JP4557638B2 - ガス充填所管理システム - Google Patents

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Description

本発明はガス充填所管理システムに係り、特に複数のガス充填装置が設置されたガス充填所に到着した車両を任意のガス充填装置へ誘導するよう構成されたガス充填所管理システムに関する。
例えば、天然ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)等を燃料として走行するCNG車両の燃料タンク(被充填タンク)にガスを充填するガス充填所では、複数のガス充填装置が設置されており、複数の車両へのガス充填を同時に行えるように構成されている。
また、ガス充填所では、係員が到着した車両を空いているガス充填装置へ誘導する場合もあるが、主に運転者自身が空いているガス充填装置を見つけて移動するようにしている。
そのため、車両の運転者は、自らの判断で空いているガス充填装置の場所へ移動してガス充填を行うことになる。そして、ガス充填装置から引き出された充填ホースの先端に設けられた充填ノズルを燃料タンクの接続口に結合させてガス充填を開始する。
ガス充填装置では、圧縮機により所定圧以上(例えば25MPa)に昇圧されたガスをガス供給タンクに一旦貯めておき、そしてガス供給タンクに貯められたガスを車両の燃料タンクに供給し、燃料タンク内が目標充填圧(例えば20MPa)に達するまで充填するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ガス充填装置では、車両によって燃料タンクの大きさ(容積)が異なり、燃料タンク内へのガス充填を効率良く行うため、タンク内圧力から燃料タンク内の充填可能流量を求め、その値に応じた充填速度で充填するように制御弁を制御している。
特開平9−79496号公報
しかしながら、ガス充填所に車両が到着したとき、複数のガス充填装置が全て充填中の場合、運転者はどのガス充填装置が最初に充填終了となるのかが分からず、入り口付近で停車してしまうと、後から他の車両が到着しても充填所に入れず、道路上に車両が並んでしまい、道路を塞いでしまうという問題があった。
また、運転者がどのガス充填装置が最初に充填終了となるのかが分からないまま、任意のガス充填装置の場所に並んでいると、他のガス充填装置が先に充填終了になってもそちらへ移動できず、結局後から他の車両の方が先に充填開始してしまうといった不都合が生じる。
そこで、本発明は上記課題を解決したガス充填所管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項の発明は、車両に搭載された被充填タンクに圧縮されたガスを供給するガス充填装置が複数台設置されたガス充填所の管理システムにおいて、
前記ガス充填所に到着した前記車両を前記ガス充填装置へ誘導する誘導手段と、
前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填に要する各残り充填時間を演算する演算手段と、
該演算手段により演算された各ガス充填装置の各残り充填時間のうち、残り充填時間が最も少ないガス充填装置を指定する指定手段と、
該指定手段により指定されたガス充填装置の場所に当該車両を誘導するように前記誘導手段を作動させる制御手段と、
を備えてなり、
前記演算手段は、
前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算することを特徴とする。
請求項の発明は、前記請求項1に記載のガス充填所管理システムにおいて、
前記車両が前記ガス充填所の入り口に到着したことを検出するための入口センサを設け、
前記演算手段は、前記入口センサが前記車両を検出したときに、前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算することを特徴とする。
請求項の発明は、前記請求項1または2に記載のガス充填所管理システムにおいて、
前記ガス充填所の時間帯毎の混み具合を記憶する混雑度記憶手段と、
前記各ガス充填装置の稼動回数を記憶する稼動回数記憶手段と、
を設け、
前記指定手段は、
現在の時間帯が繁忙時間帯であるか否かを前記混雑度記憶手段に記憶された混み具合より判別し、
当該現在の時間帯が繁忙時間帯である場合には、前記演算手段により演算された各ガス充填装置の各残り充填時間のうち、残り充填時間が最も少ないガス充填装置を指定し、
また、当該現在の時間帯が繁忙時間帯でない場合には、前記稼動回数記憶手段に記憶された各ガス充填装置の稼動回数のうち、稼働回数が最も少ないガス充填装置を指定することを特徴とする。
本発明によれば、各ガス充填装置から各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算し、各残り充填時間の値が最も少ないガス充填装置へ車両を誘導することができるので、到着した順番にガス充填を開始することができると共に、ガス充填中の複数の車両のうち最も早く充填終了する車両の後に並ぶように当該車両を停車させて充填までの待ち時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、入口センサが車両を検出したときに、各ガス充填装置から各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算するので、到着した順番にガス充填を開始することができると共に、ガス充填中の複数の車両のうち最も早く充填終了する車両の後に並ぶように当該車両を停車させて充填までの待ち時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、当該現在の時間帯が繁忙時間帯である場合には、演算手段により演算された各ガス充填装置の各残り充填時間のうち、残り充填時間が最も少ないガス充填装置を指定し、また、当該現在の時間帯が繁忙時間帯でない場合には、稼動回数記憶手段に記憶された各ガス充填装置の稼動回数のうち、稼働回数が最も少ないガス充填装置を指定するため、特定のガス充填装置のみに車両が集中しないようにして各ガス充填装置の稼働回数のばらつきを減らして各ガス充填装置の消耗がほぼ均等になるように車両を誘導できる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になるガス充填所管理システムの一実施例を示す構成図である。
図1に示されるように、ガス充填所管理システム10は、ガス充填所12の敷地内に設置された4台のディスペンサ(ガス充填装置)14A〜14Dと、事務所16内に設置された管理コンピュータ18とを備えた構成である。ガス充填所12は、例えば、CNGなどのガスを燃料として走行する車両(自動車)22の燃料タンクにディスペンサ14A〜14Dを用いてガスを充填するガスステーションである。尚、ディスペンサの設置台数及びディスペンサの設置レイアウトは、各充填所の敷地面積や敷地の形状に応じて個別に決められものであり、図1に示す台数及びレイアウトはその一例に過ぎない。
また、ガス充填所12の入口20には、到着する車両22を検出するための入口センサ24が設けられ、ガス充填所12の出口26には、退出する車両22を検出するための出口センサ28が設けられている。さらに、各ディスペンサ14A〜14Dは、車両を誘導するための誘導ランプ30A〜30D(誘導手段)を有する。誘導ランプ30A〜30Dとしては、例えば、回転式のパトロールランプ等が用いられる。尚、本実施例では、運転者を誘導する誘導手段として誘導ランプ30A〜30Dを選択的に点滅する方法について説明するが、これ以外の誘導方法としては、例えば、スピーカから音声案内を発声させることで運転者に報知するようにしても良い。
管理コンピュータ18は、LANケーブル32(破線で示す)を介して各ディスペンサ14A〜14Dの制御装置とデータ通信を行えるように接続されている。
図2に示されるように、ガス充填所12の入口20に到着した車両22の運転者は、ディスペンサ14A〜14Dに設けられた誘導ランプ30A〜30Dのうち点滅している充填ポイントへ車両22を移動させる。
誘導ランプ30A〜30Dによる車両誘導は、管理コンピュータ18からの指示により行うように構成されており、管理コンピュータ18では、後述するように各ディスペンサ14A〜14Dが充填中の場合、最も残り充填量が少ないディスペンサへ車両を誘導するように指示するための誘導処理を行う。そのため、到着した順番にガス充填を開始することができると共に、ガス充填中の複数の車両のうち最も早く充填終了する車両の後に並ぶように当該車両を停車させて充填までの待ち時間を短縮することができる。
図3はガス充填所管理システム10の概略構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、管理コンピュータ18は、各ディスペンサ14A〜14Dに搭載された制御装置36A〜36Dと通信可能に接続されており、且つ入口センサ24及び出口センサ28からの車両検出信号が入力されるように接続されている。また、各充填ポイントに設置された誘導ランプ30A〜30Dは、管理コンピュータ18からの誘導指示に基づいて制御装置36A〜36Dにより点滅または消灯するように制御される。
管理コンピュータ18に接続された記憶装置38には、各ディスペンサ14A〜14Dの稼働時間の積算値、稼働回数、稼動中か待機中、メンテナンス時期などの各種データが登録されたデータベース、及び各ディスペンサ14A〜14Dを管理するための制御プログラム、及び車両を誘導するための車両誘導制御プログラムなどが格納されている。
また、車両誘導制御プログラムは、車両22がガス充填所に到着した時点でディスペンサ14A〜14Dが全て充填中の場合に各車両22への残充填量を推測する制御プログラム(演算手段)と、演算された残充填量の値が最も少ないガス充填装置を指定する制御プログラム(指定手段)と、指定手段により指定されたディスペンサの場所に当該車両22を誘導するように誘導ランプ30A〜30Dを作動させる制御プログラム(制御手段)とを有する。また、他の車両誘導制御プログラムは、車両22がガス充填所に到着した時点で複数のディスペンサが待機中の場合に当該ディスペンサの稼働回数を読み込み、稼働回数が最も少ないディスペンサを選択する制御プログラム(選択手段)と、選択されたディスペンサの場所に当該車両22を誘導するように誘導ランプ30A〜30Dを作動させる制御プログラム(制御手段)とを有する。
ここで、ガス充填所12のガス供給システムについて図4を参照して説明する。
図4に示されるように、ガス供給システム41は、車両22の燃料タンク(被充填容器)43に都市ガスを所定圧力に圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給するガス供給ステーションなどに設置されている。
ガス供給システム41は、大略、都市ガスを所定圧力に昇圧する圧力発生ユニット44と、圧力発生ユニット44により圧縮されたガスを燃料タンク43に供給するためのディスペンサ14(14A〜14D)と、これら圧力発生ユニット44,ディスペンサユニット14の各機器を制御する制御装置36(36A〜36D)とよりなる。
圧力発生ユニット44は、都市ガスが中圧(家庭で使用される圧力よりも高い圧力)で給送される中圧管路(図示せず)及び上流管路47を介して多段式のコンプレッサ48に供給して圧縮する。
さらに、コンプレッサ48の吐出口には、ガス供給管路49が接続され、ガス供給管路49には圧縮されたガスがコンプレッサ48に逆流することを防止する逆止弁50が配設されている。又、ガス供給管路49は、ガス蓄圧器51に接続されている。
本実施例においては、上記燃料タンク43の最高圧力が20MPaとした場合、ガス蓄圧器51の最高圧力は25MPaに設定される。従って、コンプレッサ48は中圧管路から供給された都市ガス(約0.5〜0.8MPa)を圧縮してガス蓄圧器51の圧力を上記設定圧力にする。
上記ガス蓄圧器51からのガスを吐出するための吐出管路52には、電磁弁よりなる開閉弁53が配設されている。吐出管路52は、ガス供給管路54に連通しており、ガス蓄圧器51はガス供給管路54を介して上記燃料タンク43に接続される。
又、ガス供給管路54には、ガス蓄圧器51から供給される供給ガス圧を検出する1次圧力伝送器55と、燃料タンク43に供給されたガス供給量を計測する質量流量計56と、電磁弁よりなるガス供給開閉弁57と、燃料タンク43に供給されるガス圧を所定圧に調整する圧力制御弁58と、燃料タンク43に供給された供給ガス圧を計測する2次圧力伝送器59と、手動脱圧弁60とが配設されている。
手動脱圧弁60は、メンテナンス時あるいは他の機器で異常が発生した場合に手動操作により、開弁操作されてガス供給管路54のガスを低圧管路77へ排出してガス供給管路54の圧力を減圧することができる。
ガス充填経路81は、ホース脱圧用三方弁63と、充填ホース65と、充填ノズル79とから構成されている。充填ノズル79は、手動三方弁66と、接続カプラ67とを有する。
ホース脱圧用三方弁63は、充填管路61の端部が連通されるaポートと、充填ホース65の端部が連通されるbポートと、低圧管路77の端部が連通されるcポートとを有する。また、ホース脱圧用三方弁63は、制御装置36からの制御信号により切替動作するように構成されており、a,bポートを連通する充填モード、またはa,cポートを連通する脱圧モードの何れか一方に切り替わるように動作する。尚、低圧管路77は、ガス回収容器あるいは大気に連通されており、充填完了後にホース脱圧用三方弁63が脱圧側へ切り替ると、充填ホース65に残留するガスを低圧側へ回収して充填ホース65内の圧力を減圧する。
充填ノズル79に設けられた手動三方弁66は、充填ホース65の端部が連通されるaポートと、接続カプラ67が連通されるbポートと、大気放出管路72の一端が連通されるcポートとを有する。また、手動三方弁66は、充填開始時に作業者が手動操作用のハンドルを回動操作すると、切り替わるように構成されており、a,bポートを連通する充填モード、またはa,cポートを連通する脱圧モードの何れか一方に切り替わるように動作する。尚、大気放出管路72は、他端が大気に連通されており、充填完了後に手動三方弁66が脱圧操作されると、充填ノズル79に残留するガスを低圧側へ回収して充填ノズル79内の圧力を減圧する。
また、充填ノズル79の接続カプラ67は、車両22の燃料タンク43に連通された充填管路69の車両側接続カプラ68に結合される。この接続カプラ67,68は、内部に弁(図示せず)が内蔵されており、結合により各弁が開弁されて連通状態に保持され、結合が解除されることにより各弁が閉止してガスの流出を防止する。
また、車両22の充填管路69には、手動式の開閉弁70及び逆止弁71が設けられている。手動式の開閉弁70は、ガス充填操作を行う際に開弁される。逆止弁71は、燃料タンク43に充填されたガスが逆流することを防止しており、充填されるガス圧力が燃料タンク43の圧力以上になったとき、ガス充填が行えるように開弁する。
上記制御装置36は、上記各機器と接続されるとともに、カードリーダ83、表示器84、充填スタートスイッチ85、充填停止スイッチ86、緊急停止スイッチ87が接続されている。
ここで、ディスペンサ14の一例について説明する。
図5はディスペンサ14の正面図である。
図5に示されるように、ディスペンサ14は、縦型の筐体92の右側面92aには、充填ホース65及び充填ノズル79が設けられている。さらに、筐体92の右側面92aには、充填ノズル79を掛止するためのノズル掛け94が取り付けられている。
さらに、筐体92の正面92bは、充填量を表示する表示器84、充填スタートスイッチ85、充填停止スイッチ86、緊急停止スイッチ87が配置されている。
筐体92の上面92cには、誘導ランプ30が取り付けられている。この誘導ランプ30は、後述するように管理コンピュータ18からの指示により点滅して新規の車両22を誘導するものである。
ここで、図6に示すフローチャートを参照して管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理1について説明する。
管理コンピュータ18は、図6に示すS11において、入口センサ24から車両22が到着した際の車両到着検出信号が入力されると、S12に進み、各ディスペンサ14A〜14Dの各制御装置36A〜36Dに対して現在充填中の燃料タンク43の圧力を予め設定された目標充填圧力に達するまでこれから充填する流量(残充填量)の数値データを要求する。
次のS13では、各ディスペンサ14A〜14Dから送信された残充填量の数値データを受信すると、S14に進み、各ディスペンサ14A〜14Dのうち残充填量の最も少ないディスペンサを指定する。すなわち、各ディスペンサ14A〜14Dのうちガス充填を行っていないディスペンサがある場合には、そのディスペンサの残充填量がゼロであるので、そのディスペンサを指定することになる。また、すべてのディスペンサ14A〜14Dが充填中である場合には、目標充填圧力に達するまでの残充填量が最も少ないディスペンサが最初に充填終了するため、最初に充填終了となるディスペンサを指定することになる。
次のS15では、上記S14で指定されたディスペンサに対して車両誘導を行うように指示する。これにより、指定されたディスペンサでは、誘導ランプ30を点滅させて新規の車両22の運転者に対して当該ポイントに移動するように示唆する。そのため、運転者は、迷うことなく誘導ランプ30が点滅する充填ポイントへ移動することができる。この後、S16において、出口センサ28からの車両退出検出信号が入力されると、S17に進み、上記S14で指定されたディスペンサに対して車両誘導の指示を解除する。
ここで、図7に示すフローチャートを参照してディスペンサ14の制御装置36が実行する割り込み処理1について説明する。
図7に示すS21において、管理コンピュータ18から残充填量の要求(上記S12参照)を受信すると、S22に進み、目標充填圧力(充填終了圧力)に達するまでの残充填量を演算する。
本実施例では、以下の演算式(1)(2)を用いて残充填量を演算する。
Figure 0004557638
上記(1)式より残充填量は、充填終了圧力から制御圧力を差し引いた値を制御圧力から充填開始圧力を差し引いた値との圧力比に、充填開始からの充填量(流量計56による計測値)を掛けることにより求まる。また、上記(2)式より制御圧力は、充填容器(燃料タンク43)の圧力に配管抵抗による圧力損失を加算した値である。
尚、残充填量の演算方法としては、上記演算式(1)(2)を用いた方法があるが、これに限らず、これ以外の演算方法を用いても良いし、あるいはデータベースの各燃料タンクの容量及び目標充填圧力(充填終了圧力)及び現在のタンク圧力と残充填量をデータベース化し、このデータベースから現在のタンク圧力に対応する残り充填量を読み出すような方法を用いても良い。
次のS23では、上記残充填量の演算結果を管理コンピュータ18に送信する。続いて、S24において、管理コンピュータ18から誘導指示が入力された否かを確認する。管理コンピュータ18から誘導指示が入力されたときは、S25に進み、誘導ランプ30を点滅する。これにより、入口20に到着したばかりの車両22の運転者に対してガス充填がまもなく終了することを知らせることができる。そのため、運転者は、迷うことなく誘導ランプ30が点滅する充填ポイントへ移動することができる。
次のS26では、当該充填ポイントの充填が終了したかどうかをチェックする。S26において、充填が終了しないときは、S27に進み、管理コンピュータ18から誘導指示が解除されたかどうかをチェックする。S27において、管理コンピュータ18から誘導指示が解除されないときは、上記S25に戻り、誘導ランプ30を点滅させる。
また、S26において、充填が終了したとき、あるいはS27において、管理コンピュータ18から誘導指示が解除されたときは、S28に進み、誘導ランプ30を消灯させる。また、上記S24において、管理コンピュータ18から誘導指示が入力されないときは、当該ディスペンサの残充填量が他のディスペンサよりも多いので、S25以降の処理を省略して今回の誘導割り込み処理を終了する。
このように、ディスペンサ14の制御装置36では、管理コンピュータ18から誘導指示があった場合に誘導ランプ30を点滅して運転者を誘導するため、運転者の待ち時間の短縮化を図ることが可能になり、運転者が他のディスペンサに移動して待ち時間が長くなることを防止して、充填所12における充填効率をより高めることが可能になる。
ここで、ディスペンサ14におけるガス充填操作及びガス充填処理について説明する。
誘導ランプ30の点滅により誘導された車両22がディスペンサ14の充填ポイントに到着すると、運転者または充填所の係員がディスペンサ14に設けられた充填ノズル79の接続カプラ67を車両22の車両側接続カプラ68に結合させる。そして、車両22の開閉弁70を開弁させて充填スタートスイッチ85を押圧してオンに操作する。
続いて、図8に示すフローチャートを参照してディスペンサ14の制御装置36が実行するメイン制御処理について説明する。
制御装置36は、図8に示すS31において、充填スタートスイッチ85がオンになると、S32に進み、表示器84の表示をゼロリセットする。続いて、S33に進み、ガス供給開閉弁57を開弁して燃料タンク43へのガス充填を開始する。次のS34では、質量流量計56により計測されたガスの供給量を積算し、その積算値を表示器84に表示させる。
S35では、2次圧力伝送器59により計測された充填圧力P1を読み込む。そして、S36において、充填圧力P1が目標充填圧力に達したかどうかをチェックする。S36において、充填圧力P1が目標充填圧力に達していないときは、上記S34に戻り、S36において、充填圧力P1が目標充填圧力に達したときは、S37に進み、ガス供給開閉弁57を閉弁して燃料タンク43へのガス充填を終了する。
そして、S38では、燃料タンク43に充填した充填量(積算流量)を管理コンピュータ18へ転送する。これにより、管理コンピュータ18では、当該ディスペンサ14での充填量をデータベースに格納すると共に、ガス充填の終了を認知する。
図9は管理コンピュータ18が実行する実施例2の誘導制御処理2を説明するためのフローチャートである。
管理コンピュータ18は、図9に示されるように、S41で入口センサ24が車両22が到着したことを検出する到着検出信号を出力すると、S42に進み、各ディスペンサ14A〜14Dから送信された瞬時流量を読み込む。
次のS43では、流量がゼロ(待機中)のディスペンサの台数をカウントする。続いて、S44に進み、待機中のディスペンサ台数nがゼロかどうかをチェックする。S44において、待機中のディスペンサ台数nがゼロのときは、全てのディスペンサ14A〜14Dが充填中のため、S45に進み、残充填量が最も少ないディスペンサに対して誘導ランプ30を点滅して運転者を誘導するように指示する。この誘導指示処理は、前述した図6中S12〜S15と同様な処理を行う。
続いて、S46に進み、出口センサ28からの車両退出検出信号が入力されると、S50に進み、上記S45で指定されたディスペンサに対して車両誘導の指示を解除する。
また、上記S44において、待機中のディスペンサ台数nがゼロでないときは、S47に進み、待機中のディスペンサ台数nが1台かどうかをチェックする。S47において、待機中のディスペンサ台数nが1台のときは、S48に進み、その待機中のディスペンサに対して誘導ランプ30を点滅して運転者を誘導するように指示する。
次のS49では、当該ディスペンサで充填が開始されたかどうかをチェックする。S49において、当該ディスペンサで充填が開始された場合には、S50に進み、上記S48で指定されたディスペンサに対して車両誘導の指示を解除する。
また、上記S47において、待機中のディスペンサ台数nが1台でないときは、S51に進み、待機中のディスペンサ台数nが2台以上かどうかをチェックする。S51において、待機中のディスペンサ台数nが2台以上のときは、S52に進み、待機中の各ディスペンサの稼働回数を記憶装置38に格納されたデータベースより読み込む。続いて、S53では、待機中の各ディスペンサの中で最も稼働回数の少ないディスペンサを選択し、当該ディスペンサに対して誘導ランプ30を点滅して運転者を誘導するように指示する。
そして、S49において、当該ディスペンサで充填が開始された場合には、S50に進み、上記S53で選択されたディスペンサに対して車両誘導の指示を解除する。
このように、待機中のディスペンサ台数に応じて誘導指示するディスペンサを選択することにより、特定のディスペンサでの充填回数が集中してしまうことを防止することが可能になる。そのため、各ディスペンサの稼働回数のばらつきを減らして各ディスペンサの消耗がほぼ均等になるように車両を誘導することが可能になる。
図10に示すフローチャートを参照して管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理3について説明する。
管理コンピュータ18は、図10に示すS61において、入口センサ24から車両22が到着した際の車両到着検出信号が入力されると、S62に進み、各ディスペンサ14A〜14Dの各制御装置36A〜36Dに対して現在の充填圧力から目標充填圧力に達するまでに要する所要時間(以下「残り充填時間」と言う)の数値データを要求する。
次のS63では、各ディスペンサ14A〜14Dから送信された残り充填時間の数値データを受信すると、S64に進み、各ディスペンサ14A〜14Dのうち残り充填時間の最も少ないディスペンサを指定する。すなわち、各ディスペンサ14A〜14Dのうちガス充填を行っていないディスペンサがある場合には、そのディスペンサの残り充填時間がゼロであるので、そのディスペンサを指定することになる。また、すべてのディスペンサ14A〜14Dが充填中である場合には、目標充填圧力に達するまでの残り充填時間が最も少ないディスペンサが最初に充填終了するため、最初に充填終了となるディスペンサを指定することになる。
次のS65〜S67の処理は、前述した図6のS15〜S17と同じ処理なので、説明を省略する。
ここで、図11に示すフローチャートを参照してディスペンサ14の制御装置36が実行する割り込み処理3について説明する。
図11に示すS71において、管理コンピュータ18から残充填量の要求(上記S62参照)を受信すると、S72に進み、目標充填圧力(充填終了圧力)に達するまでの残充填量を演算する(演算式(1)(2)参照)。この残充填量に基づいて残り充填時間を演算する。尚、残り充填時間の演算方法としては、例えば、上記残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を推定することが可能になる。
次のS73では、上記残り充填時間の演算結果を管理コンピュータ18に送信する。続いて、S74〜S78の処理は、前述したS24〜S28と同じ処理なので、説明を省略する。
このように、実施例3では、各ディスペンサ14A〜14Dの各制御装置36A〜36Dに対して現在の充填圧力から目標充填圧力に達するまでに要する残り充填時間を推定し、最も残り充填時間の少ないディスペンサ14に誘導することが可能になり、運転者の待ち時間の短縮化を図ることが可能になり、充填所12における充填効率をより高めることが可能になる。
図12に示すフローチャートを参照して管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理4について説明する。
管理コンピュータ18は、図12に示すS81において、入口センサ24から車両22が到着した際の車両到着検出信号が入力されると、S82に進み、各ディスペンサ14A〜14Dの各制御装置36A〜36Dに対して目標充填圧力から現在の充填圧力を差し引いた圧力差の数値データを要求する。
次のS83では、各ディスペンサ14A〜14Dから送信された圧力差の数値データを受信すると、S84に進み、各ディスペンサ14A〜14Dのうち圧力差の最も少ないディスペンサを指定する。すなわち、各ディスペンサ14A〜14Dのうちガス充填を行っていないディスペンサがある場合には、圧力差がゼロであるので、そのディスペンサを指定することになる。また、すべてのディスペンサ14A〜14Dが充填中である場合には、目標充填圧力から現在の充填圧力を差し引いた圧力差が最も少ないディスペンサが最初に充填終了するため、最初に充填終了となるディスペンサを指定することになる。
次のS85〜S87の処理は、前述した図6のS15〜S17と同じ処理なので、説明を省略する。
ここで、図13に示すフローチャートを参照してディスペンサ14の制御装置36が実行する割り込み処理4について説明する。
図13に示すS91において、管理コンピュータ18から残充填量の要求(上記S62参照)を受信すると、S92に進み、目標充填圧力(充填終了圧力)から現在の充填圧力を差し引いた圧力差を演算する。
次のS93では、上記残り充填時間の演算結果を管理コンピュータ18に送信する。続いて、S94〜S98の処理は、前述したS24〜S28と同じ処理なので、説明を省略する。
このように、実施例4では、各ディスペンサ14A〜14Dの各制御装置36A〜36Dに対して目標充填圧力から現在の充填圧力を差し引いた圧力差を演算し、最も圧力差の小さいディスペンサ14に誘導することが可能になり、運転者の待ち時間の短縮化を図ることが可能になり、充填所12における充填効率をより高めることが可能になる。
図14はレイアウトの異なる実施例5の充填所の平面図である。尚、図14において、上記実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図14に示されるように、ガスステーション90では、ガスを充填するガス充填エリア92と、ガソリン等の油液を給油する給油エリア93とが並設されている。ガス充填エリア92には、2台のディスペンサ94A,94Bが設置されている。このディスペンサ94A,94Bは、左右両側でガス充填が可能であり、4箇所の各充填ポイントに対応して誘導ランプ30A〜30Dが設置されている。
給油エリア93には、2台の計量機95A,95Bが設置されており、各計量機95A,95Bは4箇所の各給油ポイントに対応して誘導ランプ30A〜30Dが設置されている。
入口20には、車両22に搭載された送信機(図示せず)からの燃料データを受信する受信機96が設けられている。受信機96で受信された燃料データは、事務所16の管理コンピュータ18に転送される。
管理コンピュータ18は、受信された燃料データに基づいて車両22をガス充填エリア92または給油エリア93へ誘導するようにディスペンサ94A,94Bまたは計量機95A,95Bの誘導ランプ30A〜30Dの何れかを点滅するように指示する。例えば、燃料データがCNGの場合には、ディスペンサ94A,94Bに設けられた誘導ランプ30A〜30Dの何れかを点滅させるように指示する。また、燃料データがガソリンまたは軽油の場合は、計量機95A,95Bの誘導ランプ30A〜30Dの何れかを点滅させるように指示する。
これにより、車両22の運転者は、ガス充填エリア92及び給油エリア93が並設されている場合でも迷うことなく当該車両22の燃料の種別に応じたポイントへ移動することができ、ガスステーション90の中で行き先を間違えることが防止される。
図15はレイアウトの異なる実施例6の充填所の平面図である。尚、図15において、上記実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図15に示されるように、ガスステーション100では、ガスを充填するガス充填エリア92と、ガソリン等の油液を給油する給油エリア93とが並設されている。ガス充填エリア92の進入路には、ガス充填レーン102A,102Bに誘導するための充填レーン誘導ランプ104A,104Bが設置されている。また、給油エリア93の進入路には、給油レーン102C,102Dに誘導するための給油レーン誘導ランプ104C,104Dが設置されている。
管理コンピュータ18は、受信された燃料データに基づいて車両22をガス充填レーン102A,102Bまたは給油レーン102C,102Dへ誘導するように充填レーン誘導ランプ104A,104Bまたは給油レーン誘導ランプ104C,104Dの何れかを点滅するように指示する。例えば、燃料データがCNGの場合には、充填レーン誘導ランプ104A,104Bの何れかを点滅させるように指示する。また、燃料データがガソリンまたは軽油の場合は、給油レーン誘導ランプ104C,104Dの何れかを点滅させるように指示する。
これにより、車両22の運転者は、ガス充填エリア92及び給油エリア93が並設されている場合でも迷うことなく当該車両22の燃料の種別に応じたガス充填レーン102A,102Bまたは給油レーン102C,102Dへ移動することができ、ガスステーション90の中で行き先を間違えることが防止される。
図16は管理コンピュータ18の誘導処理を行う際の優先条件を切り換える制御処理を説明するためのフローチャートである。図17は記憶装置38に格納されたデータベースを模式的に示した図である。
管理コンピュータ18は、図16に示す制御処理によりディスペンサ稼働情報または充填効率の何れかを優先するように切り換えることになるが、その際の判断基準は図17に示す混雑度データベース110に格納された各時間帯毎の混み具合に基づいており、例えば、8時から10時、12時半から15時、17時から18時は、充填回数が集中する繁忙時間帯に登録されており、10時から12時半、15時から17時は、比較的充填回数が少ない閑散時間帯に登録されている。
従って、管理コンピュータ18は、それまでに来店した車両台数(または充填回数)を各時間帯毎に整理して各時間帯別の混雑度(混雑パラメータ)を図17に示すようなデータベースから抽出し、これに基づいてディスペンサ指定処理を行う際の優先順位の判断基準を切り換えることになる。
このディスペンサ指定処理の優先順位の判断基準を切り換える割り込み処理の一例について図16のフローチャートを参照して説明する。
管理コンピュータ18は、予め設定された所定時間毎に図16に示す割り込み制御処理を実行する。S101において、図17に示す混雑度データベース110から現在の時間帯の分類を読み込む。続いて、S102では、混雑度データベース110からの情報に基づいて現在の時間帯が繁忙時間帯かどうかをチェックする。
S102において、現在の時間帯が繁忙時間帯でないときは、充填回数の比較的少ない時間帯であるからS103に進み、稼働情報優先誘導モードを設定する。この稼働情報優先誘導モードは、前述した図9のS52,S53のように各ディスペンサの稼働回数が均等になるようにディスペンサを選択して誘導するモードである。これにより、比較的空いている時間帯のときは、各ディスペンサが均等に稼働するようにして各ディスペンサの消耗具合が同じレベルとなるようにしてメンテナンスをほぼ同じタイミングで行えるように調整することが可能になる。
また、S102において、現在の時間帯が繁忙時間帯であるときは、充填回数の比較的多い時間帯であるからS104に進み、効率優先誘導モードを設定する。この効率優先誘導モードは、前述した図6のS12〜S15で行う残充填量の少ない充填ポイントへ誘導するように制御処理を行うモードである。これにより、混雑している時間帯での充填効率を高めて混雑緩和に寄与しうる。
実施例8では、前述した実施例1のように残充填量の少ないディスペンサ14を指定して誘導する方式と、実施例3のように現在の充填圧力から目標充填圧力に達するまでに要する残り充填時間を推定し、最も残り充填時間の少ないディスペンサ14に誘導する方式と、実施例4のように現在の充填圧力から目標充填圧力に達するまでに要する残り充填時間を推定し、最も残り充填時間の少ないディスペンサ14に誘導する方式の制御プログラムが予めメモリに格納されており、何れかの方式を任意に選択することができる。
図18は実施例8のディスペンサの誘導方式選択割込処理を説明するためのフローチャートである。
ディスペンサ14の制御装置36は、ディスペンサの誘導方式選択モードが指定されると、図18に示す制御処理を実行する。まず、S110で、残充填量をパラメータとする方式(実施例1の方式)が選択されたかどうかをチェックする。S110において、残充填量をパラメータとする方式が選択された場合には、S111に進み、残充填量誘導方式をセットする。
また、S110において、残充填量をパラメータとする方式(実施例3の方式)が選択されなかった場合には、S112に進み、残り充填時間をパラメータとする方式が選択されたかどうかをチェックする。S112において、残り充填時間をパラメータとする方式が選択された場合には、S113に進み、残り充填時間誘導方式をセットする。
また、S112において、残り充填時間をパラメータとする方式(実施例4の方式)が選択されなかった場合には、S114に進み、圧力差をパラメータとする方式が選択されたかどうかをチェックする。S114において、圧力差をパラメータとする方式が選択された場合には、S115に進み、圧力差誘導方式をセットする。
このように、各ディスペンサ14において、上記3誘導方式のうちどの誘導方式を用いるかを選択し、制御装置36に任意の誘導方式を設定することができるので、各充填所の方針に応じた誘導方式で車両をディスペンサ14へ誘導することが可能になる。
本発明になるガス充填所管理システムの一実施例を示す構成図である。 ガス充填所に車両が到着して移動する過程を示す平面図である。 ガス充填所管理システム10の概略構成を示すブロック図である。 ガス充填所12のガス供給システムの一例を示すシステム構成図である。 ディスペンサ14の正面図である。 実施例1の管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理1を説明するためのフローチャートである。 実施例1のディスペンサの誘導割込処理1を説明するためのフローチャートである。 ディスペンサ14の制御装置36が実行するメイン制御処理を説明するためのフローチャートである。 実施例2の管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理2を説明するためのフローチャートである。 実施例3の管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理3を説明するためのフローチャートである。 実施例3のディスペンサの誘導割込処理3を説明するためのフローチャートである。 実施例4の管理コンピュータ18が実行する誘導制御処理4を説明するためのフローチャートである。 実施例4のディスペンサの誘導割込処理4を説明するためのフローチャートである。 レイアウトの異なる実施例5の充填所の平面図である。 レイアウトの異なる実施例6の充填所の平面図である。 管理コンピュータ18の誘導処理を行う際の優先条件を切り換える制御処理を説明するためのフローチャートである。 記憶装置38に格納されたデータベースを模式的に示した図である。 実施例8のディスペンサの誘導方式選択割込処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 ガス充填所管理システム
14A〜14D ディスペンサ
18 管理コンピュータ
22 車両
24 入口センサ
28 出口センサ
30A〜30D 誘導ランプ
36A〜36D 制御装置
38 記憶装置
41 ガス供給システム
43 燃料タンク
44 圧力発生ユニット
51 ガス蓄圧器
54 ガス供給管路
55 1次圧力伝送器
56 質量流量計
57 ガス供給開閉弁
58 圧力制御弁
59 2次圧力伝送器
65 充填ホース
79 充填ノズル
67,68 接続カプラ
85 充填スタートスイッチ
90,100 ガスステーション
92 ガス充填エリア
93 給油エリア
94A,94B ディスペンサ
95A,95B 計量機
96 受信機
102A,102B ガス充填レーン
102C,102D 給油レーン
104A,104B 充填レーン誘導ランプ
104C,104D 給油レーン誘導ランプ
110 混雑度データベース

Claims (3)

  1. 車両に搭載された被充填タンクに圧縮されたガスを供給するガス充填装置が複数台設置されたガス充填所の管理システムにおいて、
    前記ガス充填所に到着した前記車両を前記ガス充填装置へ誘導する誘導手段と、
    前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填に要する各残り充填時間を演算する演算手段と、
    該演算手段により演算された各ガス充填装置の各残り充填時間のうち、残り充填時間が最も少ないガス充填装置を指定する指定手段と、
    該指定手段により指定されたガス充填装置の場所に当該車両を誘導するように前記誘導手段を作動させる制御手段と、
    を備えてなり、
    前記演算手段は、
    前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算することを特徴とするガス充填所管理システム。
  2. 前記請求項1に記載のガス充填所管理システムにおいて、
    前記車両が前記ガス充填所の入り口に到着したことを検出するための入口センサを設け、
    前記演算手段は、前記入口センサが前記車両を検出したときに、前記各ガス充填装置から前記各被充填タンクへこれから充填される残充填量を単位時間当たりの流量で割ることによって残り充填時間を演算することを特徴とするガス充填所管理システム。
  3. 前記請求項1または2に記載のガス充填所管理システムにおいて、
    前記ガス充填所の時間帯毎の混み具合を記憶する混雑度記憶手段と、
    前記各ガス充填装置の稼動回数を記憶する稼動回数記憶手段と、
    を設け、
    前記指定手段は、
    現在の時間帯が繁忙時間帯であるか否かを前記混雑度記憶手段に記憶された混み具合より判別し、
    当該現在の時間帯が繁忙時間帯である場合には、前記演算手段により演算された各ガス充填装置の各残り充填時間のうち、残り充填時間が最も少ないガス充填装置を指定し、
    また、当該現在の時間帯が繁忙時間帯でない場合には、前記稼動回数記憶手段に記憶された各ガス充填装置の稼動回数のうち、稼働回数が最も少ないガス充填装置を指定することを特徴とするガス充填所管理システム。
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