JP2015026214A - システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015026214A
JP2015026214A JP2013154960A JP2013154960A JP2015026214A JP 2015026214 A JP2015026214 A JP 2015026214A JP 2013154960 A JP2013154960 A JP 2013154960A JP 2013154960 A JP2013154960 A JP 2013154960A JP 2015026214 A JP2015026214 A JP 2015026214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
date
export
information
data
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013154960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6230317B2 (ja
Inventor
真也 曽我
Masaya Soga
真也 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013154960A priority Critical patent/JP6230317B2/ja
Priority to US14/332,846 priority patent/US9965473B2/en
Publication of JP2015026214A publication Critical patent/JP2015026214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6230317B2 publication Critical patent/JP6230317B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/21Design, administration or maintenance of databases
    • G06F16/214Database migration support

Abstract

【課題】移行元の情報処理装置から異なる情報処理装置にデータを移行中に、移行元の情報処理装置で作成・更新した文書を移行する処理に要する時間を削減する。
【解決手段】第一の情報処理装置が保持するデータを第二の情報処理装置へ移行可能なシステムであって、前記第一の情報処理装置は、保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段と、前記エクスポート手段によりエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録手段とを有し、前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記保持手段にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に装置間のデータ移行の技術に関する。
データベースを用いた文書管理システムにおいて、データベースが使用する格納用ディスクの容量は運用に合わせて増大していく。また、文書管理システムを新しい別の文書管理システムに切り替える場合、旧文書管理システムのデータベースに格納されているデータを、新しい文書管理システムのデータベースへ移行する必要がある。しかしながら、旧文書管理システムのデータベースに格納されているデータ量が多いほど、データ移行の時間がかかる。移行時間が長くなると、その間、文書管理システムを使用することができず、業務に支障をきたす可能性がある。
従来、移行元と移行先の間のデータに対する差分情報を作成して、移行する方法が提案されている(特許文献1等参照)。特許文献1では、移行先である新しい文書管理システムへのデータの移行期間中に、ユーザは移行元である旧文書管理システムを利用する。そして、初回の移行完了後、2回目の移行として、初回の移行期間中に旧文書管理システムに登録されたデータの移行を行う。この時、移行元に登録されているデータと移行先に登録されているデータとの差分を取ることにより作成された差分情報を用いて、2回目の移行時に移行すべき対象を絞り込む。これにより、初回の移行期間中に旧文書管理システムで登録したデータを対象とした2回目の移行時において移行時間を短縮している。
特開2011−134269号公報
特許文献1では移行元環境と移行先環境の両方の情報を取得して差分情報を作成する必要がある。そのため、それぞれの情報を取得する手間がかかり、また、移行先環境への移行が完了していない時点では移行先環境の情報が取得できず、差分情報を作成することができないといった問題がある。また、それぞれの文書管理システムから取得すべきデータの量が多い場合には、情報を取得する処理と、それらの情報から差分情報を作成する処理に時間がかかってしまい、その結果、移行時間が長くなってしまうという問題がある。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、第一の情報処理装置が保持するデータを第二の情報処理装置へ移行可能なシステムであって、前記第一の情報処理装置は、保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段と、前記エクスポート手段によりエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録手段とを有し、前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記保持手段にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートする。
本発明により、装置間のデータ移行において移行に要する時間を削減し、利便性を向上させることができる。
システム全体の機器構成を表すブロック図。 文書管理サーバに関する機能構成を表す図。 文書管理サーバのフォルダ・文書管理の概念を表す図。 文書管理サーバの文書管理におけるデータ構造の例を表す図。 文書管理サーバの文書プロパティ管理におけるデータ構造の例を表す図。 第一の実施形態に係る旧文書管理サーバによるエクスポート処理を表す図。 第一の実施形態に係るエクスポートデータのデータ構造の例を表す図。 第一の実施形態に係る文書管理サーバによるインポート処理手順を表す図。 第一の実施形態に係る旧文書管理サーバによる差分エクスポート処理を表す図。 第一の実施形態に係る旧文書管理サーバの操作履歴の例を表す図。 第一の実施形態に係る文書管理サーバによる差分インポート処理を表す図。 第二の実施形態に係る旧文書管理サーバによるエクスポート処理を表す図。 第三の実施形態に係る旧文書管理サーバによるエクスポート処理を表す図。 第三の実施形態に係る文書管理サーバによるインポート処理を表す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<第一の実施形態>
以下に本発明の第一の実施形態について説明する。
[文書管理サーバを含む全体構成]
本実施形態の文書管理サーバを含むシステム全体の構成図について、図1のブロック図を参照して説明する。本実施形態に係るシステムは、文書管理サーバ101、クライアント装置102、旧文書管理サーバ103、およびネットワーク104を含む。
文書管理サーバ101は、文書を管理する機能を備えた情報処理装置であり、クライアント装置102からの要求に応じて、管理している文書情報やファイルを提供する。本実施形態では、旧文書管理サーバ103(第一の情報処理装置)から文書管理サーバ101(第二の情報処理装置)へ、データを移行する際の処理について説明する。すなわち、文書管理サーバ101はデータ移行における移行先となる。また、本実施形態では、扱うデータとして文書データを例に挙げて説明しているが、例えば、図面(画像)データや音声データなどを対象としても構わない。クライアント装置102は、文書管理サーバ101や旧文書管理サーバ103に保持された文書情報の表示やこれらに対する操作を行うための端末として機能する。なお、クライアント装置102は、ネットワーク104内において特に一つに限定されるものではなく、複数存在することも可能であり、また能力や構成が異なる機器で構成されていても良い。
旧文書管理サーバ103は、文書管理サーバ101と同様に文書を管理する機能を備えるが、管理体系が文書管理サーバ101とは異なる。本実施形態では、旧文書管理サーバ103は、文書管理サーバ101への文書データの移行元となる。
ネットワーク104は、文書管理サーバ101、クライアント装置102、および旧文書管理サーバ103が、互いに双方向通信を行うことが可能とするためのネットワークである。ネットワーク104は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワーク)、インターネットなどの形で実現され、有線無線は問わない。
[文書管理サーバの構成]
文書管理サーバ101は、サーバ用パーソナルコンピュータであり、CPUやRAM、ROM、HDD、ネットワークインターフェースカード(以降、NICと略す)等のハードウェアにより構成される。また、文書管理サーバ101は、外部もしくは内包したディスプレイ、キーボード、およびマウス等の操作部と接続され、これらを用いてユーザとの入出力を行う。本実施形態では、文書管理サーバ101と旧文書管理サーバ103とは同じハードウェア構成、機能構成であるものとして説明する。
文書管理サーバ101と旧文書管理サーバ103の機能構成について、図2を参照して説明する。図2に示す各部は、記憶部であるHDD等からRAMに読み出され、CPUにより実行されることで実現される。
文書情報管理部201は、文書情報(フォルダ、ファイル情報)の入出力処理を行う。また、文書情報管理部201は、文書情報をRAMやHDDなどの記憶領域に格納する。プロパティ情報管理部202は、文書のプロパティ情報の入出力を行う。また、プロパティ情報管理部202は、記憶領域にプロパティ情報を格納する。文書操作処理制御部203は、クライアント装置102からリクエストされた文書・フォルダ操作に関する処理の制御を行う。文書操作処理制御部203は、主に文書情報管理部201とプロパティ情報管理部202を介して各種情報を取得し、処理を行う。
表示内容生成部204は、文書操作処理制御部203による処理結果に対する表示内容を生成する処理を行う。リクエスト処理制御部205は、クライアント装置102からのリクエストをネットワーク通信部206を介して受信し、全てのリクエストに対する処理の制御を行う。リクエスト処理制御部205は、受信したリクエストの内容に応じて文書操作処理制御部203に処理を依頼する。
ネットワーク通信部206は、クライアント装置102から受信したリクエストをリクエスト処理制御部205に通知し、そのリクエストに応じて実行された処理結果をそれぞれの処理要求元に返信する。ネットワーク通信部206は、文書管理サーバ101のNICにより実現され、ネットワーク104と接続される。
文書移行処理制御部207は、文書移行処理の制御を行う。文書移行処理制御部207は、リクエスト処理制御部205を介して文書操作処理制御部203を使用する。文書移行処理制御部207は、移行を行った日時や移行を行った対象の範囲の情報を、移行情報として移行情報管理部208を介して管理する。入出力制御部209は、移行を行う際のUI(User Interface)の表示や、そのUIを介して操作されたユーザからの操作入力を受け付けて文書移行処理制御部207に通知を行う。本実施形態における文書管理サーバ101および旧文書管理サーバ103として、データの移行元と移行先が同じ環境にある例を記載したが、これに限定するものではなく、別々の環境に配置されて構成されていても構わない。すなわち、文書情報やプロパティ情報を格納しているデータベースの形式や、表示内容生成部204により生成する表示内容が、データの移行元と移行先で異なっていても構わない。
[クライアント装置の構成]
クライアント装置102は、パーソナルコンピュータであり、本実施形態では、CPUやRAM、ROM、HDD、ネットワークインターフェースカード(以降、NICと略す)等のハードウェアにより構成される。クライアント装置102は、ネットワーク104を介して文書管理サーバ101もしくは旧文書管理サーバ103と通信し、格納されている文書情報へのアクセスを行うための端末としての役割を担う。例えば、クライアント装置102は、文書管理サーバ101または旧文書管理サーバ103から提供されたデータを表示したり、取得したファイルを任意の場所に保存したり、取得したファイルを閲覧したり編集したりする機能を有する。
[文書管理構造]
図3は、文書管理サーバ101と旧文書管理サーバ103上で管理されるデータの論理的な構造を表した模式図である。なお、本実施形態において、文書管理サーバ101と旧文書管理サーバ103ではデータベースの管理体系は異なるが、論理的なフォルダ階層構造はできる限り同様の状態となるようにデータ移行するものとする。
文書情報は、文書を格納するフォルダ301と、フォルダ301内に配置されたファイル302〜304によって構成される。また、ここではフォルダ301の配下に更にフォルダ308が格納されている例を示す。ファイル302〜304にはそれぞれプロパティ305〜307が関連付けられている。例えば、ファイル302は、プロパティ305と関連付いている。フォルダ301は、論理的な階層構造を構成するための要素であり、フォルダ308のようにフォルダを複数の階層で構成することもできる。各プロパティは、ファイル単位に対応して保持する1または複数のプロパティ値を表す。
[データ形式および構成]
(文書情報)
次に、図4を用いて、図3で示した文書の論理的な構成を実現するためのデータ構造を説明する。図4は、文書管理サーバ101が取り扱う各文書を管理する際のデータ構造を示す。なお、以下に示す情報は、本実施形態にて用いられる最低限の項目を表しており、他の項目を必要に応じて追加してもよい。
図4において、各文書に対する文書情報は、文書ID401、文書名称402、ファイル形式403、および格納場所404により構成される。図4に示す情報は、文書情報管理部201により文書情報として管理される。文書ID401は、各レコードである文書情報それぞれを一意に表すため情報である。文書名称402は、文書ID401が表す文書の表示上の名称を表すための情報である。ファイル形式403は、文書ID401が表す文書の拡張子を表す情報である。格納場所404は、文書ID401が表す文書が登録されている保管先のフォルダを表す情報である。文書情報405〜407は、具体的な文書情報の各レコードを表しており、ここでは、それぞれ図3のファイル302〜304に対応する。
(プロパティ情報)
図5は、各文書のプロパティ情報を表しており、プロパティ情報は、文書ID501、プロパティ名称502、およびプロパティ値503により構成される。図5に示す情報は、プロパティ情報管理部202によりプロパティ情報として管理される。
文書ID501は、図4に示す文書情報の文書ID401と対応している。プロパティ名称502は、文書ID501で特定される文書に対して関連付けられている各プロパティのプロパティ名称を表している。プロパティ値503は、プロパティ名称502が示す各プロパティに対する具体的な値を示す。図5に示すプロパティ情報504〜518は、具体的なプロパティ情報の各レコードを表している。
[移行処理]
旧文書管理サーバ103に格納されている文書を文書管理サーバ101に対して移動(すなわち、データ移行)する文書移行処理手順について、図6〜図11を参照して説明する。
図6、9は、文書移行処理におけるデータのエクスポート処理について示している。また、図8、11は、本文書移行処理におけるデータのインポート処理について示している。図6、9のフローで旧文書管理サーバ103からエクスポートしたデータを、図8、11のフローで文書管理サーバ101にインポートを行うことでデータ移行が実現される。本実施形態では、「エクスポート日時」の情報に基づいて、エクスポートするデータを特定し、全てのデータを対象として移行を行うか、一度移行を実施した後に更新されたデータを対象として移行を行うか、を切り替える点を特徴とする。ここでの「エクスポート日時」の情報とは、エクスポートを実行した際に記録される日時情報を指し、移行情報として管理される。「エクスポート日時」の詳細は後述する。
(旧文書管理サーバによるエクスポート処理)
旧文書管理サーバ103に格納されているデータをエクスポートする処理手順について、図6を参照して説明する。本処理は、旧文書管理サーバ103のCPUが記憶部に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行されることにより実現されるものとする。
S101において、旧文書管理サーバ103の文書移行処理制御部207は、リクエスト処理制御部205に依頼して、指示されたフォルダの下位に存在するフォルダの一覧を取得し、その一覧に含まれるフォルダをエクスポート対象として登録する。
S102において、文書移行処理制御部207は、既にエクスポート処理を実行したことを示す「エクスポート日時」が記録されているか否かを、移行情報管理部208を介して確認する。「エクスポート日時」が記録されていない場合(S102にてNO)、S103にて文書移行処理制御部207は、エクスポート対象のフォルダの中から一つの未処理のフォルダ情報を取得する。例えば図3に示すフォルダ301の情報を取得する。
S104において、文書移行処理制御部207は、エクスポート対象のフォルダとしてS103にてフォルダ情報を取得できたか否かを確認する。エクスポート対象のフォルダを取得できた場合(S104にてYES)、S105において文書移行処理制御部207は、そのフォルダに含まれる文書情報一覧を取得する。例えば、図3のフォルダ301がエクスポート対象のフォルダであった場合、図4に示す文書情報405〜407が一覧として取得される。
S106において、文書移行処理制御部207は、文書情報一覧に基づき、エクスポート対象の文書が存在するか否かを確認する。対象の文書が存在する場合(S106にてYES)、S107において文書移行処理制御部207は、文書情報管理部201を介して取得した文書情報と文書の実データをエクスポートする。図7はエクスポートされる文書情報に対応するエクスポートデータの構成例を示す図である。本例において、エクスポートデータはXML(Extensible Markup Language)形式のデータを例に挙げているが、構造化を表すことが可能な形式であればXMLに限らない。
エクスポートデータ601は、移行元である旧文書管理サーバ103の情報を表すサーバ情報602およびエクスポートしたフォルダと文書とプロパティの情報を表す文書情報603を含む。文書情報603は、文書の実データをどこのパス(格納先)に出力したかの情報も含む。文書管理サーバ101は、インポートする際に、エクスポートデータ601と文書の実データを使用する。
S107にてエクスポートが完了した後、もしくはS106にてエクスポート対象の文書が存在しなかった場合、S103に戻り、文書移行処理制御部207は、次の未処理のフォルダ情報を取得する。例えばフォルダ308などが該当する。その後、文書移行処理制御部207は、取得したフォルダ情報に対してS104〜S107を繰り返して実行し、未処理のフォルダ情報が取得できなくなった時点で(S104にてNO)、S108へ進む。
S108において、文書移行処理制御部207は、エクスポート完了時に移行情報管理部208を介して「エクスポート日時」を記録し、データベースに保存する。「エクスポート日時」は、例えば、“2012/12/10 10:00”のように移行情報として保存される。そして、本処理フローを終了する。
上記のように、「エクスポート日時」が記録されていない(つまり、現時点のエクスポートが初回である)場合(S102にてNO)、文書移行処理制御部207は、S101〜S107の処理を行い、全てのフォルダを対象として文書の情報をエクスポートする。なお、「エクスポート日時」が記録されている場合(S102にてYES)に行う差分エクスポート処理(S109)に関しては図9を用いて後述する。
(文書管理サーバへのインポート処理)
旧文書管理サーバ103でエクスポートしたデータを文書管理サーバ101にインポートする処理手順について、図8を参照して説明する。本処理は、文書管理サーバ101のCPUが記憶部に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行されることにより実現されるものとする。
S201において、文書管理サーバ101の文書移行処理制御部207は、旧文書管理サーバ103がエクスポートしたエクスポートデータを取得し、インポート対象データとして登録する。
S202において、文書移行処理制御部207は、文書情報管理部201を介して既にインポートされたデータが存在するか否かを確認する。既にインポートされたデータが存在しない場合(S202にてNO)、S203において文書移行処理制御部207は、S201にて登録したデータからインポート対象である1つの未処理のフォルダのフォルダ情報を取得する。ここでのインポートされたデータが存在しない場合とは、すなわち、今回のインポート処理が初回であり、旧文書管理サーバ103から移行済みのデータが文書管理サーバ101内に存在しない状態を意味する。
S204において、文書移行処理制御部207は、S203でインポート対象の未処理のフォルダ情報が取得できたか否かを確認する。インポート対象のフォルダ情報が取得できた場合(S204にてYES)、S205において文書移行処理制御部207は、リクエスト処理制御部205を介して、取得したフォルダ情報に基づいてフォルダをインポートする。
S206において、文書移行処理制御部207は、S205でインポートしたフォルダに格納されている文書の文書情報をエクスポートデータから取得する。S207において、文書移行処理制御部207は、取得した文書情報に基づき、インポート対象の文書が存在するか否かを確認する。インポート対象の文書が存在する場合(S207にてYES)、S208において、文書移行処理制御部207は、対象の文書の実データをインポートする。このとき、エクスポートデータ601の文書情報603に複数の文書の文書情報が含まれている場合は、文書移行処理制御部207は、該複数の文書それぞれの実データをインポートする。
S208にてインポートが完了した後、もしくはS207にてインポート対象の文書が存在しない場合は、S203に戻り、文書移行処理制御部207は、次の未処理のフォルダ情報を取得する。そして、文書移行処理制御部207は、取得したフォルダ情報に対してS205〜S208を繰り返して実行し、フォルダ情報が取得できなくなった時点で(S204にてNO)インポート処理を終了する。
上記のように、既にインポートされたデータが存在しない(つまり、現時点のインポートが初回のインポートである)場合(S202にてNO)、S203〜S208の処理を繰り返し、対象となるフォルダと文書をインポートする。一方、既にインポートされたデータが存在する場合(S202にてYES)に行う差分インポート処理(S209)に関しては、図11を用いて後述する。
(旧文書管理サーバによる差分エクスポート処理)
次に、「エクスポート日時」がすでに記録されて存在している場合(つまり、2回目以降のエクスポート)について説明する。旧文書管理サーバ103から文書管理サーバ101へデータを移行する際に、データ量が多いと移行処理に時間がかかり、その処理中は文書管理サーバ101を使用することができない状態となる。したがって本実施形態では、文書管理サーバ101へのインポート中、ユーザは旧文書管理サーバ103を使用することとする。つまり、エクスポート開始時点で旧文書管理サーバ103に保持されているデータと、文書管理サーバ101へのインポート終了時点で旧文書管理サーバ103に保持されているデータとの間に差分が生じる。そこで、本実施形態では、文書管理サーバ101への最初のインポート完了後に、旧文書管理サーバ103から再度エクスポートを行う。
この差分のデータを移行するために、旧文書管理サーバ103から再度全てのデータをエクスポートすると無駄な移行時間が生じてしまうため、本実施形態では以下の方法を用いる。前回エクスポートした日時の情報を使用して、それ以降に更新処理がなされた文書のみをエクスポートし、移行時間を短縮する。ここでの更新処理とは、例えば、実データの内容の更新(新規登録を含む)、移動(格納先フォルダの変更)、削除のいずれかを指す。図9ではその更新後の文書を対象とするエクスポート(以降、差分エクスポートと称する)について説明する。本処理は、図6のS109に相当する。
S301において、旧文書管理サーバ103の文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」以降に実データの内容の更新が行われた文書が存在するか否かを、文書のプロパティ情報である更新日時を参照して確認する。例えば、初回エクスポート時に保存した「エクスポート日時」が“2012/12/10 10:00”である場合に、文書移行処理制御部207は、その日時と図5に示すような各文書が保持するプロパティ情報の更新日時とを比較する。そして、文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」以降に更新された文書が存在するか否かを確認する。
S302において、文書移行処理制御部207は、S301で確認した結果、「エクスポート日時」が示す日時以降に実データの内容更新された文書が存在するか否かを判定する。「エクスポート日時」以降に更新された文書が存在する場合(S302にてYES)、S303において文書移行処理制御部207は、当該更新された文書の文書情報と実データをエクスポートする。例えば、図5に示す情報に基づき、“2012/12/10 10:00”以降に更新された文書として、文書IDが“D003”の文書Cがエクスポートされる。エクスポートされたデータは、図7のエクスポートデータ601と同様の構成で、対象の文書のエクスポートデータおよび実データが出力される。なお、「エクスポート日時」以降に新規登録された文書のプロパティの更新日時はエクスポート日時以降であるため、当該新規登録された文書の文書情報と実データもS303でエクスポートされることになる。
S304において、文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」以降に実データの内容は更新されていないが移動・削除された文書が存在するか否かを、文書の操作履歴を参照して確認する。操作履歴は、図10に示すように、操作内容を表す操作701、操作を行った日時を表す操作日時702、操作を行った対象の文書ID703を含み、S304においては、操作701に記載された情報が確認される。ここでの操作履歴は、文書に対する操作に伴って生成され、旧文書管理サーバ103内に保持されているものとする。
S305において、文書移行処理制御部207は、S304で「エクスポート日時」以降に移動・削除された文書が存在する否かを確認する。「エクスポート日時」以降に移動・削除された文書が存在する場合(S305にてYES)、S306において文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」以降に移動・削除された文書の文書情報をエクスポートする。例えば、図10の操作履歴では、文書IDがD004とD005の文書情報がエクスポートされる。なお、ここでは、文書(D004とD005)の実データ自体は「エクスポート日時」以降に更新されていないため、実データはエクスポートされない。
S307において、文書移行処理制御部207は、差分のエクスポート完了時に移行情報管理部208を使用して「エクスポート日時」を保存する。そして、本処理フローを終了する。
(文書管理サーバによる差分インポート処理)
次に、既にインポートされたデータが存在する場合(つまり、2回目以降のインポート)について説明する。図9のフローによりエクスポートされたデータ(更新された文書)を対象とするインポート(以降、差分インポートと称する)について、図11を用いて説明する。本処理は、図8のS209に相当する。
S401において、文書管理サーバ101の文書移行処理制御部207は、エクスポートデータを参照し、実データの更新された文書(新規登録された文書も含む)が存在するか否かを確認する。更新された文書が存在する場合(S401にてYES)、S402において文書移行処理制御部207は、S303でエクスポートした文書情報と実データとを取得する。ここでは、初回のインポート処理のS208において既にインポートした文書が存在する場合は、当該内容更新された文書の実データを上書きによりインポートする。また、新規登録された文書の文書情報及び実データについては、新たな文書としてインポートする。
S403において、文書移行処理制御部207は、エクスポートデータを参照し、移動された文書の文書情報が存在するか否かを確認する。移動された文書の文書情報が存在する場合(S403にてYES)、S404において文書移行処理制御部207は、S306でエクスポートした文書情報を基に文書管理サーバ101に登録済みの該当文書の移動処理を実行する。なお、移動された文書が複数ある場合には、文書移行処理制御部207は、それぞれの文書に対して移動処理を実行する。
S405において、文書移行処理制御部207は、エクスポートデータを参照し、削除された文書の文書情報が存在するか否かを確認する。削除された文書の文書情報が存在する場合(S405にてYES)、S406において文書移行処理制御部207は、S306でエクスポートした文書情報を基に文書管理サーバ101に登録済みの該当文書の削除処理を実行する。なお、削除された文書が複数ある場合には、文書移行処理制御部207は、それぞれの文書に対して削除処理を実行する。そして、本処理フローを終了する。
以上、本実施形態によると、エクスポート日時と旧文書管理サーバ103における情報(旧文書管理サーバ103で管理している文書の更新日時と操作履歴)とを用いることにより、更新されたデータを判別することができるようになる。すなわち、旧文書管理サーバ103に登録されているデータと文書管理サーバ101に登録されているデータとを直接比較して差分情報を作成することなく、更新されたデータのみを対象にデータ移行することが可能となる。
<第二の実施形態>
本発明の文書管理システムに係る第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、第一の実施形態の旧文書管理サーバ103でエクスポート処理を行っている際に、エクスポート処理の中断・再開が行われた場合の処理について説明する。
データ移行を行う場面では、エクスポート処理を一時中断してその間にユーザが旧文書管理サーバ103を使用し、その後再開するということが生じうる。本実施形態は、中断している間にユーザが旧文書管理サーバ103を使用した場合でも、その中断中に操作された文書を移行対象として含めることが可能となる点が特徴である。ここでは、第一の実施形態との差分のみを説明し、重複する内容については説明を省略する。
(処理フロー)
(旧文書管理サーバによるエクスポート処理)
エクスポート処理を一時中断した場合の処理について説明する。図12を用いて、エクスポート処理フローについて示す。本処理は、旧文書管理サーバ103のCPUが記憶部に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行されることにより実現されるものとする。
S501〜S507、およびS510の処理は第一の実施形態と同様である。
図12には不図示であるが、S501〜S507を実行中にエクスポート処理の中断命令を受信した場合、旧文書管理サーバ103の文書移行処理制御部207は、エクスポート中断時に既に「エクスポート日時」を記録して保存しているか否かを確認する。「エクスポート日時」を保存していない場合、文書移行処理制御部207は、現時点での日時を「エクスポート日時」として保存する。既に前回の中断時において「エクスポート日時」が保存されている場合は、文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」を保存せずに中断処理を行う。つまり、エクスポート処理中に2回目以降の中断処理が指示された場合には、文書移行処理制御部207は、「エクスポート日時」を保存せずに中断処理を行う。
エクスポート処理再開後には、文書移行処理制御部207は、残りのフォルダと文書に関してS503〜S507を実施し、中断処理が指示されなければエクスポート完了まで実行する。
そして、全てのフォルダに対するエクスポート処理が完了してS508に進んだ場合に、文書移行処理制御部207は、中断の際に「エクスポート日時」が保存されているか否かを確認する。エクスポート処理の中断により「エクスポート日時」が保存されている場合(S508にてYES)、エクスポート処理の完了時には「エクスポート日時」を記録せずに、本処理フローを終了する。一方、エクスポート処理が中断されず、中断による「エクスポート日時」が記録されていない場合には(S508にてNO)、文書移行処理制御部207は、エクスポート完了時に「エクスポート日時」を記録し、保存する。
その後、第一の実施形態と同様に文書管理サーバ101側でデータのインポート処理を行い、差分エクスポート時には初回中断時に保存された「エクスポート日時」以降に更新された文書を対象としてエクスポートを行う。エクスポート後のインポート処理、差分エクスポート処理、差分インポート処理は実施形態1と同様である。
以上、第二の実施形態では初回の中断時のみ「エクスポート日時」を保存することで、中断時に更新された文書も適切に移行対象の文書として抽出して移行することが可能となる。
<第三の実施形態>
以下に本発明の文書管理システムに係る第三の実施形態について説明する。本実施形態は、旧文書管理サーバ103で移行処理を行う際に、「エクスポート日時」を使用せずに「アクセス履歴」を使用する。本実施形態は、旧文書管理サーバ103で最近使用した文書(アクセス日時が新しい)、または使用頻度の高い文書(アクセス頻度が多い)を優先的に移行させる点が特徴である。これにより、移行が完了していない時点でも、ユーザは文書管理サーバ101に必要なデータを揃えることができ、全体の移行時間は変わらないが、データ移行を優先すべき文書に対する移行時間を短縮することができる。ここでは、第一の実施形態との差分のみを説明し、重複する内容については説明を省略する。
[処理フロー]
(旧文書管理サーバによるエクスポート処理)
アクセス日時とアクセス頻度の情報を含めてエクスポートするエクスポート処理について説明する。図13を用いて、エクスポート処理フローについて示す。本処理は、旧文書管理サーバ103のCPUが記憶部に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行されることにより実現されるものとする。
S601において、旧文書管理サーバ103の文書移行処理制御部207は、リクエスト処理制御部205を介して、指示されたフォルダの下位に存在するフォルダの一覧を取得し、その一覧に含まれるフォルダをエクスポート対象として登録する。S602において、文書移行処理制御部207は、エクスポート対象から未処理の一つのフォルダのフォルダ情報を取得する。例えば図3に示したフォルダ301の情報を取得する。
S603において、文書移行処理制御部207は、エクスポート対象のフォルダとしてS602にてフォルダ情報を取得できたか否かを判定する。エクスポート対象のフォルダ情報が取得できた場合(S603にてYES)、S604において文書移行処理制御部207は、取得したフォルダに含まれる文書情報一覧を取得する。例えば、図4に示す文書情報405〜407が該当する。
S605において、文書移行処理制御部207は、文書情報一覧に基づき、エクスポート対象の文書が存在するか否かを判定する。エクスポート対象の文書が存在する場合(S605にてYES)、S606において文書移行処理制御部207は、文書情報管理部201を介して取得した文書の文書情報と実データをエクスポートする。エクスポートデータは第一の実施形態と同様に図7のような構成である。
S607において、文書移行処理制御部207は、S606でエクスポートした文書のアクセス日時とアクセス頻度を取得する。文書移行処理制御部207は、プロパティ情報管理部202を介してプロパティ情報からアクセス日時を取得する。アクセス頻度は、第一の実施形態で説明した図10の操作履歴から閲覧操作を参照し、対象の文書のアクセス回数を取得する。そして、アクセス回数の多い文書を、頻度が高く優先度が高い文書として扱う。これらの情報は、図7のエクスポートデータの文書情報603に出力される。なお、文書に対してのみ優先度を定義するものではなく、例えば、格納された文書の優先度全てに基づいて、フォルダの優先度を決定するようにしても構わない。つまり、格納された文書1つ1つのアクセス頻度は少なくても、それらの文書が格納されたフォルダのアクセス回数は累積されることで多くなる場合があるため、そのようなフォルダの優先度は高くしてもよい。
その後、S602に戻り、文書移行処理制御部207は、次のフォルダ情報を取得する。例えばフォルダ308の情報が取得される。そして、文書移行処理制御部207は、取得したフォルダ情報に対してS603〜S607を繰り返して実行し、フォルダ情報が取得できなくなった時点で(S603にてNO)エクスポート処理を終了する。
(文書管理サーバによるインポート処理)
旧文書管理サーバ103でエクスポートしたデータを文書管理サーバ101にインポートする処理手順について、図14を用いて説明する。本処理は、文書管理サーバ101のCPUが記憶部に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行されることにより実現されるものとする。
S701において、文書管理サーバ101の文書移行処理制御部207は、旧文書管理サーバ103でエクスポートしたエクスポートデータを取得し、インポート対象として登録する。S702において、文書移行処理制御部207は、S701で登録したデータの文書情報からアクセス頻度の高い文書、もしくはアクセス日時の新しい文書を含む未処理のフォルダのフォルダ情報を一つ取得する。ここでは、文書移行処理制御部207は、アクセス頻度の高い文書を含むフォルダを優先して取得し、次にアクセス日時の新しい文書を含むフォルダを優先して取得する。ここで、頻度や現在日時との時間差に対する閾値を設け、その閾値とエクスポートデータに示された情報との差異から優先度を決定するようにしても構わない。例えば、アクセス頻度に対する閾値を10回とし、この閾値を超える頻度でアクセスされた文書を含むフォルダを最も優先度が高いものとして扱ってもよい。
S703において、文書移行処理制御部207は、S702でインポート対象のフォルダが取得できたか否かを判定する。インポート対象のフォルダのフォルダ情報が取得できた場合(S703にてYES)、S704において文書移行処理制御部207は、リクエスト処理制御部205を介して、取得したフォルダをインポートする。S705において、文書移行処理制御部207は、S704でインポートしたフォルダに格納されていた文書の文書情報をエクスポートデータから取得する。
S706において、文書移行処理制御部207は、取得した文書情報に基づき、インポート対象の文書が存在するか否かを判定する。インポート対象の文書が存在する場合(S706にてYES)、S707において、文書移行処理制御部207は、対象の文書の実データをインポートする。なお、エクスポートデータの文書情報603に複数の文書の文書情報が出力されている場合には、文書移行処理制御部207は、それぞれの文書をインポートする。
その後、S702に戻り、文書移行処理制御部207は、次の未処理のフォルダのフォルダ情報を一つ取得する。その後、文書移行処理制御部207は、取得したフォルダ情報に対してS703〜S707を繰り返して実行し、フォルダ情報が取得できなくなった時点で(S703にてNO)インポート処理を終了する。
以上、本実施形態によると、アクセス頻度の高い文書もしくはアクセス日時の新しい文書から移行することが可能となり、ユーザがよく使用する文書に対する移行時間を短縮することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 第一の情報処理装置が保持するデータを第二の情報処理装置へ移行するシステムであって、
    前記第一の情報処理装置は、
    保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段と、
    前記エクスポート手段によりエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録手段と
    を有し、
    前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記保持手段にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートすることを特徴とするシステム。
  2. 前記第一の情報処理装置は、更に、前記データに対する操作履歴を有し、
    前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記操作履歴とを比較することにより、前記日時情報が示す日時以降に移動および削除の少なくともいずれかが行われたデータに関する情報をエクスポートすることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記記録手段は、前記エクスポート手段によるエクスポートが完了した時点の日時を前記日時情報として記録することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記エクスポート手段は、前記記録手段により前記日時情報が記録されていない場合には、前記保持手段が保持する全てのデータを移行対象としてエクスポートすることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記エクスポート手段によりエクスポート処理を行っている際に、当該エクスポート処理の中断を指示された場合、
    前記記録手段は、初回の中断時の日時を前記日時情報として記録し、当該エクスポート処理が再開されて完了した際、もしくは、2回目以降の中断時には日時を記録しないことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記データに対する更新が実データの更新である場合、前記エクスポート手段は、当該データの更新後の実データとプロパティ情報とをエクスポートし、
    前記データに対する更新が削除もしくは移動である場合、当該データのプロパティ情報をエクスポートする、ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  7. 前記第二の情報処理装置が、前記エクスポート手段によりエクスポートされたデータをインポートするインポート手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 第一の情報処理装置が保持するデータを第二の情報処理装置へ移行するシステムであって、
    前記第一の情報処理装置は、
    保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段を有し、
    前記エクスポート手段は、前記保持手段にて保持されたデータのうち、優先的に前記第二の情報処理装置にインポートさせるデータを示す情報を含めてエクスポートすることを特徴とするシステム。
  9. 前記情報は、データへのアクセス日時もしくはアクセス頻度に基づいて優先的にインポートするデータを示すことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記第二の情報処理装置は、
    前記情報に基づいて、優先的にインポートするデータを特定し、記憶部にインポートするインポート手段を有することを特徴とする請求項8または9に記載のシステム。
  11. 保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段と、
    前記エクスポート手段によりエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録手段と、
    を有し、
    前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記保持手段にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートすることを特徴とする情報処理装置。
  12. 保持手段に保持されている移行対象のデータを前記保持手段からエクスポートするエクスポート手段を有し、
    前記エクスポート手段は、前記保持手段にて保持されたデータのうち、優先的に移行先の装置にインポートさせるデータを示す情報を含めてエクスポートすることを特徴とする情報処理装置。
  13. 情報処理装置のエクスポート手段が、記憶部に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート工程と、
    前記情報処理装置の記録手段が、前記エクスポート工程にてエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録工程と
    を有し、
    前記エクスポート工程において、更に、前記日時情報と前記記憶部にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートすることを特徴とする前記情報処理装置の制御方法。
  14. 情報処理装置のエクスポート手段が、記憶部に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート工程を有し、
    前記エクスポート工程において、前記記憶部にて保持されたデータのうち、優先的に移行先の情報処理装置にインポートさせるデータを示す情報を含めてエクスポートすることを特徴とする前記情報処理装置の制御方法。
  15. コンピュータを、
    保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段、
    前記エクスポート手段によりエクスポートした日時を示す日時情報を記録する記録手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記エクスポート手段は、更に、前記日時情報と前記保持手段にて保持されているデータの更新日の情報とを比較し、前記日時情報が示す日時以降に更新されたデータを差分の移行対象としてエクスポートすることを特徴とするプログラム。
  16. コンピュータを、
    保持手段に保持されている移行対象のデータをエクスポートするエクスポート手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記エクスポート手段は、前記保持手段にて保持されたデータのうち、優先的に移行先の情報処理装置にインポートさせるデータを示す情報を含めてエクスポートすることを特徴とするプログラム。
JP2013154960A 2013-07-25 2013-07-25 システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Active JP6230317B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013154960A JP6230317B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
US14/332,846 US9965473B2 (en) 2013-07-25 2014-07-16 System, information processing apparatus, method for controlling the same, and non-transitory computer-readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013154960A JP6230317B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015026214A true JP2015026214A (ja) 2015-02-05
JP6230317B2 JP6230317B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=52391354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013154960A Active JP6230317B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9965473B2 (ja)
JP (1) JP6230317B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10452457B2 (en) 2016-12-26 2019-10-22 Ricoh Company, Ltd. Electronic apparatus, method for adding function, and non-transitory recording medium

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10437800B2 (en) * 2016-12-02 2019-10-08 International Business Machines Corporation Data migration using a migration data placement tool between storage systems based on data access
US10437799B2 (en) * 2016-12-02 2019-10-08 International Business Machines Corporation Data migration using a migration data placement tool between storage systems based on data access
JP6983675B2 (ja) * 2018-01-23 2021-12-17 キヤノン株式会社 スキャン画像に関連する情報を設定するための装置、方法、プログラム、およびシステム
CN108829732B (zh) * 2018-05-16 2021-10-19 创新先进技术有限公司 一种数据处理方法和装置
JP2021033851A (ja) 2019-08-28 2021-03-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139217A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Hewlett Packard Co <Hp> データベースの移行方法
WO2007052531A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ファイル記録装置及び撮像装置
JP2009230586A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Systems & Services Ltd データベース管理システム
US20110029504A1 (en) * 2004-12-03 2011-02-03 King Martin T Searching and accessing documents on private networks for use with captures from rendered documents
JP2011095997A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Canon Inc 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび情報処理方法
WO2012033110A1 (ja) * 2010-09-06 2012-03-15 日本電気株式会社 アプリケーション構成システム、方法、及び、プログラム
US8392370B1 (en) * 2008-03-28 2013-03-05 Emc Corporation Managing data on data storage systems

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3856855B2 (ja) * 1995-10-06 2006-12-13 三菱電機株式会社 差分バックアップ方式
US6269382B1 (en) * 1998-08-31 2001-07-31 Microsoft Corporation Systems and methods for migration and recall of data from local and remote storage
DE60117150T2 (de) * 2001-05-30 2006-10-19 Sap Ag Verfahren und computerprogramm zum übertragen von inhalt aus einer quellendatenbank zu einer zieldatenbank
US20030028555A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-06 Young William J. Database migration
US20050051621A1 (en) * 2003-07-17 2005-03-10 Albert Wong Electronic key access control system and method
US7103740B1 (en) * 2003-12-31 2006-09-05 Veritas Operating Corporation Backup mechanism for a multi-class file system
JP4549793B2 (ja) * 2004-09-21 2010-09-22 株式会社日立製作所 データ処理方法、データベースシステム及びストレージ装置
US7774300B2 (en) * 2005-12-09 2010-08-10 International Business Machines Corporation System and method for data model and content migration in content management applications
JP4897499B2 (ja) * 2007-01-19 2012-03-14 株式会社日立製作所 記憶システム又はストレージ移行方法
JP2011134269A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Canon Software Inc 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記録媒体
US9292547B1 (en) * 2010-01-26 2016-03-22 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Computer data archive operations
US9152659B2 (en) * 2011-12-30 2015-10-06 Bmc Software, Inc. Systems and methods for migrating database data

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139217A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Hewlett Packard Co <Hp> データベースの移行方法
US20110029504A1 (en) * 2004-12-03 2011-02-03 King Martin T Searching and accessing documents on private networks for use with captures from rendered documents
WO2007052531A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ファイル記録装置及び撮像装置
JP2009230586A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Systems & Services Ltd データベース管理システム
US8392370B1 (en) * 2008-03-28 2013-03-05 Emc Corporation Managing data on data storage systems
JP2011095997A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Canon Inc 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび情報処理方法
WO2012033110A1 (ja) * 2010-09-06 2012-03-15 日本電気株式会社 アプリケーション構成システム、方法、及び、プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10452457B2 (en) 2016-12-26 2019-10-22 Ricoh Company, Ltd. Electronic apparatus, method for adding function, and non-transitory recording medium
US10997003B2 (en) 2016-12-26 2021-05-04 Ricoh Company, Ltd. Electronic apparatus, method for adding function, and non-transitory recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
US9965473B2 (en) 2018-05-08
US20150032693A1 (en) 2015-01-29
JP6230317B2 (ja) 2017-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018395858B2 (en) Violation resolution in client synchronization
US10848557B2 (en) Server-side selective synchronization
JP6230317B2 (ja) システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP5082310B2 (ja) データ移行装置及びプログラム
JP2020501208A (ja) コンテンツ管理システムにおけるプロジェクトの管理
US20140195514A1 (en) Unified interface for querying data in legacy databases and current databases
JP5924209B2 (ja) バックアップ制御プログラム、バックアップ制御方法および情報処理装置
EP2712450A1 (en) Informaton management of mobile device data
JP2014056319A (ja) 情報処理装置およびプログラム、制御方法
JP2007293619A (ja) サーバ装置および情報共有システムおよびプログラムおよび記録媒体
US9135116B1 (en) Cloud enabled filesystems provided by an agent which interfaces with a file system on a data source device
JP5911378B2 (ja) 文書管理サーバ、コンピュータプログラム、文書管理方法
TWI571754B (zh) 用來進行檔案同步控制之方法與裝置
JP6131648B2 (ja) データ管理システム、情報システム、データ管理方法及び情報システムの制御方法、並びに、それら方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2015087912A (ja) 文書管理システムのデータ移行
KR20190143228A (ko) 추적 식별자를 이용한 객체 관리 방법, 장치, 컴퓨터 프로그램 및 그 기록 매체
WO2018011914A1 (ja) データアーカイブシステム、および、データアーカイブ方法
JP2007193408A (ja) 文書管理システムにおけるディスク運用制御方法
JP2010061200A (ja) 文書管理システム及び操作履歴表示方法
US20170262439A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP5984400B2 (ja) 記憶装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP5340366B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法、プログラム
JP5607374B2 (ja) 文書管理システム
JP6572679B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2014063447A (ja) 業務文書処理装置、業務文書処理方法及び業務文書処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171017

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6230317

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151