JP2006107374A - バインダ文書生成装置、バインダ文書生成方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

バインダ文書生成装置、バインダ文書生成方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 バインダ構造全体のファイルサイズを容易に小さくすることができるバインダ文書生成装置を提供する。
【解決手段】 バインダ文書生成部104は、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成する。バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準が設定され、バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、素材文書および該素材文書から得られるページ単位文書が含まれるソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成装置、バインダ文書生成方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
企業においては、文書管理システムが導入され、文書の再利用化が推進されている。初期の文書管理システムは、スキャナにより紙の文書を画像として取り込み、当該画像を登録、保存するものであったが、最近はパーソナルコンピュータなどで文書が作成されることが多く、このような文書を登録、保存することが可能な文書管理システムが出現している。
また、オフィス環境においては、様々なアプリケーションソフトウェアが用いられて文書の作成が行われている。例えば、レポートは、ワードプロセッサソフトウェアにより、プレゼンテーション資料は、プレゼンテーションソフトウェアにより、それぞれ作成されることがある。また、新聞や雑誌などのコピー画像がスキャナなどで読み取られてパーソナルコンピュータに取り込まれ、イメージファイルとして作成されることがある。このように様々なフォーマットが混在する状況においては、各アプリケーションソフトウェアと連携可能なフォーマットもあるが、連携することができないフォーマットも数多く存在する。
そこで、異なるアプリケーションソフトウェアのそれぞれにより作成された文書をあたかも一つの文書のように扱うことができる電子バインダというソフトウェアが存在する(例えば特許文献1〜5を参照)。
電子バインダは、インポートされた文書を、アプリケーションデータ単位に並べ替え、また1つにまとめて印刷可能にすることができる。また、例えばプリンタドライバなどを利用して、文書をページ単位毎のデータに変換することによって、文書をページ単位で扱うことを可能にするものもある。電子バインダは、そのようなアプリケーションデータやページ単位のデータを保持し、さらに電子バインダ内のデータを更新することを可能にするために、オリジナルのアプリケーションデータを保持することもある。
特開2001-34511 特開2001-297114 特開2001-229159 特開2002-091949 特開2002-099528
しかしながら、上述の電子バインダは、オリジナルのアプリケーションデータやバインダデータとして扱うためのページ単位の画像など様々な付加的な情報、ファイルを保持するためのバインダ構造を生成するので、バインダ構造のファイルサイズが肥大化する。特に、電子メールやリムーバブルメディアによる文書交換においては、バインダ構造のファイルサイズが大きくなることにより、そのバインダ構造を電子メールで送信することができない(送信可能容量を超える)、リムーバブルメディアに格納することができないなどの問題が生じる。
本発明の目的は、バインダ構造全体のファイルサイズを容易に小さくすることができるインダ文書生成装置、バインダ文書生成方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成装置であって、前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定手段と、前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除手段と
を備えることを特徴とするバインダ文書生成装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成装置であって、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定手段と、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除手段とを備えることを特徴とするバインダ文書生成装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成方法であって、前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定工程と、前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除工程とを備えることを特徴とするバインダ文書生成方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成方法であって、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定工程と、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除工程とを備えることを特徴とするバインダ文書生成方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するためのプログラムであって、前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定モジュールと、前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除モジュールとを備えることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するためのプログラムであって、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定モジュールと、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除工程とを備えることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記プログラムのいずれかをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、バインダ構造全体のファイルサイズを容易に小さくすることができる。特に、本発明は、電子メールやリムーバブルメディアによる文書交換において有用であり、バインダ構造のファイルサイズが大きくなることにより、バインダ構造を電子メールで送信することができない(送信可能容量を超える)、リムーバブルメディアに格納することができないなどの問題を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るバインダ文書生成装置が組み込まれている文書管理システムの構成を示すブロック図である。
文書管理システムは、対応するプログラムを実行することによってパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置上に構築される。この文書管理システムは、図1に示すように、データベース101、データベース登録部102、データベース検索部103、バインダ文書生成部104、およびデータベースアクセスユーザインタフェイス部105を備え、バインダ文書生成部104は、他の機能ブロックと協働してバインダ文書生成装置(電子バインダ)を構成する。このバインダ文書生成装置は、対応するプログラムをコンピュータにより実行することによって構成される。
電子バインダは、異なるアプリケーションソフトで作成された文書を同一のページの綴りとして扱うことを可能にするものであり、この電子バインダにおいては、少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造が生成されるとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集することによってバインダ文書が生成される。
ここで、バインダ文書とは、異なるアプリケーションで作成された文書を、アプリケーションの違いを意識することなく扱うことが可能なフォーマットの文書である。また、単純に、アプリケーションによりそれぞれ生成されたデータファイル(素材文書)を束ねるようにするフォーマットもある。本実施の形態においては、素材文書がページ単位に分割され、分割された各ページから必要なページが集められてバインダ文書が生成される。ここで、素材文書をページ単位に分割する際には、例えばプレーンテキスト文書など、文書のページ区切りが明確でない文書に関しては、インポートされた時点でページを確定させる必要がある。ページを確定させる方法としては、アプリケーションの印刷機能を利用して、素材文書を、例えば、Adobe社のPDFであるとか、W3C(World Wide Web Consortium)で定められたSVG(Scalable Vector Graphics)など、表示、印刷可能なアプリケーションに依存しない統一的なフォーマットのデータに変換することにより、ページを確定する方法が用いられる。このように素材文書のページを確定させ、統一的なフォーマットのページからバインダ文書を生成することにより、素材文書を作成したアプリケーションが無い環境でも、素材文書を閲覧、印刷することができ、また、アプリケーションが存在する環境でも、アプリケーションの設定により、ページ位置がずれる可能性があるが、そのような位置ずれを回避することができる。
本実施の形態においては、バインダ文書を扱うことが可能な電子バインダを有する文書管理システムを説明するが、もちろん、単体で動作する電子バインダ(ソフトウェア)は、本発明を構成するものである。
文書管理システムの利用者は、データベースアクセスユーザインタフェイス部105を用いて視覚的に文書の登録、削除、複製、検索などの文書管理に関わる操作を行う。また、検索のためのインデックス付けを行うことも可能である。データベースアクセスユーザインタフェイス部105を介して入力された操作により文書登録が指示された場合、データベース登録部102が呼び出され、登録が指示された文書がデータベース101に登録される。また、検索を行う場合、データベース検索部103が呼び出され、検索のための問い合わせがデータベース101に対して行われる。なお、検索の際に、データベース101に登録されている情報を更新する必要が生じた場合には、データベース登録部102により、データベース101に登録されている情報が更新される。
次に、バインダ文書に対する操作、編集について図2を参照しながら説明する。図2は図1の文書管理ステムの操作画面の一例を示す図である。
バインダ文書に対する操作または編集を行う場合、電子バインダ(バインダ文書生成部104)が呼び出され、例えば図2に示すような、操作画面301、コンピュータのOS上で管理されたファイル管理画面302およびバインダ文書編集のための操作画面303が表示される。この操作画面303には、素材文書を管理するためのドキュメントリスト304、ドキュメントリスト304上で選択された文書の各ページのサムネイル画像を表示するためのページビュー305、およびバインダ文書を生成するために、インポートされたドキュメントから抽出された必要なページを管理するためのワークスペース306が含まれる。
素材文書をバインダ文書編集ソフトウェアにインポートすると、ドキュメントリスト304に文書が挿入され、上述したページ確定方法により、文書を作成したアプリケーションの印刷機能を利用して、文書のページが確定される。そして、確定された各ページのサムネイルが作成され、ページビュー305に表示される。次いで、ドキュメントリスト304から文書単位またはページビュー305から必要なページがワークスペース306に集められ、所望のバインダ文書が作成される。
このとき、バインダ構造には、素材文書をインポートする毎に、「素材文書」、「全ページ分のページ単位の文書」、「全ページ分のページ単位のサムネイル」が保持されることになる。ユーザは、バインダ構造に保持されている素材文書の所望のページを抽出し、抽出したページをバインダ文書とする。このとき、抽出されたページをバインダ文書として構成するために、ページ単位の文書が利用され、電子バインダにおける操作の簡便性を図るためにページ単位のサムネイルが用いられる。
次に、バインダ構造およびバインダ文書について図3および図4を参照しながら説明する。図3はバインダ構造の構成の一例を示す図、図4はバインダ構造の構成の他の例を示す図である。
ここでは、例えば図3に示すように、バインダ構造401に1つの素材文書403がインポートされている場合を説明する。素材文書403は、インポート時にページ単位のドキュメント404とそれに対応するページ単位のサムネイル405とからなる。本例においては、素材文書403が4ページからなる文書とし、素材文書403から4つのページ単位文書404が得られるとする。素材文書403、ページ単位文書404、ページ単位のサムネイル405は、まとめられ、それぞれバインダ構造401内における1つのソース文書402として管理される。ユーザは、バインダ文書の1ページ目をソース文書402中の2ページ目のページ単位文書、バインダ文書の2ページ目をソース文書402中の3ページ目のページ単位文書とするように、必要なページを選択する。ここで、同じページ単位文書を何度でも利用することも可能であり、また、全く利用されないページもある。
また、図4に示すように、バインダ構造に、3つのソース文書501,502,503が含まれている場合、ユーザは、それぞれのソース文書501,502,503中のページ単位文書から、バインダ文書として構成する1ページ目を例えばソース文書502の2ページ目、バインダ文書の2ページ目をソース文書501の4ページ目とするように、必要なページを必要なソース文書から選択する。ここで、同じページ単位文書を何度でも利用することも可能であり、また、各ソース文書501,502,503のうち、いずれかのソース文書中のページ単位文書が全く利用されない場合もある。
バインダ文書は、1つ以上のソース文書に含まれるページから構成され、バインダ文書を構成するページと対応するソース文書中のページとの関係は、管理ファイルに記述されている。この管理ファイルについて図5および図6を参照しながら説明する。図5は管理ファイルのソース文書を管理するテーブルの一例を示す図、図6は管理ファイルのバインダ文書の構成テーブルである。
管理ファイルは、例えば図5に示すテーブルおよび図6に示すテーブルとから構成される。図5に示すテーブルはソース文書を管理するテーブルであり、このテーブルにおいては、ソース文書毎にID601、素材文書名602、インポート日時603、ページ数604が関係付けられ、ソース文書のページ毎にページ単位文書の情報605、ページ単位サムネイルの情報606が関係付けられている。ここで、例えば、ページ単位文書やページ単位サムネイルがファイルとして保持される場合、情報605、606はファイル名になる。この例においては、パス名(相対パス名)とファイル名とが記載されている。図6に示すテーブルは、バインダ文書の構成テーブルである。このテーブルにおいては、バインダ文書のページ番号701に対して、ソース文書のID702とそのソース文書中のページ番号703とが関係付けられている。例えば、本テーブルから、バインダ文書の1ページ目がソース文書ID3の4ページ目に対応することが分かる。
最終的に生成された文書に対して、テーブルとしてページ番号のみを管理する場合、バインダ文書の構築に時間が掛かる。また、このような管理形態であると、ページ単位の扱いであるため、印刷においてページ単位に印刷が実行されるため、都合が悪いことがある。そこで、最終的な生成文書として、例えば、バインダ文書を保存するときにページ単位文書から、複数ページの1つの文書に変換したものとする場合がある。
このように、バインダ構造には、ソース文書(素材文書、ページ単位文書、ページ単位サムネイル)、管理ファイル、および最終生成文書が含まれることになる。
ここで、バインダ文書とは、上記管理ファイルによって構築された状態の文書を表し、バインダ構造とは、ソース文書(素材文書、ページ単位文書、ページ単位サムネイル)、管理ファイル、および最終生成文書からなるデータ構造を表すものとする。
バインダ構造が作成元である素材文書を保持するのは、再度その素材文書を作成元のアプリケーションで編集して、バインダ文書内のページを更新することを可能にするためである。バインダ文書として利用されていないソース文書、ページ単位文書、ページ単位サムネイルについては存在しなくてもバインダ文書は表示や印刷することができることになる。ただし、この場合は、バインダ文書の編集に制限がかかる。
このようにバインダ構造には、多くの情報が含まれることになり、また、素材文書がイメージ文書の場合は、ファイルサイズが大きいものもあり、バインダ構造のファイルサイズが巨大化することになる。そこで、バインダ構造から不要なものを取り除く必要がある。
バインダ構造内において、バインダ文書を構成しないものすなわち不要と成り得るものとしては、(1)全く使用されていないソース文書、(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書、およびページ単位サムネイルの3種類がある。それぞれについて以下に説明する。
(1)全く使用されていないソース文書に関しては、当該ソース文書内のいかなるページもバインダ文書として構成するものではないため、当該文書をバインダ構造から取り除いても、当該文書は、バインダ文書に対する操作の制限とはならない。ただし、このソース文書(アプリケーション文書)をユーザがインポートしたということは、いずれ利用することを想定してバインダ構造へインポートしているため、無条件に削除することは望ましくない。
(2)ソース文書内の素材文書に関しては、これを削除すると、バインダ文書内のページを作成元のアプリケーションで編集することができなくなる。ただし、ページ単位文書、ページ単位サムネイルが残っていれば、削除する直前までの情報は、バインダ構造に残されていることになり、バインダ文書にページを追加することは可能である。
(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書、およびページ単位サムネイルに関しては、これは、現在バインダ文書として構成されていないページ単位文書、ページ単位サムネイルを削除することである。削除後は、削除時点でバインダ文書として構成されていないソース文書中のページは、利用することができないことになる。また、この場合、サムネイルは縮小画像であり、一般にかなり小さいファイルサイズになるので、バインダ文書編集のためにページ単位のサムネイルを残しておくことが考えられる。さらに、仮にソース文書内の素材文書が削除されていないのであれば、再度作成元アプリケーションを利用してページ単位文書、ページ単位サムネイルを作成することができる。
前述したように、たとえ巨大なファイルサイズになろうが、ユーザが必要としているデータがバインダ構造に保持されているのであれば、当該データを無条件で削除することは好ましくない。そこで、バインダを削除するための条件を準備し、その条件に該当するものを削除するようにする。
まず、バインダ構造のファイルサイズを縮小するための設定が必要となる。この設定が有効な場合のみバインダ構造のファイルサイズの縮小が自動的に行われるものとする。
前述した削除可対象を示す上記項目(1)、(2)、(3)については、ユーザにより削除許可を表すフラグを立てることができる。これは、前述の図5の管理テーブルを拡張した図7に示す管理テーブルを用いて実現することができる。図7は図5の管理テーブルを拡張した管理テーブルの一例を示す図である。
図7の管理テーブルにおいては、図5の管理テーブルに対して、当該ソース文書が使用されていない場合に削除許可を表わすフラグ(F1)901、ソース文書中の素材文書の削除許可を表わすフラグ(F2)902、ソース文書中の各ページ単位文書それぞれについて削除許可を表わすフラグ(F3)903が追加されている。具体的には、ID1のソース文書のフラグF1が立てられているため、ID1のソース文書が使用されていなければ、ID1のソース文書の削除を許可することが表されている。また、ソース文書ID2とID3のフラグF2が立てられていることにより、これらのソース文書の素材文書を削除することができる。また、フラグF3より、ソース文書ID3の2ページ目のみに対して削除を許可することが表されている。図7に示す管理テーブルにおいては、削除が許可されているものに対してフラグが与えられているが、逆に削除が禁止されているものに対してフラグを与えるようにしてもよい。
次に、上記項目(1)の全く使用されていないソース文書の削除する場合について図8を参照しながら説明する。図8は図1のバインダ文書生成部による全く使用されていないソース文書の削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。
バインダ構造内の全く使用されていないソース文書の削除する場合、まず、ソース文書の数がnとされる(ステップS801)。この数は、図7に示す管理テーブルから得られる。そして、nが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS802)。ここで、nが0以下でない場合、ソース文書ID(n)に対して削除を許可するフラグF1が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS803)。ここで、ID(n)とは、n番目のソース文書に対するIDを表わす。上記フラグF1が立てられている場合、すなわちソース文書ID(n)の削除が許可されている場合、ソース文書ID(n)がバインダ文書を構成するものであるか否かの判定が行われる(ステップS804)。この判定には、図6に示すテーブルが用いられる。ソース文書ID(n)がバインダ文書を構成するものでない場合は、当該ソース文書の削除処理が行われる(ステップS805)。この削除処理には、実体であるファイルを削除することと、管理テーブルの更新を行うことが含まれる。そして、nが1デクリメントされ(ステップS806)、処理が上記ステップS802へ戻る。
上記ステップS803において上記フラグF1が立てられていない、すなわちソース文書ID(n)の削除が許可されていないと判定された場合、上記ステップS804およびステップS805がスキップされ、nが1デクリメントされる(ステップS806)。
上記ステップS804においてソース文書ID(n)がバインダ文書を構成するものであると判定された場合、上記ステップS805がスキップされてnが1デクリメントされる(ステップS806)。
上記ステップS802において文書の数nが0以下であると判定された場合、本処理は終了する。
本フローチャートにおいては、削除を許可するフラグが設定されかつバインダ文書を構成しないソース文書が削除されているが、このフローチャートにおけるステップS803の処理を取り除けば、バインダ文書を構成しない全てのソース文書を削除することができる。
次に、上記項目(2)のソース文書内の素材文書を削除する場合について図9を参照しながら説明する。図9は図1のバインダ文書生成部によるソース文書内の素材文書を削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。
ソース文書内の素材文書を削除する場合、図9に示すように、まずソース文書の数がnとされる。これは、図7に示す管理テーブルから得られる。そして、nが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1002)。nが0以下でない場合、ソース文書ID(n)中の素材文書の削除を許可するフラグF2が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS1003)。ここで、フラグF2が立てられている場合すなわちソース文書ID(n)中の素材文書の削除が許可されている場合、ソース文書ID(n)中の素材文書の削除処理が行われる(ステップS1004)。そして、nが1デクリメントされ(ステップS1005)、処理がステップS1002に戻る。
上記ステップS1003においてフラグF2が立てられていないと判定された場合、上記ステップS1004がスキップされてnが1デクリメントされる(ステップS1005)。
上記ステップS1002において文書の数nが0以下であると判定された場合、本処理は終了する。
次に、上記項目(3)のソース文書のうち使用されていないページ単位文書を削除する場合について図10を参照しながら説明する。図10は図1のバインダ文書生成部によるソース文書のうち使用されていないページ単位文書を削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。ここでの説明においては、ページ単位のサムネイルの削除については説明されていないが、同様の処理によってページ単位のサムネイルの削除を行うことができる。
ソース文書のうち使用されていないページ単位文書を削除する場合、図10に示すように、まずソース文書の数がnとされる(ステップS1101)。この数は、図7に示す管理テーブルから得られる。nが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1102)。この数nは、図7に示す管理テーブルから得られる。ここで、nが0以下でない場合、ソース文書ID(n)のページ数がmとされ(ステップS1103)、mが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1104)。
上記ステップS1104においてmが0以下でないと判定された場合、ソース文書ID(n)中のページmの削除を許可するフラグF3が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS1105)。ここで、上記フラグF3が立てられている場合すなわちソース文書ID(n)中のページmの削除が許可されている場合、ソース文書ID(n)中のページmがバインダ文書を構成しているものであるか否かの判定が行われる(ステップS1106)。この判定には、図6に示すテーブルが用いられる。ソース文書ID(n)中のページmがバインダ文書を構成するものでなければ、ソース文書ID(n)中のページmの削除処理が行われる(ステップS1107)。そして、mが1デクリメントされ(ステップS1108)、処理が上記ステップS1104へ戻る。
上記ステップS1105においてフラグF2が立てられていないすなわちソース文書ID(n)中のページmの削除が許可されていないと判定された場合、上記ステップS1106およびステップS1107がスキップされてmが1デクリメントされ(ステップS1108)、処理が上記ステップS1104へ戻る。
上記ステップS1106においてソース文書ID(n)中のページmがバインダ文書を構成していると判定された場合、上記ステップS1107がスキップされてmが1デクリメントされ(ステップS1108)、処理が上記ステップS1104へ戻る。
上記ステップS1104においてmが0以下であると判定された場合、nが1デクリメントされ(ステップS1109)、処理が上記ステップS1102に戻る。そして、上記ステップS1102においてnが0以下であると判定されると、本処理は終了する。
本フローチャートにおいては、フラグF3が設定されかつバインダ文書を構成していないページ単位文書が削除されるが、このフローチャートのステップS1105の処理を取り除けば、ソース文書中のバインダ文書を構成しない全てのページ単位文書を削除することができる。
上述した処理をバインダ構造の保存時などの適当なタイミングで自動的に実行することにより、バインダ構造のファイルサイズを小さくすることができる。また、ユーザが上記処理の実行を指示することによって、対応するソース文書、素材文書またはページ単位文書を削除するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図11を参照しながら説明する。図11は本発明の第2の実施の形態における全く使用されていないソース文書をユーザにより設定された閾値を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。また、図11のフローチャートに示す手順は、電子バインダ(バインダ文書生成部104)により実行されるものである。
本実施の形態においては、ファイルサイズに応じてバインダ構造内のデータを削除する処理が行われる。本実施の形態の場合、(1)全く使用されていないソース文書、(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書、およびページ単位サムネイルのそれぞれの場合について、ユーザにより予め閾値が指定され、この閾値が設定される。また、上記項目(1)、(2)、(3)のいずれの場合の削除を優先的に行うのかをユーザにより指定することができる。
例えば、ユーザにより、閾値として項目(1)に対して10MB、項目(2)に対して1MBが指定されたとし、項目(3)に対しては閾値が指定されないとする。また、あるソース文書が総サイズ10.5MB、その素材文書が1.5MBとする。この場合は、ソース文書、素材文書は、それぞれに対応する閾値を超えているファイルサイズを有する。しかし、ここで、素材文書を先に削除すると、削除後のソース文書の総サイズは9MBとなり閾値を下回ることになる。これに対し、ソース文書を先に削除すれば、ソース文書の削除に伴いその内部に含まれる素材文書も同時に削除される。このような状況に対応するために、本実施の形態においては、ユーザにより、予め上記項目(1)、(2)、(3)のうち、いずれの項目から削除を行うかを指定することが可能なように構成されている。
全く使用されていないソース文書をユーザにより指定された閾値を基準にして削除する場合について図11を参照しながら説明する。なお、本フローチャートは、上記第1の実施の形態における図8に示すフローチャートに基づいて作成されたものであるので、図8と同様の部分についての説明は省略する。
本実施の形態においては、図11に示すように、ソース文書ID(n)の総サイズsizeが求められる(ステップS1204)。ソース文書は、上記第1の実施の形態において述べた通り、素材文書、ページ単位文書、ページ単位サムネイルからなり、これらのサイズの総和がソース文書の総サイズsizeとなる。次いで、ソース文書ID(n)の総サイズsizeがユーザにより指定された閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1205)。ここで、ソース文書ID(n)の総サイズsizeが上記閾値より大きい場合、ソース文書ID(n)がバインダ文書を構成しているか否かの判定が行われ(ステップS1207)。ソース文書ID(n)がバインダ文書を構成していなければ、ソース文書ID(n)の削除が行われる(ステップS1207)。
このようにして、各ソース文書のうち、総サイズsizeが閾値を超えかつバインダ文書を構成していないソース文書は削除される。
本フローチャートにおいては、上記第1の実施の形態と同様に、ユーザによりフラグF1が立てられているものについて削除を行うものであるが、本フローチャートのステップS1203の処理を取り除けば、ユーザにより指定された閾値以上の総サイズを有しかつバインダ文書として構成されていないソース文書を削除することができる。
(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書の削除についても、上記第1の実施の形態の図9、図10のフローチャートに対して、それぞれ素材文書、ページ単位文書のサイズを求めるステップ、求められたサイズがユーザにより指定された閾値を超えているか否かを判定するステップと加えることによって、対応することが可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図12を参照しながら説明する。図12は本発明の第3の実施の形態におけるソース文書をファイルサイズ順に並べ替える処理を行った後に全く使用されていないソース文書をユーザにより設定された閾値を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。また、図12のフローチャートに示す手順は、電子バインダ(バインダ文書生成部104)により実行されるものである。
上記第2の実施の形態においては、該当するソース文書がID順に削除される。本実施の形態においては、予め全てのソース文書のファイルサイズが求められ、ソース文書がファイルサイズの大きい順に並べ替えられる。そして、この並び替えが行われた状態で、該当するソース文書がそのファイルサイズの大きさの順に削除される。これにより、効率よくバインダ構造のサイズを減少させることができる。
ここで、図12に示すフローチャートは、上記第2の実施の形態における図11に示すフローチャートに対して、ファイルサイズ順に並べ替える処理を追加したものであるので、図11と同様の部分についての説明は省略する。
本実施の形態においては、図12に示すように、全てのソース文書のファイルサイズが求められ(ステップS1301)、求められたファイルサイズの順にソース文書が並べ替えられる(ステップS1302)。このとき、各ソース文書はファイルサイズの小さい順に並べられ、各ソース文書に対して1から順番にIDが割り振られる。次いで、ソース文書の数nに対してIDの最大値が代入される(ステップS1303)。ここで、IDの最大値とは、ファイルサイズが最大のソース文書のIDの値になる。そして、ステップS1304以降は、図11に示す処理と同様の処理である。よって、ソース文書の削除処理は、ファイルサイズの大きなものから順に行われる。
(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書についても、上記第1の実施の形態の図9、図10に対して、それぞれ素材文書、ページ単位文書のサイズを求めるステップ、求められたサイズがユーザにより指定された閾値を超えているか否かを判定するステップ、上記ステップS1301,S1302,S1303に相当するステップを加えることによって、対応することが可能になる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について図13を参照しながら説明する。図13は本発明の第4の実施の形態における全く使用されていないソース文書をそのインポート日付を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。また、図13のフローチャートに示す手順は、電子バインダ(バインダ文書生成部104)により実行されるものである。
本実施の形態においては、(1)全く使用されていないソース文書、(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書、およびページ単位サムネイルのそれぞれの場合について、ユーザにより予め削除対象の期間が与えられる。これは、例えば、図7に示すインポートされた日時の情報に基づいて行われる。
ここで、図13に示すフローチャートは、上記第1の実施の形態における図8に示すフローチャートに対して、ソース文書ID(n)のインポートされた日付と現在の日付の差がユーザにより指定された期間より長いか否かの判定ステップが加えられたものであるので、図8と同様の部分についての説明は省略する。
本実施の形態においては、ユーザにより削除する許可が与えられている(フラグF1が立てられている)ソース文書ID(n)のインポートされた日付と現在の日付の差がユーザにより指定された期間より長いか否かの判定が行われる(ステップS1404)。そして、ソース文書ID(n)のインポートされた日付と現在の日付の差がユーザにより指定された期間より長く、当該ソース文書がバインダ文書を構成していないものである場合(ステップS1405)、当該ソース文書の削除処理が行われる(ステップS1406)。
また、本実施の形態においては、上記第1の実施の形態と同様に、フラグF1が立てられているソース文書の削除を行うものであるが、本フローチャートのステップS1403の処理を取り除けば、インポートされた日付と現在の日付の差がユーザにより指定された期間より長く、かつバインダ文書を構成していないソース文書の全てを削除することができる。
また、上記項目(2)のソース文書内の素材文書、上記項目(3)のソース文書のうち使用されていないページ単位文書の削除についても、上記第1の実施の形態の図9、図10に対して、インポートされた日付と現在の日付の差がユーザにより指定された期間より長いか否かの判定ステップを加えることによって、対応することができる。
また、図7で示す管理テーブルを拡張して、この管理テーブルに、各ソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれの最終アクセス日時を記録し、最終アクセス日時で上記文書の並べ替えを行い、長期間利用されていない文書から削除するようにすることも可能である。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について図14〜図16を参照しながら説明する。図14〜図16は本発明の第5の実施の形態におけるバインダ構造全体のファイルサイズに対する閾値を基準してこの閾値を下回るまでバインダ構造内のデータを削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。また、図14〜図16のフローチャートに示す手順は、電子バインダ(バインダ文書生成部104)により実行されるものである。
上記第2の実施の形態においては、(1)全く使用されていないソース文書、(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書およびページ単位サムネイルのそれぞれを削除する場合について、ユーザにより予め閾値が指定される。
これに対し、本実施の形態においては、バインダ構造全体のファイルサイズに対する閾値を指定し、(1)全く使用されていないソース文書、(2)ソース文書内の素材文書、(3)ソース文書のうち使用されていないページ単位文書を削除することによって、バインダ構造全体のファイルサイズを閾値以下にする方法が採用されている。これは、例えば、ファイルを電子メールに添付する、リムーバブルメディアに格納するなどの際に、そのファイルサイズに制限が設けられている場合に有効な方法である。
また、本実施の形態においては、削除対象のソース文書、素材文書、ページ単位文書がファイルサイズ順に並べ替えられ、ファイルサイズが大きなものから順番に削除されるものとする。また、ソース文書、素材文書、ページ単位文書の順に削除が行われるものとする。これは、ソース文書が素材文書、ページ単位文書を含み、そのファイルサイズがそれらよりも大きいものであるので、ソース文書の削除を先に行う方がファイルサイズ削減の効果が高いからである。素材文書は、必ずしも、ページ単位文書よりファイルサイズが大きいものであるとはいえないが、一般的には、複数ページ含む素材文書は、ページ毎のページ単位文書より大きい。さらに、予め、バインダ構造の最大のファイルサイズ(バインダ構造に対する閾値)、ソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれを削除対象にするか否かを判定するための閾値が指定されているものとする。
具体的には、図14に示すように、対象のバインダ構造全体のファイルサイズtotalが求められる(ステップS1501)。次いで、ファイルサイズtotalがユーザにより指定された閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1502)。ここで、バインダ構造のファイルサイズtotalが閾値以下であれば、削除処理を行う必要がないので、本処理は終了する。これに対し、ファイルサイズtotalが閾値より大きい場合、バインダ構造内のすべてのソース文書のファイルサイズが求められ(ステップS1503)、各ソース文書がファイルサイズの小さい順に並べ替えられ、各ソース文書に対して順にIDが割り振られる(ステップS1504)。ここで、IDは1から始まる値とする。そして、IDの最大値がnに代入される(ステップS1505)。
次いで、nが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1506)。ここで、nが0以下でない場合、ソース文書ID(n)に対して削除を許可するためのフラグF1が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS1507)。この判定は、図7に示す管理テーブルを参照して行われる。ここで、フラグF1が立てられている場合、ソース文書ID(n)のサイズsize(内部に含まれる素材文書など当該ソース文書に関する全てのファイルサイズの合計)が求められ(ステップS1508)、ソース文書ID(n)のサイズsizeがユーザにより指定された閾値を超えているか否かの判定が行われる(ステップS1509)。ここで、ユーザが閾値を指定せずに閾値を0とする場合は、全てのソース文書が削除対象となる。
上記ステップS1509においてソース文書ID(n)のサイズsizeが上記閾値を超えていると判定された場合、当該ソース文書(そのページ)がバインダ文書(そのページ)を構成しているか否かの判定が行われる(ステップS1510)。この判定には、図6に示すテーブルが用いられる。ここで、ソース文書ID(n)がバインダ文書を構成していない場合、ソース文書ID(n)が削除される(ステップS1511)。そして、(total−size)の値が算出され、その値がtotalに代入される(ステップS1512)。これは、ソース文書ID(n)を削除後のバインダ構造のファイルサイズを求めているものである。
次いで、ファイルサイズtotalがバインダ構造に対する閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1513)。ここで、ファイルサイズtotalがバインダ構造に対する閾値以下であれば、削除処理を行う必要がないので、本処理は終了する。これに対し、ファイルサイズtotalがバインダ構造に対する閾値より大きい場合、nが1デクリメントされて(ステップS1514)、処理がステップS1506に戻る。そして、次のソース文書ID(n)に対する処理が行われる。
上記ステップS1507においてソース文書ID(n)に対して削除を許可するためのフラグF1が立てられていないと判定された場合、nが1デクリメントされて(ステップS1514)、処理がステップS1506に戻る。
上記ステップS1509においてソース文書ID(n)のサイズsizeが上記閾値を超えていないと判定された場合、ステップS1510〜ステップS1513がスキップされて、nが1デクリメントされ(ステップS1514)、処理がステップS1506に戻る。
上記ステップS1510においてソース文書ID(n)がバインダ文書を構成していると判定された場合、ステップS1511〜ステップS1513がスキップされて、nが1デクリメントされ(ステップS1514)、処理がステップS1506に戻る。
上記ステップS1503からステップS1514までが、ソース文書の削除に関する処理であり、ステップS1506からステップS1514までが、全てのソース文書に対して繰り返される。
上記ステップS1506においてnが0以下であると判定された場合、全ての素材文書に対するサイズが求められる(図15のステップS1516)。そして、対応する素材文書を含むソース文書がその素材文書のファイルサイズの小さい順に並び替えられ、各ソース文書に対してその素材文書のファイルサイズの小さいものから順にIDが割り振られる(ステップS1517)。ソース文書の並び順を素材文書のファイルサイズの小さい順とする理由は、ソース文書に対するものと同一である。
次いで、IDの最大値がmに代入され(ステップS1518)、mが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1519)。ここで、mが0以下でない場合、ソース文書ID(m)中の素材文書に対して削除を許可するフラグF2が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS1520)。フラグF2が立てられている場合、ソース文書ID(m)中の素材文書のサイズがsizeに代入され(ステップS1521)、サイズsizeがユーザにより指定された閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1522)。ここで、ユーザにより閾値が指定されていない場合、閾値は0とされ、ファイルサイズに関して、フラグF2が立てられている素材文書の全てが削除対象とされることになる。
上記ステップS1522においてサイズsizeが上記閾値より大きいと判定された場合、ソース文書ID(m)の中の素材文書の削除が行われる(ステップS1523)。そして、(total−size)の値が算出されてtotalに代入される(ステップS1524)。これは、ソース文書ID(m)の中の素材文書を削除した後のバインダ構造のファイルサイズを求めるものである。次いで、totalがバインダ構造に対する閾値より大きいか否かの判定が行われ(ステップS1525)、totalがバインダ構造に対する閾値より大きくなければ、本処理を終了する。これに対し、totalがバインダ構造に対する閾値より大きければ、mが1デクリメントされ(ステップS1526)、処理がステップS1519に戻り、次のソース文書に対する処理が行われる。
上記ステップS1520においてソース文書ID(m)中の素材文書に対して削除を許可するフラグF2が立てられていないと判定された場合、ステップS1521〜ステップS1525がスキップされてmが1デクリメントされ(ステップS1526)、処理がステップS1519に戻る。
上記ステップS1522においてtotalがバインダ構造に対する閾値より大きくないと判定された場合、ステップS1523〜ステップS1525がスキップされてmが1デクリメントされ(ステップS1526)、処理がステップS1519に戻る。
上記ステップS1516からステップS1526までが素材文書に関する削除処理である。
上記ステップS1519においてmが0以下であると判定された場合、ページ単位文書に関する削除処理が開始される。まず、ソース文書数が改めてnに代入される(図16のステップS1527)。これは、先の処理でソース文書が既に削除されている場合があるので、文書数を設定し直すために行われるものである。次いで、nが0以下であるか否かの判定が行われ(ステップS1528)、0以下であれば、本処理は終了する。これに対し、nが0以下でないない場合、ソース文書ID(n)の全てのページ単位文書に対するサイズが求められる(ステップS1529)。そして、ソース文書ID(n)のページ単位文書がそのファイルサイズの小さい順に並び替えられ、ソース文書ID(n)内のページ単位文書がそのファイルサイズの小さいものから順にIDが割り振られる(ステップS1517)。ここでは、ページ単位文書に対してIDPage(n,m)とするIDが割り振られるものとし、mがページ単位文書に対してそのファイルサイズの小さいものから順に割り振られたものである。mは1から始まる正の整数である。
次いで、IDのmの最大値がmに代入され(ステップS1531)、mが0以下であるか否かの判定が行われる(ステップS1532)。ここで、mが0以下でなければ、ソース文書ID(n)中のページ単位文書IDpage(n,m)に対して削除を許可するフラグF3が立てられているか否かの判定が行われる(ステップS1533)。ソース文書ID(n)中のページ単位文書IDpage(n,m)に対してフラグF3が立てられている場合、ソース文書ID(n)中のページ単位文書IDPage(n,m)のサイズがsizeに代入され(ステップS1534)、サイズsizeがユーザによりページ単位文書に対して指定された閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1535)。ここで、全てのページ単位文書を削除対象とする場合は、ユーザにより閾値が指定されないまたは閾値が0とされる。
上記ステップS1535においてサイズsizeがユーザによりページ単位文書に対して指定された閾値より大きい場合、ソース文書ID(n)中のページ単位文書IDPage(n,m)が削除され(ステップS1536)、(total−size)の値が算出されてtotalに代入される(ステップS1537)。これは、ソース文書ID(n)の中のページ単位文書IDPage(n,m)を削除した後のバインダ構造のファイルサイズを求めるものである。
次いで、totalがバインダ構造のファイルサイズに対する閾値より大きいか否かの判定が行われる(ステップS1538)。ここで、totalがバインダ構造のファイルサイズに対する閾値より大きくなければ、本処理は終了する。これに対し、totalがバインダ構造のファイルサイズに対する閾値より大きい場合、mが1デクリメントされ(ステップS1539)、処理がステップS1532に戻る。そして、次のページ単位文書に対する処理が行われる。
上記ステップS1533においてソース文書ID(n)中のページ単位文書IDpage(n,m)に対してフラグF3が立てられていないと判定された場合、ステップS1534〜ステップS1538がスキップされて、mが1デクリメントされ(ステップS1539)、処理がステップS1532に戻る。
上記ステップS1535においてサイズsizeがユーザによりページ単位文書に対して指定された閾値より大きくないと判定された場合、ステップS1536〜ステップS1538がスキップされて、mが1デクリメントされ(ステップS1539)、処理がステップS1532に戻る。
上記ステップS1532においてmが0以下であると判定された場合、nが1デクリメントされ(ステップS1540)、処理がステップS1528へ戻り、次のソース文書に対する処理が行われる。そして、上記ステップS1528においてnが0以下であると判定された場合、本処理は終了する。
このようにして、バインダ構造のファイルサイズをユーザにより指定された閾値以下になるまでソース文書、素材文書、ページ単位文書がその順に削除されることになる。
ただし、ページ単位文書の削除処理が行われた後においても、バインダ構造のファイルサイズがユーザにより意図されたファイルサイズ以下にならないことがあり得る。この場合は、ユーザに対してメッセージを表示するなどの必要があるが、例えば上記メッセージを表示する表示手段を設ければ、対応可能である。
本実施の形態においては、図7に示すテーブルに、削除が許可されているか否かを表すフラグとソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれとを対応付けるように記述することによって、削除対象となるソース文書、素材文書、ページ単位文書を判別するようにしているが、フラグを設けずに、全てのソース文書、素材文書、ページ単位文書を削除対象としてそれぞれに対して指定された閾値に応じて削除処理を行うようにしても、ユーザが意図したファイルサイズまでバインダ構造のファイルサイズを小さくすることは可能である。
さらに、本実施の形態においては、ファイルサイズに応じて削除を行う処理を説明したが、第4の実施の形態のように、インポートしてからの期間に応じて、ユーザが意図したファイルサイズまでバインダ構造のファイルサイズを小さくするようにしてもよい。また、図7の管理テーブルを拡張して、ソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれについて最終アクセス日時を記録するようにし、一定期間アクセスのないものについて削除を行うことによって、ユーザが意図したファイルサイズまでバインダ構造のファイルサイズを小さくするようにすることも可能である。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係るバインダ文書生成装置が組み込まれている文書管理システムの構成を示すブロック図である。 図1の文書管理ステムの操作画面の一例を示す図である。 バインダ構造の構成の一例を示す図である。 バインダ構造の構成の他の例を示す図である。 管理ファイルのソース文書を管理するテーブルの一例を示す図である。 管理ファイルのバインダ文書の構成テーブルである。 図5の管理テーブルを拡張した管理テーブルの一例を示す図である。 図1のバインダ文書生成部による全く使用されていないソース文書の削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 図1のバインダ文書生成部によるソース文書内の素材文書を削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 図1のバインダ文書生成部によるソース文書のうち使用されていないページ単位文書を削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における全く使用されていないソース文書をユーザにより設定された閾値を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるソース文書をファイルサイズ順に並べ替える処理を行った後に全く使用されていないソース文書をユーザにより設定された閾値を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における全く使用されていないソース文書をそのインポート日付を基準にして削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるバインダ構造全体のファイルサイズに対する閾値を基準してこの閾値を下回るまでバインダ構造内のデータを削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるバインダ構造全体のファイルサイズに対する閾値を基準してこの閾値を下回るまでバインダ構造内のデータを削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるバインダ構造全体のファイルサイズに対する閾値を基準してこの閾値を下回るまでバインダ構造内のデータを削除する場合の処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 データベース
104 バインダ文書生成部
105 データベースユーザインタフェイス部

Claims (19)

  1. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成装置であって、
    前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定手段と、
    前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除手段と
    を備えることを特徴とするバインダ文書生成装置。
  2. 前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書の削除を、ファイルサイズの大きい順に行うことを特徴とする請求項1記載のバインダ文書生成装置。
  3. 前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書の削除を、インポートされた日付の古い順に行うことを特徴とする請求項1記載のバインダ文書生成装置。
  4. 前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して削除を許可することを表すフラグを設定するフラグ設定手段を備え、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のうち、前記フラグが設定されている文書の削除を行うことを特徴とする請求項1記載のバインダ文書生成装置。
  5. 前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して削除を許可することを表すフラグを設定するフラグ設定手段と、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準となるファイルサイズの閾値を設定する個別閾値設定手段とを備え、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のうち、前記フラグが設定されている文書を、該フラグが設定されている文書に対して設定されている閾値に基づいて該フラグが設定されている文書の削除を行うことを特徴とする請求項1記載のバインダ文書生成装置。
  6. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成装置であって、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定手段と、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除手段と
    を備えることを特徴とするバインダ文書生成装置。
  7. 前記設定手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除対象であることを表すフラグを設定し、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のうち、前記フラグが設定されている文書の削除を行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  8. 前記設定手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準となるファイルサイズを設定し、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている閾値に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除を行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  9. 前記設定手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して削除を許可することを表すフラグを設定するフラグ設定手段と、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準となるファイルサイズの閾値を設定する個別閾値設定手段とを有し、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のうち、前記フラグが設定されている文書を、該フラグが設定されている文書に対して設定されている閾値に基づいて該文書の削除を行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  10. 前記設定手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対する許容経過期間の長さを設定し、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用ページ単位文書のうち、それぞれのインポートされた時刻から現在の時刻までの経過期間の長さが前記設定された許容経過期間の長さを超えている文書の削除を行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  11. 前記設定手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、ページ単位文書のそれぞれに対する許容経過期間の長さを設定し、
    前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、ページ単位文書のうち、それぞれの最終アクセス時刻から現在の時刻までの経過期間の長さが前記設定された許容経過期間の長さを超えている文書の削除を行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  12. 前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書の削除を、ファイルサイズの大きい順に行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  13. 前記削除手段は、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、ページ単位文書の削除を、インポートされた日付の古い順に行うことを特徴とする請求項6記載のバインダ文書生成装置。
  14. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成方法であって、
    前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定工程と、
    前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除工程と
    を備えることを特徴とするバインダ文書生成方法。
  15. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するバインダ文書生成方法であって、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定工程と、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除工程と
    を備えることを特徴とするバインダ文書生成方法。
  16. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するとともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するためのプログラムであって、
    前記バインダ構造のファイルサイズを制限するための閾値を設定するバインダ構造閾値設定モジュールと、
    前記バインダ構造のファイルサイズが前記設定された閾値以下になるまで、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれを個別に削除する削除モジュールと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  17. 少なくとも1つの素材文書および該素材文書から得られる少なくとも1つのページ単位文書が含まれる少なくとも1つのソース文書を保持するバインダ構造を生成するともに、該バインダ構造内のページ単位文書を編集してバインダ文書を生成するためのプログラムであって、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に削除基準を設定する設定モジュールと、
    前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれに対して個別に設定されている削除基準に基づいて、前記バインダ構造内の未使用のソース文書、素材文書、未使用のページ単位文書のそれぞれの削除を行う削除工程と
    を備えることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項16記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  19. 請求項17記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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