JP4553417B2 - コルゲートフィン成形用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製の薄板に形成されるリブが所定間隔おきに複数個立設されて成るコルゲートフィンを成形するコルゲートフィン成形用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13にコルゲートフィンの一例を示す。なお、ここで図示しているコルゲートフィンは、一例として薄板に対してリブが垂直方向に立設される平板フィンである。
コルゲートフィン10はアルミニウム等から成る金属製の薄板に、複数の連続したリブが形成されているものであって、主に自動車のラジエータ等の熱交換器12に用いられている。
この熱交換器12は、複数のコルゲートフィン10の間に熱伝導性の高い銅等から成る熱交換チューブ13が挟みこまれて形成されており、熱交換チューブ13内を通過する水流等の熱を放出するものである。
【0003】
図14および図15に、上述したようなコルゲートフィン10の成形方法を示す。
コルゲートフィン10は、コルゲートフィン成形用金型20によって成形される。
コルゲートフィン成形用金型20は、少なくともどちらか一方が上下動する上型ダイセット14と下型ダイセット16とを有し、上型ダイセット14と下型ダイセット16との間に挿入された薄板19に対してプレス加工を施してコルゲートフィン10を成形するものである。
なお、このコルゲートフィン成形用金型20は、1回の型閉じ動作で1つのリブ4を成形し、型開き動作が行われたらリブ4が連続して形成されるように、図示しない移送装置により下流側にリブ1ピッチ分ずつ間欠的に移送させるものである。この移送方向を矢印Aで示す。
【0004】
上型ダイセット14には下面側に固着された上型15が設けられている。かかる上型15には、下方に向けて突出してリブの1つを形成するパンチ21が設けられている。
下型ダイセット16には、上型15に対向する位置に下型17が固着されている。また、下型17は上型15に設けられたパンチ21に嵌合可能なように形成されている2個のパンチ22、22を有している。
また、上型15には薄板19の位置決めを行うパイロットゲージ24が設けられている。パイロットゲージ24は、スプリング25によって下方に向けて付勢されており、上型15に形成された収納穴26内に上下方向に摺動可能に収納されている。
型閉じ動作の前には、パイロットゲージ24の先端部はパンチ21の先端部よりも下方側に突出するように設けられている。そして、型閉じ動作が開始されたらパンチ21よりも先にまずパイロットゲージ24がリブ内に進入していくので薄板の位置決めを行うことができるのである。
【0005】
図15では型下死点の状態を示している。
図15によれば、型閉じ動作中においてはパンチ21が下型側のパンチ22、22との間で薄板19を挟んで1つのリブ4を形成するのである。
薄板上にリブ4が形成されたら、上型ダイセット14または下型ダイセット16のどちらかが上下動して型開きする。
型開き後、図示しない移送装置によって薄板19をリブ1ピッチ分矢印A方向へ移送させる。すると先の型閉じで形成されたリブ4がパイロットゲージ24の下方に位置するようになり、次に行われる型閉じ動作によってパイロットゲージ24が先の型閉じで形成されたリブ4内に進入するので薄板19の位置決めを行いながらコルゲートフィンの製造ができる。
【0006】
このような従来のコルゲートフィン成形用金型20を用いて形成されるコルゲートフィンの製品高さ、すなわち各リブ4の高さは上型のパンチ21と下型のパンチ22、22の上下方向の噛み合い寸法によって決定される。つまり、パンチ21とパンチ22の上下方向の噛み合い部分が長ければ製品高さが高いコルゲートフィンが成形され、上下方向の噛み合い部分が短ければ製品高さが低いコルゲートフィンが成形されるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコルゲートフィン成形用金型は、製造されるコルゲートフィンの高さを変更しようとする場合には上型側と下型側のパンチを交換して、パンチ同士の噛み合い部分の長さの変更をするようにしていた。
このため、1台のコルゲートフィン成形用金型により種々の高さのコルゲートフィンを成形しようとしてもその都度パンチを所定の高さに成形されるようなものに交換しなくてはならないため手間がかかるといった課題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、リブの高さの異なるコルゲートフィンを1台の金型で製造する際に、パンチ同士の噛み合い部分の長さを変更するためにパンチを異なる寸法のものに交換せずとも、高さの異なるコルゲートフィンを製造することができるコルゲートフィン成形用金型を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために次のような構成を備える。
すなわち、本発明にかかるコルゲートフィン成形用金型によれば、少なくとも一方が上下動可能に設けられた上型ダイセットと下型ダイセットとの互いに対向する位置に設けられた上型と下型とが型開きされた際に、移送装置により上型と下型との間に一方側から他方側に向けて間欠的に移送されるように挿入された金属製の薄板を、上型と下型とが型閉じした際に曲折し、薄板の移送方向に向かって所定間隔おきに複数個のリブを立設してコルゲートフィンを成形するコルゲートフィン成形用金型において、上型および下型のいずれか一方の型には、薄板の移送方向に所定間隔を開けて少なくとも2個のパンチが設けられ、他方の型には、型閉じした際に前記一方の型に設けられた少なくとも2個のパンチと噛合して薄板を曲折し、リブを成形するための少なくとも2個のパンチが設けられ、前記一方の型に設けられた少なくとも2個のパンチのうち、薄板の移送方向の下流側に位置する一のパンチが、上流側に位置する他のパンチの先端部よりも型閉じ方向に突出するように付勢部材によって設けられ、型閉じ動作の際に既に成形されているリブ内に挿入されて薄板の位置決めを行う第1の可動パンチであり、型閉じした際に、該第1の可動パンチと、前記他方の型の2個のパンチのうち第1の可動パンチと噛合する位置にある一のパンチとの噛合する長さを調整するための第1の調整手段が設けられ、型閉じした際に、前記一方の型の他のパンチと、前記他方の型の一のパンチおよび/または他のパンチとの噛合する長さを調整するための第2の調整手段が設けられており、前記他方の型の他のパンチの先端部との間で型閉じ動作の際に薄板を保持するように、前記一方の型に付勢部材によって型閉じ方向に突出して設けられているリフタが設けられ、型閉じの際に、前記リフタの先端部が先に行われた型閉じ動作によって既に成形されたリブの上面または下面と同じ水平面上に位置するように、リフタの型閉じ方向への下死点位置または上死点位置を規制して、前記リフタと前記一方の型との間に挟まれるストップブロックが設けられていることを特徴としている。
かかる本発明によれば、第1の調整手段によって可動パンチの噛み合い長さを調整し、第2の調整手段で可動パンチ以外のパンチ同士の噛み合い長さを調整することができるので、パンチの交換をせずとも1台の金型で製品高さの異なるコルゲートフィンの製造ができる。
また、型閉じの際に、前記リフタの先端部が先に行われた型閉じ動作によって既に成形されたリブの上面または下面と同じ水平面上に位置するように、リフタの型閉じ方向への下死点位置または上死点位置を規制して、前記リフタと前記一方の型との間に挟まれるストップブロックが設けられているので、製品高さの異なるコルゲートフィンを製造する場合であっても、薄板の未加工の部分をすでに成形されたリブの上面または下面に合わせることができる。
【0010】
また、前記第1の調整手段は、前記第1の可動パンチと前記他方の型との間に挟まれると共に、異なる厚さのストップブロックに交換可能に設けられた第2のストップブロックであるので、可動パンチの噛み合い長さの調整が容易に行える。
さらに、前記第2の調整手段は、型閉じの際の上型ダイセットの上面と下型ダイセットの下面との間の高さであるダイハイトを調整するダイハイト調整手段であるので、可動パンチ以外のパンチの噛み合い長さの調整が容易に行える。
なお、前記他方の型の一のパンチが、前記他方の型の他のパンチの先端部よりも型閉じ方向に突出するように付勢部材によって設けられ、型閉じ動作の際に既に成形されているリブの上流側の外壁面に当接して前記第1の可動パンチと共に薄板の位置決めを行う第2の可動パンチとすれば、薄板の位置決め精度をさらに上げることができる。
【0011】
また、前記各パンチは断面が方形状に形成すれば、薄板に対して垂直に壁面が立ち上がる平板フィンが成形される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコルゲートフィン成形用金型(以下、単に金型という)の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図1に本実施形態の金型によって成形するコルゲートフィンを示す。
ここで示すコルゲートフィン10は、いわゆる平板フィンと呼ばれる形態のものであり、形成される各リブ4が直方体状に形成されているものである。したがって、各リブ4の上面3と下面5は平行となるように形成され、壁面4aが上面3および下面5に対して垂直に立設されているものである。
また、リブ4と隣り合うリブ4との間の隙間6は、リブ4の幅と同じ幅を有している。したがって、このようなコルゲートフィン10を上下逆さまにしても隙間6が上方に向かうリブと成るように形成されている。
【0013】
次に上述したコルゲートフィンを成形するための金型について、図2に金型の型開き時の側面図を、図3に金型の型閉じ時の側面図を、図4に金型の型開き時の正面図を示し、これに基づいて動作と共にその構成を説明する。
金型30は、上型ダイセット32と下型ダイセット34とから構成され、これらの各ダイセットが互いに上下に対向するように配置されて成る。
金型30は、このように配置された上型ダイセット32と下型ダイセット34との間に図示しない移送装置により一方側から他方側へ送り込まれた金属製の薄板19(図5)に、型閉じ動作の際にリブ4を成形してコルゲートフィン10を成形するものである。また、本明細書の図面中では薄板の移送方向を矢印A方向で表すようにしている。
【0014】
なお、本実施形態の金型30は、上型ダイセット32が下型ダイセット34に対して上下動可能に設けられているものである。上型ダイセット32が下型ダイセット34に向けて下降することで、金型の型閉じ動作が行われる。
また、上型ダイセット32を上下動させる上下動機構については省略して図示している。
【0015】
上型ダイセット32の下面側には、可動パンチ35、固定パンチ36およびキラーピン38が取り付けられている。この可動パンチ35、固定パンチ36およびキラーピン38が上型40を構成する。
また、下型ダイセット34には、可動パンチ41、固定パンチ42およびリフタ44が取り付けられている。この可動パンチ41、固定パンチ42およびリフタ44が下型46を構成している。
また、ここでは可動パンチ41が特許請求の範囲の第1の可動パンチに相当し、固定パンチ42が下型の他のパンチに相当する。可動パンチ35は第2の可動パンチに相当し、固定パンチ36が上型の他のパンチに相当する。
【0016】
可動パンチ35、固定パンチ42および固定パンチ36は、互いに薄板19を挟んで噛合し、薄板19を曲折してリブ4を成形する。
また、可動パンチ41、可動パンチ35および固定パンチ42は、側面からみた断面形状が略方形状であってリブ4内に進入可能な大きさのパンチ部35a、41a、42aと、これらパンチ部よりも大きい方形状に形成されて各パンチ部を各ダイセット32、34に固着する基台部35b、41b、42bとから構成される。各パンチ部35a、41a、42aは、基台部35b、41b、42bよりも型閉じ方向に突出して形成されている。
また、本実施形態による上型40の固定パンチ36は、上述した各パンチ35、41、42のようにパンチ部は形成されておらず、断面がほぼ長方形状に形成されているが、固定パンチ36の形状はこのような形状に限られることはない。
【0017】
上型ダイセット32と下型ダイセット34とを型閉じした際(図3)には、上型の可動パンチ35のパンチ部35aの先端と固定パンチ36の先端とが同じ高さに位置するように可動パンチ35と固定パンチ36とが形成されている。
同様に、上型ダイセット32と下型ダイセット34とが型閉じした際に、下型の可動パンチ41のパンチ部41aの先端と、固定パンチ42のパンチ部42aの先端とが同じ高さに位置するように、可動パンチ41と固定パンチ42とが形成されている。
【0018】
以下、各パンチの構成と動作についてさらに詳細に説明していく。
可動パンチ41は、下型ダイセットの34の上面側に、付勢部材たるスプリング48によって基台部41bとパンチ部41a共に上方に付勢して設けられている。このため、型開き状態のときに可動パンチ41のパンチ部41aは、固定パンチ42のパンチ部42aの先端部よりも上方に突出している。
また、可動パンチ41は、下型ダイセット34に立設されているガイドピン50を挿入可能なガイド穴52が形成されている。これにより可動パンチ41はガイドピン50に沿ってスプリング48の付勢力に抗して上下方向に摺動可能である。
【0019】
54はショルダーボルトである。ショルダーボルト54には、下方側にフランジ部54aが形成されており、下型ダイセット34に形成されたショルダーボルト54を保持するための挿入穴56に挿入されて保持されている。
挿入穴56は、上方側がショルダーボルト54が収納可能な程度の小径に、下方側がフランジ部54aを収納可能な程度の大径に形成されている。ショルダーボルト54が設けられていることにより、フランジ部54aの上面側が挿入穴56の小径な部位と大径な部位との段部57に当接して、可動パンチ41の上限位置の設定が可能となるのである。
【0020】
このように、可動パンチ41は、固定パンチ42のパンチ部42aよりも上方に突出しているため、型閉じ動作の際に固定パンチ42のパンチ部42aが薄板19に当接して新たなリブを成形する前に、先に行われた型閉じ動作で既に形成されたリブ4内に進入することができるので、薄板19が移送されたときの位置決め用のパイロットとして設けられている。
【0021】
上型ダイセット32の可動パンチ41に対向する位置には、可動パンチ35が下方に向けて付勢されて設けられている。可動パンチ35の付勢力は、上型ダイセット32と可動パンチ35との間に取り付けられたスプリング58によって生じている。
このため、型開き状態のときに可動パンチ35のパンチ部35aは、固定パンチ36の先端部よりも下方に突出している。
また、可動パンチ35は、上型ダイセット32に下方に向けて立設されているガイドピン60を挿入可能なガイド穴62が形成されている。これにより可動パンチ35はガイドピン60に沿ってスプリング48の付勢力に抗して上方に摺動可能である。
【0022】
61はショルダーボルトである。ショルダーボルト61には、上方側にフランジ部61aが形成されており、上型ダイセット32に形成されたショルダーボルト61を保持するための挿入穴64に挿入されて保持されている。
挿入穴64は、下方側がショルダーボルト61が収納可能な程度の小径に、上方側がフランジ部54aを収納可能な程度の大径に形成されている。ショルダーボルト61が設けられていることにより、フランジ部61aの上面側が挿入穴64の小径な部位と大径な部位との段部65に当接して、可動パンチ35の上型ダイセット32からの抜け止めを図ることができると共に、可動パンチ35の下限位置の設定が可能となるのである。
【0023】
このように、可動パンチ35は、固定パンチ36よりも下方に突出しているため、型閉じ動作の際に固定パンチ36の先端部が薄板19に当接して下型の固定パンチ42のパンチ部42aと共に薄板19に新たなリブを成形する前に、先に行われた型閉じ動作で既に形成されたリブ4の上流側の壁面4aに当接するので、上述した可動パンチ41と共に薄板が移送されたときの位置決め用のパイロットとして設けられている。
【0024】
下型ダイセット34の上面側には、可動パンチ41のパンチ部41aよりも薄板19の移送方向Aの上流側へ成形すべきリブの1ピッチ分の間隔をおいてパンチ部42aが位置するように固定パンチ42が固定されて取り付けられている。
固定パンチ42のパンチ部42aは固定パンチ42本体から上方に向けて突出するようにして設けられている。
型閉じの際には、固定パンチ42のパンチ部42aは、その下流側の壁面で上型ダイセット32の可動パンチ35との間で薄板19を挟むとともに、その上流側壁面で上型ダイセット32の固定パンチ36との間で薄板19を挟む。すなわち、パンチ部42aは、可動パンチ35と固定パンチ36との間に挿入されて薄板19を引き込み、曲折することによりリブ4を成形するのである。
【0025】
上型ダイセット32の下面側には、可動パンチ35のパンチ部35aよりも移送方向Aの上流側へ成形すべきリブの1ピッチ分の間隔をおいて固定パンチ36が固定されて取り付けられている。
44は、上型ダイセット32の固定パンチ36と対向する位置において、上方に向けて付勢されて取り付けられているリフタである。
リフタ44は、型閉じの際に固定パンチ36の先端部との間で薄板19を挟み、パンチ部42aと固定パンチ36との間で成形されるリブの上流側の壁面4aを、未加工の薄板19に対して垂直に立設するようにしている。
【0026】
リフタ44の上方への付勢力はスプリング66によるものである。スプリング66はリフタ44の下面側と下型ダイセット34との間にわたって取り付けられている。
また、下型ダイセット34には上方に向けて突出するガイドピン68が立設されている。リフタ44はガイドピン68を挿入可能なガイド穴70が設けられており、ガイドピン68をガイド穴70内で摺動させることによりガイドピン68に沿って上下動する。
【0027】
また、リフタ44は他の可動パンチと同様にフランジ部71aを有するショルダーボルト71が設けられている。下型ダイセット34にはショルダーボルト71を挿入可能な挿入穴72が設けられている。挿入穴72は、ショルダーボルト71のフランジ部71aが摺動可能な径の大径な部位と、ショルダーボルト71が摺動可能な径の小径な部位とから成る。このため、大径な部位と小径な部位との境界部に形成される段部74にフランジ部71aの上面が当接するので、リフタ44の上限位置を設定している。
【0028】
リフタ44と下型ダイセット34との間には、リフタ44の下限位置を設定するためにリフタ44と下型ダイセット34の間に挟みこまれるストップブロック82が設けられている。
ストップブロック82は、様々な厚さのものと交換することができるように、容易に取り外しが可能である。
このようにストップブロック82を異なる厚さのものと交換することによって、型閉じの際のリフタ44の上面位置、すなわち下死点位置を変更することができる。
このため、後述するように成形するリブの高さを変更するようにした場合であっても、型閉じの際のリフタ44の上面位置を成形したリブ4の下面5に合わせて、薄板19の未加工部分を、成形したリブ4の下面と同一平面状に位置させることができる。
【0029】
上型ダイセット32において固定パンチ36よりも上流側には、型閉じの際にリフタ44を下方へ押動するためのキラーピン38が設けられている。キラーピン38は、スプリング76により下方に付勢されて設けられており、型開きの際には、その先端部38aが可動パンチ35のパンチ部35aの先端部と同じ高さか、またはそれ以上の高さに位置するように設けられている。
このキラーピン38は、上型ダイセット32の下面側に設けられたキラーピンホルダ78によって保持されている。キラーピンホルダ78には、キラーピン38の上方側に設けられたフランジ部38aが抜け止めとして用いられるような段部79が形成されている。
【0030】
80は可動パンチ41、35の噛み合い長さを調整するためのストップブロックである。
ストップブロック80は、ほぼ直方体状に形成されており、可動パンチ41の基台部41bの上面に載置されて設けられている。また、本実施形態でのストップブロック80は、幅方向両端の2か所に設けられている(図4)。
このように設けられたストップブロック80は、型閉じの際に可動パンチ35と可動パンチ41との間で挟み込まれるので、可動パンチ35のパンチ部35aと可動パンチ41のパンチ部41aとの間の噛み合い長さを規制することができる。
つまり、可動パンチ35のパンチ部35aと可動パンチ41のパンチ部41aとの間の噛み合い長さは、ストップブロック80の高さによって設定することができるのである。このため、ストップブロック80を他の高さを有するストップブロックと交換可能に設ければ、様々な高さのリブを成形する場合であっても可動パンチ35と可動パンチ41の噛み合い長さを変えて位置決めを確実に行うようにすることができる。
【0031】
次に、図5〜図8に基づいて、上述してきた金型30を用いたコルゲートフィンの製造について順を追って説明する。
図5では、先の型閉じ動作によって薄板19に1個のリブ4Bが形成され、このリブ4Bが、図示しない移送装置によってリブ1個分の間隔で間欠的に下流方向に移送されたところを示している。
図6では、上型ダイセット32が下降し始めて型閉じが開始された状態を示している。
上型ダイセット32が下降してくると、キラーピン38の先端部がリフタ44に当接し、リフタ44をスプリング66の付勢力に抗して下降させる。
また、上型ダイセット32の可動パンチ35のパンチ部35aが先に成形されたリブ4Bの上流側の壁面4aと、薄板19の上面に当接する。
このようなリフタ44の下降と可動パンチ35の下降により、リフタ44上の薄板19もそれに伴って下降する。このため、先に成形されたリブ4B内に可動パンチ41のパンチ部41aが挿入される。このように、可動パンチ41のパンチ部41aが先に形成されたリブ4B内に挿入されることで、薄板19の型閉じの際の位置決めが行われる。
なお、この時点でストップブロック80の上面側に上型の可動パンチ35の基台部35bが当接しているので、可動パンチ35、41のパンチ部35a、41a同士の噛み合い長さは、現時点よりも長くならないように規制されている。
【0032】
図7では、上型ダイセット32の可動パンチ35がストップブロック80を介して下型側の可動パンチ41をスプリング48の付勢力に抗して押圧し、可動パンチ41を下型ダイセット34に当接させている。また、キラーピン38もリフタ44を押圧してストップブロック82へ当接させている。
つまり、各可動パンチ35、41を付勢しているスプリングの強度を比較すると、下型ダイセット34側のスプリング48が上型ダイセット32側のスプリング58よりも弱いものを用いているのである。このように、上型側と下型側とでスプリングの強度を変えることで、まずパイロットたる可動パンチ41を先に成形されたリブ4内に挿入することができるのである。このため、薄板19の位置決めを確実に行うことができる。
また、可動パンチ35のパンチ部35aは、図6に示した位置から図7に示した位置へ下降する際に、薄板19を下型側の固定パンチ42のパンチ部42aとの間で引き込ませて変形させており、今回の型閉じによって成形すべきリブ4Aの下流側の壁面4aを立ち上げている。
【0033】
図8では、上型ダイセット32の固定パンチ36が、下型の固定パンチ42のパンチ部42aとの間で薄板を引き込ませて変形させている。ここでは、固定パンチ36が、リブ4Aの上流側の壁面4aを立ち上がるように形成している。
可動パンチ35が上型ダイセット32に当接し、またキラーピン38の先端部38aがキラーピンホルダ78の下面と同一平面まで付勢力に抗して圧縮させられたら型閉じ動作が終了する。この時点で、下型ダイセット34の固定パンチ42のパンチ部42aが、上型ダイセット32の可動パンチ35と固定パンチ36との間に挿入され、リブ4Aの成形が完了する。
【0034】
次に、上述してきた実施例よりもリブの高さが低い製品を、図2〜図8に示した金型と同じ金型を用いて製造する第2の実施例について、図9〜 図11に基づいて説明する。 図9に、第2の実施例、図10に、上述してきた実施例を示す。
なお、ここまで説明してきた構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
金型自身の変更をせずに、異なるリブの高さを有するコルゲートフィンを成形するには、型閉じの際の上型ダイセット32の上面と下型ダイセット34の下面との間の高さであるダイハイトの変更を行う。ダイハイトの変更によって、固定パンチ36と固定パンチ42との間での噛み合い長さの調整ができ、成形するリブの高さの変更が可能である。
具体的には、まず上述してきた実施例によるダイハイトをD1とする。一方、製品高さが低い第2の実施例のダイハイトをDとし、ダイハイトをD1からDへ変更するのである。
このダイハイトDは、製品高さが高い方(リブの高さが高い方)のリブの高さH1から変更する低い高さのリブの高さHを差し引いた数値hを、ダイハイトD1に加えたものである。
【0035】
ダイハイトの調整は、上型ダイセット32の上方に配置されているプレススライド92によって行われる(図11)。すなわち、本実施例でダイハイトを調整する調整手段としては、プレススライド92をいう。
また、上述してきた金型においては、下型ダイセット34は、下型ダイセット34の下側に配置されたプレスボルスタ94によって上下動しないように固定されて設けられている。このため、プレススライド92に設けられた調整手段により、上型ダイセットの下死点位置の変更を行うことでダイハイトの変更が行われる。
なお、ダイハイトを変更する調整手段としては、上下動機構を調整する場合に限られることはなく、型閉じした際に上型ダイセット32と下型ダイセット34との間に挟みこまれて、固定パンチ36、42の高さを変更せずに固定パンチ36、42の噛み合い長さが変更できるものであればよい。
【0036】
なお、上記したようにダイハイトを変更するだけでは、実質的に製品高さの異なるコルゲートフィンの成形はできない。すなわち、薄板の位置決めを行うパイロット用の可動パンチの噛み合い長さの調整を行わないと、既に成形されたリブ内に可動パンチが挿入された際に、可動パンチがリブを突き破ったり変形させたりといったことが生じるためである。
一方、固定パンチの噛み合い長さを調整するためのダイハイトの調整をせずに、薄板の位置決めを行うパイロット用の可動パンチの噛み合い長さの調整だけを行ったとしても、当然に製品高さの異なるコルゲートフィンの成形はできない。
このため、固定パンチの噛み合い長さの調整をする調整手段と、可動パンチの噛み合い長さの調整をする調整手段とを組み合わせて始めて製品高さの異なるコルゲートフィンの成形ができるのである。
【0037】
そこで、可動パンチ41と可動パンチ35との間の噛み合い長さの調整を行う調整手段の具体的な態様を説明する。
すなわち、上述してきた実施例によるストップブロック80の高さをE1とする。このストップブロック80を、高さE1に上記リブの高さの差hを加えた高さEを有するストップブロック84に取り替えることで、可動パンチ41と可動パンチ35との間の噛み合い長さの調整が可能となる。
【0038】
さらに、製品高さを変更する際には、上述した固定パンチの噛み合い長さと可動パンチの噛み合い長さの変更以外にも、リフタ44の下死点位置の変更も必要となる。すなわち、製品高さを低いものにする場合に、リフタ44の下死点位置を変更しないと、型閉じの際に成形されたリブ4A(図7、図8)の下面と薄板の未加工の部分とが同一の水平面上に位置せず、薄板の未加工の部分が変形するおそれがあるためである。
具体的なリフタの下死点位置の変更は、上述してきた実施例によるストップブロック82の高さをC1とし、このストップブロック82を、高さC1に上記リブの高さの差hを加えた高さCを有するストップブロック86に取り替えることで行われる。
【0039】
このように、成形すべきコルゲートフィンのリブの高さ、すなわち製品高さを変更する場合であっても、パンチを異なる高さを有するパンチに交換しなくとも、ダイハイトの変更と可動パンチへのストップブロックの設置により各パンチの噛み合い長さを変えることができるので、成形すべきコルゲートフィンのリブの高さを1台の同じ金型を用いて容易に変更できる。
【0040】
なお、コルゲートフィンの形状としては、上述してきたいわゆる平板フィンの形状に限られることはない。例えば、図12(a)に示すように、リブ4に凹凸95が形成されたいわゆる中断フィン88といったものであってもよいし、あるいはリブ4が波形の曲線90で形成されるよろい板形フィン89(図12の(b))であってもよい。
【0041】
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係るコルゲートフィン成形用金型によれば、型閉じの際に、リフタの先端部が先に行われた型閉じ動作によって既に成形されたリブの上面または下面と同じ水平面上に位置するように、リフタの型閉じ方向への下死点位置または上死点位置を規制して、リフタと一方の型との間に挟まれる第2のストップブロックを設ければ、製品高さの異なるコルゲートフィンを製造する場合であっても、薄板の未加工の部分をすでに成形されたリブの上面または下面と同一の平面上にあわせることができる。
この第2のストップブロックを異なる厚さのストップブロックにすれば、様々な高さのリブに合わせて薄板の未加工の部分をリブの上面または下面に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コルゲートフィンを説明するためのコルゲートフィンの斜視図である。
【図2】 本発明にかかるコルゲートフィン成形用金型の型開き時の側面図である。
【図3】 図2に示したコルゲートフィン成形用金型の型閉じ時の側面図である。
【図4】 図2に示したコルゲートフィン成形用金型の型開き時の正面図である。
【図5】 コルゲートフィン成形用金型が型開き状態であるところを示す説明図である。
【図6】 図5に示したコルゲートフィン成形用金型の型閉じが開始されて位置決めを行っているところを示す説明図である。
【図7】 図6に示したコルゲートフィン成形用金型でリブが成形され始めたところを示す説明図である。
【図8】 図7に示したコルゲートフィン成形用金型が型閉じされてリブの成形が終了したところを示す説明図である。
【図9】 図2〜図8に示したコルゲートフィン成形用金型よりも、リブの高さが低いコルゲートフィンを成形するコルゲートフィン成形用金型の側面図である。
【図10】 図9に示したコルゲートフィン成形用金型との比較のために示す図2〜図8に示したコルゲートフィン成形用金型の説明図である。
【図11】 上型ダイセットと下型ダイセットの型閉じの際のダイハイトを調整するための調整手段を説明するための説明図である。
【図12】 (a)中断フィンの説明図である。
(b)よろい板形フィンの説明図である。
【図13】 コルゲートフィンの使用態様について説明する説明図である。
【図14】 従来のコルゲートフィン成形用金型を示す説明図である。
【図15】 図14に示したコルゲートフィン成形用金型の型閉じ状態のところを示す説明図である。
【符号の説明】
4 リブ
10 コルゲートフィン
19 薄板
30 金型
32 上型ダイセット
34 下型ダイセット
35 可動パンチ
36 固定パンチ
38 キラーピン
40 上型
41 可動パンチ
42 固定パンチ
44 リフタ
46 下型
48、58、66、76 スプリング
50、60、68 ガイドピン
54、61、71 ショルダーボルト
80、82、84、86 ストップブロック
88 中断フィン
89 よろい板形フィン
92 プレススライド
94 プレスボルスタ
95 凹凸

Claims (5)

  1. 少なくとも一方が上下動可能に設けられた上型ダイセットと下型ダイセットとの互いに対向する位置に設けられた上型と下型とが型開きされた際に、移送装置により上型と下型との間に一方側から他方側に向けて間欠的に移送されるように挿入された金属製の薄板を、上型と下型とが型閉じした際に曲折し、薄板の移送方向に向かって所定間隔おきに複数個のリブを立設してコルゲートフィンを成形するコルゲートフィン成形用金型において、
    上型および下型のいずれか一方の型には、薄板の移送方向に所定間隔を開けて少なくとも2個のパンチが設けられ、
    他方の型には、型閉じした際に前記一方の型に設けられた少なくとも2個のパンチと噛合して薄板を曲折し、リブを成形するための少なくとも2個のパンチが設けられ、
    前記一方の型に設けられた少なくとも2個のパンチのうち、薄板の移送方向の下流側に位置する一のパンチが、上流側に位置する他のパンチの先端部よりも型閉じ方向に突出するように付勢部材によって設けられ、型閉じ動作の際に既に成形されているリブ内に挿入されて薄板の位置決めを行う第1の可動パンチであり、
    型閉じした際に、該第1の可動パンチと、前記他方の型の2個のパンチのうち第1の可動パンチと噛合する位置にある一のパンチとの噛合する長さを調整するための第1の調整手段が設けられ、
    型閉じした際に、前記一方の型の他のパンチと、前記他方の型の一のパンチおよび/または他のパンチとの噛合する長さを調整するための第2の調整手段が設けられており、
    前記他方の型の他のパンチの先端部との間で型閉じ動作の際に薄板を保持するように、前記一方の型に付勢部材によって型閉じ方向に突出して設けられているリフタが設けられ、
    型閉じの際に、前記リフタの先端部が先に行われた型閉じ動作によって既に成形されたリブの上面または下面と同じ水平面上に位置するように、リフタの型閉じ方向への下死点位置または上死点位置を規制して、前記リフタと前記一方の型との間に挟まれるストップブロックが設けられていることを特徴とするコルゲートフィン成形用金型。
  2. 前記第1の調整手段は、前記第1の可動パンチと前記他方の型との間に挟まれると共に、異なる厚さのストップブロックに交換可能に設けられた第2のストップブロックである請求項1記載のコルゲートフィン成形用金型。
  3. 前記第2の調整手段は、型閉じの際の上型ダイセットの上面と下型ダイセットの下面との間の高さであるダイハイトを調整するダイハイト調整手段である請求項1または2記載のコルゲートフィン成形用金型。
  4. 前記他方の型の一のパンチが、前記他方の型の他のパンチの先端部よりも型閉じ方向に突出するように付勢部材によって設けられ、型閉じ動作の際に既に成形されているリブの上流側の外壁面に当接して前記第1の可動パンチと共に薄板の位置決めを行う第2の可動パンチである請求項1、2または3記載のコルゲートフィン成形用金型。
  5. 前記各パンチは断面が方形状に形成されている請求項1、2または3記載のコルゲートフィン成型用金型。
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