JP4553997B2 - 駆動ユニットおよびカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動ユニットおよびカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
モータ駆動部の基板をカメラ本体などの構造体に固定する際に、低騒音化のために防振ブッシュを介してビス止めする構造が知られている。図4および図5は、従来の駆動ユニットおよびカメラの断面図および斜視図である。
【0003】
図4および図5において、AFモータ7は、減速ギヤ6aに噛合している。減速ギヤ6aは、減速ギヤ6b〜6eと共に減速ギヤ列を構成し、減速ギヤ6eはカップリング軸8に取り付けられている。強度を超えたトルクが減速ギヤ6a〜6eに掛からないように、スリップトルク機構21が設けられている。このスリップトルク機構21とは、モーター軸と一体に回転するワッシャをバネでギヤに押し当てて、ギヤを回転する機構で、もしギヤに過大なトルクが掛かった場合にはワッシャとギヤがスリップするように構成されているものである(図4参照)。また、減速ギヤ6a〜6eの回転はスリットを設けた羽根部材22と、羽根部材22のスリットを検出するフォトインタラプタ23とによって検出するようにしている。
【0004】
AFモータ7は、ビス9で下基板3に固定されている(図5)。減速ギヤ6a〜6eは、上基板2と下基板3でスラスト方向(図4の左右方向)の規制を受ける。上基板2と下基板3は、ビス10で固定されている。下基板3は、防振ゴム4を介してビス5によりボディ本体1(図5)に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造では、上基板2と下基板3を固定するためのビス10のビス頭の高さ分だけは、上基板2と下基板3のスラスト方向の長さ(厚さ)が大きくなる点で改善余地があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、ビス止めのためのスぺースを不要とすることにより、カメラの小型化を達成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、第1発明の駆動ユニットは、第1基板および第2基板と、ギヤ列と、第1基板および第2基板を、一方の基板に設けられたギヤ列を他方の基板に嵌合させるよう挟持することにより、ギヤ列を該基板間に保持した状態で第1基板および第2基板を一体化せしめる防振部材と、防振部材に設けられ、ビスを挿通して第1基板および第2基板を被固定体に固定するための挿通孔と、を具備する。
【0008】
第2発明の駆動ユニットは、請求項1において、第1基板および第2基板には、防振部材をくわえるための腕部が形成され、該腕部を防振部材が挟み込むことを特徴とする。
【0009】
第3発明のカメラは、カメラボディと、第1基板および第2基板と、ギヤ列と、第1基板および第2基板を、一方の基板に設けられたギヤ列を他方の基板に嵌合させるよう挟持することにより、ギヤ列を該基板間に保持した状態で第1基板および第2基板を一体化せしめる防振部材と、防振部材に設けられた挿通孔と、挿通孔を通してカメラボディに第1基板および第2基板を固定するビスと、を具備することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図3は、本発明による駆動ユニットおよびカメラの一実施例を示す斜視図および断面図である。
【0012】
図1において、AFモータ7は、減速ギヤ列6に噛合している。減速ギヤ列6は、上基板2と下基板3でスラスト方向(図2の左右方向)の規制を受ける。上基板2と下基板3は樹脂で形成されている。上基板2には、防振ブッシュ4a〜4cをくわえるための腕部2a〜2cが形成されている。また、下基板3には、防振ブッシュ4a〜4cをくわえるための腕部3a〜3cが形成されている。
【0013】
防振ブッシュ4aを矢印A方向に移動することにより、腕部2aおよび3aが防振ブッシュ4aをくわえる。また、防振ブッシュ4bを矢印B方向に移動することにより、腕部2bおよび3bが防振ブッシュ4bをくわえる。更に、防振ブッシュ4cを矢印C方向に移動することにより、腕部2cおよび3cが防振ブッシュ4cをくわえる。防振ブッシュ4a〜4cは、ゴム等の弾性材料で形成されている。
【0014】
結果として、図3に示すように、腕部2bおよび3bは防振ブッシュ4bによって挟まれ、腕部2cおよび3cは防振ブッシュ4cによって挟まれる。なお、腕部2aおよび3aと防振ブッシュ4aは、図3には示されていないが、同様にして腕部2aおよび3aは防振ブッシュ4aによって挟まれる。
【0015】
防振ブッシュ4a〜4cには挿通孔が形成されており、この挿通孔にビス5a〜5cが挿通され、ビス5a〜5cはボディ1に固定される。図3では、防振ブッシュ4bおよび4cが、ビス5bおよび5cによってボディ1に固定されている。これにより、防振ブッシュ4a〜4cの収縮力と、ビス5bおよび5cによるネジ止め力とにより、上基板2および下基板3が押圧される方向に力が加わり、上基板2および下基板3の固定が完了する。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明の駆動ユニットおよびカメラによれば、複数の基板(2、3)の間に駆動部材(6)を設け、複数の基板(2、3)を防振部材(4a〜4c)が挟持することにより複数の基板(2、3)を一体化せしめるようにして、複数の基板(2、3)のビス締結を行わない構成としたので、ビス止めのためのスぺースが不要となり、小型化を達成できるという効果が得られる。また、ビス止めのための作業コストを削減できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による駆動ユニットおよびカメラの一実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明による駆動ユニットおよびカメラの一実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明による駆動ユニットおよびカメラの一実施例を示す断面図である。
【図4】 本発明による駆動ユニットおよびカメラの一実施例を示す断面図である。
【図5】 従来の駆動ユニットおよびカメラの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボディ本体
2 上基板
2a 腕部
2b 腕部
2c 腕部
3 下基板
3a 腕部
4 防振ゴム
4a 防振ブッシュ
4b 防振ブッシュ
4c 防振ブッシュ
5 ビス
5a ビス
5b ビス
6 減速ギヤ列
6a 減速ギヤ
6b 減速ギヤ
6c 減速ギヤ
6d 減速ギヤ
6e 減速ギヤ
7 AFモータ
8 カップリング軸
21 スリップトルク機構
22 羽根部材
23 フォトインタラプタ

Claims (3)

  1. 第1基板および第2基板と、
    ギヤ列と、
    前記第1基板および第2基板を、一方の前記基板に設けられた前記ギヤ列を他方の前記基板に嵌合させるよう挟持することにより、前記ギヤ列を該基板間に保持した状態で前記第1基板および第2基板を一体化せしめる防振部材と、
    前記防振部材に設けられ、ビスを挿通して前記第1基板および第2基板を被固定体に固定するための挿通孔と、
    を具備する駆動ユニット。
  2. 前記第1基板および第2基板には、前記防振部材をくわえるための腕部が形成され、該腕部を前記防振部材が挟み込むことを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. カメラボディと、
    第1基板および第2基板と、
    ギヤ列と、
    前記第1基板および第2基板を、一方の前記基板に設けられた前記ギヤ列を他方の前記基板に嵌合させるよう挟持することにより、前記ギヤ列を該基板間に保持した状態で前記第1基板および第2基板を一体化せしめる防振部材と、
    前記防振部材に設けられた挿通孔と、
    前記挿通孔を通して前記カメラボディに前記第1基板および第2基板を固定するビスと、
    を具備することを特徴とするカメラ。
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