JP2004258920A - フォトアルバムの制作システム - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
【目的】依頼主の意思を反映させた、個性的なアルバム作りを実現する。
【構成】アルバム制作を依頼する主体として、インターネット上での写真等のデータのやり取りのための通信手段を有するユーザー部と、同じくインターネットを通じた通信手段を有するとともに、必要な手続を経たのち依頼に応じて或る事象に関する写真撮影を実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する撮影部と、同様にインターネットを通じた通信手段を有するとともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンしてデジタルデータを作成し、或いは撮影部から送られたデジタルカメラ類の画像データをデジタルデータとして取り込み、かつこれらのデジタルデータのサムネイルデータを作成する作業部とを具備し、ユーザー部において、インターネット上でサムネイル画像を利用してアルバムに使用する写真を選定するとともに、選定した写真のアルバムページにおけるレイアウトを決定し、それらの結果に基いてアルバムを制作する。
【選択図】 図1
【構成】アルバム制作を依頼する主体として、インターネット上での写真等のデータのやり取りのための通信手段を有するユーザー部と、同じくインターネットを通じた通信手段を有するとともに、必要な手続を経たのち依頼に応じて或る事象に関する写真撮影を実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する撮影部と、同様にインターネットを通じた通信手段を有するとともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンしてデジタルデータを作成し、或いは撮影部から送られたデジタルカメラ類の画像データをデジタルデータとして取り込み、かつこれらのデジタルデータのサムネイルデータを作成する作業部とを具備し、ユーザー部において、インターネット上でサムネイル画像を利用してアルバムに使用する写真を選定するとともに、選定した写真のアルバムページにおけるレイアウトを決定し、それらの結果に基いてアルバムを制作する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、或る事象に関して写真撮影を行い、プリントされた写真を用いてフォトアルバムを制作するためのフォトアルバムの制作システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、結婚式に関係する写真をアルバムにすることは普通に行われており、また趣向を凝らした様々なものがブライダル写真などと称して広く出回っている。そのようなブライダル写真の場合、結婚式場の写真室が撮影から現像、絵作り及びアルバムに使用する写真の選択までを行い一切を取り仕切り、いわゆるプロの手で仕上がったものとなる。このため完成したブライダル写真やアルバム等は完璧であるが、反面個性に乏しく重々しくなり勝ちである。最近は個性を重視することが叫ばれ、新郎新婦の意見を反映した個性的な結婚式が求められるようになり、それにふさわしいフォトアルバムが模索されつつある。
【0003】
従来のブライダル写真をはじめとするフォトアルバム類について指摘されていることは、新郎新婦などの主体側に、写真を選択する権限がなかったということであり、これは、気にいった写真がアルバムに使用されないというクレームの原因になっている。またアルバム制作に時間がかかり過ぎるという不満があるが、これは写真選択のための、サービス判プリント作成に多大の作業が必要であったことが原因の一つである。
【0004】
また従来のフォトアルバム類に関する問題には焼増しの不便なことがある。甚しい場合には、アルバムに頁表示がなく、頁内で写真を特定する方法もないことから、現実のアルバム中の写真を指し示すほかはなく、写真館側では対応が不十分となると迅速なサービスは不可能である。またアルバムを注文するほどではないがアルバム中の写真を欲しいという人は数多くある。しかしこのような要求に現在のシステムは十分応じることができていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような事情に着目してなされたものであり、その課題は、アルバム制作に、依頼主の意思が反映されるようにすることであり、またそれによって、押し付けにならない、個性的なアルバム作りを実現することである。また本発明の他の課題は、アルバムに収載する写真選択のための手間と時間を減らすことである。また本発明の他の課題は、アルバム中の写真及びアルバム制作のために撮影されたすべての写真のスムーズな焼き増しに応じられるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題及び他の課題は、アルバム制作を依頼する主体として、インターネット上での写真等のデータのやり取りのための通信手段を有するユーザー部と、同じくインターネットを通じた通信手段を有するとともに、必要な手続を経たのち依頼に応じて或る事象に関する写真撮影を実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する撮影部と、同様にインターネットを通じた通信手段を有するとともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンしてデジタルデータを作成し、或いは撮影部から送られたデジタルカメラ類の画像データをデジタルデータとして取り込み、これらのデジタルデータのサムネイルデータを作成する作業部とを具備し、ユーザー部において、インターネット上でサムネイル画像を利用してアルバムに使用する写真を選定するとともに、選定した写真のアルバムページにおけるレイアウトを決定し、それらの結果に基いてアルバムを制作することを特徴とするフォトアルバムの制作システムによって達成することができる。
【0007】
本発明のシステムは、或る事象に関して写真撮影を行い、プリントされた写真を用いてフォトアルバムを制作するためのものである。或る事象とは、前記の結婚式や、成人式、七五三などの慶事或いは入学式、卒業式、修学旅行等の学校行事、家屋その他の建築等の落成に到る記録、その他諸々のことを含む。また写真とは、銀塩写真、デジタル写真或いはムービーの中の駒などを含む。このような事象に関して撮影された写真からプリントをしてアルバムを制作するために、図1に示すような構成が取られる。
【0008】
まず本発明では、アルバム制作を依頼する主体であるユーザー部がおり、ユーザー部は、インターネット上での写真データのやり取りのための通信手段を有する。本発明において通信手段とはインターネットを通じて、写真画像のデジタルデータを含む、情報のやり取りができるようにするためのものであり、いわゆる端末装置として使われるパソコンと、通信処理のためのサーバーとを有する。パソコンは、情報表示画面であると同時に出力装置であるディスプレイ、マウスその他の入力装置であるポインティングデバイス、情報記憶媒体等としてのハードディスクなどを含んでいる。ユーザー部は婚礼アルバムの場合には挙式カップル、学校行事の場合は学校、生徒等となる。
【0009】
ユーザー部の依頼を受けて実行する立場として撮影部がある。撮影部は、インターネットを通じた通信手段を有するとともに、当該通信手段により依頼主であるユーザー部に対して本人確認を行う。このインターネットを通じた通信手段は、ユーザー部におけるそれと同等の機能を備えていること、それに加えて、最初にユーザー部から依頼を受けるためにもインターネット上にWebページを展開しておくことが望ましい。ユーザー部からのアルバム制作依頼に対しては、本人確認のためのIDとパスワードとをユーザー部に付与する。また本発明のシステムを利用するために、接続用自動操作案内マニュアルがフロッピーやCD−ROMの形で、ユーザー部に郵送等の託送手段によって配布される。
【0010】
撮影部は、依頼された写真撮影をプロカメラマンによって実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する。写真は、プロカメラマンによって撮影されたものから成ることが最も望ましい。プロカメラマンが写真撮影を行うことによって、品質が一定に保たれ、ユーザー部の指示により様々な写真が様々なレイアウトで配置されても、フォトアルバム全体の品位を損なうことがなく、サービスにふさわしい高い品質が保証される。写真を撮影するカメラは銀塩写真用のカメラ、デジタルカメラその他どのようなものでも良い。そして撮影部では、フィルム現像の段階まで実行することが望ましい。撮影部でフィルム現像を実行することによって、暗室作業の集約という利益が得られるからである。現像されたフィルム、デジタルカメラとの画像データは作業部において処理される。
【0011】
現像済みフィルム類には、前記のIDとパスワードなどの本人確認手段か、或いは、日時、式場等の名称、新郎新婦の氏名等をエンコードしたバーコードなどの識別手段を貼付する。これらの現像済みフィルム類は作業部へ郵送等の手段により送付される。
【0012】
作業部は、インターネットを通じた通信手段を有するともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンして画像データを作成する。ここでスキャニングの対象となるのはネガフィルム、ポジフィルム等の現像済みフィルム類であり、スキャニングによって画像をデジタルデータに変換する(図3参照)。従って画像データがデジタル量として記憶されているデジタルカメラ等のPCメモリーカードなどの画像データの場合にはスキャニングの必要がない(図4参照)。
【0013】
作業部では画像データに基いてサムネイル画像を作成する。全ての画像データ(実データ)にサムネイル画像のデータを置くことによって、通信速度が遅い環境でアクセスするユーザー部にも快適な閲覧が保証される。またサムネイル画像をWebプラウザ上で閲覧し、サンプルとして写真を認識することができるので、ユーザー部における写真の選択に負担が少なくて済む。
【0014】
次に画像データはサムネイル画像をインデックスとしてインターネットに公開されるが、公開するサムネイル画像については予め選択しておくことが望ましい。操作の失敗によるものやその他アルバム収載にふさわしくないものなど、或る程度は最初から取り除いて置くことも止むを得ないからである。サムネイル画像は、インターネットを通じてユーザー部にて閲覧され、依頼主がアルバム収載の写真を選択する。依頼主は、また選定した写真のサイズ及び位置を決定し、インターネット上でレイアウトを含めた頁設定が行えるようにする。そして、インターネットを通じて、撮影部に選択画像及びレイアウト情報がもたらされそれに基づいて写真とそのレイアウトが最終的に決定される。最終的な決定権は撮影部に委ねられることが望ましい。
【0015】
パソコン操作によってサムネイル画像により、プロカメラマンが撮影した写真を縦覧することができ、かつ、サムネイル画像に対応する写真をディスプレイ上で細部まで確認することができる。従来この作業は、撮影部において撮影した写真のサービス判プリントを作ってからでなければ実施することができなかったために、写真選択までに時間のかかることが問題であった。しかし本発明によれば、写真選択のためにプリントする工程が不要であるから、アルバム制作につきものの時間のかかり過ぎという問題が解決される。
【0016】
かくして、依頼主の意思が、どの写真を選択し、どのサイズでどのように配置するかという形で反映された、フォトアルバム制作が実現することになり、フォトアルバム依頼主に納品される。アルバム納品の際には、撮影したすべての写真のフィルム類及び又はその画像データを収納した、CD−ROM等の記録媒体を付属することが望ましい。フィルム類がユーザー部に所属することで、ユーザー部において自由に焼き増しの注文が行えるようになり、またCD−ROM等をインデックスに利用して、焼き増しすべき駒を容易に探し出せるようになる。その一方、撮影部側において、フィルム類を保管する必要がないので、厖大なフィルム類の管理及びその後の処分に困却するという問題も解消される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図示の例を参照して、本発明に係るフォトアルバムの制作システムをより詳細に説明する。図2〜図11は、本発明を婚礼アルバムの制作に適用した場合における、作業の流れを示している。
【0018】
図2は、ユーザー部11による、フォトアルバム制作システムの利用申込みの過程を示している。ユーザー部11は、挙式カップルが本発明システムを展開しているWebページにパソコン12を通じてアクセスする部所である。挙式カップルは、結婚式場の端末からでもまた各自の端末からでも自由にアクセスすることができ、式日付、式場名、新郎新婦名、メールアドレス等の書誌的事項を入力することによって本発明システム利用の申込みをすることになり、申込みに応じて接続用自動操作案内マニュアルのCD−ROMが本人確認のID、パスワードとともにユーザー部11に郵送される。書誌的事項は作業部31にも送られ、作業部31のパソコン32の情報記憶媒体33に記憶させることにより仮登録を完了するとともに、仮登録の済んだことをユーザー部11のメールアドレスに当てて配信し、また本登録のための案内メールが作業部31からユーザー部11へ当てて郵送される。
【0019】
挙式カップルは、ユーザー部11のパソコン12において、案内メールにしたがって利用者を識別するためのIDを入力するとともに、本発明システムの利用権限を識別するためのパスワードを入力し、いわゆるログインチェックを受けると、本人認証を経て、本登録が行われる。本登録が済むと、改めてIDとパスワードがユーザー部のメールアドレスに宛ててe−メールにより通知されるので、本登録後は新たなIDとパスワードによって本システムを使用する。
なお、写真の選定及びそのレイアウト決定の方法として、ユーザー部と撮影部のどちらがどれを担当するかにより、幾つかの利用パターンを設定することができる。例えば、
つまり、「粗選び」と称する最終的でない写真選択と、選択した写真をどのサイズでどのように配置するかに関するレイアウト決定を両方共ユーザー部で行う場合から、すべて撮影部で行う場合粗選びのみ或いはレイアウト決定のみユーザー部で行い、あとは撮影部で行う場合の全てを含む組み合わせとして5通りのパターンを設定することができる。このようなパターンの区別を取り入れるときに
は、仮登録から本登録までの間に行うことが望ましい。
【0020】
図3は挙式カップルに関する情報追加の過程を示している。図3では追加情報をフィルム等に区別のために貼付するバーコードとして示された識別手段の作成を示しており、ユーザー部におけるID、パスワード入力によるログインチェック後、カップル情報追加機能メニューからカップル情報検索条件を入力し、新郎新婦を絞り込んで該当する新郎新婦を特定し、式終了までに、消費したフィルム類の個数を追加登録する。バーコードには、バーコード番号、婚礼日時、式場
名、新郎新婦名を印字したバーコード23が作成される。
【0021】
フィルムは式終了後可及的速やかに現像に回される。現像済みのフィルムは、フィルム単位毎にバーコード単票を貼付して次項程に送付される。次工程は作業部31におけるスキャニングであり、スキャナの仕様としてバーコードスキャンが可能な場合にはバーコードで情報を管理し、不可能な場合にはパソコンのキーボード入力で画像データのIDを決定する。フィルム類のスキャニングにより、画像はデジタルデータに変換され実データの作成が行われ、実データからさらにサムネイルの画像データが作成され、これらの実データ、サムネイルデータは作業部31のパソコン32の記憶媒体33に登録される。なお、スキャナ直結のパソコンの内蔵HDでもこの登録が可能である。実データからサムネイルデータの作成は作業部のパソコン32によって自動監視されており、当日の作業開始前に前日分の実データ、サムネイルデータは削除されている。
【0022】
実データ及びサムネイルデータの登録が行われたあとで登録完了の通知がユーザー部11と撮影部21に送られる。即ち実データ及びサムネイルデータはインターネットを経由して撮影部21に送られ、インターネット上で公開する画像の選択過程を経ることができる。
【0023】
プロカメラマンによる写真撮影は、銀塩フィルムを使用するカメラのみならずデジタルカメラによっても行われる。この場合には、当然スキャニングは不必要であり、処理過程は図4に示すとおりとなる。即ちデジタルカメラ類の画像データはCD−ROM等の記録媒体24に記録させ、一方前記と同様に作成したバーコード23′を記録媒体24に貼付して次工程に送付する。次工程の作業部31において、記録媒体24に記録されている実データ及び実データから作成したサムネイルデータの登録が行われること、そしてそれをユーザー部11及び撮影部21にメールによって通知すること等の過程はフィルム類について説明したのと全く同様に行って良い。
【0024】
登録完了メールの配信を受けた者は、いよいよアルバムに収載するべき写真の選定作業に入ることになる。しかし、前述した利用パターン1〜5の別がある場合には、写真の選定をユーザー部11が行わない選択もあり得る。以下、前記したパターン別に、写真の選定及びレイアウトの決定の方法を説明する。
【0025】
データ粗選びは、挙式等に関連して撮影された写真の実データ及びサムネイルデータの中から目的とするフォトアルバムに使用するデジタルデータを選択する作業であるが、最終的には修正の余地もあるため「粗」な選定と称しているものである。レイアウトの決定は、選定した写真をどのアルバムページにどのように配置するかの作業であり、どのように配置するか、という意味には写真の位置のみならずサイズをどうするかということも含まれる。
【0026】
図5は、前記のパターン1に対応するもので、写真の粗選びもレイアウトの決定も共にユーザー部即ち挙式カップルが行う場合である。データ粗選び及びレイアウト決定作業を行うには、挙式カップルのユーザー部にて本発明システムのURLに接続し、登録完了メールに基づくID、パスワード入力を経て、ログインチェックの後、画面のメニューより入る。挙式カップルは、インターネットに公開されている全写真データの中から、サムネイル画像をマウスなどのポインティングデバイスにより使用する写真データを選択する。一度で選定作業を終了できない場合には、処理を中断して中間状態を作業部31のパソコン32に保存し、後日再開することができる。パターン1は挙式カップルによる写真の粗選びであるので、有効な作業期間として、十分な時間を限り、期限切れの場合には撮影部21が残った写真選定作業を行うものとする。時間短縮の目的に実効を持たせるためである。
【0027】
粗選びを完了したことを挙式カップルがパソコン操作で指示すると、指示に応じて粗選び完了メールが撮影部21からユーザー部11に配信される。挙式カップルは次にパソコン12のディスプレイ上でレイアウト決定の作業を選択し、実行する。レイアウト決定作業は、写真の選定作業に引き続いて行うこともできるし、またID、パスワード入力を経てログインチェックの後、画面のメニューより入ることもできる。
【0028】
ユーザー部パソコン12のディスプレイ上にログイン画面が表示されるとき、画面には写真のサイズと配置を示すフォーマットが選べる状態にあり、アルバムページ51のフォーマット52を指定したのち、当該Webページの画面内に表示されている、写真のサムネイル画像53をドラッグアンドドロップ操作によってレイアウト枠54に嵌め込む。この作業を繰り返してレイアウトが決定されるが、アルバムページ51は1画面に1個と限らず、図13に示すように複数ページを並列表示して作業を進めることができ、フォーマット52もページ毎に選ぶことができる。レイアウト決定作業についてもユーザー部11に作業期間を限ることができ、期限切れの場合には撮影部21が、残ったレイアウト決定作業を行うものとする。
【0029】
レイアウト決定作業では、一度選択されたサムネイル画像はレイアウト枠54に嵌め込まれた状態ではドラッグアンドドロップができなくし、一旦、サムネイル画像列55に戻してから、再度ドラッグアンドドロップを行えるようにする。これにより同一レイアウト枠への重複配置を避けられるが、この方法に限定されるものでもない。レイアウト決定処理が終了したなら、ユーザーは該当閲覧画面の登録ボタンをクリックし、レイアウト決定処理を完了する。選定した写真と決定したレイアウトは、インターネット上に公開される。故にユーザー部11において期限内であれば何度でも閲覧し、選定し直しや決定変更をすることが可能である。仕上がり状態は図14に示されているようになる。なお、最終確認の段階において、新郎新婦によるレイアウトの最終手直しを行えるようにする。これにより満足度がさらに向上することになる。
【0030】
データ粗選び及びレイアウト決定作業をパターン2によって撮影部にて行う場合は、図6に示されている手順で作業が進められる。この場合には一切を撮影部21が実行する。これは最も単純化されたフォトアルバム制作システムであると言うことができ、最も短時間でアルバムを制作することができる。
【0031】
図7は、粗選びのみユーザー部11で行い、レイアウト決定は撮影部21で行うパターン3の作業手順を示す。パターン3においてユーザー部11は、データ粗選びの段階でのみ本発明システムのURLに接続し、ユーザー部11における意思反映が可能であり作業はデータ粗選びに関して図5に示したパターン1と同じ手順で進められる。またユーザー部11に有効な作業期間を限ることも可能であり、その場合期限切れと同時にその報告が撮影部21に配信され、それによって撮影部21は残りの写真データ粗選び作業を行う。パターン3では、その後のレイアウト決定作業は撮影部21が行うが、ユーザー部11にて粗選びにより選定した写真が撮影部21のレイアウト作業を経てどのように編集されたかを確認できるようにするために、フォトアルバムのレイアウト確認のためのメールがユーザー部11に当てて配信される。この段階で、新郎新婦によるレイアウトの最終手直しを行えるようにするのは、パターン1の場合と同様である。
【0032】
図8は、データ粗選びを撮影部21で行い、レイアウト決定をユーザー部11で行うパターン4の作業手順を示す。従って作業は撮影部21においてインターネットに展開されている本発明システムのURLにアクセスすることによって開始され、プロの手による写真の粗選びが迅速に実行され、それが完了すると、粗選び完了メールがユーザー部11に配信され、新郎新婦によるレイアウト決定作業の準備の整ったことが通知される。そこでユーザー部11は、当該システムのURLにアクセスし、パターン1の場合と同様にドラッグアンドドロップ操作により、撮影部21にて粗選びされたデータを所望のアルバムページの所定のサイズ及び位置のレイアウト枠54に嵌め込む操作を繰り返す。
【0033】
この作業が1度で終わらない場合には、一旦作業を中断して中間状態を作業部31のパソコン32に保存し、後日再開することができる。これは前記パターン1におけるのと同様である。また有効な作業期間を設定し、期限切れとなった場合にはそのことをユーザー部11に通知した上、撮影部21が残りのレイアウト作業を行うものとする。
【0034】
図9は、データ粗選びのみユーザー部11で行い、レイアウト決定は特には行わない作業手順を取るパターン5を示す。パターン5では、選定した写真データを上記に例示した以外のテンプレートに嵌め込んで行く作業手順を取る。従って最初に本発明システムのURLにアクセスし、パターン1と同様にデータの粗選びを行うことができる。また粗選びのための適当な作業期間を設定できることも同様であり、粗選び完了の指示がユーザー部11から出されるか、上記期間を経過してその通知メールが撮影部21に配信されることにより、撮影部にてレイアウト決定作業が進められる。レイアウト決定作業を完了すると、そのことは作業部31のパソコン32に通知される。
【0035】
上記のパターン1〜パターン5の何れかの手順によりデータ選定及びレイアウト決定の両作業が行われたのちには、両作業完了の通知が撮影部21に配信される(図5〜8)。
【0036】
この通知メールは、いよいよプリントの作成に入るように促す、アルバム制作指示書であるので、前段階の過程において選定された画像データ及びそのレイアウト決定に基いて撮影部21においてプリントが作成される(図10)。すべてのプリントが作成されるとこれらは作業部31のアルバム制作部39に配送される。プリントは、印画紙へのプリント或いは、写真用紙へのプリンターによる印刷である場合、アルバムページに接着剤等を用いて貼り付けられる。しかし、アルバムページに直接プリントする方法もあり、この方法を取ることも可能である。アルバムページは、アルバム制作部39において製本され、基本的には全冊数が撮影部21に送付される。送付状況は必要に応じて作業部パソコン32に登録することができる。
【0037】
かくして写真選定及びレイアウト決定を経たのち制作されるアルバムのデータは、アルバムイメージ確認のためにインターネットに公開され、ID、パスワードによるログインチェックののち誰にでも閲覧可能な状態に置かれる。この期間は一定の期間とし、その間に納品前確認を兼ねて瑕疵や不備、不具合の発見につとめるようにすると良い。本発明システムにより完成したフォトアルバムは新郎新婦に宛てて郵送等の託送手段により届けられ、納品が終わって役務終了となる(図11上段)。
【0038】
本発明のシステムでは、例えば婚礼アルバム制作の場合1箇所の撮影部で複数組の挙式に対応する必要があり、そのために工程等の管理が行われる。まずプロカメラマンによる撮影のために撮影部21にて式場毎に進捗状況が把握され、インターネットを通じて作業部31に進捗状況が報告され、これによりどの式場でどれだけのフィルム等が消費されたかが把握される(図11中上段)。この情報は、図4により説明したデータ登録に使用されるとともに、発生費用請求用データ作成に使用され、各撮影部毎(式場の写真室毎)の費用明細として出力される(図11中下段)。一方、ユーザー情報は、どの式場でどの挙式カップルが式を挙げたか、夫々はパターン1〜5のどれを選択しているか、及び入力されている情報の追加変更、削除その他の変更内容が管理される。
【0039】
【発明の効果】
このように本発明によれば、婚礼アルバムのように膨大で複雑なフォトアルバムにもユーザー部における意志を明瞭に反映させることが可能である。即ちプロカメラマンによって撮影された写真のほぼ全部がインターネット上に公開されているので、ユーザー部においてその内容を随時確認することができるとともに、どの写真をアルバムに収載するかさらにはどのようにレイアウトを決めるか、の自由を持ち得るため個性的なフォトアルバムの制作が可能になる。また、プロカメラマンの撮影した写真をスキャニングによりデジタルデータ化し、インターネット上での閲覧によりアルバム収載の写真を選定することができるとともに、選定した写真のレイアウトを決定することができるので、このことによって従来必要であったサービス判プリントの作成が不要となり、写真選定までに必要な時間と手間及び経費が著しく節減される。さらに、本発明のシステムでは、プロカメラマンが撮影したフィルム類の全部及びそれをデジタルデータ化したCD−ROMをユーザー部にアルバム完成時に渡すことによって、ユーザー部では焼き増しが自由に行えるとともに、後日あいさつ状や年賀状等に写真を利用することも容易に行えるようになり、また撮影部においては保管場所の確保が不要となり、かつアフターサービスのための管理も殆んど必要なくなる等の利点となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォトアルバムの制作システムの概要を示すブロック図。
【図2】同システムにおける利用申込手順を示すフロー図。
【図3】同じく撮影からデータ登録までの手順を示すフロー図。
【図4】同じくデジタルカメラによる図3と同じ手順を示すフロー図。
【図5】データ粗選び及びレイアウト決定に関するパターン1を示すフロー図。
【図6】同じくパターン2を示すフロー図。
【図7】同じくパターン3を示すフロー図。
【図8】同じくパターン4を示すフロー図。
【図9】同じくパターン5を示すフロー図。
【図10】本発明システムにおけるアルバム制作過程の作業手順を示すフロー図。
【図11】同じく納品と本発明システムにおける工程管理を示すフロー図。
【図12】アルバムに使用する写真選定のためにインターネット上に公開されるサムネイル画像とその識別及び選定チェックの例を示す説明図。
【図13】同じくインターネット上に公開したWebページにおいて、サムネイル画像をアルバムページのレイアウト枠へはめ込む作業の例示のための説明図。
【図14】写真選定及びレイアウト決定を終了して完成したアルバムページをインターネット上に公開したWebページの形で示す説明図。
【符号の説明】
11 ユーザー部
12、22、32 パソコン
21 撮影部
31 作業部
33 情報記憶媒体
39 アルバム制作部
【発明の属する技術分野】
本発明は、或る事象に関して写真撮影を行い、プリントされた写真を用いてフォトアルバムを制作するためのフォトアルバムの制作システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、結婚式に関係する写真をアルバムにすることは普通に行われており、また趣向を凝らした様々なものがブライダル写真などと称して広く出回っている。そのようなブライダル写真の場合、結婚式場の写真室が撮影から現像、絵作り及びアルバムに使用する写真の選択までを行い一切を取り仕切り、いわゆるプロの手で仕上がったものとなる。このため完成したブライダル写真やアルバム等は完璧であるが、反面個性に乏しく重々しくなり勝ちである。最近は個性を重視することが叫ばれ、新郎新婦の意見を反映した個性的な結婚式が求められるようになり、それにふさわしいフォトアルバムが模索されつつある。
【0003】
従来のブライダル写真をはじめとするフォトアルバム類について指摘されていることは、新郎新婦などの主体側に、写真を選択する権限がなかったということであり、これは、気にいった写真がアルバムに使用されないというクレームの原因になっている。またアルバム制作に時間がかかり過ぎるという不満があるが、これは写真選択のための、サービス判プリント作成に多大の作業が必要であったことが原因の一つである。
【0004】
また従来のフォトアルバム類に関する問題には焼増しの不便なことがある。甚しい場合には、アルバムに頁表示がなく、頁内で写真を特定する方法もないことから、現実のアルバム中の写真を指し示すほかはなく、写真館側では対応が不十分となると迅速なサービスは不可能である。またアルバムを注文するほどではないがアルバム中の写真を欲しいという人は数多くある。しかしこのような要求に現在のシステムは十分応じることができていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような事情に着目してなされたものであり、その課題は、アルバム制作に、依頼主の意思が反映されるようにすることであり、またそれによって、押し付けにならない、個性的なアルバム作りを実現することである。また本発明の他の課題は、アルバムに収載する写真選択のための手間と時間を減らすことである。また本発明の他の課題は、アルバム中の写真及びアルバム制作のために撮影されたすべての写真のスムーズな焼き増しに応じられるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題及び他の課題は、アルバム制作を依頼する主体として、インターネット上での写真等のデータのやり取りのための通信手段を有するユーザー部と、同じくインターネットを通じた通信手段を有するとともに、必要な手続を経たのち依頼に応じて或る事象に関する写真撮影を実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する撮影部と、同様にインターネットを通じた通信手段を有するとともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンしてデジタルデータを作成し、或いは撮影部から送られたデジタルカメラ類の画像データをデジタルデータとして取り込み、これらのデジタルデータのサムネイルデータを作成する作業部とを具備し、ユーザー部において、インターネット上でサムネイル画像を利用してアルバムに使用する写真を選定するとともに、選定した写真のアルバムページにおけるレイアウトを決定し、それらの結果に基いてアルバムを制作することを特徴とするフォトアルバムの制作システムによって達成することができる。
【0007】
本発明のシステムは、或る事象に関して写真撮影を行い、プリントされた写真を用いてフォトアルバムを制作するためのものである。或る事象とは、前記の結婚式や、成人式、七五三などの慶事或いは入学式、卒業式、修学旅行等の学校行事、家屋その他の建築等の落成に到る記録、その他諸々のことを含む。また写真とは、銀塩写真、デジタル写真或いはムービーの中の駒などを含む。このような事象に関して撮影された写真からプリントをしてアルバムを制作するために、図1に示すような構成が取られる。
【0008】
まず本発明では、アルバム制作を依頼する主体であるユーザー部がおり、ユーザー部は、インターネット上での写真データのやり取りのための通信手段を有する。本発明において通信手段とはインターネットを通じて、写真画像のデジタルデータを含む、情報のやり取りができるようにするためのものであり、いわゆる端末装置として使われるパソコンと、通信処理のためのサーバーとを有する。パソコンは、情報表示画面であると同時に出力装置であるディスプレイ、マウスその他の入力装置であるポインティングデバイス、情報記憶媒体等としてのハードディスクなどを含んでいる。ユーザー部は婚礼アルバムの場合には挙式カップル、学校行事の場合は学校、生徒等となる。
【0009】
ユーザー部の依頼を受けて実行する立場として撮影部がある。撮影部は、インターネットを通じた通信手段を有するとともに、当該通信手段により依頼主であるユーザー部に対して本人確認を行う。このインターネットを通じた通信手段は、ユーザー部におけるそれと同等の機能を備えていること、それに加えて、最初にユーザー部から依頼を受けるためにもインターネット上にWebページを展開しておくことが望ましい。ユーザー部からのアルバム制作依頼に対しては、本人確認のためのIDとパスワードとをユーザー部に付与する。また本発明のシステムを利用するために、接続用自動操作案内マニュアルがフロッピーやCD−ROMの形で、ユーザー部に郵送等の託送手段によって配布される。
【0010】
撮影部は、依頼された写真撮影をプロカメラマンによって実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する。写真は、プロカメラマンによって撮影されたものから成ることが最も望ましい。プロカメラマンが写真撮影を行うことによって、品質が一定に保たれ、ユーザー部の指示により様々な写真が様々なレイアウトで配置されても、フォトアルバム全体の品位を損なうことがなく、サービスにふさわしい高い品質が保証される。写真を撮影するカメラは銀塩写真用のカメラ、デジタルカメラその他どのようなものでも良い。そして撮影部では、フィルム現像の段階まで実行することが望ましい。撮影部でフィルム現像を実行することによって、暗室作業の集約という利益が得られるからである。現像されたフィルム、デジタルカメラとの画像データは作業部において処理される。
【0011】
現像済みフィルム類には、前記のIDとパスワードなどの本人確認手段か、或いは、日時、式場等の名称、新郎新婦の氏名等をエンコードしたバーコードなどの識別手段を貼付する。これらの現像済みフィルム類は作業部へ郵送等の手段により送付される。
【0012】
作業部は、インターネットを通じた通信手段を有するともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンして画像データを作成する。ここでスキャニングの対象となるのはネガフィルム、ポジフィルム等の現像済みフィルム類であり、スキャニングによって画像をデジタルデータに変換する(図3参照)。従って画像データがデジタル量として記憶されているデジタルカメラ等のPCメモリーカードなどの画像データの場合にはスキャニングの必要がない(図4参照)。
【0013】
作業部では画像データに基いてサムネイル画像を作成する。全ての画像データ(実データ)にサムネイル画像のデータを置くことによって、通信速度が遅い環境でアクセスするユーザー部にも快適な閲覧が保証される。またサムネイル画像をWebプラウザ上で閲覧し、サンプルとして写真を認識することができるので、ユーザー部における写真の選択に負担が少なくて済む。
【0014】
次に画像データはサムネイル画像をインデックスとしてインターネットに公開されるが、公開するサムネイル画像については予め選択しておくことが望ましい。操作の失敗によるものやその他アルバム収載にふさわしくないものなど、或る程度は最初から取り除いて置くことも止むを得ないからである。サムネイル画像は、インターネットを通じてユーザー部にて閲覧され、依頼主がアルバム収載の写真を選択する。依頼主は、また選定した写真のサイズ及び位置を決定し、インターネット上でレイアウトを含めた頁設定が行えるようにする。そして、インターネットを通じて、撮影部に選択画像及びレイアウト情報がもたらされそれに基づいて写真とそのレイアウトが最終的に決定される。最終的な決定権は撮影部に委ねられることが望ましい。
【0015】
パソコン操作によってサムネイル画像により、プロカメラマンが撮影した写真を縦覧することができ、かつ、サムネイル画像に対応する写真をディスプレイ上で細部まで確認することができる。従来この作業は、撮影部において撮影した写真のサービス判プリントを作ってからでなければ実施することができなかったために、写真選択までに時間のかかることが問題であった。しかし本発明によれば、写真選択のためにプリントする工程が不要であるから、アルバム制作につきものの時間のかかり過ぎという問題が解決される。
【0016】
かくして、依頼主の意思が、どの写真を選択し、どのサイズでどのように配置するかという形で反映された、フォトアルバム制作が実現することになり、フォトアルバム依頼主に納品される。アルバム納品の際には、撮影したすべての写真のフィルム類及び又はその画像データを収納した、CD−ROM等の記録媒体を付属することが望ましい。フィルム類がユーザー部に所属することで、ユーザー部において自由に焼き増しの注文が行えるようになり、またCD−ROM等をインデックスに利用して、焼き増しすべき駒を容易に探し出せるようになる。その一方、撮影部側において、フィルム類を保管する必要がないので、厖大なフィルム類の管理及びその後の処分に困却するという問題も解消される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図示の例を参照して、本発明に係るフォトアルバムの制作システムをより詳細に説明する。図2〜図11は、本発明を婚礼アルバムの制作に適用した場合における、作業の流れを示している。
【0018】
図2は、ユーザー部11による、フォトアルバム制作システムの利用申込みの過程を示している。ユーザー部11は、挙式カップルが本発明システムを展開しているWebページにパソコン12を通じてアクセスする部所である。挙式カップルは、結婚式場の端末からでもまた各自の端末からでも自由にアクセスすることができ、式日付、式場名、新郎新婦名、メールアドレス等の書誌的事項を入力することによって本発明システム利用の申込みをすることになり、申込みに応じて接続用自動操作案内マニュアルのCD−ROMが本人確認のID、パスワードとともにユーザー部11に郵送される。書誌的事項は作業部31にも送られ、作業部31のパソコン32の情報記憶媒体33に記憶させることにより仮登録を完了するとともに、仮登録の済んだことをユーザー部11のメールアドレスに当てて配信し、また本登録のための案内メールが作業部31からユーザー部11へ当てて郵送される。
【0019】
挙式カップルは、ユーザー部11のパソコン12において、案内メールにしたがって利用者を識別するためのIDを入力するとともに、本発明システムの利用権限を識別するためのパスワードを入力し、いわゆるログインチェックを受けると、本人認証を経て、本登録が行われる。本登録が済むと、改めてIDとパスワードがユーザー部のメールアドレスに宛ててe−メールにより通知されるので、本登録後は新たなIDとパスワードによって本システムを使用する。
なお、写真の選定及びそのレイアウト決定の方法として、ユーザー部と撮影部のどちらがどれを担当するかにより、幾つかの利用パターンを設定することができる。例えば、
つまり、「粗選び」と称する最終的でない写真選択と、選択した写真をどのサイズでどのように配置するかに関するレイアウト決定を両方共ユーザー部で行う場合から、すべて撮影部で行う場合粗選びのみ或いはレイアウト決定のみユーザー部で行い、あとは撮影部で行う場合の全てを含む組み合わせとして5通りのパターンを設定することができる。このようなパターンの区別を取り入れるときに
は、仮登録から本登録までの間に行うことが望ましい。
【0020】
図3は挙式カップルに関する情報追加の過程を示している。図3では追加情報をフィルム等に区別のために貼付するバーコードとして示された識別手段の作成を示しており、ユーザー部におけるID、パスワード入力によるログインチェック後、カップル情報追加機能メニューからカップル情報検索条件を入力し、新郎新婦を絞り込んで該当する新郎新婦を特定し、式終了までに、消費したフィルム類の個数を追加登録する。バーコードには、バーコード番号、婚礼日時、式場
名、新郎新婦名を印字したバーコード23が作成される。
【0021】
フィルムは式終了後可及的速やかに現像に回される。現像済みのフィルムは、フィルム単位毎にバーコード単票を貼付して次項程に送付される。次工程は作業部31におけるスキャニングであり、スキャナの仕様としてバーコードスキャンが可能な場合にはバーコードで情報を管理し、不可能な場合にはパソコンのキーボード入力で画像データのIDを決定する。フィルム類のスキャニングにより、画像はデジタルデータに変換され実データの作成が行われ、実データからさらにサムネイルの画像データが作成され、これらの実データ、サムネイルデータは作業部31のパソコン32の記憶媒体33に登録される。なお、スキャナ直結のパソコンの内蔵HDでもこの登録が可能である。実データからサムネイルデータの作成は作業部のパソコン32によって自動監視されており、当日の作業開始前に前日分の実データ、サムネイルデータは削除されている。
【0022】
実データ及びサムネイルデータの登録が行われたあとで登録完了の通知がユーザー部11と撮影部21に送られる。即ち実データ及びサムネイルデータはインターネットを経由して撮影部21に送られ、インターネット上で公開する画像の選択過程を経ることができる。
【0023】
プロカメラマンによる写真撮影は、銀塩フィルムを使用するカメラのみならずデジタルカメラによっても行われる。この場合には、当然スキャニングは不必要であり、処理過程は図4に示すとおりとなる。即ちデジタルカメラ類の画像データはCD−ROM等の記録媒体24に記録させ、一方前記と同様に作成したバーコード23′を記録媒体24に貼付して次工程に送付する。次工程の作業部31において、記録媒体24に記録されている実データ及び実データから作成したサムネイルデータの登録が行われること、そしてそれをユーザー部11及び撮影部21にメールによって通知すること等の過程はフィルム類について説明したのと全く同様に行って良い。
【0024】
登録完了メールの配信を受けた者は、いよいよアルバムに収載するべき写真の選定作業に入ることになる。しかし、前述した利用パターン1〜5の別がある場合には、写真の選定をユーザー部11が行わない選択もあり得る。以下、前記したパターン別に、写真の選定及びレイアウトの決定の方法を説明する。
【0025】
データ粗選びは、挙式等に関連して撮影された写真の実データ及びサムネイルデータの中から目的とするフォトアルバムに使用するデジタルデータを選択する作業であるが、最終的には修正の余地もあるため「粗」な選定と称しているものである。レイアウトの決定は、選定した写真をどのアルバムページにどのように配置するかの作業であり、どのように配置するか、という意味には写真の位置のみならずサイズをどうするかということも含まれる。
【0026】
図5は、前記のパターン1に対応するもので、写真の粗選びもレイアウトの決定も共にユーザー部即ち挙式カップルが行う場合である。データ粗選び及びレイアウト決定作業を行うには、挙式カップルのユーザー部にて本発明システムのURLに接続し、登録完了メールに基づくID、パスワード入力を経て、ログインチェックの後、画面のメニューより入る。挙式カップルは、インターネットに公開されている全写真データの中から、サムネイル画像をマウスなどのポインティングデバイスにより使用する写真データを選択する。一度で選定作業を終了できない場合には、処理を中断して中間状態を作業部31のパソコン32に保存し、後日再開することができる。パターン1は挙式カップルによる写真の粗選びであるので、有効な作業期間として、十分な時間を限り、期限切れの場合には撮影部21が残った写真選定作業を行うものとする。時間短縮の目的に実効を持たせるためである。
【0027】
粗選びを完了したことを挙式カップルがパソコン操作で指示すると、指示に応じて粗選び完了メールが撮影部21からユーザー部11に配信される。挙式カップルは次にパソコン12のディスプレイ上でレイアウト決定の作業を選択し、実行する。レイアウト決定作業は、写真の選定作業に引き続いて行うこともできるし、またID、パスワード入力を経てログインチェックの後、画面のメニューより入ることもできる。
【0028】
ユーザー部パソコン12のディスプレイ上にログイン画面が表示されるとき、画面には写真のサイズと配置を示すフォーマットが選べる状態にあり、アルバムページ51のフォーマット52を指定したのち、当該Webページの画面内に表示されている、写真のサムネイル画像53をドラッグアンドドロップ操作によってレイアウト枠54に嵌め込む。この作業を繰り返してレイアウトが決定されるが、アルバムページ51は1画面に1個と限らず、図13に示すように複数ページを並列表示して作業を進めることができ、フォーマット52もページ毎に選ぶことができる。レイアウト決定作業についてもユーザー部11に作業期間を限ることができ、期限切れの場合には撮影部21が、残ったレイアウト決定作業を行うものとする。
【0029】
レイアウト決定作業では、一度選択されたサムネイル画像はレイアウト枠54に嵌め込まれた状態ではドラッグアンドドロップができなくし、一旦、サムネイル画像列55に戻してから、再度ドラッグアンドドロップを行えるようにする。これにより同一レイアウト枠への重複配置を避けられるが、この方法に限定されるものでもない。レイアウト決定処理が終了したなら、ユーザーは該当閲覧画面の登録ボタンをクリックし、レイアウト決定処理を完了する。選定した写真と決定したレイアウトは、インターネット上に公開される。故にユーザー部11において期限内であれば何度でも閲覧し、選定し直しや決定変更をすることが可能である。仕上がり状態は図14に示されているようになる。なお、最終確認の段階において、新郎新婦によるレイアウトの最終手直しを行えるようにする。これにより満足度がさらに向上することになる。
【0030】
データ粗選び及びレイアウト決定作業をパターン2によって撮影部にて行う場合は、図6に示されている手順で作業が進められる。この場合には一切を撮影部21が実行する。これは最も単純化されたフォトアルバム制作システムであると言うことができ、最も短時間でアルバムを制作することができる。
【0031】
図7は、粗選びのみユーザー部11で行い、レイアウト決定は撮影部21で行うパターン3の作業手順を示す。パターン3においてユーザー部11は、データ粗選びの段階でのみ本発明システムのURLに接続し、ユーザー部11における意思反映が可能であり作業はデータ粗選びに関して図5に示したパターン1と同じ手順で進められる。またユーザー部11に有効な作業期間を限ることも可能であり、その場合期限切れと同時にその報告が撮影部21に配信され、それによって撮影部21は残りの写真データ粗選び作業を行う。パターン3では、その後のレイアウト決定作業は撮影部21が行うが、ユーザー部11にて粗選びにより選定した写真が撮影部21のレイアウト作業を経てどのように編集されたかを確認できるようにするために、フォトアルバムのレイアウト確認のためのメールがユーザー部11に当てて配信される。この段階で、新郎新婦によるレイアウトの最終手直しを行えるようにするのは、パターン1の場合と同様である。
【0032】
図8は、データ粗選びを撮影部21で行い、レイアウト決定をユーザー部11で行うパターン4の作業手順を示す。従って作業は撮影部21においてインターネットに展開されている本発明システムのURLにアクセスすることによって開始され、プロの手による写真の粗選びが迅速に実行され、それが完了すると、粗選び完了メールがユーザー部11に配信され、新郎新婦によるレイアウト決定作業の準備の整ったことが通知される。そこでユーザー部11は、当該システムのURLにアクセスし、パターン1の場合と同様にドラッグアンドドロップ操作により、撮影部21にて粗選びされたデータを所望のアルバムページの所定のサイズ及び位置のレイアウト枠54に嵌め込む操作を繰り返す。
【0033】
この作業が1度で終わらない場合には、一旦作業を中断して中間状態を作業部31のパソコン32に保存し、後日再開することができる。これは前記パターン1におけるのと同様である。また有効な作業期間を設定し、期限切れとなった場合にはそのことをユーザー部11に通知した上、撮影部21が残りのレイアウト作業を行うものとする。
【0034】
図9は、データ粗選びのみユーザー部11で行い、レイアウト決定は特には行わない作業手順を取るパターン5を示す。パターン5では、選定した写真データを上記に例示した以外のテンプレートに嵌め込んで行く作業手順を取る。従って最初に本発明システムのURLにアクセスし、パターン1と同様にデータの粗選びを行うことができる。また粗選びのための適当な作業期間を設定できることも同様であり、粗選び完了の指示がユーザー部11から出されるか、上記期間を経過してその通知メールが撮影部21に配信されることにより、撮影部にてレイアウト決定作業が進められる。レイアウト決定作業を完了すると、そのことは作業部31のパソコン32に通知される。
【0035】
上記のパターン1〜パターン5の何れかの手順によりデータ選定及びレイアウト決定の両作業が行われたのちには、両作業完了の通知が撮影部21に配信される(図5〜8)。
【0036】
この通知メールは、いよいよプリントの作成に入るように促す、アルバム制作指示書であるので、前段階の過程において選定された画像データ及びそのレイアウト決定に基いて撮影部21においてプリントが作成される(図10)。すべてのプリントが作成されるとこれらは作業部31のアルバム制作部39に配送される。プリントは、印画紙へのプリント或いは、写真用紙へのプリンターによる印刷である場合、アルバムページに接着剤等を用いて貼り付けられる。しかし、アルバムページに直接プリントする方法もあり、この方法を取ることも可能である。アルバムページは、アルバム制作部39において製本され、基本的には全冊数が撮影部21に送付される。送付状況は必要に応じて作業部パソコン32に登録することができる。
【0037】
かくして写真選定及びレイアウト決定を経たのち制作されるアルバムのデータは、アルバムイメージ確認のためにインターネットに公開され、ID、パスワードによるログインチェックののち誰にでも閲覧可能な状態に置かれる。この期間は一定の期間とし、その間に納品前確認を兼ねて瑕疵や不備、不具合の発見につとめるようにすると良い。本発明システムにより完成したフォトアルバムは新郎新婦に宛てて郵送等の託送手段により届けられ、納品が終わって役務終了となる(図11上段)。
【0038】
本発明のシステムでは、例えば婚礼アルバム制作の場合1箇所の撮影部で複数組の挙式に対応する必要があり、そのために工程等の管理が行われる。まずプロカメラマンによる撮影のために撮影部21にて式場毎に進捗状況が把握され、インターネットを通じて作業部31に進捗状況が報告され、これによりどの式場でどれだけのフィルム等が消費されたかが把握される(図11中上段)。この情報は、図4により説明したデータ登録に使用されるとともに、発生費用請求用データ作成に使用され、各撮影部毎(式場の写真室毎)の費用明細として出力される(図11中下段)。一方、ユーザー情報は、どの式場でどの挙式カップルが式を挙げたか、夫々はパターン1〜5のどれを選択しているか、及び入力されている情報の追加変更、削除その他の変更内容が管理される。
【0039】
【発明の効果】
このように本発明によれば、婚礼アルバムのように膨大で複雑なフォトアルバムにもユーザー部における意志を明瞭に反映させることが可能である。即ちプロカメラマンによって撮影された写真のほぼ全部がインターネット上に公開されているので、ユーザー部においてその内容を随時確認することができるとともに、どの写真をアルバムに収載するかさらにはどのようにレイアウトを決めるか、の自由を持ち得るため個性的なフォトアルバムの制作が可能になる。また、プロカメラマンの撮影した写真をスキャニングによりデジタルデータ化し、インターネット上での閲覧によりアルバム収載の写真を選定することができるとともに、選定した写真のレイアウトを決定することができるので、このことによって従来必要であったサービス判プリントの作成が不要となり、写真選定までに必要な時間と手間及び経費が著しく節減される。さらに、本発明のシステムでは、プロカメラマンが撮影したフィルム類の全部及びそれをデジタルデータ化したCD−ROMをユーザー部にアルバム完成時に渡すことによって、ユーザー部では焼き増しが自由に行えるとともに、後日あいさつ状や年賀状等に写真を利用することも容易に行えるようになり、また撮影部においては保管場所の確保が不要となり、かつアフターサービスのための管理も殆んど必要なくなる等の利点となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォトアルバムの制作システムの概要を示すブロック図。
【図2】同システムにおける利用申込手順を示すフロー図。
【図3】同じく撮影からデータ登録までの手順を示すフロー図。
【図4】同じくデジタルカメラによる図3と同じ手順を示すフロー図。
【図5】データ粗選び及びレイアウト決定に関するパターン1を示すフロー図。
【図6】同じくパターン2を示すフロー図。
【図7】同じくパターン3を示すフロー図。
【図8】同じくパターン4を示すフロー図。
【図9】同じくパターン5を示すフロー図。
【図10】本発明システムにおけるアルバム制作過程の作業手順を示すフロー図。
【図11】同じく納品と本発明システムにおける工程管理を示すフロー図。
【図12】アルバムに使用する写真選定のためにインターネット上に公開されるサムネイル画像とその識別及び選定チェックの例を示す説明図。
【図13】同じくインターネット上に公開したWebページにおいて、サムネイル画像をアルバムページのレイアウト枠へはめ込む作業の例示のための説明図。
【図14】写真選定及びレイアウト決定を終了して完成したアルバムページをインターネット上に公開したWebページの形で示す説明図。
【符号の説明】
11 ユーザー部
12、22、32 パソコン
21 撮影部
31 作業部
33 情報記憶媒体
39 アルバム制作部
Claims (3)
- 或る事象に関して写真撮影を行い、プリントされた写真を用いてフォトアルバムを制作するためのシステムであって、アルバム制作を依頼する主体として、インターネット上での写真等のデータのやり取りのための通信手段を有するユーザー部と、同じくインターネットを通じた通信手段を有するとともに、必要な手続を経たのち依頼に応じて或る事象に関する写真撮影を実行し、かつ撮影した写真をインターネット上に公開する撮影部と、同様にインターネットを通じた通信手段を有するとともに、撮影部から送られたフィルム類をスキャンしてデジタルデータを作成し、或いは撮影部から送られたデジタルカメラ類の画像データをデジタルデータとして取り込み、かつこれらのデジタルデータのサムネイルデータを作成する作業部とを具備し、ユーザー部において、インターネット上でサムネイル画像を利用してアルバムに使用する写真を選定するとともに、選定した写真のアルバムページにおけるレイアウトを決定し、それらの結果に基いてアルバムを制作することを特徴とするフォトアルバムの制作システム。
- 写真の選定及び選定した写真のレイアウトの決定をユーザー部で行うか、撮影部で行うか或いはどちらか一方をユーザー部で行い、他方を撮影部で行うかの作業パターンを予め選べるように構成し、ユーザー部で行う場合には作業期間を限り、期限切れのときは撮影部が残った作業を行うようにした請求項1記載のフォトアルバムの制作システム。
- 撮影したすべての写真のフィルム類及び又はその画像データを収納したCD−ROM等の記録媒体を付属する請求項1記載のフォトアルバムの制作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048128A JP2004258920A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | フォトアルバムの制作システム |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097150A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Canon Inc | ブックデータ作成装置、ブックデータ作成装置の制御方法、及びプログラム |
JP2008523515A (ja) * | 2004-12-10 | 2008-07-03 | ジョステンス, インコーポレイテッド | 年鑑作成のシステムおよび方法 |
US8839094B2 (en) | 2007-01-23 | 2014-09-16 | Jostens, Inc. | System and method for yearbook creation |
US10445391B2 (en) | 2015-03-27 | 2019-10-15 | Jostens, Inc. | Yearbook publishing system |
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2003
- 2003-02-25 JP JP2003048128A patent/JP2004258920A/ja active Pending
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