JP2007284166A - 画像形成装置及び給紙装置 - Google Patents

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裕幸 嶋添
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Abstract

【課題】画像を形成する用紙のサイズ規制に対応可能な画像形成装置等を提供する。
【解決手段】一対のサイドガイドに当接して移動範囲を規定する係止片61と、底板31から延在して係止片61を底板31の上面から突出するように保持する弾性部62と、を有する。底板31に形成された受け部70にクリップ部材80を取り付けると、弾性部62がたわんで係止片61は底板31の上面から埋没する。係止片61の埋没により、一対のサイドガイドは係止片61による移動範囲の規定が解除される。そして、クリップ部材80を底板31から取り外すと、係止片61が突出して一対のサイドガイドに当接する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の画像形成装置及び給紙装置に関するものである。
電子写真方式を適用した複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、例えば、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像剤を用いた現像装置(現像器)によって現像して、感光体ドラム上にトナー像を形成し、この感光体ドラム上に形成されたトナー像を、給紙部から搬送された記録媒体(用紙)上に転写・定着することにより、画像を形成するように構成されている。
ここで、いろいろな大きさの用紙を扱うことができる画像形成装置の場合には、画像形成するサイズの異なる用紙を給紙部から搬送するため、各サイズの用紙毎に専用の給紙カセットを給紙部に配設し、画像に合わせて給紙カセットを選択するようにした方式がある。このような方式は給紙部の大型化や搬送路の複雑化を招くことから、各サイズの用紙を収容できるようにした所謂フリーサイズの給紙カセットを1つ給紙部に配設する方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、規格的に定められた大きさの用紙の両サイドの紙ガイドをカセット本体に簡単に固定可能にした給紙カセットが開示されている。具体的には、用紙を収容する筐体と、この筐体内に収容された用紙の両サイドを規制する紙ガイドとを具備している。そして、筐体の底部に複数の丸穴と丸穴間の中心線を略同一寸法に振り分けた溝を形成すると共に紙ガイドの対応する位置にネジ穴を設け、丸穴及び溝に係合する径とカット部とを備えた段付けビスをネジ穴に螺合してなる。
また、用紙載置面上に設けられた案内溝に沿ってガイド板を摺動させ、各種用紙サイズに対応する予め設定した位置でガイド板を位置決め固定する構造を有する画像形成装置や給紙装置の場合において、そのような装置を世界各国で販売するときには、仕向国によって対応が異なることがある。すなわち、A3やA4等のセンチ系の用紙を使用する国に出荷する装置では、ガイド板をセンチ系で位置決め固定する必要がある。また、レターサイズ(LTR)やハーフレターサイズ等のインチ系の用紙を使用する国に出荷する装置では、ガイド板をインチ系で位置決め固定する必要がある。このような異なるサイズ系統であっても、仕向国に応じた設計変更を必要としない構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2には、ガイド板を案内する案内溝に、センチ系サイズの用紙に対応させて位置決め固定するためのセンチ系係止部とインチ系サイズの用紙に対応させて位置決め固定するためのインチ系係止部とを形成する給紙カセットが開示されている。また、ガイド板に、センチ系係止部に係合する係合部材とインチ系係止部に係合する係合部材とを配設し、いずれか一方の係合部材が対応する係止部に係合しないようにロック可能にする構成も開示されている。
特開昭61−55028号公報 特開2005−47684号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成は、紙ガイドをカセット本体に段付けビスで固定するため、筐体内に収容される用紙のサイズが異なる場合には、段付けビスをネジ穴から取り外した後に紙ガイドをカセット本体に対して位置調整して段付けビスをネジ穴に螺合することになる。このため、ユーザは、異なるサイズの用紙に変更するたびに手間がかかってしまい、ユーザにとっては使い勝手が悪くなってしまう。
また、特許文献2に開示された構成は、インチ系サイズであってもセンチ系サイズであっても対応することができる。しかしながら、大きいサイズの用紙でも小さいサイズの用紙でも給紙カセットに収容できてしまう。ここで、画像形成装置が扱うことができる用紙のサイズが規制される場合がある。その一例を示すと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着装置の性能に起因し、画像形成装置が扱うことができる用紙のサイズが規制されることがある。具体的には、定着装置の幅方向の寸法に対して小さい用紙幅の用紙を連続して定着する場合には、用紙が通過しない定着装置の幅方向の領域における温度が高くなりすぎてしまうため、扱う用紙のサイズが規制される。そして、特許文献2に開示された構成では、このような用紙のサイズ規制に対応することができない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、画像を形成する用紙のサイズ規制に対応可能な画像形成装置等を提供することにある。
また別の目的は、簡易な構成で用紙のサイズ規制に対応可能にすることにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成装置であって、画像が形成される用紙を収容する給紙カセットと、給紙カセットに移動可能に配設され、給紙カセットにおいて用紙を収容するための領域を画定する用紙ガイドと、用紙ガイドの移動範囲を規定する規定手段と、を含み、規定手段による用紙ガイドの移動範囲の規定を解除するための解除部を取り付け可能に構成されていることを特徴とするものである。
規定手段は、用紙ガイドにより画定される領域の用紙幅方向の寸法が所定値よりも小さくならないように用紙ガイドの移動範囲を規定するものであることを特徴とすることができる。また、規定手段は、用紙ガイドにより画定される領域の用紙幅方向の寸法が所定値よりも大きくならないように用紙ガイドの移動範囲を規定するものであることを特徴とすることができる。
また、規定手段は、用紙ガイドに当接して用紙ガイドの移動範囲を規定する作用状態と用紙ガイドに当接しない非作動状態とに変更可能に構成されていることを特徴とすることができる。また、規定手段は、給紙カセットに設けられ、用紙ガイドを係止するための係止爪を備え、係止爪は、用紙ガイドと非係止の位置に退避可能であることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される給紙装置は、用紙を収容する給紙カセットを備え、給紙カセットに収容されている用紙を送出する給紙装置であって、給紙カセットに移動可能に配設され、用紙の端部を規制する用紙ガイドと、用紙ガイドが移動する範囲内に設けられて用紙ガイドの移動範囲を制限する一方で用紙ガイドの制限を解除可能に構成されている制限手段と、制限手段による用紙ガイドの制限を解除するための解除手段と、を含むものである。
制限手段は、用紙ガイドを係止するための係止片と、係止片が用紙ガイドに係止する係止位置と用紙ガイドに非係止の非係止位置とに変位可能に係止片を保持する保持部と、を備えることを特徴とすることができる。また、係止片は、保持部により用紙ガイドに対して出没可能であり、係止片が突出すると係止位置になり、係止片が没すると非係止位置になることを特徴とすることができる。
解除手段は、係止片を係止位置から非係止位置に変位させるためのクリップ部材と、係止片を非係止位置に変位させているクリップ部材を給紙カセットに取り付けるための取り付け部と、を備えることを特徴とすることができる。
取り付け部により給紙カセットに取り付けられたクリップ部材の一部が、給紙カセットの下方に露出していることを特徴とすることができる。また、取り付け部は、給紙カセットに対するクリップ部材の位置を規定することを特徴とすることができる。また、クリップ部材は、係止片の上端を押圧することにより係止片を非係止位置に変位させることを特徴とすることができる。
制限手段及び解除手段は、給紙カセットに形成された取り付け穴と、取り付け穴に取り外し可能に取り付けられるピンと、で構成されていることを特徴とすることができる。
本発明によれば、画像を形成する用紙のサイズ規制に対応することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置10は、本体10a内に4つの色のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット、ドラムカートリッジ)11a,11b,11c,11dを縦方向に順に配列した所謂タンデム型である。また、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の対応した箇所に、用紙Pが略垂直下方から上方に搬送される搬送路12が配置されている。そして、最下段(最上流)のプロセスカートリッジ11aの更に下方(上流側)には、搬送路12を搬送されてトナー像が順に転写される用紙Pを収容するための給紙カセット13が配設されている。なお、給紙カセット13に収容される用紙Pの大きさに起因して給紙カセット13の一部が本体10aの奥側(リヤ側、イン側)に突出するように構成され、用紙Pが小さいサイズであれば、本体10aから突出しない。
プロセスカートリッジ11a〜11dは、搬送路12の上流側から順にイエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、シアン(C)用、ブラック(K)用のトナー像を形成するものである。このプロセスカートリッジ11a〜11dの各々は、感光体ドラム(像担持体)14と、感光体ドラム14の周囲に順次配設されている各種の電子写真用デバイスと、を一体的にカートリッジ化したものである。このデバイスとしては、感光体ドラム14を予め帯電する帯電ローラと、この帯電ローラにより帯電された感光体ドラム14上に露光形成された静電潜像を対応する各トナーで現像する現像装置と、感光体ドラム14上の廃トナーを除去するクリーニング装置と、がある。
プロセスカートリッジ11a〜11dの搬送路12の反対側には、プロセスカートリッジ11a〜11dに共通の露光装置(ROS)15が配設されている。この露光装置15は、各色に対応した画像データに基づいて図示しない4つの半導体レーザを点灯駆動する。そして、この4つの半導体レーザからの光を図示しないポリゴンミラーで偏向走査し、図示しないfθレンズ及び複数枚の反射ミラーを介して感光体ドラム14上の露光ポイントに導くことで、感光体ドラム14上に光像を描くように構成されている。
プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の感光体ドラム14に対応した箇所には、搬送路12に沿って循環移動する搬送ベルト16が配設されている。この搬送ベルト16は、用紙Pを静電吸着し得るベルト素材にて構成され、一対からなる駆動ローラ17A及び従動ローラ17Bに掛け渡されている。また、搬送路12には、搬送ベルト16に用紙Pを静電吸着させるための吸着ローラ18が配設されている。
プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の感光体ドラム14に対応した搬送ベルト16の裏面側には、転写ローラ19が配設されている。この転写ローラ19は、感光体ドラム14と搬送ベルト16上の用紙Pとを密着させて感光体ドラム14に形成されたトナー像を用紙Pに転写するためのものである。
最上段(最下流)プロセスカートリッジ11dの更に上方(下流側)の搬送路12には、定着装置20が設けられている。本体10aの上部には、定着装置20によりトナー像が定着されて排出された用紙Pを収容するための排紙部21が本体10aと一体に設けられている。また、本体10aには、定着装置20によって片面が定着された用紙Pを表裏反転させて搬送路12に再度送り込むための反転用搬送路22が配置されている。
図2は、手差しトレイ23を説明するための図である。
図2に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能な手差しトレイ23が配設されている。すなわち、この手差しトレイ23は、手前側(フロント側、アウト側)に開閉可能に構成されている。この手差しトレイ23を開放する方向に回転させると、差し込み窓27(図5参照)に所望の用紙Pをセットすることができる。このように、画像形成装置10は、給紙カセット13に収容されている用紙P以外の用紙Pを手差しトレイ23から給紙できるように構成されている。
ここで、トナー像を転写する用紙Pがセットされた状態にて、図示しない制御装置に対してユーザが指示することにより、給紙カセット13の用紙P及び手差しトレイ23の用紙Pのいずれか一方が所定のタイミングで送出される。そして、送出された用紙Pは、複数の搬送ローラ24を介して搬送路12に搬送され、搬送ベルト16を介してプロセスカートリッジ11a〜11dの各々の転写位置へと送り込まれる。
図3は、フロントカバー25を説明するための図である。
図3に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能なフロントカバー25が配設されている。このフロントカバー25は、閉じた状態では本体10aと共に外部カバーとして機能する。すなわち、フロントカバー25は、給紙カセット13よりも上側でかつ画像形成装置10の手前側の側壁部を構成する。
フロントカバー25には、搬送ベルト16、駆動ローラ17A、従動ローラ17B、吸着ローラ18、転写ローラ19及び反転用搬送路22が取り付けられている。したがって、フロントカバー25を開けると、これらの部品が随伴して本体10a側から離間する。このため、フロントカバー25を開けることでプロセスカートリッジ11a〜11dが露出し、また、搬送路12へのユーザによるアクセスが容易になる。
ここで、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々は、本体10aに対し略水平方向に着脱自在に装着されている。このため、本体10aのフロントカバー25を開けることにより、プロセスカートリッジ11a〜11dの着脱操作を行うことが可能になる。なお、図示しないセット検出センサがプロセスカートリッジ11a〜11dの各々のセット状態を検出し、その検出結果を図示しない制御装置に出力する。
このように、フロントカバー25を開けることで、プロセスカートリッジ11a〜11dを露出させて交換することができる。また、感光体ドラム14を露出した状態にして紙詰まりに対処(ジャムクリア)することができる。こうして画像形成装置10のメンテナンス性を向上させている。
図4は、給紙カセット13の引き出し状態を説明するための図である。
給紙カセット13は、本体10aに設けられるカセット収容部26に収容されており、本体10aの手前側から引き出し可能となるように構成されている。より詳しくは、手差しトレイ23及びフロントカバー25を閉じた状態でカセット収容部26に対して給紙カセット13の引き出しや挿入が可能である。
そして、給紙カセット13には、手差しトレイ23用の用紙Pがセットされる差し込み窓27(図5参照)が設けられている。また、給紙カセット13には、手差しトレイ23の用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラ24の一部が設けられている。このように、給紙カセット13には、差し込み窓27にセットされた用紙Pが搬送路12へと送出される送出路が形成されている。
〔第1の実施の形態〕
図5は、第1の実施の形態における給紙カセット13を説明する斜視図である。
図5に示すように、給紙カセット13は、カセット本体13aと、カセット本体13aの前面(同図の右側)に配置され、差し込み窓27が設けられている前面部13bと、を備えている。なお、前面部13bは、ユーザが給紙カセット13をカセット収容部26(図4参照)から引き出す際に手が入るように凹形状に形成された把手部13cを有する。
更に説明すると、給紙カセット13は、カセット本体13aの底部をなす底板31と、底板31よりも上方に位置して用紙P(図2)を載置する載置面32と、を備えている。また、給紙カセット13は、載置面32に載置されている用紙Pの側面の位置を規制する用紙幅ガイド部40と、載置板に載置されている用紙の搬送方向後端の位置を規制する後端ガイド部33と、を備えている。また、給紙カセット13は、用紙幅ガイド部40の幅方向の移動を制限可能に構成された係止部(規定手段、制限手段)60を備えている。
用紙幅ガイド部40は、底板31に対して起立し、カセット本体13aの幅方向(用紙の幅方向)側面に当接する一対のサイドガイド(用紙ガイド)41A,41Bと、一対のサイドガイド41A,41Bをカセット本体13aの幅方向にスライドさせるためのスライド機構部50と、を有する。
図6は、スライド機構部50を説明するための斜視図である。なお、図6では、カセット本体13aの側壁等の部分の図示を省略している。
スライド機構部50は、一対のサイドガイド41A,41B同士の、カセット本体13aの幅方向における離間距離を変えるためのものである。具体的には、スライド機構部50は、図6に示すように、底板31に形成された2本のガイド溝51A,51Bと、2本のガイド溝51A,51Bのいずれか一方に挿入され、ガイド溝51A,51Bの延在方向にスライド可能な2個の爪部(サイドガイド)52A,52Bと、を備えている。ガイド溝51A,51Bは、カセット本体13aの幅方向に延びるように互いに平行に形成されている。ガイド溝51Aには爪部52Aが挿入され、かつ、爪部52Aがガイド溝51Aの延在方向に沿ってスライドする。ガイド溝51Bには爪部52Bが挿入され、爪部52Bがガイド溝51Bの延在方向に沿ってスライドする。
また、スライド機構部50は、互いに対向して配置されている2つのラック53A,53Bを備えている。このラック53Aは、爪部52Aと一体に形成されており、爪部52Aと共にカセット本体13aの幅方向にスライドする。ラック53Bは、爪部52Bと一体に形成されており、爪部52Bと共にカセット本体13aの幅方向にスライドする。
また、スライド機構部50は、底板から上方に延びて形成されている回転軸55と、回転軸55に取り付けられる図示しないピニオンと、を備えている。このピニオンは、2つのラック53A,53Bのいずれにも常時係合している。2つのラック53A,53Bと回転軸55との相対的な関係を説明すると、回転軸55を中心に一方のラック53Aを180度回転させてみると、他方のラック53Bに重なる。すなわち、ラック53A,53Bは、回転軸55に対して点対称となるように配置されている。なお、ラック53Bは、サイドガイド41A寄りの端面54Bを有する。詳細は後述するが、この端面54Bは、係止部60と当接する部分である。
スライド機構部50がこのように構成されているので、一対のサイドガイド41A,41Bのうち一方のサイドガイド、例えばサイドガイド41Aをカセット本体13aの幅方向にスライド操作すると、そのスライド操作に伴って回転軸55及び図示しないピニオンが回転する。そして、回転軸55及び図示しないピニオンの回転により、他方のサイドガイド41Bがカセット本体13aの幅方向にスライドする。更に説明すると、一方のサイドガイド41Aを他方のサイドガイド41Bに近接する方向にスライドすると、それに連動して他方のサイドガイド41Bも一方のサイドガイド41Aに近接する方向にスライドする。また、一方のサイドガイド41Aを他方のサイドガイド41Bと離間する方向にスライドさせたときには、それに連動して他方のサイドガイド41Bも一方のサイドガイド41Aと離間する方向にスライドする。
このように、一対のサイドガイド41A,41Bは、カセット本体13aの幅方向の中心に対して互いに対称的な位置となるように常に拘束されている。このため、載置面32に載置されている用紙の幅方向中心がカセット本体13aの幅方向中心と一致するように位置決めされる。
ここで、給紙カセット13に設けられた係止部60は、底板31に形成された係止片61(図7参照)を有する。後述するように、この係止片61(図7参照)は、底板31に対して出没可能に構成されており、底板31から上方に突出すると、ラック53Bの端面54Bに当接するようになる。
図7及び図8は、係止部60を説明するための斜視図である。なお、図7及び図8は、図6に示す一対のサイドガイド41A,41Bやラック53A,53B等を取り外した状態の底板31を図示し、かつ、底板31とは別部材のクリップ部材(解除部、解除手段)80を図示している。また、図7は、底板31を上方から見下ろした状態を図示し、図8は、底板31を下方から見上げた状態を図示している。
図7及び図8に示すように、係止部60は、底板31に形成された弾性部(保持部)62を備えている。この弾性部62は、底板31の一部を切り欠いて形成され、いわゆる片持ちはりである。更に説明すると、弾性部62は、底板31に連結された基部62aと、係止片61が配設されている先端部62bと、を有する。
弾性部62は、たわむことができるので、係止片61は、底板31に対して上下方向に変位可能である。すなわち、上述したように、係止片61は、底板31に対して出没可能である。係止片61又は弾性部62に外力が働かない状態では、係止片61は底板31から突出する。その一方で、係止片61又は弾性部62に下方に向かう外力が働くと、弾性部62は下方にたわみ、係止片61は底板31から突出しないようになる。言い換えると、係止片61の上端61aが底板31の上面よりも下方に位置し、埋没する。
係止部60について更に説明すると、係止部60は、底板31に形成された受け部(取り付け部、解除手段)70を備えている。この受け部70は、係止片61が位置する周縁部に形成されている。そして、この受け部70は、底板31の上面から下方に延びる側壁71と、側壁71の対向する内面の各々に上下方向に延びるように形成されたガイド溝72と、ガイド溝72の途中を仕切るように形成された対向突起73と、を有する。対向突起73は、側壁71の対向する内面の離間距離が小さくなるように、凸状に形成されている。そして、対向突起73には、傾斜が緩やかな斜面73aと、傾斜がきつい斜面73bと、が形成されている。斜面73aは対向突起73の上側に位置し、斜面73bは対向突起73の下側に位置する。
また、受け部70は、後述するクリップ部材80のための受け座74を有する。
このような受け部70には、コ字状のクリップ部材80が挿入される。このクリップ部材80は、受け部70に挿入される際に押圧される被押圧部81と、被押圧部81から一方向に対向して延在する対向翼82と、対向翼82の各々の外面に形成された小突起83と、を有する。また、クリップ部材80は、対向翼82が位置する側の被押圧部81の縁部に形成された切欠き84を有する。この切欠き84は、小突起83の位置に対応して中間部に配設されている。
図9及び図10は、底板31の受け部70にクリップ部材80が挿入された状態を説明するための斜視図である。なお、図9は、底板31を下方から見上げた状態を図示し、図10は、底板31を上方から見下ろした状態を図示している。また、図10には、一対のサイドガイド41A,41Bやラック53A,53B等も図示している。
図9及び図10に示すクリップ部材80は、底板31の受け部70に挿入され押圧された後の状態である。すなわち、クリップ部材80が底板31の受け部70に挿入され押圧されると、クリップ部材80の小突起83が受け部70のガイド溝72を進み、受け部70の対向突起73の斜面73a(図7参照)を上ってやがて対向突起73を乗り越える。
そして、被押圧部81は、受け部70の受け座74に当接する。すなわち、被押圧部81に入力された押圧力は、受け座74で受け止められる。このため、押圧力が大きすぎたとしても、クリップ部材80は受け部70に対して所定の位置にセットされる。すなわち、クリップ部材80が強く押し下げられたとしても、クリップ部材80や受け部70が破損することが回避される。
また、受け座74の深さは、被押圧部81の厚さと略同一か被押圧部81の厚さよりも大きい。このため、クリップ部材80がセットされた状態は、被押圧部81の上面が底板31の上面と面一ないしはへこんでおり、底板31の上面から突出していない(図10参照)。このため、被押圧部81がラック53Bの端面54Bと当接することはない。
図11は、クリップ部材80が受け部70にセットされた状態を説明するための図である。図11の(a)は、図10に示すラック53Bのスライド方向の断面図であり、(b)は、図10に示すラック53Bのスライド方向と直交する方向の断面図である。
図11に示すように、クリップ部材80が受け部70にセットされると、それまで底板31の上面から突出した係止片61の上端61aが被押圧部81の下面に当接し、かつ、係止片61を押し下げる。これに伴い、弾性部62は下方にたわむ。そして、係止片61は、底板31の上面から埋没する。
このように、クリップ部材80は、被押圧部81の裏面で係止片61の上端61aを押圧する。更に説明すると、上端61aは、係止部60において最も高い位置にあり、その上端61aを被押圧部81で押し下げるので、上端61aよりも低い位置にある弾性部62を押圧する場合に比べると、係止片61の底板31の上面からの埋没が確実になる。また、上端61aは、弾性部62の基部62aから最も離れた位置にあり、その上端61aを被押圧部81で押し下げるので、係止片61を押し下げる力がより少なくて済む。このため、クリップ部材80及び受け部70の剛性を高くする必要がなく、簡易な構造にすることができる。
なお、クリップ部材80が受け部70にセットされた状態では、クリップ部材80の小突起83が底板31の裏面側(下方)において外部に露出している。このため、底板31の裏面側からクリップ部材80を容易に取り外すことができる。すなわち、本実施の形態では、クリップ部材80の取り付け作業性のみならず、取り外し作業性が良好になる。
図12は、係止片61が押し下げられて底板31の上面よりも下方に位置している状態を説明するための斜視図である。
図12に示すように、係止片61が押し下げられると、ラック53Bの端面54Bは、係止片61と当接しなくなる。このため、ユーザは、ラック53A,53Bを所望する位置にスライドさせることができる。すなわち、ユーザは、用紙の大きさにかかわらず給紙カセット13に用紙を収容させることができる。
その一方で、図6に示すように、クリップ部材80(図7参照)が受け部70にセットされていない場合には、係止部60の係止片61が底板31の上面から突出する。このため、サイドガイド41A,41Bを互いに近接する方向に移動すると、ラック53Bの端面54Bが係止片61と当接してしまい、それ以上移動することができない。このため、サイドガイド41A,41Bの離間距離が所定値以下とならない。すなわち、ある程度の幅寸法の用紙であれば、給紙カセット13に用紙を収容させることができるが、伝票のような幅が狭い幅狭紙(カンバン用紙)を給紙カセット13に収容させることができない。
このように、係止片61を用いて給紙カセット13に収容できる用紙の大きさを規制することができる。これについて更に説明する。図13の(a)及び(b)は、画像形成装置10の定着装置20の一部を構成する定着ローラ20a,20bを説明するための図である。
図13の(a)に示す定着ローラ20aは、定着装置20を通過する用紙の中央部分を加熱するヒータh1と、用紙の両端部分を加熱するヒータh2と、が内蔵されている。そして、図示しない制御部により、ヒータh1,h2の加熱が制御される。その一方で、図13の(b)に示す定着ローラ20bは、定着装置20を通過する用紙の全体を均一に過熱するヒータh3のみが内蔵されている。そして、図示しない制御部により、ヒータh3の加熱がオンオフ制御される。
定着装置20が定着ローラ20aを備える場合には、幅狭紙が定着装置20を通過するときには、ヒータh1のみで加熱し、それ以外の用紙が定着装置20を通過する時には、ヒータh1及びヒータh2を加熱する。このように制御することにより、幅狭紙が連続して定着装置20により加熱定着しても、定着ローラ20aの両端が高温になってしまうことを防ぐことができる。このため、図13の(a)に示す定着ローラ20aであれば、幅狭紙の連続定着に対応することができる。
その一方で、定着装置20が定着ローラ20bを備える場合には、加熱ローラ21bが一律に加熱されるので、幅狭紙が連続して中央部分を通過する場合には、定着ローラ20bの両端部分が高温になってしまい、定着ローラの破損等が生じるおそれがある。すなわち、図13の(b)に示す定着ローラ20bの場合には、幅狭紙の連続定着に対応することができない。したがって、幅狭紙を給紙カセット13に収容することができないようにすることが求められる。
このように、画像形成装置には、幅狭紙に対応できる機種と対応できない機種とがある。そして、前者には、幅狭紙も収容可能な給紙カセットを用いることができる一方で、後者には、幅狭紙を収容不可能な給紙カセットを用いる必要がある。すなわち、画像形成装置の製造時には、異なる給紙カセットをそれぞれ用意しておく必要がある。
しかしながら、本実施の形態における給紙カセット13では、底板31の係止部60がサイドガイド41Bの端面43Bに当接すると、一対のサイドガイド41A,41Bの離間距離が所定値以下にならず、そのため、給紙カセット13に幅狭紙をセットすることができなくなる。その一方で、クリップ部材80を底板31の受け部70に取り付けると、底板31の係止部60がサイドガイド41Bに当接しないようになり、幅狭紙をセットできるほどに一対のサイドガイド41A,41Bを接近させることができる。
このように、本実施の形態における構成によれば、幅狭紙に対応できる画像形成装置と幅狭紙に対応できない画像形成装置の両方に採用することができる。すなわち、同一の給紙カセットを多機種に対応させることができ、給紙カセットに汎用性を持たせることができるようになる。言い換えると、画像形成装置10の本体10aの仕様や仕向け先によって特定の用紙をセットしないように、用紙ガイドの移動範囲を規制するための係止部60、受け部70及びクリップ部材80を備えているので、同一の給紙カセットを複数の仕様の装置、仕向け先に使用できる。
また、本実施の形態を、レターサイズ系を用いる国(例えば米国)向けの仕様とA判系を用いる国向けの仕様とでの設計変更にも採用することができる。詳細に説明すると、レターサイズは、215.9mm×279.4mm(8.5インチ×11インチ)であり、また、A判系例えばA4サイズは、210mm×297mmである。したがって、給紙カセットの設計時に、係止部60の係止片61をレターサイズの短手寸法よりも狭くできないような位置に設けておくと、異なるサイズ系の誤セット防止が可能になる。すなわち、レターサイズとA4のいずれかを使用する仕向け先によって、レターの用紙幅216mmよりも狭くできないようにすることで、誤ってA4(210mm幅)がセットされることを防止し、サイズ誤検知を防止することができる。
ここで、画像形成装置の製造時における給紙カセットの組み付けの手順について簡単に説明する。まず、図6に示すように、カセット本体13aにラック53A,53Bを取り付けると共に、図示しないピニオンを回転軸55に取り付ける。そして、クリップ部材80を受け部70に取り付けるか否かは、その給紙カセット13が用いられる機種に応じて決められる。すなわち、幅狭紙に対応できる画像形成装置に用いられる給紙カセット13には、クリップ部材80を受け部70に取り付けない。また、幅狭紙に対応できない画像形成装置に用いられる給紙カセット13には、クリップ部材80を受け部70に取り付ける。このようにすることにより、クリップ部材80の取り付けを効率的に行うことができる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限られない。すなわち、本実施の形態では、用紙のセンタ合わせ(センタレジ)の場合を説明したが、サイド合わせ(サイドレジ)の場合にも適用することができる。また、本実施の形態では、用紙幅ガイド部40(図5参照)に適用した場合を説明したが、後端ガイド部33(図5参照)に適用することも考えられる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。
図14は、第2の実施の形態における給紙カセット13を説明する斜視図である。なお、第2の実施の形態における給紙カセット13は、上述した第1の実施の形態の給紙カセット13と基本的な構成が同じである。したがって、共通する部分の説明を省略し、以下、異なる部分についての説明を行う。
図14に示すように、給紙カセット13の底板31にピン91を着脱自在に取り付けられるように構成されている。すなわち、ピン91の取り付け穴92が底板31に形成されている。更に説明すると、取り付け穴92が形成されている位置は、サイドガイド41Bの移動範囲内である。そして、取り付け穴92に取り付けられたピン91は、ラック53Bの端面54B(図6参照)に当接するのではなく、サイドガイド41Bに対してラック53Bが配置された側とは反対側のサイドガイド41Bの面に当接する。
このように構成されているので、取り付け穴92にピン91が取り付けられていないと、サイドガイド41A,41Bを所望の位置にスライドさせることができる。このため、ユーザは、給紙カセット13に収容する用紙サイズの制約を受けない。
その一方で、取り付け穴92にピン91を取り付けた場合には、サイドガイド41A,41Bをスライドさせると、サイドガイド41Bがピン91に当接する。このような当接により、一対のサイドガイド41A,41Bの離間距離が所定値以上にならない。すなわち、ある程度以上の大きさの用紙を、給紙カセット13に収容させることができない。したがって、異なるサイズ系の誤セット防止が可能になる。すなわち、A4サイズの大きさの用紙がセットされるべきところ、誤ってレターサイズ系の用紙がセットされてしまうことを防止することができる。このような誤セットの防止とその解除を、ピン91の着脱という簡単な操作で行うことができる。なお、取り付け穴92を形成する加工は容易であり、また、インサートナット等が不要になる。また、ピン91の代わりに、図示しないネジを用いることも考えられる。
ここで、本実施の形態では、取り付け穴92をサイドガイド41Bの移動範囲内に1箇所に設けているが、取り付け穴92を異なる位置にそれぞれ設けることで、複数サイズの規制を行うことができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。
図15は、画像形成装置10に給紙装置100を装着した状態を示す図である。
図15に示すように、第1の実施の形態又は第2の実施の形態の給紙カセット13を給紙装置100に設置することも可能である。すなわち、本発明は、画像形成装置10の本体10a内に収容される給紙カセット13に適用することができ、また、画像形成装置10の後付けされる給紙装置100に収容される給紙カセット101にも適用することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 手差しトレイを説明するための図である。 フロントカバーを説明するための図である。 給紙カセットの引き出し状態を説明するための図である。 第1の実施の形態における給紙カセットを説明する斜視図である。 スライド機構部を説明するための斜視図である。 係止部を説明するための斜視図である。 係止部を説明するための斜視図である。 受け部にクリップ部材が挿入された状態を説明するための斜視図である。 受け部にクリップ部材が挿入された状態を説明するための斜視図である。 クリップ部材が受け部にセットされた状態を説明するための図である。 係止片が押し下げられて底板の上面よりも下方に位置している状態を説明するための斜視図である。 画像形成装置の定着装置の一部を構成する定着ローラを説明するための図である。 第2の実施の形態における給紙カセットを説明する斜視図である。 画像形成装置に給紙装置を装着した状態を示す図である。
符号の説明
10…画像形成装置、13…給紙カセット、20…定着装置、40…用紙幅ガイド部、41A,41B…サイドガイド、53A,53B…ラック、54B…端面、55…回転軸、60…係止部、61…係止片、61a…上端、62…弾性部、70…受け部、73…対向突起、74…受け座、80…クリップ部材、81…被押圧部、83…小突起、91…ピン、92…取り付け穴、100…給紙装置

Claims (13)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置であって、
    画像が形成される用紙を収容する給紙カセットと、
    前記給紙カセットに移動可能に配設され、当該給紙カセットにおいて用紙を収容するための領域を画定する用紙ガイドと、
    前記用紙ガイドの移動範囲を規定する規定手段と、
    を含み、前記規定手段による前記用紙ガイドの移動範囲の規定を解除するための解除部を取り付け可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規定手段は、前記用紙ガイドにより画定される領域の用紙幅方向の寸法が所定値よりも小さくならないように当該用紙ガイドの移動範囲を規定するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規定手段は、前記用紙ガイドにより画定される領域の用紙幅方向の寸法が所定値よりも大きくならないように当該用紙ガイドの移動範囲を規定するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記規定手段は、前記用紙ガイドに当接して当該用紙ガイドの移動範囲を規定する作用状態と当該用紙ガイドに当接しない非作動状態とに変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記規定手段は、前記給紙カセットに設けられ、前記用紙ガイドを係止するための係止爪を備え、
    前記係止爪は、前記用紙ガイドと非係止の位置に退避可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 用紙を収容する給紙カセットを備え、当該給紙カセットに収容されている用紙を送出する給紙装置であって、
    前記給紙カセットに移動可能に配設され、用紙の端部を規制する用紙ガイドと、
    前記用紙ガイドが移動する範囲内に設けられて当該用紙ガイドの移動範囲を制限する一方で当該用紙ガイドの制限を解除可能に構成されている制限手段と、
    前記制限手段による前記用紙ガイドの制限を解除するための解除手段と、
    を含む給紙装置。
  7. 前記制限手段は、前記用紙ガイドを係止するための係止片と、当該係止片が当該用紙ガイドに係止する係止位置と当該用紙ガイドに非係止の非係止位置とに変位可能に当該係止片を保持する保持部と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の給紙装置。
  8. 前記係止片は、前記保持部により前記用紙ガイドに対して出没可能であり、当該係止片が突出すると係止位置になり、当該係止片が没すると非係止位置になることを特徴とする請求項7に記載の給紙装置。
  9. 前記解除手段は、前記係止片を係止位置から非係止位置に変位させるためのクリップ部材と、当該係止片を非係止位置に変位させている当該クリップ部材を前記給紙カセットに取り付けるための取り付け部と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の給紙装置。
  10. 前記取り付け部により前記給紙カセットに取り付けられたクリップ部材の一部が、当該給紙カセットの下方に露出していることを特徴とする請求項9に記載の給紙装置。
  11. 前記取り付け部は、前記給紙カセットに対する前記クリップ部材の位置を規定することを特徴とする請求項9に記載の給紙装置。
  12. 前記クリップ部材は、前記係止片の上端を押圧することにより当該係止片を非係止位置に変位させることを特徴とする請求項9に記載の給紙装置。
  13. 前記制限手段及び前記解除手段は、前記給紙カセットに形成された取り付け穴と、当該取り付け穴に取り外し可能に取り付けられるピンと、で構成されていることを特徴とする請求項6に記載の給紙装置。
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