JP4555182B2 - 給紙装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やファクシミリ装置、さらにはプリンタ等の画像形成装置に適用されて転写用の用紙を給紙するために用いられる給紙装置およびこれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような、画像形成装置の画像形成部に向けて転写材としての用紙を給紙するための給紙装置が知られている。この給紙装置は、画像形成装置の装置本体に挿脱可能に装着された、複数枚の定型用紙を貯留するための用紙カセットと、この用紙カセットの上部に設けられ、葉書のような小サイズの用紙や非定形の用紙を手差しで1枚ずつ給紙するときに使用される手差し給紙部とを備えて構成されている。
前記手差し給紙部は、用紙を載置し得る板状の給紙台と、この給紙台に設けられた、用紙の真っ直ぐな送り込みを案内する一対のカーソルとを備えている。前記給紙台は、用紙カセットに対して挿脱可能に構成され、用紙カセット内に収納された垂直姿勢と、用紙カセットから引き出された水平姿勢との間で姿勢変更可能になっている。
そして、用紙を手差しで給紙するに際しては、給紙台を用紙カセットから引き出して水平姿勢に姿勢設定した上で、用紙の幅寸法に合わせて一対のカーソル間の距離を調節し、これら一対のカーソルに案内させつつ用紙を手差しすることにより、当該手差しの用紙が画像形成部の上流端に設けられたレジストローラに直接届き、これによって手差しによる円滑な給紙が行われることになる。手差し給紙を行わないときは、給紙台が垂直姿勢で用紙カセット内に収納されるため、突出した給紙台が邪魔になるような不都合は生じない。
一方、用紙カセットに貯留された用紙束から定型用紙を自動的に給紙するに際しては、用紙カセットの給紙位置に設けられた給紙ローラが駆動回転され、この給紙ローラの駆動回転によって用紙束から1枚ずつの用紙が画像形成部へ向けて繰り出されるようになっている。
かかる特許文献1に記載の給紙装置によれば、手差し給紙部を用紙カセットに設けたことにより、装置本体における用紙カセットとは別個の位置にそれぞれ独立した状態で手差し給紙部を設けた場合に比較し、用紙を搬送する搬送系の構成が簡素化され、装置コストの低減化に貢献するという利点が得られる。
特許第3270613号公報
しかしながら、特許文献1に記載の給紙装置は、一対のカーソルを設置位置の関係上、装置本体の奥まった位置にまで延ばすことができないため、給紙口側にのみ設けられた状態になっており、従って、A4サイズ等の普通紙を手差し給紙するときは特に支障が生じないが、葉書のような小サイズの用紙を手差しで給紙するに際しては、当該小サイズの用紙の搬送方向下流位置しかカーソルによってガイドされないため、真っ直ぐに用紙を給紙することが困難になり、結果として傾いたまま給紙されてしまうことがあるという問題点を有している。
本発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、例えば葉書等の小サイズの用紙であっても給紙を確実に行うことができる手差し給紙部を備えた給紙装置およびこれを用いた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の装置本体内に用紙を手差しで給紙するための手差し給紙部を備えてなる給紙装置において、前記手差し給紙部は、手差しによる用紙の給紙を案内する手差しトレーと、この手差しトレーに設けられた、用紙の幅寸法に応じて用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に向けて正逆移動が可能な一対のカーソルとを備え、前記一対のカーソルは、前記装置本体内に向けて移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、画像形成装置の装置本体内に対して用紙を手差し給紙部を介して手差しで給紙するに際し、予め一対のカーソル間の距離を当該用紙の幅寸法に合わせて調節した状態で装置本体内に向けて移動させておくことにより、用紙は、幅方向にずれることなく真っ直ぐに給紙される。
このように、一対のカーソルは、装置本体内に向けて移動可能に構成されているため、通常サイズの用紙はもちろんのこと、例えば葉書のような小サイズの用紙であっても、カーソルを装置本体内に向けて移動させることにより当該カーソルに沿わせた状態で手差し給紙することができる。従って、従来のように、小サイズの用紙を手差し給紙するに際し、カーソルが小サイズの用紙に確実に対応していないため、斜めになったりして真っ直ぐに給紙し得なくなるような不都合の発生が確実に防止される。
また、請求項記載の発明は、前記手差しトレーは、前記一対のカーソルをそれぞれ案内する一対のガイド部を有し、前記一対のガイド部は、それぞれ用紙幅方向に向けて延びるように形成された幅方向移動用ガイドと、この幅方向移動用ガイドにおける前記一対のカーソルが最小離間距離に位置設定された部分から各カーソルを用紙搬送方向に向かわせ得る前後方向移動用ガイドとを備えていることをさらに特徴とするものである。
かかる構成によれば、一対のカーソルは、幅方向移動用ガイドにガイドされながら用紙幅方向に向けて移動し得るとともに、手差し対象の用紙が小サイズ用紙である場合、一対のカーソル間の距離を最小離間距離に設定した上で、当該各カーソルを前後方向移動用ガイドにガイドさせつつ装置本体内に向けて前進させることができる。
このように、幅方向移動用ガイドと前後方向移動用ガイドからなるガイド部を設けることによって、カーソルをガイド部にガイドさせることで当該カーソルを用紙幅方向と用紙搬送方向との双方に対し安定した状態で移動させることができる。
そして、一対のカーソル間の最小離間距離を例えば葉書などの小サイズの用紙の幅寸法に設定しておくことにより、当該小サイズの用紙を手差し給紙する場合、一対のカーソル間の距離が最小離間距離になるように調節した上で、当該一対のカーソルを装置本体内に向けて移動させることにより、各カーソルは、装置本体内の用紙を搬送する位置に近づくとともに、小サイズ用紙の幅方向の各縁部をカバーし得る状態になるため、小サイズの用紙は、横ずれや斜めずれすることなく真っ直ぐに装置本体内に給紙される。
このように、一対のカーソルを、所定の最小離間距離に位置設定された状態で装置本体内に向けて移動可能に構成することで、葉書などの小サイズの用紙であっても、カーソルを装置本体内に向けて移動させることにより当該カーソルに沿わせた状態で手差し給紙することができる。従って、従来のように、小サイズの用紙を手差し給紙するに際し、カーソルが小サイズの用紙に確実に対応していないため、斜めになったりして真っ直ぐに給紙し得なくなるような不都合の発生が確実に防止される。
しかも、請求項記載の発明は、前記カーソルを支持した状態で前記幅方向移動用ガイドに案内されて移動するカーソル支持部材が設けられ、前記カーソルは、前記最小離間距離に位置設定された状態で前記カーソル支持部材から外れて前記前後方向移動用ガイドに案内されるように構成されていることをさらに特徴とするものである。
かかる構成によれば、カーソル支持部材を幅方向移動用ガイドに沿わせて移動させることにより、当該幅方向移動用ガイドに支持されたカーソルも同様に移動する。そして、一対のカーソル支持部材間の距離が最小になった状態では、カーソルをカーソル支持部材から外した上で前後方向移動用ガイドに沿わせて前進させることが可能になる。
このように、一対のカーソルは、最小離間距離に位置設定された状態でカーソル支持部材から外れて前記前後方向移動用ガイドに案内されるように構成されているため、カーソルを装置本体内に向かって前進させるための構造を、カーソル支持部材とともに行う場合に比較して簡単になる。
請求項記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記手差し給紙部は、前記画像形成装置における用紙に画像を転写する転写部の上流端にまで延ばされた固定トレーを有し、前記手差しトレーは、前記固定トレーの上流端に連設される収納姿勢と、この収納姿勢の状態から引き出されることにより前記固定トレーから離間した引出姿勢との間で姿勢変更可能に構成され、前記手差しトレーが収納姿勢に姿勢設定された状態で前記固定トレーに接続される第2の手差しトレーが形成されるように構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、手差しトレーが引出姿勢に姿勢設定された状態では、転写部の上流端にまで延ばされた固定トレーの上面と、固定トレーの上流端に連設される手差しトレーの上面とが面一になっているため、手差し給紙を行うに際し、用紙がたとえ葉書などの小サイズのものであっても、当該用紙は、これら手差しトレーおよび固定トレーに案内されて安定した状態で給紙される。
これに対し、手差し給紙部が収納姿勢に姿勢設定された状態では、装置本体と手差しトレーとの間に第2の手差しトレーが形成されるため、用紙をこの第2の手差しトレーを介して手差しで給紙することができる。
このように、手差しトレーが収納された状態で第2の手差しトレーが形成されるため、手差し給紙部の構造を簡単なものとした上で、手差し給紙の態様(すなわち、手差しトレーを収納したままで手差し給紙を行うか、手差しトレーを引き出した状態で手差し給紙を行うかの態様)をユーザーが選択し得るようになる。
請求項記載の画像形成装置は、請求項1または2に記載の給紙装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
かかる構成によれば、画像形成装置は、請求項1または2に記載の給紙装置が有する作用を備えたものになる。
請求項1記載の発明によれば、手差しトレーに設けられた一対のカーソルは、装置本体内に向けて移動可能に構成されているため、通常サイズの用紙はもちろんのこと、葉書などの小サイズの用紙であっても、カーソルを装置本体内に向けて移動させることにより当該カーソルに沿わせた状態で手差し給紙することができる。従って、従来のように、小サイズの用紙を手差し給紙するに際し、カーソルが小サイズの用紙に確実に対応していないため、斜めになったりして真っ直ぐに給紙し得なくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
また、手差しトレーには、一対のカーソルの移動をそれぞれ案内する一対のガイド部が設けられ、各ガイド部は、幅方向移動用ガイドと前後方向移動用ガイドとを備えているため、かかるガイド部にカーソルをガイドさせることにより当該カーソルを用紙幅方向と用紙搬送方向との双方について安定した状態で容易に移動させることができる。
さらに、一対のカーソルは、最小離間距離に位置設定された状態でカーソル支持部材から外れて前記前後方向移動用ガイドに案内されるように構成されているため、カーソルを装置本体に向かって前進させるための構造を、カーソル支持部材とともに行う場合に比較して簡単なものにすることができる。
請求項記載の発明によれば、手差しトレーが収納された状態で第2の手差しトレーが形成されるため、手差し給紙部の構造を簡単なものとした上で、ユーザーは、手差し給紙の態様(すなわち、手差しトレーを収納したままで手差し給紙を行うか、手差しトレーを引き出した状態で手差し給紙を行うかの態様)を選択することができる。
請求項記載の発明によれば、画像形成装置を、請求項1または2に記載の給紙装置が有する効果を備えたものにすることができる。
図1は、本発明に係る給紙装置が適用されたプリンタの一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、手差し給紙部の可動トレーが収納姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、手差し給紙部の可動トレーが引出姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。なお、図1において、X−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図1に示すように、プリンタ(画像形成装置)10は、例えばコンピュータ等の外部機器から入力された画像情報に基づき画像形成処理を行って用紙Pに転写処理を施すものであり、側面視で上に凹の扇形状に形状設定された箱形を呈する装置本体11内に画像形成用の各種の機器が装着されることによって構成されている。
前記装置本体11は、扇形状を呈した左右幅方向一対の側板111と、これら一対の側板111の上縁部間に架設された側面視で円弧状を呈する天板112と、この天板112の前縁部から上下方向の略中間位置まで垂下された前面板113と、天板112の後縁部から上下方向の略中間位置まで垂下された後面板114(図2)と、上下方向の略中間位置で前記一対の側板111間に架設された仕切板115(図2)とを備えている。装置本体11内における仕切板115の上部に後述する画像形成用の各種の機器が装着されている一方、仕切板115の下部に、後に詳述する用紙カセット31が挿脱可能に装着されている。
前記前面板113の下部には、後述する用紙カセット31の円弧状前板32が設けられ、その上縁部が所定の上下寸法で左右方向に向けて切り欠かれることによって形成した凹溝321が設けられ、後述する手差し給紙部40がこの凹溝321に挿脱自在に設けられている。手差しで給紙する場合、用紙Pは、凹溝321から引き出された状態の手差し給紙部40を介して装置本体11内に導入されるようになっている。
一方、前記天板112には、その中央部が後方に向かって先下がり状態で凹設されることによって形成した排紙トレー117が設けられ、装置本体11内で所定の転写処理が施された用紙Pは、排紙トレー117の後方壁に開口された排紙口117aを介して当該排紙トレー117上に排出されるようになっている。
また、各側板111の後方上部には、上下方向に延びる複数本の格子が前後方向に向かって並設されてなるルーバー118がそれぞれ設けられ、一方のルーバー118から取り入れた外気を他方のルーバー118から排出することによって装置本体11に冷却処理が施されるようになっている。
図2および図3は、かかるプリンタ10の内部構造の概要を説明するための側面断面視の説明図であり、図2は、用紙カセット31が収納位置T1に収納された状態、図3は、用紙カセット31が引出位置T2に引き出された状態をそれぞれ示している。図2および図3におけるYによる方向表示(前後方向)は、図1の場合と同様(−Y:前方、+Y:後方)である。
これらの図に示すように、プリンタ10は、印刷処理に供する用紙Pを貯留するとともに、貯留された用紙Pの束(用紙束P1)から1枚ずつの用紙Pを繰り出させたり、手差しで給紙したりすることができるように構成された給紙装置30と、この給紙装置30から供給された用紙Pに対して画像の転写処理を施す画像転写部(転写部)20と、この画像転写部20で転写処理の施された用紙Pに対して定着処理を施す定着部27とが装置本体11における仕切板115より上方位置に内装されることによって構成されている。定着部27で定着処理の施された用紙Pは、前記排紙トレー117へ排紙されるようになっている。
前記給紙装置30は、装置本体11に対して挿脱可能に装着された用紙束P1を貯留するための用紙カセット31と、この用紙カセット31の上部に設けられた手差し給紙部40とを備えて構成されている。装置本体11には、用紙カセット31の上流側(図2の右方)に対応した位置に用紙束P1から1枚ずつの用紙Pを繰り出させる大径の給紙ローラ311が設けられているとともに、この給紙ローラの直上位置に小径の搬送コロ312が設けられている。一方、用紙カセット31には、搬送コロ312と対向した用紙カセット31側の給紙コロ312aが設けられ、これら一対の搬送コロ312,312aによって給紙ローラ対が形成されている。そして、給紙ローラ311の駆動によって用紙カセット31から繰り出された用紙Pは、搬送コロ312,312aを介し、給紙搬送路(案内面)313およびこの下流端に設けられたレジストローラ対314を介して画像転写部20に給紙されるようになっている。なお、用紙カセット31および手差し給紙部40については後に詳述する。
前記画像転写部20は、コンピュータ等から電送された画像情報に基づき用紙Pに転写処理を施すものであり、左右方向(図2の紙面と直交する方向)に延びるドラム心回りに回転可能に設けられた感光体ドラム21の周面に沿うように、当該感光体ドラム21の直上位置から時計方向に向けて帯電器22、露光装置23、現像装置24、転写ローラ25およびクリーニング装置26が配設されることによって形成されている。
前記感光体ドラム21は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像を形成させるためのものであり、周面にアモルファスシリコン層が積層され、これによってこれらの像を形成させるのに適したものになっている。
前記帯電器22は、ドラム心回りに時計方向に回転している感光体ドラム21の周面に一様な電荷を形成させるものであり、本実施形態においては、ワイヤからのコロナ放電により感光体ドラム21の周面に電荷を付与するコロナ放電方式のものが採用されているが、これに代えて周面が感光体ドラム21の周面と当接しながら従動回転しつつ当該感光体ドラム21の周面へ電荷を付与する帯電ローラ方式を採用してもよい。
前記露光装置23は、コンピュータ等の外部の機器から電送されてきた画像データに基づき強弱の付与されたレーザー光を回転している感光体ドラム21の周面に照射し、これによる感光体ドラム21周面のレーザー光が照射された部分の電荷の消去によって当該感光体ドラム21の周面に静電潜像を形成させるものである。
前記現像装置24は、感光体ドラム21の周面に現像剤の内のトナーを供給することによって周面の静電潜像が形成された部分にトナーを付着させ、これによって感光体ドラム21の周面にトナー像を形成させるものである。なお、本発明においては、現像剤としてトナーとキャリアとからなる、いわゆる2成分系のものが採用されている。トナーは、着色剤、電荷制御剤およびワックス等の添加剤をバインダー樹脂中に分散させた粒径が6〜12μmの微粉体である。キャリアは、磁鉄鉱(Fe)等の粒径が60〜200μmの磁性粒子であり、トナーを帯電させるために使用される。そして、トナーは、トナーカートリッジ241から現像装置24に適宜補給される消耗品であるのに対し、キャリアは、予め所定量が現像装置24内に装填されており、消耗することなく循環使用されるのが一般的であるが、本発明においては、トナーカートリッジ241にトナーおよびキャリア(すなわち現像剤)が装填されており、トナーとキャリアの双方が同時に現像装置24に補給されるようにしている。
前記転写ローラ25は、感光体ドラム21の直下位置に送り込まれた用紙Pに対して当該感光体ドラム21の周面に形成されているプラスに帯電したトナー像を用紙Pに転写させるものであり、トナー像の電荷と逆極性であるマイナスの電荷を用紙Pに付与するようになっている。
従って、感光体ドラム21の直下位置に送り込まれた用紙Pは、転写ローラ25と感光体ドラム21とによって押圧挟持されつつ、プラスに帯電した感光体ドラム21周面のトナー像がマイナスに帯電した用紙Pの表面に向けて引き剥がされ、これによって用紙Pに対し転写処理が施されることになる。
前記クリーニング装置26は、用紙Pへの転写処理後の感光体ドラム21の周面に残留しているトナーを取り除いて清浄化するためのものである。このクリーニング装置26によって清浄化された感光体ドラム21の周面は、次の画像形成処理のために再び帯電器22へ向かうことになる。
前記定着部27は、画像転写部20において転写処理の施された用紙Pのトナー像に加熱による定着処理を施すものであり、内部にハロゲンランプ等の通電発熱体が装着されたヒートローラ271と、このヒートローラ271の下部で周面が対向配置された加圧ローラ272とを備えて構成されている。そして、転写処理後の用紙Pは、ローラ心回りに時計方向に向けて駆動回転しているヒートローラ271と、ローラ心回りに反時計方向に向けて従動回転している加圧ローラ272との間のニップ部を通過することによって、ヒートローラ271からの熱を得て定着処理が施されるようになっている。定着処理の施された用紙Pは、排紙搬送路273を通って排紙トレー117へ排出されることになる。
前記給紙装置30の構成要素である手差し給紙部40は、後縁部が前記画像転写部20の上流端であって、給紙コロ312aの直上位置にまで延ばされた固定トレー50と、この固定トレー50の上流端に連設された可動トレー60とを備えて構成されている。そして、前記可動トレー60は、用紙カセット31に収納された収納姿勢S1(図5)と、用紙カセット31から引き出された引出姿勢S2(図6)との間で姿勢変更可能であり、用紙カセット31が収納位置T1に姿勢設定された状態で引出姿勢S2に姿勢設定されることにより用紙Pを手差しで給紙し得るようになっている。
以下、かかる給紙装置30について、図4〜図6を基に詳細に説明する。図4は、給紙装置30の第1実施形態を示す分解斜視図である。図5および図6に示す給紙装置30の組み立て斜視図であり、図5は、手差し給紙部40の可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定された状態を示し、図6は、手差し給紙部40の可動トレー60が引出姿勢S2に姿勢設定された状態を示している。そして、特に図6においては、カーソル63が通常位置U1に位置設定された状態を実線で、カーソル63が下流側位置U2へスライドされた状態を二点鎖線でそれぞれ示している。因みに、図4〜図6におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様((Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
まず図4を基に、手差し給紙部40についての説明に先立って当該手差し給紙部40が装着される用紙カセット31について説明する。用紙カセット31は、前面が外方(前方)に向かって円弧状に膨設された円弧状前板32と、この円弧状前板32の裏面(後面)側の下縁部から後方に向かって延設された底板33と、この底板33の左右両側部から上方に向けて突設された前後方向に延びる一対の側板34とを備えている。
前記各側板の適所には、互いに反対方向に向けて突設された被ガイド突片341が設けられている一方、装置本体11の一対の側板111(図3)には、前記被ガイド突片341に対応した前後方向に延びるガイド溝111aがそれぞれ凹設され、用紙カセット31は、各被ガイド突片341がこれらのガイド溝111aに案内されつつ正逆移動することによって装置本体11内に収納された収納位置T1(図2)と、装置本体11から外部に突出した引出位置T2(図3)との間で位置変更し得るようになっている。
前記底板33には、その上面側における左右方向の中央位置に前後方向に延びた前後動案内凹部331が設けられているとともに、この前後動案内凹部331に案内されつつ前後動可能な前後位置規制部材35が設けられている。この前後位置規制部材35は、底板33上に載置された用紙束P1(図1)の後端位置を規制するためのものであり、前後動案内凹部331内をスライドする水平板351と、この水平板351の後端部から立設された垂直板352とからなっている。そして、この垂直板352を用紙サイズに合わせて移動させ用紙束P1の後端へ当止させ得るようになっている。
また、底板33には、その上面の前方位置に左右方向一対の左右動案内凹部332が設けられているとともに、これらの左右動案内凹部332に案内されつつ左右方向に移動可能な一対の左右位置規制部材36が設けられている。これらの左右位置規制部材36は、底板33上に載置された用紙束P1(図1)の左右位置を規制するためのものであり、左右動案内凹部332内をスライドする水平板361と、各水平板361における左右方向の互いに反対側の縁部から立設された垂直板362とを有している。そして、これらの左右位置規制部材36を用紙サイズに合わせて同一量だけ移動させることによって一対の垂直板362で当該用紙束P1を挟持し得るようになっている。
従って、用紙カセット31の底板33上に載置された用紙束P1は、前後位置規制部材35および一対の左右位置規制部材36によって挟み込まれることにより、用紙カセット31内で位置決めされることになる。
また、底板33の前半分の位置には、前記左右位置規制部材36と干渉しない状態で載置された用紙束P1の前半分を上方へ向けて付勢する付勢板37が設けられている。この付勢板37は、後端側が左右方向に延びる支軸371(図2)回りに回動可能に軸支されているとともに、コイルスプリング372(図2)によって上方に向かって付勢され、これによって用紙カセット31に装填された用紙束P1の最上位の用紙Pは、用紙カセット31が装置本体11に収納された状態で給紙ローラ311に当接するようになっている。従って、用紙束P1の最上位の用紙Pは、給紙ローラ311が駆動回転することにより、給紙ローラ311、搬送コロ312,312aおよび給紙搬送路313を介し画像転写部20へ向けて順次繰り出されることになる。
そして、前記固定トレー50と可動トレー60とからなる前記手差し給紙部40は、このような用紙カセット31の前方位置に形成されている。手差し給紙部40を用紙カセット31に装着するために、円弧状前板32の上部には、左右方向の中央部が凹没されることによって形成された可動トレー60を受ける凹溝321が形成されているとともに、円弧状前板32の裏面(後面)には、左右方向一対の側壁322が設けられている。これら一対の側壁322と、円弧状前板32と、給紙ローラ311および側壁322とに囲繞された部分に固定トレー50を装着する装着空間Vが形成されている。
前記固定トレー50は、可動トレー60を介して手差しされた用紙Pを給紙搬送路313(図2)へ案内するためのものであり、左右方向に長尺のトレー本体51と、このトレー本体51を支持するトレー支持部材52とを備えて構成されている。前記トレー本体51は、左右寸法が前記円弧状前板32の凹溝321の左右寸法と略同一に設定されているとともに、前後幅寸法が前記装着空間Vの前後幅寸法と略同一に設定され、これによって装着空間Vに装着された状態で当該装着空間Vの後方側の給紙ローラ311および搬送コロ312を覆い得るようになっている。
前記トレー支持部材52は、平面形状がトレー本体51のそれと同一に設定されたトレー支持板521と、このトレー支持板521の前後方向の略中央部から下方に向けて突設された左右方向に延びる後方板522と、この後方板522の下縁部から上方に向けて延設された前方板523とからなっている。前記トレー本体51は、トレー支持板521に密着状態で固定されている。
前記後方板522および前方板523は、給紙ローラ311や搬送コロ312等との位置関係が考慮された上で上方から前記装着空間Vに挿入され得るように形状設定されている。かかる後方板522および前方板523が装着空間Vに挿入されて固定されることにより、固定トレー50が、図5および図6に示すように、用紙カセット31の所定の位置に装着されるようになっている。そして、このような後方板522と前方板523との間には、収納姿勢S1に姿勢設定された可動トレー60を収納するための収納空間V1が形成されている。
前記可動トレー60は、引出姿勢S2(図6)に姿勢設定された状態で手差しの用紙Pを案内する手差しトレー61と、収納姿勢S1(図5)に姿勢設定された状態で前記用紙カセット31の円弧状前板32に設けられた凹溝321を塞ぐ蓋体62と、手差しトレー61の上面に設けられた左右方向一対のカーソル63とを備えて構成されている。蓋体62は、手差しトレー61の前縁部から図4における下方に向かって折り曲げられた状態で手差しトレー61に接続されている。
前記手差しトレー61は、左右方向の寸法が前記用紙カセット31の円弧状前板32に設けられた凹溝321の左右寸法より僅かに短く寸法設定されているとともに、前後幅寸法が凹溝321の前後幅寸法より相当長め(本実施形態では略3倍)に設定され、これによって可動トレー60が引出姿勢S2に姿勢設定された状態では、図1の(ロ)および図6に示すように、用紙カセット31の円弧状前板32から前方に向けて相当量が突出した状態になるようになされている。
これに対し、前記蓋体62は、左右寸法が手差しトレー61のそれと同一に設定されている一方、前後幅寸法が全長に亘って凹溝321のそれと同一に設定され(すなわち、先端縁部が凹溝321の平面視の形状と同一の円弧状に形成され)、これによって可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定されることにより手差しトレー61が収納空間V1内に収納された状態で、図1の(イ)および図5に示すように、蓋体62が凹溝321に嵌り込み、これによって凹溝321を閉止した上で用紙カセット31の円弧状前板32から前方に向けて突出しないようになっている。因みに、可動トレー60は、手差しトレー61および蓋体62の両端部にT字形状を呈した補強部材64がそれぞれ固定されることによって構造的に丈夫になっている。
従って、本実施形態においては、可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定された状態(図5)では用紙Pを手差し給紙することができないのに対し、可動トレー60が引出姿勢S2(図6)に姿勢設定されることにより、用紙Pは、手差しトレー61を介して手差し給紙し得るようになっている。
前記各カーソル63は、手差しトレー61に設けられた左右方向に延びる一対のガイド長孔(ガイド部)611に案内されてそれぞれ用紙幅方向に向けて正逆移動し得るとともに、用紙搬送方向に向けても正逆移動し得るように前後方向の幅寸法が幅広になっており、これによって一対のカーソル63間の内寸法を手差しする用紙Pの用紙幅に対応させた上で、当該各カーソル63を、装置本体11内へ向けて移動させ得るようになっている。
かかる一対のガイド長孔611は、手差しトレー本体61において若干前後にずれた状態で左右対称に設けられ、これらの間の最小離間距離が葉書サイズの用紙Pの横寸法(短い方の寸法)と略同一に設定されているとともに、最大離間寸法がA4サイズの用紙Pの縦寸法(長い方の寸法、A3サイズの用紙Pの横寸法と同じ)と略同一に設定され、これによって小は、葉書サイズの用紙Pから、大は、A3サイズの用紙Pまでを対象としてカーソル63間の距離を調節し得るようになっている。
また、前記各補強部材64の図4における前端位置には、互いに反対方向に突出した被ガイド軸641が突設されている一方、前記円弧状前板32の裏側に設けられた一対の側壁322には、互いに対向し、かつ、上下方向に延びた案内溝323が設けられ、各被ガイド軸641が対応した案内溝323に嵌め込まれることによって、可動トレー60は、各被ガイド軸641が各案内溝323に案内されつつ手差しトレー61が収納空間V1に収納された収納姿勢S1(図5)と、手差しトレー61が収納空間V1から引き出されて固定トレー50のトレー本体51と面一になった引出姿勢S2(図6)との間で姿勢変更し得るようになっている。
図7は、一対のカーソル63の連動構造の一実施形態を説明するための可動トレー60の裏面視の斜視図である。図7に示すように、可動トレー60における手差しトレー61の裏面側には、左右一対のガイド長孔611にそれぞれガイドされながら左右方向に移動する一対のカーソル支持部材65が設けられている。これらのカーソル支持部材65は、対応したカーソル63を着脱可能に支持するものであり、互いの対向縁面にそれぞれラック歯651が設けられ、各ラック歯651が噛合するピニオン部材66を介して互いに接続されている。ピニオン部材66は、手差しトレー61の略中央部に設けられている。
また、手差しトレー61の裏面側には、各カーソル支持部材65の移動を案内するための案内凹溝612がそれぞれ設けられ、各カーソル支持部材65は、対応した案内凹溝612に案内されることによって左右方向に向かう正逆移動がスムーズに行われるようになっている。
前記ピニオン部材66は、互いに対向した一対のカーソル支持部材65の各ラック歯651と噛合するピニオン本体661と、このピニオン本体661に同心で一体的に形成されたフランジ662とを備えている。フランジ662は、径寸法がピニオン本体661の径寸法より若干大きめに設定されている。かかるピニオン部材66は、手差しトレー61の中心位置に中心軸663回りに回転自在に軸支されている。そして、前記フランジ662の存在によりピニオン本体661に噛合した各カーソル支持部材65は、外れ止めされるようになっている。
かかるカーソル63の連動構造によれば、一方のカーソル63をガイド長孔611に沿わせて移動させることにより、この移動は、一方のカーソル支持部材65のラック歯651を介してピニオン本体661に伝達されてピニオン部材66が中心軸663回りに回転し、この回転は他方のカーソル支持部材65のラック歯651を介して当該カーソル支持部材65に伝達され、これによって他方のカーソル支持部材65が一方のカーソル支持部材65と反対方向に向けて同一量だけ移動するため、結局、一方のカーソル63のみを操作することにより他方のカーソル63も連動することになる。
そして、前記一対のカーソル63は、このようなカーソル支持部材65に移動可能に保持されている。図8は、カーソル63の保持構造70の一実施形態を示す裏面側から見た拡大斜視図であり、図7における左側のものを示している。図8に示すように、カーソル63のカーソル支持部材65に対する保持構造70は、一対のカーソル支持部材65がガイド長孔611(図7)内のいずれの位置にいてもカーソル63をカーソル支持部材65から外れ止め状態で前後方向に向けて移動し得るようにするためのものであり、カーソル63の裏面(図8においては上面)における長手方向の略中央位置から突設された柱状突起71と、カーソル支持部材65の端部に設けられた前記柱状突起71を抱え込むように係止する鈎形係止突片72とを備えて構成されている。
前記柱状突起71は、本実施形態においては、平面視で小判形状に設定されているが、小判形状であることに限定されるものではなく、円柱状であってもよいし、角柱状であってもよい。
前記鈎形係止突片72は、カーソル支持部材65の端部におけるラック歯651が設けられている側の縁面から当該ラック歯651の延びる方向に向けて突設された角柱状の第1突片721と、この第1突片721の先端から後方に向けて直角に延設された角柱状の第2突片722とからなっている。第2突片722とカーソル支持部材65の端縁との間の隙間寸法は、この隙間と対応した柱状突起71の平面視の寸法より僅かに小さめに設定され、柱状突起71がこの隙間に嵌り込むことによって鈎形係止突片72が弾性変形し、これによる弾性力で鈎形係止突片72による柱状突起71の係止状態が安定するようになされている。
かかる第2突片722は、長さ寸法がガイド長孔611の前後幅寸法と略同一に設定され、これによってカーソル63が通常位置U1と下流側位置U2との間で位置変更しても、柱状突起71が第2突片722とカーソル支持部材65の端縁部との間から外れることがないようになされている。
そして、カーソル63を図8に二点鎖線で示す矢印方向に所定の力で押圧することにより、柱状突起71は、鈎形係止突片72の弾性力に抗して当該鈎形係止突片72による係止から外れる一方、カーソル63を逆方向に移動させることにより、鈎形係止突片72の弾性変形によって第2突片722とカーソル支持部材65の縁面との間に係止されるようになっている。
以下、図9を基に、必要に応じて図1〜図8を参照しながら第1実施形態の手差し給紙部40の作用について説明する。図9は、第1実施形態の手差し給紙部40の作用を説明するための手差しトレー61の平面視の説明図であり、(イ)は、通常位置U1に位置設定された一対のカーソル63の離間距離が所定の大きいサイズの用紙Pに合わせ移動された状態、(ロ)は、通常位置U1に位置設定された一対のカーソル63の離間距離が所定の小さいサイズの用紙Pに合わせて移動された状態、(ハ)は、一対のカーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態をそれぞれ示している。因みに、図9におけるXおよびYによる方向表示(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))は、図1の場合と同様である。
まず、図9の(イ)に示す状態では、鈎形係止突片72(図8)によって各カーソル支持部材65に係止された一対のカーソル63は、カーソル支持部材65を介してガイド長孔611にA4サイズ等の通常の用紙Pを真っ直ぐに手差し給紙し得る位置に設定されている。このとき各カーソル63は、通常位置U1に位置設定されたままとされているが、用紙PがA4サイズ等であるため、特に下流側位置U2へ位置変更されなくても、用紙Pを一対のカーソル63にガイドさせつつ手差しで適正に給紙することができる。
ついで、葉書等の小サイズの用紙Pを手差し給紙するに際しては、一方のカーソル63をガイド長孔611に沿わせて当該用紙Pの用紙幅に合うように移動させればよい。そうすると、他方のカーソル63がピニオン部材66を介して反対方向に向けて同一量だけ移動し、これによって一対のカーソル63間の距離は、図9の(ロ)に示すように、小さいサイズの用紙Pに対応した離間距離になる。
この状態で、各カーソル63を、図9の(ロ)に矢印で示すように、装置本体11内へ向けて押圧することにより、カーソル63の柱状突起71(図8)が第2突片722とカーソル支持部材65の端縁との隙間に案内されつつ装置本体11内へ向けて移動し、図9の(ハ)に示す下流側位置U2に位置設定される。
そして、各カーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態では、各カーソル63の下流端が手差しトレー61の略中央部にまで進行しているため、小サイズの用紙Pを手差しで給紙するに際し、当該小サイズの用紙Pは、両側部が給紙搬送路313(図2)に接近した一対のカーソル63によってガイドされることになり、これによって小サイズの用紙Pは、横ずれや斜めずれすることなく真っ直ぐにレジストローラ対314(図2)へ向けて給紙される。
以上詳述したように、第1実施形態に係る給紙装置30は、プリンタ10の装置本体11内に用紙Pを手差しで給紙するための手差し給紙部40を備えてなるものであり、手差し給紙部40は、手差しによる用紙Pの給紙を案内する手差しトレー61と、この手差しトレー61に設けられた、用紙Pの幅寸法に応じて用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に向けて正逆移動が可能な一対のカーソル63とを備え、一対のカーソル63は、装置本体11内に向けて移動可能に構成されている。
かかる構成によれば、プリンタ10の装置本体11内に対して用紙Pを手差し給紙部40を介して手差しで給紙するに際し、予め一対のカーソル63間の距離を当該用紙Pの幅寸法に合わせて調節しておくことにより、用紙Pを幅方向にずれることなく真っ直ぐに給紙することができる。
そして、一対のカーソル63間の距離を予め手差ししようとする用紙Pの幅寸法に設定しておくことにより、当該用紙Pを手差し給紙する場合、一対のカーソル63を装置本体11内に向けて移動させることにより、各カーソル63は、装置本体11内の用紙Pを搬送する位置(レジストローラ対314)に近づくため、用紙Pを横ずれすることなく真っ直ぐに装置本体11内に給紙することができる。
このように、手差しトレー61に設けられた一対のカーソル63を、装置本体11内に向けて移動可能に構成することにより、どのようなサイズの用紙Pであっても、当該カーソル63に沿わせた状態で手差し給紙することができる。従って、従来のように、小サイズの用紙Pを手差し給紙するに際し、カーソル63が装置本体11の奥部にまで達していないため、用紙Pが斜めになったりして真っ直ぐに給紙し得なくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
また、手差しトレー61には、一対のカーソル63の移動をそれぞれ案内する一対のガイド長孔611が設けられているため、各カーソル63は、対応したガイド長孔611にガイドされながら用紙幅方向に向けて安定した状態で移動することができる。
さらに、カーソル63を支持した状態でガイド長孔611に案内されて移動するカーソル支持部材65が設けられ、しかもカーソル63は、所定の離間距離に位置設定された状態でカーソル支持部材65に支持されながら用紙搬送方向に向けて移動可能に構成されているため、カーソル63を用紙幅方向および用紙搬送方向の双方で極めて安定した状態で自由に移動させることができる。
図10および図11は、給紙装置30′の第2実施形態を示す分解斜視図であり、図10は、可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定された状態において一対のカーソル63が通常位置U1に位置設定された状態、図11は、可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定された状態において一対のカーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態を示している。なお、これらの図におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様((Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
この実施形態の給紙装置30′は、特に葉書サイズの用紙Pの手差し給紙を円滑に行うことができるように考慮されたものであり、手差しトレー本体61に設けられる各ガイド長孔611′は、左右方向に延びる幅方向移動用ガイド611aと、これら幅方向移動用ガイド611aの最も接近した位置からそれぞれ後方に向かって延設された一対の前後方向移動用ガイド611bとからなっている。
前後方向移動用ガイド611bは、一対のカーソル63間の距離が最小離間距離(葉書サイズの用紙に見合った距離)になった状態で、これら一対のカーソル63の装置本体11内へ向けた移動を案内するためのものである。
従って、第2実施形態の給紙装置30′においては、葉書サイズより大きいサイズの用紙Pについてはカーソル63を下流側位置U2へ前進させることができないようになっている。従って、一対のカーソル63間の距離が最小離間距離を超えているときには、各カーソル63は、図10に示すように、通常位置U1に設定された状態になっているのに対し、一対のカーソル63間の距離が最小離間距離に設定されたときには、各カーソル63を後方に向けて押圧することにより、図11に示すように、各カーソル63を通常位置U1から下流側位置U2へ位置変更させることができる。
図12は、第2実施形態の給紙装置30′に適用される保持構造70′の一実施形態を示す斜視図である。図12に示すように、カーソル63のカーソル支持部材65に対する保持構造70′は、一対のカーソル支持部材65間の距離が最小離間距離になった状態(図7参照)でカーソル63をカーソル支持部材65による係止状態から解放し、前後方向移動用ガイド611bに沿わせて移動し得るようにするためのもの、カーソル63の裏面(図8においては上面)における長手方向の略中央位置から突設された柱状突起71と、カーソル支持部材65の端部に設けられた前記柱状突起71を抱え込むように係止する鈎形係止突片72とを備えて構成されている。
前記柱状突起71は、本実施形態においては、平面視で小判形状に設定されているが、小判形状であることに限定されるものではなく、円柱状であってもよいし、角柱状であってもよい。
前記鈎形係止突片72は、カーソル支持部材65の端部におけるラック歯651が設けられている側の縁面から当該ラック歯651の延びる方向に向けて突設された角柱状の第1突片721と、この第1突片721の先端から後方に向けて直角に延設された角柱状の第2突片722とからなっている。第2突片722とカーソル支持部材65の端縁との間の隙間寸法は、この隙間と対応した柱状突起71の平面視の寸法より僅かに小さめに設定され、柱状突起71がこの隙間に嵌り込むことによって鈎形係止突片72が弾性変形し、これによる弾性力で鈎形係止突片72による柱状突起71の係止状態が安定するようになされている。
そして、カーソル63を図12における二点鎖線で示す矢印方向に向けて所定の力で押圧することにより、柱状突起71は、鈎形係止突片72の弾性力に抗して当該鈎形係止突片72から外れるように第2突片722の長さ寸法が設定されている。柱状突起71が一旦第2突片722の係止から外れた状態で、カーソル63を逆方向に移動させることにより、柱状突起71は、第2突片722とカーソル支持部材65の縁面との間に嵌り込み、鈎形係止突片72の弾性力で係止されることになる。
第2実施形態の給紙装置30のその他の構成は、基本的に第1実施形態のものと同様である。
以下、図13を基に、必要に応じて図1〜図8を参照しながら第2実施形態の手差し給紙部40の作用について説明する。図13は、第2実施形態の手差し給紙部40の作用を説明するための手差しトレー61の平面視の説明図であり、(イ)は、一対のカーソル63が通常位置U1に位置設定された状態、(ロ)は、一対のカーソル63が最小離間距離の位置に移動された状態、(ハ)は、一対のカーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態をそれぞれ示している。因みに、図13におけるXおよびYによる方向表示(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))は、図1の場合と同様である。
まず、図13の(イ)に示す状態では、鈎形係止突片72(図8)によって各カーソル支持部材65に係止された一対のカーソル63は、幅方向移動用ガイド611aにガイドされつつ左右方向に移動可能な通常位置U1に位置設定され、これによってA4サイズ等の通常の用紙Pを真っ直ぐに手差し給紙し得るようになっている。
ついで、葉書等の小サイズの用紙Pを手差し給紙するに際しては、一方のカーソル63を幅方向移動用ガイド611aに沿わせて前後方向移動用ガイド611bに向け最後まで移動させればよい。そうすると、他方のカーソル63がピニオン部材66を介して反対方向に向けて同一量だけ移動し、図13の(ロ)に示すように、一対のカーソル63間の距離が最小離間距離になる。
この状態で、各カーソル63を、図13の(ロ)に矢印で示すように、後方に向かって押圧することにより、カーソル63の柱状突起71(図8)が鈎形係止突片72から外れ、その後カーソル63は、柱状突起71が前後方向移動用ガイド611bに案内されつつ後方に移動して図13の(ハ)に示す下流側位置U2に位置設定される。
そして、各カーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態では、各カーソル63の下流端が手差しトレー61の略中央部にまで進行しているため、たとえ葉書のような小サイズの用紙Pを手差しで給紙するに際し、当該小サイズの用紙Pは、両側部が給紙搬送路313(図2)に接近した一対のカーソル63によってガイドされることになり、これによって小サイズの用紙Pは、横ずれすることなく真っ直ぐにレジストローラ対314(図2)へ向けて給紙される。
一旦小サイズの用紙Pを手差し給紙した後に、元の普通サイズの用紙Pを手差し給紙するに際しては、押し遣った各カーソル63を前方に引き戻せばよい。こうすることで柱状突起71がカーソル支持部材65の鈎形係止突片72に係止されるため、この状態でカーソル63を幅方向移動用ガイド611aに沿って移動させ、普通サイズの用紙Pに合わせればよい。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置としてプリンタ10が採用されているが、本発明は、画像形成装置がプリンタ10であることに限定されるものではなく、原稿画像を用紙Pに複写する複写機や、電送されてきた画像情報に基づいて印刷処理を施すファクシミリ装置であってもよい。この場合、カーソル支持部材65およびピニオン部材66は、手差しトレー61の表面側に凹設された所定の装着溝内に給紙に邪魔にならない状態で(少なくとも手差しトレー61と面一状態で)装着する必要がある。
(2)上記の実施形態においては、用紙カセット31は1段のみが装置本体11に装着されているが、本発明は、用紙カセット31は1段であることに限定されるものではなく、複数段の用紙カセット31を挿脱自在に装置本体11に設けるようにしてもよい。この場合、手差し給紙部40は、最上段の用紙カセット31に設けられることになる。
(3)上記の実施形態においては、ガイド部として上下に貫通したガイド長孔611が採用されているが、本発明は、ガイド部がかかるガイド長孔611であることに限定されるものではなく、上下に貫通していないいわゆるガイド溝であってもよい。
(4)上記の実施形態においては、可動トレー60が収納姿勢S1に姿勢設定された状態で可動トレー60の蓋体62が手差し給紙の際の給紙口として機能する凹溝321を完全に閉止するようになっているが、こうする代わりに、装置本体11の前面板113の下縁部における蓋体62と対向した部分に切り掻き凹部を設けてもよい。かかる切り掻き凹部を設けることで、収納姿勢S1に姿勢設定された可動トレー60の蓋体62を第2の手差しトレーとして使用することができ、これによって可動トレー60が収納姿勢S1および引出姿勢S2のいずれに姿勢設定された状態であっても、用紙Pを手差しで給紙することが可能になり、非常に便利である。
(5)上記の実施形態においては、カーソル63を下流側位置U2に位置設定させるために、カーソル63のカーソル支持部材65に対する係止を解除させるようにしているが、こうする代わりに、カーソル63を、いわゆる入れ子式のように二体で伸縮自在に構成し、小サイズの用紙Pを手差し給紙するに際しては、カーソル63を伸張させるようにしてもよい。かかる構成によれば、特に複雑な構造の保持構造70,70′を設ける必要がなくなり、その分、部品点数の削減に貢献することができる。
本発明に係る給紙装置が適用されたプリンタの一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、手差し給紙部の可動トレーが収納姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、手差し給紙部の可動トレーが引出姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 プリンタの内部構造の概要を説明するための側面断面視の説明図であり、用紙カセットが収納位置に収納された状態を示している。 プリンタの内部構造の概要を説明するための側面断面視の説明図であり、用紙カセットが引出位置に引き出された状態を示している。 給紙装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図4に示す給紙装置の組み立て斜視図であり、手差し給紙部の可動トレーが収納姿勢に姿勢設定された状態を示している。 図4に示す給紙装置の組み立て斜視図であり、手差し給紙部の可動トレーが引出姿勢に姿勢設定され、かつ、カーソルが通常位置に位置設定された状態を示している。 一対のカーソルの連動構造の一実施形態を説明するための可動トレーの裏面視の斜視図である。 カーソルの着脱構造の一実施形態を示す裏面側から見た拡大斜視図である。 第1実施形態の手差し給紙部40の作用を説明するための手差しトレーの平面視の説明図であり、(イ)は、一対のカーソルが通常位置に位置設定された状態、(ロ)は、一対のカーソルが最小離間距離の位置に移動された状態、(ハ)は、一対のカーソルが下流側位置に位置設定された状態をそれぞれ示している。 給紙装置の第2実施形態を示す分解斜視図であり、可動トレーが収納姿勢に姿勢設定された状態において一対のカーソルが通常位置に位置設定された状態を示している。 給紙装置の第2実施形態を示す分解斜視図であり、可動トレーが収納姿勢に姿勢設定された状態において一対のカーソルが下流側位置に位置設定された状態を示している。 第2実施形態の給紙装置に適用される保持構造の一実施形態を示す斜視図である。 第2実施形態の手差し給紙部40の作用を説明するための手差しトレー61の平面視の説明図であり、(イ)は、一対のカーソル63が通常位置U1に位置設定された状態、(ロ)は、一対のカーソル63が最小離間距離の位置に移動された状態、(ハ)は、一対のカーソル63が下流側位置U2に位置設定された状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 プリンタ 11 装置本体
111 側板 111a ガイド溝
112 天板 113 前面板
114 後面板 115 仕切板
117 排紙トレー 117a 排紙口
118 ルーバー 20 画像転写部
21 感光体ドラム 22 帯電器
23 露光装置 24 現像装置
241 トナーカートリッジ 25 転写ローラ
26 クリーニング装置 27 定着部
271 ヒートローラ 272 加圧ローラ
273 排紙搬送路 30,30′ 給紙装置
31 用紙カセット 311 給紙ローラ
312,312a 搬送コロ 313 給紙搬送路
314 レジストローラ対 32 円弧状前板
321 凹溝 322 側壁
323 案内溝 33 底板
331 前後動案内凹部 332 左右動案内凹部
34 側板 341 被ガイド突片
35 前後位置規制部材 351 水平板
352 垂直板 36 左右位置規制部材
361 水平板 362 垂直板
37 付勢板 371 支軸
372 コイルスプリング 40 給紙部
50 固定トレー 51 トレー本体
52 トレー支持部材 521 トレー支持板
522 後方板 523 前方板
60 可動トレー 61 手差しトレー
611,611′ ガイド長孔(ガイド部)
611a 幅方向移動用ガイド
611b 前後方向移動用ガイド
612 案内凹溝 62 蓋体
63 カーソル 64 補強部材
641 被ガイド軸 65 カーソル支持部材
651 ラック歯 66 ピニオン部材
661 ピニオン本体 662 フランジ
663 中心軸 70,70′ 保持構造
71 柱状突起 72 鈎形係止突片
721 第1突片 722 第2突片7
P 用紙 P1 用紙束
S1 収納姿勢 S2 引出姿勢
T1 収納位置 T2 引出位置
U1 通常位置 U2 下流側位置
V 装着空間 V1 収納空間

Claims (3)

  1. 画像形成装置の装置本体内に用紙を手差しで給紙するための手差し給紙部を備えてなる給紙装置において、
    前記手差し給紙部は、手差しによる用紙の給紙を案内する手差しトレーと、この手差しトレーに設けられた、用紙の幅寸法に応じて用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に向けて正逆移動が可能な一対のカーソルとを備え、
    前記一対のカーソルは、前記装置本体内に向けて移動可能に構成されており、
    前記手差しトレーは、前記一対のカーソルをそれぞれ案内する一対のガイド部を有し、
    前記一対のガイド部は、それぞれ用紙幅方向に向けて延びるように形成された幅方向移動用ガイドと、
    この幅方向移動用ガイドにおける前記一対のカーソルが最小離間距離に位置設定された部分から各カーソルを用紙搬送方向に向かわせ得る前後方向移動用ガイドとを備えており、
    前記カーソルを支持した状態で前記幅方向移動用ガイドに案内されて移動するカーソル支持部材が設けられ、
    前記カーソルは、前記最小離間距離に位置設定された状態で前記カーソル支持部材から外れて前記前後方向移動用ガイドに案内されるように構成されていることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記手差し給紙部は、前記画像形成装置における用紙に画像を転写する転写部の上流端にまで延ばされた固定トレーを有し、前記手差しトレーは、前記固定トレーの上流端に連設される収納姿勢と、この収納姿勢の状態から引き出されることにより前記固定トレーから離間した引出姿勢との間で姿勢変更可能に構成され、
    前記手差しトレーが収納姿勢に姿勢設定された状態で前記固定トレーに接続される第2の手差しトレーが形成されるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の給紙装置。
  3. 請求項1または2に記載の給紙装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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