JP2004139217A - データベースの移行方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によれば、第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させる方法であって、第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを作成するステップと、前記バックアップされたデータを第2の記憶装置に記憶させるステップと、第1の記憶装置において前記バックアップが作成された後のデータの更新情報を作成するステップと、前記データの更新情報を第2の記憶装置に記憶させるステップとを含む、データベースの移行方法が提供される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータ・システムの移行方法に関し、特に、データベースをその整合性を保ちつつ異なるハードウェア環境に移行させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業内システムや企業間(B2B)、企業−消費者間(B2C)における電子商取引システムの分野等において、データベースが広く用いられている。各企業や団体等は取り扱うデータ量やトランザクションに対応したデータベースシステムを構築する。
【0003】
しかしながら、例えば、消費者向けの販売システムにおいては、顧客数の増加、取り扱い品目の増加、各品目についてのより詳細な情報(各品目の写真情報等)の増加等によるデータ量の増加やトランザクションの増加により、データベースを搭載したハードウェアに必要とされる記憶容量やプロセッサの処理能力が当初想定した範囲を越え、データベースの処理に支障をきたすことがある。
【0004】
このような問題を未然に処理するため、処理能力の不足が事前に予想される場合には、既存のデータベースに格納されているデータそのものについては維持しつつ、データベースシステムのハードウェアをより高性能なものに置き換えるためのシステム移行が必要に応じてなされている。
【0005】
このようなシステム移行の際、すなわち現行のデータベースシステム(旧システム)を置き換え後のデータベースシステム(新システム)に移行する際には、旧システムの更新を禁止し、旧システムに記憶されているデータを磁気テープ等にバックアップし、バックアップされたデータを新システムにリストアし、リストアが完了した後に新システムを稼動させる、という方法が採られる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−125815号公報(〔従来の技術〕の欄)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データベースの整合性を維持するため、旧システムから新システムにデータをコピーしている間、旧システムにおいてデータベースを更新することはできず、従って、この間システムを停止させなければならない。例えば、2TB(テラバイト)程度のデータの移行(バックアップ及びリストア)には20時間以上要することがあり、少なくともこの間システムを停止させる必要がある。また、データ量がより大きくなれば、それに伴ってシステムの停止時間も長くなることが予想される。
【0008】
システムの停止は利用者にとって不便であり、システム移行に伴う停止時間はできるだけ短いことが望ましい。
【0009】
また、業務によってはシステムをそのように長時間停止させることそのものが困難な場合もある。このような場合、深夜や休日等の業務を行わない時間帯において、他のジョブの処理に影響を与えないようにシステム移行を行う必要がある。
【0010】
さらに、システム移行の作業が成功しなかった場合等システム移行の条件が整わなかった場合、移行のためにシステムを再度停止させる必要が生じる場合もある。
【0011】
本発明の目的は、システム移行の際のシステムの停止時間を短縮することである。
【0012】
本発明の他の目的は、システムのエンドユーザに対して、システム移行のためにシステム停止したことを意識させず、不便を感じさせないことである。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、システム管理者に対して、通常の業務停止時間内にシステム移行作業を完了し、他の業務に影響を与えないようにすることである。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、システムの移行作業を行うシステム構築業者(システム・インテグレータ)に対して、システム移行の条件が整わなかった場合の影響を最小にすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させる方法であって、第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを作成するステップと、前記バックアップされたデータを第2の記憶装置に記憶させるステップと、第1の記憶装置において前記バックアップが作成された後のデータの更新情報を作成するステップと、前記データの更新情報を第2の記憶装置に記憶させるステップとを含む、データベースの移行方法が提供される。
【0016】
前記バックアップされたデータを第2の記憶装置に記憶させるステップが、磁気テープを介して第2の記憶装置に記憶させるステップを含むようにしてもよい。
【0017】
前記データの更新情報を第2の記憶装置に記憶させるステップが、ネットワークを介して第2の記憶装置に記憶させるステップを含むようにしてもよい。
【0018】
前記第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを作成するステップが、オンラインバックアップを作成するステップを含むようにしてもよい。
【0019】
前記データの更新情報を作成するステップが、最後の更新情報を確定させるステップを含み、該最後の更新情報を確定させる前にデータの更新を禁止するようにしてもよい。
【0020】
前記データの更新を禁止するまではデータの更新を可能とし、それによってシステムの移行のための停止時間を短くするようにしてもよい。
【0021】
前記データの更新情報を作成するステップが、定期的に更新情報を作成するステップを含むようにしてもよい。
【0022】
さらに、第1のシステムから第2のシステムにデータベースを切り替えて第2のシステムの運用を開始するステップを含むようにしてもよい。
【0023】
本発明の他の態様によれば、第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させる装置であって、第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを第2の記憶装置に転送するための記憶媒体と、第1の記憶装置において作成された更新情報を第2の記憶装置に転送するための伝送媒体とを含む、データベースを移行させる装置が提供される。
【0024】
本発明のさらに他の態様によれば、第1のデータベースシステムに基づき、第2のデータベースシステムを製造する方法であって、第1のデータベースシステムに記憶されたデータを第2のデータベースシステムにコピーするステップと、第1のデータベースシステムに記憶された更新情報を第2のデータベースシステムにコピーするステップとを含む、データベースを製造する方法が提供される。
【0025】
本発明のさらに他の態様によれば、第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させるためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを第2の記憶装置に転送するコンピュータ実行ステップと、第1の記憶装置において作成された更新情報を第2の記憶装置に転送するコンピュータ実行ステップとを含む、コンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明は、以下の図面を参照してよりよく理解することができる。図面の要素は、必ずしも一定の比率で縮小されておらず、本発明の原理を明確に例示することに重きがおかれている。さらに、各図面を通して同じ参照番号は対応する部分を示している。
【0027】
第1の実施例
図1に本発明が適用される、システム移行前の旧データベースシステム(以下、旧システムともいう)100の構成を示す。旧データベースシステム100は、データベース・サーバ102と、データベース・サーバ102に接続されたデータベース記憶装置104と、データベース・サーバ102に接続されたバックアップ記憶装置106と、バックアップ管理サーバ108と、データベース・サーバ102とバックアップ管理サーバ108を接続する回線110とを含む。
【0028】
データベース・サーバ102は、データベース・ソフトウェア(図示せず)によりクライアント(図示せず)からの要求に応じてデータベース記憶装置104に記憶されたデータについて検索、更新等の処理を行い、その結果をクライアントに送信すると共に必要に応じてデータベース記憶装置104に記憶させる。データベース・サーバ102は、サーバ、メインフレーム、パーソナル・コンピュータのいずれでも良い。データベース・ソフトウェアは、アーカイブログ機能を有し、例えばオラクル・コーポレーションのOracle 8iが用いられる。
【0029】
データベース記憶装置104は、データベース・ソフトウェア、データ及びデータベース制御情報を記憶する。データベース記憶装置104は、磁気ディスク装置、光磁気記憶装置、光記憶装置、テープ記憶装置のいずれでも良く、好ましくは磁気ディスク装置である。
【0030】
バックアップ記憶装置106は、システム移行のために用いられ、データベース記憶装置104に記憶された情報のコピーを記憶する。バックアップ記憶装置106は、磁気ディスク装置、光磁気記憶装置、光記憶装置、テープ記憶装置のいずれでも良く、好ましくは磁気テープ装置である。バックアップ記憶装置106はシステム移行のために用いられ、通常の稼動時にはなくてもよい。
【0031】
バックアップ管理サーバ108は、バックアップ管理ソフトウェア(図示せず)によりデータベースのバックアップのための操作をデータベース・サーバ102及びデータベース記憶装置104に対して行う。バックアップ管理サーバ108は、サーバ、メインフレーム、パーソナル・コンピュータのいずれでも良い。バックアップ管理ソフトウェアには、例えばヒューレット・パッカード・カンパニーのOmniback IIが用いられる。バックアップ管理サーバ108はシステム移行のために用いられ、通常の稼動時にはなくてもよい。また、データベース・サーバ102に搭載されたオペレーティングシステム(OS)のバックアップ機能を利用する場合、バックアップ管理サーバ108はなくてもよい。
【0032】
回線110は、データベース・サーバ102とバックアップ管理サーバ108を電気的に接続する。回線110は、LAN、WAN、インターネット、ピア・ツー・ピアLANでもよい。
【0033】
図2に本発明が適用される、システム移行後の新データベースシステム(以下、新システムともいう)200の構成を示す。新データベースシステム200は、データベース・サーバ202と、データベース・サーバ202に接続されたデータベース記憶装置204と、データベース・サーバ202に接続されたバックアップ記憶装置206と、バックアップ管理サーバ208と、データベース・サーバ202とバックアップ管理サーバ208を接続する回線210とを含む。
【0034】
データベース・サーバ202、データベース記憶装置204は、それぞれ図1のデータベース・サーバ102、データベース記憶装置104を置き換えたものであり、データベース・サーバ102、データベース記憶装置104よりも高性能・大容量であることが望ましい。データベース・ソフトウェアのバージョンは、システム移行の前後で原則として同じである必要がある。しかしながら、データベース・ソフトウェアの機能に応じて、可能であれば新しいバージョンにアップグレードされることが望ましい。
【0035】
バックアップ記憶装置206、バックアップ管理サーバ208及び回線210は、図1と同様であり、それぞれバックアップ記憶装置106、バックアップ管理サーバ108及び回線110と同一のものであっても良い。バックアップ記憶装置206、バックアップ管理サーバ208及び回線210は、システム移行のために用いられ、通常の稼動時にはなくてもよい。
【0036】
図3は、本発明による、スタンバイデータベース機能を利用して旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を示すフローチャートである。また、図4はスタンバイデータベース機能を利用して旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を示す概略図である。以下、図1乃至図4を用いて旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を説明する。
【0037】
図3においてステップ310で本発明による移行方法を開始し、ステップ312で移行のための事前準備を行う。移行のための準備には例えば、スタンバイデータベース用の管理ファイルの作成(図4の412参照)、新システムでの論理ボリューム設定等がある。ここでスタンバイデータベースとは、バックアップのために用いられるデータベースシステム(システム移行前においては新データベースシステム200)をいい、通常業務のために運用されているデータベースであるプライマリデータベース(システム移行前においては旧データベースシステム100)と相対する概念である。
【0038】
次にステップ314で旧システムでのデータファイルのオフライン・バックアップ(通常業務停止中におけるバックアップ)を行う。オフライン・バックアップは、バックアップ管理サーバ108がデータベース記憶装置104に記憶されているバックアップすべきデータをバックアップ記憶装置106に格納された磁気テープに複製することにより行う(図4の414参照)。このオフライン・バックアップはシステム移行時のみならず通常のシステム運用時にも障害対策の観点から定期的(日次、週次、月次等)に行うのが望ましい。また、スタンバイデータベース用の管理ファイルについてもバックアップをする。
【0039】
ステップ314で旧システムでのデータファイルのオフライン・バックアップを行った後、ステップ316で旧システムでのオフライン・バックアップを新システムにリストアする。オフライン・バックアップの新システムへのリストアは、ステップ314でバックアップデータが記憶された磁気テープから新データベースシステムのデータベース記憶装置204にデータを複製することにより行う(図4の416参照)。より詳細には、バックアップデータが記憶された磁気テープをバックアップ記憶装置206に格納し、バックアップ管理サーバ208がリストアの設定を行い、バックアップデータをデータベース記憶装置204にリストアする。その際、ステップ314で作成されたスタンバイデータベース用の管理ファイルもリストアする。
【0040】
ステップ316で旧システムでのオフライン・バックアップを新システムにリストアした後、ステップ318で新データベースシステムをスタンバイ・データベースとして起動させる(図4の418参照)。
【0041】
ステップ318で新データベースシステムをスタンバイ・データベースとして起動させた後、ステップ320で、旧システムで生成された、アーカイブログを新システムへ転送する。アーカイブログは前回のバックアップ後になされたデータベースの更新情報(更新日時及び更新内容)を含み、バックアップされたデータにアーカイブログを適用(ロールフォワード)することによりデータベースを復元することができる。なお、アーカイブログはジャーナルログともいう。
【0042】
オフライン・バックアップ(ステップ314)を行った日から実際にシステムを移行する日まで日数(例えば7〜10日間程度)があり、その間旧データベースシステムを通常業務のために運用し続ける場合(図4の419参照)、通常業務のための運用に支障を与えないように複数回に分けてアーカイブログを新システムに転送することが望ましい(図4の420参照)。アーカイブログは、定期的に(1日毎、1時間毎等)又は不定期に(一定の記憶容量に達した毎等)転送してよい。また、アーカイブログは、磁気テープを介して転送してもよく、ネットワーク経由で転送してもよい。
【0043】
ステップ320で新データベースシステムに転送されたアーカイブログは、ステップ322でスタンバイ・データベースに適用される。アーカイブログのスタンバイ・データベースへの適用は、アーカイブログが転送される都度行ってもよく、一時にまとめて行ってもよい(図4の422参照)。システム移行前においては新データベースシステムは通常業務に使用されていないため、ステップ320におけるアーカイブログの転送の場合と異なり随時アーカイブログの適用を行ってよいことに注意されたい。
【0044】
ステップ322でアーカイブログがスタンバイ・データベースに適用された後、ステップ324で旧システムの最後のアーカイブログを確定させる(図4の424参照)。最後のアーカイブログを確定させた後にデータベースの更新がされるのを防止するため、事前に通常業務を停止することが望ましい(図4の423参照)。最後のアーカイブログを新システムに転送し(図4の425参照)、新システムにおいて適用した(図4の427参照)後、旧システムのデータベースを停止する。
【0045】
ステップ324で旧システムの最後のアーカイブログを確定させた後、ステップ326で必要に応じて旧システムのファイルシステム部分(各種シェルスクリプト、アプリケーションログファイル等)のバックアップを行う。リストア時間を短縮するため複数のサーバを用いてバックアップすることが望ましい。
【0046】
ステップ326で旧システムのファイルシステム部分のバックアップを行った後、ステップ328で新システムでスタンバイ・データベースをプライマリ・データベースとして起動する。新システムにおいて全てのアーカイブログの適用が完了したことを確認し(データベースが有効化された後はアーカイブログの適用ができなくなることに注意されたい)、新システムのデータベースを有効化(activate)させる(図4の428参照)。
【0047】
また、新システムのデータベースを有効化した後に、データベースを一旦停止させ、再度起動して、正常に起動されることを確認しておくことが望ましい。
【0048】
ステップ328で新システムでスタンバイ・データベースをプライマリ・データベースとして起動した後、ステップ330でファイルシステム部分をリストアする。ステップ326において複数のサーバを用いてバックアップした場合、当該複数のサーバにより並行してリストアし、リストアに要する時間を短縮することができる。
【0049】
ステップ330でファイルシステム部分をリストアした後、ステップ332で必要に応じて新システムでのデータベースの起動確認および設定変更を行う(図4の432参照)。また、システム切り替えの判断材料となるアプリケーションレベルでの動作確認もしておくことが望ましい。
【0050】
ステップ332で必要に応じて新システムでのデータベースの起動確認および設定変更を行った後、ステップ334において新システムへの切り替えの判断を行う(図4の434参照)。また、新システムへの切り替えを実施した場合、切り替え後のシステムに問題がないかを監視する。
【0051】
ステップ334で新システムへの切り替えする旨の判断を行った場合(図4の436参照)、新システムへの切り替えを行い、新システムを用いた通常業務の再開に備える。また、切り替え後のシステムに問題がないかを監視する。
【0052】
一方、ステップ334で新システムへの切り替えしない旨の判断を行った場合(図4の437参照)、旧システムを起動し、旧システムを用いた通常業務の再開に備える(図4の439参照)。
【0053】
第2の実施例
図5及び図6に、オンラインバックアップデータを利用して旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を示す他の実施例を示す。
【0054】
本実施例においては、旧データベースシステム100及び新データベースシステム200の構成は、それぞれ図1及び図2に示されるものと同様である。
【0055】
図5は、本発明による、オンラインバックアップデータを利用して旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を示すフローチャートである。また、図6はオンラインバックアップデータを利用して旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を示す概略図である。
【0056】
以下、図1、図2、図5及び図6を用いて旧データベースシステム100から新データベースシステム200に移行する方法を説明する。
【0057】
図5においてステップ510で本発明による移行方法を開始し、ステップ512で移行のための事前準備を行う。移行のための準備には例えば、新システムでの論理ボリューム設定等がある。データベースの管理ファイルとして、スタンバイデータベース用制御ファイルを新たに作成せずに既存のバックアップ管理ファイルを利用する(データベース管理ファイルが存在しないデータベースを用いる場合にはこの限りでない)。本実施例においては、旧システムと新システムとは第1の実施例に示すようなプライマリデータベースとスタンバイデータベースの関係ではなく、互いに独立したデータベースとして動作する。
【0058】
次にステップ514で旧システムでのデータファイルのオンライン・バックアップ(通常業務を停止させないで行うバックアップ)を作成する。オンライン・バックアップは、データベース・サーバ102がデータファイルのバックアップを定期的に又は不定期にデータベース記憶装置104又はバックアップ用の異なる記憶装置に記憶することにより行う。また、必要に応じて管理ファイルについてもデータファイルと同じタイムスタンプでバックアップ管理ファイルが作成される(図6の612参照)。データベースが更新されてもオンライン・バックアップは一定時間更新されないので、通常業務を停止することなくバックアップデータファイル及びバックアップ管理ファイルを磁気テープに複製することができる。
【0059】
ステップ514で旧システムでのデータファイルのオンライン・バックアップを作成した後、ステップ516で旧システムでのオンライン・バックアップを新システムにリストアする。オンライン・バックアップの新システムへのリストアは、ステップ514でバックアップデータが記憶された磁気テープから新データベースシステムのデータベース記憶装置204にデータを複製することにより行う(図6の616参照)。より詳細には、バックアップデータが記憶された磁気テープをバックアップ記憶装置206に格納し、バックアップ管理サーバ208がリストアの設定を行い、バックアップデータをデータベース記憶装置204にリストアする。
【0060】
ステップ516で旧システムでのオンライン・バックアップを新システムにリストアした後、ステップ517で、必要に応じて旧システムでバックアップした(ステップ514参照)バックアップ管理ファイルを新システムにリストアする。
【0061】
ステップ517で必要に応じてバックアップ管理ファイルを新システムにリストアした後、ステップ518で新システムのデータベースをロールフォワード可能なモード(例えば、Oracle 8iにおけるマウントモード)で起動させる(図6の618参照)。
【0062】
ステップ518で新システムのデータベースをロールフォワード可能なモードで起動させた後、ステップ520で、旧システムで生成されたアーカイブログを新システムへ転送する。アーカイブログは前回のバックアップ後になされたデータベースの更新情報(更新日時及び更新内容)を含み、バックアップされたデータにアーカイブログを適用(ロールフォワード)することによりデータベースを復元することができる。なお、アーカイブログはジャーナルログともいう。
【0063】
オンライン・バックアップ(ステップ514)を行った日から実際にシステムを移行する日まで日数(例えば7〜10日間程度)があり、その間旧データベースシステムを通常業務のために運用し続ける場合(図6の619参照)、通常業務のための運用に支障を与えないように複数回に分けてアーカイブログを新システムに転送することが望ましい(図6の620参照)。アーカイブログは、定期的に(例えば1日毎、1時間毎)又は不定期に(例えば一定の記憶容量に達した毎)転送してよい。また、アーカイブログは、磁気テープを介して転送してもよく、ネットワーク経由で転送してもよい。
【0064】
ステップ520で新データベースシステムに転送されたアーカイブログは、ステップ522で新データベースに適用される。アーカイブログの新データベースへの適用は、アーカイブログが転送される都度行ってもよく、一時にまとめて行ってもよい(図6の622参照)。システム移行前においては新データベースシステムは通常業務に使用されていないため、ステップ520におけるアーカイブログの転送の場合と異なり随時アーカイブログの適用を行ってよいことに注意されたい。
【0065】
ステップ522でアーカイブログが新システムのデータベースに適用された後、ステップ524で旧システムの最後のアーカイブログを確定させる(図6の624参照)。最後のアーカイブログを確定させた後にデータベースの更新がされるのを防止するため、事前に通常業務を停止することが望ましい(図6の623参照)。最後のアーカイブログを新システムに転送し(図6の625参照)、新システムにおいて適用した(図6の627参照)後、旧システムのデータベースを停止する。
【0066】
ステップ524で旧システムの最後のアーカイブログを確定させた後、ステップ526で必要に応じて旧システムのファイルシステム部分(各種シェルスクリプト、アプリケーションログファイル等)のバックアップを行う。リストア時間を短縮するため複数のサーバを用いてバックアップすることが望ましい。
【0067】
ステップ526で旧システムのファイルシステム部分のバックアップを行った後、ステップ528で新システムでデータベースを通常運用モードで起動(例えば、Oracle 8iにおけるオープン)する(図6の628参照)。ここで新システムにおいて全てのアーカイブログの適用が完了したことを確認する。
【0068】
また、新システムのデータベースを通常運用モードで起動した後に、データベースを一旦停止させ、再度起動して、正常に起動されることを確認しておくことが望ましい。
【0069】
ステップ528で新システムでデータベースを通常運用モードで起動した後、ステップ530でファイルシステム部分をリストアする。ステップ526において複数のサーバを用いてバックアップした場合、当該複数のサーバにより並行してリストアし、リストアに要する時間を短縮することができる。
【0070】
ステップ530でファイルシステム部分をリストアした後、ステップ532で必要に応じて新システムでのデータベースの起動確認および設定変更を行う(図6の632参照)。また、システム切り替えの判断材料となるアプリケーションレベルでの動作確認もしておくことが望ましい。
【0071】
ステップ532で必要に応じて新システムでのデータベースの起動確認および設定変更を行った後、ステップ534において新システムへの切り替えの判断を行う(図6の634参照)。また、新システムへの切り替えを実施した場合、切り替え後のシステムに問題がないかを監視する。
【0072】
ステップ534で新システムへの切り替えする旨の判断を行った場合(図6の636参照)、新システムへの切り替えを行い、新システムを用いた通常業務の再開に備える。また、切り替え後のシステムに問題がないかを監視する。
【0073】
一方、ステップ534で新システムへの切り替えしない旨の判断を行った場合(図6の637参照)、旧システムを起動し、旧システムを用いた通常業務の再開に備える(図6の639参照)。
【0074】
なお、第2の実施例においてオンラインバックアップを利用せずにオフラインバックアップを利用してもよい。
【0075】
本発明は、いずれの実施例においてもハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合わせで実現することができる。また、本発明は、コンピュータ・システム上でこれらの方法を実行することができるコンピュータ・プログラム・プロダクトに組み込むこともできる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、システム移行の際のシステムの停止時間を短縮することができる。
【0077】
本発明によれば、システムのエンドユーザに対して、システム移行のためにシステム停止したことを意識させず、不便を感じさせないことができる。
【0078】
本発明によれば、システム管理者に対して、通常の業務停止時間内にシステム移行作業を完了し、他の業務に影響を与えないようにすることができる。
【0079】
本発明によれば、システムの移行作業を行うシステム構築業者(システム・インテグレータ)に対して、システム移行の条件が整わなかった場合の影響を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される、システム移行前の旧データベースシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される、システム移行後の新データベースシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による、スタンバイデータベース機能を利用して旧データベースシステムから新データベースシステムに移行する方法を示すフローチャートである。
【図4】スタンバイデータベース機能を利用して旧データベースシステムから新データベースシステムに移行する方法を示す概略図である。
【図5】本発明による、オンラインバックアップデータを利用して旧データベースシステムから新データベースシステムに移行する方法を示すフローチャートである。
【図6】オンラインバックアップデータを利用して旧データベースシステムから新データベースシステムに移行する方法を示す概略図である。
【符号の説明】
100 旧データベースシステム
102、202 データベース・サーバ
104、204 データベース記憶装置
106、206 バックアップ記憶装置
108、208 バックアップ管理サーバ
110、210 回線
200 新データベースシステム
Claims (11)
- 第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させる方法であって、
第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを作成するステップと、
前記バックアップされたデータを第2の記憶装置に記憶させるステップと、
第1の記憶装置において前記バックアップが作成された後のデータの更新情報を作成するステップと、
前記データの更新情報を第2の記憶装置に記憶させるステップと
を含む、データベースの移行方法。 - 前記バックアップされたデータを第2の記憶装置に記憶させるステップが、磁気テープを介して第2の記憶装置に記憶させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記データの更新情報を第2の記憶装置に記憶させるステップが、ネットワークを介して第2の記憶装置に記憶させるステップを含む、請求項2に記載の方法。
- 前記第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを作成するステップが、オンラインバックアップを作成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記データの更新情報を作成するステップが、最後の更新情報を確定させるステップを含み、該最後の更新情報を確定させる前にデータの更新を禁止する、請求項1に記載の方法。
- 前記データの更新を禁止するまではデータの更新を可能とし、それによってシステムの移行のための停止時間を短くする、請求項5に記載の方法。
- 前記データの更新情報を作成するステップが、定期的に更新情報を作成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、第1のシステムから第2のシステムにデータベースを切り替えて第2のシステムの運用を開始するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させる装置であって、
第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを第2の記憶装置に転送するための記憶媒体と、
第1の記憶装置において作成された更新情報を第2の記憶装置に転送するための伝送媒体と
を含む、データベースを移行させる装置。 - 第1のデータベースシステムに基づき、第2のデータベースシステムを製造する方法であって、
第1のデータベースシステムに記憶されたデータを第2のデータベースシステムにコピーするステップと、
第1のデータベースシステムに記憶された更新情報を第2のデータベースシステムにコピーするステップと
を含む、データベースを製造する方法。 - 第1の記憶装置を有する第1のシステムから、第2の記憶装置を有する第2のシステムにデータベースを移行させるためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、
第1の記憶装置に記憶されたデータのバックアップを第2の記憶装置に転送するコンピュータ実行ステップと、
第1の記憶装置において作成された更新情報を第2の記憶装置に転送するコンピュータ実行ステップと
を含む、コンピュータ・プログラム・プロダクト。
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