JP5607374B2 - 文書管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ上のファイルの保存方法に関するものである。
ファイルサーバ上など共有で管理されているファイルを、作業用として自分のコンピュータにコピーしてから編集することがある。そのとき、アクセスを簡単にするために同じフォルダに関連のあるファイルをまとめることがある。
しかし、関連のあるファイルはサーバ上で同じファイル名で違うフォルダに保存されている場合があり、同じフォルダにコピーしようとすると、ユーザはファイルを上書きするか、どちらかのファイルのファイル名を変更してからコピーする必要がある。
このとき、コピー先のフォルダに同じ名前のファイルが既に存在していた場合に、コピー先のフォルダの中にフォルダを作成し、その中にファイルを保存することで同じ名前のファイルをコピー可能にする方法がある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−272345号公報
しかしながら、従来技術ではファイル名の重複を判断し、フォルダを作成する処理を行うため、同一のファイルであっても上書きされず、フォルダの中にファイルが保存されてしまう。
そこで、本発明では、ファイルの属性情報を使用して同一性を判断し、上書きするか名前を変更して保存するかの判断を行う方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、ファイルシステム内のファイルを移動またはコピーすることが可能な文書管理システムにおいて、ファイルに対する付加情報を設定する付加情報設定手段と、前記付加情報設定手段によって設定された付加情報を格納する付加情報格納手段と、ファイルを移動またはコピーするファイル移動手段と、前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルの移動元の位置情報を前記付加情報設定手段に設定させ、前記付加情報格納手段に格納する移動元情報格納手段と、前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが移動先のフォルダに存在するか否か判断し、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在しないと判断した場合は、前記ファイル移動手段により前記移動対象ファイルのファイル名を変更せずに前記移動先のフォルダに移動またはコピーさせ、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在すると判断した場合前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルの付加情報の移動元の位置情報と前記移動対象ファイルの移動元の位置情報とが同一であるか判断し、両ファイルの移動元の位置情報が同一であると判断した場合、前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルを前記移動対象ファイルで上書きし、両ファイルの移動元の位置情報が異なると判断した場合、前記移動先フォルダ内のファイルと重複しないように前記移動対象ファイルのファイル名を変更し当該ファイル名が変更された移動対象ファイルを前記移動先フォルダに移動またはコピーするファイル重複判断手段を備えるように構成する。
本発明によれば、ファイルが元々保存されていた場所を基準として、ファイルを上書きするか名前を変更して保存するかの判断を行うことができる。
コンピュータのハードウェア構成を示す図である。 コンピュータのソフトウェア構成を示す図である。 付加情報の格納場所の一例を示す図である。 付加情報の記述方法の一例を示す図である。 文書管理システムのユーザインターフェースの一例を示す図である。 実施例1のファイル移動処理の一例を示すフローチャートである。 ファイル移動処理を文書管理システムに指示するためのユーザインターフェースの一例を示す図である。 ファイル名の変更処理の一例を示すフローチャートである。 同一名ファイルが存在するときの上書き処理を行う条件を設定するユーザインターフェースの一例を示す図である。 実施例2のファイル移動処理の一例を示すフローチャートである。 実施例3のファイル移動処理の一例を示すフローチャートである。 実施例4のネットワークで接続されたコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1において、CPU102は、外部メモリ109に格納されているアプリケーションプログラム、OS等の制御プログラムを読出して実行し、RAM103にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納し、制御を行うための制御手段である。
キーボードI/F104は、キーボード105やマウス等の不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。ディプレイI/F106は、ディスプレイ107の表示を制御する。外部メモリI/F108は、外部メモリ109とのアクセスを制御する。外部メモリ109は、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の機器が接続され、アプリケーションプログラムやアプリケーションプログラムで作成したデータファイルや設定ファイルを格納する。
図2は、本発明の実施形態にかかる文書管理システムのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。文書管理システム200は、外部メモリ109に格納されており、実行時にCPU102によってRAM103に格納される。
文書管理システム200は、管理対象領域制御部202、管理対象領域操作部203及び付加情報制御部204で構成される。文書管理システム200は、外部メモリ上の一部の領域を管理対象領域201として設定し、管理対象領域内(ファイルシステム内)に格納したファイルに対する制御を管理対象領域制御部202で行う。
管理対象領域制御部202は、管理対象領域201に格納されたファイルやフォルダに対して付加情報制御部204(付加情報設定手段)により作成した付加情報を、ファイルと対にして管理対象領域内に格納する(付加情報格納手段)。
管理対象領域内のフォルダに格納されているファイルと付加情報を保存したファイルの状態を図3(A)に示す。この例では、フォルダ内にA.txtとB.txtが存在するが、ファイルの付加属性情報は、ファイル名A.txt.prop(B.txt.prop)というファイルで付加情報を付ける対象となるファイルと同じフォルダに保存する。
付加情報ファイルA.txt.propの保存形式を図3(B)に示す。ここでは、ファイルA.txtの付加情報は、“移動元情報”、“キーワード”、“コメント”が、それぞれ、”C:¥ACB¥A.txt”、”テキスト”、”あいう”という内容で付加されている。ユーザは、この情報を参照することにより、ファイルを整理しやすくしたり、所望の情報を検索しやすくしたりすることができる。
ここで、示した付加情報の保存場所や形式はあくまでも一例である。例えば、設定情報をレジストリで保存したり、ひとつのファイルで管理領域内の全てのファイルの付加情報を保存したりしてもよい。保存形式も図3(B)ではXMLを使用して説明したが、TEXTファイルやINIファイルとして保存してもよい。
ユーザは、管理対象領域内のファイルにアクセスするときは、キーボードやマウスを用いて、ディスプレイ上に表示された管理対象領域操作部203に指示を与える。管理対象領域操作部のユーザインターフェースの一例を図4に示す。管理対象領域表示部400は管理対象領域内のフォルダ構成を表示する。ファイルリスト401は、管理対象領域表示部400で選択しているフォルダ内に格納されているファイルの一覧を表示する。なお、付加情報を保存したファイルは、ファイルリスト401では表示しない。ファイルリスト401で選択しているファイルの付加情報は、付加情報表示部402で表示する。
ユーザは、管理対象領域操作部203で管理対象領域内のファイル・フォルダに対して、名前の変更、削除、移動、コピー、付加情報の設定などを指示することができる。ユーザからの指示を受けた管理対象領域操作部203は、管理対象領域制御部202に指示を伝達し、管理対象領域内のファイルを制御する。
本実施形態の管理領域内のファイル操作によるファイルの重複が発生したときの処理を図5のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートの処理を実行する文書管理システムは、外部メモリ109に格納されており、実行時にRAM103に読み出され、CPU102で処理される。また、ファイルは、外部メモリ109に格納されており、ファイルに対する操作が行われたときにRAM103に読み出され、処理が完了すると処理に応じて変更した内容が外部メモリ109に書き込まれる。
このフローは、ファイルの移動・コピーなどのファイルの元々あった場所から別の場所に移動する処理がユーザにより指示されたときに実行される。そのときのユーザの操作例としては、マウスのドラッグアンドドロップ操作で、図4の管理対象領域表示部400やファイルリスト401にファイルをドロップする方法がある。また、図6のファイル選択画面で選択したファイルを管理対象領域表示部400で選択中のフォルダに移動する方法もある。
なお、本実施形態では、ユーザが指示する、ファイルの移動・コピーなどのファイルの元々あった場所から別の場所に移動する処理をまとめて、「ファイルの移動処理」と定義する。
ユーザによって、管理対象領域操作部203にファイルの移動処理が指示されると、移動対象ファイルの付加情報を作成し、移動元情報としてファイルの移動元の位置情報を格納する(移動元情報格納手段、S500)。なお、移動対象ファイルの移動元の格納位置は、管理対象領域内であってもよいし、それ以外の場所に格納されていてもよい。このとき、作成した付加情報はこの段階ではRAM103内にのみ格納し、ファイルの移動処理が完了した時点で外部メモリ109に格納する。ファイルの移動元の位置情報は、ユーザからのファイルの移動処理時に作成し、格納する。例えば、図6のファイル選択画面では、ユーザが選択したファイルのパスを移動元情報として格納する。
次に、移動先のフォルダに移動対象のファイルと同一のファイル名を持つファイルが存在するかを調べる(S501)。移動先フォルダに同一のファイル名を持つファイルが存在しない場合、移動対象ファイルをそのままのファイル名で格納することが可能なため、ファイル名を変更せず、移動先フォルダに格納する(S502)。移動先フォルダに同一のファイル名を持つファイルが存在する場合、そのファイルと移動対象ファイルの持つ付加情報の移動元情報同士を比較する(S503)。両ファイルの移動元情報が異なる場合、移動対象ファイル名を移動先フォルダ内に存在しないファイル名に変更して格納する(S504)。両ファイルの移動元情報が同一の場合、もともと同一のファイルであったものとみなし、移動先フォルダ内のファイルを移動対象ファイルで上書きする(S505)。
S504のファイル名変更の方法は、簡単な例としては、元のファイル名の末尾(拡張子の手前)に1から順に数字を1ずつ増やしていく方法がある。例えば、A.txtの場合、A1.txtとする。A1.txtが移動先フォルダに存在する場合は、A2.txtとする。
S504のファイル名変更処理のより複雑な例について図7のフローチャートを用いて説明する。この方法では、移動対象ファイルのパスと移動先フォルダのパスを比較して、異なる部分を元のファイル名の末尾(拡張子の手前)に付加する方法である。
まず、移動先のフォルダパスをフォルダごとに分解してそれぞれのフォルダ名をRAM103に記憶しておく(移動先フォルダパス分解手段、S700)。例えば、移動先フォルダパスが、”C:¥1月¥予算”である場合、”C:”と”1月”と”予算”に分解して保持する。同様に、移動対象ファイルのファイルパスもフォルダごとに分解する(移動対象ファイルパス分解手段、S701)。例えば、移動対象ファイルのファイルパスが”C:¥2月¥予算¥A.txt”である場合、”C:”と”2月”と”予算”に分解して保持する。ファイル名は同一のため使用しない。そして、S700で抽出したフォルダ名とS701で抽出したフォルダ名を比較し、移動対象ファイルから抽出したフォルダ名で同じ名前がないフォルダ名を抽出する(フォルダパス比較手段、S702)。上記S700とS701の説明で使用した例を使用すると”2月”が差分として抽出される。この抽出された文字列を元のファイル名の末尾に付加し(S703)、そのファイル名で移動先フォルダに格納する(S704)。例えば、元のファイル名がA.txtであり、S702で抽出した差分が”2月”である場合、A2月.txtというファイル名で格納する。差分として抽出されたフォルダ名が複数ある場合は、複数個を連結する。例えば、元のファイル名がA.txtであり、抽出した差分が”2月”と”予算”である場合、A2月予算.txtというファイル名で格納する。また、差分として抽出されたフォルダ名が複数存在する場合に、連結せずにどれか差分のうちのどれか1つを使用してもよい。なお、元のファイル名と付加する差分文字列の間に任意の区切り文字を入れて、A_2月.txtのようにしてもよい。
以上の手順により、ファイル名が同一のファイルが移動先フォルダに存在する場合に、ファイルの同一性を判断し、上書きするか名前を変更して保存するかの判断(ファイル重複判断)を行うことができる。
実施例1においては、上書きをするかファイル名を変更して保存するかの判定に移動元情報のみを使用するが、ファイルのサイズや更新日時などの情報を使用して判定することもできる。また、それらの条件を組み合わせて上書き・ファイル名変更の動作切り替えをすることもできる。
図8に、ファイルの上書きを行う判定としてどの方法を使用するかを設定するためのユーザインターフェースの一例を示す。ユーザは、この設定をファイルの移動処理を指示する前に行なうことにより、アプリケーションプログラムの設定情報としてRAM103に格納し、移動処理においてその設定を参照し、動作切り替えを行う。
使用する設定の一例として、実施例1の説明で使用した移動元情報が同一かどうかで判断する方法や、ファイルサイズが同一かどうかで判断する方法、移動先フォルダに存在するファイルの更新日時が移動対象のファイルの更新日時より古いかどうかで判断する方法などがある。それぞれの判定方法を使用するかどうかはチェックボックスを使用して設定することができる。チェックを付けた方法は、ファイルの移動処理において上書き・ファイル名の変更の動作切り替えの判断に使用する。その動作切り替えの処理を追加した場合のファイル移動処理を図9のフローチャートを用いて説明する。
S900からS902までの処理は、実施例1における図5のS500からS502と同一のため説明を省略する。
S901の判定で、移動先フォルダに同一のファイル名を持つファイルが存在する場合、ファイルを上書きする判定に移動元情報を使用するかどうかを判断する(S903)。図8の設定で移動元情報が同一かどうかを調べるチェックがある場合は、移動元情報の比較を行ない(S904)、チェックがない場合はS906に進む。S904は、実施例1における図5のS503と同一の処理のため説明を省略する。移動元情報が同一でない場合は、移動対象ファイルと移動先フォルダに存在する同一名ファイルは異なると判断し、移動対象ファイルをファイル名を変更して格納する(S905)。ファイル名変更処理は実施例1と同様の処理を用いる。移動元情報が同一の場合はS906に進む。
S906では、ファイルを上書きする判定にファイルサイズを使用するかどうかを判断する。図8の設定でファイルサイズが同一かどうかを調べるチェックがある場合は、ファイルサイズの比較を行ない(S907)、チェックがない場合はS908に進む。S907では、移動対象ファイルのファイルサイズと移動先フォルダに格納されている同名のファイルのファイルサイズとを比較する。ファイルサイズが異なる場合は、移動対象ファイルと移動先フォルダに存在する同一名ファイルは異なると判断し、移動対象ファイルをファイル名を変更して格納する(S905)。ファイル名変更処理は実施例1と同様の処理を用いる。ファイルサイズが同一の場合はS908に進む。
S908では、ファイルを上書きする判定にファイルの更新日時を使用するかどうかを判断する。図8の設定で移動先フォルダに存在する同一名ファイルの更新日時が古いかどうかを調べるチェックがある場合は、更新日時の比較を行ない(S909)、チェックがない場合はS910に進む。S909で移動先フォルダに存在する同一名ファイルの更新日時が移動対象ファイルの更新日時より古い場合、移動先フォルダのファイルを移動対象ファイルで上書きする(S910)。移動先フォルダのファイルの更新日時が古くない場合は、移動対象ファイルをファイル名を変更して格納する(S905)。ファイル名変更処理は実施例1と同様の処理を用いる。
このようにして、S903、S904、S906からS909の判定を行い、同一のファイルと判断した場合、もともと同一のファイルであったとみなし、移動先フォルダ内に格納されているファイルを移動対象ファイルで上書きする(S910)。
以上の手順により、ファイル名が同一のファイルが移動先フォルダに存在する場合に、ファイルの同一性を判断し、上書きするか名前を変更し保存するかの判断を行うことができる。
なお、本実施例では、ファイルの同一性の判断手段として、付加情報の移動元情報、ファイルサイズ、更新日時を使用したが、その他にファイルの作成日時やバージョン情報などを使用して、同一性の判断を行うこともできる。
実施例1においては、移動対象ファイルのファイル名を変更して移動先フォルダに格納する処理を行う。しかし、移動対象ファイルのファイル名ではなく、移動先フォルダの同名ファイルのファイル名を変更し、移動対象ファイルのファイル名はそのままで格納することもできる。その処理を行う場合のファイル移動処理を図10のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートの処理を実行する文書管理システムは、外部メモリ109に格納されており、実行時にRAM103に読み出され、CPU102で処理される。また、ファイルは、外部メモリ109に格納されており、ファイルに対する操作が行われたときにRAM103に読み出され、処理が完了すると処理に応じて変更した内容が外部メモリ109に書き込まれる。
S1000からS1003及びS1006の処理は、実施例1における図5のS500からS503及びS505と同一のため説明を省略する。従って、図5の処理との違いは、移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが移動先フォルダに存在し、両ファイルの付加情報の移動元情報が異なるときの処理のみとなる。そのため、その部分についての説明を行う。
移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが移動先フォルダに存在し、両ファイルの付加情報の移動元情報が異なる場合(S1003、NO)、移動先フォルダに存在する同一ファイル名のファイルのファイル名を変更する(S1004)。ファイル名変更処理は実施例1と同様の処理を用いる。移動先フォルダ側のファイル名を変更するため、移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名をもつファイルがなくなる。そのため、移動対象ファイルをファイル名の変更なしで移動先フォルダに格納することができる(S1005)。
以上の手順により、ファイル名が同一のファイルが移動先のフォルダに存在する場合に、ファイルの同一性を判断し、上書きするか名前を変更し保存するかの判断を行うことができる。
実施例1においては、管理対象領域を文書管理システムと同じPC内の外部メモリ内に配置するが、ネットワークで接続されているPC内で共有されている外部メモリの領域を管理対象領域として使用することもできる。その場合のハードウェア構成を図11に示す。クライアントPCのハードウェア構成で図1に記載の構成と同じ箇所は同じ機能を持つため、異なる部分のみ説明を行う。
図11では、クライアントPCがネットワークI/F1100を備え、外部からのネットワークアクセスの制御を行う。ネットワークを通したサーバPC内の外部メモリ1102に格納されたファイルへのアクセスは、SMB(Server Message Block)などのプロトコルを使用することで行うことができる。
実施例1から3で説明した処理は、移動対象のファイル、移動先のフォルダともクライアントPCとサーバPCのどちらに存在しても実現することができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (6)

  1. ファイルシステム内のファイルを移動またはコピーすることが可能な文書管理システムにおいて、
    ファイルに対する付加情報を設定する付加情報設定手段と、
    前記付加情報設定手段によって設定された付加情報を格納する付加情報格納手段と、
    ファイルを移動またはコピーするファイル移動手段と、
    前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルの移動元の位置情報を前記付加情報設定手段に設定させ、前記付加情報格納手段に格納する移動元情報格納手段と、
    前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが移動先のフォルダに存在するか否か判断し、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在しないと判断した場合は、前記ファイル移動手段により前記移動対象ファイルのファイル名を変更せずに前記移動先のフォルダに移動またはコピーさせ、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在すると判断した場合前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルの付加情報の移動元の位置情報と前記移動対象ファイルの移動元の位置情報とが同一であるか判断し、両ファイルの移動元の位置情報が同一であると判断した場合、前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルを前記移動対象ファイルで上書きし、両ファイルの移動元の位置情報が異なると判断した場合、前記移動先フォルダ内のファイルと重複しないように前記移動対象ファイルのファイル名を変更し当該ファイル名が変更された移動対象ファイルを前記移動先フォルダに移動またはコピーするファイル重複判断手段
    を備えることを特徴とする文書管理システム。
  2. 請求項1に記載の文書管理システムにおいて、前記ファイル重複判断手段は、前記移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在すると判断した場合、更に、前記移動対象ファイルのファイルサイズ当該同一のファイルを持つファイルのファイルサイズを比較し、両ファイルのファイルサイズが同一の場合、前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルを前記移動対象ファイルで上書きし、両ファイルのファイルサイズが異なる場合、前記移動先フォルダ内のファイルと重複しないように前記移動対象ファイルのファイル名を変更し前記移動先フォルダに移動またはコピーすることを特徴とする文書管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の文書管理システムにおいて、前記ファイル重複判断手段は、前記移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在すると判断した場合、更に、前記移動対象ファイルの更新日時当該同一のファイルを持つファイルの更新日時を比較し当該同一のファイルを持つファイルの更新日時が前記移動対象ファイルの更新日時より古い場合、前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルを前記移動対象ファイルで上書きし、当該同一のファイルを持つファイルの更新日時が前記移動対象ファイルの更新日時より古くない場合、前記移動先フォルダ内のファイルと重複しないように前記移動対象ファイルのファイル名を変更し前記移動先フォルダに移動またはコピーすることを特徴とする文書管理システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の文書管理システムにおいて
    動対象ファイルの移動先フォルダのパスをフォルダ名ごとに分解し、記憶する移動先フォルダパス分解手段と、
    移動対象ファイルのファイルパスをフォルダ名ごとに分解し、記憶する移動対象ファイルパス分解手段とを更に有し
    前記ファイル重複判断手段で前記移動対象ファイルのファイル名を変更する場合は、前記移動先フォルダパス分解手段により分解したフォルダ名と前記移動対象ファイルパス分解手段により分解したフォルダ名とを比較して、前記移動対象ファイルのファイルパスにあるフォルダのうち前記移動対象ファイルの移動先フォルダのパスに無いフォルダ名を抽出し、当該抽出したフォルダ名を前記移動対象ファイルのファイル名付加したファイル名前記移動対象ファイルのファイル名を変更することを特徴とする文書管理システム。
  5. ファイルシステム内のファイルを移動またはコピーすることが可能な文書管理システムにおいて、
    ファイルに対する付加情報を設定する付加情報設定手段と、
    前記付加情報設定手段によって設定された付加情報を格納する付加情報格納手段と、
    ファイルを移動またはコピーするファイル移動手段と、
    前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルの移動元の位置情報を前記付加情報設定手段に設定させ、前記付加情報格納手段に格納する移動元情報格納手段と、
    前記ファイル移動手段によって移動またはコピーする移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが移動先のフォルダに存在するか否か判断し、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在しないと判断した場合は、前記ファイル移動手段により前記移動対象ファイルのファイル名を変更せずに前記移動先のフォルダに移動またはコピーさせ、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先のフォルダに存在すると判断した場合前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルの付加情報の移動元の位置情報と前記移動対象ファイルの移動元の位置情報とが同一であるか判断し、両ファイルの移動元の位置情報が同一であると判断した場合、前記移動先フォルダに存在する同一のファイル名を持つファイルを移動対象ファイルで上書きし、両ファイルの移動元の位置情報が異なると判断した場合、前記移動先フォルダ内のファイルと重複しないように前記移動先フォルダに存在する同一のファイルを持つファイルのファイル名を変更し前記移動対象ファイルを前記移動先フォルダに移動またはコピーするファイル重複判断手段
    を備えることを特徴とする文書管理システム。
  6. ファイルシステム内のファイルを移動またはコピーすることが可能な文書管理システムにおいて、
    移動対象ファイルを移動先フォルダに移動またはコピーするファイル移動手段と、
    前記移動先フォルダのパスをフォルダ名ごとに分解する移動先フォルダパス分解手段と、
    前記移動対象ファイルのファイルパスをフォルダ名ごとに分解する移動対象ファイルパス分解手段と、
    前記移動対象ファイルのファイル名と同一のファイル名を持つファイルが前記移動先フォルダに存在するか否か判断し、同一のファイル名を持つファイルが前記移動先フォルダに存在すると判断した場合、前記移動先フォルダパス分解手段により分解したフォルダ名と前記移動対象ファイルパス分解手段により分解したフォルダ名とを比較して、前記移動対象ファイルのファイルパスにあるフォルダ名のうち前記移動先フォルダのパスに無いフォルダ名を抽出し、当該抽出したフォルダ名を前記移動対象ファイルのファイル名に付加したファイル名に前記移動対象ファイルのファイル名を変更して、当該ファイル名が変更された移動対象ファイルを前記移動先のフォルダに移動またはコピーするファイル重複判断手段と、
    を備えることを特徴とする文書管理システム。
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