JP5340366B2 - 文書管理装置、文書管理方法、プログラム - Google Patents

文書管理装置、文書管理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5340366B2
JP5340366B2 JP2011236379A JP2011236379A JP5340366B2 JP 5340366 B2 JP5340366 B2 JP 5340366B2 JP 2011236379 A JP2011236379 A JP 2011236379A JP 2011236379 A JP2011236379 A JP 2011236379A JP 5340366 B2 JP5340366 B2 JP 5340366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
version
binder
original document
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011236379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012123785A (ja
Inventor
裕介 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011236379A priority Critical patent/JP5340366B2/ja
Publication of JP2012123785A publication Critical patent/JP2012123785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5340366B2 publication Critical patent/JP5340366B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/197Version control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/21Design, administration or maintenance of databases
    • G06F16/219Managing data history or versioning

Description

本発明は、1つ以上の元文書と該元文書を1つに纏めた表示用ファイルと表示方法を指定する設定ファイルを包含するバインダ文書を管理可能な文書管理装置、文書管理方法、プログラムに関する。
複数の文書を1つのファイルに纏める複合文書の技術として、1つ以上の元文書と該元文書を1つに纏めた表示用ファイルと表示方法を指定する設定ファイルを包含するバインダ文書がある。バインダ文書は複数の元文書を含む性質上、ファイルサイズが肥大化しがちである事が課題となっている。
従来のバインダ文書のファイルサイズを削減する技術として、特許文献1のように未使用である元文書をバインダ文書から削除する技術がある。
特開2006−107374号公報
ところが、従来技術では、バージョン管理を行う文書管理システムにバインダ文書を登録した場合のファイルサイズ削減について考慮されていない。既存の文書管理システムでは、バインダ文書の更新時に元文書に変更がない場合でも、すべての元文書の実体ファイルが新しいバージョンのバインダ文書に保存されていた。例えば、バインダ文書に含まれる元文書間で、表示順序の並べ替えが行われた場合、元文書の内容には変更がないため設定ファイルのみが更新されることとなる。しかしながらこのような場合でも、更新前のバインダ文書に含まれる複数の元文書の実体ファイルが全て新しいバージョンとして保存され、元文書のデータサイズが大きい場合特にファイルサイズが増大するという課題があった。
本発明の文書管理装置は、複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、バインダ文書の任意のバージョンを削除対象バージョンとして削除するための削除指示を受け付ける削除指示受付手段と、前記削除指示にて指定された削除対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在するかどうかを判断する第二の判断手段と、前記第二の判断手段により、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在すると判断された場合は、参照情報が存在すると判断されたバージョンのうち最も古いバージョンである移動対象バージョンに、前記実体ファイルを移動し、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在しないと判断された場合に、前記元文書の実体ファイルを削除する削除手段と、前記移動対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に含まれる前記実体ファイルを参照する参照情報を、前記移動対象バージョンへ移動された実体ファイルを参照するよう更新する更新手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の文書管理装置は、複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、前記バインダ文書の任意のバージョンを取得するための一括取得指示を受け付ける一括取得指示受付手段と、前記一括取得指示にて指定された任意のバージョンに含まれる元文書に対応する情報として、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在するか否かを判断する第三の判断手段と、前記第三の判断手段により、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在すると判断された場合に、該参照情報が参照する実体ファイルを前記指定された任意のバージョンのバインダ文書に組み込むことで、送信用バージョンのバインダ文書を生成する生成手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の文書管理装置は、複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる指定された元文書を取得するための元文書取得指示を受け付ける元文書取得指示受付手段と、前記指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる前記指定された元文書に対応する情報が、過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であるか否かを判断する第四の判断手段と、前記第四の判断手段により、前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であると判断された場合に、前記過去バージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得し、前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報ではないと判断された場合に、前記元文書取得指示にて指定されたバージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された実体ファイルを送信する送信手段とを有することを特徴とする。
上述の構成により、バージョン管理を行う文書管理装置でバインダ文書を保管する場合に、新しいバージョンとして保存されるバインダ文書のファイルサイズを削減できる。また、過去バージョンのバインダ文書の削除処理、バインダ文書の一括送信処理および適時送信処理を実行することもできる。
本発明の一実施形態に係る文書管理システムのシステム構成図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムのハードウェア構成図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムのソフトウェア構成図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムのバインダ文書更新時における元文書保存処理のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムのバインダ文書更新時における元文書の状態を示す図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムのバインダ文書内元文書のデータ構造を示す図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの過去バージョン削除時における過去バージョン元文書削除処理のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの過去バージョン削除時における元文書の状態を示す図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの一括送信処理のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの一括送信時の情報のやりとりを示す図。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの適時送信処理のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る文書管理システムの適時送信時の情報のやりとりを示す図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態に適用される文書管理システムのシステム構成図である。文書管理システムは、情報処理装置であるクライアントPC10と、文書管理装置である文書管理サーバ20とにより構成され、クライアントPC10と文書管理サーバ20とは、LAN30を介して接続される。
クライアントPC10は、ブラウザを介して文書管理サーバ20に接続して、文書管理サーバ20において管理されている文書、フォルダなどの各種コンテンツを操作する機能を提供する。文書管理サーバ20は、文書、フォルダなどの各種コンテンツを管理する文書管理機能と、Webアプリケーションサーバ機能とを提供する。
尚、本実施形態ではユーザがクライアントPC10を操作することで、文書管理サーバ20にて管理されている各種コンテンツに対して指示を行う構成としているが、文書管理サーバ20にて直接、操作・指示される構成であっても構わない。また、本実施形態に係る文書管理システムは、クライアントPC10のブラウザを介してアクセスする構成としている。しかし、図示しない専用のクライアントアプリケーションを該クライアントPC10に配置し、クライアントアプリケーションを用いて操作される構成であっても構わない。
[ハードウェア構成]
図2に、本発明の実施形態に係る文書管理システムを構成する装置のハードウェア構成図を示す。前述したクライアントPC10および文書管理サーバ20のハードウェア構成はいずれも一般的な情報処理装置のハードウェア構成図に相当し、図2の一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
図2において、CPU100は、ROM102のプログラム用ROMに記憶された、或いはハードディスク109からRAM101にロードされたオペレーティングシステム(OS)やアプリケーション等のプログラムを実行する。後述する各フローチャートの処理はCPU100がプログラムを実行することにより実現する。RAM101は、CPU100の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ103は、キーボード108や、マウスなど図示しないポインティングデバイスからの入力を制御する。ディスプレイコントローラ104は、各種ディスプレイ107の表示を制御する。ディスクコントローラ105は、各種データを記憶するハードディスク(HD)109やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等におけるデータアクセスを制御する。ネットワークカードNC106は、ネットワークを介して他の機器との通信制御処理を実行する。
[ソフトウェア構成]
図3に、本発明の実施形態に係る文書管理システムのソフトウェア構成図を示す。本実施形態に係る文書管理システムは、全ての機能をクライアントPC10および文書管理サーバ20それぞれのCPU100により実行されるプログラムによって実現される。
クライアントPC10のソフトウェア構成は、メイン制御部201、入出力管理部202からなる。メイン制御部201は、クライアントPC10の全体を制御し、各部に対する指示、管理を行う。
入出力管理部202は、ユーザによるクライアントPC10のキーボード108の操作を検知して、操作に応じた処理を実行する。また、入出力管理部202は、クライアントPC10のディスプレイ107へのUIの表示及び、LAN30を通じた情報の送受信を行う。
文書管理サーバ20のソフトウェア構成は、入出力管理部302、メイン制御部301、文書操作部303、文書記憶部304からなる。メイン制御部301は、文書管理サーバ20の全体を制御し、各部に対する指示、管理を行う。
入出力管理部302は、ユーザによる文書管理サーバ20のキーボード108の操作を検知して、操作に応じた処理を実行する。また、入出力管理部302は、文書管理サーバ20のディスプレイ107へのUIの表示及び、LAN30を通じた情報の送受信を行う。
文書操作部303は、メイン制御部301の指示に従い、文書記憶部304にて記憶されている文書に対して登録・取得・削除等の処理を指示する。文書記憶部304は、文書管理サーバ20において管理される文書、フォルダ等の各種コンテンツ及び、コンテンツに関する情報を記憶する。
以下、本発明の実施形態に係る文書管理システムの処理の詳細について、図4から図12を用いて具体的に説明する。
[元文書登録処理]
図4は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの、バインダ文書更新時の元文書登録処理を行うフローチャートを示す図である。この処理は、文書記憶部304に記憶されているバインダ文書が、クライアントPC10側で更新されたバインダ文書で新たなバージョンのバインダ文書として更新される際に行われる処理である。
ステップS100において、メイン制御部301は、入出力管理部302を通じて、新たなバージョンのバインダ文書に含まれる元文書のうち保存対象の元文書をクライアントPC10から取得する。ステップS101において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、更新されるバインダ文書の過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、保存対象の元文書と同一の文書が存在するか否かを判断する。同一の文書が存在すると判断された場合は、ステップS102に移行し、同一の文書が存在しないと判断された場合は、ステップS103に移行する。
ステップS102において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、登録される新しいバージョンのバインダ文書における保存対象の元文書に対応する情報として、前のステップS101で存在すると判断された同一の文書の実体ファイルへの参照情報を保存する。ここで、参照情報は、元文書の実体ファイルに比べてファイルサイズが小さく、保存対象の元文書の実体ファイルの代わりに保存されることで、ファイルサイズの削減が可能となる。
ステップS103において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、登録される新しいバージョンのバインダ文書に含まれる保存対象の元文書に対応する情報として、当該新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書の実体ファイルを保存する。
ステップS104において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、当該新しいバージョンのバインダ文書に含まれる未処理の元文書が存在するか確認する。存在する場合はS100に遷移し、存在しない場合は、処理を終了する。
尚、本実施形態においては、単一バージョンのバインダ文書のケースを記載しているが、バインダ文書Aの任意のバージョンからバインダ文書Bに分岐した場合に、バインダ文書Bの過去バージョンとしてバインダ文書Aを含める構成にしても良い。
図5は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書の更新後のデータ構造の一例を示す図である。ここでは、元文書以外のバインダ文書の要素については省略する。
更新前の過去バージョンのバインダ文書であるV1.0には、元文書1及び元文書2が含まれている。図5は、バインダ文書V1.0に含まれる元文書2が編集された新たなバージョンのバインダ文書V2.0で、前記バインダ文書V1.0が更新される場合のデータ構造を示している。
この時、元文書1に関しては、編集されておらず、過去のバージョンに含まれている元文書に同一な文書が存在することとなる。そのため、バインダ文書V2.0の元文書1に対応する情報として、矢印で示されているように、過去バージョンであるバインダ文書V1.0に含まれる元文書1への参照情報が保存される。
一方、バインダ文書V1.0の元文書2は、クライアントPC10における編集により、バインダ文書V2.0に含まれる元文書2´として変更されているため、過去バージョンに同一の文書が存在しない。そのため、V2.0の元文書2´に対応する情報として、元文書2´の実体ファイルが保存される。
図6は、文書管理システムにおける、バインダ文書に含まれる元文書のデータ構造の一例を示す図である。ここでは元文書以外のバインダ文書の要素については説明を省略する。図6のそれぞれの表は、バインダ文書の各バージョンで持つテーブルであり、このテーブルで各バージョンに含まれる元文書の実体ファイルと参照情報とが管理されている。
テーブルの各項目について説明する。元文書名(401,405)は、元文書を特定する文書名を示す。バインダ文書ID(402,406)は、元文書の実体ファイルを持つバインダ文書を特定する文書IDを示す。
Ver(403,407)は、バインダ文書IDで特定されるバインダ文書の複数のバージョンのうち、対象となる元文書の実体ファイルを持つバージョンの番号を示す。元文書の実体(404,408)は、元文書の実体ファイルであり、対象バージョンで元文書の実体が存在する場合のみ格納される。abc.docは、バインダ文書V1.0とV2.0とで同一のファイルであるため、バインダ文書V2.0には実体ファイルが存在しない。バインダ文書V2.0においてabc.docの実体を特定するには、まず、バインダ文書V2.0のabc.docの行にあるバインダ文書ID406およびVer407に基づいて、実体の存在するバインダ文書およびバージョンを特定する。その後、特定したバージョンのabc.docの行の元文書の実体404からファイルを取得する。
[過去バージョン削除処理]
図7は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの、バインダ文書の過去バージョン削除時に、当該過去バージョンのバインダ文書に含まれる元文書の削除処理のフローチャートを示す図である。尚、本処理は、クライアントPC10から、バインダ文書の任意の過去バージョンを削除する指示である削除指示を文書管理サーバ20が受け付ける(削除指示受付)ことで開始される。
ステップS200において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、削除指示にて指定された削除対象のバージョン(削除対象バージョン)のバインダ文書に含まれる元文書のうち実体のある元文書を取得する。
ステップS201において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、削除対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書(削除対象バージョンよりも新しいバージョンのバインダ文書)に、削除対象の元文書の実体ファイルへの参照情報が存在するか否かを判断する。参照情報が存在すると判断された場合は、ステップS202に移行し、参照情報が存在しないと判断された場合は、ステップS204に移行する。
ステップS202において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、当該削除対象の元文書の実体への参照情報が存在すると判断されたバインダ文書のうちで最初のバージョンのバインダ文書(移動対象バージョンのバインダ文書)に元文書の実体ファイルを移動する。またこのとき、当該実体ファイルが移動されたバインダ文書内の参照情報は削除される。
ステップS203において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、移動対象バージョン以降のバージョン(移動対象バージョンよりも新しいバージョン)のバインダ文書に含まれる当該元文書への参照情報を、当該移動対象バージョンへ移動された実体ファイルを参照するよう更新する。
ステップS204において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、削除対象バージョンのバインダ文書に含まれている当該元文書の実体ファイルを削除する。ステップS205において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、削除対象のバインダ文書内に未処理の実体のある元文書が存在するか確認する。存在する場合はS200に移行し、存在しない場合は、処理を終了する。
上記の処理により、バージョン管理されたバインダ文書の全体としてのファイルサイズを抑えつつ、過去バージョンの削除にも対応することが可能となる。
図8は、文書管理システムにおける、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書の過去バージョン削除前後のデータ構造の一例を示す図である。ここでは元文書以外のバインダ文書の要素については説明を省略する。
過去バージョン削除前のデータ構造において、元文書1に関してはバインダ文書V1.0およびV2.0で差異はないため、バインダ文書V2.0では元文書1の実体ファイルは保存されておらず、バインダ文書V1.0の元文書1の実体への参照情報が保存されている。ここで、バインダ文書V1.0が削除されると、バインダ文書V1.0に含まれている元文書1の実体ファイルが、バインダ文書V2.0に移動されるため、図8の過去バージョン削除後に図示したデータ構造となる。
[一括送信処理]
図9は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書の一括送信処理を行うフローを示す図である。
ステップS300において、メイン制御部301は、入出力管理部302を通じて、クライアントPC10からバインダ文書の一括取得指示を受け付ける(一括取得指示受付)。一括取得指示は、文書管理サーバ20からクライアントPC10に、指定されたバインダ文書の任意のバージョンを送信させるために、クライアントPC10から発行される指示である。尚、一括取得指示では、取得対象のバインダ文書及び、バージョン情報が指定されている。また、一括取得指示にて指定されている取得対象のバージョンは、常にバインダ文書における最新バージョンに設定されている構成であってもよい。
ステップS301において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、取得を指定されたバインダ文書のバージョンに含まれる元文書に対応する情報として、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在するか否かを判断する。参照情報が存在すると判断された場合はステップS302に移行し、参照情報が存在しないと判断された場合はステップS303に移行する。
ステップS302において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、一括取得指示にて指定されたバインダ文書に、参照情報が参照する実体ファイルを過去バージョンからコピーして組み込む。このように、過去バージョンのバインダ文書から実体ファイルが組み込まれることで送信用バージョンが生成される。ステップS303において、メイン制御部301は、入出力管理部302を通じて、前記指定されたバージョン(送信用バージョン)のバインダ文書をクライアントPC10に送信する。ここで、クライアントPC10に送信されるバインダ文書は、バインダ文書に含まれる元文書に対応する実体ファイルを全て含むことになる。尚、ステップS303では、ステップS302において、送信用バージョンが生成されている場合には、送信用バージョンが送信される。
上記の処理により、バージョン管理されたバインダ文書の全体としてのファイルサイズを抑えつつ、バインダ文書の一括取得指示にも対応することが可能となる。
図10は、文書管理システムにおける、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書をクライアントPC10に一括送信した場合の、情報のやりとりの一例を示す図である。ここでは元文書以外のバインダ文書の要素の説明については省略する。
文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書において、元文書1に関してはバインダ文書V1.0およびV2.0で差異はないため、バインダ文書V2.0ではバインダ文書V1.0に含まれている元文書1の実体への参照情報を持っている。ここで、文書管理サーバ20がクライアントPC10からV2.0のバインダ文書の一括取得操作を受信すると、文書管理サーバ20はバインダ文書V1.0に含まれている元文書1の実体ファイルをバインダ文書V2.0に組み込むことにより、送信用のバインダ文書を生成する。そして、生成されたバインダ文書をクライアントPC10に送信する。
[適時送信処理]
図11は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの、文書管理サーバ20上のバインダ文書の適時送信処理を行うフローを示す図である。本フローの前提として、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書を表示するときは、クライアントPC10はバインダ文書の表示に最低限必要な表示用ファイルおよび設定ファイルのみを取得している。その後、バインダ文書に含まれる任意の元文書を編集する目的で後から元文書を取得するときに本フローが実行される。
ステップS400において、メイン制御部301は、入出力管理部302を通じて、クライアントPC10からバインダ文書内の元文書取得指示を受け付ける。元文書取得指示は、文書管理サーバ20からクライアントPC10に、指定された元文書を送信させるために、クライアントPC10から発行される指示である。尚、元文書取得指示には、取得対象のバージョン及び元文書の情報が指定されているものとする。また、元文書取得指示にて指定されている取得対象のバージョンは、常にバインダ文書における最新バージョンに設定されている構成であってもよい。
ステップS401において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、指定された取得対象バージョンのバインダ文書に含まれる元文書に対応する情報が、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報であるか否かを判断する。参照情報であると判断された場合はステップS402へ移行し、参照情報ではなく、実体ファイルであると判断された場合はS403に移行する。
ステップS402において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、過去バージョンのバインダ文書に含まれる元文書の実体ファイルを取得する。ステップS403において、メイン制御部301は、文書操作部303を通じて、取得を要求されたバージョンのバインダ文書に含まれる元文書の実体ファイルを取得する。
ステップS404において、メイン制御部301は、入出力管理部302を通じて、取得した元文書の実体ファイルを、クライアントPC10に対して送信する。
図12は、文書管理システムにおいて、文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書をクライアントPC10に適時送信した場合の、情報のやりとりの一例を示す図である。文書管理サーバ20に登録されたバインダ文書において、元文書1に関しては、バインダ文書V1.0およびV2.0で差異はないため、バインダ文書V2.0ではバインダ文書V1.0に含まれる元文書1の実体ファイルへの参照情報を持っている。
まず、クライアントPC10は、文書管理サーバ20からV2.0の表示ファイルおよび設定ファイルを取得しているものとする。ここで、文書管理サーバ20がクライアントPC10から元文書1の取得指示を受信すると、文書管理サーバ20はバインダ文書V2.0に含まれる元文書1に関する情報が参照情報であるか判断する。文書管理サーバ20は、バインダ文書V2.0に含まれる元文書1に関する情報が参照情報であると判断して、バインダ文書V1.0に含まれる元文書1の実体ファイルをクライアントPC10に送信する。
本実施形態によれば、同一の元文書の実体ファイルを各バージョンで持たないため、文書管理サーバ20に登録するバインダ文書のファイルサイズを削減できる。また、過去バージョンのバインダ文書の削除処理、バインダ文書の一括送信処理および適時送信処理を実行することもできる。特に一括送信処理では、各バージョンに分散した元文書をまとめて送信する事により、完全な形でバインダ文書を提供可能である。一方、適時送信処理では、必要最低限な情報を送信する事により、バインダ文書のデータ送信量を削減可能である。
以上、本発明の実施例について具体例を挙げて説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。また、上述した説明ではコンピュータがプログラムを実行することにより各処理部として機能するようにしたが、これに限るものではなく、上述した各処理の一部または全部を電子回路やASIC等の特定のハードウェアで構成してもよい。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
10 クライアントPC
20 文書管理サーバ
301 メイン制御部
302 入出力管理部
303 文書操作部
304 文書記憶部

Claims (7)

  1. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、
    バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、
    前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、
    前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、
    バインダ文書の任意のバージョンを削除対象バージョンとして削除するための削除指示を受け付ける削除指示受付手段と、
    前記削除指示にて指定された削除対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在するかどうかを判断する第二の判断手段と、
    前記第二の判断手段により、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在すると判断された場合は、参照情報が存在すると判断されたバージョンのうち最も古いバージョンである移動対象バージョンに、前記実体ファイルを移動し、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在しないと判断された場合に、前記元文書の実体ファイルを削除する削除手段と、
    前記移動対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に含まれる前記実体ファイルを参照する参照情報を、前記移動対象バージョンへ移動された実体ファイルを参照するよう更新する更新手段と
    を有することを特徴とす文書管理装置。
  2. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、
    バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、
    前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、
    前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、
    前記バインダ文書の任意のバージョンを取得するための一括取得指示を受け付ける一括取得指示受付手段と、
    前記一括取得指示にて指定された任意のバージョンに含まれる元文書に対応する情報として、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在するか否かを判断する第三の判断手段と、
    前記第三の判断手段により、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在すると判断された場合に、該参照情報が参照する実体ファイルを前記指定された任意のバージョンのバインダ文書に組み込むことで、送信用バージョンのバインダ文書を生成する生成手段と
    を有することを特徴とす文書管理装置。
  3. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する文書管理装置であって、
    バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断手段と、
    前記第一の判断手段により、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存し、
    前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存手段と、
    指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる指定された元文書を取得するための元文書取得指示を受け付ける元文書取得指示受付手段と、
    前記指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる前記指定された元文書に対応する情報が、過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であるか否かを判断する第四の判断手段と、
    前記第四の判断手段により、前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であると判断された場合に、前記過去バージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得し、前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報ではないと判断された場合に、前記元文書取得指示にて指定されたバージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された実体ファイルを送信する送信手段と
    を有することを特徴とす文書管理装置。
  4. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する装置が実行する文書管理方法であって、
    第一の判断手段が、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断工程と、
    保存手段が、前記第一の判断工程で、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存する一方、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存工程と、
    削除指示受付手段が、バインダ文書の任意のバージョンを削除対象バージョンとして削除するための削除指示を受け付ける削除指示受付工程と、
    第二の判断手段が、前記削除指示にて指定された削除対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在するかどうかを判断する第二の判断工程と、
    削除手段が、前記第二の判断工程で、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在すると判断された場合は、参照情報が存在すると判断されたバージョンのうち最も古いバージョンである移動対象バージョンに、前記実体ファイルを移動し、前記削除対象バージョンに含まれる元文書の実体ファイルを参照する参照情報が存在しないと判断された場合に、前記元文書の実体ファイルを削除する削除工程と、
    更新手段が、前記移動対象バージョン以降のバージョンのバインダ文書に含まれる前記実体ファイルを参照する参照情報を、前記移動対象バージョンへ移動された実体ファイルを参照するよう更新する更新工程と
    を有することを特徴とす文書管理方法。
  5. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する装置が実行する文書管理方法であって、
    第一の判断手段が、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断工程と、
    保存手段が、前記第一の判断工程で、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存する一方、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存工程と、
    一括取得指示受付手段が、前記バインダ文書の任意のバージョンを取得するための一括取得指示を受け付ける一括取得指示受付工程と、
    第三の判断手段が、前記一括取得指示にて指定された任意のバージョンに含まれる元文書に対応する情報として、過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在するか否かを判断する第三の判断工程と、
    生成手段が、前記第三の判断工程で過去バージョンのバインダ文書に含まれる実体ファイルへの参照情報が存在すると判断された場合に、該参照情報が参照する実体ファイルを前記指定された任意のバージョンのバインダ文書に組み込むことで、送信用バージョンのバインダ文書を生成する生成工程と
    を有することを特徴とする文書管理方法。
  6. 複数の元文書が一つにまとめられたバインダ文書をバージョン管理する装置が実行する文書管理方法であって、
    第一の判断手段が、バインダ文書更新時に、更新されるバインダ文書の過去のバージョンに含まれる元文書に、当該更新される前記バインダ文書の新しいバージョンに含まれる元文書と同一の元文書が存在するか否かを判断する第一の判断工程と、
    保存手段が、前記第一の判断工程で、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在すると判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、前記同一の元文書への参照情報を保存する一方、前記過去のバージョンのバインダ文書に含まれる元文書に、前記新しいバージョンのバインダ文書に含まれる元文書と同一の元文書が存在しないと判断された場合、前記新しいバージョンのバインダ文書における元文書に対応する情報として、該元文書の実体ファイルを保存する保存工程と、
    元文書取得指示受付手段が、指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる指定された元文書を取得するための元文書取得指示を受け付ける元文書取得指示受付工程と、
    第四の判断手段が、前記指定されたバージョンのバインダ文書に含まれる前記指定された元文書に対応する情報が、過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であるか否かを判断する第四の判断工程と、
    取得手段が、前記第四の判断工程で前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報であると判断された場合に、前記過去バージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得し、前記指定された元文書に対応する情報が過去バージョンのバインダ文書に含まれる同一の元文書の実体ファイルへの参照情報ではないと判断された場合に、前記元文書取得指示にて指定されたバージョンのバインダ文書から前記指定された元文書の実体ファイルを取得する取得工程と、
    送信手段が、前記取得工程により取得された実体ファイルを送信する送信工程と
    を有することを特徴とす文書管理方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の文書管理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2011236379A 2010-11-15 2011-10-27 文書管理装置、文書管理方法、プログラム Expired - Fee Related JP5340366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011236379A JP5340366B2 (ja) 2010-11-15 2011-10-27 文書管理装置、文書管理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010255297 2010-11-15
JP2010255297 2010-11-15
JP2011236379A JP5340366B2 (ja) 2010-11-15 2011-10-27 文書管理装置、文書管理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012123785A JP2012123785A (ja) 2012-06-28
JP5340366B2 true JP5340366B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=46048730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011236379A Expired - Fee Related JP5340366B2 (ja) 2010-11-15 2011-10-27 文書管理装置、文書管理方法、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9223768B2 (ja)
JP (1) JP5340366B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5911378B2 (ja) * 2012-05-31 2016-04-27 キヤノン株式会社 文書管理サーバ、コンピュータプログラム、文書管理方法
JP6193406B2 (ja) * 2013-02-13 2017-09-06 オートデスク,インコーポレイテッド 差分符号化のためのシリアライゼーション

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347653A (en) * 1991-06-28 1994-09-13 Digital Equipment Corporation System for reconstructing prior versions of indexes using records indicating changes between successive versions of the indexes
US6078934A (en) * 1997-07-09 2000-06-20 International Business Machines Corporation Management of a document database for page retrieval
JP2000259615A (ja) * 1999-01-08 2000-09-22 Hitachi Ltd 複合文書のバージョン管理方法及び複合文書のバージョン管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3976946B2 (ja) * 1999-06-18 2007-09-19 株式会社リコー 原本性保証電子保存装置、原本性保証電子保存方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003296332A (ja) * 2002-04-01 2003-10-17 Canon Inc 文書管理システム、その制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム
US7426511B2 (en) * 2004-03-08 2008-09-16 International Business Machines Corporation Efficient support of consistent cyclic search with read-copy-update
JP2006107374A (ja) 2004-10-08 2006-04-20 Canon Inc バインダ文書生成装置、バインダ文書生成方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2007115132A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、情報処理システム、コンピュータプログラム、記憶媒体
US7747589B2 (en) * 2007-03-12 2010-06-29 Microsoft Corporation Transaction time indexing with version compression
US20090024674A1 (en) * 2007-07-17 2009-01-22 Gridiron Software Inc. Automatic file versioning
KR101446566B1 (ko) * 2007-08-02 2014-10-06 삼성전자주식회사 파일 관리 장치 및 그 파일 관리 방법
US9280572B2 (en) * 2009-01-12 2016-03-08 Oracle International Corporation Managing product information versions
US8990725B2 (en) * 2009-09-11 2015-03-24 Global Graphics Software Limited System and method for processes enabled by metadata associated with documents within a binder file

Also Published As

Publication number Publication date
US9223768B2 (en) 2015-12-29
US20120124020A1 (en) 2012-05-17
JP2012123785A (ja) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101190426B1 (ko) 동기화 방법 및 시스템
CN106161523A (zh) 一种数据处理方法和设备
JP6230317B2 (ja) システム、情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP5052361B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP5340366B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法、プログラム
JP2009075923A (ja) ファイルシステム、データ処理装置、ファイル参照方法、プログラムおよび記憶媒体
JP5911378B2 (ja) 文書管理サーバ、コンピュータプログラム、文書管理方法
JP2016174229A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2011087072A (ja) 画像提供サーバ装置およびその制御方法およびプログラム
JP2011134269A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記録媒体
WO2019167545A1 (en) Information processing system, information processing method, and recording medium
EP2096545A2 (en) Method and apparatus for managing the copying of data
JP2016040643A (ja) 画像データ管理システム
JP2019106629A (ja) 情報処理システム、制御方法及びそのプログラム
JP2006252312A (ja) コンテンツ管理システム及びこれに用いるプログラム
US8521805B2 (en) Information processing apparatus and computer readable medium
JP7417044B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP2016057948A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US20110113118A1 (en) Contents Providing System, Terminal Apparatus, And Contents Controlling Apparatus
JP2009211413A (ja) ファイル管理システム、ファイル管理方法、及びファイル管理プログラム
EP1846813B1 (en) Print control device, information processing device, method of print control device, method of information processing device and computer program
JP4516404B2 (ja) データベース構築方法、データベース構築システムおよびデータベース構築プログラム
JP2003288245A (ja) ファイル管理プログラム
JP2015127878A (ja) 文書管理サーバー装置、情報処理方法及びプログラム
JP6790944B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、管理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130806

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees