JP4095626B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体の内部に一対のスピーカを収容したポータブルコンピュータのような電子機器に係り、特にスピーカを筐体に固定するための構造に関する。
最近のポータブルコンピュータは、CD-ROMドライブとDVD-ROMドライブを一体化したマルチドライブを搭載しており、一台で音楽CDに格納された音楽を再生したり、DVDに格納された映像を再生できるようになっている。
この種のポータブルコンピュータは、高品質なサウンドを再現する一対のスピーカを備えている。スピーカは、ポータブルコンピュータの筐体内に収容されるとともに、個々に筐体に固定されている。
具体的には、筐体は、放音孔が開口された一対のスピーカ支持部を有している。スピーカ支持部は、音響効果を高めるために筐体の幅方向に互いに離れている。夫々のスピーカ支持部は、筐体の内面から突出する複数のボス部を有している。
各スピーカは、スピーカホルダを介してスピーカ支持部に固定されている。スピーカホルダは、スピーカを保持する保持部と、筐体のボス部に対応する複数の舌片とを有している。舌片は、夫々ねじを介してボス部に固定されており、これにより、各スピーカが筐体のスピーカ支持部に個別に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6,160,701号明細書(図10、図11)
従来のポータブルコンピュータによると、一対のスピーカは、スピーカ支持部に固定する段階では互いにセパレートされており、個々にスピーカホルダを介してスピーカ支持部に固定されている。
しかしながら、このような構成によると、スピーカを一つ一つ手作業でスピーカ支持部に固定しなくてはならず、このスピーカの固定作業に手間を要する。
しかも、一つのスピーカは、複数のねじを介してスピーカ支持部に固定されるので、スピーカ支持部にねじを受ける複数のボス部を設けなくてはならない。この結果、スピーカの周囲に複数のボス部が点在することになり、このボス部が筐体内に他の部品や回路モジュールを収容する上で邪魔な存在となることがある。
本発明の目的は、一対のスピーカを筐体に簡単に固定することができ、しかも、筐体内のスペースを有効に利用できる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
支持壁を有する筐体と、
上記筐体に収容されるとともに、上記筐体内で互いに離れている一対のスピーカと、
上記スピーカを個々に保持する一対のスピーカホルダと、
上記スピーカホルダの間に跨るように一直線状に延びるととともに、その長手方向に互いに離れている第1および第2の端部が夫々上記スピーカホルダに固定されるステーを含み、このステーを介して上記スピーカホルダを互いに連結するフレームと、
上記スピーカに対応するように上記筐体の支持壁から突出するとともに、上記スピーカホルダが固定される一対のボス部と、
上記一対のスピーカと上記フレームのステーとによって囲まれる領域に収容された回路モジュールと、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、一対のスピーカを互いに連結した状態で筐体に固定することができ、スピーカの固定作業を簡単に行うことができる。しかも、一つのスピーカにつきボス部は一つで済むので、筐体内の限られたスペースを有効に活用することができる。
以下本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1は、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、機器本体2と表示ユニット3とを備えている。
機器本体2は、第1の筐体4を有している。第1の筐体4は、平坦な上面4aを有する偏平な箱状であり、この上面4aにキーボード5が支持されている。上面4aの後端部に一対のディスプレイ支持部6a,6bが形成されている。ディスプレイ支持部6a,6bは、上面4aから上向きに突出するとともに、第1の筐体4の幅方向に互いに離れている。
表示ユニット3は、第2の筐体8と液晶表示パネル9とを備えている。第2の筐体8は、支持壁としてのディスプレイカバー10とディスプレイマスク11とで構成されている。ディスプレイマスク11は、ディスプレイカバー10の前面を覆うとともに、矩形状の開口部12を有している。ディスプレイマスク10およびディスプレイマスク11は、例えば合成樹脂材料で造られている。
液晶表示パネル9は、ディスプレイカバー10の内面に固定されている。液晶表示パネル9は、画像を表示するスクリーン13を有している。スクリーン13は、ディスプレイマスク11の開口部12を通じて第2の筐体8の外方に露出している。
図2に示すように、第2の筐体8は、第1の筐体4の後端部に一対のヒンジ装置14を介して支持されている。ヒンジ装置14は、ポータブルコンピュータ1の幅方向に互いに離れている。各ヒンジ装置14は、第1のブラケット15、第2のブラケット16およびヒンジ軸17を備えている。
ヒンジ装置14の第1のブラケット15は、第1の筐体4の左端部および右端部に固定されるとともに、上記ディスプレイ支持部6a,6bで覆われている。第2のブラケット16は、ディスプレイカバー10の左端部および右端部の内面に固定されている。ヒンジ軸17は、第1のブラケット15と第2のブラケット16との間を回動可能に連結している。ヒンジ装置14のヒンジ軸17は、ポータブルコンピュータ1の幅方向に沿って同軸状に配置されている。
そのため、表示ユニット3は、キーボード5を上方から覆うように機器本体2の上に横たわる閉じ位置と、キーボード5やスクリーン13を露出させるように機器本体2から起立する開き位置との間で回動可能となっている。
図2ないし図4に示すように、表示ユニット3の第2の筐体8は、スピーカ収容部20を有している。スピーカ収容部20は、第2の筐体8の幅方向に沿って延びる細長い形状を有し、一対のヒンジ装置14の間に位置している。そのため、スピーカ収容部20は、表示ユニット3を開き位置に回動させた時に、液晶表示パネル9の下方に位置される。
第2の筐体8のスピーカ収容部20は、左スピーカ21および右スピーカ22を収容している。左右のスピーカ21,22は、夫々振動板24と、この振動板24を取り囲むコーン25とを有している。
左右のスピーカ21,22は、夫々合成樹脂製のスピーカホルダ26に保持されている。スピーカホルダ26は、その中央部に嵌合孔27を有する平坦な板であり、この板は第2の筐体8の幅方向に細長い長方形状をなしている。スピーカ21,22は、その振動板24およびコーン25を嵌合孔27に嵌め込むことでスピーカホルダ26と一体化されている。
図8及び図10に示すように、スピーカホルダ26は、第1の挿通孔28と舌片29とを有している。第1の挿通孔28は、スピーカホルダ26の長手方向に沿う一端に位置している。舌片29は、スピーカホルダ26の長手方向に沿う他端からスピーカホルダ26の側方に張り出している。
舌片29は、一対の第2の挿通孔30a,30bと、一対の係合突起31a,31bとを有している。第2の挿通孔30a,30bは、第2の筐体8の幅方向に間隔を存して並んでいる。係合突起31a,31bは、舌片29の付け根の部分に位置するとともに、舌片29の裏面から突出している。
本実施形態の場合、左スピーカ21を保持するスピーカホルダ26と、右スピーカ22を保持するスピーカホルダ26とは、互いに共通の構成となっている。言い換えると、スピーカホルダ26は、その向きを左右に反転させることで,左右のスピーカ21,22のいずれにも対応し得るようになっている。
このため、左スピーカ21を保持するスピーカホルダ26では、図8に示すように第1の挿通孔28が左スピーカ21の右側に位置するとともに、舌片29が左スピーカ21の左側に位置している。同様に、右スピーカ22を保持するスピーカホルダ26では、図10に示すように第1の挿通孔28が右スピーカ22の左側に位置するとともに、舌片29が右スピーカ22の右側に位置している。
左右のスピーカホルダ26は、金属製のフレーム33を介して互いに連結されている。フレーム33は、ステー34と一対のブラケット35,36とを備えている。ステー34は、第2の筐体8の幅方向に沿うように一直線状に延びている。ステー34は、その長手方向に沿う一側縁に直角に折り返されたフランジ部34aを有している。このフランジ部34aの存在により、ステー34の強度が確保されている。
ステー34は、第1の端部37aと第2の端部37bとを備えている。第1および第2の端部37a,37bは、ステー34の長手方向に互いに離れている。第1の端部37aは、左スピーカ21を保持するスピーカホルダ26が重なり合う支持面38と、この支持面38に形成されたねじ孔39とを有している。ねじ孔39は、スピーカホルダ26の第1の挿通孔28と合致するようになっている。
同様に、第2の端部37bは、右スピーカ22を保持するスピーカホルダ26が重なり合う支持面40と、この支持面40に形成されたねじ孔41とを有している。ねじ孔41は、スピーカホルダ26の第1の挿通孔28と合致するようになっている。
図8及び図9に示すように、一方のブラケット35は、左側のスピーカホルダ26の舌片29の裏面に重なるようにステー34の第1の端部37aに一体に形成されている。ブラケット35は、一対の連通孔43a,43bと一対の係合孔44a,44bとを有している。連通孔43a,43bは、舌片29の第2の挿通孔30a,30bに合致するとともに、係合孔44a,44bは、舌片29の係合突起31a,31bに合致するようになっている。
図10に示すように、他方のブラケット36は、右側のスピーカホルダ26の舌片29の裏面に重なるようにステー34の第2の端部37bに一体に形成されている。ブラケット36は、一つの連通孔45と一対の係合孔46a,46bとを有している。連通孔45は、舌片29の第2の連通孔30bに合致するとともに、係合孔46a,46bは、舌片29の係合突起31a,31bに合致するようになっている。
図3および図6に示すように、左スピーカ21を保持するスピーカホルダ26は、一本の第1のねじ47を介してステー34の第1の端部37aに固定されている。第1のねじ47は、スピーカホルダ26の第1の挿通孔28を貫通してねじ孔39にねじ込まれている。このねじ込みにより、スピーカホルダ26がステー34の支持面38に押し付けられるとともに、スピーカホルダ26の係合突起31a,31bが第1のねじ47から離れた位置でブラケット35の係合孔44a,44bに嵌まり込んでいる。
このため、スピーカホルダ26は、左スピーカ21を間に挟んだ複数個所でステー34に保持されており、このステー34に対するスピーカホルダ26の位置決めがなされている。
図4および図7に示すように、右スピーカ22を保持するスピーカホルダ26は、一本の第1のねじ48を介してステー34の第2の端部37bに固定されている。第1のねじ48は、スピーカホルダ26の第1の挿通孔28を貫通してねじ孔41にねじ込まれている。このねじ込みにより、スピーカホルダ26がステー34の支持面40に押し付けられるとともに、スピーカホルダ26の係合突起31a,31bが第1のねじ48から離れた位置でブラケット35の係合孔46a,46bに嵌まり込んでいる。
このため、スピーカホルダ26は、右スピーカ22を間に挟んだ複数個所でステー34に保持されており、このステー34に対するスピーカホルダ26の位置決めがなされている。
このことから、左右のスピーカ21,22は、フレーム33を介して一つのスピーカアッセンブリとして組み立てられている。
図5ないし図7に示すように、第2の筐体8のスピーカ収容部20は、一対のボス部50,51を有している。ボス部50,51は、ディスプレイカバー10の内面からディスプレイマスク11に向けて突出するとともに、夫々ねじ孔50a,51aを有している。
一方のボス部50は、左スピーカ21を保持する左側のスピーカホルダ26を支えるためのものであり、スピーカ収容部20の左端部に位置している。左側のスピーカホルダ26の舌片29は、ボス部50の先端面に一本の第2のねじ52を介して固定されている。第2のねじ52は、舌片29の第2の挿通孔30aおよび一方のブラケット35の連通孔43aを貫通してボス部50のねじ孔50aにねじ込まれている。したがって、フレーム31の一方のブラケット35は、左側のスピーカホルダ26と一緒にボス部50に固定されている。
本実施の形態では、ボス部50は突起53を有している。突起53は、舌片29の第2の挿通孔30bに嵌合し、この嵌合により、舌片29の第2の挿通孔30aとボス部50のねじ孔50aとの位置合わせがなされている。
他方のボス部51は、右スピーカ22を保持する右側のスピーカホルダ26を支えるためのものであり、スピーカ収容部20の右端部に位置している。右側のスピーカホルダ26の舌片29は、ボス部51の先端面に一本の第2のねじ54を介して固定されている。第2のねじ54は、舌片29の第2の挿通孔30bおよび他方のブラケット36の連通孔45を貫通してボス部51のねじ孔51aにねじ込まれている。したがって、フレーム31の他方のブラケット36は、右側のスピーカホルダ26と一緒にボス部51に固定されている。
このことから、一つのスピーカアッセンブリとして組み立てられた左右のスピーカ21,22は、ディスプレイカバー10の一対のボス部50,51に第2のねじ52,54を介して固定されている。左右のスピーカ21,22をディスプレイカバー10に固定した状態では、フレーム33のステー34は、液晶表示パネル9の下方に位置するとともに、ディスプレイカバー10の内面およびディスプレイマスク11の内面から離れている。
図2に示すように、第2の筐体8のスピーカ収容部20は、回路モジュールの一例であるF/Lインバータ55を収容している。F/Lインバータ55は、液晶表示パネル9のバックライトを制御するためのものであり、液晶表示パネル9に電気的に接続されたプリント回路板56を備えている。
プリント回路板56は、第2の筐体8の幅方向に延びる細長い形状を有し、左右のスピーカ21,22の間においてディスプレイカバー10の内面にねじ止めされている。そのため、プリント回路板56は、左右のスピーカ21,22、液晶表示パネル9の下縁部およびフレーム33のステー34によって囲まれた長方形状の領域に収められている。
図1に示すように、ディスプレイマスク11は、左右のスピーカ21,22を含むスピーカアッセンブリおよびF/Lインバータ55を覆い隠している。このディスプレイマスク11は、左右のスピーカ21,22に対応する位置に夫々複数の放音用の孔57を有している。
本実施の形態のポータブルコンピュータ1は、左右のスピーカ21,22の換わりに高品質のボックススピーカシステム60を搭載し得るようになっている。図11および図12に示すように、ボックススピーカシステム60は、キャビネット61と、このキャビネット61に収容された一対のステレオスピーカ62,63とを備えている。
キャビネット61は、第2の筐体8の幅方向に延びる細長い箱状をなすとともに、一対の舌片65a,65bを有している。一方の舌片65aは、キャビネット61の左端部から側方に突出するとともに、上記ボス部50に第2のねじ52を介して固定されている。他方の舌片65bは、キャビネット61の右端部から側方に突出するとともに、上記ボス部51に第2のねじ54を介して固定されている。
このため、ボックススピーカシステム60は、F/Lインバータ55をディスプレイマスク11の方向から覆った姿勢でスピーカ収容部20に収容されており、そのキャビネット61の左端部および右端部がディスプレイカバー10の内面に近接している。
このような構成のポータブルコンピュータ1によると、左右のスピーカ21,22は、フレーム33により互いに連結されて一つのスピーカアッセンブリとして組み立てられている。このため、左右のスピーカ21,22を第2の筐体8のスピーカ収容部20に一緒に組み込むことができる。
具体的には、まず、左スピーカ21を保持する左側のスピーカホルダ26の舌片29をボス部50の上に載置するとともに、右スピーカ22を保持する右側のスピーカホルダ26の舌片29をボス部51の上に載置する。
次に、第2のねじ52を左側の舌片29の第2の挿通孔30aからボス部50のねじ孔50aにねじ込み、左側のスピーカホルダ26をボス部50に固定する。同様に、第2のねじ54を右側の舌片29の第2の挿通孔30bからボス部51のねじ孔51aにねじ込み、右側のスピーカホルダ26をボス部51に固定する。
これにより、左右のスピーカ21,22がディスプレイカバー10の定位置に固定され、スピーカ収容部20に対する左右のスピーカ21,22の組み込み作業が完了する。
したがって、左右のスピーカ21,22をスピーカ収容部20に簡単に組み込むことができ、ポータブルコンピュータ1の組み立て時の作業性が向上する。
しかも、左右のスピーカ21,22をフレーム33で連結したことにより、左スピーカ21を固定するボス部50が一つで済むとともに、右スピーカ22を固定するボス部51が一つで済む。このため、従来のように一つのスピーカの周囲に複数のボス部が点在することはなく、スピーカ収容部20に臨むディスプレイカバー10の内面を極力フラットに形成することができる。
したがって、スピーカ収容部20のスペースが広がり、大きさの限られたスピーカ収容部20を有効に活用することができる。
特に本実施形態のポータブルコンピュータ1は、左右のスピーカ21,22の換わりにボックススピーカシステム60を搭載可能となっている。そのため、スピーカ収容部20に臨むディスプレイカバー10の内面がフラットであれば、ボックススピーカシステム60のキャビネット61にボス部を逃げる凹みを設ける必要はないとともに、キャビネット61をディスプレイカバー10の内面に沿うような形状に形成することができる。
この結果、キャビネット61の容量を十分に確保することができ、高品質なサウンドを再現することができる。
それとともに、一つのディスプレイカバー10を、左右のスピーカ21,22を固定する場合とボックススピーカシステム60を固定する場合の双方で共通して使い分けることができる。このため、ボックススピーカシステム60に対応する専用のディスプレイカバーを準備する必要はなく、その分、部品の共通化を図ってコストの低減に寄与する利点がある。
加えて、上記構成によると、左右のスピーカホルダ26の間に跨るフレーム33は十分な強度を持つ金属製となっている。このため、スピーカ21,22の振動を受けるスピーカホルダ26を強固に固定できるとともに、フレーム33そのものが共振し難くなる。よって、フレーム33から異音が生じることもなく、スピーカ21,22の音質を良好に維持できる。
さらに、金属製のフレーム33は、ヒンジ装置14の間において第2の筐体8の幅方向に延びており、このフレーム33の第1および第2の端部37a,37bがヒンジ装置14の第2のブラケット16の近傍でディスプレイカバー10に固定されている。言い換えると、フレーム33は、左右の第2のブラケット16とディスプレイカバー10との連結部分を互いに結ぶように配置されており、第2のブラケット16とディスプレイカバー10との連結部分を補強している。
したがって、表示ユニット3を閉じ位置と開き位置との間で回動させた時に、合成樹脂製のディスプレイカバー10のうち第2のブラケット16との連結部分に生じる応力をフレーム33で受け止めることができる。この結果、ディスプレイカバー10の変形を防止できるとともに、表示ユニット3の開閉操作を滑らかに行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施可能である。
例えば上記実施の形態では、スピーカを表示ユニットの第2の筐体に収容したが、本発明はこれに限らず、スピーカを機器本体の第1の筐体に収容してもよい。
さらに、左右のスピーカホルダの間を連結するフレームは、金属製に限らず、樹脂製であってもよい。
本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の実施の形態において、左右のスピーカおよびF/Lインバータをスピーカ収容部に組み込んだ状態を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、左スピーカ、液晶表示パネル、F/Lインバータおよび左側のヒンジ装置の位置関係を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、右スピーカ、液晶表示パネル、F/Lインバータおよび右側のヒンジ装置の位置関係を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、左右のスピーカを有するスピーカアッセンブリをディスプレイカバーに固定した状態を示す断面図。 本発明の実施の形態において、ディスプイレイカバーのボス部と左スピーカを保持するスピーカホルダとの位置関係を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、ディスプイレイカバーのボス部と右スピーカを保持するスピーカホルダとの位置関係を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、左スピーカを保持するスピーカホルダとフレームの第1の端部との位置関係を示す平面図。 本発明の実施の形態において、左スピーカを保持するスピーカホルダをフレームの第1の端部に重ね合わせた状態を示す平面図。 本発明の実施の形態において、右スピーカを保持するスピーカホルダとフレームの第2の端部との位置関係を示す平面図。 本発明の実施の形態において、ボックススピーカシステムをスピーカ収容部に組み込んだ状態を示す表示ユニットの正面図。 本発明の実施の形態において、ボックススピーカシステムをディスプレイカバーに固定した状態を示す断面図。
符号の説明
2…機器本体、3…表示ユニット、8…筐体(第2の筐体)、10…支持壁(ディスプレイカバー)、21,22…スピーカ、26…スピーカホルダ、33…フレーム、34…ステー、37a…第1の端部、37b…第2の端部、50,51…ボス部、55…回路モジュール(F/Lインバータ)

Claims (9)

  1. 支持壁を有する筐体と、
    上記筐体に収容されるとともに、上記筐体内で互いに離れている一対のスピーカと、
    上記スピーカを個々に保持する一対のスピーカホルダと、
    上記スピーカホルダの間に跨るように一直線状に延びるととともに、その長手方向に互いに離れている第1および第2の端部が夫々上記スピーカホルダに固定されるステーを含み、このステーを介して上記スピーカホルダを互いに連結するフレームと、
    上記スピーカに対応するように上記筐体の支持壁から突出するとともに、上記スピーカホルダが固定される一対のボス部と、
    上記一対のスピーカと上記フレームのステーとによって囲まれる領域に収容された回路モジュールと、を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、上記ステーの第1および第2の端部は、第1のねじを介してスピーカホルダに固定されていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2の記載において、上記ステーの第1の端部は第1のブラケットを有するとともに、上記ステーの第2の端部は第2のブラケットを有し、これら第1および第2のブラケットと上記スピーカホルダとは、上記第1のねじから離れた位置で互いに係合し合うことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3の記載において、上記ステーの第1および第2のブラケットは、上記第1のねじから離れた位置に係合孔を有するとともに、上記スピーカホルダは、上記係合孔に取り外し可能に嵌まり込む係合突起を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4の記載において、上記ステーの第1および第2のブラケットは、上記スピーカホルダと一緒に上記ボス部に第2のねじを介して固定されることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1の記載において、上記フレームは金属製であることを特徴とする電子機器。
  7. 機器本体と、この機器本体に支持された表示ユニットとを有する電子機器であって、
    上記表示ユニットは、
    支持壁を有する筐体と、
    上記筐体に収容されるとともに、上記筐体内で互いに離れている一対のスピーカと、
    上記スピーカを個々に保持する一対のスピーカホルダと、
    上記スピーカホルダの間に跨るように一直線状に延びるととともに、その長手方向に互いに離れている第1および第2の端部が夫々上記スピーカホルダに固定されるステーを含み、このステーを介して上記スピーカホルダを互いに連結するフレームと、
    上記スピーカに対応するように上記筐体の支持壁から突出するとともに、上記スピーカホルダが固定される一対のボス部と、
    上記筐体に収容され、上記一対のスピーカと上記フレームのステーによって囲まれる領域に配置された回路モジュールと、を具備したことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7の記載において、上記表示ユニットの筐体は、一対のヒンジ装置を介して上記機器本体に支持され、上記表示ユニットは、上記機器本体の上に横たわる閉じ位置と上記機器本体に対し起立する開き位置との間で回動可能であることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8の記載において、上記ヒンジ装置は、上記スピーカと隣り合う位置で上記筐体の支持壁に固定され、上記フレームは金属製であるとともに上記スピーカホルダと一緒に上記筐体のボス部に固定されることを特徴とする電子機器。
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