JP4555380B2 - 磁気ヘッド・スライダおよび磁気ディスク装置 - Google Patents
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Description
前記抵抗線は、周辺部よりも中央部で線幅が広くなっていることが望ましい。
前記抵抗線は、周辺部よりも中央部で厚さが大きくなっていることが望ましい。
磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子と、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の断面積が大きくなるように交互に行き来させたヒータと、を有することを特徴とする。
磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子と、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の間隔が大きくなるように交互に行き来させたヒータと、を有することを特徴とする。
磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子とを有する磁気ヘッド・スライダにおいて、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、中央部以外の部分に配線されたヒータを有することを特徴とする。
〔発明の効果〕
〔図面の簡単な説明〕
<第一実施例による磁気ヘッド・スライダの内部構成>
図1は、本発明の第一実施例による磁気ヘッド・スライダ1の、スライダ側面側から見た記録再生素子近傍の断面図(図16のC−C′断面図に相当)であり、図2はスライダ空気流出端側から見たヒータ12のA−A’線断面図である。図1、図2に示すように、本実施例の記録再生素子2はアルチックのスライダ4の素子形成面(空気流出端面)の浮上面(ABS)の近傍に形成されており、その周囲は絶縁材のアルミナ3で満たされている。記録再生素子2は、再生素子(MR)9と再生素子9を外部磁界から保護する上部シールド10と下部シールド11とを有する再生ヘッドと、再生ヘッドに絶縁体を介して積層された上部磁極5と下部磁極6とコイル7とコイル7の周囲を満たす絶縁材のレジスト8とを有する記録素子とで構成されている。そして浮上量を調整するためのヒータ12は、スライダ4と記録再生素子2の間であって記録再生素子9の近傍に設けられる。
〈第二実施例による磁気ヘッド・スライダの内部構成〉
前記第一実施例において、浮上量制御のアクチューエータ性能改善のために、ヒータ12の抵抗を一定にしてヒータ12の高さ21とヒータ12の幅22を小さくすると、必然的にヒータ12の抵抗線の断面積は小さくなり、発熱による溶解や電流および応力によるマイグレーションで断線しやすくなる。つまりヒータ12のサイズと信頼性は相反する関係にある。したがって、十分なアクチューエータ性能と信頼性を同時に実現するヒータ12を作ることが重要となる。
〈第三実施例によるヒータの構成〉
本発明の第三実施例によるヒータの構成を図11、12に示す。磁気ヘッド・スライダの全体構成、記録再生素子構造およびヒータの配置は上記第一および第二実施例と同じである。図11、12はそれぞれスライダ流出端側から見たヒータ12である。ヒータ12の厚さ23は一定である。
〈第四実施例によるヒータの構成〉
第四実施例によるヒータの構成を図13、14に示す。図13はヒータ中央付近を回避して抵抗線が配線されたヒータ12をスライダ流出端側から見た図である。図14はヒータ中央付近および再生素子近傍を回避して抵抗線が配線されたヒータ12をスライダ流出端側から見た図である。スライダの記録再生素子構造とヒータの配置は、図1に示した磁気ヘッド・スライダと同じである。
2…記録再生素子、
3…アルミナ(絶縁材)、
4…スライダ、
5…上部磁極、
6…下部磁極、
7…コイル、
8…レジスト絶縁膜、
9…:再生素子(MR)、
10…上部シールド、
11…下部シールド、
12…ヒータ(抵抗体)、
21…ヒータの高さ、
22…ヒータの幅、
23…ヒータの厚さ、
24…ヒータの中心と浮上面(ABS)の距離、
31…温度勾配緩和材、
32…温度勾配緩和材の高さ、
33…温度勾配緩和材の幅、
34…温度勾配緩和材の厚さ、
35…疑似ヒータ厚さ、
36…温度勾配緩和材と浮上面の距離、
50…磁気ディスク装置、
51…ベース、
52…回転軸、
53…磁気ディスク、
54…ピボット、
55…アクチュエータ・アーム、
56…サスペンション、
57…ボイス・コイル・モータ(VCM)、
100…スライダ、
101…フロント軸受面、
102,103…サイド軸受面、
104…リア軸受面、
105,106,107…レール、
108…負圧発生深溝。
Claims (8)
- スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子とを有する磁気ヘッド・スライダにおいて、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の断面積が大きくなるように交互に行き来させたヒータを有することを特徴とする磁気ヘッド・スライダ。
- 前記抵抗線は、周辺部よりも中央部で線幅が広くなっていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド・スライダ。
- 前記抵抗線は、周辺部よりも中央部で厚さが大きくなっていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド・スライダ。
- スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子とを有する磁気ヘッド・スライダにおいて、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の間隔が大きくなるように交互に行き来させたヒータを有することを特徴とする磁気ヘッド・スライダ。
- スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子とを有する磁気ヘッド・スライダにおいて、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、前記抵抗線が中央部以外の部分に配線されたヒータを有することを特徴とする磁気ヘッド・スライダ。
- 磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子と、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の断面積が大きくなるように交互に行き来させたヒータと、を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - 磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子と、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、周辺部よりも中央部分の間隔が大きくなるように交互に行き来させたヒータと、を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - 磁気ディスクと、
該磁気ディスクを回転軸に保持し回転させるスピンドル・モータと、
前記磁気ディスクに対し情報の記録再生を行う磁気ヘッド・スライダと、
該磁気ヘッド・スライダを支持するサスペンションと、
該サスペンションを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる駆動装置と、
を有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッド・スライダは、
スライダと、該スライダの素子形成面に再生素子と記録素子が積層された記録再生素子とを有する磁気ヘッド・スライダにおいて、前記スライダと前記記録再生素子の間に絶縁材を介して抵抗線をその先端が前記記録再生素子の再生素子よりも後方に位置し、前記抵抗線が中央部以外の部分に配線されたヒータを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
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JP2009032158A JP4555380B2 (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 磁気ヘッド・スライダおよび磁気ディスク装置 |
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JP2004030723A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Tdk Corp | 薄膜磁気ヘッド |
JP2005056447A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Hitachi Global Storage Technologies Inc | 磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置 |
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