JP2583826Y2 - 伝動装置 - Google Patents

伝動装置

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JP2583826Y2
JP2583826Y2 JP4694492U JP4694492U JP2583826Y2 JP 2583826 Y2 JP2583826 Y2 JP 2583826Y2 JP 4694492 U JP4694492 U JP 4694492U JP 4694492 U JP4694492 U JP 4694492U JP 2583826 Y2 JP2583826 Y2 JP 2583826Y2
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彦志 泉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は伝動装置に係り、特に出
力軸と被動体とを連結し、動力を伝達する連結部材を有
する伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の一例の側面図を示す。同図
中、1はアクチュエータを示す。アクチュエータ1はモ
ータを内蔵していて、モータの回転に応じて出力軸2が
矢印A方向に往復直線運動する。出力軸2の先端には連
結部3が一体に形成されている。
【0003】連結部3は長円孔3aを有し、この長円孔
3aには被動体4の一端に形成されたピン4aが係合さ
れる。
【0004】被動体4は一端が固定軸5に回転自在に係
合されていて、取付フレーム6内に配置される。被動体
4は出力軸2の矢印A方向への運動に伴って矢印B方向
に回動する構成とされていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の伝動装置では図5に示すように出力軸が引き込まれ
た状態では連結部材が取付フレームの取付穴部に存在す
るため、連結部材と被動体との係合を容易に解除するこ
とができない。このため、出力軸が引き込まれた状態で
アクチュエータが故障してしまった場合、アクチュエー
タが取り外せなくなり、アクチュエータの交換が容易に
行なえない等の問題点があった。
【0006】本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、被動体と連結部材との係合解除を容易とすることに
よりアクチュエータの交換を容易にした伝動装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、駆動端に係合ピンを有する被動体を該被動
体の該係合ピンと係合する孔部を有する連結部材を介し
て往復直線運動するアクチュエータの出力軸と結合し、
該アクチュエータの動力を該被動体に伝達する伝動装置
において、前記連結部材の前記孔部の周縁部に所望の工
具と係合し、該工具による破断を助勢する溝部を設けて
なる。
【0008】
【作用】連結部材の周縁部に形成された溝部を設け、溝
部に工具(マイナスドライバ)を係合させ、操作するこ
とにより、容易に連結部材の孔部が開放され、孔部と被
動体の係合ピンとの係合を容易に解除できる。このた
め、アクチュエータと被動体との結合を容易に解除可能
となる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例の側面図を示す。同
図中、11はアクチュエータを示す。アクチュエータ1
1はモータ11aが内蔵されていて、取付フレーム17
に固定される。このモータの回転に応じて出力軸12を
矢印A方向に移動させる。
【0010】出力軸12の先端部には軸心と直交した貫
通孔12aが設けられており、この貫通孔12aにはシ
ャフト13が挿入固定される。
【0011】14は連結部材で、長円孔14aを有す
る。また、連結部材14には出力軸12と結合を計るた
めの脚部14b-1,14b-2が一体的に形成されてい
る。脚部14b-1,14b-2には長円孔14aの長軸方
向に平行となるように貫通孔14c-1,14c-2が形成
されている。
【0012】連結部材14は図2に示すように脚部14
b-1,14b-2の間に出力軸12が位置するように配設
され、シャフト13を連結部材14の脚部14b-1,1
4b-2に形成された貫通孔14c-1,14c-2及び出力
軸12に形成された貫通孔12aを貫通させることによ
り出力軸12に係合している。
【0013】また、連結部材14の長円孔14aの周縁
部14dには長円孔14aと外周部にかけて溝部14d
-1,14d-2が形成される。
【0014】溝部14d-1,14d-2は長円孔14aの
長手方向に対向して、互いに表裏となる面に形成され
る。
【0015】15は被動体となる回動レバーを示す。回
動レバー15は取付フレーム17内に配置され、一端が
固定軸16に回動可能に固定される。
【0016】回動レバー15の他端には係合ピン15a
が植設されている。係合ピン15aは連結部材14の長
円孔14aに回動レバー15の回動に伴って長円孔14
a内をスライドする構成とされている。
【0017】アクチュエータ11により出力軸12が矢
印A1 方向に直線運動を開始すると、出力軸7に結合し
てある連結部材14が回動レバー15を矢印B1 方向に
回動させる。このとき、回動レバー15は回転運動をす
る為、回動レバー15の支持ピン15aは連結部材14
の長円孔14a内をスライドし、ついには長円孔14a
の他端に当接する。
【0018】逆に出力軸12がアクチュエータ11より
矢印A2 方向に直線運動すると、ピン15aが長円孔1
4a内をスライドしつつ、連結回動レバー15を矢印B
2 方向に回動させる。
【0019】通常、アクチュエータ11は交換する必要
はないが万一故障した場合交換が必要となる。このと
き、連結部材14と回動レバー15とは係合されている
ため、アクチュエータ11を交換するためには連結部材
14と回動レバー15との係合を解除する必要がある。
【0020】本実施例では連結部材14と回動レバー1
5との係合を解除する場合、図3に示すように、まず、
連結部材14を矢印C方向によせ、溝部14e-2が取付
フレーム17の側部よりよく見えるようにする。
【0021】次にマイナスドライバ18の先端を溝部1
4d-2に押し込み、矢印E方向にねじることにより、連
結部材14を図4に示すように溝部14d-2により破断
する。これにより、長円孔14aが外部と連通し、連結
部材14と回動レバー15のピン15aとの係合を解除
できる。回動レバー15のピン15aと連結部材14と
の係合が解除されることによりアクチュエータ11の取
付フレーム17からの取り外しが可能となる。
【0022】本実施例によれば、溝部14d-1,14d
-2を設けることによりマイナスドライバ18により連結
部材14を容易に破断することができるため、アクチュ
エータ11の取付フレーム17からの取り外しが容易と
なる。また、連結部材14には溝部14d-1,14d-2
を設けただけであるため、コストの上昇を伴わずに実現
が可能となる。
【0023】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、溝部を設
けることにより連結部材の円孔部を容易に開放すること
ができ、連結部材と被動体との係合を容易に解除できる
ため、アクチュエータ本体の交換が容易となる等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図5】従来の一例の断面図である。
【符号の説明】
11 アクチュエータ 12 出力軸 14 連結部材 15 回動レバー 17 取付フレーム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 21/00 F16C 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動端に係合ピンを有する被動体を該被
    動体の該係合ピンと係合する孔部を有する連結部材を介
    して往復直線運動するアクチュエータの出力軸と結合
    し、該アクチュエータの動力を該被動体に伝達する伝動
    装置において、 前記連結部材の前記孔部の周縁部に、該連結部材を破断
    させるよう工具を係合される溝部を設けてなる伝動装
    置。
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