JP4550717B2 - 仮想ストレージシステム制御装置、仮想ストレージシステム制御プログラム、仮想ストレージシステム制御方法 - Google Patents

仮想ストレージシステム制御装置、仮想ストレージシステム制御プログラム、仮想ストレージシステム制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の仮想ストレージシステムをまとめて制御を行う仮想ストレージシステム、仮想ストレージシステム制御プログラム、仮想ストレージシステム制御方法に関するものである。
マルチノードのストレージシステムにおいて、ノードが持つストレージデバイスもしくはストレージデバイスの領域を分割したものを1つ以上合わせ、外部からは仮想的な1つのストレージデバイスとして見えるようにする技術がある。このような仮想的なストレージデバイスを仮想ボリュームあるいは論理ボリュームと呼ぶ。また、仮想ボリュームをサポートしているストレージシステムを仮想ストレージシステムと呼ぶ。仮想ストレージシステムは、ストレージデバイスの物理的な制約を超えた大きさの仮想ボリュームを作ることができるなどの利点がある。
近年、ストレージシステムに格納するデータ量が増加していく傾向にある。データ量が増えると、予め用意しておいたストレージシステムが容量不足に陥ることがある。このような容量不足に対していくつかの対処法がある。
まず、第1の方法として、データ格納容量の大きい新たなストレージシステムを用意し、データを全て移動させた後で、完全に置き換えるという方法がある。
次に、第2の方法として、ストレージデバイスを持つノードをストレージシステムに追加していくことにより、データ格納容量を増加させていく方法がある。
更に、第3の方法として、ストレージシステム自体を追加し、元のボリュームへのアクセスを止めることなく、新たに追加したストレージシステムに新たなボリュームを割り当てる方法がある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。このデータ移行方法は、特殊な中継装置が仮想ボリュームの移行の契機と移行先を設定し、移行を実施し、完了後、論理ユニット名を変更する。移行中のi/o処理はテーブルにより管理、適用される。これにより、特殊な中継装置の配下にあるストレージ領域の実体を極力少ないノードに集めようとするものである。
特開2004−246770号公報
しかしながら、上述した第1の方法では、置き換えのための準備や置き換えている間のサービスをどうするのかといった問題が生じる。また、上述した第2の方法では、ストレージデバイス数やノード数が増えてくると仮想ストレージシステム内の管理に様々な問題を生じる。また、上述した第2の方法及び第3の方法では、元のボリュームへのアクセスをとめることなく、ストレージシステムの容量を増加させることができるが、元のボリュームから新しいボリュームへ移動させるためには、サービスの停止が必要になる。
また、古いノードで構成された仮想ストレージシステムから新しいノードで構成された仮想ストレージシステムへ仮想ボリュームを移動したいという要求がある。
例えば、元の仮想ストレージシステムを構成するストレージノードやストレージデバイスが年月を経るにつれて時代遅れとなった場合、新しいストレージノードやストレージデバイスを用いた仮想ストレージシステムへ仮想ボリュームを移動することにより、アクセスのレスポンスを上げたり、ストレージシステム全体の信頼性を上げたりすることができる。
また、サービスを継続しながら、新たに追加した仮想ストレージシステムの特徴を利用するために、仮想ボリュームを移動したいという要求がある。例えば、新たな仮想ストレージシステムが暗号化をサポートしているのに対して運用中の仮想ストレージシステムがサポートしておらず、運用中の仮想ボリュームと同じデータ内容を持つ新たな仮想ボリュームに対してデータの暗号化を行いたい場合である。また、新たな仮想ストレージシステムがブロック単位でのチェックコードを導入し、データの保全性の向上をサポートしているのに対して運用中の仮想ストレージシステムがチェックコードを導入しておらず、運用中の仮想ボリュームに対してデータの保全性を向上させたい場合等である。
これとは反対に、運用のポリシーの変化などにより、暗号化やデータ保全性の向上を行う必要がなくなり、データアクセスのレスポンスを向上させたい場合等には、前述とは逆方向の仮想ボリュームの移動を行う要求も生じる。
また、特許文献1では、サービスを止めることなく、データを移動することができるが、データの移動先は、上述した特殊な中継装置を越えることができない。そのため、ある中継装置配下のストレージ領域がいっぱいになり、異なる中継装置配下にあるストレージにデータを移動させる場合、サービスを止めてストレージ領域を増設するといった作業が必要になる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、サービスを止めずに仮想ボリュームの移動を行う仮想ストレージシステム制御装置、仮想ストレージシステム制御プログラム、仮想ストレージシステム制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、複数の仮想ストレージクラスタの制御をコンピュータに実行させる仮想ストレージシステム制御プログラムであって、仮想ボリュームを持つ仮想ストレージクラスタから仮想ボリュームの情報を収集する仮想ボリューム情報収集ステップと、前記仮想ボリューム情報収集ステップにより収集された仮想ボリュームの情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御する第1のストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御する第2のストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用いた仮想ボリュームの移動を指示する仮想ボリューム移動指示ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、更に、前記リンク設定ステップの後、前記仮想ボリューム情報収集ステップにより得られた前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、前記リンクは、リンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該データの更新をリンク先に反映させるものであることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動元の仮想ボリュームを持つストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を変更させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動先の仮想ストレージクラスタに、移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動元の仮想ボリュームから前記移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーの終了後に前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、移動先の仮想ストレージクラスタは、使用するチャンクのサイズの組み合わせが同じ仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを構成する前記ストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを構成する前記ストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、移動先の仮想ストレージクラスタは、全て同じサイズのチャンクを用いた仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とするものである。
また、本発明は、複数の仮想ストレージクラスタから成るストレージクラスタ群のボリュームの制御を行う仮想ストレージシステム制御装置であって、仮想ストレージクラスタに属し、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスとネットワークに接続され、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスに仮想ボリュームの割り当てを行い、該仮想ボリュームの情報を生成し、自仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームと他仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームとの間に前記ネットワークを介したリンクを設定し、該リンクに基づいてデータのコピーを行う複数のストレージデバイス制御部と、前記ネットワークに接続され、仮想ストレージクラスタにより得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、複数の仮想ストレージクラスタ中の前記ストレージデバイス制御部に仮想ボリューム間の前記リンクを設定させることにより仮想ボリュームの移動を指示するマネージメント部と備えるものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、更に、前記ネットワークに接続され、前記マネージメント部から得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、前記ストレージデバイス制御部は、前記リンクに基づいてリンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御部によるデータの更新があった場合、該データの更新をリンク先に反映させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、前記ストレージデバイス制御部は、前記マネージメント部から仮想ボリュームの移動における移動元の指示があった場合、前記マネージメント部により設定されるリンクに基づいて移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行い、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を変更することを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、前記ストレージデバイス制御部は、前記マネージメント部から仮想ボリュームの移動における移動先の指示があった場合、他の仮想ストレージクラスタに移動先の仮想ボリュームを割り当て、前記マネージメント部により設定されるリンクに基づいて移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーの終了後に前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリュームの識別子に変更することを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、前記マネージメント部は、移動元の仮想ボリュームが構成されているチャンクのサイズの組み合わせと同じ仮想ボリュームを移動先の仮想ストレージクラスタに割り当てさせ、該仮想ボリュームを構成するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御装置において、前記マネージメント部は、移動先の仮想ストレージクラスタに、全て同じサイズのチャンクを用いた仮想ボリュームを割り当てさせ、複数の該仮想ボリュームの間にリンクを設定させることを特徴とするものである。
また、本発明は、複数の仮想ストレージクラスタの制御を行う仮想ストレージシステム制御方法であって、移動先の仮想ストレージクラスタに仮想ボリュームの割り当てを行い、該仮想ボリュームの情報を生成するストレージデバイス制御ステップと、前記ストレージデバイス制御ステップにより得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用いた仮想ボリュームの移動を指示する仮想ボリューム移動指示ステップとを実行するものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御方法において、更に、前記リンク設定ステップの後、前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップを実行することを特徴とするものである。
また、本発明に係る仮想ストレージシステム制御方法において、更に、リンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該仮想ボリュームを持つノードが該データの更新をリンク先に反映させるリンク反映ステップを実行することを特徴とするものである。
本発明によれば、サービスを停止することなく、仮想ストレージシステム間の仮想ボリュームを移動することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明に係る仮想ストレージシステムの構成について説明する。
図1は、本発明に係る仮想ストレージシステムの構成の一例を示すブロック図である。この仮想ストレージシステムは、仮想ストレージクラスタ10a,10b、アクセスノード(AN)21、マネージメントノード(MN)22、コンソールノード(CN)23が、ネットワーク20に接続されたものである。ネットワーク20は、TCP/IP等、通常のネットワークで良い。各ノードや仮想ストレージクラスタ10a,10bはネットワークを介してデータのやり取りや仮想ボリュームに関する情報のやり取りを行う。また、異なる仮想ストレージクラスタ10同士がデータのやり取りを行うこともできる。なお、コンソールノード23はマネージメントノード22に直結する形をとっても構わない。
次に、仮想ストレージクラスタ10aについて説明する。
図2は、本発明に係る仮想ストレージクラスタの構成の一例を示すブロック図である。仮想ストレージクラスタ10aにおいて、ストレージノード(SN)11a,11b,11cとMDS(Meta Data Server)13aがネットワーク20に接続されている。この仮想ストレージクラスタ10aは、従来の仮想ストレージシステムと同様の構成であるが、ストレージノード11a,11b,11cは従来のストレージノードの機能に加えて、後述するリンクの作成や解除等の機能を持つ。また、仮想ストレージクラスタ10bも同様の構成を持つ。
ストレージデバイス(sd)12a,12b,12cは、それぞれストレージノード11a,11b,11cに接続され、制御される。また、ストレージデバイス12a,12b,12cは、ハードディスクドライブ等のディスク装置そのものでも良いし、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等の仮想的なストレージデバイスでも良い。
MDS13aは、ストレージノード11a,11b,11cの管理を行い、仮想ストレージクラスタ10a内の仮想ボリューム情報を集めて管理し、マネージメントノード22からの要求に応じて仮想ボリューム情報を提供する。また、MDS13aを経由して様々な操作が行われる。なお、MDS13aを省き、MDS13aの代わりにストレージノード11a,11b,11cがそれぞれ仮想ボリューム情報を管理する構成としてもよい。
次に、ストレージノード11aについて説明する。なお、ストレージノード11b,11cも同様である。
ストレージノード11aは、ネットワークインターフェースとストレージデバイスインターフェース、CPU、メモリを備える。また、仮想ストレージクラスタ10a内のストレージノード11aは、同一である必要はない。また、ストレージノード11aに接続されるストレージデバイス12aの種類や容量は、同一でなくても良い。
また、ストレージノード11aは、接続されたストレージデバイス12aの仮想ボリューム情報を管理する。仮想ボリューム情報とは、ストレージデバイス12a内のある部分(チャンク)がどの仮想ボリューム(VV)に属し、その仮想ボリュームのどの位置を担当するか等を表すものである。また、仮想ボリューム情報は、チャンク毎に作成され、ストレージデバイス12aなどの不揮発性記憶媒体に書き込まれる。
また、ストレージノード11aがネットワークを通じて上位から受け取るデータアクセス要求には、アクセスに関する基本的な情報である、アクセス形態(READ/WRITE)、ストレージデバイス名、アクセス開始位置、ブロック数のほかに、仮想ボリューム名が含まれる。データアクセス要求中の仮想ボリューム名と仮想ボリューム情報中の仮想ボリューム名が一致すれば、ストレージノード11aは該当する部分のデータにアクセスし、一致しなければ上位にエラーを返す。
また、ストレージノード11aは、上位から前述の仮想ボリューム情報に関する参照命令が来れば参照元に渡し、仮想ボリューム情報に関する更新命令が来れば命令どおりに更新する。この更新命令は、仮想ボリュームの作成に関するもの、仮想ボリュームの解放に関するもの、仮想ボリューム識別子の変更に関するものがある。
加えて、ストレージノード11aは、上位からの指示により、自ノードのストレージデバイス12a内の所定の連続した部分(以下、チャンクと呼ぶ)と他ノードのストレージデバイス内の所定の連続した部分との間の仮想的なリンクの作成や、リンクの解除を行う。このリンクは、セッションの開始などにより通信路を確保することを意味する。このリンクが張られている間、リンク元にデータ更新があれば、ストレージノード11aはリンク先にもデータ更新を反映する。
そのために、ストレージノード11aは、接続されているストレージデバイス12aのチャンクを読み込んで、リンク先のストレージノードにそのデータを送る。一方、ストレージノード11aはリンク元のストレージノードからネットワークを通じて送り込まれたデータを受け取り、チャンクに対する書き込みを行う。チャンクが大きい場合、ストレージノード11aはさらに細かい単位に分けて順次データの送受信を行い、チャンクのコピーを行えばよい。
次に、ストレージノード11aにおけるデータアクセスの動作について説明する。
図3は、本発明に係るストレージノードにおけるデータアクセスの動作を示すフローチャートである。アクセスノード21からストレージノード11aへのアクセス要求があると、このフローを開始する。まず、ストレージノード11aは、アクセス要求を受け取るとその要求内容を検討し、ストレージノード11aが持つストレージデバイス12aにデータアクセスが可能か否かの判断を行う(S110)。その結果、データアクセスが不可能と判断されれば(S110,N)、ストレージノード11aはエラーをアクセスノード21に返し(S120)、このフローを終了する。一方、データアクセスが可能と判断されれば(S110,Y)、ストレージノード11aはアクセス形態がREADであるか否かの判断を行う(S130)。
アクセス形態がREADであれば(S130,Y)、ストレージノード11aはデータを読み込みその結果をアクセスノード21に返し(S140)、このフローを終了する。READにおいては、常にストレージデバイス12aにアクセスしても良いし、ストレージノード11aがキャッシュ機構を持っている場合にはキャッシュに置かれているデータを利用しても良い。なお、READの結果には、要求されたデータそのものの他に、ストレージデバイス12aの異常が原因のREADエラーも含まれる。
一方、アクセス形態がWRITEならば(S130,N)、他のストレージノードが持つストレージデバイスのチャンクへのリンクがあるかどうかを判定する(S150)。
リンクがなければ(S150,N)、ストレージノード11aはデータを書き出し、その結果をアクセスノードに返し(S160)、このフローを終了する。ここで、READと同様、ストレージノード11aはWRITEのデータを直接ストレージデバイスに書き込んでも良いし、ストレージノード11aがキャッシュ機構を持っていればそのキャッシュ機構を利用しても良い。ただし、キャッシュを使用する場合には、メモリ上のデータがストレージデバイス12aに書き込まれることを何らかの方法で保証する必要がある。なお、WRITEの結果には、書き込みができたというOKレスポンスの他に、ストレージデバイス12aの異常が原因のWRITEエラーも含まれる。
一方、リンクがあれば(S150,Y)、ストレージノード11aはリンク先にWRITEすべきデータを転送し(S170)、リンク先からの結果を待ち、データ書き込み成功が返ってきたか否かの判断を行う(S180)。リンク先からデータ書き込み成功が返って来れば(S180,Y)、S160と同様の処理を行い(S190)、このフローを終了する。一方、リンク先からデータ書き込み失敗が返ってきたり、返事そのものが返ってこなかったりした場合(S180,N)、ストレージノード11aはエラーをアクセスノードに返し(S200)、このフローを終了する。フローが終了すると、ストレージノード11aは再びアクセス要求を待つ。
次に、マネージメントノード22、コンソールノード23、アクセスノード21について説明する。
マネージメントノード22は、仮想ストレージクラスタ10a,10bの状態を監視し、仮想ボリューム情報の参照や更新を行い、かつ、ある仮想ストレージクラスタから他のストレージシステムへのデータコピーおよびデータコピーを行うための指示を出す。マネージメントノード22自身は、最低限の仮想ボリューム情報(仮想ボリューム識別子と、その仮想ボリュームが属する仮想ストレージクラスタ)を保持する。
また、マネージメントノード22は、仮想ボリュームの割当や解放や識別子変更があった場合には、そのことを自ノードの保持する仮想ボリューム情報に反映させる手段を持つ。また、マネージメントノード22は、仮想ストレージクラスタの追加や削除も自ノードの保持する仮想ボリューム情報に反映させる手段を持つ。さらに、仮想ボリューム情報の詳細な情報は持たず、コンソールノード23やアクセスノード21からの参照要求があった場合には、マネージメントノード22内にある仮想ボリューム識別子とその仮想ボリュームが存在する仮想ストレージクラスタの対応表に基づいて、仮想ストレージクラスタの保持する仮想ボリューム情報を参照し、その結果をそのまま参照要求元に返す。
コンソールノード23は、マネージメントノード22に指示を与えるものである。本実施の形態では、マネージメントノード22とコンソールノード23を別々のノードとして取り扱っているが、マネージメントノード22の役割とコンソールノード23の役割を同一ノードに持たせても良い。また、アクセスノード21の役割とコンソールノード23の役割を同一ノードに持たせても良い。
アクセスノード21は、ユーザアプリケーション等からのデータ要求に応じて、ストレージノード11a,11b,11cにアクセスするものである。なお、別のノードにユーザアプリケーションがあり、ネットワーク20を介してデータ要求を受け付ける形でも良い。また、アクセスノード21は仮想ボリューム1つだけに対応するものでも良いし、複数の仮想ボリュームに対応できるものでも良い。また、アクセスノード21は、SCSIデバイスドライバのように仮想ボリューム1つだけに対応したモジュールを複数組み込む形態でも良い。また、必要であれば複数のアクセスノード21があってもかまわない。ただし、1つの仮想ボリュームは複数のアクセスノード21からアクセスされない。
次に、仮想ストレージクラスタ10aにおける仮想ボリュームの割り当てについて説明する。
図4は、本発明に係る仮想ボリューム情報の一例を示す表である。アクセスノード21は、仮想ボリュームごとに仮想ボリューム情報(仮想ボリューム上の開始位置、仮想ボリューム上のブロック数、ストレージノード名、ストレージデバイス名、ストレージデバイス上の開始位置、ストレージデバイス上のブロック数)を管理している。この例では、複数のストレージノード11a,11b,11c(SN−A,SN−B,SN−C)から、ストレージデバイス12a,12b,12c(sd−a)における4つの異なるサイズのチャンクがVV−Aに割り当てられている。
ここでは、更に、仮想ボリューム情報の項目としてチャンク番号を含んでいるが、後の説明のために使用しているものであり、本来は無くても良い情報である。また、ストレージノード11aとマネージメントノード22との間、マネージメントノード22とアクセスノード21との間で、仮想ボリューム情報のやり取りが行われる。なお、本実施の形態における仮想ボリューム情報は、テーブルの形を取っているが、仮想ボリューム情報は他のデータ構造(例:B木)で管理しても良い。
アクセスノード21は、仮想ボリューム識別子をキーとしてマネージメントノード22に仮想ボリューム情報の参照を要求し、マネージメントノード22が仮想ストレージクラスタ10a,10bから受け取った仮想ボリューム情報を受け取る。
図5は、本発明に係るアクセスノードによるデータアクセスの動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここではアクセスノード21を用いた説明を行うが、OSに組み込むドライバとしてアクセスノード21の機能を実装する方法も考えられる。また、アクセスノード21は、データアクセスを行うたびにマネージメントノード22を介して指定した仮想ボリューム情報を得るという手段もある。
まず、アクセスノード21は、準備のため組み込み時にマネージメントノード22を介して指定した仮想ボリュームの仮想ボリューム情報を受け取る(S400)。次に、アクセスノード21は、上位から(ユーザアプリケーションから要求が直接来るかもしれないし、他のドライバからかもしれない)からデータアクセスの要求を待ち、データアクセス要求を受け取ると(S410)、仮想ボリューム情報に基づき該当するストレージノードにアクセスできる形式に要求を変換して(S420)、該当ストレージノードにアクセスする(S430)。
その後、アクセスノード21は、アクセスしたストレージノードからレスポンスが返ってきたかどうかを判定する(S440)。レスポンスがあれば(S440,Y)、アクセスノード21は、OKかどうかを判定する(S450)。レスポンスがOKであれば(S450,Y)、アクセスノード21は、上位にOKを返し、必要ならばデータを返し(S460)、このフローを終了する。もし、S440でレスポンスが返って来ない場合(S440,N)や、S450でレスポンスがOKでない場合(S450,N)、改めてアクセスノード21はマネージメントノード22を介して仮想ボリューム情報を受け取り(S470)、再度同じデータアクセスを試み、S420へ戻る。
次に、S420における要求変換処理の例について説明する。ここでは、図4で示した仮想ボリューム情報を用いた要求変換処理の例について説明する。図6は、本発明に係るアクセスノードにおける要求変換処理の一例を示す図である。これは、ユーザアプリケーションが仮想ボリュームVV−Aの2048ブロックから8ブロック分の領域に対してアクセスを行う場合、アクセスノード21において、実際にアクセスすべきストレージノード11b(SN−B)とそのストレージノード11b上のストレージデバイス12bのアクセス位置に変換し、仮想ボリューム識別子もつけて、該当するストレージノード11b(SN−B)に要求を送ることを表している。
次に、仮想ストレージシステムにおける仮想ストレージクラスタ間の仮想ボリューム移動処理の動作について説明する。
図7は、本発明に係る仮想ストレージシステムにおける仮想ボリューム移動処理前の状態の一例を示すブロック図である。この図において、細線は接続を表し、太線の矢印はアクセスを表す。ここでは、移動元の仮想ストレージクラスタ10aをVSS−1と表し、移動先の仮想ストレージクラスタ10bをVSS−2と表す。VSS−1は3つのストレージノード11a,11b,11c(SN−A、SN−B、SN−C)で構成され、VSS−2は4つのストレージノード11w,11x,11y,11z(SN−W、SN−X、SN−Y、SN−Z)で構成されるものとする。また、ストレージノード11a,11b,11c,11w,11x,11y,11zには、それぞれストレージデバイス12a,12b,12c,12w,12x,12y,12zが接続されている。
ここでは、VSS−1中にあるVV−Aを別のVSS−2に移動させ、移動中および移動後にもユーザのVV−Aに対するデータアクセスはユーザのアプリケーションを止めることなく継続できる。仮想ボリュームの移動中でも、ストレージノード11は図3に示したデータアクセスの処理を行い、アクセスノード21は図5に示したデータアクセスの処理を継続して行う。
図8は、本発明に係る仮想ボリューム移動処理の動作の一例を示すフローチャートである。初めに、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介してVSS−1中のVV−Aの仮想ボリューム情報を取得する(S600)。仮想ボリューム情報の取得は、VV−Aへのデータアクセスに影響を与えない。
次に、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介してVV−Aを構成するチャンクとそれぞれ同じ大きさのチャンクで構成される仮想ボリュームをVSS−2から獲得しようとする(S610)。ここでは、VV−Bという仮想ボリュームがVSS−2に確保できたものとする、それぞれの対応は、VV−Aのチャンク番号1(以下VV−A−1と略記、他も同様)に対応したVV−B−1、VV−A−2に対応したVV−B−2、VV−A−3に対応したVV−B−3、VV−A−4に対応したVV−B−4が獲得できたとする。図9は、本発明に係る仮想ボリューム情報の別の一例を示す表である。VV−Aは、図4の仮想ボリューム情報が示すように割り当てられ、VV−Bは、図8の仮想ボリューム情報が示すように割り当てられる。
ここで、VSS−2での仮想ボリューム獲得処理は、VV−Aにアクセスするユーザアプリケーションに一切影響を与えない。
3番目に、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介して、VV−AとVV−Bのチャンクの間にリンクを張る(S620)。リンクが張られている間にVV−Aにデータの書き込みがあれば、その更新データはVV−Bにも伝播させる。例えば、VV−A−1の先頭10ブロック目から20ブロック分のデータの書き込みがあったら、VV−B−1の先頭10ブロック目から20ブロック分の書き込みも実際に行う。
この場合、VV−Aからのデータ読み込みは問題ないが、VV−Aにデータの書き込みを行うとVV−Bにもデータが書き込まれることになるので、ユーザアプリケーションからみるとデータ書き込みのレスポンスが劣化することにはなる。しかしながら、データアクセスを継続することはできる。
4番目に、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介して、前述したリンクを張ったままVV−AからVV−Bへのデータコピーを行わせる(S630)。このデータコピーは、ストレージノード11により、SN−AからSN−WとSN−Zへ、SN−BからSN−Xへ、SN−CからSN−Yへと、対応するチャンク間で行われる。これらのチャンク毎のデータコピーは同時に行う必要は無く、負荷等の要因を考慮して、分けて行っても良い。
このデータコピーをしている最中であっても、アクセスノード21は、ユーザの要求に応じてVV−Aへのアクセスを行っても良いし、また、アクセスがVV−Aへのデータの書き込みがあれば、それはVV−Bの対応する部分にも書き込まれるのは、前述したとおりである。
このフェーズでは、VSS−1側にもデータコピーのための負荷が加わるため、ユーザアプリケーションからみるとデータアクセスのレスポンスが劣化することにはなるが、リンクを張っている場合と同様にデータアクセスを継続することはできる。また、特許文献1では、データコピー中にデータの更新があった場合にはビットマップで管理していたが、本発明ではビットマップを使用しない。コピー前の箇所でもコピー後の箇所でも、データ更新があればそのままデータの更新を行う。そうすることで、ビットマップを持つ必要が無くなる。
すべてのチャンクにおけるデータコピーが完了したら、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介して仮想ボリューム識別子の付け替えを行う。
まず、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介してVV−Aの仮想ボリューム識別子をどこにも存在しない仮想ボリューム識別子に付け替えさせる(S640)。ここでは、VV−Cに付け替えるものとする。コンソールノード23は、仮想ボリューム識別子を付け替えたら、マネージメントノード22にはVV−Aがなくなったことを認識させる(S650)。次に、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介してVV−Bの識別子をVV−Aに付け替える(S660)。仮想ボリューム識別子を付け替えたら、コンソールノード23は、VV−BがなくなりVV−Aができたことをマネージメントノード22に認識させる(S670)。
このVV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子の付け替えとVV−BからVV−Aへの仮想ボリューム識別子の付け替えは連続して間をあけずに行う必要があり、仮想ボリューム識別子を付け替えた結果はすぐにマネージメントノード22に反映されるようにする。
最後に、VSS−1中のVV−CのチャンクとVSS−2中のVV−Aのチャンクとの間のリンクを解除する(S680)。ここまでが、必須の処理である。さらに、その後、コンソールノード23は、マネージメントノード22を介してVV−Cを解放させても良い。
図10は、本発明に係るストレージノード毎の仮想ボリューム情報の一例を示す表である。仮想ボリューム識別子は、VV−AからVV−Cに変更され、VV−BからVV−Aに変更されている。
なお、VV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子の付け替えを行う理由、つまりコピー完了後にVV−Aをすぐに解放しない理由は、VV−BからVV−Aへの仮想ボリューム識別子変更(S660)を行う直前からマネージメントノード22に反映させる前(S670)までにVSS−2で異常が発生した場合、VV−CをVV−Aに戻すことにより、VV−Aに対するアクセス自体を継続させられるというメリットがあるためである。また、S670が行われた後でVSS−2に異常が発生すると、完全ではなく、部分的には不整合のあるボリュームとなってしまう。それでも無くなるよりはましという状況下であれば、VV−CからVV−Aへ仮想ボリューム識別子を戻すことにより、ある程度のデータの復元を行えることが期待できるためである。
仮想ボリューム識別子を付け替えている最中にデータアクセスがなかった場合には、アクセスノード21はVSS−1にVV−Aがあると思い込んでいるので、VSS−1にアクセスしようとする。VSS−1中のストレージノードは仮想ボリューム識別子が一致しないので、アクセスノード21にエラーを返す。エラーを返されたアクセスノード21はマネージメントノードにVV−Aの在処を改めて参照し、VSS−2にVSS−Aが存在するという仮想ボリューム情報を得る。次に、アクセスノード21は新たな仮想ボリューム情報に基づいてVSS−2にあるVV−Aにデータアクセスを行う。そのため、データアクセスは、ほとんど通常状態で行われる。
一方、仮想ボリューム識別子を付け替えている最中にデータアクセスがあった場合について、ケース分けして記述する。まず、VV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子の付け替えの前は、問題なくデータアクセスできる。次に、VV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子の付け替え中は、VSS−1の実装によっていくつかの動作が考えられる。以下、実装例を2つ提示する。
第1の実装例として、仮想ボリューム識別子の付け替えを始めたら、VV−Aに対するデータアクセスに対し、VSS−1はアクセスノード21にエラーで返すようにする。第2の実装例として、VV−Cへの付け替えの終わっていない部分に関してVSS−1はデータアクセスを許し、VV−Cへの付け替えが終わった部分に関してVSS−1はアクセスノード21にエラーを返す。いずれにせよ、アクセスノード21にエラーが返ったら、アクセスノード21はマネージメントノード22に仮想ボリューム情報を参照しなおすことになる。
VV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子の付け替えが終わったら、アクセスノード21がVSS−1へデータアクセスしてもエラーが返り、アクセスノード21がマネージメントノード22に仮想ボリューム情報を参照しにいってもVV−Aが存在しない瞬間が一瞬生じる。このような場合、アクセスノード21は少し間をおいてからマネージメントノード22に再参照すれば良い。
次に、S660において、VV−BからVV−Aへの仮想ボリューム識別子の付け替えを行い、その付け替えた結果がマネージメントノード22に反映され、さらにその結果がアクセスノード21に反映されると、アクセスノード21はVSS−2に移動したVV−Aにデータアクセスできるようになる。
例えば、VV−Aに対するデータアクセスが一時的に止んで、VV−AからVV−Cへの仮想ボリューム識別子変更が終わりVV−BからVV−Aへの仮想ボリューム識別子変更も終わった後に、再びVV−Aに対するデータアクセスが入ったと仮定した場合のアクセスノード21やストレージノードの動作を説明する。ここで、アクセスノード21は、図4に示したVV−Aの仮想ボリューム情報を持っており、それに基づいて、実際にアクセスするストレージノードを決定する。ここでは、図6で示したようなアクセスノード21へのアクセス要求が来たとする。アクセスノード21は、要求変換処理を行い、SN−Bへアクセスしようとする。
SN−Bは、アクセスノード21から要求が来たとき、仮想ボリューム識別子がVV−Cに変わっていているのでSN−Bはエラーをアクセスノード21に返す。アクセスノード21は、マネージメントノード22にVV−Aを照会し、改めて仮想ボリューム情報を得る。アクセスノード21は、その情報に基づいてSN−Xにアクセスすることを決定し、SN−Xは、アクセス該当部分がVV−Aに属していて、アクセス範囲にも問題が無いので、そのままアクセスを受け入れる。
このように仮想ボリュームの移動を行うことにより、データアクセスを止めることなく、移動先のボリュームにアクセスできるようになる。
次に、データの安全性のために、仮想ストレージクラスタ内でデータの二重化を行う場合の仮想ボリューム移動処理について説明する。
仮想ボリューム移動処理前の状態を、図7と同様である。また、この図の状態は、移動先の仮想ボリュームが割当済みの状態を示す。
アクセスノード21では、OSのSCSI用共通ドライバの配下としてVV−A専用のデバイスドライバが組み込まれている。そのため、専用デバイスドライバは、共通ドライバから要求が渡されると共に、結果を共通ドライバに返す。また、30秒や60秒といった一定時間の間に結果を共通ドライバに返さないと、再度、同じ要求が共通ドライバから専用ドライバに渡されることになる。
ここで、VSS−1においてVV−Aが割り当てられており、VV−Aにデータアクセスが行われる場合について説明する。VSS−1内では、仮想ボリュームに割り当てられているそれぞれのスライスが、二重化されている。今まではチャンクという用語を使用していたが、ここでは全チャンクを同じ大きさとし、スライスという用語を使用する。この場合、全てのスライスは、予め定められた大きさとなるため、仮想ボリューム情報における仮想ボリューム上のブロック数、ストレージデバイス上のブロック数等の情報が不要となり、仮想ボリューム情報のデータ量を削減することができる。
二重化のペアをプライマリ、セカンダリで表現すると、VV−AはVSS−1に3スライス分の仮想ボリュームが割り当てられたものであり、実際のスライスのペアを(プライマリ,セカンダリ)で表すと、(SN−A−1,SN−B−2)、(SN−C−4,SN−B−1)、(SN−C−2,SN−A−5)となる。これらの組み合わせは、図7において同じ模様のスライスのペアとして表す。
また、MDS13aは、仮想ボリューム情報を要求されると、(SN−A−1,SN−B−2)、(SN−C−4,SN−B−1)、(SN−C−2,SN−A−5)を返す。ここで、データ二重化は各ストレージノードにおける図3の処理により実現され、外部からのデータ更新はプライマリを経由してセカンダリに渡り、セカンダリがプライマリにOKを返したら、プライマリが自ノードにデータを書き込み、データ更新要求元にOKを返すものとする。
また、VV−Bも同様にして、VSS−2に3スライス分の仮想ボリュームが割り当てられたものであり、割り当てられたペアは、(SN−Y−2,SN−Z−2)、(SN−X−2,SN−Z−1)、(SN−W−2,SN−X−5)となっている。
次に、図7において、移動元のスライスと移動先のスライスとの間にリンクが張られる。マネージメントノード22は、MDS13aとMDS13bからVV−AとVV−Bの仮想ボリューム情報を取得し、VV−AのセカンダリからVV−Bのプライマリへのリンクを張るように対応するストレージノード11a,11b,11cに情報を渡す。その結果、リンクは、SN−B−2→SN−Y−2、SN−B−1→SN−X−2、SN−A−5→SN−W−2に張られる。
図11は、本発明に係る仮想ストレージシステムにおけるデータコピー中にデータ更新があった状態の一例を示すブロック図である。この図において、細線は接続を表し、太実線の矢印はアクセスを表し、太点線の矢印はデータコピーを表す。この図は、SN−B−1からSN−X−2へのデータコピーを行っている最中に、SN−B−1のプライマリであるSN−C−4へのデータ更新があった状態を示す。この図において、直接関係ないストレージデバイスやノード等は省略している。
ここで、スライス間のデータコピーは、VV−AのセカンダリからVV−BのプライマリVV−Bのセカンダリへと波及し、データ三重化のような状態となる。一方、アクセスノード21から送られてくるデータ更新は、VV−AのプライマリからセカンダリへそしてVV−Bのプライマリからセカンダリへと波及し、データ四重化のような状態となる。
従来のように、ビットマップでデータ更新箇所を管理すれば、アクセスノード21のデータ更新をVV−Bに伝達するかどうかを判断し、不要なデータ伝達を行う必要がなくなるが、ビットマップを使用するためのメモリ領域が必要となる。本発明によれば、ビットマップを置かないことでデータ更新があれば何でも伝達してしまうが、メモリ量が貧弱なノードでも仮想ストレージクラスタの構成要素とできる。
このようにして、スライスコピーが完了し、仮想ボリューム識別子の付け替えを行うことにより、仮想ボリューム移動は完了し、VV−AはVSS−2中に存在し、VV−AはVSS−1中には存在しなくなる。
本発明による仮想ストレージクラスタ間での仮想ボリュームの移動は、ユーザアプリケーションを止める必要が無いため、サービスを止められない状況下においては非常に有効である。
また、本発明の仮想ボリューム移動処理を行う際、仮想ボリュームの移動先の仮想ストレージクラスタがデータ暗号化をサポートしていれば、データ暗号化されていなかった仮想ボリューム中のデータが仮想ボリュームの移動が完了し仮想ボリューム識別子を付け替え終わった時点で、データ暗号化されている仮想ボリュームになったサービスを継続することができる。
また、本発明の仮想ボリューム移動処理を行う際、仮想ボリュームの移動先の仮想ストレージクラスタがデータチェックコードをサポートしていれば、データチェックコードをサポートしていなかった仮想ボリューム中のデータが仮想ボリュームの移動が完了し仮想ボリューム識別子を付け替え終わった時点で、データチェックコードをサポートした仮想ボリュームでサービスを継続することができる。
さらに、データ暗号化とデータチェックコードの両方の特徴を組み合わせた仮想ストレージクラスタを移動先とすることで、サービスを継続しながらより頑健な仮想ボリュームにすることができる。
反対に、今までは暗号化などを行っていたが、どうしてもデータレスポンスを優先したいということであれば、暗号化を行う機能を持つ仮想ストレージクラスタから特殊な機能を持たない仮想ストレージクラスタに仮想ボリュームを移動させることにより、データレスポンスを向上させることができる。
更に、仮想ストレージシステムを構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、仮想ストレージシステム制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、仮想ストレージシステムを構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
なお、ストレージデバイス制御部は、実施の形態におけるストレージノードに対応する。また、マネージメント部は、実施の形態におけるマネージメントノードとコンソールノードに対応する。また、アクセス制御部は、実施の形態におけるアクセスノードに対応する。また、仮想ボリューム情報収集ステップとリンク設定ステップと仮想ボリューム移動指示ステップは、実施の形態におけるコンソールノードの処理に対応する。また、リンク反映ステップは、実施の形態におけるストレージノードの処理に対応する。
(付記1) 複数の仮想ストレージクラスタの制御をコンピュータに実行させる仮想ストレージシステム制御プログラムであって、
仮想ボリュームを持つ仮想ストレージクラスタから仮想ボリュームの情報を収集する仮想ボリューム情報収集ステップと、
前記仮想ボリューム情報収集ステップにより収集された仮想ボリュームの情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御する第1のストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御する第2のストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、
前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用いた仮想ボリュームの移動を指示する仮想ボリューム移動指示ステップと
をコンピュータに実行させる仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記2) 付記1に記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
更に、前記リンク設定ステップの後、前記仮想ボリューム情報収集ステップにより得られた前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記3) 付記2に記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
前記リンクは、リンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該データの更新をリンク先に反映させるものであることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動元の仮想ボリュームを持つストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を変更させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記5) 付記1乃至付記4のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動先の仮想ストレージクラスタに、移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動元の仮想ボリュームから前記移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーの終了後に前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記6) 付記1乃至付記5のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
移動先の仮想ストレージクラスタは、使用するチャンクのサイズの組み合わせが同じ仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを構成する前記ストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを構成する前記ストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記7) 付記1乃至付記5のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
移動先の仮想ストレージクラスタは、全て同じサイズのチャンクを用いた仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
(付記8) 複数の仮想ストレージクラスタから成るストレージクラスタ群のボリュームの制御を行う仮想ストレージシステム制御装置であって、
仮想ストレージクラスタに属し、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスとネットワークに接続され、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスに仮想ボリュームの割り当てを行い、該仮想ボリュームの情報を生成し、自仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームと他仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームとの間に前記ネットワークを介したリンクを設定し、該リンクに基づいてデータのコピーを行う複数のストレージデバイス制御部と、
前記ネットワークに接続され、仮想ストレージクラスタにより得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、複数の仮想ストレージクラスタ中の前記ストレージデバイス制御部に仮想ボリューム間の前記リンクを設定させることにより仮想ボリュームの移動を指示するマネージメント部と
を備える仮想ストレージシステム制御装置。
(付記9) 付記8に記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
更に、前記ネットワークに接続され、前記マネージメント部から得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御部を備えることを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記10) 付記9に記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
前記ストレージデバイス制御部は、前記リンクに基づいてリンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御部によるデータの更新があった場合、該データの更新をリンク先に反映させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記11) 付記8乃至付記10のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
前記ストレージデバイス制御部は、前記マネージメント部から仮想ボリュームの移動における移動元の指示があった場合、前記マネージメント部により設定されるリンクに基づいて移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行い、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を変更することを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記12) 付記8乃至付記11のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
前記ストレージデバイス制御部は、前記マネージメント部から仮想ボリュームの移動における移動先の指示があった場合、他の仮想ストレージクラスタに移動先の仮想ボリュームを割り当て、前記マネージメント部により設定されるリンクに基づいて移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーの終了後に前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリュームの識別子に変更することを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記13) 付記8乃至付記12のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
前記マネージメント部は、移動元の仮想ボリュームが構成されているチャンクのサイズの組み合わせと同じ仮想ボリュームを移動先の仮想ストレージクラスタに割り当てさせ、該仮想ボリュームを構成するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記14) 付記8乃至付記12のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御装置において、
前記マネージメント部は、移動先の仮想ストレージクラスタに、全て同じサイズのチャンクを用いた仮想ボリュームを割り当てさせ、複数の該仮想ボリュームの間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御装置。
(付記15) 複数の仮想ストレージクラスタの制御を行う仮想ストレージシステム制御方法であって、
移動先の仮想ストレージクラスタに仮想ボリュームの割り当てを行い、該仮想ボリュームの情報を生成するストレージデバイス制御ステップと、
前記ストレージデバイス制御ステップにより得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、
前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用いた仮想ボリュームの移動を指示する仮想ボリューム移動指示ステップと
を実行する仮想ストレージシステム制御方法。
(付記16) 付記15に記載の仮想ストレージシステム制御方法において、
更に、前記リンク設定ステップの後、前記仮想ボリュームの情報に基づいて、前記仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップを実行することを特徴とする仮想ストレージシステム制御方法。
(付記17) 付記16に記載の仮想ストレージシステム制御方法において、
更に、リンク元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該仮想ボリュームを持つノードが該データの更新をリンク先に反映させるリンク反映ステップを実行することを特徴とする仮想ストレージシステム制御方法。
(付記18) 付記15乃至付記17のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御方法において、
前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を変更させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御方法。
(付記19) 付記15乃至付記18のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御方法において、
前記仮想ボリューム移動指示ステップは、移動先の仮想ストレージクラスタに移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動元の仮想ボリュームから前記移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーの終了後に前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御方法。
(付記20) 付記15乃至付記19のいずれかに記載の仮想ストレージシステム制御方法において、
移動先の仮想ストレージクラスタには、使用するチャンクのサイズの組み合わせが同じ仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御方法。
本発明に係る仮想ストレージシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る仮想ストレージクラスタの構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るストレージノードにおけるデータアクセスの動作を示すフローチャートである。 本発明に係る仮想ボリューム情報の一例を示す表である。 本発明に係るアクセスノードによるデータアクセスの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るアクセスノードにおける要求変換の一例を示す図である。 本発明に係る仮想ボリューム移動処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る仮想ボリューム情報の別の一例を示す表である。 本発明に係るストレージノード毎の仮想ボリューム情報の別の一例を示す表である。 本発明に係る仮想ストレージシステムにおける仮想ボリューム移動処理前の状態の一例を示すブロック図である。 本発明に係る仮想ストレージシステムにおけるデータコピー中にデータ更新があった状態の一例を示すブロック図である。
符号の説明
10a,10b 仮想ストレージクラスタ、11a,11b,11c,11w,11x,11y,11z ストレージノード、12a,12b,12c,12w,12x,12y,12z ストレージデバイス、20 ネットワーク、21 アクセスノード、22 マネージメントノード、23 コンソールノード。

Claims (4)

  1. 複数の仮想ストレージクラスタの制御をコンピュータに実行させる仮想ストレージシステム制御プログラムであって、
    仮想ストレージクラスタから、該仮想ストレージクラスタ内の仮想ボリューム情報を収集する仮想ボリューム情報収集ステップと、
    前記仮想ボリューム情報収集ステップにより収集された仮想ボリューム情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御する第1のストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御する第2のストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、
    前記仮想ボリューム情報収集ステップにより得られた前記仮想ボリューム情報に基づいて、前記移動元の仮想ボリュームと前記移動先の仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップと、
    前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用いた、前記移動元仮想ボリュームに格納されたデータの前記移動先仮想ボリュームへの移動を指し、前記第1のストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリューム及び前記移動先の仮想ボリュームとは異なる識別子に変更させた後、前記第2のストレージデバイス制御装置に対して、移動先の仮想ストレージクラスタに、移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記変更前の移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させる仮想ボリューム移動指示ステップと、
    前記移動中に、前記移動元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該データの更新を前記移動先の仮想ボリュームに反映させるデータ反映ステップと、
    をコンピュータに実行させる仮想ストレージシステム制御プログラム。
  2. 請求項1に記載の仮想ストレージシステム制御プログラムにおいて、
    移動先の仮想ストレージクラスタは、使用するチャンクのサイズの組み合わせが同じ仮想ボリュームが割り当てられ、前記リンク設定ステップは、移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置の間にリンクを設定させることを特徴とする仮想ストレージシステム制御プログラム。
  3. 複数の仮想ストレージクラスタから成るストレージクラスタ群のボリュームの制御を行う仮想ストレージシステム制御装置であって、
    仮想ストレージクラスタに属し、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスとネットワークに接続され、該仮想ストレージクラスタ中のストレージデバイスに仮想ボリュームの割り当てを行い、前記仮想ストレージクラスタ内に仮想ボリューム情報を生成し、自仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームと他仮想ストレージクラスタ中の仮想ボリュームとの間に前記ネットワークを介したリンクを設定し、該リンクに基づいてデータのコピーを行う複数のストレージデバイス制御部と、
    前記仮想ストレージクラスタ内に生成された前記仮想ボリューム情報に基づいて、前記移動元の仮想ボリュームと前記移動先の仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御部と、
    前記ネットワークに接続され、仮想ストレージクラスタにより得られる前記仮想ボリューム情報に基づいて、複数の仮想ストレージクラスタ中の前記ストレージデバイス制御部に仮想ボリューム間の前記リンクを設定させ、前記移動元の仮想ボリュームに格納されたデータの前記移動先の仮想ボリュームへの移動を指し、前記第1のストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリューム及び前記移動先の仮想ボリュームとは異なる識別子に変更させた後、前記第2のストレージデバイス制御装置に対して、移動先の仮想ストレージクラスタに、移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記変更前の移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させるマネージメント部と、
    前記移動中に、前記移動元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御部によるデータの更新があった場合、該データの更新を前記移動先の仮想ボリュームに反映させるデータ反映部と
    を備える仮想ストレージシステム制御装置。
  4. 複数の仮想ストレージクラスタの制御を行う仮想ストレージシステム制御方法であって、
    移動先の仮想ストレージクラスタに仮想ボリュームの割り当てを行い、前記仮想ストレージクラスタ内に仮想ボリューム情報を生成するストレージデバイス制御ステップと、
    前記ストレージデバイス制御ステップにより得られる前記仮想ボリュームの情報に基づいて、第1の仮想ストレージクラスタにおける移動元の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置と第2の仮想ストレージクラスタにおける移動先の仮想ボリュームを制御するストレージデバイス制御装置との間にネットワークを介したリンクを設定させるリンク設定ステップと、
    前記仮想ストレージクラスタ内に生成された前記仮想ボリューム情報に基づいて、前記移動元の仮想ボリュームと前記移動先の仮想ボリュームへのアクセスを行うアクセス制御ステップと、
    前記第1のストレージデバイス制御装置と前記第2のストレージデバイス制御装置に、前記リンクを用い、前記移動元の仮想ボリュームに格納されたデータの前記移動先の仮想ボリュームへの移動を指し、前記第1のストレージデバイス制御装置に対して、移動元の仮想ボリュームから移動先の仮想ボリュームへのデータのコピーを行わせ、該コピーの終了後に移動元の仮想ボリュームの識別子を前記移動元の仮想ボリューム及び前記移動先の仮想ボリュームとは異なる識別子に変更させた後、前記第2のストレージデバイス制御装置に対して、移動先の仮想ストレージクラスタに、移動先の仮想ボリュームを割り当てさせ、前記移動先の仮想ボリュームの識別子を前記変更前の移動元の仮想ボリュームの識別子に変更させる仮想ボリューム移動指示ステップと、
    前記移動中に、前記移動元の仮想ボリュームに対して前記アクセス制御ステップによるデータの更新があった場合、該データの更新を前記移動先の仮想ボリュームに反映させるデータ反映ステップと
    を実行する仮想ストレージシステム制御方法。
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