JP2012118591A - ドキュメント管理装置、ドキュメント管理方法、ドキュメント管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】追加や変更されたドキュメントからみて予め設定された範囲のドキュメントの所有者に、追加や変更があったことを通知するドキュメント管理装置、ドキュメント管理方法およびドキュメント管理プログラムを提供する。
【解決手段】 変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得する取得手段と、構成情報記憶手段を参照して、第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出する抽出手段と、構成情報記憶手段を参照して、第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する特定手段と、所有者毎の通知先を記憶する所有者情報記憶手段と、所有者情報記憶手段を参照して、特定された所有者の通知先を取得し、取得した通知先に第1のドキュメントの変更を通知する通知手段と、を備えるドキュメント管理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドキュメントを管理するドキュメント管理装置、ドキュメント管理方法およびドキュメント管理プログラムに関する。
従来、文章データや図面データなどのドキュメントを関連付けて生成するドキュメント管理装置では、複数のドキュメントを複数人の利用者が共有している場合、利用者がドキュメントの作成や修正を行ったことを予め決められた他の利用者に知らせている。
例えば、文書データの登録、更新を行った場合に、文書データの登録、更新に関する情報を、その情報に関連する利用者に通知する文書管理の技術が知られている。その技術によれば、文書データをフォルダに登録したとき、そのフォルダ内に宛先、通知内容がある場合には、その宛先、通知内容から通知文章を作成し、作成した通知文章を、その宛先、通知内容に記載されている宛先に送信する。その結果、登録者以外の利用者のために必要な文書データを登録した場合でも、他の利用者にその文書を知らせることができる。しかし、この技術ではドキュメントを記録するフォルダごとに通知先を設定しておく必要があるので、その設定が煩雑になる。また、ファイルの記録場所が変更されるたびに通知先の設定を変更しなければならない。
特開2006−215829号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、追加や変更されたドキュメントからみて予め設定された範囲のドキュメントの所有者に、追加や変更があったことを通知するドキュメント管理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本実施の態様のひとつであるドキュメント管理装置は、構成情報記憶手段、取得手段、抽出手段、特定手段、所有者情報記憶手段、通知手段を備えている。
構成情報記憶手段は、複数のドキュメント各々を識別する識別情報とドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録する。取得手段は、変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得する。抽出手段は、構成情報記憶手段を参照して、第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出する。特定手段は、構成情報記憶手段を参照して、第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する。所有者情報記憶手段は、所有者毎の通知先を記憶する。通知手段は、所有者情報記憶手段を参照して、特定された所有者の通知先を取得し、取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知する。
本実施の態様によれば、ドキュメントが追加や変更された際に、該ドキュメントに関係する予め設定された範囲の他のドキュメントの所有者を抽出して、抽出した所有者に該ドキュメントが追加や変更されたことを通知することができるという効果を奏する。
実施形態1のドキュメント管理システムの一実施例を示すブロック図である。 実施形態1のドキュメント管理システムの動作の一実施例を示すフロー図である。 階層管理したツリー構造の一実施例を示す図である。 構成情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 ドキュメント情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 実施形態1の抽出部、特定部、通知部の動作の一実施例を示すフロー図である。 所有者情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 重要度判定テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 通知判定テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 通知者一覧テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 実施形態2のドキュメント管理システムの一実施例を示すブロック図である。 実施形態2のドキュメント管理システムの動作の一実施例を示すフロー図である。 実施形態3のコンピュータのハードウェア構成の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて、実施形態1について詳細を説明する。
図1は、ドキュメント管理システムの一実施例を示すブロック図である。図1のドキュメント管理システムは、利用者がドキュメントを生成するために用いる第1の端末2、第2の端末3と、第1の端末2、第2の端末3に接続されるドキュメント管理装置1と、を備えている。ドキュメント管理システムは、例えば、Computer Aided Design(CAD)システムが考えられる。CADとしては、機械用CAD、建築用CAD、建築設備用CAD、土木用CAD、電気用CAD、回路用CAD、基板用CAD、半導体分野におけるElectronic Design Automation、半導体の製造分野ではTechnologyCADなどが考えられる。その他、熱解析用、電磁波解析用等の専用のCAD、服飾デザイン、配管、橋梁などのCADが考えられる。ドキュメントは、記録部に記録されているデータファイルである。例えば、ドキュメントとして、文書データ、図面データなどのファイルが考えられる。
ドキュメント管理装置1は、Personal Computer(PC)やサーバなどを用いることが考えられる。ドキュメント管理装置1は、処理部4、記録部5などを有している。第1の端末2、第2の端末3は、例えば、PC、CADシステムなどの入出力装置が考えられる。ドキュメント管理装置1と第1の端末2、第2の端末3の接続は、有線または無線により直接接続してもよいし、インターネットやLocal Area Network(LAN)などを介して有線または無線を用いて接続してもよい。なお、本例では図1に2つの端末だけが記載されているが2つ以上の端末と接続されていてもよい。
処理部4は、後述する更新部6、抽出部7、特定部8、通知部9を有している。また、処理部4はCentral Processing Unit(CPU)やプログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いることが考えられる。
記録部5は、後述する構成情報テーブル(構成情報記憶手段)、ドキュメント情報テーブル、所有者情報テーブル(所有者情報記憶手段)、重要度判定テーブル(重要度判定情報記憶手段)、通知者一覧テーブル、通知判定テーブル(通知判定情報記憶手段)などを記録している。記録部5は、例えばRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記録部5にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。また、記録部5のテーブルなどのドキュメント管理に関係する部分をドキュメント管理装置1と分けてデータベース装置にして、ドキュメント管理装置1に該データベース装置を接続して用いてもよい。
更新部6(取得手段)は、変更または新しく作成されたドキュメントと、ドキュメントを識別する識別子と、ドキュメントの所有者を識別する識別子と、変更または新しく作成されたドキュメントの変更内容を示す変更情報などを、所有者が利用する第1の端末2から取得する。次に、変更されたドキュメントであるとき、記録部5に記録されている変更されたドキュメントに対応する変更前のドキュメントを、変更されたドキュメントに変更する更新をする。また、新しく作成されたドキュメントが有る場合には、新しく作成されたドキュメントを新たに記録部5に追加して更新する。
抽出部7(抽出手段)は、変更または新しく作成されたドキュメントを識別する識別情報と一致する変更または新しく作成されたドキュメントに対応する構成情報を、記録部5に記録されている構成情報テーブルを参照して、抽出する。構成情報テーブルは、複数のドキュメント各々を識別する識別情報とドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報とを有する。
特定部8(特定手段)は、抽出部7で抽出した変更または新しく作成されたドキュメントに対応する構成情報を用いて、構成情報テーブルを参照し、変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲にある他のドキュメントを抽出する。そして、抽出した他のドキュメントに関連付けられている所有者を特定する。変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲は、変更または新しく作成されたドキュメントからみた他のドキュメントの階層数各々に定められた範囲である。
また、特定部は変更または新しく作成されたドキュメントからみた他のドキュメントの階層数と位置の組み合わせに応じて、他のドキュメントが変更または新しく作成されたドキュメントにより影響を受けると予測される度合を判定する。判定は、例えば、重要度を判定する重要度判定テーブルを参照して、他のドキュメントに重要度を関連付ける。重要度判定テーブルの詳細については後述する。
通知部9(通知手段)は、所有者の通知先が関連付けられている通知先に変更または新しく作成されたドキュメントに関連する変更内容を通知する。通知部は、変更または新しく作成されたドキュメントの変更内容と重要度の組み合わせに応じて、通知の要否を判定する通知判定テーブルを参照して、他のドキュメントの所有者に通知をするか否かを決定する。
ドキュメント管理システムの動作について説明する。
図2は、実施形態1のドキュメント管理システムの動作の一実施例を示すフロー図である。ステップS1〜ステップS2は、第1の端末2の処理を示す。
ステップS1では、利用者が第1の端末2を用いて利用者の所有するドキュメントを変更または新たに作成する。例えば、ドキュメントを変更する際はドキュメント管理装置1により管理されるドキュメント管理装置1の記録部5に既に記録されているドキュメントを選択して、変更をする。また、新たにドキュメントを作成する際は、ドキュメントと新たに作成したドキュメントを管理するための情報を作成する。例えば、図3に示すようにドキュメントを階層管理するドキュメント管理システムについて説明する。図3は、製品Aを製作するために用いる機構部品のドキュメントである構成品表や図面を階層管理したツリー構造の一実施例を示す図である。なお、本例では機構製品などを作成するドキュメント管理システムについて説明しているが限定されるものではない。ドキュメント管理システムは、例えば、各種システム、ハードウェアの設計書、仕様書などの階層管理、ソフトウェアの設計書、仕様書、モジュール仕様書の階層管理、電気・電子装置、電気・電子部品の階層管理、複数の文章の階層管理、をする場合に用いてもよい。
図3では最上位の階層(階層数が1)にプロジェクトに対応したファイルがある。例えば、製品Aという名称のファイルは、製品Aを組み立てるために用いる部品のドキュメントであり、構成品表や図面などのファイルが関連付けられている。製品Aの構成品表には部品Assy1、Assy2の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている。また、製品Aの図面には、例えば、Assy1、Assy2などを用いて製品Aを組み立てるための図面が記録されている。ただし、構成品表は組み立て図に部品の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。また、製品Aのドキュメントには部品Assy1、Assy2などのドキュメントが関連付けられている。部品Assy1、Assy2のファイルの位置は、最上位の階層の1つ下の階層(階層数が2)となる。
部品Assy1のファイルには、部品Assy1を組み立てるために用いる部品のドキュメントとして構成品表や図面などのファイルが関連付けられて記録されている。部品Assy1の構成品表には部品Assy1−1、部品1−1、部品1−2、部品1−3の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている。また、部品Assy1の図面には、部品Assy1−1、部品1−1、部品1−2、部品1−3を用いて部品Assy1を組み立てるための図面が記録されている。部品1−1、部品1−2、部品1−3は、例えば、機構部品や電気部品などのドキュメントで、構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。なお、部品Assy1−1、部品1−1、部品1−2、部品1−3の構成品表は、図面に部品の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。また、部品Assy1のドキュメントには部品Assy1−1のファイルが関連付けられている。部品Assy1−1のファイルの位置は、最上位の階層の2つ下の階層(階層数が3)となる。また、部品Assy1−1、部品1−1、部品1−2、部品1−3の階層は、最上位の階層の2つ下の階層(階層数が3)となる。
部品Assy1−1のドキュメントには、部品1−1−1、部品1−1−2、部品1−1−3のファイルが関連付けられている。部品1−1−1、部品1−1−2、部品1−1−3は、例えば、機構部品や電気部品などのドキュメントで、構成品表や図面などのファイルが関連付けられて記録されている。なお、部品1−1−1、部品1−1−2、部品1−1−3の構成品表は、図面に部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。また、部品1−1−1、部品1−1−2、部品1−1−3の階層は、最上位の階層の3つ下の階層(階層数が4)となる。
部品Assy2のドキュメントには、部品Assy2を組み立てるために用いる部品のドキュメントとして構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。部品Assy2の構成品表には部品Assy2−1、部品2−1、部品2−2の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている。また、部品Assy2の図面には、部品Assy2−1、部品2−1、部品2−2を用いて部品Assy2を組み立てるための図面が記録されている。部品2−1、部品2−2は、例えば、機構部品や電気部品などのドキュメントで、構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。なお、部品Assy2−1、部品2−1、部品2−2の構成品表は、図面に部品の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。また、部品Assy2のドキュメントには部品Assy2−1のファイルが関連付けられている。部品Assy2−1のファイルは、最上位の階層の2つ下の階層(階層数が3)となる。また、部品2−1、部品2−2の階層は、最上位の階層の2つ下の階層(階層数が3)となる。
部品Assy2−1のファイルには、部品Assy2−1を組み立てるために用いる部品のドキュメントとして構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。部品Assy2−1の構成品表には部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2、部品2−1−3の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている。また、部品Assy2−1の図面には、部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2、部品2−1−3を用いて部品Assy2−1を組み立てるための図面が記録されている。部品2−1−1、部品2−1−2、部品2−1−3は、例えば、機構部品や電気部品などのドキュメントで、構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。なお、部品2−1−1、部品2−1−2、部品2−1−3の構成品表は、図面に部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。また、部品Assy2−1のドキュメントには部品Assy2−1−1のファイルが関連付けられている。部品Assy2−1−1のファイルは、最上位の階層の3つ下の階層(階層数が4)となる。また、部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2、部品2−1−3の階層は、最上位の階層の3つ下の階層(階層数が4)となる。
部品Assy2−1−1のドキュメントには、部品Assy2−1−1を組み立てるために用いる部品のファイルとして構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。部品Assy2−1−1の構成品表には部品Assy2−1−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4の部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている。また、部品Assy2−1−1の図面には、部品Assy2−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4を用いて部品Assy2−1−1を組み立てるための図面が記録されている。部品Assy2−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4は、例えば、機構部品や電気部品などのドキュメントで、構成品表と図面などのファイルが関連付けられて記録されている。なお、部品Assy2−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4の構成品表は、図面に部品番号、数量、型番、部品名称などが記録されている場合には必要ない。部品Assy2−1−1のドキュメントは、最上位の階層の3つ下の階層(階層数が4)となる。また、部品Assy2−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4の階層は、最上位の階層の4つ下の階層(階層数が5)となる。
図4は、図3の製品Aに関連するドキュメントを階層管理する構成情報テーブルの一実施例を示す図である。図4に示す構成情報テーブル41は、「プロジェクト名」「区分」「ファイル名」「構成情報」「所有者」に関する情報を有している。「プロジェクト名」には、仕様書、プロジェクトなどの名称が記録されている。本例では、製品Aを製作するために用いる機構部品の図面を管理するプロジェクトの名称として「プロジェクト名」に「製品A」が記録されている。「区分」には、ドキュメントの種類が記録されている。本例では、「部品」「アセンブリ」が記録されている。「部品」は、例えば、機構部品や電気部品などであることを示し、購入品や既に製作された部品などであることを示している。本例では、「部品1−1」「部品1−2」「部品1−3」「部品1−1−1」「部品1−1−2」「部品1−1−3」などが「部品」に関連付けられて記録されている。「アセンブリ」は、下の階層の部品を用いて製作される部品であることを示している。本例では、「製品A」「Assy1」「Assy1−1」「Assy2」「Assy2−1」「Assy2−1−1」などが「アセンブリ」に関連付けられて記録されている。「ファイル名」には、各部品を識別するためのファイル名が記録されている。本例では、「製品A」「Assy1」「部品1−1」・・・が記録されている。なお、ファイル名には部品番号、型番、部品名称などであってもよい。「構成情報」は、部品各々が記録されている階層と関連する部品を示す情報が記録されている。例えば、「製品A」の場合であれば、最上位の階層にあるので階層数が1階層目であるので「¥製品A」などと示す。「Assy1」は「製品A」の1つ下の階層にあるので2階層目なので、「¥製品A¥Assy1」などと示す。「¥」の数は階層の数を示し、右に記録されているフォルダが、「¥」の左に記録されているフォルダの1つ下の階層にあることを示している。「所有者」は、部品の作成者、所有者または管理者を識別する情報を記録している。本例では、「administrator」には、所有者「A」〜「O」が記録されている。「administrator」は、管理者により管理されるドキュメントであることを示している。所有者「A」〜「O」は、作成者や所有者により管理されるドキュメントであることを示している。なお、図3では便宜上5つのドキュメントを示しているが、ドキュメントと階層の数は限定されるものではない。
ステップS2では、利用者が第1の端末2を用いて変更をしたドキュメントをドキュメント管理装置1に記録するために、第1の端末2は変更したドキュメントをドキュメント管理装置1の更新部6に送信する。例えば、ステップS1で利用者Kが第1の端末2を用いて利用者Kの所有するドキュメント「部品2−1−3」を変更または新しいドキュメントを作成したとする。ドキュメント「部品2−1−3」を変更した場合であれば、変更した「部品2−1−3」のドキュメントを送信する。また、変更したドキュメントの変更情報をドキュメント管理装置1の更新部6に送信する。
変更情報は、例えば、部品番号、部品名称、ファイル名、プロジェクト名、所有者、所属情報、更新日、版数、変更内容などである。部品番号は、部品を識別する番号である。部品名称は部品の名称である。ファイル名は、ドキュメントが記録されているファイルを識別する識別子である。プロジェクト名は、製品を識別する情報などである。所有者はドキュメントを作成または管理している利用者を識別する識別子である。所属情報はドキュメントが所属するグループを識別する識別子である。図3の部品1−1、部品1−2、部品1−3、Assy1−1の場合、これらの部品のドキュメントはAssy1に所属しているので、所属情報はAssy1になる。更新日は、利用者がドキュメントを変更または作成した日時が記録される。版数は、利用者がドキュメントを変更した回数である。変更内容は、ドキュメントの変更箇所や変更内容を示す情報である。機構部品の場合であれば、色、材質などが変更されたことを示す。変更情報としては、部品番号、部品名称、ファイル名、プロジェクト名、所有者、所属情報、更新日、版数、変更内容をすべて送信する必要はなく、変更されたドキュメントと変更されたドキュメントの所有者が特定できればよい。
また、ステップS2では利用者が第1の端末2を用いて作成した新しいドキュメントをドキュメント管理装置1に記録するために、第1の端末2は新しいドキュメントをドキュメント管理装置1の更新部6に送信する。また、第1の端末2は新しく作成したドキュメントとともに変更情報をドキュメント管理装置1の更新部6に送信する。新しく作成したドキュメントの変更情報には、記録部5に記録されている既存のドキュメントと新しく作成したドキュメントの関係を示した情報も追加される。例えば、図4に示した「プロジェクト名」「区分」「ファイル名」「構成情報」「所有者」のような情報である。
ドキュメント管理装置1の動作について説明する。
ステップS3〜ステップS4は、ドキュメント管理装置1のドキュメントの更新処理を示す。ステップS3では、ドキュメント管理装置1の更新部6が変更されたドキュメントまたは新しく作成したドキュメントおよび変更情報を受信する。例えば、更新部6は変更されたドキュメント「部品2−1−3」と変更情報を受信する。
ステップS4では、更新部6が受信した変更されたドキュメントを、記録部5に記録されている変更前のドキュメントに代替して更新を行う。例えば、記録部5に記録されている変更前のドキュメント「部品2−1−3」を、更新部6が変更されたドキュメント「部品2−1−3」に代替して更新する。また、新しく作成したドキュメントの場合は、更新部6が変更情報に示されている階層の指定された位置に新しく作成したドキュメントを記録する。
また、ステップS4では、更新部6が記録部5に記録されているドキュメント情報テーブルを更新する。例えば、図5に示すドキュメント情報テーブル51を、変更したドキュメントまたは新しく作成したドキュメントの変更情報を用いて更新する。図5のドキュメント情報テーブル51は、「部品番号」「部品名称」「ファイル名」「プロジェクト名」「部品所有者」「所属情報」「更新日」「版数」「変更内容」を有している。「部品番号」は、例えば、会社独自の部品を管理する番号で、本例では、「A000001」「A000002」・・・が記録されている。「部品名称」は、部品の名称が「部品番号」に関連付けられて記録され、本例では、「バンパー001」「エンジン001」が記録されている。「ファイル名」には、ドキュメントが記録されているファイルを識別する識別子が記録されている。本例では、「部品n−1」「部品n−2」などが記録されている。「プロジェクト名」には、製品を識別する情報などが記録され、本例では、製品Aに関係するプロジェクトであるので「製品A」が記録されている。他の製品のプロジェクトである場合には他の名称が記録される。ソフトウェアなどの場合には、プログラムの名称などが記録されている。「所有者」には、ドキュメントを作成または管理をしている利用者を識別する識別子が記録されている。本例では、「YODA」「HORI」などの識別子が記録されている。「所属情報」にはドキュメントが所属するドキュメントを識別する識別子が記録されている。本例では、「Assy100」が記録されている。なお、図3の部品1−1、部品1−2、部品1−3、Assy1−1の場合、これらの部品のドキュメントは、Assy1に所属しているので「所属情報」には上記ドキュメント各々に「Assy1」が記録される。図5の「更新日」には、利用者がドキュメントを変更または作成した日時が記録される。本例では、2007年1月1日を示す「2007/1/1」が記録されている。「版数」には、利用者がドキュメントを変更した回数が記録される。本例では、変更回数「2」「1」が記録されている。「変更内容」には、利用者がドキュメントを変更した内容が記録される。本例では、変更内容として「色」「材質」が記録されている。また、本例では色が記載されているだけであるが、変更する色のマンセル番号などの変更の詳細を記載してもよい。また、材質の場合であれば、例えば、材質を変更したことなどについて変更の詳細を記載してもよい。
変更したドキュメントに関してドキュメント情報テーブルを更新する場合、ステップS4では更新部6が変更情報の部品番号と一致するドキュメント情報テーブルの部品番号を検出する。次に、ドキュメント情報テーブルの「部品番号」に関連付けられている「部品名称」「ファイル名」「プロジェクト名」「部品所有者」「所属情報」「更新日」「版数」「変更内容」を、変更情報を参照して変更する。また、新しく作成したドキュメントの変更情報を用いてドキュメント情報テーブルを更新する。新しく作成したドキュメントの変更情報の場合には、「更新日」には作成した日時が記録され、「版数」と「変更内容」にはなにも記録しない。
ステップS5では、抽出部7が変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントに関連する構成情報を記録部5の構成情報テーブルを参照して、抽出する。
ステップS6では、特定部8が抽出した変更または新しく作成されたドキュメントに対応する構成情報を用いて、構成情報テーブルを参照し、変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲にある他のドキュメントを抽出する。
ステップS7では、次に、他のドキュメントに関連付けられている所有者を特定する。
ステップS8では、所有者の通知先が関連付けられている通知先に変更または新しく作成されたドキュメントに関連する変更内容を通知する。通知部9がドキュメントの変更またはドキュメントが新しく作成されたことを、上記抽出した他のドキュメントの利用者に通知するために用いる後述する更新通知情報を作成する。そして、更新通知情報を抽出した他のドキュメントの利用者が利用している端末に通知する。例えば、通知部9が更新通知情報を第2の端末3に送信する。ただし、更新通知情報は第2の端末3に送信することに限定されるものでなく、選択された利用者が利用しているPCなどに送信してもよい。また、更新通知情報はメールなどを用いて送信することが考えられる。なお、ステップS5〜S8の詳細については後述する。
ステップS9〜ステップS10は、第2の端末3の処理を示す。ステップS9では、選択された利用者の使用している第2の端末3が、ステップS8で作成された更新通知情報を受信する。ステップS10では、第2の端末3の利用者が更新通知情報を閲覧する。
ステップS5〜S8の詳細について説明する。
図6は、抽出部7、特定部8、通知部9の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS601〜ステップS603の処理は、ステップS5に対応する。
ステップS601では、抽出部7が構成情報テーブルを参照して、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントのファイル名と一致するドキュメントを検出する。例えば、ドキュメント情報テーブル51または変更情報が有する変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントのファイル名を用いて、構成情報テーブルを参照して、一致するドキュメントを検出する。
ステップS602で抽出部7は、ステップS601で抽出した変更または新しく作成された対象のドキュメントに関連する構成情報を検索する。例えば、構成情報テーブル41を検索する。
ステップS603で抽出部7は、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントに関連する構成情報を構成情報テーブルから取得する。構成情報テーブル41の場合であれば、「構成情報」に記録されている情報を取得する。
なお、構成情報テーブル41に記録されている「プロジェクト名」を参照して、プロジェクトに関連するドキュメントを全て抽出することにより、対象のドキュメントに関連する構成情報を取得してもよい。
ステップS604〜ステップS610の処理は、ステップS6に対応する。
ステップS604では、特定部8がステップS603で抽出した構成情報を用いて、変更または新しく作成されたドキュメントと変更または新しく作成されたドキュメントに関連するドキュメントの階層数を求める。例えば、図4の構成情報テーブル41の場合であれば、「構成情報」各々に記録されている情報を用いて、「¥」の数量を求める。「¥製品A¥Assy1¥部品1−2」であれば、「¥」は3個なので3階層目に部品1−2のドキュメントがあることになる。ただし、階層数の求め方は限定されるものではない。
ステップS605では、特定部8が変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて、変更または新しく作成されたドキュメントに関連するドキュメントの階層上の位置が所定の階層範囲にあるかを判定する。次に、変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲にある他のドキュメントを抽出するために、ステップS610に移行する。図6のフロー図では、実施の態様の他の例としてステップS606〜ステップS609に示す処理が記載されているが、ステップS606〜ステップS609に示す処理はなくてもよい。
ステップS605からステップS610に移行する場合について説明する。例えば、図4の構成情報テーブル41の場合であれば、「構成情報」各々に記録されている情報を用いて、変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲にある他のドキュメントを抽出する。所定の階層範囲は、変更または新しく作成されたドキュメントにより影響を受けると予測される他のドキュメントが所在する範囲の階層を示し、例えば、記録部5に記録されている(判定情報記憶手段)。また、所定の階層範囲は、例えば、変更または新しく作成されたドキュメントに関連する同じ階層(同じ階層数)が考えられる。また、所定の階層範囲は、さらに変更または新しく作成されたドキュメントに関連する上下の階層など(1つ上の階層数、1つ下の階層数)を加えることが考えられる。対象のドキュメントが図4の部品2−1−3の場合、変更または新しく作成されたドキュメントに関連する同じ階層のドキュメントは、「¥」の数量が同じで、部品2−1−3の構成情報に示される「¥製品A¥Assy2¥Assy2−1」と同じ構成情報を有するドキュメントを抽出すればよい。本例では、部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2が抽出される。変更または新しく作成されたドキュメントに関連する上の階層は、「¥」の数量が1つ少なく、部品2−1−3の構成情報に示される「¥製品A¥Assy2」と同じ構成情報を有するドキュメントを抽出すればよい。本例では、部品2−1、部品2−2、部品Assy2−1が抽出される。変更または新しく作成されたドキュメントに関連する下の階層は、「¥」の数量が1つ多く、部品2−1−3の構成情報に示される「¥製品A¥Assy2¥Assy2−1¥」と同じ構成情報を有するドキュメントを抽出すればよい。本例では、部品2−1−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4が抽出される。所定の階層範囲は、上記範囲に限定されるものではない。
ステップS606〜ステップS609について説明する。
ステップS606〜ステップS609は、特定部8が重要度判定テーブルを参照して、他のドキュメントに重要度を関連付ける。重要度判定テーブルは、変更または新しく作成されたドキュメントからみた他のドキュメントの階層数を用いて、他のドキュメントが変更または新しく作成されたドキュメントにより影響を受けると予測される度合を判定する。
ステップS606〜S609に移行する際には、ステップS605では変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみた所定の階層範囲を、さらに細かい階層範囲に分けて判定する。その結果に応じてステップS606〜S609のいずれかに移行する。
ステップS605では、特定部8が変更または新しく作成されたドキュメントの階層上の位置からみて所定の階層範囲にあるかを、重要度判定テーブル81を用いて判定する。その結果、変更または新しく作成されたドキュメントがある階層が、5階層以内であればステップS606に移行し、6〜10階層であればステップS607に移行する。11〜20階層であればステップS608に移行し、21階層以上であればステップS609に移行する。本例では、重要度判定テーブル81の「階層数」に4つの範囲が示されている
が、限定されるものではない。
図8に示す重要度判定テーブル81は、「階層数」「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」などを有している。「階層数」は、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層がどの階層範囲にあるかを判定するための閾値が記録されている。本例では、「5階層以内」「6〜10階層」「11〜20階層」「21階層以上」が記録されている。「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」には、ドキュメントの変更または新しく作成されたことを、どのドキュメントの所有者まで通知するかを判定する条件となるデータが、「階層数」各々に関連付けて記録されている。「重要度:高」の階層範囲には、ドキュメントが変更または新しく作成されたことにより、高い確率で影響を与えるドキュメントがあると考えられる。本例では、「同じグループ」「同じグループ+上下1階層まで」「同じグループ+上下2階層まで」「同じグループ+上下3階層まで」が、対応する「階層数」に関連付けて記録されている。同じグループとは、例えば、図3の部品2−1−3の場合であれば、部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2が同じグループとなる。「同じグループ+上下1階層まで」とは、変更または新しく作成されたドキュメントと同じグループとその同じグループの上下1階層のグループを示している。例えば、図3の部品2−1−3の場合であれば、同じグループの部品Assy2−1−1、部品2−1−1、部品2−1−2と、上1階層の部品Assy2−1、部品2−1、部品2−2と、下1階層の部品2−1−1−1、部品2−1−1−2、部品2−1−1−3、部品2−1−1−4を示す。「同じグループ+上下2階層まで」については、変更または新しく作成されたドキュメントと同じグループの階層を基準とし上下に2階層内にあるドキュメントを示している。「同じグループ+上下3階層まで」については、変更または新しく作成されたドキュメントと同じグループの階層を基準とし上下に3階層内にあるドキュメントを示している。「重要度:中」には、ドキュメントが変更または新しく作成されたことにより、「重要度:高」程の影響を与えることが考えられないドキュメントの階層範囲が記録されている。本例では、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層上の位置を基準に「上下1階層」「上下2〜3階層」「上下3〜5階層」「上下4〜5階層」が、対応する「階層数」に関連付けて記録されている。「重要度:低」には、ドキュメントが変更または新しく作成されたことにより、「重要度:中」程の影響を与えることが考えられないドキュメントの階層範囲が記録されている。本例では、「重要度:高と中以外の全階層」「重要度:高と中以外の全階層」「重要度:高と中以外の全階層」「重要度:高と中以外の全階層」が、対応する「階層数」に関連付けて記録されている。
ステップS606では、特定部8が変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層が5階層以内であれば、重要度1の処理を行う。重要度1の処理は、例えば、「5階層以内」に関連付けられている「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」に記録されている条件に当てはまる他のドキュメントかを判定する。判定後、他のドキュメントに重要度を設定する。
ステップS607では、特定部8が変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層が6〜10階層にあれば、重要度2の処理を行う。重要度2の処理は、「6〜10階層」に関連付けられている「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」に記録されている条件に当てはまる他のドキュメントかを判定する。判定後、他のドキュメントに重要度を設定する。
ステップS608では、特定部8が変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層が11〜20階層にあれば、重要度3の処理を行う。重要度3の処理は、「11〜20階層」に関連付けられている「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」に記録されている条件に当てはまる他のドキュメントかを判定する。判定後、他のドキュメントに重要度を設定する。
ステップS609では、特定部8が変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントの階層が21階層以上(22階層、23階層・・・)にあれば、重要度4の処理を行う。重要度4の処理は、「21階層以上」に関連付けられている「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」に記録されている条件に当てはまる他のドキュメントかを判定する。判定後、他のドキュメントに重要度を設定する。
ステップS610では、特定部8がステップS606〜S609で重要度を設定した他のドキュメントを抽出する。
ステップS611の処理について説明する。
ステップS611の処理は、ステップS7に対応する。ステップS605からステップS610に移行するとき、ステップS611で特定部8はステップS610で抽出した他のドキュメントに関連付けられている所有者を特定する。所有者の特定は、例えば、構成情報テーブル41の「所有者」に記録されている所有者の識別子を用いて、記録部5に記録されている所有者各々の通知先(通知先情報)を所有者情報テーブルから抽出する。図7は、所有者情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。例えば、図7の所有者情報テーブル71は、「所有者」「部署名」「連絡先」「通知先」「端末番号」を有している。「所有者」は所有者を識別する識別子が記録されている。本例では、「YODA」「HORI」・・・が記録されている。「部署名」には、所有者の所属するグループが記録され、本例では、「東京事業所」「大阪事業所」・・・が記録されている。「連絡先」には電話番号などが記録されている。本例では「111−222」「222−222」・・・が記録されている。「通知先」には、所有者各々のメールアドレスなどが記録されている。本例では、「yoda@xxx.com」「hori@xxx.com」・・・が記録されている。ただし、「通知先」に記録する情報はメールアドレスに限定されるものではなく、所有者に通知可能な情報であればよい。「端末番号」には所有者が使用している端末の番号などが記録されている。例えば、「cad001」「cad002」・・・が記録されている。なお、「部署名」「連絡先」「端末番号」はなくてもよい。
ステップS605からステップS606〜ステップS609に移行してステップS610に移行するときについて説明する。ステップS611で特定部8は、ステップS610で抽出した他のドキュメントに関連付けられている所有者を特定するとともに、特定したドキュメント各々の所有者に、重要度を示す識別子を対応付けて記録する。識別子は、例えば、高、中、低などが考えられる。
ステップS612〜S619の処理について説明する。
ステップS612〜S619の処理は、ステップS8に対応する。ステップS612〜ステップS616では、通知部8が通知判定テーブルを参照して、変更または新しく作成されたドキュメントの変更内容と重要度の組み合わせに応じて、通知の要否を判定する。図6のフロー図では、実施の態様の他の例としてステップ612〜ステップS616に示す処理が記載されているが、ステップS612〜ステップS616に示す処理はなくてもよい。
ステップS611からステップS617に移行する場合、ステップS617で通知部9が変更または新しく作成されたドキュメントの情報を送信する所有者に、変更または新しく作成されたドキュメントの変更に関連する情報を関連付け、変更通知情報を生成する。変更通知情報は、例えば、図10に示す通知者一覧テーブル101に記録される。通知者一覧テーブル101は、「所有者」「端末番号」「通知先」「重要度」「変更部品名」「閲覧済フラグ」などを有している。「所有者」には、通知する所有者を識別する識別子が記録されている。本例では、「YODA」「HORI」・・・が記録されている。「端末番号」には、通知する所有者が利用している端末を識別する識別子が記録されている。本例では、「cad001」「cad002」・・・が記録されている。ただし、「端末番号」はなくてもよい。「通知先」には、所有者各々のメールアドレスなどが記録されている。本例では、「yoda@xxx.com」「hori@xxx.com」・・・が記録されている。ただし、「通知先」には記録する情報はメールアドレスに限定されるものではなく、所有者に通知可能な情報であればよい。「重要度」には、重要度を示す識別子が記録されている。識別子は、例えば、高、中、低などが考えられる。ただし、識別子は高、中、低に限定されるものでなく、2つのレベルであってもよいし、4つ以上のレベルであってもよい。「変更部品名」には、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントを識別する識別子である。本例では、部品番号「A000005」を用いている。ただし、部品番号に限定されるものではない。「閲覧済フラグ」には、後述する変更通知情報を閲覧したか否かを示す識別子が記録されている。本例では、閲覧していれば「済」、閲覧がされていないときは「未」が記録される。なお、「閲覧済フラグ」は所有者に変更通知情報を送信するだけであればなくてもよい。また、変更通知情報として「所有者」に関連付けて、変更内容の詳細を示す「変更内容」を付加してもよい。「変更内容」は、色、材質などが変更されたこと示している。
ステップS611からステップS612〜ステップS616に移行する場合には、ステップS612では、通知部9が変更内容を変更情報またはドキュメント情報テーブルから取得する。例えば、図5のドキュメント情報テーブル51の「変更内容」から「色」「材質」などのデータを取得する。
ステップS613では、通知部9がステップS612で取得した変更内容を用いて、送信する所有者を選択する。例えば、図9に示す通知判定テーブル91を用いて送信する所有者を選択する。通知判定テーブル91は、「変更内容」「重要度:高」「重要度:中」「重要度:低」などを有している。「変更内容」には、「色」「材質」「形状・寸法・図面の追加/削除/移動」などを記録することが考えられる。例えば、部品の色の変更で重要度が高の場合には所有者に送信し、重要度が中、低の場合には非送信にすることが記録されている。また、材質の変更で重要度が高、中の場合には所有者に送信し、重要度が低の場合には非送信にすることが記録されている。また、形状・寸法・図面の追加/削除/移動の変更で重要度が高、中、低の場合には所有者に送信することが記録されている。例えば、ステップS613で変更内容が「色」であればステップS614に移行し、「材質」であればステップS615に移行し、「形状・寸法・図面の追加/削除/移動」であればステップS616に移行する。
ステップS614で通知部9は、色が変更され重要度が高であるドキュメントの所有者だけに変更通知情報を送信することを記録部5に記録する。ステップS615では、材質が変更され重要度が高中であるドキュメントの所有者だけに変更通知情報を送信することを記録部5に記録する。ステップS616では、同じプロジェクトのドキュメントの所有者全てに送信をすることを記録部5に記録する。すなわち、ステップS612〜S616を実施することにより、変更内容により変更通知情報を通知する所有者を分けられる。そのため、階層と位置関係だけのときより該所有者は変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントが該所有者にとってどれくらい重要であるかが把握できる。さらに、変更内容を該所有者各々に通知してもよい。
ステップS617では、ステップS614〜S616により記録された変更または新しく作成されたドキュメントの情報を送信する所有者に、変更または新しく作成されたドキュメントの変更に関連する情報を関連付け、変更通知情報を生成する。
ステップS618では、変更されたドキュメントまたは新しく作成されたドキュメントが複数ある場合に、通知部9が全ての変更または新しく作成されたドキュメントに対して変更が完了したかを判定して、完了していない場合にはステップS601に移行する。完了している場合には、ステップS619に移行して更新通知情報を送信する所有者が利用している端末に通知する。例えば、更新通知情報は第2の端末3に送信する。ただし、第2の端末3に送信することに限定されるものでなく、選択された利用者が利用している第2の端末3以外の利用者が利用しているPCなどに送信してもよい。また、更新通知情報はメールなどを用いて送信することが考えられる。
なお、上記説明した重要度の高、中、低などの情報だけを用いて送信する所有者を決めてもよい。例えば、重要度高である者にだけ送信することなどが考えられる。
本実施の態様によれば、ドキュメントが追加や変更された際に、該ドキュメントに関係する一定範囲の他のドキュメントの所有者を抽出して、抽出した所有者に該ドキュメントが追加や変更されたことを通知することができるという効果を奏する。
本実施の態様によれば、ドキュメントごとに予め通知先を設定しておく必要がないので、事前の設定作業が不要になる。例えば、ドキュメントの階層位置が変更されるたびに通知先の設定を変更しなくてよい。
実施形態2について説明する。
実施形態2について図11、12を用いて説明をする。図11は、実施形態2のドキュメント管理システムの一実施例を示すブロック図である。図12は、実施形態2のドキュメント管理システムの動作の一実施例を示すフロー図である。
図11の実施形態2のドキュメント管理システムは、確認部10を備えている。確認部10は、第2の端末3の利用者が更新通知情報を閲覧したか否かを判定して、閲覧していないと判定された利用者に閲覧することを促す。
実施形態2のドキュメント管理システムの動作について説明する。
ステップS1201〜S1207の処理は、実施形態1で説明したステップS1〜S7と同様の処理であるので説明を省略する。
ステップS1209では、選択された利用者の使用している第2の端末3が、ステップS1208で作成された更新通知情報を受信する。ステップS1210では、第2の端末3の利用者が更新通知情報を閲覧する。選択された利用者が閲覧をすると、第2の端末3はドキュメント管理装置1の確認部10に利用者が閲覧したことを通知する。閲覧したことを示す通知は、選択された利用者(所有者)を識別する識別子と、該識別子に閲覧したことを示す識別子を関連付けた閲覧情報を有している。
ステップS1211では、ドキュメント管理装置1の確認部10が閲覧情報の有する選択された利用者(所有者)の識別子を用いて、通知者一覧テーブルの「所有者」を検索する。その後、確認部10は検索した所有者に関連付けられている通知者一覧テーブルの「閲覧済フラグ」に閲覧したことを示す識別子を記録する。例えば、図10の通知者一覧テーブルの101の「閲覧済フラグ」に「済」を記録する。
ステップS1212では、確認部10が通知者一覧テーブルの「閲覧済フラグ」を参照して、まだ閲覧情報が届いていない所有者を検出する。例えば、図10の通知者一覧テーブルの101の「閲覧済フラグ」に「未」の所有者を検出する。
ステップS1213では、確認部10が更新通知情報を送信した全ての所有者が、更新通知情報を閲覧したか否かを判定する。全ての所有者が閲覧をしている場合には処理を終了し、閲覧をしていない所有者がいる場合にはステップS1214に移行する。
ステップS1214では、確認部10が更新通知情報を閲覧していない所有者に更新通知情報を閲覧することを促す通知を第2の端末に送信する。閲覧することを促す通知は、例えば、閲覧していない所有者の通知先に、「更新通知情報を確認してください」などのメッセージを、メールなどを用いて通知する。
実施形態2によれば、閲覧したことを確認することにより、変更や新しく作成されたドキュメントがあることを確実に利用者に知らせることができる。その結果、利用者が所有するドキュメントに影響をおよぼす変更などを、利用者が所有するドキュメントに反映させることができる。
実施形態3について説明する。
実施形態3は、実施形態1、2を、コンピュータを用いて実現する場合について説明する。
図13は、実施形態3のコンピュータのハードウェア構成の一実施例を示す図である。コンピュータのハードウェア1300は、CPU1301、記録部1302、記録媒体読取装置1303、入出力インタフェース1304(入出力I/F)、通信インタフェース1305(通信I/F)などを備えている。また、上記各構成部はバス1306によってそれぞれ接続されている。
CPU1301は、記録部1302に記録されている上記実施形態1、2で説明したドキュメント管理装置1の各処理を実行する。
記録部1302には、CPU1301が実行するプログラムやデータが記録されている。また、ワークエリアなどとして使用される。例えば、ROM、RAM、ハードディスクドライブなどである。
記録媒体読取装置1303は、CPU1301の制御に従って記録媒体1307に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体1307に記録媒体読取装置1303の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体1307に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体1307は、コンピュータで読み取り可能なnon−transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、Digital Versatile Disc(DVD)、DVD−RAM、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、Magneto-Optical disk(MO)などがある。なお、記録部1302もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース1304には、入出力装置1308が接続され、利用者が入力した情報を受信し、バス1306を介してCPU1301に送信する。また、CPU1301からの命令に従ってディスプレイの画面上に操作情報などを表示する。入出力装置1308は、例えば、タッチパネルなどが考えられる。
通信インタフェース1305は、必要に応じ、他のコンピュータとの間のLocal Area Network(LAN)接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースである。また、他の装置に接続され、外部装置からのデータの入出力を制御する。
このようなハードウェア構成を有するコンピュータを用いることによって、上記説明した各種処理機能が実現される。その場合システムが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体1307に記録しておくことができる。なお、上記各種処理機能は、実施形態1、2で説明したフロー図などである。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体1307が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に記録しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、記録媒体1307に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記録部1302に記録する。そして、コンピュータは、自己の記録部1302からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体1307から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。なお、各実施例は処理に矛盾の無い限りにおいて、互いに組み合わせても構わない。
以上実施形態1、2、3を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録する構成情報記憶手段と、
変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出する抽出手段と、
前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する特定手段と、
前記所有者毎の通知先を記憶する所有者情報記憶手段と、
前記所有者情報記憶手段を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とするドキュメント管理装置。
(付記2)
前記構成情報に含まれる階層数毎に階層範囲を記憶する判定情報記憶手段を更に備え、
前記構成情報記憶手段の前記構成情報には、前記階層上の最上位の階層から各ドキュメントの階層上の位置までの階層の識別情報を更に含み、
前記特定手段は、前記第1の構成情報に含まれる階層の識別情報を基に前記第1のドキュメントの階層数を特定し、前記判定情報記憶手段を参照して前記特定した階層数に応じた階層範囲を特定し、前記構成情報記憶手段を参照して前記第1の構成情報に含まれる前記特定した階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント管理装置。
(付記3)
2つの前記構成情報の一致度合いに応じて重要度を記憶する重要度判定情報記憶手段と
ドキュメントの変更内容と前記重要度の組み合わせに応じて前記通知の要否を記憶する通知判定情報記憶手段と、を更に備え
前記特定手段は、前記重要度判定情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報と前記第2の構成情報の一致度合いに応じた重要度を前記第2のドキュメントの所有者に関連付け、
前記取得手段は前記第1のドキュメントの変更内容を更に取得し、
前記通知手段は、前記通知判定情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントの変更内容と前記特定された所有者に関連付けた重要度に基づき当該所有者に前記第1のドキュメントが変更又は新しく作成されたことを通知するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント管理装置。
(付記4)
変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得し、
複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録されている構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出し、
前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定し、
前記所有者毎の通知先を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知する、
処理をコンピュータが実行するドキュメント管理方法。
(付記5)
前記第1の構成情報に含まれる階層の識別情報を基に前記第1のドキュメントの階層数を特定し、
前記構成情報に含まれる階層数毎に階層範囲が記憶される判定情報記憶手段を参照して前記特定した階層数に応じた階層範囲を特定し、
前記構成情報記憶手段の前記構成情報に、前記階層上の最上位の階層から各ドキュメントの階層上の位置までの階層の識別情報を更に含む前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる前記特定した階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する、
処理を前記コンピュータが実行するドキュメント管理方法。
(付記6)
2つの前記構成情報の一致度合いに応じて重要度が記憶される重要度判定情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報と前記第2の構成情報の一致度合いに応じた重要度を前記第2のドキュメントの所有者に関連付けし、
前記第1のドキュメントの変更内容を更に取得し、
ドキュメントの変更内容と前記重要度の組み合わせに応じて前記通知の要否が記憶される通知判定情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントの変更内容と前記特定された所有者に関連付けた重要度に基づき当該所有者に前記第1のドキュメントが変更又は新しく作成されたことを通知するか否かを決定する、
処理を前記コンピュータが実行するドキュメント管理方法。
(付記7)
コンピュータに、
変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得させる処理と、
複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録されている構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出させる処理と、
前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定させる処理と、
前記所有者毎の通知先を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知させる処理と、
を実行させることを特徴とするドキュメント管理プログラム。
(付記8)
前記第1の構成情報に含まれる階層の識別情報を基に前記第1のドキュメントの階層数を特定させる処理と、
前記構成情報に含まれる階層数毎に階層範囲が記憶される判定情報記憶手段を参照して前記特定した階層数に応じた階層範囲を特定させる処理と、
前記構成情報記憶手段の前記構成情報に、前記階層上の最上位の階層から各ドキュメントの階層上の位置までの階層の識別情報を更に含む前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる前記特定した階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定させる処理と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするドキュメント管理プログラム。
(付記9)
2つの前記構成情報の一致度合いに応じて重要度が記憶される重要度判定情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報と前記第2の構成情報の一致度合いに応じた重要度を前記第2のドキュメントの所有者に関連付けさせる処理と、
前記第1のドキュメントの変更内容を更に取得させる処理と、
ドキュメントの変更内容と前記重要度の組み合わせに応じて前記通知の要否が記憶される通知判定情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントの変更内容と前記特定された所有者に関連付けた重要度に基づき当該所有者に前記第1のドキュメントが変更又は新しく作成されたことを通知するか否かを決定させる処理と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするドキュメント管理プログラム。
1 ドキュメント管理装置
2 第1の端末
3 第2の端末
4 処理部
5 記録部
6 更新部
7 抽出部
8 特定部
9 通知部
10 確認部
41 構成情報テーブル
51 ドキュメント情報テーブル
71 所有者情報テーブル
81 重要度判定テーブル
91 通知判定テーブル
101 通知者一覧テーブル
1300 ハードウェア
1301 CPU
1302 記録部
1303 記録媒体読取装置
1304 入出力インタフェース(入出力I/F)
1305 通信インタフェース(通信I/F)
1306 バス
1307 記録媒体
1308 入出力装置

Claims (5)

  1. 複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録する構成情報記憶手段と、
    変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出する抽出手段と、
    前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する特定手段と、
    前記所有者毎の通知先を記憶する所有者情報記憶手段と、
    前記所有者情報記憶手段を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするドキュメント管理装置。
  2. 前記構成情報に含まれる階層数毎に階層範囲を記憶する判定情報記憶手段を更に備え、
    前記構成情報記憶手段の前記構成情報には、前記階層上の最上位の階層から各ドキュメントの階層上の位置までの階層の識別情報を更に含み、
    前記特定手段は、前記第1の構成情報に含まれる階層の識別情報を基に前記第1のドキュメントの階層数を特定し、前記判定情報記憶手段を参照して前記特定した階層数に応じた階層範囲を特定し、前記構成情報記憶手段を参照して前記第1の構成情報に含まれる前記特定した階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント管理装置。
  3. 2つの前記構成情報の一致度合いに応じて重要度を記憶する重要度判定情報記憶手段と
    ドキュメントの変更内容と前記重要度の組み合わせに応じて前記通知の要否を記憶する通知判定情報記憶手段と、を更に備え
    前記特定手段は、前記重要度判定情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報と前記第2の構成情報の一致度合いに応じた重要度を前記第2のドキュメントの所有者に関連付け、
    前記取得手段は前記第1のドキュメントの変更内容を更に取得し、
    前記通知手段は、前記通知判定情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントの変更内容と前記特定された所有者に関連付けた重要度に基づき当該所有者に前記第1のドキュメントが変更又は新しく作成されたことを通知するか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント管理装置。
  4. 変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得し、
    複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録されている構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出し、
    前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定し、
    前記所有者毎の通知先を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知する、
    処理をコンピュータが実行するドキュメント管理方法。
  5. コンピュータに、
    変更された第1のドキュメントを識別する識別情報を取得させる処理と、
    複数のドキュメント各々を識別する識別情報と前記ドキュメント各々の階層上の位置を示す構成情報と前記ドキュメント各々の所有者とを対応付けて記録されている構成情報記憶手段を参照して、前記第1のドキュメントを識別する識別情報に対応する第1の構成情報を抽出させる処理と、
    前記構成情報記憶手段を参照して、前記第1の構成情報に含まれる所定の階層範囲の構成情報を含む第2の構成情報に対応付けられた第2のドキュメントの所有者を特定させる処理と、
    前記所有者毎の通知先を参照して、前記特定された所有者の通知先を取得し、前記取得した通知先に前記第1のドキュメントの変更を通知させる処理と、
    を実行させることを特徴とするドキュメント管理プログラム。
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