JP2011095997A - 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび情報処理方法 - Google Patents
情報処理装置、コンピュータプログラムおよび情報処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 以前の第1文書管理システムで管理していたフォルダや文書などのデータを、新たな第2文書管理システムに移行させる。
【解決手段】 本発明によれば、第1文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダがフォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する。深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、第2文書管理システムのフォルダ階層において、第1文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する。一方、深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、第2文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録する。元の文書管理システムにおけるフォルダ構成をできる限り保ちつつ、フォルダ階層が深くなりすぎないように、データを移行することが可能になる。
【選択図】 図6
【解決手段】 本発明によれば、第1文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダがフォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する。深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、第2文書管理システムのフォルダ階層において、第1文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する。一方、深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、第2文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録する。元の文書管理システムにおけるフォルダ構成をできる限り保ちつつ、フォルダ階層が深くなりすぎないように、データを移行することが可能になる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、フォルダ構造の制限が異なる文書管理システムへデータを移行するための装置に関する。
電子文書管理システムは、階層構造で構成される複数のフォルダを用いて電子文書を管理するものが多い。
また、特許文献1では、ユーザの操作によって文書を別のフォルダへ移動させた場合、移動元のフォルダの下に、移動した文書と同じ文書名で且つ移動先の情報を含む属性を有する移動先通知探索用文書を作成する。ユーザは、移動先通知探索用文書を用いて、移動先のフォルダに格納されている文書を探索することができるようになることが開示されている。
新たな文書管理システムを導入する場合、それまでに使用していた文書管理システムからデータの移行を行なう必要がある。このとき、文書管理システムの仕様の違いにより、新しい文書管理システムで扱えるフォルダ階層の深さの制限が、以前の文書管理システムで扱えるフォルダ階層の深さの制限と異なる場合がある。例えば、文書管理システムで扱うことができるフォルダ階層の深さ制限として、フォルダのパス名の長さに上限値が設けられていたり、フォルダ階層数の最大値に上限が設けられていたりする場合がある。そして、データ移行先の文書管理システムの方がフォルダ階層の深さ制限が浅い(例えば、扱えるパスの長さが短い、もしくは、扱えるフォルダ階層数の上限値が小さい)場合、以前の文書管理システムに格納されているフォルダを、そのままの階層構成で移行できないことになる。すなわち、以前の文書管理システムで作成したフォルダ階層のパス名が長かったり、フォルダの最大階層数が多かったりすると、データ移行先の文書管理システムの制限にひっかかってしまう。
一方、特許文献1のように、ユーザの手作業で文書やフォルダを移動させると、ユーザの手間がかかってしまうので、データの移行は自動的にまとめて行わせたい。また、移行前のフォルダ階層の構成が移行後に大きく変わってしまうと、ユーザにとっては、目的のフォルダや文書を探すのが困難になってしまうので、フォルダ階層の構成は移行前と移行後で、できる限り似たフォルダ構成にさせたい。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、第1の文書管理システムで管理していたフォルダおよび文書に関するデータを、第2の文書管理システムに登録する情報処理装置であって、前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダが、フォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する深さ判定手段と、前記深さ判定手段で前記深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムのフォルダ階層において、前記第1の文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する一方、前記深さ判定手段で前記深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録するフォルダ登録手段と、前記登録対象フォルダに含まれる文書を、前記フォルダ登録手段で前記第2の文書管理システムに登録されたフォルダの下へ登録する文書登録手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、元の文書管理システムにおけるフォルダ構成をできる限り保ちつつ、新たな文書管理システムにおいてフォルダ階層が深くなりすぎないように、データを移行することが可能になる。
図1は、本発明を適用可能なシステムの一実施形態を示す概略図である。本実施形態では、古い電子文書管理システム(第1の文書管理システム)から、異なる電子文書管理システム(第2の文書管理システム)へ移行する場合に、古い電子文書管理システムで管理しているフォルダ階層構造のデータを移行する処理について説明する。
旧サーバPC101および新サーバPC103は、それぞれ、サーバ用パーソナルコンピュータ(以下、パーソナルコンピュータをPCと称す)であり、CPUやRAM、ROM、HDD、ネットワークインタフェースカード等のハードウェア構成物により構成される。各PCは本発明を実現するための情報処理装置である。ここで、旧サーバPC101では、移行前の古い電子文書管理システムの文書管理サーバ用プログラムが稼動しており、蓄積部102に移行前の文書管理システムで管理しているフォルダや文書や属性情報などを蓄積している。また、新サーバPC103では、移行後の新しい電子文書管理システムのサーバ用プログラムが稼動することになり、蓄積部104に、移行後の文書管理システムで管理するフォルダや文書や属性情報などのデータを移行することになる。なお、蓄積部102、103は、文書管理システムの各種データが保存される領域であって、各サーバのHDD(ハードディスク)上に確保される。
クライアントPC106、107は、ネットワーク105を介して電子文書管理システムが稼動しているサーバ101、103に接続されている。ユーザは、クライアントPC106または107上で、文書管理システムのクライアントアプリケーションプログラムやWebブラウザを用いて、サーバPC101または103で稼動している文書管理システムに接続し、文書やフォルダの閲覧や登録、編集等を行なえる。なお、図1において、クライアントPCは2台だけ記載しているが、更に複数のクライアントPCがネットワーク105を介して接続されていてもよい。
以前の文書管理システムで管理していた文書やフォルダなどのデータを、別の文書管理システムへ移行する際のデータ移行手順を、図2を用いて詳しく説明する。
旧サーバPC201では、それまで使用していた電子文書管理システムのサーバ用アプリケーション(以後、旧文書管理アプリと称す)202が稼動しており、蓄積部203に、旧文書管理システムで管理していたフォルダや文書などの様々な情報を蓄積している。また、データエクスポータ204は、旧文書管理アプリで管理していた情報を書き出す。本実施形態において、旧サーバPC201のコンピュータ(CPU)は、コンピュータプログラムを実行することにより、旧文書管理システムで管理していたデータをエクスポートするデータエクスポータ204(データ書き出し装置)として機能することになる。一時置き場205は、データエクスポータ204が書き出した情報を一時的に記憶させる記憶領域である。一時置き場205として利用される記憶領域は、本実施形態では旧サーバPC201のHDDやメモリ等の記憶装置内に確保するものとするが、これに限るものではなく、新サーバPC206の記憶装置内に確保するようにしてもよい。また、一時置き場205は、ネットワーク上の第3のPC上の共有フォルダに確保してもよいし、USBメモリやCD、DVD等のメディア上に設けても構わない。なお、一時置き場205に書き出された情報は、データエクスポータ204によって暗号化されたり、アクセス権設定されたりすることにより、一般のユーザからはアクセスできないようにし、機密を保持する。
新サーバPC206では、新しい別の電子文書管理アプリケーション(以後、新文書管理アプリと称す)207が稼動しており、蓄積部208に、新文書管理アプリ207で管理しているフォルダや文書などの様々な情報を蓄積している。また、データインポータ209は、データエクスポータ204が一時置き場205へ書き出した情報を、新文書管理アプリ207が管理する蓄積部208へ登録(インポート)する。本実施形態において、新サーバPC206のコンピュータ(CPU)は、コンピュータプログラムを実行することにより、旧文書管理システムから書き出されたデータをインポートするデータインポータ209(データ読み込み装置)として機能することになる。
なお、データエクスポータ204のプログラムや、データインポータ209のプログラムや、文書管理システムのサーバ用プログラムなどは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、必要に応じてCPUが読み込み実行する。また、これらのプログラムは、各種記憶媒体あるいはネットワークを介して、システム或いは装置に供給されるものとする。
なお、図2の例では、古い文書管理システムと新しい文書管理システムとを、別個のサーバ装置201,206上で稼動させる例について示しているが、これに限るものではなく、同じ装置上で論理的に別の文書管理サーバとして機能させる場合でも本発明を適用することが可能である。すなわち、図2では、旧文書管理アプリ202と新文書管理アプリ207とを別々のサーバ装置で実行させているが、同一PC上で動作させることも可能である。
また、図2の例では、旧文書管理アプリ202と蓄積部203が同一PC201上に存在する例を示したが、それぞれ別のPC上で動作するように構成してもよい。すなわち、蓄積部203は、ネットワーク等を介して文書管理サーバ(旧サーバPC201)に接続された別装置であってもよい。同様に、新文書管理アプリ207と蓄積部208の場合も、別のPC上で動作するように構成してもよい。
また、図2の例では、データエクスポータ204と旧文書管理アプリ202が同一PC上に存在する例を示したが、別のPC装置上で動作するように構成してもよい。また、データインポータ209と新文書管理アプリ207も同様に、別のPC上で動作するように構成しても構わない。
図3(a)は、データエクスポータ204を構成する各処理部の構成図である。コンピュータは、コンピュータプログラムを実行することにより、図3(a)に示すデータエクスポータを構成する各処理部として機能することになる。ユーザインタフェース部301aは、ディスプレイに情報を表示させたり、ユーザからの指示入力を受け付けたりする。DBアクセス部302aは、旧文書管理アプリ202で管理していた情報蓄積部203にアクセスし、蓄積されているフォルダ構成情報や文書ファイル情報や各種属性情報などを読み出す。
文書変換部303aは、DBアクセス部302aにより取り出した文書ファイルのフォーマット変換を必要に応じて行なう。変換対象となるファイルフォーマットと変換後のファイルフォーマットとに関する情報は、文書形式変換定義情報304aから読み出される。文書形式変換定義情報304aは、予め定義されて、HDDまたはメモリ上に保存されている情報ファイルであるとする。なお、予め保存されている文書形式変換定義情報304aは、後から管理者ユーザ等により編集・更新されたり、後から差替え用の定義情報ファイルが配布されて差替えられたりすることも可能である。文書変換部303aは、例えば異なるフォーマット(例えばbitmap,jpeg,gif)の複数のイメージデータを、全てPDF形式に変換する。このような変換は、旧文書管理アプリ202と新文書管理アプリ207で扱えるフォーマット(文書形式)が異なる場合に、新文書管理アプリ207で扱えるフォーマットに予め変換するために行なわれる。なお、旧文書管理アプリ202と新文書管理アプリ207の両方で扱えるフォーマットの場合は、文書変換部303aでの変換を行わないように、文書形式変換定義情報304aを定義しておいてもよい。
データ書き出し部305aは、DBアクセス部302aで読み込んだフォルダの構成に関する情報(構成情報ファイル)と、DBアクセス部302aで読み込んだ文書あるいは文書変換部303aで変換した文書の実体ファイルと、各フォルダや文書の各種属性情報とを、一時置き場205に書き出す。なお、書き出される構成情報ファイルは、データ書き出し部305aで作成されるファイルであって、旧文書管理アプリで管理していたフォルダ階層の構成に関する情報と、各フォルダ階層に格納されていた文書に関する実体ファイルへのリンク情報と、各フォルダや文書に関する属性情報へのリンク情報が含まれる。また、データ書き出し部305aは、書き出し項目定義情報306aを参照して、予め定義された形態で書き出す。書き出し項目定義情報306aは、書き出し対象にする文書・フォルダ・属性に関する項目や、旧文書管理アプリで管理していたフォルダの構成情報を書き出す際のフォーマット(例えばXML形式)に関する情報などが定義されている情報ファイルである。また、旧文書管理アプリの仕様(例えば、フォルダ階層の深さ制限に関する情報や、1つのフォルダ内に格納可能なファイル数など)に関する情報を書き出すことなども、書き出し項目定義情報306aに定義されている。なお、書き出し項目定義情報306aは、予め定義され登録されている情報であるが、後から管理者ユーザ等により編集・更新されたり、後から差替え用の定義ファイルが配布されて差替えられたりすることも可能である。
ログ書き出し部307aは、データエクスポータ204の動作状況のログを記録するもので、ユーザは、当該ログを参照することで、後からデータの書き出しが正しく行なわれたかの確認や、エラー情報の確認などを行うことができる。
図3(b)は、データインポータ209を構成する各処理部の構成図である。コンピュータは、コンピュータプログラムを実行することにより、図3(b)に示すデータインポータ209を構成する各処理部として機能することになる。ユーザインタフェース部301bは、ディスプレイに情報を表示させたり、ユーザからの指示入力を受け付けたりする。
データ登録部305bは、一時置き場205に書き出されている構成情報ファイル、文書の実体ファイル、各種属性情報などを読み出す。そして、パス認識部303bと連携することによって新文書管理アプリ209の仕様に合ったフォルダ階層構成に修正しながら、DBアクセス部302bを介して、フォルダや文書や各種属性情報を、新文書管理アプリ209で管理している情報蓄積部208へ登録する。その際、データ登録部305bは、登録データ定義情報306bを参照し、実際に登録すべき情報を判断する。登録データ定義情報306bは、例えばデータ書き出し部305aが書き出した文書のうち、特定の拡張子を持つ文書は登録しないという規則や、新文書管理アプリ209では使用できない文字を、使用できる文字に置き換えるための変換規則などが定義されている。また、新文書管理アプリ209の仕様によっては、日付型属性情報を文字列に変換して登録するという規則も登録データ定義情報306bに定義するようにしてもよい。なお、登録データ定義情報306bは、移行先の新文書管理アプリの種類に応じて、後から管理者ユーザ等により編集更新されたり、差替え用の定義ファイルが配布されて差替えられたりすることが可能である。また、登録データ定義情報306bには、新文書管理アプリ209において1つのフォルダの下に配置できるサブフォルダ数の上限値などの情報も書かれており、旧文書管理アプリで管理していたサブフォルダの数が該上限値を超えていないかどうかを確認するために利用する。データ登録部305bは、上限値を超えている場合は、新たに別のフォルダを作成し、当該新たに作成したフォルダに上限値を超えている分のサブフォルダを格納するなどして、データを移行するのが望ましい。登録データ定義情報306bは、旧文書管理アプリ202と新文書アプリ207の仕様が異なることがあるために必要な情報である。データ登録部305bは、できるだけ旧文書管理アプリ202のデータを、新文書アプリ207のデータ形式に合わせてデータ移行することで、データの損失を低減する。
パス認識部303bは、移行対象の各フォルダが、新文書管理アプリ209におけるフォルダ階層の深さ制限を越えるかどうか判定する。なお、本実施形態においては、新文書管理アプリ209のフォルダパス長(フォルダのパス名の長さ)が上限値を超えるかどうかの判断を例にして説明するが、これに限るものではない。例えば、新文書管理アプリの仕様として、フォルダ階層数の上限値がある場合は、フォルダ階層数をフォルダ階層の深さ制限の判断基準にしてもよい。パス長制限情報304bには、新文書管理アプリ209におけるフォルダ階層の深さ制限の制限値(例えば、フォルダパス長の上限値や、フォルダ階層数の上限値)に関する情報が格納されている。パス認識部303bは、パス長制限情報304bからフォルダパス長の上限値を読み出し、移行処理対象のフォルダのパス長が当該上限値を超えるか否か判定する。そして、パス認識部303bは、制限値を超えるか否かの判定結果をデータ登録部305bに通知する。なお、パス長制限情報304bは、予め定義されている情報ファイルとするが、移行先の新文書管理アプリの種類に応じて、後から管理者ユーザ等により編集更新されたり、差替え用の定義ファイルが配布されて差替えられたりすることが可能である。
DBアクセス部302bは、新文書管理アプリ209で管理する情報蓄積部208にアクセスし、データ登録部305bから登録対象として指示されたフォルダや文書や各種属性情報などを情報蓄積部208に登録する。ログ書き出し部307aは、データインポータ209の動作状況のログを記録するもので、ユーザは、当該ログを参照することで、後からデータの登録が正しく行なわれたかの確認や、エラー情報の確認などを行うことができる。
次に、データエクスポータ204が、旧文書管理アプリ202で管理していたフォルダや文書や属性情報を書き出す処理の詳細を、図8のフローチャートを用いて説明する。
S801において、DBアクセス部302aは、移行元の旧文書管理アプリ202で管理していた蓄積部203から、移行対象の文書管理データベースのルートフォルダを読み出す。そして、データ書き出し部305aは、新たな構成情報ファイルを作成し、当該読み出されたルートフォルダについての情報を該構成情報ファイルに追記して、一時置き場205へ書き出す。構成情報ファイルは例えばXML形式のファイルであり、後述するステップでフォルダ構成情報を追記していくことが可能になっているものとする。このとき、当該文書管理データベースの属性情報(例えばアクセス権などに関する情報)も、属性情報ファイルに書き出す。
S802において、DBアクセス部302aは、下位に存在するサブフォルダを読み出す。最初は、ルートフォルダの直下に存在するサブフォルダを読み出すことになる。更に、S803において、DBアクセス部302aは、S802で読み出したサブフォルダの属性情報を読み出す。
S804において、データ書き出し部305aは、当該読み出したサブフォルダのフォルダ階層の構成に関する情報を、前記書き出した構成情報ファイルに追記する。また、データ書き出し部305aは、当該読み出したサブフォルダの属性情報を、属性情報ファイルに書き出す。
DBアクセス部302aは、S805において、S802で読み出したサブフォルダ内に格納されている1乃至複数の文書を読み出し、更に、S806において、当該読み出した各文書の属性情報も読み出す。
S807において、文書変換部303aは、S805で読み出した文書それぞれについてフォーマット変換が必要か否か判定する。文書変換部303aは、フォーマット変換が必要と判定した文書に関しては、S808においてフォーマット変換処理を行い、不要と判定した文書に関してはフォーマット変換を行わないものとする。
S809において、データ書き出し部305aは、当該読み出した各文書の実体ファイル(読み出した文書ファイル、あるいはフォーマット変換された文書ファイル)を、一時置き場205に書き出す。更に、データ書き出し部305aは、前記読み出した各文書の実体ファイルが、どのサブフォルダに格納されていたかに関する情報を前記構成情報ファイルに追記することで、構成情報ファイルと各文書の実体ファイルとを関連付ける。更に、データ書き出し部305aは、S806で読み出した各文書の属性情報を、属性情報ファイルに書き出すとともに、対応する実体ファイルや構成情報ファイル内の対応する個所と関連付けておく。
S810では、未処理のサブフォルダがあるかどうか判定し、未処理のサブフォルダがあると判定した場合は、S802に戻って次のサブフォルダを抽出する。全てのサブフォルダ(および文書)のエクスポート処理が終わったと判定した場合は、処理を終了する。
続いて、データインポータ209が、新文書管理アプリ209にフォルダや文書や属性情報を登録する処理の詳細を、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。
まずS401において、パス認識部303bは、パス長制限情報304bからフォルダ階層深さ制限値(例えばフォルダパスの長さの上限値)を読み込み、記憶領域に記憶する。制限値は、例えばフォルダパスをURL表記にした時に、「1500バイト」以下などの値となる。この値は、新文書管理アプリ209の仕様に応じてデータインポータ209の開発段階で初期設定されるが、図3(b)で説明したように、データの移行時にユーザが新文書管理アプリ209の仕様を確認し、再設定することも可能である。
S402において、データ登録部305bは、データエクスポータ204が一時置き場205に書き出した構成情報ファイルを読み込み、当該構成情報ファイルの記述に基づき、旧文書管理アプリで管理していたフォルダ階層の構成を解析する。
S403では、当該解析した結果に基づいて、新文書管理アプリで管理している蓄積部に登録すべきフォルダが存在するかを判定する(すなわち、未登録のフォルダがあるかどうかを判定する)。最初はルートフォルダの直下にフォルダが存在するか判定することになるが、後述する各処理ステップを行った後、順次、その下のサブフォルダが判断対象となっていくことになる。そして、S403で登録すべきフォルダがなくなったと判断した場合には処理終了となる。登録すべきフォルダが存在すると判定した場合はS404へ進み、属性情報からそのフォルダの名称を取得して登録対象にするフォルダを生成する。
S405において、パス認識部303bは、S404で生成した登録対象のフォルダのフォルダパスが、深さ制限値以内か否かを判断する。制限値を超えていない場合にはS406へ進み、当該フォルダを、新文書管理アプリ207で管理している蓄積部208において、旧文書管理アプリで管理していたフォルダ階層の構成と同様の構成になるように、DBアクセス部302bを介して登録する。一方、S405において、フォルダパスが深さ制限値を越えていると判断した場合にはS407に進み、フォルダ分割処理を行ない、当該登録対象フォルダのフォルダパスが短くなるように、当該登録対象フォルダを浅い階層へ移動させて登録する。フォルダ分割処理の詳細については図5を用いて後述する。
S408において、データ登録部305bは、S402で読み込んだ構成情報ファイルを元に、当該登録対象のフォルダの下に登録すべき文書が1つ以上存在するかを判断する。S408で文書が存在しないと判断した場合には、S403へ戻り、未登録のフォルダがあるか否かの判断を行う。また、データ登録部305bは、S408で文書が存在すると判断した場合、S409にて、その各文書の実体ファイルを一時置き場205から読み込み、S406またはS407で登録したフォルダの下に各文書を登録する。続いてS410において、同じくS402で読み込んだ構成情報ファイルを元に、前記登録した文書の属性情報を読み込み、新文書管理アプリで管理している蓄積部208に、文書それぞれの属性情報を登録する。その後、S403へ戻り、未登録のフォルダがあるか否かの判断処理を繰り返す。
次に、S407でデータ登録部305bが実行するフォルダ分割処理の詳細を、図5のフローチャートを用いて説明する。
まずS501にて、登録対象フォルダの親フォルダ(フォルダパス長が所定の深さ制限値を超える直前のフォルダ)内に、分割元情報ファイルが存在するか否か(分割元情報ファイルを作成済みか否か)を判断する。分割元情報ファイルとは、分割元となる親フォルダに格納される情報ファイルであって、分割された登録対象フォルダの新たな格納先情報などが記載されているものとする。分割元情報ファイルの詳細については図6および図7(a)を用いて後述する。分割元情報ファイルが存在しないと判断した場合にはS502に進んで、分割元情報ファイルを当該親フォルダに作成する。一方、S501で分割元情報ファイルが存在する(既に分割元情報ファイルが作成されている)と判断した場合には、S503に進む。
S503において、分割先フォルダが既に存在するか否か(分割先フォルダを既に作成済みか否か)を判定する。分割先フォルダとは、新文書管理アプリで管理するフォルダ階層の浅い階層(上位階層)に新たに作成するフォルダであり、フォルダ階層の深さ制限値を超えていると判断された登録対象フォルダの新たな登録先の親フォルダとして使用される。フォルダパス長が階層深さ制限値を超える各フォルダは、旧文書管理アプリの階層構造に対応するフォルダ階層の位置から浅い階層に移動するために、分割先フォルダのサブフォルダとして配置されることになる。分割先フォルダについても図6を用いて後述する。
S503で分割先フォルダがまだ存在しないと判定した場合、S504へ進み、新文書管理アプリで管理するフォルダ階層における浅い階層位置に、新しい分割先フォルダを作成する。また、このとき作成した新たな分割先フォルダ内に分割先情報ファイルを作成しておく。分割先情報ファイルには、当該分割先フォルダ内に新たに配置される登録対象フォルダについて、当該登録対象フォルダが元々あったフォルダ階層の情報(すなわち、元の親フォルダのアドレス情報)などが記述されることになる。一方、S503で分割先フォルダが存在すると判定した場合は、S505に進み、分割先フォルダに当該登録対象フォルダを追加配置可能か否かを判断する。これは、文書管理システムの仕様によって、1つの親フォルダの下に配置できるサブフォルダ数の上限値が異なるためである。S505で上限値を超える場合にはフォルダ追加配置不可能と判断して、S504へ進み、新しい分割先フォルダを作成する。この上限値は、登録データ定義情報306bで定義されている。一方、S505で追加配置可能と判断した場合はS506へ進む。
S506において、当該登録対象フォルダの配置先となる分割先フォルダのURLと、当該分割先フォルダ内に配置済みのフォルダ名とを取得する。分割先フォルダのURLおよび配置済みフォルダの名称は、DBアクセス部302bを介して、新文書管理アプリ209の情報蓄積部208から読み出す。次に、S507において、登録対象フォルダと同名のフォルダが当該分割先フォルダに既に存在するか否かを判断する。S507で存在すると判定した場合、S508に進み、登録対象フォルダ名の後ろにランダムな数字を追加し、再度S507にて当該数字追加後の登録対象フォルダと同名のフォルダが存在するか判断する。すなわち、分割先フォルダで同名のフォルダが複数配置されないように、登録対象フォルダの名称を一部変更する。
S507で同名のフォルダが存在しないと判断した場合、S509に進み、DBアクセス部302bを介して、当該登録対象フォルダを分割先フォルダのサブフォルダとして登録する。続いてS510において、当該登録対象フォルダの新たな格納先に関する情報(分割先フォルダのアドレスに関する情報)を、分割元情報ファイルに追記するように更新する。続いてS511において、当該登録対象フォルダの元の親フォルダに関するアドレス情報などを、分割先情報ファイルに追記するように更新する。分割先情報ファイルについても図6および図7(b)を用いて後述する。
次に、分割元情報ファイルならびに分割先情報ファイル、分割先フォルダについて、図6および図7の具体例を用いて説明する。
図6(a)は、旧文書管理アプリ202で管理していたときのフォルダ階層の模式図である。最上位のルートフォルダA(601)のサブフォルダとして、フォルダBとCが存在し、更に、フォルダCの下にサブフォルダが続いている。データエクスポータ204は、このフォルダ階層に含まれるフォルダや文書の位置に関する情報を構成情報ファイルに記述し、各種属性情報や文書の実体ファイルとともに、一時置き場205に書き出す。
図6(b)は、前記一時置き場205に書き出された旧文書管理アプリ202のデータを、データインポータ209が読み込んで、新文書管理アプリ207に移行した結果のフォルダ階層の模式図である。図6(b)では、最上位のルートフォルダA(605)があり、その下にサブフォルダBとCが旧文書管理アプリ202のフォルダ階層と同様の位置に配置されている。
ここで、フォルダB〜Fは、フォルダ階層の深さ制限値に達していないものとする。そして、フォルダG(602)のデータを新文書管理アプリに移行する際に、フォルダ階層の深さ制限値を超えてしまうと判断した場合、フォルダGは新文書管理アプリのフォルダ構成においてフォルダFの下に配置することが出来ない。例えば、新文書管理アプリのサーバ名が「s3sd1−de−064」で、新文書管理アプリで管理する各データベースを「teamsite」フォルダの下に配置する場合、フォルダGのURLは「http://s3sd1−de−064/teamsite/12345/a/c/d/e/f/g」となる。例えばフォルダ階層の深さ制限値がURLで45バイトの場合、フォルダGのURLの長さ(フォルダパス長)は46バイトなので、深さ制限値を超えることが分かる。図5で説明した通り、制限値を超えると判断すると、データインポータ209は分割先フォルダX_1(607)を新たに浅い階層に作成し、当該分割先フォルダ607の下にフォルダG(609)を配置登録する。図の例では分割先フォルダ607のフォルダ名は「X_1」である。末尾の数字はランダムな数値であり、同名のフォルダ名が既に存在する場合には新しい数値を付ける。
分割元情報ファイル606はテキストファイルであり、図5で説明したように、当該フォルダFの下から分割されて移動されたフォルダの格納先アドレスの情報などが記録される。例えば、図6(a)に示すように、旧文書管理アプリにおいて、フォルダFの下にはフォルダG(602)だけでなく、フォルダGG(603)、フォルダG¥(604)の3つが配置されていた。このとき、分割元の親フォルダFの下に1つの分割元情報ファイル606が生成され、3つのフォルダ(G,GG,G¥)に関する新たな格納先のアドレス情報などを記録する。分割元のフォルダにおいて分割元情報ファイルは1つだけ存在するため、ユーザは該分割元情報ファイルを閲覧することによって、当該フォルダから分割された複数のフォルダの格納先を一覧することが可能となる。
分割元情報ファイル606の記述例を図7(a)に示す。分割元情報ファイルには、分割先フォルダのURL(フォルダパス)が記述されるので、ユーザは、深さ制限値を超えたフォルダが、新しくどのフォルダに配置されたのかを知ることが出来る。また、その分割先フォルダに登録されたフォルダ(分割されたフォルダ)のフォルダ名が一覧表示される。ここで分割先フォルダに登録されたフォルダのフォルダ名は、旧文書管理アプリ202で使用されていた名前と、新文書管理アプリ209で使用されている名前とを対応付けて表示するのが望ましい。これは、旧文書管理アプリ202で使用されていた名前には、新文書管理アプリ207で使用できない文字種が含まれている場合がある為である。例えば、フォルダ604のフォルダ名「G¥」のうち、「¥」が新文書管理アプリ207で使用できない文字種であった場合、データインポータ209は使用可能な文字「_」に置き換えることで、フォルダ「G_」(611)として登録している。
分割先情報ファイル608もテキストファイルであり、図5で説明したように、当該分割先フォルダに登録された各フォルダについて、旧文書管理アプリにおけるフォルダ階層のどの位置にあったかを識別できるように、分割元の親フォルダのアドレス情報などが記録される。分割先情報ファイル608には、当該分割先フォルダに登録された複数のフォルダに関する情報を記録する。また、分割先情報ファイル608には、分割元の親フォルダのアドレス情報だけでなく、フォルダ名が変更された場合は、当該変更される前のフォルダ名の情報も記述されるものとする。例えば、旧文書管理アプリで管理していたフォルダ604のフォルダ名「G¥」のうち、「¥」が新文書管理アプリ207で使用できない文字種であった場合、データインポータ209は登録データ定義情報306bを参照し、使用可能な文字「_」に置き換えることで、フォルダ「G_」(611)として登録する。このとき、分割先情報ファイル608には、文字を置き換える前のフォルダ名「G¥」も対応付けて記述されるようにする。
図7(b)は分割先情報ファイル608の記述例であり、当該分割先フォルダ607に格納された各フォルダの情報がまとめて記載される。分割先情報ファイルに記載される各フォルダの情報は、左から順に、新文書管理アプリの分割先フォルダに配置されたフォルダ名、旧文書管理アプリ202で管理していたフォルダ階層におけるフォルダパス(分割元フォルダのアドレス)、旧文書管理アプリ202で管理していたときのフォルダ名とが対応付けて記載されている。例えば、新文書管理アプリ207の分割先フォルダに格納されているフォルダ「G_」は、旧文書管理アプリにおいて分割元フォルダFの下に格納されていたことや、元の名称が「G¥」であったことなどがわかる。
なお、分割元情報ファイル606と分割先情報ファイル608は、必ずしもテキストファイルである必要はなく、xmlフォーマットや、独自のフォーマットであっても良い。また、必ずしもユーザからファイルとして見える必要はなく、新文書管理アプリ207が内部的に情報データとして保持し、そのデータを読み書きする形態でも良い。
データエクスポータ204は、旧文書管理アプリ202で管理していたデータ全てを書き出すことも可能であるが、これに限るものではない。例えば、ユーザインタフェース部301aを介してユーザに特定のフォルダを選択指定させ、当該選択されたフォルダを含む下位フォルダのみを書き出すようにしてもよい。その場合、ユーザは同時に複数のフォルダを選択可能にし、データエクスポータ204は、指定された複数のフォルダそれぞれの下位フォルダを別々に一時置き場205に書き出せるようにするのが望ましい。
また、データインポータ207は、データエクスポータ204が書き出したデータ全てを新文書管理アプリ207へ登録することが可能であるが、これに限るものではない。例えば、書き出されたデータのうち、ユーザインタフェース部301bを介してユーザが所望するフォルダを選択指定させることにより、当該選択されたデータのみを新文書管理アプリに登録するように構成するとよい。その場合、ユーザが同時に複数のデータを選択できるようにし、データインポータ207は、指定された複数のデータのみをまとめて登録するように構成するのが望ましい。また、データインポータ207は、移行対象のデータについて、新文書管理アプリ207で管理しているフォルダ階層の位置に登録するかを、ユーザが指定できるように構成する。この場合、データインポータ207は、移行対象データのルートフォルダの名前と、同じフォルダ名を持つフォルダが、既に新文書管理アプリ207内の移行させたい位置に既に存在する場合には、その移行対象のフォルダ名の後ろにランダムな数字を付けて当該フォルダを登録する。一番上位のルートフォルダが登録されれば、その下のフォルダや文書について、同名のフォルダや文書の存在を気にすることなく、登録することが出来る。
また、データインポータ207は、あるデータベースのデータを新文書管理アプリに移行した後、同じフォルダ内に、別のデータを追加で移行させたい場合がある。そのような場合でも、1つのフォルダから同じ分割先に新たなフォルダを分割する場合は、既に作成済みの分割元情報ファイルおよび分割先情報ファイルに、情報を追記していくので、情報ファイルの数が増えていくことはない。また、分割先フォルダを作成済みであれば、そのフォルダの下にフォルダを配置していくため、データを追加移行するたびに分割フォルダが増えていくようなこともない。
(その他の実施例)
また、文書管理システムの仕様にもよるが、上述したフォルダ階層の深さ制限は、データを格納可能か否かだけに起因する制限ではない。例えば、文書の検索処理を行う際に、所定のフォルダパスより深いフォルダに格納されている文書は検索対象にしないという文書管理システムがあったとする。その場合、検索可能なフォルダより深いフォルダに移行されてしまった文書は検索されないことになってしまう可能性がある。そこで、検索可能なフォルダパス長に収まるように、データ移行時のフォルダ階層の深さ制限を設ければ、新文書管理アプリに移行した全ての文書を検索対象にすることが可能になる。
また、文書管理システムの仕様にもよるが、上述したフォルダ階層の深さ制限は、データを格納可能か否かだけに起因する制限ではない。例えば、文書の検索処理を行う際に、所定のフォルダパスより深いフォルダに格納されている文書は検索対象にしないという文書管理システムがあったとする。その場合、検索可能なフォルダより深いフォルダに移行されてしまった文書は検索されないことになってしまう可能性がある。そこで、検索可能なフォルダパス長に収まるように、データ移行時のフォルダ階層の深さ制限を設ければ、新文書管理アプリに移行した全ての文書を検索対象にすることが可能になる。
また、上述したデータエクスポータ204およびデータインポータ209は、コンピュータがプログラムを実行することにより実現するものとしたが、これに限るものではなく、その一部または全部をハードウェア(電子回路)で実現するようにしても構わない。
Claims (12)
- 第1の文書管理システムで管理していたフォルダおよび文書に関するデータを、第2の文書管理システムに登録する情報処理装置であって、
前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダが、フォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する深さ判定手段と、
前記深さ判定手段で前記深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムのフォルダ階層において、前記第1の文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する一方、
前記深さ判定手段で前記深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録するフォルダ登録手段と、
前記登録対象フォルダに含まれる文書を、前記フォルダ登録手段で前記第2の文書管理システムに登録されたフォルダの下へ登録する文書登録手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記フォルダ登録手段は、前記深さ判定手段で前記深さ制限値を超えていると判定した場合、更に、当該登録対象フォルダの以前の親フォルダに関する情報を記述した分割先情報ファイルを、前記第2の文書管理システムで当該登録対象フォルダが登録される前記浅い階層に格納することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記フォルダ登録手段は、前記深さ判定手段で前記深さ制限値を超えていると判定した場合、更に、当該登録対象フォルダが前記第2の文書管理システムで登録される前記浅い階層に関する情報を記述した分割元情報ファイルを、当該登録対象フォルダの以前の親フォルダに対応する位置に格納することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記深さ制限値は、フォルダパスの長さに関して定められた制限値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記深さ制限値は、フォルダ階層数に関して定められた制限値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記フォルダ登録手段は、更に、前記登録対象フォルダの名称に前記第2の文書管理システムで使用できない文字種が含まれる場合、当該文字種を別の文字種に置き換えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダ階層の構成に関する情報を含む構成情報ファイルを作成してエクスポートするデータエクスポート手段を、更に有し、
前記フォルダ登録手段は、前記構成情報ファイルを解析することによって、前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダを順に前記登録対象フォルダとしていくことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記データエクスポート手段は、前記構成情報ファイルと、前記第1の文書管理システムで管理していた文書の実体ファイルと、前記文書の属性情報とをエクスポートすることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記データエクスポート手段は、前記第1の文書管理システムで管理していた文書のフォーマット変換が必要か否か判定し、必要であると判定した場合は当該文書の実体ファイルのフォーマット変換を実行することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- コンピュータを、第1の文書管理システムで管理していたフォルダおよび文書に関するデータを、第2の文書管理システムに登録する装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダが、フォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する深さ判定手段、
前記深さ判定手段で前記深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムのフォルダ階層において、前記第1の文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する一方、
前記深さ判定手段で前記深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録するフォルダ登録手段、
前記登録対象フォルダに含まれる文書を、前記フォルダ登録手段で前記第2の文書管理システムに登録されたフォルダの下へ登録する文書登録手段、
として機能させるためのコンピュータプログラム。 - 請求項10に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- 第1の文書管理システムで管理していたフォルダおよび文書に関するデータを、第2の文書管理システムに登録する情報処理方法であって、
深さ判定手段が、前記第1の文書管理システムで管理していたフォルダを順に登録対象フォルダとし、当該登録対象フォルダが、フォルダ階層の深さ制限値以内であるか否かを判定する深さ判定ステップと、
フォルダ登録手段が、前記深さ判定ステップで前記深さ制限値以内であると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムのフォルダ階層において、前記第1の文書管理システムで管理していたときのフォルダ階層に対応する位置へ登録する一方、前記深さ判定ステップで前記深さ制限値を超えていると判定した場合は、当該登録対象フォルダを、前記第2の文書管理システムにおけるフォルダ階層の浅い階層へ登録するフォルダ登録ステップと、
文書登録手段が、前記登録対象フォルダに含まれる文書を、前記フォルダ登録手段で前記第2の文書管理システムに登録されたフォルダの下へ登録する文書登録ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
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