JP2005041646A - 給紙カセット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置の給紙カセットにおいて、ガイド部材の係止部分の破損を防止する。
【解決手段】 給紙カセット6は、用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材50を備える。このガイド部材50には第1係止爪71、第2係止爪72が備えられる。給紙カセット6には更に、前記第1係止爪71に係合することで前記往復移動方向のうち少なくとも一方向に対する前記ガイド部材50の移動を規制する複数の第1凹部81が、前記複数の定形サイズに対応する位置に相互に間隔をあけて設けられている。また給紙カセット6には、前記第2係止爪72に係合することで前記往復移動方向のうち少なくとも一方向に対する前記ガイド部材50の移動を規制する複数の第2凹部82が、前記不定形サイズに対応するように、隣り合う前記第1凹部81間の間隔よりも狭い間隔で設けられている。
【選択図】図2



Description

本発明は、用紙に所望の画像を形成する画像形成装置、及びその給紙カセットの構成に関する。
従来から、画像形成装置の給紙部において用紙をガイドするための機構は公知となっている。例えば、特許文献1に開示される用紙ガイド位置調整機構81は、その第11〜12図に示すように、用紙ガイド82と一体に設けられて溝35に嵌合する弾性アーム83と、溝35の両側で底部34上に形成された鋸歯状の凹部84とよりなる。弾性アーム83は係合部86,87を備え、係合部86,87は、溝35の周縁部に底部34の裏側で係合しており、この状態で用紙ガイド82は第11図の矢印方向に移動可能である。符号85は、用紙ガイド82に設けられて凹部84と係合可能な、くさび状の係合片(係止爪に相当)である。
用紙ガイド82の位置調整時には、第12図(b)に示すように、用紙ガイド82を矢印方向に回動させて係合片85を凹部84から離脱させる。この状態で用紙ガイド82を移動させ、所望の位置で付与されていた回動力を解除すると、弾性アーム83が第12図(a)に示すように水平状態に戻り、係合片85が所定の凹部84に係合して用紙ガイド82はこの位置で位置決めされる。
また、第11図に示すように、溝35の側面の各定形サイズに対応する位置に凹み88を設けるとともに、弾性アーム83にこれに対応する突起89を設けている。この構成とすることで、突起89と各凹み88との係合がもたらす適度なクリック感によって、用紙ガイド82が定形サイズの寸法に対応する位置に来たことを知ることができる。
特開平1−209227号公報(第4の実施例、第11〜12図)
しかし、上記特許文献1のような画像形成装置では、例えばビジネス用途に使用される場合、不定形サイズの用紙がセットされることは少なく、日本工業規格のA4サイズやB5サイズ等の、定形サイズの用紙を用いることが殆どである。また、底部34上に定形サイズの用紙を満載した場合などは、その用紙の重量は相当なものになる。
特に前記特許文献1の第6図に示すように用紙カセット21をプリンタ本体42に装着して使用する場合、ユーザによっては、用紙カセット21をプリンタ本体42に勢い良く(乱暴に)押し込んで装着することがある。この場合、用紙カセット21に用紙を満載した状態では用紙の慣性力は相当な大きさとなり、これを受ける用紙ガイド82には大きな衝撃が加わる。この衝撃は凹部84と係合片85との係合部分で受け止められるが、特許文献1の構成では凹部84が小ピッチで隙間なく並べて形成されているために凹部84の引っ掛かり部分の肉厚が薄くて十分な強度が得られず、上記衝撃によって凹部84が破損してしまうおそれがある。
なお、前記特許文献1では、用紙ガイド82が定形サイズの位置に来たときは突起89と凹み88とが係合するが、この係合は用紙ガイド82の移動を規制するような強度の係合ではなく、単にクリック感をユーザに与えるためのものである。従って、上述のような衝撃が用紙ガイド82に加わった場合に、その力を突起89と凹み88との係合部分で受け止めることはできず、結局上記衝撃は凹部84と係合片85との係合部分のみで受け止めなければならず、前記凹部84が破損し易い構成となってしまっている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明は、複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置の給紙カセットであって、用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材と、このガイド部材に設けられる第1係止爪及び第2係止爪と、前記定形サイズに対応する位置に設けられ、前記第1係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第1凹部と、前記不定形サイズに対応する位置に少なくとも設けられ、前記第2係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第2凹部と、を備える、画像形成装置の給紙カセットである。
第2の発明は、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられる、画像形成装置の給紙カセットである。
第3の発明は、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じである、画像形成装置の給紙カセットである。
第4の発明は、装置本体に対して引出し及び押込みが可能となるようにスライド自在に支持されるように構成するとともに、前記ガイド部材は、前記給紙カセット内の用紙の前記押込み方向の縁部をガイドするように設けられている、画像形成装置の給紙カセットである。
第5の発明は、上記給紙カセットを備える画像形成装置である。
第6の発明は、複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置であって、用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材と、このガイド部材に設けられる第1係止爪及び第2係止爪と、前記定形サイズに対応する位置に設けられ、前記第1係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第1凹部と、前記不定形サイズに対応する位置に少なくとも設けられ、前記第2係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第2凹部と、を備える、画像形成装置である。
第7の発明は、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられる、画像形成装置である。
第8の発明は、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じである、画像形成装置である。
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
即ち、第1の発明では、用紙を所定位置にセットするための往復移動可能なガイド部材に第1係止爪及び第2係止爪が設けられており、前記定形サイズの用紙をセットする場合は、ガイド部材の前記第1係止爪が第1凹部と係合することにより、ガイド部材は前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する移動が規制される。一方、前記不定形サイズの用紙をセットする場合には、ガイド部材の前記第2係止爪が第2凹部と係合することにより、ガイド部材は前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する移動が規制される。
従って、定形サイズのみならず、不定形サイズの用紙をセットした場合でも、ガイド部材によって的確に用紙をガイドさせることができる。
第2の発明では、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられるので、ガイド部材を定形用紙サイズに対応する位置に移動させたときは、第1係止爪が第1凹部に係合するほか、第2係止爪が第2凹部に係合する。従って、定形サイズに対応する位置にあるガイド部材に衝撃が加わっても、その衝撃を第1凹部と第2凹部の双方で受け止めることができるから、第1凹部の負荷を小さくでき、寿命を延ばすことができる。
第3の発明では、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じであるので、成形を容易とでき、製造工数を低減できる。
第4の発明では、装置本体に対して引出し及び押込みが可能となるようにスライド自在に支持されるように構成するとともに、前記ガイド部材は、前記給紙カセット内の用紙の前記押込み方向の縁部をガイドするように設けられているので、定形サイズの用紙を給紙カセットに満載状態にセットした場合、用紙は相当の重量となるため、本体に対して給紙カセットを勢い良く押し込んでセットしたとき、用紙の慣性力を受け止めるガイド部材には大きな衝撃が加わる結果となる。しかしながら、前述の構成としていることで、第1凹部が破損して第1係合爪が係合不可能となる事態を確実に回避することができる。
第5の発明では、上記給紙カセットを備えて画像形成装置としたので、ガイド部材の係合部分の寿命が長くなり、メンテナンスの必要頻度を低減できる。
第6の発明では、複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置であって、用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材と、このガイド部材に設けられる第1係止爪及び第2係止爪と、前記定形サイズに対応する位置に設けられ、前記第1係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第1凹部と、前記不定形サイズに対応する位置に少なくとも設けられ、前記第2係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第2凹部と、を備えるので、第2凹部があることで、不定形サイズの用紙をセットした場合でも、ガイド部材によって的確に用紙をガイドさせることができる。また、第1凹部が定形サイズに対応する位置に設けられているので、第1凹部が設けられる間隔を大きくでき、この結果、第1凹部の強度を向上できる。従って、ガイド部材を定形サイズの位置に合わせた状態で(第1凹部に第1係止爪を係合させた状態で)そのガイド部材に衝撃が加わっても、第1凹部の破損を回避できる。
第7の発明では、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられるので、ガイド部材を定形用紙サイズに対応する位置に移動させたときは、第1係止爪が第1凹部に係合するほか、第2係止爪が第2凹部に係合する。従って、定形サイズに対応する位置にあるガイド部材に衝撃が加わっても、その衝撃を第1凹部と第2凹部の双方で受け止めることができるから、第1凹部の負荷を小さくでき、寿命を延ばすことができる。
第8の発明では、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じであるので、成形を容易とでき、製造工数を低減できる。
次に、本発明を具体化した画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、レーザプリンタ1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態のレーザプリンタ1の中央断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの全体的な構成を示した側面断面図である。図1において、このレーザプリンタ1は、両面印刷可能な電子写真方式のレーザプリンタとして構成されている。レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙機構部7や、給紙された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成手段としての画像形成部5などを備えている。
なお、以下の説明では、用紙3の搬送方向上流側または下流側を、単に上流側または下流側という場合がある。また、図1における紙面左方を装置前方として、各部材の位置関係を説明することがある。
本体ケーシング2内の底部には、上面が開放されたボックス形状の給紙カセット6が装着される。給紙カセット6の一端側の端部(前端部)において、本体側に給紙機構部7が設けられている。給紙カセット6の内部には用紙押圧板8が設けられており、この用紙押圧板8上に用紙3を積層状に載置可能としている。
給紙カセット6は本体ケーシング2にスライド自在に支持され、給紙カセット6を前方に引き出すことで用紙押圧板8の部分を外部に露出させ、この状態で用紙3を用紙押圧板8上にセットし、その上で給紙カセット6を前方から後方へ押し込むことで、給紙カセット6をプリンタ本体にセットできるように構成している。
給紙機構部7の下流側には、第1搬送ローラ11、第2搬送ローラ12、第3搬送ローラ13が順に設けられる。第3搬送ローラ13の下流側には、一対のレジストローラ14が設けられる。
第1〜第3搬送ローラ11〜13のそれぞれに対向するようにして、紙粉取りローラ21〜23が設けられる。この紙粉取りローラ21〜23は、表面が帯電し易いローラ(例えばフッ素樹脂からなるローラ、あるいは、表面がフッ素コートされたローラ等)で構成されており、用紙3に付着する紙粉を静電吸着して除去し、後述する画像形成部5のトナーに紙粉が混入して画像品質を低下させることを防止している。
給紙機構部7は、ピックアップローラ10と、ピックアップローラ10の下流側に配置されるフィードローラ9と、このフィードローラ9に対向する分離パッド9aと、を備えている。分離パッド9aには付勢バネ9bが設けられており、当該付勢バネ9bの弾発力によって、分離パッド9aがフィードローラ9に対し押圧されるように構成している。
用紙押圧板8は、図1に示すように、用紙3を積層状にスタック可能とされている。用紙押圧板8は、フィードローラ9に対して遠い方の端部(後端部)において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部(前端部)を上下方向に移動可能としている。
フィードローラ9の下方位置において、給紙カセット6には回動軸15が支持されている。この回動軸15にはL字状の押動部材16が固着されて、この押動部材16の先端が、用紙押圧板8の下方に差し込まれている。この回動軸15は、電動モータや減速歯車列等からなる図略の押圧板駆動機構に連結されている。前記押圧板駆動機構によって回動軸15が駆動されると、押動部材16が用紙押圧板8の下面を上方へ押動し、用紙押圧板8を、給紙機構部7から遠い側の端部(後端部)を支点として上側に回動させる。
用紙押圧板8の上に積層された用紙は、その用紙押圧板8が前記押圧板駆動機構によって上方へ駆動されることで、ピックアップローラ10に対し押圧される。そして最上層の用紙3が、前記ピックアップローラ10の駆動により、フィードローラ9側に送られて分離パッド9aとフィードローラ9との間に挟まれた後、それらの協動により、一枚ごとに分離されて給紙される。
給紙された用紙3は、第1〜第3搬送ローラ11〜13によってレジストローラ14に送られる。レジストローラ14は1対のローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後に画像形成部5に送る構成としている。
レーザプリンタ1の前面には、任意のサイズの用紙3を積層可能なマルチパーパストレイ17を、開閉自在に備えている。なお、以下の説明において、「マルチパーパス」を「MP」と略称する。MPトレイ17の近傍には、当該MPトレイ17上に積層される用紙3を給紙するための、MP給紙ローラ18を備えている。また、MP給紙ローラ18に対向するようにMP分離パッド18aが設けられ、このMP分離パッド18aは、付勢バネ18bによって、MP給紙ローラ18に対し押圧されている。
この構成で、MPトレイ17上に載置された用紙(図示せず)は、MP給紙ローラ18とMP分離パッド18aとの間に挟まれた後、それらの協動により、一枚ずつ分離されて給紙される。給紙された用紙は、第2・第3搬送ローラ12・13によって、レジストローラ14に送られる。
次に画像形成部5を説明する。この画像形成部5は、スキャナ部24、プロセスカートリッジ25、定着部26などを備えている。
スキャナ部24は、本体ケーシング2内の上部に設けられるものであって、図示しないレーザ発光部や、回転駆動されるポリゴンミラー37や、レンズ38や反射鏡39等を備える。この構成で、図示しない発光部からの所定の画像データに基づくレーザビームは、図1で鎖線で図示するようにスキャナ部24内部で通過あるいは反射させた後、後述するプロセスカートリッジ25の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射させている。
プロセスカートリッジ25は、スキャナ部24の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される。このプロセスカートリッジ25は、感光体としての感光ドラム27やそれに対向配置される転写ローラ28を備えるほか、図示しないが、スコロトロン型帯電器、トナー収容部、現像手段としての現像ローラ、層厚規制ブレード、トナー供給ローラなどを備えている。
上記トナー収容部には、現像材として、正帯電性の非磁性一成分の重合トナーが充填されており、そのトナーが、図示しない現像ローラに一定厚さの薄層として担持される。一方、感光ドラム27は前記現像ローラと対向状に回転可能に配設されており、ドラム本体が接地されるとともに、その表面がポリカーボネート等から構成される正帯電性の感光層により形成されている。
そして、感光ドラム27の表面は、感光ドラム27の回転に伴って、前記スコロトロン型帯電器により一様に正帯電された後、スキャナ部24からのレーザビームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。その後に感光ドラム27が現像ローラと対向したときに、この現像ローラ上に担持されかつ正帯電されているトナーが、前記感光ドラム27の表面に形成される静電潜像(すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている部分)に供給され、選択的に担持されることによって、可視像化され、これによって反転現像が達成される。
転写ローラ28は、感光ドラム27の下方において当該感光ドラム27と対向するように、プロセスカートリッジ25に回転可能に支持されている。感光ドラム27上に担持されたトナーで形成された画像(トナー画像)は、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ28との間を通る間に、用紙3に転写される。トナー画像が転写された用紙3は、図示しない搬送ベルト等によって、以下に述べる定着部26に搬送される。
定着部26は、プロセスカートリッジ25の下流側に配設されるヒートローラ31と、このヒートローラ31に対向する押圧ローラ32と、両ローラ31・32の下流側に設けられる搬送ローラ33を備えている。
ヒートローラ31は金属製で、加熱のためのハロゲンランプを内蔵している。この構成で、プロセスカートリッジ25において用紙3に転写されたトナーを、用紙3がヒートローラ31と押圧ローラ32との間を通過する間に熱定着させることができる。その後、その用紙3を定着部26の搬送ローラ33によって、本体ケーシング2に設けられた排紙ローラ35に搬送するようにしている。用紙3は、その後、排紙ローラ35によって排紙トレイ36上に排紙される。
なお、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するための再搬送トレイ41が、給紙カセット6の上方に挿入されるようにして、着脱自在に装着されている。本体ケーシング2内の後部上方、及び前記再搬送トレイ41には、両面印刷時に用紙3を画像形成部5に対して再び送るための、再搬送経路42が形成されている。
以上の構成のレーザプリンタ1で両面印刷を行うには、画像形成部5に用紙3を通過させ、その表面にいったん画像を形成して排紙ローラ35まで搬送する。その後、用紙3を挟持した状態で排紙ローラ35を逆転させて、用紙3を再搬送経路42を経由して画像形成部5に再び送り、用紙3の裏面に再度画像を形成する。なお、再搬送トレイ41は装置後方にスライドして引出し可能とされており、再搬送経路42に用紙3が詰まったときのジャム処理を容易にしている。
図2には給紙カセット6の構成が平面図として示される。前述の用紙押圧板8は、給紙カセット6の床板90上に、水平軸まわりに回動自在に設けられている。
図2に示すように、用紙押圧板8上に積層された用紙3の両側縁をガイドするために、サイドガイド45が床板90上に設けられている。各サイドガイド45は、前記給紙機構部7による給紙の際に用紙3が左右方向にズレないように、用紙3の給紙方向と平行な辺にあてがわれる。このサイドガイド45は、載置される用紙3の各種サイズに対応するため、給紙方向と直交する方向(左右方向)へ摺動可能に構成されている。
用紙押圧板8の両側縁には、サイドガイド45に対応した位置に凹部91が設けられており、この凹部91内をサイドガイド45がスライド移動するように構成している。このサイドガイド45には、当該サイドガイド45を任意の位置で固定するための図示しない固定機構が設けられている。また、一方のサイドガイド45と他方のサイドガイド45とを互いに離接する方向に連動移動させるために、互いに対向するラックと両ラックに噛み合うピニオンからなる公知のサイドガイド連動機構47が設けられている。
用紙押圧板8の後方側(前記給紙機構部7から遠い側)において、床板90には、細長いガイド溝80が前後方向に形成されている。このガイド溝80には、用紙押圧板8上に積層された用紙3の後端部(給紙方向と直交する辺)にあてがってガイドするための、リアガイド(ガイド部材)50が取り付けられる。
用紙押圧板8の前方側には、用紙3の前端を突き当てるための基準壁46が設けられている。用紙3は、前端をこの基準壁46に、後端を前記リアガイド50に、側端をサイドガイド45にそれぞれあてがうようにしながら、用紙押圧板8上の所定の位置に積層されセットされる。本実施形態において所定の位置とは、用紙3の幅方向中央が用紙押圧板8の左右中央に一致し、更に用紙3の前端の辺が前記基準壁46に接している位置である。
上記リアガイド50について詳細に説明する。リアガイド50は、ガイド本体51と、このガイド本体51の後面に取り付けられるレバー体54と、を備えている。
図1や図2に示すように、ガイド本体51は、ほぼ垂直に立ち上げられたガイド面55を前面に備え、このガイド面55に用紙3の後端を当てることで、用紙3を揃えるように構成されている。図2のa−a断面矢視図たる図3に示すように、ガイド本体51の下面にはリブ52が突出するように一体形成され、このリブ52の下端には、水平状の底板53が一体形成される。ガイド本体51は、リブ52を前記床板90のガイド溝80に挿入させ、かつ、ガイド本体51と底板53との間に前記床板90を挟むようにして、底板53に取り付けられる。こうして取り付けられたガイド本体51は、ガイド溝80の長手方向に沿って前後方向に(即ち、給紙方向に沿う方向に)往復移動自在とされる。このリアガイド50の移動範囲を確保するために、図2に示すように用紙押圧板8の後端側には凹部92が形成されている。
図3に示すレバー体54は合成樹脂製であって、ガイド本体51の背面下部に固着される基部60と、基部60の両脇に上下方向に配設される第1レバー61及び第2レバー62と、両レバー61・62と前記基部60とを繋ぐ弾性アーム63と、を一体形成した構成である。第1レバー61の下面には第1係止爪71が一体状に突出形成されており、第2レバー62の下面には第2係止爪72が一体状に突出形成されている。
図2の平面図に示すように、給紙カセット6の床板90の上面には、ガイド溝80を挟んで一側に複数の第1凹部81が、他側に複数の第2凹部82が、それぞれ形成されている。第1凹部81も第2凹部82も、ガイド溝80の長手方向に沿う方向(用紙3の給紙方向、即ち前後方向)に並べて形成されている。それぞれの凹部81・82は、いずれも、用紙3の給紙方向に直交する長手方向を有する細長い溝として形成されている。
図4に示すように、第1凹部81は第1係止爪71に係合可能であり、第2凹部82は第2係止爪72に係合可能である。第1凹部81が第1係止爪71に係合することによって、あるいは第2凹部82が第2係止爪72に係合することによって、リアガイド50はその位置で固定される。
ここで前記第1凹部81は、用紙の定形サイズに対応する位置に設けられている。本実施形態に照らして具体的に言えば、前記基準壁46と前記ガイド面55との距離が定形サイズの一辺の長さと等しくなる位置にリアガイド50が移動されたときに、前記第1係止爪71と係合するような位置に、第1凹部81が設けられる。定形サイズとは、例えば日本工業規格のA3,A4,A5,B4,B5サイズ等である。
一方、第2凹部82は、定形サイズ以外のサイズ(不定形サイズ)に対応する位置に設けられている。本実施形態に照らして具体的に言えば、前記基準壁46と前記ガイド面55との距離が定形サイズの一辺の長さと一致しないような位置にリアガイド50が移動されたときに、前記第2係止爪72と係合するような位置に、第2凹部82が設けられる。床板90に前記第1凹部81のほかこの第2凹部82が形成されることによって、不定形サイズの用紙をリアガイド50にガイドさせることが可能になっている。なお、不定形サイズに対応する位置には、第1凹部81は設けられていない。任意の不定形サイズの用紙を適切に揃えてセットできるように、図2に示すように第2凹部82が並べられる間隔(ピッチ)は小さく設定されている。この結果、前記第2凹部82の設けられる間隔は、隣り合う前記第1凹部81間の間隔よりも狭くなっている。
係止爪71・72とそれに対応する凹部81・82との係合状態を解除するには、直立状態のレバー61・62の上側を指でつまんで、二本のレバー61・62の上部同士を互いに近づけるように力を加える。すると図3の鎖線に示すように、弾性アーム63が弾性変形することによってレバー61・62がハ字状に傾き、斜め方向に上昇する係止爪71・72が凹部81・82から脱し、ガイド本体51ひいてはリアガイド50を自由にスライド移動させ得る状態とできる。レバー61・62の上部に指で加えていた力を解除すれば、前記弾性アーム63の復元力がレバー61・62の傾きを戻して係止爪71・72を下降させるように作用し、(係止爪71・72の位置に凹部81・82がある場合は)当該凹部81・82に係止爪71・72が再び係合し、リアガイド50が固定される。
次に前記係止爪71(72)と凹部81(82)の形状について、図4を用いて詳細に説明する。なお、図4には第1係止爪71及び第1凹部81を図示しているが、第2係止爪72の形状は第1係止爪71と全く同じである。また第2凹部82は第1凹部81に比して、その設けられる間隔(ピッチ)が異なるのみであって、1つ1つの第2凹部82の形状は第1凹部81と全く同じである。
第1係止爪71(第2係止爪72)は、いずれも、前方から後方に行くにつれて突出量を増大する傾斜面aと、当該傾斜面aに連続する垂直状の接当規制面bと、を有している。またこれに対応して、それぞれの第1凹部81(第2凹部82)は、いずれも、前方から後方に行くにつれて深さを増大する傾斜面xと、当該傾斜面xに連続する垂直状の接当規制面yと、を有している。
以上の係止爪71・72、凹部81・82の形状により、リアガイド50は、以下に説明するように、その前方への移動は規制されない一方で、後方への移動のみが規制されることになる。
即ち、第1係止爪71と第1凹部81とが係合していても、あるいは、第2係止爪72と第2凹部82とが係合していても、リアガイド50を前方に移動させる方向に適当な力を加えた場合は、係止爪71・72側の傾斜面aが凹部81・82側の傾斜面x上を滑って乗り上げることで係止爪71・72は凹部81・82から自然に抜け出て(このとき前記弾性アーム63は必要に応じて弾性変形する)、そのようなリアガイド50の前方への移動が許容される。即ち、リアガイド50を後方から前方へ移動させるときは、前記レバー61・62を指でつまむ必要なしにリアガイド50を動かすことができ、操作性に優れる。
一方、リアガイド50を後方に移動させる方向に力を加えた場合は、垂直状の接当規制面bと接当規制面yとが互いに当接することで係止爪71・72が凹部81・82に引っ掛かる形となり、当該リアガイド50の後方移動を確実に阻止(規制)する。即ち、用紙3の後端を前記ガイド面55に突き当てた場合もその力に抗し得るようにリアガイド50の位置を保持し、用紙3の後端の揃え作用を的確に発揮させることができ、用紙3の前後方向の位置決め精度が向上される。これは、前記給紙機構部7による用紙3のピックアップミスを回避できることを意味する。
以上に説明した本実施形態では、第1凹部81が定形サイズに対応する位置に設けられているので(不定形サイズに対応する位置には設けられていないので)、第1凹部81が設けられる間隔を大きくできる。言い換えれば、第1凹部81の密集配置を回避できる。この結果、第1凹部81の内壁の肉厚(具体的に言えば前記接当規制面yの肉厚)を厚くできて第1凹部81の強度を向上させ得るので、第1凹部81の寿命を延ばすことができる。
特に本実施形態では、用紙3は、レーザプリンタ1の本体に対して引出し及び押込みが可能にスライド自在に支持された、前記給紙カセット6にセットする構成である。そして、上記リアガイド50は、用紙3の後端(給紙カセット6の押込み方向の端部)をガイドするように設けられている。
以上の実施形態の構成において、例えば、給紙カセット6を本体から前方に引き出し、リアガイド50を定形サイズの位置に移動させて第1係止爪71と第1凹部81とが係合させた上で、定形サイズの用紙を用紙押圧板8上に満載して、給紙カセット6を本体に対して勢い良く押し込んでセットした場合を考える。給紙カセット6の押込みセット時には、後方に向かう用紙3の慣性力をリアガイド50が受け止めることとなるため、第1係止爪71と第1凹部81との係合部分には瞬間的な衝撃が加わる。用紙3が満載される場合は上記慣性力も大きくなるため、上記係合部分に加わる衝撃も大きい。しかしながら、前述の構成とすることで第1凹部81の強度が向上する結果、上述のような衝撃がリアガイド50に加わっても、第1凹部81を破損してしまい第1係止爪71が係合不可能となる事態を確実に回避できる。従って、本実施形態のレーザプリンタ1は、このような給紙カセットを備えることで、第1凹部81の修理・交換などのメンテナンスの必要頻度を低減できている。
なお、本実施形態では、前記第2凹部82は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられている。
従って、リアガイド50を定形用紙サイズに対応する位置に移動させたときは、図3に示すように、第1係止爪71が第1凹部81に係合すると同時に、第2係止爪72が第2凹部82に係合する。従って、定形サイズに対応する位置にあるリアガイド50に衝撃が加わっても、その衝撃を第1凹部81と第2凹部82の双方で受け止めることができるから、第1凹部81の負荷を小さくして寿命を一層延ばすことができる。
また本実施形態では、前記第1凹部81と前記第2凹部82との形状が互いに同じとなるよう形成している。この結果、成形が簡単で、製造工数を低減できる。
以上に本実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は以上の構成に限定されるものではなく、例えば以下に示すように様々に変形して実施することができる。
(1)本実施形態では係止爪71(72)及び凹部81(82)を図4のように形成することで、リアガイド50の後方への移動を規制する一方、前方への移動を許容するように構成している。具体的には、凹部81・82を、傾斜面xと接当規制面yを有する形状に形成している。しかしこれに限定するものではない。凹部81・82に傾斜面xを形成せず、係止爪71・72に傾斜面aを形成しないようにして、リアガイド50の前方後方いずれへの移動をも規制する形状にしても良い。
(2)上記実施形態はリアガイド50に適用したものを例示したが、サイドガイド45について本発明を適用することもできる。
(3)用紙3の、給紙カセット6の押込み方向端部をガイドする場合に限らず、用紙3の他の端部にあてがってガイドするガイド部材にも、同様な構成を適用することができる。ただし、用紙3の、給紙カセット6押込み方向端部をガイドする場合に適用すると、給紙カセット6を勢い良く押し込んだときに加わる大きな衝撃にも耐え得る構成となって好適である。
(4)前記第2凹部82は、不定形サイズに対応する位置にのみ設け、定形サイズに対応する位置には設けない構成としても良い。この場合、衝撃は第1凹部81にのみ加わることとなるが、第1凹部81の強度向上により破損を回避することは可能である。
(5)第1凹部81と第2凹部82の形状は、互いに同じである場合に限定されない。両凹部81・82の形状が互いに一致していなくても良い。例えば第1凹部81の形成深さを第2凹部82よりも大きくし、第1係止爪71の突出量を第2係止爪72よりも大きくしても良い。この場合、第1係止爪71と第1凹部81との係合がより強固になり、第1凹部81の深さが深いことで第1凹部81の強度も向上できる。更には、リアガイド50を定形サイズの位置に合わせた場合のクリック感が明瞭になり、ユーザはリアガイド50が定形サイズの位置に合ったことを手に伝わる感触で良好に知ることができ、操作性が向上する。また、第2凹部82の形成深さを浅くすることで、第2凹部82の形成ピッチを短くできるから、より様々な大きさの不定形サイズの用紙3についても適切にガイドし、精度良く位置決めすることができる。
(6)凹部81・82は、本実施形態では、リアガイド50の移動方向に直交する長手方向を有する細長い溝として形成されているが、これに限定されない。凹部81・82の形状は、丸孔等、任意の形状を採用できる。係止爪71・72は、丸棒状等、前記凹部81・82に対応した形状とすればよい。
(7)凹部81・82の形成位置は、本実施形態で示した位置に限定されない。第1凹部81と第2凹部82の形成位置が入れ替わっても良い。また、本実施形態ではガイド溝80を挟んで一側に第1凹部81、他側に第2凹部82を配置しているが、ガイド溝80の一側に双方の凹部81・82を配置しても良い。
(8)第2凹部82は、本実施形態では図2に示すように等間隔に並べて配置されているが、これに限定されず、不等ピッチで並べて配置されていても良い。
(9)ガイド本体51とレバー体54とは一体形成されていても良い。また、2本のレバー61・62とガイド本体51との間に前記弾性アーム63の代わりに金属製のバネを弾設して、係止爪71・72を凹部81・82に向けて突出するよう付勢する構成としても良い。
(10)レバー61・62が傾くことによって係止爪71・72と凹部81・82との係合が解除される構成にも限定されない。例えばガイド本体51に2本の棒体をそれぞれ上下方向に摺動可能に支持し、この棒体をバネやゴムなどの弾性体によって下方へ付勢し、当該棒体の下端に係止爪71・72を設ける構成としても良い。この場合は、棒体をつまんで引っ張り上げることで、係止爪71・72と凹部81・82との係合を解除することになる。
(11)本発明は、給紙カセット6を有する形態の画像形成装置のリアガイド50にのみ適用されるものでもなく、例えば、画像形成装置本体のカバーを開閉することにより、画像形成装置本体の内部に直接用紙をセットするタイプの画像形成装置に対しても、本発明の適用は妨げられない。
例えば、図5に示す変形例の構成が考えられる。図5に斜視図を示すプリンタ101は、本体部102と、本体カバー103とを備え、この本体カバー103は前記本体部102に対して開閉可能に構成されている。
前記本体部102は、印字機構部104と、用紙装填部105とを備え、この用紙装填部105の底面である床板190には、上記実施形態と同様のガイド溝80、第1凹部81、第2凹部82が設けられている。図5においては図示しないが、このガイド溝80には、前述の実施形態のリアガイド50(図3を参照)と全く同様の構成のリアガイドが、スライド自在に配設される。そして、用紙装填部105における前記印字機構部104の近傍位置には、当該用紙装填部105に装填された用紙を印字機構部104に向けて搬送するための給紙ローラ110が配置されている。
かかる図5に図示の変形例の構成においては、本体カバー103を解放することにより、プリンタ101内部の用紙装填部105に対して用紙を装填することが可能となり、前記ガイド溝80、第1凹部81、第2凹部82と前記リヤガイドとにより、上記実施形態と同様の作用/効果を奏することができ、定形・非定形用紙にかかわらず、用紙を用紙装填部105に対して適切にセットすることができる。
特に当該変形例のような、用紙カセットを用いずに画像形成装置本体の内部に直接に用紙をセットするような構成においては、第1凹部81や第2凹部82の強度が向上されることにより、画像形成装置自体の寿命の向上やメンテナンス頻度の減少といった効果を奏する。
また、本発明は、画像形成装置本体の筐体に対して着脱可能な用紙トレーに対しても適用可能である。
(12)本発明は電子写真方式のレーザプリンタに限定されず、例えばインクジェット方式のプリンタや感熱方式のプリンタの給紙部にも適用が可能である。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの全体的な構成を示した側面断面図。 給紙カセットの平面図。 図2におけるa−a線断面矢視図。 係止爪と凹部の詳細な形状を示す側面断面拡大図。 変形例に係る画像形成装置の斜視図。
符号の説明
1 レーザプリンタ(画像形成装置)
3 用紙
6 給紙カセット
50 リアガイド(ガイド部材)
71 第1係止爪
72 第2係止爪
81 第1凹部
82 第2凹部

Claims (8)

  1. 複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置の給紙カセットであって、
    用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材と、
    このガイド部材に設けられる第1係止爪及び第2係止爪と、
    前記複数の定形サイズに対応する位置に、相互に間隔をあけて設けられ、前記第1係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第1凹部と、
    前記不定形サイズに対応するように、隣り合う前記第1凹部間の間隔よりも狭い間隔で設けられ、前記第2係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第2凹部と、
    を備えることを特徴とする、画像形成装置の給紙カセット。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置の給紙カセットであって、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられることを特徴とする、画像形成装置の給紙カセット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置の給紙カセットであって、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じであることを特徴とする、画像形成装置の給紙カセット。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の画像形成装置の給紙カセットであって、
    装置本体に対して引出し及び押込みが可能となるようにスライド自在に支持されるように構成するとともに、
    前記ガイド部材は、前記給紙カセット内の用紙の前記押込み方向の縁部をガイドするように設けられている、
    画像形成装置の給紙カセット。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の給紙カセットを備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 複数種類の定形サイズ及び不定形サイズの用紙をセット可能な画像形成装置であって、
    用紙を所定位置にセットするための、往復移動可能なガイド部材と、
    このガイド部材に設けられる第1係止爪及び第2係止爪と、
    前記定形サイズに対応する位置に設けられ、前記第1係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第1凹部と、
    前記不定形サイズに対応する位置に少なくとも設けられ、前記第2係止爪に係合することにより前記往復移動方向のうちの少なくとも一方向に対する前記ガイド部材の移動を規制するための複数の第2凹部と、
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置であって、前記第2凹部は、不定形サイズに対応する位置のほか、定形サイズに対応する位置にも設けられることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置であって、前記第1凹部と前記第2凹部との形状が互いに同じであることを特徴とする、画像形成装置。
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