JP3394272B2 - Lanノードおよびlanシステム - Google Patents

Lanノードおよびlanシステム

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JP3394272B2 JP12854192A JP12854192A JP3394272B2 JP 3394272 B2 JP3394272 B2 JP 3394272B2 JP 12854192 A JP12854192 A JP 12854192A JP 12854192 A JP12854192 A JP 12854192A JP 3394272 B2 JP3394272 B2 JP 3394272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLANシステムに関し、
更に詳しくは、端末の移動に適したLANシステム、お
よびこれを構成するLANノードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLANシステムでは、各端末が、
撚り線対、同軸線、あるいは光ファイバ等の有線伝送路
で直接的にバス状、あるいはリング状に接続されてLA
Nを形成していた。また、各LANは、物理層の信号を
中継する「リピータ」、MAC層フレームの中継を行う
「ブリッジ」、あるいはネットワーク層のパケットの中
継を行う「ルータ」等の中継装置によって他のLANと
相互に接続されていた。なお、個々の端末がLANノー
ドを介して基幹LANに接続される場合もあるが、この
場合、LANノードは、端末とLANノードとの間に存
在する1つのLANシステムと、複数のLANノードで
形成される基幹LANシステムとを相互接続している装
置とみなすことができ、機能的には、上述したリピー
タ、ブリッジ、あるいはルータの何れかに分類される。
【0003】一般に、LANノードの機能としては、ブ
リッジがもつフレーム中継機能が適用される。しかしな
がら、LAN間を接続する場合や、大規模なネットワー
クでは、MAC層以下のプロトコルが異なる通信情報の
中継が可能で、さらにネットワーク全体を複数のサブネ
ットワークに分割して管理できるという利点から、ルー
タによる接続が一般的である。
【0004】一方、LAN端末やエンドシステム(以
下、本明細書ではこれらの装置を総称して「ホスト」と
称する)の多くは、ネットワーク層にインタネットプロ
トコル(IP)を持っているため、従来のネットワーク
においては、ルータのほとんどは、IPアドレスに基い
て受信パケットをルーティングするように構成されてい
る。
【0005】上記IPアドレスは、例えば32ビット長
であり、ネットワークを識別するためのネットワーク番
号(Net−ID)と、個々の端末等を識別するための
ホスト番号(Host−ID)とから構成される。
【0006】ルータは、受信パケットに含まれるNet
−IDが自分のNet−IDと一致するか否かを判定
し、これらのIDが違っている場合は、上記受信パケッ
トは、自分が接続されているネットワークとは異なるネ
ットワークに属するホスト宛のものであると判断する。
この場合、ルータ内に記憶されているIPテーブルから
上記受信パケットを中継すべき経路上にある最初のルー
タ(以下、これを「転送先ルータ」と言う)のIPアド
レスを求め、次に、ホストアドレステーブルから上記転
送先ルータのIPアドレスと対応するMACアドレスを
求め、このMACアドレスを宛先アドレスフィールド
に、また、自分のMACアドレスを送信元アドレスフィ
ールドに持つMACフレームを組み立て、これを伝送路
に出力する。
【0007】一方、受信パケットと自分のNet−ID
が一致した場合は、ホストアドレステーブルから上記受
信パケットのIPアドレスと対応するホストのMACア
ドレスを求め、このMACアドレスを宛先アドレスフィ
ールドに、また、自分のMACアドレスを送信元アドレ
スフィールドに持つMACフレームを組み立て、これを
伝送路に転送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】複数のLANがルータ
で相互接続されたLANシステムにおいては、何れかの
LANに属していたホストがルータを越えて他のLAN
に移動した場合、すなわち他のネットワークに接続され
た場合、それまで有効であったIPアドレスのNet−
IDが、移動先においてネットワークに割当てられたN
et−IDと一致しなくなるため、上記ホスト宛のパケ
ットが異動後のホストに届かないことになる。この問題
は、例えば、移動先のホストに対して新たなNet−I
Dを付与すると共に、上記移動したホストとの通信に関
わる全てのルータのホストアドレステーブルを変更する
ことによって解決できるが、例えば、無線LANのよう
にホストの移動が頻繁に発生するネットワークシステム
では、ホスト移動の都度、上述したIPアドレスやホス
トアドレステーブルを変更、管理していくことは容易で
ない。
【0009】本発明の目的は、複数のLANがルータを
介して接続されたネットワークにおいて、各ホストがル
ータを越えて他のLANに移動することを許容できるL
ANシステムを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ホストがルータを越
えて他のLANに移動することを許容した場合でも、各
ルータに設けたホストアドレステーブル内容をその都度
変更する必要のないLANシステムを提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、既存のルータ環境で
各ホストが他のLANに移動すること許容するLANノ
ードおよびLANシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、移動可能なホストと該ホストに付与さ
れたNet−IDを管理するルータとの間に中継装置を
配置し、各中継装置にホストの移動を検出する機能をも
たせ、1つのLANに接続されていたホストが他のLA
Nに移動した場合、該ホストの移動を検出した中継装置
(移動元中継装置)が、上記移動したホスト(宛先ホス
ト)宛の受信フレームを、宛先ホストへの中継経路上に
位置する各ルータと宛先ホストで正しく処理されるNe
t−IDを用いて、宛先ホスト方向に中継するようにし
たことを特徴とする。
【0013】他のLANに移動したホスト宛のフレーム
中継を成功させるためには、宛先ホストがもし移動先で
Net−IDを変更しなかった場合には、移動元中継装
置が、宛先ホストに中継すべきOSI第3層のパケット
に、上記宛先ホストの移動先の中継装置のNet−ID
を付与し、これを移動先中継装置宛に送信する。上記パ
ケットを受信した移動先中継装置は、受信パケットから
上記Net−IDを取り除き、MAC層フレームを再組
立てして宛先ホストに配送する。
【0014】もし、宛先ホストが移動先のネットワーク
に適合できるようにNet−ID変更した場合は、上記
宛先ホストに、移動先中継装置を介して、新たなNet
−IDを移動元中継装置に通知させ、移動元中継装置が
これを記憶しておくようにする。移動元の中継装置は、
Net−IDが変更されたホスト宛のパケットを受信し
た場合は、該受信パケットのNet−IDを上記新たな
Net−IDに変更して宛先ホスト方向に中継する。
【0015】
【作用】上記した本発明の構成によれば、ホストがルー
タを越えて他のネットワークに移動した場合に、移動元
中継装置に、移動したホスト宛のMACフレームについ
てルータの中継情報であるOSI第3層アドレスの追加
あるいは変更を施し、それを移動先に中継させればよ
く、既存のルータによるLAN間接続環境において、各
ホストが宛先ホストの移動有無を意識することなく自由
に通信できる。また、各ルータにホスト移動にともなう
ホストアドレステーブルの変更を行なわせる必要がな
い。
【0016】
【実施例】図1は、本発明によるネットワークシステム
の全体構成の一例を示す。図において、各個別LAN1
〜5は、ブリッジ(B1)7およびルータ(R1,R
2)6、8を介して相互接続されている。各ルータの機
能については既に説明したので、ここでは、各ブリッジ
の機能について説明する。
【0017】ブリッジ7は、MAC層フレームを単位と
して、LAN間の通信情報の中継制御を行なう装置であ
り、一方のLANから受信したMACフレームの宛先M
ACアドレスに基づいて、受信MACフレームを廃棄す
るか、あるいは他方のLANに中継するかを判断する。
すなわち、受信MACフレームの送信先アドレスで指定
された宛先端末(宛先ホスト)が、上記フレームの入力
側のLANに属していれば、受信フレームを廃棄し、も
し、反対側のLANに属していれば、受信フレームを反
対側LANに中継する。宛先端末がブリッジのどちら側
のLANに収容されているかは、各ブリッジで管理され
ている「フィルタリングデータベース」と称するテーブ
ルを参照することによって判断される。
【0018】図1のネットワークでは、LAN1とLA
N3がそれぞれゲートウエイを介して広域網18に接続
された構成となっているが、この構成は本発明にとって
本質的でないため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0019】この実施例では、各個別LAN1〜5は、
同軸線を伝送路とするイーサネット(Ethernet)構造を
有し、LAN1には端末(T0)1aが有線で直接接続
され、LAN4には、それぞれ9a、10aをカバーエ
リア(以下「セル」と言う)とするLANノード(S
1,S2)9、10が接続され、これらのLANノード
を介して、無線LANボードを内蔵した端末装置(T
1、T2)4a、4bが収容されている。LANノード
9、10が前述した「中継装置」に、また、端末4a、
4bが前述した「ホスト」に相当する。
【0020】上記LAN4には、有線の端末を収容する
ためのLANノード(S4)11も接続されている。無
線の端末装置4a、4bは、LANボードの差し替え、
あるいは予め用意されている有線インタフェースを用い
ることによって、位置11aで有線端末としての使用も
可能となる。
【0021】個別LAN5も、上記LAN4と同様、セ
ル12aを持つLANノード(S3)12を有し、無線
端末を収容できるようになっている。ここでは、端末
(T0〜T2)1a、4a、4bが、OSI参照モデル
の第3および4層にTCP/IPプロトコルを採用して
いるものとして、以下の動作説明をする。
【0022】図2は、IPプロトコルで採用しているア
ドレス構造を示す。IPアドレスは、フォーマット21
に示すように、例えば32ビットの長さを有し、ネット
ワーク部21aとホスト部21bとからなっている。シ
ステムによっては、フォーマット22に示すように、ホ
スト部21bが、サブネット部22aとホスト部22b
とに分けられている。
【0023】図1に示した各ルータ(R1〜R2)は、
受信パケットのIPアドレス、特にネットワーク部21
a、場合によっては上記ネットワーク部21aにサブネ
ット部22aを加えた部分を識別子(Net−ID)と
して、OSI第3層のパケット中継経路を決定するよう
に設計されている。従って、図1に示すネットワークシ
ステムでは、例えば、ルータ(R1)6のインタフェー
ス13に接続された通信領域(破線13aで示した領
域)内に位置する各装置には、Net−IDとして「n
1」が共通に付与され、一方、ルータ(R2)8のイン
タフェース14に接続された通信領域14b内に位置す
る装置は、Net−IDとして「n2」が付与されてい
る。
【0024】ここで、通信領域13a内にあった端末
(T1)4aが、矢印15で示すように、通信領域14
b内の接続位置5aに移動した後に、端末(T0)1a
から端末(T1)4a宛の通信が発生した場合を例にと
って、本発明による通信手順を説明する。
【0025】図3は、移動前の宛先端末をT1、移動後
の宛先端末をT1’で示し、発信端末T0と宛先端末T
1、T1’との間に位置するLANノードS1、S3の
動作を示した図である。端末T1は、位置4aから位置
5aに移動する(端末T1’になる)と、移動先のLA
NノードS3に対して、新たに加入した旨の通知31を
する。この加入通知31は、通知情報として、少なくと
も端末T1’(=T1)のMACアドレスを含む。この
時、端末T1’からLANノードS3に、MACアドレ
スと共にIPアドレスを通知するようにしてもよいが、
上記IPアドレスは、図に示すように、加入通知31を
受信したLANノードS3が、TCP/IPプロトコル
のARP32を用いて、端末T1’にIPアドレスの問
合せを行い、その応答フレーム32’でIPアドレスを
通知するようにしてもよい。
【0026】LANノードS3は、もし端末T1’がI
Pアドレスを変更していない場合は、端末T1’のIP
アドレスに含まれるNet−IDに基づいて移動前の所
属ネットワークを特定し、該ネットワーク内のLANノ
ードに対して、同報フレームまたは個別フレームの通信
を繰り返すことによって、端末T1が自分の管轄セル内
に移動してきたことを通知する(T1移動通知33)。
【0027】上記移動通知33を受けたLANノードS
1は、端末T0から端末T1宛に送られてきたフレーム
34を、中継フレーム35としてLANノードS3に中
継する。LANノードS3は、受信したT1宛のフレー
ムを端末T1’に配送する(デ−タ配送36)。なお、
LANノードS1が行う中継フレームの生成方法につい
ては、図11で後述する。
【0028】上記通信手順において、端末T1がLAN
ノードS1の管轄セルから離脱してから、LANノード
S1が移動通知33を受ける迄の期間は、端末T1宛の
フレームはLANノードS1のセル内にフォワーディン
グされるため、結果的に受信フレームが廃棄されること
になる。
【0029】図4は、LANノード9〜12が管理する
端末装置の状態の遷移を示す。各位LANノードは、自
ノードに割当てられたNet−IDと同一のNet−I
Dを有する端末が新たに加入すると、その端末の状態を
「一次接続状態」42として記憶する。つまり、端末が
同一のネットワーク内で位置を移動した場合は、端末装
置は、移動先のLANノードで一次接続状態の端末とし
て管理される。この状態で端末の離脱が確認されると、
「移動状態」43に遷移する。
【0030】LANノードは、一次接続状態または移動
状態にある端末に関しては、受信MACフレームの宛先
アドレスをキーとしてフィルタリングデータベースを検
索し、受信MACフレームをそのまま中継するか、ある
いは廃棄するかの処理をするブリッジとして機能し、結
果的に、移動状態の端末宛のフレームは廃棄されること
になる。
【0031】移動状態にある端末に関して移動先LAN
ノードから移動通知48を受信すると、該当する移動端
末の状態は、受信フレームの中継義務を負う「中継状
態」44に遷移する。移動状態になってから所定時間内
に移動通知が受信できなかった場合(移動通知待ちタイ
ムアウト47となった場合)は、「離脱状態」41とな
る。
【0032】新たに加入した端末のNet−IDが自ノ
ードのNet−IDと異なる場合は、「二次接続状態」
45に遷移する。二次接続状態になった端末に関して
は、各ノードは、その端末が移動前に収容されていたL
ANノード(移動元LANノード)に対して、当該端末
が自ノードのセル内に移動してきたことを知らせる移動
通知を出力する義務を負う。また、移動元LANノード
から自ノードに中継されてきた移動端末宛のMACフレ
ームを、宛先端末に配送する義務を負う。
【0033】新たな端末が加入したことの検知は、例え
ば、各LANノードが、自ノードに付与されたMACア
ドレスを所定の時間間隔tで定期的に送出し、該MAC
アドレスを受信した各端末が、直前に受信して記憶して
おいたMACアドレス(T−t)と上記新たに受信した
MACアドレス(T)とを比較し、これらが不一致とな
った時、LANノード宛に、自端末のMACアドレスを
送信元MACアドレスとする特別に定義された「新規加
入通知フレーム」を送信するようにすればよい。「新規
加入通知フレーム」の発信元端末を「一次接続」として
状態管理しているLANノードでは、自ノードのNet
IDが、受信した新規加入通知フレーム中の送信元ネッ
トワーク層アドレスのNetIDと一致しているため、
移動通知を自ネットワーク内に同報通信することによっ
て、移動元のLANノードに対して端末の移動を知らせ
ることができる。
【0034】上述した実施例では、端末の無通信状態が
所定時間を越えると、端末が離脱したものとみなされ
る。従って、一次接続状態から離脱状態への遷移が比較
的頻繁に発生し、離脱確認46と移動通知待ち47のた
めの2種類のタイマを頻繁に起動する形で端末の状態監
視が行なわれる。
【0035】このような煩雑なタイマ監視を避けるため
には、例えば図5に示すように、端末の状態から「移動
状態」を無くし、移動通知48を受信するまでは全ての
端末を「一次接続状態」として管理すればよい。図5の
状態遷移では、見かけ上は一次接続状態にあるにも関わ
らず、受信フレームが廃棄されてしまう事態が発生する
が、これは図4における「移動状態でのフレーム廃棄」
に相当するため、実用上の問題にはならない。
【0036】図6は、上述した端末の状態管理のために
各LANノードが実行する処理フローチャートを示す。
MACフレームを受信すると(ステップ61)、受信フ
レームの宛先アドレスと自ノードのMACアドレスを比
較し(62a)、アドレスが一致した場合は、さらに宛
先IPアドレスの比較を行なう(62b)。IPアドレ
スが一致した場合は、自ノード宛のノード間通信フレー
ムと判断し、該受信MACフレームの情報を上位層に転
送する(62c)。宛先IPアドレスが一致しない場合
は、宛先端末が自ノードで二次接続状態となっているか
否かを判定する(62d)。もし、宛先端末が二次接続
状態であれば、上記受信MACフレームは、上記宛先端
末を一次接続状態として管理しているLANノードから
の中継フレームである。この場合、受信フレームのMA
CアドレスとIPアドレスを変更した後、受信フレーム
を該当する端末に配送する(62e)。
【0037】ステップ62aで受信フレームのMACア
ドレスが自アドレスと一致しなかった場合は、受信フレ
ームの宛先アドレスをキーとして、フィルタリングデー
タベース(FDB)を検索する。
【0038】FDBは、図7に示すように、MACアド
レス71対応に、収容方向情報72と、接続状態73
と、タイマ情報74とを含む複数のレコードからなり、
受信フレームの宛先アドレス(MACアドレス)に該当
するレコードの収容方向情報72から、当該アドレスを
有する宛先端末が自LANノードに収容されているか否
かを判定する(63a)。もし、宛先端末が収容されて
いない(外側収容)場合は、当該受信フレームを廃棄す
る(63b)。
【0039】宛先端末が収容されている場合は、上記F
DBの該当レコードに記憶された接続状態72を参照
し、もし、宛先端末が一次接続状態ならば(64a)、
宛先端末に受信フレームをフォワーディングし(64
b)、移動状態ならば(65a)、受信フレームを廃棄
する(65b)。また、宛先端末が中継状態にあれば
(66a)、受信フレームを移動先LANノードへ中継
する(66b)。その他の受信フレームは、離脱状態に
ある端末宛のフレームとみなし、これを廃棄する(6
8)。
【0040】ステップ66bで受信フレームを移動先L
ANノードへ中継する場合、図8に示すIPテーブル7
5と、図9に示すホストアドレステーブル80とを参照
する。
【0041】IPテーブル75は、NetID76と、
該NetIDが付与されたネットワーク内のルータのI
Pアドレス78と、該ルータまでの距離等を示すルート
情報77とから構成されている。一方、ホストアドレス
テーブル80は、端末あるいはLANノードのIPアド
レス81と、MACアドレス82とから構成されてい
る。
【0042】中継状態にある端末の移動先LANノード
のNetIDは、移動通知から知ることができ、このN
etIDをMACアドレスと対応付けて、テーブル形式
で保持しておくことによって、先ず、IPテーブル75
から、移動先LANノードが属しているネットワークに
接続されてたルータのIPアドレス78を求め、さら
に、ホストアドレステーブル80から、上記ルータのI
Pアドレスと対応するMACアドレス82を求め、これ
を受信フレームの宛先MACアドレス領域に設定した形
で、受信フレームを送信する。なお、上記IPテーブル
75とホストアドレステーブル80は、従来のネットワ
ークにおける各ルータが既に備えているテーブルであ
り、これらのテーブルへの情報設定は、それぞれ、RI
P(RoutingInformation Protocol)と、ARP(Addre
ss Resolution Protocol)を用いて行なうことができ
る。
【0043】図10の(a)は、図1のシステムにおい
て端末T1が移動した時、LANノードS3からLAN
ノードS1宛に送信される移動通知フレームのMACア
ドレスとIPアドレスを示す。LANノードS3は、宛
先MACアドレス(DA)としてルータR2のMACア
ドレスを、また、送信元MACアドレス(SA)として
自ノードのMACアドレスをそれぞれ設定する。また、
送信元のIPアドレス(SIA)には、LANノードS
3のIPアドレスであるNetID(=n2)とホスト
アドレス(=s3)を設定し、送信先のIPアドレス
(DIA)には、LANノードS1のIPアドレスを設
定する。このフレームのMACアドレスは、中継経路上
に位置するルータによって順次に書き替えられ、最終的
には、ルータR1によって、DA=S1,SA=R1に
設定され、宛先LANノードS1に転送される。
【0044】図10の(b)は、LANノードS1が特
定できない場合に送出される同報フレームの形式をしめ
す。DIAフィールドに、NetID=n1内で同報す
べきことを示すコードが設定されている。
【0045】図11は、LANノードS3が、「中継状
態」となっている端末T1宛に中継するフレームのアド
レスを示す。送信元端末T0が送出するフレーム90の
DAフィールドには、宛先端末T1の通信経路上にある
最初のルータR1のMACアドレスが、また、DIAフ
ィールドには宛先端末T1のIPアドレスがそれぞれ設
定されている。上記フレーム90は、ルータR1によっ
てDA=T1に書き替えられ、フレーム91の状態で移
動元LANノードS1に到達する。
【0046】上記フレーム91を受信した移動元LAN
ノードS1は、端末T1が中継状態にあることから、新
たに自発のフレーム94を生成し、これを中継経路上の
最初のルータ(R1)に送信する。上記フレーム94
は、移動先LANノードS3宛のIPアドレス(SIA
92、DIA93)が付されている。
【0047】移動先のLANノードS3は、受信したフ
レーム95のMACアドレスを、DAは宛先端末T1宛
に、SAは自分のアドレスS3にそれぞれ書替えた上、
移動元LANノードS1が付加したIPアドレス92と
93を削除し、フレーム96のフォーマットとして宛先
端末T1(=T1’)に配送する。
【0048】図12は、上述した機能を備えたLANノ
ードの構成を示す機能ブロック図である。LANから受
信されたMACフレームは、受信処理部100におい
て、アドレス領域の抽出や誤り検出が行われる。101
は状態管理部であり、受信フレームのMACアドレスの
FDB検索や、受信フレームのネットワーク層アドレス
と自ノードのネットワーク層アドレスとの比較等の動作
を行なうことによって、図4で説明した端末の状態遷移
管理を実現する。また、これらの動作に伴って、メモリ
102に記憶されるIPテーブル、ホストアドレステー
ブル等のテーブル群の登録抹消制御や、中継処理部10
3や配送処理部104の制御動作を行う。
【0049】中継処理部103は、図6で説明したフレ
ーム廃棄処理63b、65b、移動先ノードへの受信フ
レームの中継処理66bを実行する。
【0050】配送処理部104は、図6で説明した上位
層への転送62c、宛先端末への配送62e、フォワー
ディング64bの各処理を実行する。
【0051】送信処理部105は、端末インタフェース
106を介して受信した端末からの送信フレームと中継
処理部103から受信した中継フレームを、有線LAN
のアクセス方式に従って、選択的にLANの伝送路上に
送信する。
【0052】図13は、図12に示した端末インタフェ
ース106のスイッチ部の構成を概略的に示すブロック
図である。ここに示した例では、端末インタフェース1
06に接続可能な物理層として、無線の物理層インタフ
ェース110と有線の物理層インタフェース111の2
種類のものを用意しておき、それらの何れか一方を、キ
ーボードからの入力または専用の切替スイッチ120に
よって選択し、MAC層インタフェース112と接続で
きるようにしてある。上記2種類の物理層インタフェー
スを独立に設ける代わりに、MAC層インタフェース1
12を共通のインタフェースとして各物理層のインタフ
ェースボード上に実装しておき、端末側にインタフェー
スボード接続用のスロットを設けておき、上記スロット
に、有線用のインタフェースボードまたは無線用のイン
タフェースボードのいずれかを挿入できるようにしても
よい。次に、本発明の第2の実施例として、端末が予め
複数のIPアドレスをもっている場合の通信制御につい
て説明する。
【0053】本実施例では、端末がルータを越えて他の
LANに移動した場合、移動先のネットワークに適合し
たIPアドレスを選択し、以降の通信はこのIPアドレ
スによって行なう。この場合、移動した各端末には、ネ
ットワークに加入するとき、移動先のLANノードに対
して移動前のIPアドレスを用いて通信し、その端末が
二次接続状態にあることを知らせると共に、加入通知フ
レームの情報領域を用いて、移動先で有効となる新しい
IPアドレスを登録する。
【0054】移動端末から加入通知を受けた移動先LA
Nノードは、該端末の状態を二次接続状態であると同時
に一次接続状態としても登録しておく。このように処理
することによって、移動先LANノードによるIPアド
レス変更等の処理をおこなうことなく、移動元LANノ
ードから直接自宛フレームを受けることができ、移動後
の通信によって移動端末の新しいIPアドレスを認識で
きた他の端末が送信した情報を、移動元のLANノード
を経由することなく、直接受信することが可能となる。
【0055】本実施例によれば、端末を二次接続状態と
して収容したLANノードは、該端末の移動元のLAN
ノードに対して移動通知を発行することによって、移動
元LANノードに中継テーブルを更新させることができ
るため、端末の多段の移動を許容できる。
【0056】また、例えば、図1のLANノード(S
4)11のように有線の端末を収容するLANノード
が、無線の端末が接続されるLANノードと同様の機能
をもつため、無線接続で使用されていた端末を、物理層
インターフェースの切り替えにより、有線接続形式の端
末とし、位置を固定した形の使用形態に変更することが
可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ルータによりLAN間が接続されたネットワ
ーク環境において、ホスト(あるいは端末)がルータを
越えて他のLANに移動した場合、移動ホスト宛のフレ
ームの中継動作と中継フレームのアドレス情報の追加お
よび変更動作をLANノードで行うことによって、各ホ
スト対応のアドレス情報を管理するホストアドレステー
ブルを変更することなく、移動先のホストに対する通信
を行なうことができる。また、ネットワークに既存のル
ータ、ブリッジおよび各端末の通信OSを変更すること
なく、移動した端末との間での通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワークシステムの1実施例
を示す全体構成図。
【図2】IPプロトコルで用いるアドレス構成を示す
図。
【図3】本発明における通信手順の1実施例を示す図。
【図4】LANノードが管理する端末の状態遷移を示す
図。
【図5】LANノードが管理する端末状態遷移の他の実
施例を示す図。
【図6】フレーム受信時に実行されるLANノードの動
作を示すフロー図。
【図7】LANノードが備えるフィルタリングデータベ
ースの構成を示す図。
【図8】LANノードが備えるIPテーブルの構成を示
す図。
【図9】LANノードが備えるホストアドレステーブル
の構成を示す図。
【図10】移動通知フレームの変化を説明するための
図。
【図11】中継フレームの変化を説明するための図。
【図12】LANノードの主要部の構成を示すブロック
図。
【図13】図12の端末インタフェース106のスイッ
チ部の構成を示す図。
【符号の説明】
4a: 無線LAN端末 9: 無線LANノード 31: 端末加入通知 33: 端末移動通知 35: 移動端末宛データの中継 41: 離脱状態 42: 一次接続状態 43: 移動状態 44: 中継状態 45: 二次接続状態
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀哉 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平1−231538(JP,A) 特開 平4−227149(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線あるいは無線の端末を収容する複数の
    LANノードを有するLANシステムにおいて、上記L
    ANノードが、 新たに自ノードのカバーエリア内に置かれた端末あるい
    は新たに有線で接続された端末からの通知によって、該
    端末のMACアドレスを検知し、上記検知されたMAC
    アドレスを宛先アドレスフィールドに含む問合せフレー
    ムを送出することによって、上記端末からOSI7層参
    照モデル第3層のネットワーク層アドレスを入手するた
    めの手段と、 上記端末のネットワーク層アドレスと自ノードに割り当
    てられたネットワーク層アドレスとを比較し、アドレス
    が不一致の場合、上記端末の移動元となる他のLANノ
    ードに対して、上記端末が自ノードに移動して来たこと
    を伝えるための通知を出すための手段とを有することを
    特徴とするLANシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のLANシステムにおい
    て、何れかの端末が、無線LANノードと有線LANノ
    ードに選択的に接続可能なインタフェースを有すること
    を特徴とするLANシステム。
  3. 【請求項3】少なくとも1つの有線あるいは無線の端末
    を収容し、各々が相互に接続されて1つのサブネットワ
    ークを構成するLANノードにおいて、 自ノードの管轄領域に新たな端末が加入してきた時、上
    記端末の移動元となる他のLANノードに対して、上記
    端末の自ノードへの移動を通知するための手段と、 端末毎に自分ノードとの接続状態を示す状態情報を記憶
    するための手段と、 自ノードの管轄領域外に移動した端末宛のフレームを受
    信した時、該受信フレームのOSI第3層パケットの外
    側に上記端末の移動先のネットワーク層アドレスを付与
    した形で、受信フレームを移動先のノードに中継するた
    めの手段とを有することを特徴とするLANノード。
  4. 【請求項4】ネットワークに接続された任意のLANノ
    ードに有線あるいは無線で接続されるLAN端末であっ
    て、複数のネットワーク層アドレスを記憶する手段と、
    1つのLANノードの管轄領域から他のLANノードの
    管轄領域に移動した時、移動先LANノードからのアド
    レスの問合せに応答して、上記記憶手段に予め記憶され
    たネットワーク層アドレスの中から、移動先のネットワ
    ークに応じて1つのネットワーク層アドレスを選択し、
    該選択したネットワーク層アドレスを上記移動先LAN
    ノードに通知する手段とを有することを特徴とするLA
    N端末。
  5. 【請求項5】 第1のネットワークに接続され、少なくと
    も該第1のネットワークに属するホスト装置宛のパケッ
    トを中継する中継装置であって、 第2のネットワークから前記第1のネットワークへと移
    動してきた第1のホスト装置から移動してきた旨を通知
    するパケットを受信する手段と、 前記第2のネットワークに接続された第2の中継装置に
    対し、前記中継装置自身のIPアドレスを含むパケット
    を送信することにより、前記第1のホスト装置が移動し
    てきたことを前記第2の中継装置に通知する手段と、 前記第1のネットワークから第3のネットワークに移動
    した第2のホスト装置宛のパケットを受信したとき、前
    記第2のホスト装置宛のパケットに、前記第3のネット
    ワークに接続された第3の中継装置のIPアドレスを宛
    先アドレスとして付与し、前記第2のホスト装置宛のパ
    ケットを中継する手段と、 を有することを特徴とする中継装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された任意の中継装置
    に有線あるいは無線で接続されるホスト装置であって、
    前記任意の中継装置から送信されるアドレス情報を記憶
    する手段と、任意の第1の中継装置が接続されているネ
    ットワークから任意の第2の中継装置が接続されている
    他のネットワークに移動したとき、前記第2の中継装置
    から送信されるアドレス情報を受信し、前記受信したア
    ドレス情報と前記記憶しているアドレス情報とを比較
    し、前記受信したアドレス情報と前記記憶しているアド
    レス情報とが異なる場合、前記第2の中継装置に移動し
    てきた旨を通知す る手段とを有することを特徴とするホ
    スト装置。
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