JP3301955B2 - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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Description
ケースに取付けた表示装置に関する。
をもっているが、このような機器においては、CRTの
ようにいきなり本体に組み込む場合は少なく、ケースに
収納され、そのケースを機器の蓋として、あるいは機器
前面に取りつけて用いられる。このような表示装置は、
特に液晶表示装置に代表されるが、大画面で薄型化であ
る事が要求され、とりわけ表示装置の周囲に位置する額
縁と称される部分の削減を図ること、すなわち狭額縁化
が急速に進められている。
9−160670号公報等に示されている液晶表示装置
においては、液晶モジュールの左右側面に左右方向に延
びる取付片を設け、この取付片をネジなどによって表示
装置のケースの前面もしくは後面に固定することによっ
て、表示モジュールとケースの固定を行っている。
化が求められるにしたがい、表示モジュールの前記取付
片を配置する領域を確保することも困難になりつつあ
る。
の点を考慮して成されたもので、狭額縁化に対応した、
且つ組み立てやすく、補修などのために離脱・分解可能
な取付構造を備える表示装置を提供することを課題の一
つとする。また、大画面になることにより画面が振動す
るが、取りつけ部材やヒンジ部を支点として画面上方中
央部が大きく振動するのでこれを抑制することを課題の
一つとする。
しくは表示パネルの背面に配置された照明手段を支える
ために枠体を用いることに着目して成されたもので、ま
ず表示パネルと枠体を含む表示モジュールと、この表示
モジュールを収納配置するためのケースとを備える表示
装置において、表示モジュールの少なくとも背面から枠
体を露出させ、その枠体の露出部の複数個所にケースの
一部を係合もしくは嵌合させて表示モジュールをケース
に固定したものである。
露出部に背面に向かって設けられた孔部を設け、ケース
には、枠体の露出部の孔部に係合または嵌合するような
突起を設けるとか、ケースは、互いに異なる方向に向か
って枠体の内側エッジ部に係合または嵌合するような突
起を設けたもので、更に好ましくは、ケースに、表示モ
ジュールを抱え込む様に支える内壁を設けたものであ
る。
示す図1を参照して説明する。まず概要であるが、液晶
表示装置に代表される表示装置は、TFTあるいはST
Nなどの液晶パネル11やバックライト12を枠体13
を利用しながら必要に応じて積層し、好ましくはフレー
ム14で一体として表示モジュール10を構成し、金属
製あるいは強度のある樹脂製のケース20に収納して構
成している。このような表示装置は、パソコンやワープ
ロ等の機器(図示せず)にヒンジ部を介して回動自在に
支持される表示装置として利用されるので、ヒンジ部の
一部を構成するブラケット4を内蔵している。
10は、液晶パネル11の少なくとも有効表示面を露出
させて覆う金属製あるいは樹脂製のフレーム14を備
え、厚みが数mm程度の薄型構造としている。液晶パネ
ル11は例えばTFT液晶パネルである。バックライト
12は透明なアクリル樹脂の平板などの側面に線状光源
が配置され、ユニット化したものである。枠体13は樹
脂成形品からなり、液晶パネル11とバックライト12
の積層体を背面から支え、また液晶パネル11の駆動素
子等の部品の固定とこれら部品を配置するための空間確
保に用いられるもので、不要な個所には肉抜きが成され
ている。この枠体13は一部が、表示モジュール10の
側面や背面から露出しており、その背面の露出部の複数
個所に背面に向かって、嵌合固定のための孔部5を有し
ている。この孔部5は、枠体13の肉厚部を選んで設け
るのが好ましい。
向に分割自在の前後のケース21、22を組み合わせる
ことによって、表示モジュール10を配置するための空
間を確保する構成としている。前ケース21には、表示
モジュール10の表示領域と対応する開口23を設けて
いる。後ケース22には、表示モジュール10を抱え込
む様に支える内壁24が少なくとも3方向にある。つま
り各内壁24はその内壁24で作られる空間が表示モジ
ュール10のわずかに一回り大きくなるように近接して
設けられ、かつ、内壁24に設けられた突起25が表示
モジュール10に当接するように設けられているので、
表示モジュール10を填め込んだだけで内壁24によっ
て略固定され、表示装置組立て完成後は表示モジュール
10の画面の振動を抑制する。一方後ケース22の底面
26には、表示モジュール10の枠体13の露出部の複
数個所の孔部5に嵌合させる突起27が設けられてい
る。この突起27はカギ爪を有していてもよいし、先端
が細くなって孔部5に進入し易くなっていると更に好ま
しい。
ブラケット4が設けてある。ブラケット4は、金属もし
くは強度のある樹脂によって構成し、互いに直交関係に
ある3つの面、すなわち、モジュール押圧面、ケース取
付面41、軸受面42を一体的に備え、ケース取付面4
1は、ブラケット4を後ケース22のリブ28にネジ等
によって固定し、軸受面42には、ヒンジ部の軸43を
受けるための軸受を設けている。
説明する。まず、表示モジュール10を後ケース22の
内壁24に沿って配置し、底面26から浮いた状態でこ
れに当接するように上側(図の左側)内壁24に向かっ
て強く押しつける。ついで枠体13の孔部5の中に突起
27が進入し且つ嵌合するように表示モジュール10を
真っ直上から押さえ込む。その後、後ケース22にブラ
ケット4をネジ等を利用して着脱可能に固定する。この
固定によって、表示モジュール2の下方向への移動を規
制することができるとともに、上方向、左右方向への移
動も同時に規制することができ、画面の中央部が徒らに
振動することも防げる。
に装着し、その後、後ケース22に前ケース21を着脱
可能に装着することによって、表示装置の組立てを完了
し、前ケース21と一体にすることで表示モジュール1
0の厚み方向への移動が規制される。尚、修理や点検時
には、上記と逆の手順で分解作業を行うことができ、こ
の場合、内壁24と表示モジュール10との間に生じて
いる隙間に舌片状の治具を挿入して、ブラケット4を除
いた後の空間から底面26に向かってマイナスドライバ
ーなどを挿入すれば表示モジュール10を取り出すこと
が容易になる。
その背面を示すように、枠体63はバックライト62の
中央部が露出して観察される程度の大きな空間を有して
設けることができる。従って、上記の孔部5にかわっ
て、若しくは、孔部51とともに、枠体63の内側エッ
ジ部に係合または嵌合するように後ケース22に突起を
設けてもよい。この場合図2の矢印A、B、Cなどのよ
うに異なる方向に向かって枠体63の内側エッジ部に係
合または嵌合するように突起を設けると、更に効果的で
ある。
ジュールの一層の狭額縁化が図れ、堅牢で組立て易く、
しかも画面の振動が抑制された表示装置が提供できた。
背面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 表示パネルと枠体を含み少なくとも背面
から当該枠体を露出させた表示モジュールと、この表示
モジュールを収納配置するために前記表示モジュールの
枠体の露出部に一部を係合又は嵌合させる手段を持った
ケースとを備える表示装置において、前記ケースは、互
いに異なる方向に向かって前記枠体の内側エッジ部に係
合又は嵌合するような突起を有したことを特徴とする表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04236798A JP3301955B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04236798A JP3301955B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237846A JPH11237846A (ja) | 1999-08-31 |
JP3301955B2 true JP3301955B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=12634080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04236798A Expired - Fee Related JP3301955B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301955B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002366044A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置 |
KR100487435B1 (ko) | 2002-12-24 | 2005-05-03 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 마운팅 프레임 결합구조를 갖는 액정표시장치 모듈 |
CN113066379B (zh) * | 2017-06-29 | 2023-01-24 | 群创光电股份有限公司 | 显示装置 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP04236798A patent/JP3301955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11237846A (ja) | 1999-08-31 |
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