JP2007128139A - データファイル送信システム及び画像管理サーバ並びにデータファイル複製プログラム - Google Patents

データファイル送信システム及び画像管理サーバ並びにデータファイル複製プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデジタルカメラから1つのサーバへ画像データファイルをアップロードする作業を容易に行えるようにする。
【解決手段】複数のデジタルカメラからアップロードされた画像データファイルは、異なるディレクトリに一時的に格納される。異なるディレクトリにそれぞれ格納された画像データファイルは、同一のディレクトリに移動される。画像データファイルが移動する際に、同一ファイル名の画像データファイルが存在するか否かが判定される。ファイル名が同一の画像データファイルが存在すると判定された時、全ての画像データファイルの名称が変更される。変更後のファイル名は、画像データファイルに予め組み込まれた撮影日時情報とデジタルカメラに固有の識別情報を組み合わせたもので、重複することのないファイル名になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、識別名としてファイル名が付与された複数の画像データファイルをサーバに送信する時に好適なデータファイル送信システム、及びこれに用いる画像管理サーバ並びにデータファイルをコピーするのに好適なデータファイル複製プログラムに関する。
レンズを用いて光学的に形成された被写体像を画像信号に変換する撮像装置を備え、得られた画像信号を静止画のデジタル画像データとして記録するデジタルカメラが知られている。デジタルカメラでは、画像データを保存するために着脱自在なメモリカードが使用される。画像の編集やプリントを行う際には主にパーソナルコンピュータ(以下PC)が使用され、メモリカードはPCと同じ形式のファイルシステムでデータ管理がなされ、画像データのコピーが容易に行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
最近では、パーソナルコンピュータと家庭用のフォトプリンタとを用いることで、高品質のプリント写真を容易に得ることができる。これにより、友人に写真を配るときなどのプリント作業も比較的手軽に行える。しかし、家庭用のフォトプリンタは、少数で高品質のプリントには適しているが1枚あたりのプリントコストは割高である。このため、写真のプリント枚数が多い場合には用紙等の消耗品代は高くなる。また、1枚あたりのプリント時間が長く、枚数の多いプリントには手間がかかり、不向きである。
そこで、団体行事や参加人数の多いイベントの記念写真をプリントサービス店が貸し出すデジタルカメラで撮影し、その写真をウェブに公開し、各家庭のPCからインターネットを利用して写真の閲覧やプリント注文が行える新しいフォトサービスが提案されている。ウェブに公開される写真は、プロのカメラマンに撮影を依頼したものや、イベントの参加者自らが撮影したもの等、様々な写真がある。プリントサービス店はインターネットでプリント注文を受け付け、注文されたプリント写真を申込者に配送する。このプリントサービスであれば、プリント枚数が数百枚に及ぶ場合であっても、個人がプリントの手間に煩わされることはない。また、注文の受付に人件費がかからず、1枚あたりのプリント料金も家庭でプリントする場合よりも安くなる。
特開平11−164234号公報
しかしながら、ウェブに写真を公開する際には、プリントサービス店が貸し出した複数台のデジタルカメラや、イベントの参加者が所有するデジタルカメラから、ウェブサーバに画像データをアップロードする必要がある。同じ機種の複数台のデジタルカメラから画像データをアップロードする場合、メモリカードに記録された画像データのファイル名が各カメラで同じになる。ウェブサーバでは、同じファイル名の画像データを同じディレクトリの記憶領域に格納することができないため、ファイル名を変更する必要が生じるという問題がある。また、同じカメラで複数枚のメモリカードを使用した場合も同じである。さらに、アップロードされた画像を閲覧しやすく、プリント注文がしやすいように整理しなければならない。これは、公開される写真の枚数が多いと大変手間のかかる作業となり、プリントサービス店の負担が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、複数のデジタルカメラで撮影された画像データファイルのファイル名が同一になる場合でも、画像データファイルのアップロードが簡単に行えるデータファイル送信システム及びこれに用いる画像管理サーバ並びにそのためのデータファイル複製プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルを送信するための通信端末と、前記通信端末から送信された前記画像データファイルを記憶装置に記憶するサーバとからなり、前記サーバは、前記通信端末から送信される複数の画像データファイルから同じ識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名の画像データファイルが存在する時に、前記画像データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段とを備えていることを特徴とする。
また、前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、前記識別名変更手段は全ての画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更することを特徴とする。
また、前記画像データファイルには、撮影に使用されたカメラを識別するための固有情報が予め組み込まれており、前記識別名変更手段は、前記固有情報が同じ画像データファイルに対して識別名の一部を同じにすることを特徴とする。
また、前記サーバは、前記通信端末から複数の画像データファイルが送信されるごとに前記記憶装置に一時記憶領域を設定し、一度に送信された画像データファイルをそれぞれの一時記憶領域に格納する記憶管理手段を備え、前記識別名判定手段は、異なる一時記憶領域の間で同一の識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定し、前記識別名変更手段は、異なる一時記憶領域に同一の識別名の画像データファイルが存在する時に前記識別名を変更し、前記記憶管理手段は、前記識別名が変更された画像データファイルを1つの記憶領域に格納することを特徴とする。
また、前記サーバは、前記通信端末から複数の画像データファイルが送信されるごとに前記記憶装置に一時記憶領域を設定し、一度に送信された画像データファイルをそれぞれの一時記憶領域に格納するとともに、前記識別名が変更された画像データファイルを1つの記憶領域に格納する記憶管理手段と、特定の一時記憶領域に格納された画像データファイルの撮影日時を基準として、その他の一時記憶領域に格納された画像データファイルの撮影日時を補正するとともに、撮影日時の補正された画像データファイルと同じ一時記憶領域に属する画像データファイルの撮影日時をその時間差に基づいて補正する撮影日時補正手段を備えたことを特徴とする。
また、前記サーバは、画像の特徴情報を抽出するために画像データファイルを解析する画像解析手段と、基準とする撮影日時の画像データファイルの特徴情報と、その他の画像データファイルの特徴情報とを比較して、同一の撮影シーンであるか否かを判定するシーン判定手段とを備え、前記撮影日時補正手段は、同一の撮影シーンであると判定された画像データファイルの撮影日時を補正することを特徴とする。
撮影日時の基準とする画像データファイルは、撮影日時が標準時であることを示す標準時証明情報を有する画像データファイルであることを特徴とする。
撮影日時の基準とする画像データファイルは、一時記憶領域に格納された画像データファイルのファイル数が最も多い画像データファイルであることを特徴とする。
本発明のデータファイル送信システムは、個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルを送信するための通信端末と、前記通信端末から送信された前記画像データファイルを記憶装置に記憶するサーバとからなり、前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、前記サーバは前記通信端末から送信された画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更する識別名変更手段を備えたことを特徴とする。
本発明の画像管理サーバは、個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルが通信端末から送信された際、送信された画像データファイルを記憶装置に記憶するものであって、前記通信端末から送信される複数の画像データファイルから同じ識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名の画像データファイルが存在する時に、前記画像データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の画像管理サーバは、個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルが通信端末から送信された際、送信された画像データファイルを記憶装置に記憶する画像管理サーバであって、前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、前記通信端末から送信された画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更する識別名変更手段を備えたことを特徴とする。
本発明のデータファイル複製プログラムは、個々を識別するための識別名が予め付与されたデータファイルがコピーされる際に、コピー先に記憶された複数のデータファイルから同じ識別名のデータファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名のデータファイルが存在する時に、前記データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1に記載のデータファイル送信システムによれば、画像データファイルをサーバに送信する際に、サーバにより同じファイル名の画像データファイルがあるか否かが判定され、同じファイル名の画像データファイルが存在する場合には、先にアップロードされた画像データファイル又は後からアップロードされる画像データファイルの名称が自動的に変更される。同じ名称の画像データファイルが存在する場合、従来では送信前に画像データファイルの識別名を変更し、これをアップロードする必要があったが、本発明によりこのような手間をなくすことができる。また、同じ識別名の画像データファイルが存在すると判定される度にアップロードが中断されることを防止できる。また、識別名を変更しないでアップロードを続行することにより画像データファイルが上書きされ、画像データファイルを誤って消去してしまう事故を防止できる。
また、請求項2に記載のデータファイル送信システムによれば、画像データファイルをサーバに送信する際に、サーバに同じ識別名の画像データファイルが送信されることがあっても、画像データファイルに組み込まれた撮影日時情報に基づいて全ての識別名を変更するから、例えばファイル名が撮影順に付けられた画像データファイルの順番を保つことができ、撮影日時により画像の順番が時系列に整理され、時間の流れを追って画像を閲覧することができる。例えば、イベント行事の始まりから終わりまでの時間の流れを追って画像が整理されるから、同じシーンを撮影した画像は同じ時間帯に撮影された画像として寄せ集めることができる。識別名の順番に画像を閲覧することで同じシーンの画像を連続して閲覧でき、画像の閲覧者は、同じシーンの画像から最も上手に撮影されている画像を探し出すこと等が容易に行える。
また、請求項3に記載のデータファイル送信システムによれば、撮影日時情報によって決まる識別名にカメラの固有情報に応じた文字列を付加するから、異なるデジタルカメラで撮影した画像の撮影日時が偶然同じになった場合でも、識別名が同一になることを防止できる。
また、請求項4に記載の画像データファイル送信システムによれば、複数種類のデジタルカメラからアップロードされた画像データファイルを、撮影に使用したデジタルカメラごとに(アップロードが行われるごとに)別々の記憶領域に一時的に記憶するから、識別名が同一の画像データファイルがアップロードされても、画像のアップロードが中断されるエラーが発生しない。また、識別名の変更を一括して行うことができるから、例えば一度変更された画像データファイルを再び変更する事態が生じず、識別名の変更回数を少なくでき、時間を短縮できる。
請求項5に記載のデータファイル送信システムによれば、撮影日時の基準となる画像データファイルが決められ、これに基づいて他の画像データファイルの撮影日時を変更するから、正確な撮影順に全ての画像データファイルの識別名を変更することができる。例えば、プリントサービスの提供者が画像の内容を判断し、撮影日時の基準とする画像データファイルと、その他の画像データファイルとを比較し、撮影日時の食い違いが生じている画像データファイルの1つを指定するだけで、同じ一時記憶領域に属する他の画像データファイル、すなわち同じデジタルカメラで記録された可能性が高い画像データファイルの撮影日時が自動的に補正される。これにより、不正確な撮影日時を簡単に補正でき、全ての画像データファイルを正確な撮影日時に基づいた識別名に変更することができる。
請求項6に記載のデータファイル送信システムによれば、デジタルカメラごとに撮影日時の食い違いが生じているか否かの判別を撮影シーンに基づいて行うから、人が画像の内容を判断する必要がなく、画像データファイルを正確な撮影日時に簡単に補正できる。
また、請求項7に記載のデータファイル送信システムによれば、撮影日時の正確なデジタルカメラで撮影された画像と、撮影日時が不正確なデジタルカメラで撮影された画像とが混在しても、撮影日時の正確なデジタルカメラを基準とし、撮影シーンの内容に基づいて撮影日時情報の不正確と判定された画像の撮影日時情報を補正するから、全ての画像な正確な日時情報に基づく識別名に変更することができ、全画像を正確な時系列に即して整理できる。
また、請求項8に記載のデータファイル送信システムによれば、撮影数の最も多いデジタルカメラで記録された画像データファイルの撮影日時を基準とし、その他の画像データファイルの撮影日時を補正するから、撮影日時が補正される画像データファイルの数を最も少なくでき、撮影日時の補正に要する処理時間を短縮できる。
請求項9に記載のデータファイル送信システムによれば、サーバが画像データファイルを受信した時に、その識別名を撮影日時に基づいて変更するから、識別名が重複することがなく画像データファイルを記憶装置に直ちに格納でき、多くの通信端末から複数の画像データファイルが送信されても、これを短時間で処理することができる。
請求項12に記載のデータファイル複製プログラムによれば、同じ識別名のデータファイルを同一の記憶領域(ディレクトリ)に格納することができない既存のコンピュータシステムでは、識別名を変更する手間を費やしてデータファイルをコピーする必要があったが、このような作業を行う必要がなくなる。また、例えば、同じファイル名のデータファイルが存在した場合に、コピー中止、ファイル名自動変更、上書き更新の三項目から1つを選択できるようにすることで、重要なデータが誤って消去されることを防止できる。特に、ファイル名を自動変更する際には、データファイルの作成日時に基づいて新たなファイル名を決めることがファイル名の重複をなくす点で好ましい。
図1において、本発明を適用したプリントサービスは、注文受付サーバ10と、通信端末としてのパーソナルコンピュータ11及び店舗用コンピュータ12とによって実現される。注文受付サーバ10は、インターネットを通じて画像データファイルがアップロードされる。また、アップロードされた画像データファイルを使用してプリント写真の注文用フォームを作成する。
個人が所有するパーソナルコンピュータ11は、インターネットを利用した画像データのアップロードとウェブサイトの閲覧が可能であり、プリント写真の注文用フォームが規定されたウェブ情報を注文受付サーバ10からダウンロードし、注文用フォームを顧客に表示する。また、パーソナルコンピュータ11は、注文用フォームに入力された注文情報を注文受付サーバ10に送信することができる。
プリントサービス店に設置された店舗用コンピュータ12は、パーソナルコンピュータ11と同様に、インターネットを介して注文受付サーバ10に画像データをアップロードすることができる。また、注文受付サーバ10に集められた一般顧客からの注文情報の一覧をダウンロードすることができる。
プリントサービス店は、例えば結婚式や卒業式、団体旅行などのイベント行事の際に、そのイベントの主催者からの依頼を受け、複数台の貸出し用のデジタルカメラ13を提供する。貸出し用のデジタルカメラ13はイベントの参加者や主催者に貸出され、各カメラで自由に撮影が行われる。また、依頼の内容によってはプロカメラマンのような撮影代行者を雇い、デジタルカメラ13を用いてイベント行事の様々な場面の撮影を代行する場合もある。デジタルカメラ13が返却されると、そのメモリカード14に記憶された画像データは店舗用コンピュータ12から注文受付サーバ10にアップロードされる。
イベント行事の参加者の中には、自分が所有するデジタルカメラ16を用いてイベント行事の様々な場面を撮影することがある。注文受付サーバ10は、一般顧客のパーソナルコンピュータ11からの画像データファイルのアップロードも受付ける。注文受付サーバ10は、プリントサービス店からアップロードされた画像データファイルと、一般顧客からアップロードされた画像データファイルとを記憶し、これを用いてプリント写真の注文用フォームを作成する。
プリント写真の注文用フォームは、注文受付サーバ10からウェブ情報としてダウンロードすることができる。このとき、イベント行事の主催者や参加者に対してプリントサービス店からウェブサイトのURLとパスワード、アクセスの可能な期間等が予め告知され、各人がパーソナルコンピュータ11を使用して自宅等からそのウェブサイトにアクセスすることができる。
プリント写真の注文用フォームには、プリントを注文する画像のファイル名、枚数、大きさ等が指定されたプリント指定情報と、一般顧客の氏名や住所等の個人情報とからなる注文情報が入力される。注文受付サーバ10は、パーソナルコンピュータ11から注文情報を受信し、これを記憶する。また、注文受付サーバ10は、複数の一般顧客から注文情報を受信し、これらの注文情報をまとめた注文リストを作成する。注文リストは、注文受付サーバ10から店舗用コンピュータに送信される。このとき、注文受付サーバ10は、アップロードされた全ての画像データを注文リストとともに店舗用コンピュータ12に送信する。
プリントサービス店では、注文受付サーバ10から受信した注文リストと画像データとに基づいて、写真プリンタ17を使用して画像を印画紙にプリントしたプリント写真を作成する。作成されたプリント写真は、プリントの注文を行った顧客ごとにまとめられ、注文リストに記載された各顧客の住所にそれぞれ宅配される。
図2において、注文受付サーバ10は、パーソナルコンピュータ11及び店舗用コンピュータ12から受信した画像データ等を管理するデータ管理部20を備えている。データ管理部20は、画像データファイルの受信とその他の処理を管理する。画像ファイル名判定部21は、受信した複数の画像データファイルのファイル名が同一であるか否かを判定する。なお、ファイル名は、複数の画像データファイルをコンピュータ内で取り扱う際に個々のデータファイルを識別するために付される識別名の一部であり、この識別名は一般にファイル名とデータファイルの種類を示す拡張子とからなる。
プリントサービス店では、プリントサービスの依頼を受けた時、依頼内容に関する情報が店舗用コンピュータ12に入力される。店舗用コンピュータ12は、入力された依頼情報を注文受付サーバ10に送信する。注文受付サーバ10では、データ管理部20により受信した依頼情報が登録され、個々の依頼を識別するための依頼番号が発行される。データ管理部20は、依頼番号ごとに画像データを画像データ記憶部22に格納するための記憶領域を設定する。また、データ管理部20は、画像データをアップロードするためのウェブサイト及び画像を閲覧するためのウェブサイトのURLとアクセス用パスワードを発行し、これを店舗用コンピュータ12に送信する。
画像ファイル名変更部23は、同一のファイル名の画像データファイルが存在する時に、受信した画像データのファイル名を重複のない他のファイル名に変更する。画像データファイルには、デジタルカメラ13及びデジタルカメラ16によって画像データファイルが生成される際、撮影日時情報と各デジタルカメラの製造番号情報が予め組み込まれている。画像データファイルの大部分は、被写体画像のカラー情報と輝度情報からなる画像情報であり、撮影日時とカメラの製造番号はこれに付属するタグ情報として記録されている。画像ファイル名変更部23は、重複したファイル名が存在する時に、画像ファイルデータのファイル名を撮影日時と製造番号の文字列を使用したファイル名に変更する。ファイル名が変更された画像データファイルは画像データ記憶部22に記憶される。
サムネイル画像生成部24は、画像データ記憶部22に記憶された複数の画像データファイルの画像情報を抽出し、画像データファイルの縮小画像(サムネイル画像)を生成する。注文用フォーム作成部25は、生成されたサムネイル画像を使用して、プリント注文に必要な情報を入力するための注文用フォームを作成する。
図3において、注文用フォームは、パーソナルコンピュータ11からの要求に応じてウェブ情報として送信され、パーソナルコンピュータ11にプリント注文画面30として表示される。プリント注文画面30には、複数の画像データファイルのサムネイル画像31が画面上にマトリクスに配列されている。サムネイル画像31のそれぞれの下にプリント枚数を指定する入力ボタン32が設定されている。プリント注文画面30の下部には、プリント枚数を加算するごとにプリント料金を表示するプリント料金表示部33と、注文したプリント写真の合計枚数を表示する注文合計枚数表示部34とが設定されている。また、プリント注文画面30が複数ページある場合には、ページを送るための送りボタンと、ページを戻るための戻りボタンとが設定される。注文確定ボタン35は、プリント注文内容を確定するときに入力される。注文確定ボタン35が入力された時は、住所、氏名、電話番号等の注文の受付けに必要な個人情報を入力するための画面に移行する。
図2において、注文情報記憶部27は、一般顧客からパーソナルコンピュータ11を介して送信された注文情報を依頼番号ごとに記憶する。注文リスト作成部28は注文情報記憶部27に記憶された依頼番号ごとの注文情報をまとめた注文リストを作成する。注文リストは店舗用コンピュータ12に送信される。
次に本発明の作用について図4を用いて説明する。プリントサービス店では、複数台のデジタルカメラ13が依頼を受けたイベント主催者に貸出される。貸出されたデジタルカメラ13は、イベント行事の様々な場面で使用され、メモリカード14に多数の画像が記録される。イベント終了後、デジタルカメラ13はプリントサービス店に返却される。プリントサービス店では、デジタルカメラ13からメモリカード14が取り出され、メモリカード14に記憶された画像データファイルが店舗用コンピュータ12から注文受付サーバ10にアップロードされる。
また、イベント行事に参加した個人の一般顧客は、パーソナルコンピュータ11を使用し、自分の所有するデジタルカメラ16を用いて撮影した画像の画像データファイルを注文受付サーバ10にアップロードすることができる。なお、画像データファイルのアップロードを行うには、プリントサービス店から予め通知された画像アップロード用のウェブサイトのURLとパスワードを知っている必要がある。
一般顧客のパーソナルコンピュータ11とプリントサービス店の店舗用コンピュータ12からは、注文受付サーバ10に画像データファイルが送信される。パーソナルコンピュータ11と店舗用コンピュータ12は、メモリカード14に記録された複数の画像データファイルを1つの送信単位として、画像データファイルを注文受付サーバ10に送信する。データ管理部20は、画像データファイルを受信すると画像データ記憶部22に画像データファイルを格納する。図5に示すように、データ管理部20は画像データ記憶部22に画像データファイルを格納する際、依頼番号の発行時に作成される依頼番号フォルダ40を表すディレクトリに送信日時を表す名称の一時保管フォルダ41を作成し、1つの送信単位である複数の画像データファイルを一時保管フォルダ41に格納する。
画像データファイルのアップロードは、予め指定された時刻までに行う必要があり、これを過ぎると画像データファイルのアップロードは受付けられなくなる。データ管理部20は、画像データファイルのアップロードの受付けを終了すると、一時保管フォルダ41に格納された各画像データファイルを依頼番号フォルダ40に移動する。画像ファイル名判定部21は、一時保管フォルダ41に格納された画像データファイルが依頼番号フォルダ40に移動する際、移動元の画像データファイルのファイル名と、移動先の画像データファイル名とを比較し、これが同一であるか否かを判定する。同一のファイル名が存在しない場合には、元のファイル名のまま画像データファイルが移動する。
同一のファイル名の画像データファイルが存在した場合、画像ファイル名変更部23は、それまでに依頼番号フォルダ40に移動した画像データファイルとそれ以後に依頼番号フォルダ40に移動する画像データファイルの全てのファイル名を変更する。画像データファイルは、デジタルカメラ13及びデジタルカメラ16等で画像データファイルが生成された時にファイル名が付けられているが、そのファイル名は例えばIMG0001から始まる撮影された順番を表す連番の名称である。
図6において、画像ファイル名変更部23は、各画像データファイルから撮影日時情報と、デジタルカメラの製造番号情報とを読み出す。撮影日時情報と製造番号情報は、画像データファイルの生成時に予め組み込まれる。画像ファイル名変更部23は、読み出した撮影日時情報と製造番号情報を表す文字列の一部を画像データファイルの名前の先頭に付加し、画像データファイルのファイル名を変更する。
撮影日時情報は、例えば、西暦年/月/日/時/分の情報であり、製造番号情報は例えばアルファベットと数字の8桁の組み合わせである。画像ファイル名変更部23は、撮影日時情報の時/分と、製造番号の下4桁とを元のファイル名に組み合わせた新しいファイル名を作成する。一時保管フォルダ41に格納されていた画像データファイルは、ファイル名が変更され、依頼番号フォルダ40に移動する。注文受付サーバ10では、サムネイル画像生成部24が画像データファイルから画像情報を抽出し、サムネイル画像を生成する。
画像データファイルのアップロードの受付け終了後に、アップロードされた画像の閲覧と注文が行えるウェブサイトが公開される。パーソナルコンピュータ11を用いて決められたURLにアクセスし、パスワードを入力すると、パーソナルコンピュータ11から注文受付サーバ10に注文用フォームを要求する信号が送られる。注文用フォーム作成部25は、生成されたサムネイル画像を使用した注文用フォームを作成する。このとき、注文用フォーム作成部25は、各画像データファイルのファイル名の順番で複数のサムネイル画像をプリント注文画面30に配置する。
注文受付サーバ10は、注文用フォームをウェブ情報としてパーソナルコンピュータ11に送信する。パーソナルコンピュータ11の画面上には、プリント注文画面30が表示される。プリント注文画面30には、複数の撮影画像のサムネイル画像がファイル名の先頭に付加された撮影日時の順番で配列される。撮影画像を閲覧する際に、特定のサムネイル画像を指定すると、注文受付サーバ10から解像度の高い拡大画像が送信され、これが画面上に表示される。
プリント注文画面30では、撮影画像の閲覧とともにプリント注文が行える。イベント行事の進行とサムネイル画像の順番が整合しているので、同じシーンを撮影した画像は、プリント注文画面30の同じ画面上にまとめて表示される。一般顧客は、サムネイル画像や拡大画像を参考にしてプリントの注文を依頼する画像を選択する。プリント注文を行う際は、画像を選択し、その枚数やプリントサイズ等を指定する。画像の選択が終了した後、一般顧客の個人情報が入力される。パーソナルコンピュータ11は、これらの情報を注文情報として注文受付サーバ10に送信する。
注文受付サーバ10では、パーソナルコンピュータ11から送信された注文情報が注文情報記憶部27に記憶される。また、注文情報の受信件数が予め決められた件数に達すると、注文リスト作成部28は決められた件数分の注文情報をまとめた注文リストを作成する。作成された注文リストは、画像データ記憶部22に記憶された画像データと注文リストを店舗用コンピュータ12に送信する。
プリントサービス店では、注文リストと画像データファイルとを受信すると写真プリンタ17によってプリント写真を作成する。作成されたプリント写真は注文者ごとにまとめられて個別に配送される。プリントサービス店では、注文件数が規定件数に達するごとに送信される注文リストに従ってプリント写真を逐次作成する。このように、貸出されたデジタルカメラ13と個人所有のデジタルカメラ16とによって撮影された画像は、インターネットを使用して閲覧でき、簡単にプリント写真の注文が行える。
なお、上記実施形態は、撮影日時情報を使用して画像データファイルのファイル名を変更しており、撮影日時の正確さが重要である。このため、プリントサービス店では、デジタルカメラ13に内蔵された時計の時刻合わせを正確に行い、デジタルカメラ13を貸出す必要がある。一方、個人の所有するデジタルカメラ16は、正確な時刻合わせが行われていないことが考えられる。この場合、店舗で貸出すデジタルカメラ13と、個人所有のデジタルカメラ16で撮影された画像が混在すると、正確な撮影日時の順番にファイル名を変更することができなくなる。
そこで、正確な時刻合わせが行われていることを示す標準時証明情報を画像データファイルに組み込むデジタルカメラを使用する。注文受付サーバ10において標準時証明情報が確認された画像データファイルの撮影日時を基準とし、撮影シーンが類似する撮影画像の撮影時刻がほぼ同じになることを前提として、標準時証明情報のない画像データファイルの撮影日時を補正することが好適である。
図7に示すように、画像データファイルのファイル名を変更する際に、画像データファイルから撮影日時情報及び製造番号情報とともに標準時証明情報を読み出す。標準時証明情報が検出されない画像データファイルは、その撮影日時が不正確であるとみなし、標準時証明情報を有する正確な撮影日時の画像データファイルと、標準時証明情報のない不正確な撮影日時の画像データファイルとを画像解析によって抽出される画像の特徴情報を比較する。画像の特徴情報としては、色及び濃度のヒストグラム、人物の被写体の数やその位置及び大きさ等が求められる。
標準時証明情報を有する画像データファイルと標準時証明情報のない画像データファイルとを比較した結果、画像の特徴情報が類似し、同一の撮影シーンであると判断された場合、その撮影日時のずれの大きさが算出される。この撮影日時のずれが予め定められた基準値より大きい場合、標準時証明情報のない画像データファイルの撮影日時情報は、標準時証明情報を有する画像データファイルの撮影日時と同じに補正される。なお、標準時証明情報を有する画像データファイルとして、画像の特徴情報が類似する複数の画像が存在していれば、標準時証明情報のない画像データファイルの撮影日時を複数の画像の撮影日時の間の日時にしてもよい。標準時証明情報のない画像データファイルの少なくとも1つ
の撮影日時が補正されると、標準時証明情報のないその他の画像データファイルの撮影日時は、撮影日時の補正された画像データファイルとの時間差に基づいて撮影日時が補正される。ただし、撮影シーンが同一であるとは、全く同じ画像であるものに限られず、主要被写体や背景等が同じであり、類似した画像も含む。また、撮影シーンが同一であると判定された画像が存在しない場合には、標準時証明情報のない画像データファイルの撮影日時は補正されず、正確な撮影日時とみなされる。
また、正確な撮影日時の画像データファイルが存在しない場合には、特定のデジタルカメラで撮影された複数の画像の撮影日時を基準とし、その他のデジタルカメラで撮影された画像の中から、基準とされた画像と同一の撮影シーンの画像を探し出し、撮影シーンが同一の画像の撮影日時を、基準となる画像の撮影日時に補正するようにしてもよい。撮影日時の基準となる画像は、例えば最も撮影数の多いデジタルカメラの画像が自動的に選択されるようにすること、或いはプリントサービス店の店舗用コンピュータを用いて指定できるようにすることが好ましい。
画像データファイルに標準時証明情報を付加するデジタルカメラは、人が時刻合わせを行う必要のあるものよりも、自動で時刻調整を行うものを使用することが好ましい。時刻の自動調整を行うデジタルカメラの例としては、標準時の情報を有する電波、例えばGPS衛星の電波を受信するものや、このような時刻調整を行う外部機器と接続されることで正確な時間情報が入力されるデジタルカメラが挙げられる。
上記実施形態は、撮影日時に基づいてファイル名を変更する際に、画像データファイルの中に同一のファイル名が存在するか否かを判定しているが、本発明はこれに限られず、同一のファイル名が存在するか否かに関わらず、注文受付サーバ10に送信された時点で撮影日時に基づいたファイル名に変更するようにしてもよい。この場合、元のファイル名と撮影日時とを合成したファイル名が重複することはほとんどあり得ないと考えられるが、ファイル名にカメラ固有の識別情報を付加することは、ファイル名が重複する可能性をさらに小さくできる点で好ましい。
また、本発明においては、撮影日時をファイル名の一部又は全部にすることに限られず、撮影日時の順番を表す連番のファイル名に変更することもでき、多数の画像が閲覧し易くなる点で上述した2つの実施形態と同様の効果が得られる。また、画像を撮影順に並べることを考慮する必要のない場合には、重複するファイル名が存在しないように任意のファイル名に変更するだけでもよい。ファイル名を撮影日時と無関係に変更する場合、パーソナルコンピュータ11等から複数の画像データファイルが送信される際の送信日時、あるいはデジタルカメラの固有情報ごとに同じ文字列を付加したファイル名に変更してもよい。ただし、同一のデジタルカメラを使用し、複数のメモリカードを使用して記録された画像データファイルは、固有情報とファイル名の2つが重複することがあるため、画像データファイルの送信日時や画像の撮影日時等の重複の可能性が極めて小さい要素を文字列としてファイル名に付加することが好ましい。
なお、本発明はサーバに送信される画像データファイルに限られず、文書やイラスト等のデータファイルを他のコンピュータに送信する場合や、同一のコンピュータ内でデータファイルをコピーする場合におけるデータファイルの複製プログラムとして構成されていてもよい。また、通信端末とサーバのようなインターネット通信を利用した遠距離通信を行うものに限らず、デジタルカメラとパーソナルコンピュータを接続し、デジタルカメラの画像データファイルをコピーする際、同じファイル名があれば後から追加されるデータファイルのファイル名を自動的に変更することができる。また、デジタルカメラで記録された画像データファイルをパーソナルコンピュータにコピーし、これをサーバに送信する作業を行う必要をなくすために、サーバにアクセスするためのID情報等をデジタルカメラに入力し、これをパーソナルコンピュータや携帯電話機等のウェブ通信機能を有する携帯機器に接続した時に、画像データファイルを特定のウェブサイトに自動送信できるようにしてもよい。
本発明を用いたプリントサービスの概念図である。 注文受付サーバの概略構成を示すブロック図である。 プリント注文画面を示す説明図である。 画像データファイルが格納される記憶領域を示す階層図である。 注文受付サーバの処理の流れを示すフローチャートである。 ファイル名の変更様式を示す概念図である。 撮影日時補正手段を有する注文受付けサーバの処理の流れの一部を示すフローチャートである。
符号の説明
10 注文受付サーバ
11 パーソナルコンピュータ
12 店舗用コンピュータ
13 デジタルカメラ
14 メモリカード
16 デジタルカメラ
17 写真プリンタ
20 データ管理部
21 画像ファイル名判定部
22 画像データ記憶部
23 画像ファイル名変更部
24 サムネイル画像生成部
25 注文用フォーム作成部
27 注文情報記憶部
28 注文リスト作成部
30 プリント注文画面
31 サムネイル画像
40 依頼番号フォルダ
41 一時保管フォルダ

Claims (12)

  1. 個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルを送信するための通信端末と、前記通信端末から送信された前記画像データファイルを記憶装置に記憶するサーバとからなり、
    前記サーバは、前記通信端末より送信される複数の画像データファイルから同じ識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名の画像データファイルが存在する時に、前記画像データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段とを備えていることを特徴とするデータファイル送信システム。
  2. 前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、
    前記識別名変更手段は、全ての画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更することを特徴とする請求項1記載のデータファイル送信システム。
  3. 前記画像データファイルには、撮影に使用されたカメラを識別するための固有情報が予め組み込まれており、
    前記識別名変更手段は、前記固有情報が同じ画像データファイルに対して識別名の一部を同じにすることを特徴とする請求項2記載のデータファイル送信システム。
  4. 前記サーバは、
    前記通信端末から複数の画像データファイルが送信されるごとに前記記憶装置に一時記憶領域を設定し、一度に送信された画像データファイルをそれぞれの一時記憶領域に格納する記憶管理手段を備え、
    前記識別名判定手段は、異なる一時記憶領域の間で同一の識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定し、
    前記識別名変更手段は、異なる一時記憶領域に同一の識別名の画像データファイルが存在する時に前記識別名を変更し、
    前記記憶管理手段は、前記識別名が変更された画像データファイルを1つの記憶領域に格納することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータファイル送信システム。
  5. 前記サーバは、
    前記通信端末から複数の画像データファイルが送信されるごとに前記記憶装置に一時記憶領域を設定し、一度に送信された画像データファイルをそれぞれの一時記憶領域に格納するとともに、前記識別名が変更された画像データファイルを1つの記憶領域に格納する記憶管理手段と、
    特定の一時記憶領域に格納された画像データファイルの撮影日時を基準として、その他の一時記憶領域に格納された画像データファイルの撮影日時を補正するとともに、撮影日時の補正された画像データファイルと同じ一時記憶領域に属する画像データファイルの撮影日時をその時間差に基づいて補正する撮影日時補正手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載のデータファイル送信システム。
  6. 前記サーバは、
    画像の特徴情報を抽出するために画像データファイルを解析する画像解析手段と、
    基準とする撮影日時の画像データファイルの特徴情報と、その他の画像データファイルの特徴情報とを比較して、同一の撮影シーンであるか否かを判定するシーン判定手段とを備え、
    前記撮影日時補正手段は、同一の撮影シーンであると判定された画像データファイルの撮影日時を補正することを特徴とする請求項5記載のデータファイル送信システム。
  7. 撮影日時の基準とする画像データファイルは、撮影日時が標準時であることを示す標準時証明情報を有する画像データファイルであることを特徴とする請求項6記載のデータファイル送信システム。
  8. 撮影日時の基準とする画像データファイルは、一時記憶領域に格納された画像データファイルのファイル数が最も多い画像データファイルであることを特徴とする請求項6記載のデータファイル送信システム。
  9. 個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルを送信するための通信端末と、前記通信端末から送信された前記画像データファイルを記憶装置に記憶するサーバとからなり、
    前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、
    前記サーバは、前記通信端末から送信された画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更する識別名変更手段を備えたことを特徴とするデータファイル送信システム。
  10. 個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルが通信端末から送信された際、送信された画像データファイルを記憶装置に記憶する画像管理サーバであって、
    前記通信端末から送信される複数の画像データファイルから同じ識別名の画像データファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名の画像データファイルが存在する時に、前記画像データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段とを備えていることを特徴とする画像管理サーバ。
  11. 個々を識別するための識別名が予め付与された画像データファイルが通信端末から送信された際、送信された画像データファイルを記憶装置に記憶する画像管理サーバであって、
    前記画像データファイルには、画像が撮影された日時を示す撮影日時情報が予め組み込まれており、前記通信端末から送信された画像データファイルの識別名を、前記撮影日時情報を示す識別名又は撮影日時の順番を表す識別名に変更する識別名変更手段を備えたことを特徴とする画像管理サーバ。
  12. 個々を識別するための識別名が予め付与されたデータファイルがコピーされる際に、コピー先に記憶された複数のデータファイルから同じ識別名のデータファイルが存在するか否かを判定する識別名判定手段と、同じ識別名のデータファイルが存在する時に、前記データファイルの識別名を重複しない他の識別名に変更する識別名変更手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするデータファイル複製プログラム。
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