系などの熱可塑性樹脂からなる多数の繊維状のホットメルト接着剤からなり、網状をなしているため通気性がある。
表皮材12は、裏返しにされた状態で、第1の型31の支持面40に載置されるため、表皮材12の上にホットメルト接着剤13が重なった状態となる。この状態で表皮材12の周囲が表皮クランプ機構34によって固定される。以上述べた工程が、図8に示す表皮材のセット工程S1である。なお、ホットメルト接着剤13を表皮材12にラミネートしておく代わりに、ホットメルト接着剤13とは別体の表皮材12を支持面40に載置したのち、ホットメルト接着剤13を表皮材12の上に重ねてもよい。また、予めパッド11を表皮材12で包んでおいてもよい。
図5に示すように、表皮材12とホットメルト接着剤13の上方に、パッド11を配置する。パッド11は、予めウレタンの成形工程において所定形状に形成されている。そしてパッド11を第2の型32の加圧面50によって支持する。以上述べた工程が、図8に示すパッド載置工程S2である。
図5に示すように、第1の型31と第2の型32とによって、パッド11と表皮材12とをホットメルト接着剤13を間に挟んで加圧する。この状態で、蒸気供給機構35を作動させることにより、加熱された蒸気を第1の型31の内部空間31aに供給する。内部空間31aに供給された蒸気は、通気孔41から支持面40上の表皮材12に向けて噴出する。この蒸気がホットメルト接着剤13に触れることにより、ホットメルト接着剤13が溶融する。以上の工程が、図8に示す第1の蒸気加熱工程S3である。第1の蒸気加熱工程S3における蒸気圧力の一例は0.25MPa、パッド11の加圧量6mm、加熱時間20secである。
第1の蒸気加熱工程S3後に、図6に示すように、排気機構36を作動させることにより、第1の型31と第2の型32との間の空気、すなわちパッド11と表皮材12の内部の空気を、通気孔41から第1の型31の内部空間31aに向けて吸引する。これによりホットメルト接着剤13が冷却されて硬化し、接着層13aが形成される。以上の工程が、図8に示す冷却工程S4である。冷却工程S4において、第1の型31の内部空間31aは負圧、パッド11の加圧量8mm、冷却時間20secである。なお、通気孔41から空気を吸引することなくホットメルト接着剤13を冷却するようにしてもよい。
冷却工程S4が行なわれた後、直ちに図7に示すようにパッド11の加圧を解除する。そして加圧を解除した状態のもとで、直ちに蒸気供給機構35を作動させることにより、通気孔41から表皮材12に向けて蒸気を再度噴出させ、表皮材12に蒸気を当てる。この工程が、図8に示す第2の蒸気加熱工程S5である。第2の蒸気加熱工程S5では、第2の型32をパッド11から離し、表皮材12を支持面40から浮かし気味にした状態で、通気孔41から蒸気を噴出させるとよい。
第2の蒸気加熱工程S5で使用される蒸気の量は、第1の蒸気加熱工程で使用される蒸気の流量よりも少ない。また第2の蒸気加熱工程S5における加熱時間は2〜10秒(望ましくは5秒)である。第2の蒸気加熱工程S5において、パッド11の加圧量は0mm、加熱時間の一例は5secである。第2の蒸気加熱工程S5が終了したのち、パッド11と表皮材12とが一体となったシート10を、脱型工程S6において第1の型31から取外す。
起毛タイプの表皮材12に毛倒れが起こると、表皮材12の表面が白くなることが知られている。この現象を利用し、表皮材12の表面状態を評価するために、表皮材12をカラー撮像し、画像処理によって表皮材12の表面色を色差ΔEで表して数値化した。毛倒れが生じた表皮材では、色差ΔEが大きいほど毛倒れがたくさん起きていることになる。
本発明者は、前記工程S1〜S6を実施することによって製造されたシート(実施例)と、第2の蒸気加熱工程S5を実施せずに製造されたシート(比較例)について、それぞれ前記色差Δを求め、両者の毛倒れの程度を比較した。その結果、比較例のシートの色差ΔEが10程度であったのに対し、本実施例のシートでは色差ΔEが2以下と減少し、白化の程度が大幅に改善できることが確認された。
以上述べたように、本実施例では、冷却工程S4後に直ちに第2の蒸気加熱工程S5を実施することにより、冷却工程S4において毛倒れが生じた表皮材12の起毛を復元することができ、表皮材12の外観品質を大幅に向上させることができた。このため、ヒータ加熱方式と比較して作業時間が短くてすむ蒸気加熱方式を適用することによって、起毛タイプの表皮材を有する表皮一体形シートを、外観品質を落とすことなく、能率良く製造することが可能となった。
なお本発明を実施するに当たり、パッドや表皮材の形態、第1の型および第2の型、駆動機構、蒸気供給機構、排気機構の形態をはじめとして、ホットメルト接着剤の材質や形状など、発明の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るシートの製造装置を模式的に示す断面図。 図1に示された製造装置によって製造されるシートの断面図。 図1に示された製造装置の第1の型の一部の平面図。 図1に示された製造装置の第1の型に表皮材を載置した状態の断面図。 前記第1の型に載置された表皮材とパッドに蒸気を供給している状態の断面図。 前記第1の型の内部を排気している状態の断面図。 パッドの加圧が解除されかつ第1の型に蒸気が供給されている状態の断面図。 本発明の製造方法の一例を工程順に示すフローチャート。
符号の説明
10…シート
11…パッド
12…表皮材
13…ホットメルト接着剤
30…製造装置
31…第1の型
31a…内部空間
32…第2の型
33…駆動機構
35…蒸気供給機構
36…排気機構
37…制御部(制御手段)
40…支持面
41…通気孔
50…加圧面

Claims (5)

  1. パッドと表皮材をホットメルト接着剤によって固定するシートの製造方法であって、
    前記表皮材の裏面または前記パッドに前記ホットメルト接着剤を配置する工程と、
    第1の型と第2の型との間に前記パッドと前記表皮材と前記ホットメルト接着剤を挟んで加圧するとともに、加熱された蒸気を前記第1の型の通気孔から前記表皮材に向けて第1の流量で噴出することにより、該蒸気を前記ホットメルト接着剤に当てて溶融させる第1の蒸気加熱工程と、
    前記第1の蒸気加熱工程後に前記パッドを前記第1の型と第2の型によって加圧した状態のもとで前記ホットメルト接着剤を硬化させる冷却工程と、
    前記冷却工程後に前記パッドの前記加圧を解除し、加圧を解除した状態のもとで前記通気孔から前記表皮材に向けて再び蒸気を前記第1の流量よりも少ない第2の流量で噴出することにより前記表皮材に蒸気を当てる第2の蒸気加熱工程と、
    を具備した特徴とするシートの製造方法。
  2. 前記第1の蒸気加熱工程において加圧される前記パッドの加圧量と比較して、前記冷却工程における前記パッドの加圧量の方が大きいことを特徴とする請求項1に記載のシートの製造方法。
  3. 前記第2の蒸気加熱工程における加熱時間が2〜10秒であることを特徴とする請求項1または2に記載のシートの製造方法。
  4. 前記第2の蒸気加熱工程において、前記第2の型を前記パッドから離した状態で前記通気孔から前記蒸気を噴出させることを特徴とする請求項1または2に記載のシートの製造方法。
  5. パッドと表皮材をホットメルト接着剤によって固定するシートの製造装置であって、
    表皮材を支持する支持面を有しかつこの支持面に多数の通気孔を有する第1の型と、
    前記支持面と対向して配置され、前記パッドを支持する第2の型と、
    前記第1の型と前記第2の型とを互いに近付ける方向と離す方向とに相対的に移動させる駆動機構と、
    前記第1の型の内部に加熱された蒸気を供給することにより該蒸気を前記通気孔から前記支持面上に噴出させる蒸気供給機構と、
    前記駆動機構と前記蒸気供給機構を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記駆動機構を作動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記表皮材と前記パッドと前記ホットメルト接着剤を挟んで加圧し、かつ、前記蒸気供給機構を作動させて前記通気孔から前記表皮材に向けて蒸気を第1の流量で噴出させることにより前記ホットメルト接着剤を溶融させ、前記ホットメルト接着剤が溶融したのち前記パッドを前記第1の型と第2の型によって加圧した状態のもとで冷却することにより前記ホットメルト接着剤を硬化させ、前記ホットメルト接着剤が硬化したのち前記駆動機構を作動させて前記パッドの加圧を解除し、加圧を解除した状態のもとで前記蒸気供給機構を作動させることにより前記表皮材に再び蒸気を前記第1の流量よりも少ない第2の流量で当てるシーケンス制御プログラムを備えていることを特徴とするシートの製造装置。
JP2007051841A 2007-03-01 2007-03-01 シートの製造方法とシートの製造装置 Active JP4560061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007051841A JP4560061B2 (ja) 2007-03-01 2007-03-01 シートの製造方法とシートの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007051841A JP4560061B2 (ja) 2007-03-01 2007-03-01 シートの製造方法とシートの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008212290A JP2008212290A (ja) 2008-09-18
JP4560061B2 true JP4560061B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=39833084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007051841A Active JP4560061B2 (ja) 2007-03-01 2007-03-01 シートの製造方法とシートの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4560061B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5627939B2 (ja) * 2010-07-01 2014-11-19 株式会社タチエス 接着シートの製造方法
DE102012222000A1 (de) * 2012-11-30 2014-06-05 Hp Pelzer Holding Gmbh Herstellung wenigstens zweilagiger Bauteile
KR102099895B1 (ko) * 2019-09-11 2020-04-27 주식회사 유로월드 천연 수용성 접착제 제조 방법과 이를 이용하는 건축용 내장 마감재 및 그 제조방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04310722A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Toyota Motor Corp 座席およびその製造方法
JPH06278213A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk 接着成形シートの製造方法
JP2000211030A (ja) * 1999-01-27 2000-08-02 Takashimaya Nippatsu Kogyo Co Ltd 車両用シ―トの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04310722A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Toyota Motor Corp 座席およびその製造方法
JPH06278213A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk 接着成形シートの製造方法
JP2000211030A (ja) * 1999-01-27 2000-08-02 Takashimaya Nippatsu Kogyo Co Ltd 車両用シ―トの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008212290A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5108691A (en) Compressing and shaping thermoformable mats using superheated steam
JP5375090B2 (ja) 繊維強化樹脂ビーム成形用プリフォーム、その製造方法、その製造装置、および、繊維強化樹脂ビームの製造方法
JPH047987B2 (ja)
US8012290B2 (en) Method and apparatus for producing a three-dimensionally molded, laminated article with transfer-printed surface decoration
JP2011136471A (ja) 熱板加熱による熱成形装置および熱成形方法
JPH04241915A (ja) 多層成形品の製造方法
JP4560061B2 (ja) シートの製造方法とシートの製造装置
US20070131347A1 (en) Method of forming a fabric covered article
JP2008001001A (ja) 車両用内装材の製造方法
KR101340291B1 (ko) 자동차용 볼륨 시트 커버 및 그 제조 방법
KR101598445B1 (ko) 자동차용 통기 시트 커버 및 그 제조 방법
US3361610A (en) Method of forming shaped laminates
JP3726044B2 (ja) シートの製造方法
JP4132284B2 (ja) 化粧シート貼り板材の製造装置及び製造方法
JP5268685B2 (ja) 積層成形品の製造方法並びにその方法に使用する成形金型
TWI611770B (zh) 皮件塑型複合材成形方法
JP2003290576A (ja) 車両用シートの製造装置及び製造方法
JPS5914348B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
KR20190008587A (ko) 압 착롤러를 이용한 에어 매트리스 다량 제조 방법
JP2017056773A5 (ja)
JP2992180B2 (ja) シート基材に表皮材を接着する方法
JP2994087B2 (ja) 成形シートの加熱接着方法及び圧締接着成形型
JP5646189B2 (ja) 車両用内装部品の製造装置
TWM565130U (zh) Pattern piece
JP2010075273A (ja) シートバックの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4560061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250