JP4550377B2 - 撮像装置 - Google Patents

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    • G02B23/2484Arrangements in relation to a camera or imaging device

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、更に詳しくは、撮像ユニットを気密に収納する気密パッケージングを有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像装置は、CCD(電荷結合素子)等の固体撮像素子を1つを用いた単板式の撮像ユニットを備えたものが構造的に簡易で且つ安価であり、主流であった。
このような従来の撮像装置は、例えば、特開2000−333903号公報や特開2001−53989号公報に記載されているように内視鏡の接眼部に装脱自在に取り付けてこの内視鏡から供給される被写体像を撮像するものが提案されている。
【0003】
上記公報に記載の撮像装置は、光学系等の蒸気暴露できない部品を保護するために気密に接合した気密パッケージングに上記単板式の撮像ユニットを収容して構成されている。
単板式の撮像ユニットは、長手軸方向に光学系から直接被写体の光学像を受光可能であり、略円筒形の形状である。このため、上記従来の撮像装置は、上記気密パッケージングも略円筒形の形状に形成でき、上記撮像ユニットとの間にデットスペースを作ることなく小型化できる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−333903号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−53989号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、撮像装置は、固体撮像素子を複数用いた撮像ユニットを備えたものが普及しつつある。
例えば、3板式の撮像ユニットは、被写体の光学像をプリズムにより反射分岐させて光の3原色であるR(赤),G(緑),B(青)毎に3つの固体撮像素子で撮像するものである。このため、3板式の撮像ユニットを備えた撮像装置は、3原色の光路が独立なので各光路にフィルタリング処理を加えて自由に色補正が可能であり、理想的な撮像特性を得られ易く、従って、色調の良いカラー画像を得られる。
【0007】
ここで、一般に、上記気密パッケージングは、パッケージング本体枠の先端側に接合するレンズ枠と、パッケージング本体枠の後端側に接合する電極枠との接合部を半田付けやレーザー溶接などにより、全周を均一に気密接合する必要がある。
【0008】
しかしながら、上記3板式の撮像ユニットは、プリズムの光路上に3つの固体撮像素子を配設しているので、略直方体の形状である。このため、上記3板式の撮像ユニットを備えた撮像装置は、上記気密パッケージングのパッケージング本体枠を略直方体形状に形成すると、このパッケージング本体枠と上記レンズ枠との接合部、及びパッケージング本体枠と上記電極枠との接合部にムラができてしまい、気密性が損なわれる虞れが生じる。
【0009】
一方、これに対して、上記3板式の撮像ユニットを備えた撮像装置は、上記気密パッケージングを略円筒形の形状に形成すると、撮像ユニットとの間にデットスペースを作ってしまい、装置が大型化してしまう。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮像ユニットの形状に合わせて無駄なデットスペースを極力抑えた気密パッケージングを有する撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、撮像ユニットに対して略相似形状の断面形状に形成し、該撮像ユニットを収納する金属製の非円筒部と、前記非円筒部の先端側に断面を略R形状に一体的に形成し、金属製の筒状のレンズ枠と嵌合する外形状を呈し、嵌合する当該レンズ枠と気密に溶着接合される先端側気密接合部と、前記非円筒部の後端側に断面を略R形状に一体的に形成し、金属製の筒状の電極枠と嵌合する外形状を呈し、嵌合する当該電極枠と気密に溶着接合される後端側気密接合部と、を設け、前記撮像ユニットを気密に収納する気密パッケージングを構成したことを特徴としている。
この構成により、撮像ユニットの形状に合わせて無駄なデットスペースを極力抑えた気密パッケージングを有する撮像装置を実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図9は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視鏡システムを示す全体構成図、図2は図1の撮像装置の詳細構成を示す断面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は図2の気密パッケージングを示す組立斜視図、図6は図5の気密パッケージングの分解斜視図、図7は図6の気密パッケージングの第1の変形例を示す分解斜視図、図8は図6の気密パッケージングの第2の変形例を示す分解斜視図、図9は図6の気密パッケージングの第3の変形例を示す分解斜視図である。
【0013】
尚、本実施の形態では、内視鏡システムに用いられる内視鏡用撮像装置に本発明を適用する。
【0014】
図1に示すように内視鏡システム1は、内視鏡2及びこの内視鏡2に装脱自在に接続される内視鏡用撮像装置(以下、単に撮像装置)3と、内視鏡2に照明光を供給する光源装置4と、撮像装置3に対する信号処理を行うカメラコントロールユニット(CCUと略記する。)5と、このCCU5から出力される映像信号を表示するモニタ6とから構成される。
【0015】
内視鏡2は、細長な挿入部11と、この挿入部11の基端側に連設された太径の把持部12と、この把持部12の後端に形成された接眼部13とから構成される。内視鏡2は、把持部12の側部に設けた口金にライトガイドケーブル15が接続され、このライトガイドケーブル15の末端に設けたコネクタ16を光源装置4に着脱自在で接続できるようになっている。
【0016】
そして、内視鏡2は、光源装置4内の図示しないランプによる白色光がライトガイドケーブル15の入射端面に供給されてこのライトガイドケーブル15を伝達され、挿入部11の先端部の図示しない照明窓から被検体を照明する。
【0017】
この照明された被検体は、挿入部11の先端部に設けられた図示しない対物光学系によって光学像が結像される。この結像された被検体の光学像は、対物光学系の結像位置に入射面が配置される。例えば、図示しないリレー光学系等の像伝達手段に入射され、この像伝達手段により接眼部13側に伝達される。
そして、伝達された被検体の光学像は、像伝達手段の出射面から接眼部13に配置された図示しない接眼光学系に入射され、接眼窓13aを介して内視鏡像として拡大観察できるようになっている(図2参照)。
【0018】
また、内視鏡2は、接眼部13に撮像装置3が装脱自在に装着できるようになっている。そして、撮像装置3は、後端部から延出されたカメラケーブル17の端部に設けたコネクタ18をCCU5に着脱自在で接続できるようになっている。
【0019】
撮像装置3は、接眼部13の接眼窓13aに対向する位置に後述する観察窓及びこの観察窓の後方に結像光学系を有し、この結像光学系の結像位置に撮像素子として例えばCCDなどの固体撮像素子を内蔵している(図2参照)。
そして、固体撮像素子は、カメラケーブル17に挿通配設される複数の信号線を介して駆動信号が印加されることにより、内視鏡像を光電変換する。そして、変換された電気信号(撮像信号)は読み出され、CCU5に伝達される。CCU5は、撮像信号を標準的な映像信号に変換し、この映像信号を受けてモニタ6が内視鏡画像を表示するようになっている。
【0020】
次に、図2を用いて本発明の撮像装置3の具体的な構成を説明する。
撮像装置3は、内視鏡2の接眼部13に装脱自在に装着されるスコープマウント部21と、内視鏡2の接眼部13から供給される被写体像が最初に通過するカバーガラス部22と、被写体像を結像する結像レンズを複数枚有する結像光学部23と、結像光学部23を光軸方向に移動させて焦点調整を行うための焦点調整部24と、結像光学部23で結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する撮像光学部25とから構成されている。尚、カバーガラス部22と結像光学部23との間には、被写体像を絞り込むための絞り羽を有するアイリス部を設けても良い。
【0021】
スコープマウント部21は、内視鏡2に装脱自在なカプラー部21aと、カプラー部21aを撮像装置3の本体に対して光軸中心に回動自在に連結すると共にこの回動の規制(ロック)を行う回転機構部21bとから構成される。
【0022】
また、焦点調整部24は、フォーカスリング24aを回動操作することで、外側磁石24bと磁気的に連結される内側磁石24cが回動されて、インナーリング24dを回動させる。そして、インナーリング24dが回動することで、このインナーリング24dに形成された螺旋カム溝24eがカムピン24fに対して回動方向及び光軸方向への力を及ぼすが、保持枠24gに形成された直線溝24hによって回動方向の移動が阻まれ、結果として結像枠24iは光軸方向にのみ移動し、焦点調整がなされるようになっている。
【0023】
本実施の形態では、スコープマウント部21,カバーガラス部22,結像光学部23及び焦点調整部24は、撮像光学部25とは別体とした光学アダプタ部26を構成しており、この光学アダプタ部26に対して撮像光学部25が着脱自在な構成となっている。
【0024】
撮像光学部25は、3板式の撮像ユニット(以下、単に撮像ユニット)31を気密に収納するための気密パッケージング32を樹脂製の外装部材33に設けて構成される。
外装部材33の外周面には、CCU5に対するフリーズやレリース等のリモートスイッチ部34が3つ設けられている(図3及び図4参照)。フレキシブル基板37は、ベース部材36に支持されている。
【0025】
そして、リモートスイッチ部34の下部には、フレキシブル基板37上に配設されたタクトスイッチ38が設けられている。フレキシブル基板37は、後述のハーメチックコネクタ部の後端側に接続されている。このハーメチックコネクタ部を介してフレキシブル基板37は、カメラケーブル17を挿通している信号線39からCCU5に電気的に接続するようになっている。
【0026】
気密パッケージング32は、撮像ユニット31を収納するパッケージング本体枠41と、パッケージング本体枠41の先端側に接合するレンズ枠42と、パッケージング本体枠41の後端側に接合する電極枠43とで構成されている。
【0027】
レンズ枠42は、光学アダプタ部26の接眼窓20aに対向する位置にカバーガラス42aを気密に固定している。電極枠43は、ハーメチックコネクタ部44を有している。このハーメチックコネクタ部44は、導電体である複数の接点ピンの周囲をガラス体で焼結することで気密にかつ他の接点ピンと絶縁を確保した状態で接合されている。
【0028】
撮像ユニット31は、主機能ユニット枠45に設けられている。主機能ユニット枠45は、ダイクロイックプリズム46及び3つの固体撮像素子47を支持固定するユニットベース板48と、このユニットベース板48に支持固定されるダイクロイックプリズム46及び3つの固体撮像素子47を保護する断面四角形状の保護枠49で形成されている。
【0029】
固体撮像素子47は、それぞれ背面側に回路基板51を有し、これら回路基板51にはフレキシブル基板52が接続されている。このフレキシブル基板52は、ハーメチックコネクタ部44の複数の接点ピンに接続されている。
【0030】
そして、撮像ユニット31は、光学アダプタ部26の接眼窓20aから供給される内視鏡像をカバーガラス42aから取り込み、図示しない光学フィルタを介してダイクロイックプリズム46により反射分岐させて光の3原色であるR(赤),G(緑),B(青)毎に3つの固体撮像素子47の撮像面にそれぞれ結像するようになっている。
【0031】
これら固体撮像素子47は、カメラケーブル17を挿通している信号線39からハーメチックコネクタ部44を介してCCU5からの駆動信号を印加されることにより、内視鏡像を光電変換して撮像信号を生成する。そして、生成された撮像信号は、ハーメチックコネクタ部44を介して信号線39からCCU5に伝達されるようになっている。
【0032】
図3及び図4に示すように撮像ユニット31は、略直方体形状に構成されている。この撮像ユニット31を収納する気密パッケージング32は、撮像ユニット31に対して略相似形の断面形状を有する非円筒部61をパッケージング本体枠41に有している。
【0033】
本実施の形態では、パッケージング本体枠41にレンズ枠42と電極枠43とを気密に接合するために、非円筒部61の両端に断面が略R形状を形成した後述の気密接合部を設けて構成している。
【0034】
次に、図5及び図6を参照して気密パッケージング32の詳細構成を説明する。気密パッケージング32は、撮像ユニット31と略相似形の断面形状を有する非円筒部61として略直方体形状部61Aを設けたパッケージング本体枠41を有して構成される。
【0035】
パッケージング本体枠41は、この略直方体形状部61Aの両端に気密接合部として断面が略R形状である真円の断面形状を形成した円筒形状としている。即ち、パッケージング本体枠41は、先端側気密接合部62と後端側気密接合部63とを真円の断面形状を形成した円筒形状としている。尚、このパッケージング本体枠41は、切削加工の他にMIM(メタルインジェクションモールド)加工や絞り加工で形成されるようになっている。
【0036】
レンズ枠42は、嵌合部として断面が略R形状である真円の断面形状を形成した円筒形状としている。
同様に、パッケージング本体枠41の後端側に接合する電極枠43も断面が略R形状を形成した嵌合部として真円の断面形状を形成した円筒形状としている。
【0037】
このことにより、気密パッケージング32は、パッケージング本体枠41とレンズ枠42,電極枠43との気密接合をレーザー溶接や半田付け等の方法により容易に行え、気密信頼性が高くすることが可能となっている。
【0038】
そして、レーザー溶接の場合、撮像ユニット31を収納したパッケージング本体枠41の両端にレンズ枠42及び電極枠43を嵌合して図5に示すように組み立てた後、この組み立てたパッケージングを回転させて、接合部境界にレーザーを照射する。このとき、パッケージングを回転させる際に、レーザー照射端と接合部との距離は、円筒形状であるので一定になる。
【0039】
一方、半田付けの場合、撮像ユニット31を収納したパッケージング本体枠41の両端にレンズ枠42及び電極枠43を嵌合して図5に示すように組み立てた後、接合部近傍にコーティングされた半田を、高周波加熱によって溶かして嵌合部に半田を回り込ませる。
【0040】
尚、気密パッケージング32は、図7及び図8に示すように構成しても良い。
図7に示すように気密パッケージング32Bは、パッケージング本体枠41の先端側気密接合部62Bを楕円形状とし、更に後端側気密接合部63に電極枠43Bを気密接合するように構成している。また、レンズ枠42Bも嵌合部を楕円形状としている。
【0041】
また、図8に示す気密パッケージング32Cは、図7の先端側気密接合部62Cを縦長の楕円形状とし、レンズ枠42Cも縦長の嵌合部を楕円形状とし、更に後端側気密接合部63に電極枠43Cを気密接合するように構成している。
【0042】
また、気密パッケージングは、図9に示すように構成しても良い。
図9に示すように気密パッケージング32Dは、略四角錐形状に構成される撮像ユニット31Dと略相似形の断面形状である略四角錐形状部を設けたパッケージング本体枠41Dを有して構成される。
【0043】
このパッケージング本体枠41Dは、略四角錐形状部の先端側気密接合部62Dとして4辺の直線を略R形状で繋いだ断面形状である略四角形状としている。また、レンズ枠42Dも嵌合部として断面が4辺の直線を略R形状で繋いだ断面形状である略四角形状としている。
【0044】
尚、上述した図7ないし図9に示す気密パッケージング32B,32C,32Dは、レーザー溶接する場合、それぞれ接合部の形状に考慮してレーザー照射端と接合部との距離が一定となるように溶接を行う。
この結果、本実施の形態の撮像装置は、撮像ユニットの形状に合わせて無駄なデットスペースを極力抑えた気密パッケージングを形成することができる。
【0045】
(第2の実施の形態)
図10ないし図13は本発明の第2の実施の形態に係り、図10は第2の実施の形態の撮像装置の詳細構成を示す断面図、図11は図10の気密パッケージングの分解斜視図、図12は図11の気密パッケージングの組立斜視図、図13は図11の気密パッケージングの変形例を示す要部斜視図である。
【0046】
上記第1の実施の形態は光学アダプタ部26に撮像光学部25が着脱自在な構成となっているものに本発明を適用しているが、本第2の実施の形態は光学アダプタ部と撮像光学部とを一体的に構成したものに本発明を適用している。それ以外の構成は上記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
【0047】
即ち、本第2の実施の形態の撮像装置3Eは、光学アダプタ部と撮像光学部とを一体的に構成している。更に具体的に説明すると、撮像装置3Eは、スコープマウント部21と、カバーガラス部22と、結像光学部23と、焦点調整部24と、撮像光学部25Eとが一体的に構成されている。
【0048】
また、気密パッケージング32Eは、パッケージング本体枠41Eの先端側に接合するレンズ枠42Eがカバーガラス部22と、結像光学部23と、焦点調整部24(のフォーカスリング24a及び外側磁石24bを除き)とを内部に設けて構成されている。
【0049】
そして、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、気密パッケージング32Eは、図11に示す組み立て前の状態から撮像ユニット31を収納したパッケージング本体枠41の両端にレンズ枠42E及び電極枠43を嵌合して図12に示すように組み立てる。そして、気密パッケージング32Eは、組み立てたパッケージングに対してレーザー溶接や半田付け等の方法により気密接合を行われる。尚、それ以外の構成は、上記第1の実施の形態とほぼ同様なので説明を省略する。
この結果、本第2の実施の形態の撮像装置3Eは、上記第1の実施の形態と同様な効果を得る。
【0050】
尚、パッケージング本体枠の後端側気密接合部は、図13に示すように構成しても良い。図13(a)に示すようにパッケージング本体枠41Fは、後端側気密接合部63Fを凸部形状でなく電極枠43B(ハーメチックコネクタ部44)を収納可能な凹部形状に構成している。
【0051】
そして、図13(b)に示すようにパッケージング本体枠41Fは、電極枠43B(ハーメチックコネクタ部44)を後端側気密接合部63Fに収納した後、接合部を半田付けやレーザー溶接などにより接合する。
これにより、パッケージング本体枠41Fは、後端側気密接合部63Fを凸部形状でなく凹部形状に形成しているので、その分小型化できる。
【0052】
尚、本実施の形態では、内視鏡2の接眼部13に装脱自在に装着される内視鏡用撮像装置として本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、一般に用いられる撮像装置に本発明を適用するように構成しても構わない。また、本発明は、上述の実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0053】
[付記]
(付記項1) 撮像ユニットに対して略相似形の断面形状に形成した非円筒部と、この非円筒部の両端に断面を略R形状に形成した気密接合部とを設け、前記撮像ユニットを気密に収納する気密パッケージングを構成したことを特徴とする撮像装置。
【0054】
(付記項2) 前記気密パッケージングは、前記撮像ユニットを収納するパッケージング本体を有し、
このパッケージング本体は、前記非円筒部の先端側にレンズ枠を気密に接合する先端側気密接合部と、前記非円筒部の後端側に電極枠を気密に接合する後端側気密接合部とを設けたことを特徴とする付記項1に記載の撮像装置。
【0055】
(付記項3) 撮像ユニットに対して略相似形の断面形状を有する非円筒部と、この非円筒部の両端に断面を略R形状に形成した気密接合部とを有するパッケージング本体を設け、前記撮像ユニットを気密に収納する気密パッケージングを構成したことを特徴とする撮像装置。
【0056】
(付記項4) 前記パッケージング本体の気密接合部は、4辺の直線を略R形状で繋いだ断面形状であることを特徴とする付記項2又は3に記載の撮像装置。
【0057】
(付記項5) 前記パッケージング本体の気密接合部は、真円の断面形状であることを特徴とする付記項2又は3に記載の撮像装置。
【0058】
(付記項6) 前記パッケージング本体の気密接合部は、楕円の断面形状であることを特徴とする付記項2又は3に記載の撮像装置。
【0059】
(付記項7) 前記気密パッケージング本体は、MIM(メタルインジェクションモールド)により形成されていることを特徴とする付記項2又は3に記載の撮像装置。
【0060】
(付記項8) 前記気密パッケージング本体は、絞り加工により形成されていることを特徴とする付記項2又は3に記載の撮像装置。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像ユニットの形状に合わせて無駄なデットスペースを極力抑えた気密パッケージングを有する撮像装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を備えた内視鏡システムを示す全体構成図
【図2】図1の撮像装置の詳細構成を示す断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
【図5】図2の気密パッケージングを示す組立斜視図
【図6】図5の気密パッケージングの分解斜視図
【図7】図6の気密パッケージングの第1の変形例を示す分解斜視図
【図8】図6の気密パッケージングの第2の変形例を示す分解斜視図
【図9】図6の気密パッケージングの第3の変形例を示す分解斜視図
【図10】第2の実施の形態の撮像装置の詳細構成を示す断面図
【図11】図10の気密パッケージングの分解斜視図
【図12】図11の気密パッケージングの組立斜視図
【図13】図11の気密パッケージングの変形例を示す要部斜視図
【符号の説明】
1…内視鏡システム
2…内視鏡
3…撮像装置
21…スコープマウント部
22…カバーガラス部
23…結像光学部
24…焦点調整部
25…撮像光学部
26…光学アダプタ部
31…撮像ユニット
32…気密パッケージング
41…パッケージング本体枠
42…レンズ枠
43…電極枠
44…ハーメチックコネクタ部
61…非円筒部
61A…略直方体形状部
62…先端側気密接合部
63…後端側気密接合部

Claims (5)

  1. 撮像ユニットに対して略相似形状の断面形状に形成し、該撮像ユニットを収納する金属製の非円筒部と、
    前記非円筒部の先端側に断面を略R形状に一体的に形成し、金属製の筒状のレンズ枠と嵌合する外形状を呈し、嵌合する当該レンズ枠と気密に溶着接合される先端側気密接合部と、
    前記非円筒部の後端側に断面を略R形状に一体的に形成し、金属製の筒状の電極枠と嵌合する外形状を呈し、嵌合する当該電極枠と気密に溶着接合される後端側気密接合部と、
    を設け、前記撮像ユニットを気密に収納する気密パッケージングを構成したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記気密パッケージングは、少なくとも、後端側気密接合部の断面が真円の断面形状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記先端側気密接合部は、4辺の直線を上記略R形状で繋いだ断面形状であることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記気密パッケージングは、先端側気密接合部の断面が真円の断面形状であることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記気密パッケージングは、先端側気密接合部の断面が楕円の断面形状であることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の撮像装置。
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