JP4555991B2 - レンズ装置、撮像装置及び光学装置 - Google Patents

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本発明は、屈曲性を有する回路基板がレンズ鏡筒の外壁に配置され、この回路基板と電気的に接続された部品が外壁に設けられたレンズ装置、撮像装置及び光学装置に関する。
近年、撮影レンズによって結像された被写体像を撮像する撮像素子を備え、この撮像素子によって得られた画像データをメモリカード等の記憶媒体に記憶させる撮像装置であるデジタルカメラや、銀塩フイルムを用いる銀塩カメラが一般に普及している。
前述のカメラには、レンズ装置が組み込まれており、変倍動作、あるいは合焦動作時に、レンズ鏡筒内のレンズ保持枠を光軸方向に移動させる。このため、レンズ保持枠とカメラ本体との間を電気的に接続する場合、レンズ保持枠の移動ストロークを吸収するために屈曲性を有する回路基板であるFPC(Flexible Printed Circuit)を用いている。しかし、レンズ保持枠の移動ストロークが長い場合、弛んだFPCを収納するスペースを確保する必要があり、レンズ装置全体が大型化するという問題があった。
また、FPCをレンズ鏡筒の外壁に這うように配置したレンズ装置の場合、部品の組み付け時やFPCの取り付け時の作業性を考慮して、FPCの長さを接続に必要な長さよりも長くしているため、FPCに弛みや浮きが生じる。このため、レンズ装置をカメラ本体に組み込む時に、周囲の部品と接触してFPCが損傷するという問題があった。
このようなFPCの弛みや、FPCの収納スペースを確保するために、FPCを巻き取る巻き取り機構を備えたカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−185095号公報
しかしながら、レンズ鏡筒の外壁に配置されたFPCの弛みを取るために、上記特許文献1に記載の巻き取り機構を用いると、巻き取り機構を配置するスペースをレンズ鏡筒の外壁に確保する必要があり、レンズ装置が大型化するという問題や、FPCを巻き取るための専用の部品を用いるために製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でFPCの弛みや浮きを防止することが可能な小型のレンズ装置、及びこれを用いた撮像装置並びに光学装置を低価格で提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、レンズを保持するレンズ鏡筒の外壁に屈曲性を有する回路基板が配置され、この回路基板と電気的に接続された部品が前記外壁に取り付けられたレンズ装置であり、前記部品が取り付けられる前記外壁の取付面に形成された第1の穴と、前記部品の上面または下面に取り付けられ、前記部品を前記外壁に取り付ける時に前記取付面と当接する当接板と、前記当接板に形成され、前記部品の側面よりも外側に配置された第2の穴とを備え、前記回路基板は前記側面で接続され、前記第1及び第2の穴の一方はネジ穴、他方は前記側面に沿うように形成された長穴であり、前記部品を前記外壁に取り付ける時に、前記回路基板を巻き取る方向に前記部品を回転させ、前記回路基板に張力を加えた状態で前記長穴にネジを挿通させて前記ネジ穴にネジ止めすることを特徴とするものである。
また、前記長穴は、前記回路基板を巻き取る方向で円弧状に湾曲されていることが好ましい。
さらに、前記第1の穴が前記ネジ穴、前記第2の穴が前記長穴であり、前記部品は、前記レンズを光軸方向に駆動するアクチュエータであることが好ましい。
また、前記アクチュエータはモータであり、前記当接板は、前記モータの回転軸を挿通させる第1の挿通穴が形成されており、この第1の挿通穴に前記回転軸を挿通されて取り付けられていることが好ましい。さらに、前記取付面には、前記回転軸を前記レンズ鏡筒内に挿通させる第2の挿通穴が形成されていることが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記記載のレンズ装置と、前記レンズによって結像された被写体像を撮像する撮像素子とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の光学装置は、上記記載のレンズ装置を備えたことを特徴とするものである。
本発明のレンズ装置によれば、屈曲性を有する回路基板をレンズ鏡筒の外壁に配置し、この回路基板と電気的に接続された部品を外壁に取り付けるための穴の一方をネジ穴、他方を長穴にし、この部品をレンズ鏡筒の外壁に取り付ける時に、回路基板を巻き取る方向に部品を回転させ、前述の回路基板に張力を加えた状態で長穴にネジを挿通させてネジ穴にネジ止めされるので、回路基板の弛みや浮きが防止される。また、巻き取るために新たな部品を設ける必要がないので、レンズ装置が大型化することを防止するとともに、レンズ装置の製造コストを低減できる。
また、長穴を円弧状に湾曲させることにより、前述の部品の取り付け角度を微調整して、前述の回路基板に加わる張力を調節できる。このため、回路基板に過大な張力が加わって回路基板が損傷することを防止できる。
さらに、レンズ鏡筒の外壁に配置された回路基板の弛みや浮きが防止されるため、レンズ装置を撮像装置や光学装置の本体に組み込む際に、回路基板が他の部品と接触して損傷することを防止できる。
図1及び図2に示すデジタルカメラ10は、カメラ本体11の前面に、前レンズ12及びストロボ発光部13が設けられており、上面には、電源ボタン14及びシャッタボタン15が設けられている。
カメラ本体11の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)16、ズーム操作ボタン17、カーソルボタン18、及びモード切替ボタン19が設けられている。モード切替ボタン19は、撮影画像をメモリカードに記録する撮影モードと、メモリカードに記録された画像を再生する再生モードと、各種設定を行うセットアップモードとを切り替える際にユーザによって操作される。
LCDパネル16は、画像再生に使用される他、撮影モード時には、フレーミング用のスルー画を表示する電子ビューファインダとしても機能する。また、LCDパネル16は、セットアップモードに設定された時にメニュー画面を表示する。カーソルボタン18は、このメニュー画面上でのカーソルの移動や、メニュー画面に表示された項目を選択する際に操作される。ズーム操作ボタン17は、ズーム倍率を変更する際に操作される。
また、カメラ本体11には、前述の前レンズ12を備えたレンズ装置20が組み込まれている。以下に、このレンズ装置20の構成を説明する。図3に示すレンズ装置20は、レンズ鏡筒21と、屈曲性を有する回路基板であるFPC(Flexible Printed Circuit)22と、このFPC22と電気的に接続された部品であるモータ23,24,25とを備えている。
レンズ鏡筒21は、上部鏡筒31と、下部鏡筒32と、これらの間に配置されたシャッタユニット33とを備えており、これらがネジによって連結されている。
図4に示すように、上部鏡筒31は、前レンズ12と、プリズム41と、後レンズ群42とからなる第1レンズ群43と、第2レンズ群44とを保持している。上部鏡筒31は、上部に形成され断面形状が略三角形のフレームからなるプリズム収納部45と、プリズム収納部45の下方に形成され略直方体形状のフレームからなるレンズ収納部46とを備えている。
プリズム収納部45の前面には、前レンズ12を保持するレンズ枠47が取り付けられており、前レンズ12の背後には、横長な矩形の開口45aが形成されている。また、前レンズ12と開口45aとの間には、遮光マスク48が設けられている。この遮光マスク48は、撮影画像に悪影響を及ぼす光、つまり開口45aの上方から入射する太陽光などの有害光を遮光する。
プリズム収納部45内には、三角柱形状の直角プリズム41が収納され、前レンズ12の背後に配置されている。この直角プリズム41は、前レンズ12と対面し、前レンズ12を透過した被写体光束が入射する入射面41aと、入射面41aと鋭角をなして連なるとともに入射面41aから入射した被写体光束を略直角に反射する反射面41bと、入射面41aと直角をなして連なるとともに反射面41bで反射された被写体光束をプリズム外に出射させる出射面41cとを有する。
前レンズ12を透過した被写体光束は、入射面41aと略直交するように直角プリズム41内に入射して、反射面41bによって略直角に反射され、出射面41cと略直交するように出射する。このため、前レンズ12の光軸L1は、直角プリズム42によって光軸L1と略直角な光軸L2に屈曲される。
また、レンズ収納部46には、後レンズ群42及び第2群レンズ44が収納され、屈曲された光軸L2上に配置されている。後レンズ群42は、レンズ42aとレンズ42bとで構成されており、レンズ枠49によって保持されている。このレンズ枠49は、直角プリズム41の出射面41cの下方に配置されており、レンズ収納部46に固定されている。第2レンズ群44は、レンズ44a〜44cの3枚のレンズで構成されており、レンズ枠50によって保持されている。
この第2レンズ群44はズームレンズ群であり、レンズ収納部46には光軸L2と平行に配置された2本のガイド軸(図示せず)が設けられている。レンズ枠50は、これらのガイド軸によって進退自在に保持されており、第2レンズ群44が光軸L2に沿って進退移動する。これらのガイド軸は、一端がレンズ収納部46によって保持され、他端がレンズ枠55によって保持されている。
上部鏡筒31の外壁には、モータ23が設けられている。レンズ枠50は、このモータ23によって光軸L2に沿って進退移動させる。また、モータ23はステッピングモータであり、レンズ枠50の原点位置は、光学的位置検出手段であるフォトインタラプタ(図示せず)によって検出され、この検出信号に基づいて第2レンズ群44の位置が制御される。これにより、第2光軸L2上において、第2レンズ群44と、後述する第4レンズ群58との相対的な距離が変化して被写体画像のズーミングが行われる。なお、このモータ23は、DCモータでも良い。この場合、第2群レンズ44の位置を制御するためにエンコーダを設ければ良い。
シャッタユニット33は上部鏡筒31の下部に取り付けられており、箱形に形成されたユニット本体52内に各種部品を備えて構成されている。また、このユニット本体52には、第3レンズ群54が設けられており、この第3レンズ群54は、光軸L2上に配置されている。この第3レンズ群54は、レンズ54aを備えており、レンズ枠55によって保持されている。このレンズ枠55は、上部鏡筒31の下端に固定されている。
また、ユニット本体52の内部には、絞り機能を有するシャッタ装置56が設けられており、互いに対向する一対のシャッタ羽根等によって構成されている。ユニット本体52の上下の両面には開口が形成されている。ユニット本体52の左側部は、上部鏡筒31及び下部鏡筒32よりも外側に突出しており、その下面52aには、モータ24が設けられている。シャッタ羽根は、このモータ24によって駆動され、開口に入射する被写体光の光量、すなわち、後述する第4レンズ群58に入射する被写体光の光量を調節する。なお、このモータ24としては、ステッピングモータやDCモータを用いる。
下部鏡筒32には、第4レンズ群58が収納されている。この第4群レンズ58は、レンズ58a,58b,58cの3枚のレンズで構成され、レンズ枠59によって保持されている。この第4レンズ群59はフォーカスレンズ群であり、下部鏡筒32内には、光軸L2と平行に配置された2本のガイド軸(図示せず)が設けられている。レンズ枠59は、これらのガイド軸によって光軸L2に沿って進退自在に保持されている。
このレンズ枠59は、下部鏡筒32の外壁に固定されたモータ25の駆動によって光軸L2上で進退移動する。このモータは、モータ51と同様にステッピングモータであり、レンズ枠59の原点位置は、光学的位置検出手段であるフォトインタラプタ(図示せず)によって検出され、この検出信号に基づいて第4レンズ群58の位置が制御される。ズーミングが行われた後、第4レンズ群58が第2光軸L2上で移動し、被写体像のピントが調節される。なお、このモータ25は、DCモータでも良い。この場合、第4群レンズ58の位置を制御するためにエンコーダを設ければ良い。
第4レンズ群58の下方、すなわち下部鏡筒32の光軸方向後端部には、凹部である収納部(第1収納部)60が形成されている。この収納部60には、前述の第1〜4レンズ群によって結像された被写体像を撮像する撮像素子であるCCDイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)61が収納される。この収納部60の上方、すなわちCCD61の前方には、光学的ローパスフィルタ62が設けられる。この光学的ローパスフィルタ62は、水晶の複屈折を利用して画像を劣化させる高周波成分を光学的に抑制するフィルタである。また、下部鏡筒32の下面を覆うように、板バネ63が設けられており、この板バネ63によってCCD61が上方に付勢されて収納部60に固定される。なお、本実施形態において、撮像素子としてCCDイメージセンサを用いるが、これに限るものではなく、例えばCMOSイメージセンサを用いても良い。
また、前述のFPC22は、レンズ鏡筒21の前面の外壁を這うように配置されており、一端はネジ64によって下部鏡筒32の右側面に固定されている。また、FPC22には、前述のモータ23,24,25が電気的に接続されており、FPC22を巻き取る方向に回転させた状態でレンズ鏡筒21の外壁に固定されている。
以下に、モータ24の取り付け方法について説明する。前述したように、モータ24は、ユニット本体52の下面(取付面)52aに設けられている。図5に示すように、モータ24の外形は、略円柱形状にされており、モータ24の外周面(側面)には、4個の端子66a〜66dが設けられている。これらの端子66a〜66dには、FPC22の端部が取り付けられ、電気的に接続されている。また、モータ24の上面には、回転軸24aが設けられており、この回転軸24aの先端には、ギア67が取り付けられている。
モータ24の上面には、地板68が取り付けられている。この地板68は、モータ24を下面52に取り付けた時に、下面52と当接する当接板である。この地板68には、モータ24の回転軸24aが挿通される挿通穴(第1の挿通穴)68aと、モータ24の側面に沿うように円弧状にされた長穴68bとが形成されている。前述の回転軸24aが穴68aに挿通されて、地板68がモータ24の上面に取り付けられているため、ギア67が地板68よりも上方に配置されている。
また、下面52aには、ネジ穴70と回転軸24aが挿通される挿通穴(第2の挿通穴)71が形成されている。モータ24を下面52aに取り付ける際は、挿通穴71にギア67を挿通させて、シャッタ装置56のシャッタ羽根を駆動するギア(図示せず)と噛合させて、地板68の上面68cを下面52aに当接させる。
その後、モータ24は、FPC22を巻き取る方向に回転される。すなわち、モータ24が、図6(A)に示す位置から時計方向に回転されて、地板68が図6(B)に示す位置に移動する。この時、FPC22に張力が加わって直線状になり、FPC22の弛みやレンズ鏡筒の前面からの浮きがなくなる。
このように、FPC22が直線状になった状態で、ネジ73を地板68の下面側から長穴68bに挿通させてネジ穴70に螺合させる。これにより、モータ24が下面52aに取り付けられる。
なお、長穴68bは、円弧状に湾曲されていなくても良い。しかし、円弧状に湾曲されていると、地板68b(モータ24)の取り付け角度を微調整して、前述のFPC22に加わる張力を調節できる。このため、FPC22に大きな張力が加わってFPC22が損傷することを防止できるので、長穴68bが円弧状に湾曲されていることが好ましい。
このように、モータ24がFPC22を巻き取る方向に回転されて固定されるので、FPC22に張力がかかって直線状になり、FPC22の弛みや外壁面からの浮きがなくなる。このため、レンズ装置20をカメラ本体11に組み込む際に、FPC22が他の部品と接触して損傷することを防止できる。
なお、モータ24をレンズ鏡筒21の外壁に取り付ける方法について説明したが、モータ23,25も同様に取り付けられており、FPC22の弛みや浮きが防止されている。
次に、デジタルカメラ10の電気的構成について説明する。図7に示すように、デジタルカメラ10には、カメラ全体を制御するシステムコントローラ100が設けられている。システムコントローラ100は、各部を制御する制御プログラムが記憶されたROM100aと、作業用データを一時的に記憶するRAM100bとを備えている。システムコントローラ100は、この制御プログラムに基づいて各部を制御する。
システムコントローラ100は、モータドライバ101を介してモータ23〜25に接続されており、システムコントローラ100がモータドライバ101を制御して、モータ23〜25を駆動する。前述したように、モータ23は、前述の第2レンズ群44を光軸L2に沿って進退移動させ、モータ24はシャッタ装置56を駆動する。また、モータ25は、第4レンズ群58を光軸L2に沿って進退移動させる。
また、システムコントローラ100には、CCDドライバ103を介してCCD61が接続されている。システムコントローラ100は、CCDドライバ103を制御することによりCCD61を駆動する。CCD61は、光電変換により被写体像を電気信号に変換して、アナログ信号である画像データを取得する。さらに、このCCD61は、画像信号処理部104と接続されており、CCD61によって撮像された画像データが画像信号処理部104に出力される。この画像信号処理部104は、データバス105を介してシステムコントローラ100に接続されており、システムコントローラ100によって制御される。
画像信号処理部104は、相関二重サンプリング回路(CDS)、増幅器(AMP)、A/D変換器、信号処理回路、メモリ、圧縮伸張処理回路等を備えて構成されている。CDSは、CCD61によって取得された画像データのノイズを除去する。AMPは、ノイズが除去された画像データを増幅してA/D変換器に出力する。A/D変換器は、増幅された画像データをアナログ信号からデジタル信号の画像データに変換して信号処理回路に出力する。
信号処理回路は、デジタル信号の画像データに対して、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正等の各種画像処理と、YC変換処理とを施す。撮影モード時において、撮影処理が実行される前に画像信号処理部104に入力された画像データは、簡易な画像処理と簡易なYC処理とが施されてLCDドライバ106に出力される。システムコントローラ100は、LCDドライバ106を制御して画像データをLCD16にスルー画として表示させる。
また、撮影処理が実行された時に、画像信号処理部104に入力された画像データは、画像処理、YC変換処理、及び圧縮処理(例えばJPEG方式)等が施される。システムコントローラ100は、メディアコントローラ107を制御して圧縮された画像データをメモリカード108に記憶させる。また、再生モードでは、メモリカード108に記憶された画像データに対して伸張処理が施されて、LCD16に再生画像として表示させる。
また、システムコントローラ100には、電源ボタン14、シャッタボタン15、ズーム操作ボタン17、カーソルボタン18、モード切替ボタン19が接続されている。システムコントローラ100は、各ボタンから操作信号を取得して、各操作信号に対応する処理を実行する。
なお、上記実施形態において、モータによってFPCを巻き取る場合を例に説明したが、その他のアクチュエータ、例えば圧電素子でも良いし、アクチュエータ以外の部品でも良い。また、当接板は、部品の上面及び下面のどちら側に取り付けられていても良い。
さらに、上記実施形態において、ネジ穴をレンズ鏡筒の外壁に形成し、長穴を当接板に形成する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、FPCが接続された部品を平板状の板に取り付ける場合、この板に長穴を形成し、当接板にネジ穴を形成しても良い。
また、上記実施形態では、屈曲光学系のレンズ鏡筒を用いる場合を例に説明したが、これに限るものではなく、被写体光束を屈曲させずに結像させる通常のレンズ鏡筒でも良い。さらに、レンズ鏡筒の外形も上記実施形態に限定されるものではなく、円筒形状のレンズ鏡筒でも良い。
また、上記実施形態において、撮像装置としてデジタルカメラを例に説明したが、これに限るものではなく、デジタルビデオカメラに本発明を適用しても良い。また、本発明のレンズ装置を撮像装置に適用した場合を例に説明したが、これに限るものではなく、銀塩カメラ、プロジェクタ等の光学装置に本発明を適用しても良い。
デジタルカメラの前面側の構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの背面側の構成を示す斜視図である。 レンズ装置の構成を示す斜視図である。 レンズ鏡筒の構成を示す断面図である。 モータの取り付け方法を示す斜視図である。 地板を回転させる向きを示す平面図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
20 レンズ装置
21 レンズ鏡筒
22 FPC
23〜25 モータ
24a 回転軸
52a 取付面
68 地板
68a 長穴
68b 挿通穴
70 ネジ穴
71 挿通穴
73 ネジ

Claims (7)

  1. レンズを保持するレンズ鏡筒の外壁に屈曲性を有する回路基板が配置され、この回路基板と電気的に接続された部品が前記外壁に取り付けられたレンズ装置において、
    前記部品が取り付けられる前記外壁の取付面に形成された第1の穴と、
    前記部品の上面または下面に取り付けられ、前記部品を前記外壁に取り付ける時に前記取付面と当接する当接板と、
    前記当接板に形成され、前記部品の側面よりも外側に配置された第2の穴とを備え、
    前記回路基板は前記側面で接続され、前記第1及び第2の穴の一方はネジ穴、他方は前記側面に沿うように形成された長穴であり、前記部品を前記外壁に取り付ける時に、前記回路基板を巻き取る方向に前記部品を回転させ、前記回路基板に張力を加えた状態で前記長穴にネジを挿通させて前記ネジ穴にネジ止めすることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記長穴は、前記回路基板を巻き取る方向で円弧状に湾曲されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  3. 前記第1の穴が前記ネジ穴、前記第2の穴が前記長穴であり、前記部品は、前記レンズを光軸方向に駆動するアクチュエータであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレンズ装置。
  4. 前記アクチュエータはモータであり、前記当接板は、前記モータの回転軸を挿通させる第1の挿通穴が形成されており、この第1の挿通穴に前記回転軸を挿通されて取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のレンズ装置。
  5. 前記取付面には、前記回転軸を前記レンズ鏡筒内に挿通させる第2の挿通穴が形成されていることを特徴とする請求項4記載のレンズ装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つ記載のレンズ装置と、前記レンズによって結像された被写体像を撮像する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1つ記載のレンズ装置を備えたことを特徴とする光学装置。
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