JP4550853B2 - 電子機器の製造方法、電子機器、およびサブ組立部品 - Google Patents

電子機器の製造方法、電子機器、およびサブ組立部品 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、サブ組立部品および電子機器の製造方法に係り、特に表示部が本体部に対して開閉可能な電子機器およびその電子機器の製造方法に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器は、回路基板を搭載する本体部と、表示装置を搭載する表示部とを有する。表示部と本体部との間にはヒンジ部が設けられている。このヒンジ部は、表示部を本体部に対して回動可能に支持している。
本体部は、第1の筐体を備える。第1の筐体は、上壁、周壁、および下壁を有する箱状に形成されている。第1の筐体は、下壁を含むベース部材と、上壁を含む第1のカバー部材とに分割されている。一方、表示部は、第2の筐体を有する。第2の筐体は、前壁、周壁、および背壁を有する箱状に形成されている。第2の筐体は、前壁を含むマスク部材と、背壁を含む第2のカバー部材とに分割されている。マスク部材は、表示装置の表示画面を外部に露出させる大きな開口部を有する。
ヒンジ部は、第1のカバー部材に固定される一端部と、第2のカバー部材に固定される他端部とを有する。ヒンジ部は、第2のカバー部材を第1のカバー部材に連結する。
非特許文献1には、マスク部材の開口部がキーボードの外形に比べて大きい電子機器が開示されている。この電子機器は、17型ワイドといった大きな表示画面を有する。そのためマスク部材には表示画面に対応した大きな開口部が設けられている。
さらに特許文献1には、キーボードの側方のスペースに操作盤が設けられた電子機器が開示されている。
「2007年春モデル ノートPC総合カタログ(コスミオ/ダイナブック/ダイナブックSS)」,株式会社東芝PC&ネットワーク社,2007年1月号,p.4 特開2005−100173号公報
上述のような第1の筐体と第2の筐体とを有する電子機器を組み立てる場合、まず第2のカバー部材と第1のカバー部材とをヒンジ部で連結したサブ組立部品(いわゆるカバーアッシー)が準備される。このサブ組立部品は、例えば別の場所で組み立てられ、第2のカバー部材が第1のカバー部材に重なるように畳まれた状態で納入される。
電子機器の組み立ては、第2のカバー部材を第1のカバー部材に対して立て起こし、立て起こした第2のカバー部材を組立台の上に寝かす。そして寝かした第2のカバー部材に表示装置を取り付ける。次いで表示装置を取り付けた第2のカバー部材にマスク部材を組み合わせる。これにより表示部が組み上がる。
表示部を組み立てた後、再び本体部のベース部材を組立台の上に置き直す。そして表示部が本体部に対して立て起こされた状態で第1のカバー部材の上壁に筐体実装部品であるキーボードを実装する。最後に表示部を本体部に対して閉じることで電子機器の組み立てが終了する。
このような電子機器によれば、組立作業中に電子機器の各部材を立て起こしたり、閉じたり、または置き直したりといった煩雑な作業が必要になる。そのため電子機器の組立性には改善の余地がある。
本発明の目的は、組立性を向上させる電子機器の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、組立性を向上させる電子機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子機器の組立性を向上させるサブ組立部品を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器の製造方法は、第1の筐体の一部を構成するカバー部材と、第2の筐体の一部を構成するとともに表示画面を外部に露出させる開口部が形成されたマスク部材とをヒンジ部で連結したサブ組立部品を準備し、上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に表示装置に当接する弾性部材が挟まれており、上記マスク部材が上記カバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で、筐体実装部品を上記マスク部材の開口部を通じて上記カバー部材に実装する。
上記他の目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体実装部品が取り付けられた第1のカバー部材を含む第1の筐体と、表示画面を露出する開口部が形成されたマスク部材と上記マスク部材に組み合わされ、上記マスク部材とは反対から表示装置に対向した第2のカバー部材と含む第2の筐体と、上記マスク部材を上記第1のカバー部材に回動可能に連結したヒンジ部とを具備する。上記表示装置および上記第2のカバー部材は、上記マスク部材に対して着脱自在である。上記マスク部材の開口部は、上記筐体実装部品の外形より大きい。上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に上記表示装置に当接する弾性部材が挟まれた。
上記他の目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るサブ組立部品は、第1の筐体と、表示画面を有する表示装置を収容する第2の筐体とを備える電子機器の一部を構成するサブ組立部品であって、上記第1の筐体の一部を構成するとともに、筐体実装部品が載置される載置部が設けられたカバー部材と、上記第2の筐体の一部を構成するとともに、上記表示画面を外部に露出させる開口部が形成され、且つ、上記表示装置が実装される領域が外部に開放されたマスク部材と、上記マスク部材を上記カバー部材に回動可能に連結するヒンジ部とを具備する。上記マスク部材が上記カバー部材に重ねられた状態で、上記載置部の全体が上記マスク部材の開口部を通じて外部に露出される。上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に上記表示装置に当接する弾性部材が挟まれた。
これらの構成によれば、電子機器の組立性が向上する。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図15は、本発明の一つの実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体部2と表示部3とを備えている。
図1に示すように、本体部2は、箱状に形成された第1の筐体4を有する。第1の筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。第1の筐体4は、第1のカバー部材5と、ベース部材6とを備える。第1のカバー部材5は、周壁4bの一部および上壁4aを含み、第1の筐体4の一部を構成している。ベース部材6は、周壁4bの一部および下壁4cを含み、第1の筐体4の一部を構成している。第1のカバー部材5は、ベース部材6に対して組み合わされ、ベース部材6に着脱自在に支持されている。
第1のカバー部材5の上壁4aには、キーボード8、タッチパッド9、およびボタンユニット10が取り付けられている。キーボード8およびタッチパッド9は、それぞれ筐体実装部品の一例である。上壁4aには、キーボード8が取り付けられるキーボード載置部12、タッチパッド9が取り付けられるタッチパッド載置部13、およびボタンユニット10が取り付けられるボタンユニット載置部14が設けられている。
ポータブルコンピュータ1は、キーボード8をキーボード載置部12に固定するキーボードホルダ16を備える。図11に示すように、キーボード8の一端部には係合爪8aが設けられている。一方、キーボード載置部12には、キーボード8の係合爪8aに対向する係合穴12aが形成されている。キーボード8の係合爪8aが係合穴12aに差し込まれると、キーボード8の一端部はキーボード載置部12に支持される。
キーボードホルダ16は、係合突起16aを有する。係合穴12aが設けられた方とは反対のキーボード載置部12の周縁部には、キーボードホルダ16の係合突起16aに係合する係合穴12bが設けられている。キーボードホルダ16は、キーボード載置部12の周縁部に着脱自在に取り付けられ、キーボード8の他端部を支持する。これによりキーボード8の両端部がキーボード載置部12に固定される。なおキーボード8は、キーボードホルダ16に代えてねじのような固定部材により固定されてもよい。
ポータブルコンピュータ1は、タッチパッド9をタッチパッド載置部13に固定するタッチパッドフレーム17を備える。図10に示すように、タッチパッドフレーム17は、第1および第2の係合爪17a,17bを有する。タッチパッド載置部13には、第1の係合爪17aに対向する第1の係合穴13aと、第2の係合爪17bに対向する第2の係合穴(図示しない)とが設けられている。
タッチパッドフレーム17は、タッチパッド9をタッチパッド載置部13との間に挟みこむようにしてタッチパッド載置部13に取り付けられる。第1および第2の係合爪17a,17bが第1の係合穴13aおよび第2の係合穴に係合されると、タッチパッド9およびタッチパッドフレーム17がタッチパッド載置部13に固定される。
図1に示すように、表示部3は、箱状に形成された第2の筐体21と、この第2の筐体21に収容された表示装置22とを備えている。表示装置22の一例は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機エレクトリックルミネッセンスディスプレイ、または表面電界ディスプレイなどである。表示装置22は、表示画面22aを有する。
第2の筐体21は、前壁21a、周壁21b、および背壁21cを有する。第2の筐体21は、マスク部材23と、第2のカバー部材24とを備える。マスク部材23は、周壁21bの一部および前壁21aを含み、第2の筐体21の一部を構成している。第2のカバー部材24は、周壁21bの一部および背壁21cを含み、第2の筐体21の一部を構成している。第2のカバー部材24は、マスク部材23とは反対から表示装置22に対向するとともに、マスク部材23に対して組み合わされ、マスク部材23に着脱自在に支持されている。
マスク部材23の前壁21aには、大きな開口部23aが形成されている。開口部23aは、表示装置22に対向するとともに、表示装置22の表示画面22aを第2の筐体21の外部に露出させる。ここで、マスク部材23の開口部23aの大きさは、キーボード載置部12の外形およびボタンユニット載置部14の外形を合わせた大きさより大きい。すなわち開口部23aの大きさは、キーボード8の外形より大きいとともに、キーボードホルダ16の外形より大きい。
詳しくは図1に示すように、開口部23aの長手方向の幅w1は、キーボード8の長手方向の幅s1より大きいとともに、キーボードホルダ16の長手方向の幅t1より大きい。開口部23aの長手方向に直交する方向の幅w2は、キーボード8の長手方向に直交する方向に沿うキーボード8およびキーボードホルダ16を合わせた幅s2より大きい。
第1の筐体4と第2の筐体21との間には、一対のヒンジ部26a,26bが設けられている。ヒンジ部26a,26bは、第2の筐体21を第1の筐体4に対して回動可能に支持している。そのため表示部3は、本体部2の上壁4aを上方から覆うように閉じられる閉じ位置(図15参照)と、上壁4aを露出させるように立て起こされた開き位置(図1参照)との間で回動可能である。
次にいわゆるカバーアッシーとよばれるサブ組立部品31について、図2ないし図6を参照して説明する。サブ組立部品31は、ポータブルコンピュータ1の一部を構成する部品である。
図2に示すように、本実施形態に係るサブ組立部品31は、第1のカバー部材5と、マスク部材23と、ヒンジ部26a,26bとを有する。ヒンジ部26a,26bは、それぞれマスク部材23に固定される一端部と、第1のカバー部材5に固定される他端部とを備え、マスク部材23を第1のカバー部材5に回動可能に連結している。これによりサブ組立部品31は連結一体化されている。
第1のカバー部材5には、上述したようにキーボード載置部12、タッチパッド載置部13、およびボタンユニット載置部14が設けられている。ボタンユニット載置部14には、ボタンユニット10が取り付けられている。キーボード載置部12は、底壁12cを有する。底壁12cには、開口部12dが形成されている。タッチパッド載置部13は、底壁13bを有する。
マスク部材23は、上述のように第2の筐体21の周壁21bの一部と前壁21aとを含むとともに、背壁21cに臨む方向が外部に開放されている。すなわちマスク部材23は、表示装置22が実装される領域が外部に開放されているといえる。これにより、マスク部材23が第1のカバー部材5に重ねられた状態で、キーボード載置部12の全体がマスク部材23の開口部23aを通じて外部に露出される。
図2に示すように、マスク部材23は、協働して枠体を形成する四つの周縁部41,42,43,44を有する。詳しくは、マスク部材23は、表示部3が本体部2に対して立て起こされたときに最も上方になる第1の周縁部41、最も下方になる第2の周縁部42、並びに開口部23aの左右において第1および第2の周縁部41,42の間に延びる第3および第4の周縁部43,44を有する。
ヒンジ部26a,26bは、それぞれヒンジ軸46と、板金部材47とを含む。ヒンジ軸46は、第1の筐体4と第2の筐体21との間に設けられる。すなわち第1の周縁部41は、マスク部材23のなかでヒンジ軸46から最も離れた周縁部である。
図3に示すように、第1の周縁部41には、第1のリブ51が設けられている。なお説明のため、図3中では第1のリブ51にハッチングを施してある。第1のリブ51は、表示部3の厚さ方向(図8中、上下方向)に起立するとともに、ヒンジ軸46の軸方向(すなわち第3の周縁部43から第4の周縁部44を向く方向、以下第1の方向と称する)に沿って、第1の周縁部41の一端部から他端部に亘って延びている。
図2に示すように、第2の周縁部42には、第2のリブ52が設けられている。第2のリブ52は、表示部3の厚さ方向に起立するとともに、上記第1の方向に沿って延びている。第3の周縁部43には、第3のリブ53が設けられている。第4の周縁部44には、第4のリブ54が設けられている。
第3および第4のリブ53,54は、表示部3の厚さ方向に起立するとともに、ヒンジ軸46の軸方向に直交する方向(すなわち第2の周縁部42から第1の周縁部41を向く方向、以下第2の方向と称する)に沿って、第3の周縁部43または第4の周縁部44の一端部から他端部に亘って延びている。
図4に、一方のヒンジ部26aを詳しく示す。ヒンジ軸46の一端は、図示しない固定機構により第1のカバー部材5に固定されている。ヒンジ軸46の他端は、板金部材47が接続されている。板金部材47は、第2の筐体21内に延びるとともに、マスク部材23に取り付けられる。なお他方のヒンジ部26bは、上記ヒンジ部26aと同様の構成を有する。
板金部材47は、上記第2の方向に沿って、第3の周縁部43または第4の周縁部44の一端部から他端部に亘って延びている。板金部材47は、それぞれその先端部47a、中央部47b、および基端部47cがマスク部材23に固定される。
詳しくは図4に示すように、板金部材47の先端部47aは、凸状に先細くなっている。図5に示すように、第3の周縁部43の端部には、係合部材56が設けられている。係合部材56には、板金部材47の先端部47aに対向する係合穴56aが開口している。板金部材47の先端部47aが係合穴56aに差し込まれると、板金部材47の先端部47aがマスク部材23に固定される。
図4に示すように、板金部材47の中央部47bには、二つの開口部47ba,47bbが形成されている。図6に示すように、周壁21bを形成する壁部からは、板金部材47の一方の開口部47baを向いて係合爪57が突出している。さらに第3のリブ53からは、板金部材47の他方の開口部47bbを向いて係合爪58が突出している。板金部材47の開口部47ba,47bbが係合爪57,58に係合されると、板金部材47の中央部47bがマスク部材23に固定される。
図4に示すように、板金部材47の基端部47cには、ねじ挿通孔47caが形成されている。マスク部材23には、ねじ挿通孔47caに対向するとともにねじ孔を有するボス(図示しない)が形成されている。ねじ挿通孔47caに挿通されたねじ59がボスのねじ孔に螺合されると、板金部材47の基端部47cがマスク部材23に固定される。板金部材47のなかで最も大きな力が作用する基端部47cは、ねじ59を用いてマスク部材23に強固に固定されている。
図3に示すように、一方のヒンジ部26aの板金部材47の先端部47aが係合する係合部材56は、第1のリブ51の一端に隣接している。他方のヒンジ部26bの板金部材47の先端部47aが係合する係合部材56は、第1のリブ51の他端に隣接している。第1のリブ51は、上記第1の方向に沿って互いに離間して設けられた一対のヒンジ部26a,26bの板金部材47の間に延びている。すなわちヒンジ部26a,26bの板金部材47および第1のリブ51は、協働して開口部23aの三方から取り囲み、マスク部材23の剛性を高めている。さらに第2ないし第4のリブ52,53,54がマスク部材23の剛性を高めている。
図2に示すように、マスク部材23には、複数の第1の弾性部材61が設けられている。第1の弾性部材61の一例は、ゴム部材である。第1の弾性部材61は、互いに離間して表示装置22の周囲を囲む領域に配置されている。第1の弾性部材61は、第1ないし第4のリブ51,52,53,54にそれぞれ取り付けられている。
第1のリブ51に取り付けられた第1の弾性部材61と第2のリブ52に取り付けられた第1の弾性部材61との間の間隔は、上記第2の方向に沿う表示装置22の幅と略同じか或いはわずかに小さい。第3のリブ53に取り付けられた第1の弾性部材61と第4のリブ54に取り付けられた第1の弾性部材61との間の間隔は、上記第1の方向に沿う表示装置22の幅と略同じか或いはわずかに小さい。
図14に示すように、表示装置22をマスク部材23に載置すると、表示装置22は第1ないし第4のリブ51,52,53,54に取り付けられた第1の弾性部材61に周囲を囲まれる。複数の第1の弾性部材61は、協働して表示装置22を四方から支持する。換言すれば、表示装置22は、複数の第1の弾性部材61によって囲まれた領域に嵌められる。これにより上記第1および上記第2の方向に沿う表示装置22の位置が固定される。表示装置22は、マスク部材23に対して着脱自在である。
図7に示すように、表示装置22に対向する第2のカバー部材24の面には、第2および第3の弾性部材62,63が取り付けられている。詳しくは、第2の弾性部材62は、表示装置22の周縁部に対向する領域に取り付けられている。第3の弾性部材63は、表示装置22の中央部に対向する領域に取り付けられている。図8に示すように、第2のカバー部材24がマスク部材23に組み合わされたとき、第2および第3の弾性部材62,63は、表示装置22と第2のカバー部材24との間に介在される。
第2の弾性部材62の一例は、ゴム部材である。第3の弾性部材63の一例は、スポンジ部材である。第2の弾性部材62は、第3の弾性部材63に比べて大きな弾性係数を有する材質で形成されている。換言すると、第2の弾性部材62は、第3の弾性部材63に比べて歪み難い硬い材質である。
第2の弾性部材62は、表示部3の厚さ方向に沿って表示装置22を位置決めするために設けられている。歪み難い第2の弾性部材62が表示装置22の周縁部に対向することで、表示装置22のがたつきが抑制される。
第3の弾性部材63の厚さは、第2の弾性部材62の厚さに比べて厚く形成されている。第2のカバー部材24をマスク部材23に組み合わせると、第3の弾性部材63は第2の弾性部材62と略同じ厚さに圧縮される。第3の弾性部材63は、表示装置22に対してマスク部材23に向く押圧力を加える。
複数の第2の弾性部材62は、それぞれ部品公差を有するため、互いに厚さがわずかに異なる。第3の弾性部材63が表示装置22をマスク部材23に向けて押圧することで、第2の弾性部材62の部品公差の影響が小さくなり、表示装置22のがたつきがさらに抑制される。なお、第2および第3の弾性部材62,63は、第2のカバー部材24に代えて表示装置22の背面に取り付けられてもよい。
次に、ポータブルコンピュータ1の製造方法の一例について、図9ないし図15を参照して説明する。
まず、ベース部材6、第2のカバー部材24、およびサブ組立部品31を準備する。サブ組立部品31は、例えば別の場所で組み立てられ、マスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態で準備される。すなわちマスク部材23が第1のカバー部材5に対して閉じられた状態である。
図9に示すように、準備されたベース部材6に回路基板65および各種ユニット66を搭載する。各種ユニット66は、例えば冷却ファンや光ディスクドライブなどである。回路基板65および各種ユニット66をベース部材6に搭載した後、予め組み立てられたサブ組立部品31をベース部材6に上方から組み合わせる。詳しくは、サブ組立部品31の第1のカバー部材5をベース部材6に組み合わせ、第1の筐体4を形成する。ベース部材6にサブ組立部品31を組み合わせる工程では、サブ組立部品31はマスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態のままである。
図10に示すように、ベース部材6にサブ組立部品31を組み合わせた後、タッチパッド9およびタッチパッドフレーム17を取り付ける。このタッチパッド9などの取り付け工程において、サブ組立部品31はマスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態のままである。タッチパッド9およびタッチパッドフレーム17は、マスク部材23の開口部23aを通じてタッチパッド載置部13に実装される。
詳しくは、まずタッチパッド9をタッチパッド載置部13に載置する。タッチパッド9の載置と前後して、タッチパッド9のケーブル9aを回路基板65に実装されたコネクタ67に差し込む。これによりタッチパッド9が回路基板65に電気的に接続される。
タッチパッド9を載置した後、タッチパッド9の上からタッチパッドフレーム17を取り付ける。具体的には、タッチパッドフレーム17の第2の係合爪17bを対応する係合穴(図示しない)に係合させ、第1の係合爪17aを係合穴13aに係合させる。これによりタッチパッド9およびタッチパッドフレーム17がタッチパッド載置部13に固定される。
図11に示すように、タッチパッド9を取り付けた後、キーボード8、キーボードホルダ16、および補強部材68を取り付ける。このキーボード8などの取り付け工程において、サブ組立部品31はマスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態のままである。図11および図12に示すように、キーボード8、キーボードホルダ16、および補強部材68は、マスク部材23の開口部23aを通じて第1のカバー部材5に実装される。
詳しくは、キーボード8のケーブル8bを回路基板65に実装されたコネクタ69に差し込む。これによりキーボード8が回路基板65に電気的に接続される。ケーブル8bをコネクタ69に接続した後、補強部材68をキーボード載置部12の開口部12dに取り付ける。補強部材68は、例えば板金で形成され、キーボード載置部12の底壁12cを補強する。
そして補強部材68および底壁12cの上にキーボード8を載置する。キーボード8の爪8aを係合穴12aに差し込むことで、キーボード8の一端部が支持される。さらにキーボードホルダ16を取り付けることで、キーボード8の他端部が支持される。
以上のようにして、キーボード8の回りおよびタッチパッド9の回りの実装工程が完了する。
図13に示すように、キーボード8を第1のカバー部材5に実装した後、表示装置22をマスク部材23に搭載する。表示装置22は、例えば第2のカバー部材24とは別に独立してマスク部材23に載置される。詳しくは、表示装置22を第1の弾性部材61で囲まれる領域に嵌め込むと、表示装置22が第1の弾性部材61に四方から支持されその位置が固定される。表示装置22の載置と前後して、表示装置22のケーブル(図示しない)をインバータ70に接続する。この表示装置22を搭載する工程において、サブ組立部品31はマスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態のままである。
図14に示すように、表示装置22が搭載されたマスク部材23に対して第2のカバー部材24を組み合わせる。この第2のカバー24をマスク部材23に組み合わせる工程において、サブ組立部品31はマスク部材23が第1のカバー部材5に重なるように畳まれた状態のままである。マスク部材23に第2のカバー部材24が組み合わされると、第2および第3の弾性部材62,63およびとマスク部材23がその間に表示装置22を挟んで表示装置22を保持する。これにより、表示部3の厚さ方向に沿う表示装置22の位置が固定される。
なお表示装置22の固定は、例えばねじのような固定部材を用いてもよい。本実施形態では、表示装置22を固定するためにねじのような固定部材を用いず、第1ないし第3の弾性部材61,62,63により表示装置22を保持している。
最後に、ヒンジカバー71の取り付け工程などを経て、図15に示すようにポータブルコンピュータ1が組み上がる。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、組立性を向上させたポータブルコンピュータ1の製造方法を適用することができる。すなわち、第1のカバー部材5とマスク部材23とがヒンジ部26a,26bで連結されるとともに、表示装置22および第2のカバー部材24がマスク部材23に対して着脱自在であると、マスク部材23が第1のカバー部材5に重ねられた状態であっても、キーボード載置部12がマスク部材23の開口部23aを通じて外部に露出される。
マスク部材23の開口部23aがキーボード8の外形より大きく形成されていると、マスク部材23の開口部23aを通じてキーボード8をキーボード載置部12に実装可能である。つまり、マスク部材23を第1のカバー部材5に対して立て起こすことなく、キーボード8を第1のカバー部材5に取り付けることができる。キーボード8の実装工程においてマスク部材23を立て起こす必要が無いと、実装作業を簡略化することができるので、ポータブルコンピュータ1の組立性が向上する。
同様に、キーボードホルダ16をマスク部材23の開口部23aを通じて第1のカバー部材5に取り付け可能であると、キーボードホルダ16の取り付けのためにマスク部材23を立て起こす必要がない。タッチパッド9をマスク部材23の開口部23aを通じて第1のカバー部材5に実装可能である、タッチパッド9の取り付けのためにマスク部材23を立て起こす必要がない。これらはポータブルコンピュータ1の組立性を向上させる。
キーボード8を第1のカバー部材5に実装した後に表示装置22を搭載すると、キーボード8の実装工程において表示装置22が邪魔にならない。表示装置22がマスク部材23に搭載されると、表示装置22の取り付けのためにマスク部材23を立て起こす必要がない。これはポータブルコンピュータ1の組立性の向上に寄与する。さらにマスク部材23が第2のカバー部材24に重ねられた状態で表示装置22を搭載すると、表示装置22の取り付け方向をキーボード8の取り付け方向と同じ方向に揃えることができる。複数のユニットの取り付け方向を揃えることは、組立作業の単純化を図ることができるためポータブルコンピュータ1の組立性の向上に寄与する。
マスク部材23が第2のカバー部材24に重ねられた状態で第2のカバー部材24をマスク部材23に組み合わせると、第2のカバー部材24の取り付け方向をキーボード8の取り付け方向と同じ方向に揃えることができる。
本実施形態では、ベース部材6に対して、回路基板65、サブ組立部品31、タッチパッド9、タッチパッドフレーム17、キーボード8、キーボードホルダ16、表示装置22、および第2のカバー部材24を順に積層することで、ポータブルコンピュータ1を組み立てることができる。すなわちポータブルコンピュータ1を構成する主要部品65,31,9,17,8,16,22,24の取り付け方向が全て同じ方向である。このため作業者は一定の方向に沿って主要部品65,31,9,17,8,16,22,24を次々と積層すればよいので、作業性が非常に高い。
しかもこの取り付け方向は、鉛直下向きである。作業者は、主要部品65,31,9,17,8,16,22,24を上へ上へと積層すればよい。このため作業性がさらに高く、作業スペースも比較的小さくて済む。また作業が非常に単純化されるので、作業ミスの減少に寄与する。さらに主要部品の取り付け方向が特定方向に統一されていると、組立の自動化に有利である。
サブ組立部品31は、例えば別の場所で組み立てられ、マスク部材23が第1のカバー部材5に重なるようにサブ組立部品31が畳まれた状態で納入されることが考えられる。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1によれば、マスク部材23を第1のカバー部材5に対して一度も立て起こすことなく、閉じられたままの状態でポータブルコンピュータ1を組み立てることができる。
すなわち、上述のようにタッチパッド9、タッチパッドフレーム17、キーボード8、キーボードホルダ16、表示装置22、および第2のカバー部材24の取り付けに際し、マスク部材23を一度も立て起こす必要がない。つまり、マスク部材23および第2のカバー部材24を立て起こしたり、閉じたり、置き直したり、方向を回転させたりする作業を行うことなく、ポータブルコンピュータ1を組み立てることができる。これはポータブルコンピュータ1の組立性の向上に寄与する。
さらにマスク部材23および第2のカバー部材24の立て起こし作業などがないと、部品の傷付きを抑制することができ、ポータブルコンピュータ1の品質が向上する。
ヒンジ部26a,26bがマスク部材23に接続されていると、表示部3を回動させるときにマスク部材23には曲げモーメントが加わる。一般にマスク部材23は、大きな開口部23aを有するため例えば第2のカバー部材24に比べて剛性が小さい。しかしながら本実施形態に係るポータブルコンピュータ1においては、ヒンジ部26a,26bの板金部材47がヒンジ軸46の軸方向に直交する方向に沿ってマスク部材23の一端部から他端部に亘って延びている。したがってマスク部材23に加わる曲げモーメントの多くを板金部材47で受けることができ、マスク部材23の破損防止を図ることができる。
さらにマスク部材23のなかでヒンジ軸46から最も離れた周縁部41には、一対のヒンジ部26a,26bの板金部材47の間に第1のリブ51が設けられている。この第1のリブ51を設けることで周縁部41の剛性が高まり、マスク部材23の破損防止を図ることができる。第1のリブ51が一対のヒンジ部26a,26bの板金部材47の間に亘って延びていると、第1のリブ51および二つの板金部材47が協働してマスク部材23の剛性をさらに高める。
板金部材47の取り付けが係合部材56に対する差し込みや、係合爪57,58に対する係合によると、例えばねじ止め作業を少なくすることができ、組立性を向上させる。
表示装置22は、例えば板金部材47にねじ止めされてもよい。本実施形態のように第1の弾性部材61が表示装置22を四方から支持するように配置されていると、表示装置22をマスク部材23に載置するだけで上記第1および第2の方向に沿うマスク部材23の位置が固定される。すなわちねじ止めなどの作業を省略することができる。
表示装置22と第2のカバー部材24との間に介在される弾性部材62,63を備えていると、ねじのような固定部材を用いることなく、表示部3の厚さ方向に沿って表示装置22の位置を固定することができる。これらはポータブルコンピュータ1の組立性の向上に寄与する。
以上、本発明の一つの実施形態に係るポータブルコンピュータ1について説明した。ただし本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えばタッチパッド9は、第1の筐体4の内側に収容されるとともにタッチパッド載置部13に設けられた開口部を通じて外部に露出されるタイプであってもよい。ただし本実施形態のようにタッチパッド載置部13の底壁13bに載置されるタイプのタッチパッド9によれば、タッチパッド9の取り付け方向がキーボード8の取り付け方向と同じになるので組立性の向上に有利である。
本発明でいう筐体実装部品はキーボード8およびタッチパッド9に限られず、例えば電源スイッチやスピーカなどを含む種々の入力装置および出力装置も該当する。本発明が適用可能な電子機器はポータブルコンピュータに限られない。
本発明の一つの実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の一つの実施形態に係るサブ組立部品の斜視図。 図2中に示されたサブ組立部品の一部を拡大して示す斜視図。 本発明の実施形態に係るサブ組立部品のヒンジ部を分解して示す斜視図。 図4中に示されたサブ組立部品のF5線で囲まれた領域を示す斜視図。 図4中に示されたサブ組立部品のF6線で囲まれた領域を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態に係る第2のカバー部材を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態に係る表示部の断面図。 本発明の一つの実施形態のベース部材にサブ組立部品を組み合わせる工程を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態のタッチパッドの実装工程を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態のキーボードの実装工程を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態のキーボードの実装工程を示す断面図。 本発明の一つの実施形態の表示装置を取り付ける工程を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態の第2のカバー部材を取り付ける工程を示す斜視図。 本発明の一つの実施形態に係る組み上がったポータブルコンピュータを示す斜視図。
符号の説明
1…ポータブルコンピュータ、4…第1の筐体、5…第1のカバー部材、6…ベース部材、8…キーボード、9…タッチパッド、12…キーボード載置部、16…キーボードホルダ、21…第2の筐体、22…表示装置、22a…表示画面、23…マスク部材、23a…開口部、24…第2のカバー部材、26a,26b…ヒンジ部、31…サブ組立部品、41…周縁部、46…ヒンジ軸、47…板金部材、51…リブ、61,62,63…弾性部材。

Claims (11)

  1. 1の筐体の一部を構成するカバー部材と、第2の筐体の一部を構成するとともに表示画面を外部に露出させる開口部が形成されたマスク部材とをヒンジ部で連結したサブ組立部品を準備し、上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に表示装置に当接する弾性部材が挟まれており、
    上記マスク部材が上記カバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で、筐体実装部品を上記マスク部材の開口部を通じて上記カバー部材に実装することを特徴とする電子機器の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電子機器の製造方法において、
    上記筐体実装部品を上記カバー部材に実装した後に、上記表示装置を上記マスク部材に搭載することを特徴とする電子機器の製造方法。
  3. 請求項2に記載の電子機器の製造方法において、
    上記表示装置の搭載は、上記マスク部材が上記カバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で行われることを特徴とする電子機器の製造方法。
  4. 請求項3に記載の電子機器の製造方法において、
    上記電子機器は、上記第2の筐体の一部を構成するとともに上記マスク部材とは反対から上記表示装置に対向する他のカバー部材を有し、
    上記他のカバー部材は、上記筐体実装部品および上記表示装置を実装した後に、上記マスク部材が上記第1の筐体のカバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で、上記マスク部材に組み合わされることを特徴とする電子機器の製造方法。
  5. 請求項4に記載の電子機器の製造方法において、
    上記筐体実装部品は、キーボードであり、
    上記電子機器は、上記キーボードの一端部を上記第1の筐体のカバー部材に固定するキーボードホルダを備え、
    上記キーボードホルダは、上記マスク部材が上記第1の筐体のカバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で、上記マスク部材の開口部を通じて上記第1の筐体のカバー部材に取り付けられることを特徴とする電子機器の製造方法。
  6. 請求項5に記載の電子機器の製造方法において、
    上記電子機器は、上記第1の筐体のカバー部材に取り付けられるタッチパッドを備え、
    上記タッチパッドは、上記マスク部材が上記第1の筐体のカバー部材に重なるように上記サブ組立部品が畳まれた状態で、上記マスク部材の開口部を通じて上記第1の筐体のカバー部材に実装されることを特徴とする電子機器の製造方法。
  7. 筐体実装部品が取り付けられた第1のカバー部材を含む第1の筐体と、
    表示画面を露出する開口部が形成されたマスク部材と、上記マスク部材に組み合わされ、上記マスク部材とは反対から表示装置に対向した第2のカバー部材と含む第2の筐体と、
    上記マスク部材を上記第1のカバー部材に回動可能に連結したヒンジ部と、を具備し、
    上記表示装置および上記第2のカバー部材は、上記マスク部材に対して着脱自在であり、
    上記マスク部材の開口部は、上記筐体実装部品の外形より大きく、上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に上記表示装置に当接する弾性部材が挟まれたことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器において、
    上記ヒンジ部は、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間に設けられヒンジ軸と、上記ヒンジ軸に接続されるとともに上記第2の筐体内に延び、上記マスク部材に取り付けられ板金部材とを含み、
    上記板金部材は、上記軸方向に直交する方向に沿って上記マスク部材の一端部から他端部に亘って延びていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器において、
    上記ヒンジ部は、上記軸方向に沿って互いに離間して一対設けられており、
    上記リブは、上記一対のヒンジ部の板金部材の間に延びていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    上記表示装置と上記第2のカバー部材との間に介在される弾性部材を備え、
    上記弾性部材は上記表示装置を上記マスク部材に向けて押圧することを特徴とする電子機器。
  11. 第1の筐体と、表示画面を有する表示装置を収容する第2の筐体とを備える電子機器の一部を構成するサブ組立部品であって、
    上記第1の筐体の一部を構成するとともに、筐体実装部品が載置される載置部が設けられたカバー部材と、
    上記第2の筐体の一部を構成するとともに、上記表示画面を外部に露出させる開口部が形成され、且つ、上記表示装置が実装される領域が外部に開放されたマスク部材と、
    上記マスク部材を上記カバー部材に回動可能に連結するヒンジ部と、を具備し、
    上記マスク部材が上記カバー部材に重ねられた状態で、上記載置部の全体が上記マスク部材の開口部を通じて外部に露出され、上記マスク部材は、上記ヒンジ部側とは反対側に位置する周縁部に上記ヒンジ部の軸方向に延びたリブを有し、このリブは、上記周縁部の一端部から他端部に亘るとともに、複数の部分に分断され、その分断された部分と部分との間に上記表示装置に当接する弾性部材が挟まれたことを特徴とするサブ組立部品。
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