JP4548283B2 - 画像読取装置、画像読取方法及びプログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、タブ原稿を読み取って得られた原稿画像に付加画像を付与して出力用画像を生成する画像読取装置、画像読取方法及びプログラムに関する。
従来、スキャナ等の画像読取装置やデジタル複合機等の画像形成装置において、タブ紙(インデックス紙とも呼ばれる)を原稿として読み取りを行う技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。タブ紙は、定型サイズの周囲の所定個所にタブと呼ばれる突起部を有した用紙であり、画像読取装置でタブ紙を読み取る際には、図13(a)に示すように、タブの領域を含めて読取領域としている。図13(a)の領域R1(図中実線R1で囲まれた領域)は、領域R3(図中太線R3で囲まれた領域)で示すタブ紙を原稿としたときの読取領域を示す。
特開2004−151854号公報 特開2001−358932号公報 特開2001−358913号公報
ところで、特許文献1〜3を始めとする画像読取装置や画像形成装置において、読み取った原稿画像におけるタブ側に、読み取りを行った日付、時刻、ページ番号、書類番号等を示す付加画像Stを付与して出力用画像を生成し、この出力用画像に基づきタブ紙上に画像を印刷すると、図13(b)に示すように、付加画像Stが欠けてしまう場合があった。
本発明の課題は、タブを有する原稿を読み取った原稿画像に付加画像を付与した画像の出力時に付加画像が欠けることを防止することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像読取装置は、
タブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る画像読取部と、
前記画像読取部により得られた原稿画像に対して付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
ユーザからシフト幅の入力を受け付ける操作部を更に有し、
前記制御部は、前記操作部から入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記制御部は、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記制御部は、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴としている。
請求項に記載の発明の画像読取方法は、
画像読取部によりタブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る第1ステップと、
前記画像読取部により得られた原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する第2ステップと、
を含むことを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
ユーザからシフト幅の入力を受け付ける第3ステップを更に含み、
前記第2ステップにおいて、前記第3ステップで入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項7又は8に記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴としている。
請求項13に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
画像読取部によりタブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る第1ステップと、
前記画像読取部により得られた原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する第2ステップと、
を実行させることを特徴としている。
請求項14に記載の発明は、請求項13記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、
ユーザからシフト幅の入力を受け付ける第3ステップを更に含み、
前記第2ステップにおいて、前記第3ステップで入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明において、
前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴としている。
請求項17に記載の発明は、請求項13又は14に記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴としている。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明において、
前記第2ステップにおいて、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴としている。
請求項1、2、7、8、13、14に記載の発明によれば、タブを有する原稿を読み取った原稿画像に付加画像を付与した画像の出力時に付加画像が欠けることを防止することができる。
請求項3〜4、9〜10、15〜16に記載の発明によれば、ユーザが画像の出力時に付加画像が欠けない位置に付加画像の付与位置を調整することが可能となる。
請求項5、6、11、12、17、18に記載の発明によれば、付加画像の位置を変えることなく、出力時に付加画像が欠けることを防止することが可能となる。
以下、図を参照して、本発明に係る画像形成装置1について説明する。画像形成装置1は、本発明の画像読取装置を含んで構成されるものである。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
まず、構成を説明する。
図1に、画像形成装置1の全体構成を示す。図2に、画像形成装置1の機能的構成を示す。
画像形成装置1は、図1に示すように、画像読取部10や画像形成装置本体20などを備えて構成されており、画像読取部10は、図1に示すように、画像形成装置本体20の上部に配置されている。
画像読取部10は、例えば、図1に示すように、スキャナ11や、スキャナカバー12などを備えて構成される。スキャナ11、スキャナカバー12は、図2に示す画像形成装置1の制御部100からの指示に従って動作する。
スキャナ11は、制御部100からの指示に従って、自動原稿送り装置としてのスキャナカバー12により送られた原稿から、原稿読取位置において原稿画像の画像データを読み取り、当該読み取った画像データを、制御部100に出力する。
具体的には、例えば、スキャナ11においては、プラテンガラス11a上の原稿読取位置にある原稿に光を投射し、その光の反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ11bにより読み取る。そして、CCD11bにより読み取った反射光を光電変換し、更にA/D変換して原稿画像の画像データを取得する。
スキャナカバー12は、スキャナ11の上部に開閉可能に取り付けられている。スキャナカバー12は、制御部100からの指示に従って、原稿をプラテンガラス11a上の原稿読取位置に自動で送る、原稿送り機構を備えている。
具体的には、例えば、スキャナカバー12は、原稿送りトレイ12aに載置された原稿を、一枚ずつ、スキャナ11のプラテンガラス11a上の原稿読取位置に自動で送る。そして、スキャナ11による原稿からの画像データの読み取りが完了すると、当該原稿を原稿排紙トレイ12bに送り出すことができるようになっている。
すなわち、スキャナカバー12によって、スキャナ11は、一枚又は複数枚の原稿の片面又は両面から、画像データを一挙に読み取ることができるようになっている。
画像形成装置本体20は、内部に、画像形成部40、中間転写ベルト50、給紙部60、定着部70などを備えている。画像形成装置本体20の内部に備えられた各部は、制御部100からの指示に従って、例えば、画像読取部10のスキャナ11において読み取った画像データに基づく画像を、用紙Pに形成して出力する。
画像形成部40は、制御部100からの指示に従って、画像データに基づく画像(イエロ(Y)の画像、マゼンタ(M)の画像、シアン(C)の画像、ブラック(K)の画像)を形成する。
具体的には、画像形成部40のうちのイエロ画像形成部40Yは、感光体ドラム41Yや、帯電装置42Y、露光装置43Y、現像装置44Y、クリーニング装置45Yなどを備えて構成されており、イエロ(Y)の画像を形成する。
感光体ドラム41Yは、光が当たると電荷が変化する性質を有する。
帯電装置42Yは、感光体ドラム41Yの外表面を均一に帯電させる。
露光装置43Yは、帯電装置42Yによって帯電された感光体ドラム41Yに光を投射して、静電潜像を形成させる。
現像装置44Yは、露光装置43Yによって静電潜像が形成された感光体ドラム41Yの表面に、帯電したトナー(イエロ(Y)トナー)を付着させて、静電潜像を現像する。
クリーニング装置45Yは、現像装置44Yによって感光体ドラム41Yの表面に付着されたトナーが中間転写ベルト50に転写された後、感光体ドラム41Yの表面の残留電荷や残留トナーなどを除去して、感光体ドラム41Yの表面を浄化する。
また、画像形成部40のうちのマゼンタ画像形成部40Mは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Mや、帯電装置42M、露光装置43M、現像装置44M、クリーニング装置45Mなどを備えて構成されており、マゼンタ(M)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのシアン画像形成部40Cは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Cや、帯電装置42C、露光装置43C、現像装置44C、クリーニング装置45Cなどを備えて構成されており、シアン(C)の画像を形成する。
画像形成部40のうちのブラック画像形成部40Kは、イエロ画像形成部40Yと同様に、感光体ドラム41Kや、帯電装置42K、露光装置43K、現像装置44K、クリーニング装置45Kなどを備えて構成されており、ブラック(K)の画像を形成する。
中間転写ベルト50は、複数のローラによって回転可能に支持されており、制御部100からの指示に基づく当該複数のローラの回転に伴って、回転するようになっている。また、中間転写ベルト50は、制御部100からの指示に基づく一次転写ローラ51Y,51M,51C,51Kの動作によって、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kに圧着されるようになっている。
すなわち、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面に現像されたイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー画像は、それぞれ一次転写ローラ51Y,51M,51C,51Kによる圧着位置において、中間転写ベルト50に転写(一次転写)される。また、各トナー画像は、複数のローラの回転に伴う中間転写ベルト50の回転によって、中間転写ベルト50に順次重ねて一次転写されて、二次転写ローラ52a,52bへと搬送される。そして、中間転写ベルト50に順次重ねて転写されたトナー画像は、二次転写ローラ52a,52bによって、用紙Pの一方の面に一括して転写(二次転写)される。
給紙部60は、給紙トレイ61や、送り出しローラ62、給紙ローラ63a、搬送ローラ63b,63c,63d、レジストローラ63e、分岐点64、反転制御ローラ65、排紙ローラ66、排紙トレイ67などを備えて構成される。給紙部60は、制御部100からの指示に従って、給紙トレイ61に収容された用紙Pを、例えば、図1に示すような所定の送り経路(地点Aから地点I)に沿って、排紙トレイ67まで送り出すことができるようになっている。
具体的には、用紙Pの片面に画像を形成して出力する場合には、用紙Pは、給紙トレイ61から、地点A,B,C,Dを経て、分岐点64へと搬送される。そして、分岐点64において、地点I方向に搬送され、排紙トレイ67に排紙される。
一方、用紙Pの両面に画像を形成して出力する場合には、用紙Pは、給紙トレイ61から、地点A,B,C,Dを経て、分岐点64へと搬送される。そして、分岐点64において、地点E方向に搬送され、地点F,G,H,B,C,Dを経て、再び、分岐点64へと搬送される。そして、分岐点64において、地点I方向に搬送され、排紙トレイ67に排紙される。
給紙トレイ61は、具体的には、例えば、図1に示すように、第1の給紙トレイ61a、第2の給紙トレイ61b、第3の給紙トレイ61cなどからなる。第1の給紙トレイ61aには、第1の用紙Paが収容されている。第2の給紙トレイ61bには、第2の用紙Pbが収容されている。第3の給紙トレイ61cには、第3の用紙Pcが収容されている。なお、第1の用紙Paは、タブ紙であり、第2の用紙Pbは、タブの付いていない通常用紙であるとする。
定着部70は、例えば、二次転写ローラ52a,52bによって中間転写ベルト50から画像が二次転写された用紙Pに、すなわち、画像が形成された用紙Pに、熱をかける。この定着部70による加熱によって、用紙Pに形成された画像は、用紙Pに定着するようになっている。
画像形成装置1の制御部100は、図2に示すように、画像読取部10や、操作部200、画像処理部300、画像形成出力部400、HDD(Hard Disc)500、通信部600などと接続されている。
制御部100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)110や、RAM(Random Access Memory)120、記憶部130などを備えて構成される。
CPU110は、記憶部130に記憶された画像形成装置1用のシステムプログラム及び各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。例えば、CPU110は、記憶部130に記憶されているスタンプ付与画像出力処理プログラムAに従って、後述するスタンプ付与画像出力処理A(図7参照)を実行する。
RAM120は、CPU110によって実行されるシステムプログラムや処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部130は、画像形成装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能なスタンプ付与画像出力処理プログラムAを始めとする各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU110によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部130に記憶されている。また、記憶部130は、操作部200から入力された設定内容、例えば、原稿セット方向、原稿サイズ、原稿の種類、原稿がタブ紙である場合のタブ突出幅(以下、タブ幅と称する)、スタンプ機能におけるスタンプ画像の付与位置(以下、スタンプ位置と称する)、スタンプ画像の種類、スタンプ位置のシフト幅を始めとする各種設定情報を記憶する設定情報記憶部131を有する。
ここで、画像形成装置1におけるスタンプ画像は、スキャナ11で読み取られた原稿画像に付与される付加画像であり、スタンプ機能が設定されると、スタンプ付与画像出力処理Aが実行され(図7参照)、原稿画像に対し、付加画像としてのスタンプ画像が付与される。スタンプ画像には、読み取りを行った日付、時刻、ページ番号、書類番号(ナンバリング)等がある。スタンプ画像が付与された画像は、当該画像形成装置1で読み取られた画像であることの証明となる。なお、これらのスタンプのうち、ナンバリングは米国裁判所におけるディスカバリー手続において証拠に付与される連番にも利用可能である。そこで、ナンバリングについては、読み取った画像の正真性を確保するために、画像の読み取りから外部よりアクセス可能な、或いは再利用可能な画像データとして保存されるまでの過程においてスタンプを付与することが好ましい。また日付、時刻についても、読み取り時点においてその画像が存在したことを証する目的から、同様に、画像データとして保存されるまでの過程においてスタンプを付与することが好ましい。
操作部200は、例えば、図2に示すように、液晶表示部210、タッチパネル220、各種入力ボタン230などを備えて構成される。
液晶表示部210は、制御部100から入力される表示信号に従って所与の表示処理を行う。本実施の形態における液晶表示部210は、各種設定画面、例えば、メインメニュー画面211(図3参照)、原稿設定画面(図示せず)、スタンプ詳細設定画面212〜213(図4、5参照)、シフト幅設定画面214(図6参照)等を表示する。
タッチパネル220は、液晶表示部210の上面を覆うように設置されており、ユーザの指などを用いた操作によって押圧入力された所望の入力位置を検出し、その検出信号を制御部100に出力する。本発明におけるタッチパネル220は、例えば、ユーザが、上述のメインメニュー画面211、原稿設定画面、スタンプ機能設定画面212、213、シフト幅設定画面214等から、原稿としてのタブ紙に関する設定情報、スタンプ機能に関する設定情報を入力する際に使用される。
図3に、メインメニュー画面211の一例を示す。図3に示すように、メインメニュー画面211には、原稿に関する設定画面への移行を指示するための原稿設定ボタンk41、スタンプ機能に関する設定画面への移行を指示するためのスタンプ機能設定ボタンk42等の各種操作ボタンが表示される。
図3に示すメインメニュー画面211から原稿設定ボタンk41が押下されると、図示しない原稿設定画面が表示される。この原稿設定画面からの入力に応じて、原稿セット方向(原稿セット時の原稿の天地方向)、特殊原稿の使用(タブ紙等)、原稿サイズ、タブ紙の場合のタブ突出幅(以下、タブ幅と称する)等が設定される。
図3に示すメインメニュー画面211からスタンプ機能設定ボタンk42が押下されると、スタンプ詳細設定画面212が表示される。図4に、スタンプ詳細設定画面212の一例を示す。スタンプ詳細設定画面212には、図4に示すように、読み取った原稿画像に付与するスタンプ画像の種類を選択入力するためのボタンが表示される。このボタンのうち、一のボタンが押下されると、選択されたボタンに対応するスタンプ画像の詳細設定を行うためのスタンプ詳細設定画面213が表示される。
図5に、スタンプ画像の種類として「日付、時刻」が選択された場合に表示されるスタンプ詳細設定画面213の一例を示す。スタンプ詳細設定画面213においては、図5に示すように、「日付、時刻」を表すスタンプ画像の種類を選択入力するためのボタン群g41、スタンプ位置を選択入力するためのボタン群g42等が表示され、押下されたボタンに応じてスタンプ画像の種類、スタンプ位置がそれぞれ設定される。なお、各スタンプ位置(左上、中央上、右上、左中、中央、右中、左下、中央下、右下)は、スタンプ画像を付与する原稿画像において、上述の原稿セット方向で「天」と指定された向きを上としたときの位置である。本実施の形態において、デフォルトでは、左上、中央上、右上のスタンプ位置は、それぞれ上端位置が原稿画像の上端位置と一致する。同様に、左下、中央下、右下のスタンプ位置は、それぞれ下端位置が原稿画像の下端位置と一致する。左上、左中、左下のスタンプ位置は、それぞれ左端位置が原稿画像の左端位置と一致する。右上、右中、右下のスタンプ位置は、それぞれ右端位置が原稿画像の右端位置と一致する。
スタンプ詳細設定画面213から位置調整ボタンk43が押下されると、シフト幅設定画面214が表示される。このシフト幅設定画面214は、原稿がタブ紙原稿であり、タブ側にスタンプ画像を付与する場合に、ユーザからスタンプ位置のシフト幅(原稿画像のタブ側の側端からのスタンプ位置のシフト幅)の入力を受け付ける画面である。シフト幅設定画面214には、図6に示すように、自動ボタンk44及び手動調整ボタンk45等が表示される。ユーザは、自動ボタンk44を押下することで、タブ側の側端からのスタンプ位置のシフト幅としてタブ幅を設定することができる。ユーザが手動調整ボタンk45を押下してシフト幅を入力することで、ユーザの入力したシフト幅だけタブ側の側端からスタンプ位置をシフトさせる設定を行うことができる。
なお、タブ幅以下のシフト幅が入力された場合には、液晶表示部210の画面上に警告メッセージを表示することが好ましい。
各種入力ボタン230は、ユーザのボタン操作に伴う押下信号を制御部100に出力する。各種入力ボタン230は、具体的には、例えば、図3に示すように「スタート」ボタン231などを含む。本発明における各種入力ボタン230は、例えば、ユーザが、制御部100に、画像データに基づく画像を出力するよう指示する際などに使用される。
画像処理部300は、例えば、スキャナ11によって読み取られた原稿画像の画像データに対して、所与の画像処理を行う。
画像形成出力部400は、制御部100からの指示に従って、用紙Pに画像を形成して出力する。画像形成出力部400は、具体的には、画像形成装置本体20の内部に備えられている画像形成部40、中間転写ベルト50、給紙部60、定着部70などを備えて構成される。
HDD(Hard Disc)500は、制御部100からの指示に従って、出力用画像の画像データを保存する。
通信部600は、NIC(Network Interface Card)等により構成され、通信ネットワークを介して接続されたPC(Personal Computer)等の外部機器と各種データを送受信する。
次に、本実施の形態における画像形成装置1の動作について説明する。
図7に、制御部100により実行されるスタンプ付与画像出力処理Aを示す。当該処理は、制御部100のCPU110と記憶部130に記憶されているスタンプ付与画像出力処理プログラムAとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、操作部200のメインメニュー画面211、スタンプ機能設定画面212、213、シフト幅設定画面214、図示しない原稿設定画面等を介してユーザからのスタンプ機能、原稿設定等の入力が受け付けられ、入力された内容が設定情報記憶部131に記憶され、設定される(ステップS1)。操作部200を介してのユーザによるシフト幅の入力は、当該ステップにより受け付けられ、設定される。
次いで、操作部200のスタートボタンが押下されると、画像読取部10において、原稿送りトレイ12aにセットされた原稿がスキャナカバー12によりスキャナ11に搬送され、搬送された原稿がスキャナ11により読み取られて原稿画像の画像データが取得される(ステップS2)。画像読取部10における原稿の読み取りにおいては、まず、設定情報記憶部131に記憶された原稿の種類、原稿セット方向及び原稿サイズが参照され、スキャナ11における読取領域が設定される。読取領域は、定型原稿の場合、原稿セット方向及び原稿サイズに応じて予め定められた領域となり、タブ紙原稿の場合、定型原稿の読取領域のタブ側にタブ幅分を加算した領域が読取領域となる。なお、タブ紙を原稿として使用する場合、原稿送りトレイ12aにタブ紙原稿をセットする方向が予め定められている(原稿の搬送方向後端にタブがくるようにセットされる)ため、スキャナ11において読み取って得られた原稿画像におけるタブ側の辺は、一義に定められる。読取領域が設定されると、スキャナ11においては、設定された読取領域でスキャナカバー12から送られてきた原稿が読み取られ、得られた原稿画像の画像データは、画像処理部300に出力される。
画像処理部300において、原稿画像の画像データは、スキャン領域の端部のトリミングや、色彩、明るさ及びコントラストの調整等の各種画像処理が施される(ステップS3)。画像処理済みの原稿画像の画像データは、RAM120に一時記憶され、以下に示すステップS4〜S8の処理が施され、操作部200からの設定に基づき、スタンプが付与された出力用画像の画像データの生成が行われる。
ステップS4〜S8においては、まず、原稿が通常紙(定型又は不定型)であったか否かが判断される。具体的には、設定情報記憶部131が参照され、原稿としてタブ紙が設定されていなければ原稿が通常紙であったと判断される。原稿が通常紙であったと判断された場合(ステップS4;YES)、処理はステップS8に移行する。
一方、原稿が通常紙ではなく、タブ紙であったと判断された場合(ステップS4;NO)、設定情報記憶部131が参照され、設定されたスタンプ位置が原稿画像のタブ側であるか否かが判断される(ステップS5)。設定されたスタンプ位置がタブ側であると判断された場合(ステップS5;YES)、設定情報記憶部131が参照され、ユーザによりスタンプ位置のシフト幅が設定されているか否かが判断され、ユーザによりスタンプ位置のシフト幅が設定されている場合(ステップS6;YES)、設定されているシフト幅に基づいて、スタンプ位置がシフトされ(ステップS7)、処理はステップS8に移行する。
ステップS7の処理について、図8を用いて説明する。図8(a)において、領域R1(図中実線R1で囲まれた領域)は、ステップS2において原稿を読み取る際のスキャナ11の読取領域であり、領域R2(図中破線R2で囲まれた領域)は、ステップS3において、読み取った原稿画像の画像データをトリミングした結果得られた画像データの領域である。領域R3(図中太線R3で囲まれた領域)は、タブ紙の領域である。幅lは、タブ幅を示す。幅l1は、ユーザが設定したシフト幅を示す。
原稿画像のタブ側にスタンプ画像を付与して出力用画像を生成した場合、画像形成出力部400において出力用画像に基づきタブ紙上にスタンプ画像を付与すると、スタンプ画像が欠けてしまう場合がある(図13参照)。そこで、画像形成装置1においては、トリミング後の原稿画像の領域R2に対して、タブの突出方向(タブの突出と平行する方向。図8(a)の矢印A1の方向。)においてタブを避けてスタンプ画像を付与することで、スタンプ画像を付与する位置を領域R2内の図中白で示す領域内とし、スタンプ画像の欠損を回避する。本実施の形態においては、ステップS7において、スタンプ位置におけるタブ側の位置を領域R2のタブ側の側端の辺r20の位置からタブ側と反対側の辺r21に向かってユーザにより設定されたシフト幅l1分シフトした位置に変更することで、タブの突出方向においてタブを避けてスタンプ画像を付与する。
図7に戻り、設定されたスタンプ位置がタブ側ではないと判断された場合(ステップS5;NO)、若しくはユーザによりスタンプ位置のシフト幅が設定されていないと判断された場合(ステップS6;NO)、処理はステップS8に移行する。
ステップS8においては、設定情報記憶部131に設定されている種類のスタンプ画像が生成され、トリミング後の原稿画像の画像領域におけるスタンプ位置に付与され、出力用画像(スタンプ画像が付与された原稿画像)の画像データが生成される。なお、定型スタンプのように予め定められた画像を付与する場合、付与すべき情報を文字データとして保存しておき、この文字データを読み出すと共にフォントデータを読み出してスタンプ画像データを生成して原稿画像に付与すればよく、この生成処理がステップS8に含まれる。一方、日付、時刻、ページ番号、ナンバリングのような、付与すべき文字画像が変化するような場合、付与すべき文字データを演算し、この演算結果に基づいてフォントデータからスタンプ画像データを生成し、このスタンプ画像データを原稿画像に付与すればよく、この生成処理がステップS8に含まれる。特に、ページ番号、ナンバリングの場合、ページ毎に付与すべき番号が変化するので、カウンタを設けて各原稿に付与すべき数字を把握するようにすればよい。生成された出力用画像の画像データは画像形成出力部400に出力され、原稿の種類に応じた給紙トレイから用紙Pが給紙され、給紙された用紙P上に出力用画像が形成されて出力され(ステップS9)、本処理は終了する。
図7のステップS7の処理を施して生成された出力用画像を印刷すると、図8(b)に示すように、スタンプ画像全体をタブ紙に印刷することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態における画像形成装置1によれば、スキャナ11により読み取った原稿画像がタブ紙原稿であり、かつ、設定されたスタンプ位置がタブ側である場合、ユーザにより設定されたシフト幅l1に基づいて、スタンプ位置を原稿画像のタブ側の側端の辺r20の位置からタブ側と反対側の辺r21に向かってシフト幅l1分シフトし、原稿画像におけるシフト後のスタンプ位置にスタンプ画像を付与して出力用画像を生成する。従って、タブ原稿を読み取った画像にスタンプ画像を付与した出力用画像をタブ紙上に印刷した際に、スタンプ画像が欠けてしまうことを防止することが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置1の構成は、第1の実施の形態と略同様であるので、相違点のみを説明する。
本実施の形態において、図5に示すスタンプ詳細設定画面213から位置調整ボタンk43が押下されると、図9に示すシフト幅設定画面215が表示される。このシフト幅設定画面215は、ユーザからのスタンプ位置のシフト幅の入力を受け付ける画面である。この画面からユーザがシフト幅を入力することで、ユーザの入力したシフト幅だけスタンプ位置をシフトさせる設定を行うことができる。なお、選択されたスタンプ位置によって、シフト幅を入力可能な向きが決まっており、原稿画像の領域からはみ出る向きへのシフト幅は入力不可能となっている。例えば、スタンプ位置として右上を指定した場合、右向き及び上向きに対するシフト幅の入力は不可能となっている。
次に、本実施の形態における画像形成装置1の動作について説明する。
図10に、制御部100により実行されるスタンプ付与画像出力処理Bを示す。当該処理は、制御部100のCPU110と記憶部130に記憶されているスタンプ付与画像出力処理プログラムBとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、操作部200のメインメニュー画面211、スタンプ機能設定画面212、213、シフト幅設定画面215、図示しない原稿設定画面等を介してユーザからのスタンプ機能、原稿設定等の入力が受け付けられ、入力された内容が設定情報記憶部131に記憶され、設定される(ステップS11)。操作部200を介してのユーザによるシフト幅の入力は、当該ステップにより受け付けられ、設定される。
次いで、操作部200のスタートボタンが押下されると、画像読取部10において、原稿送りトレイ12aにセットされた原稿がスキャナカバー12によりスキャナ11に搬送され、搬送された原稿がスキャナ11により読み取られて原稿の画像データが取得される(ステップS12)。画像読取部10における原稿の読み取りにおいては、まず、設定情報記憶部131に記憶された原稿の種類、原稿セット方向及び原稿サイズが参照され、スキャナ11における読取領域が設定される。読取領域は、定型原稿の場合、原稿セット方向及び原稿サイズに応じて予め定められた領域となり、タブ紙原稿の場合、定型原稿の読取領域のタブ側にタブ幅分を加算した領域が読取領域となる。なお、タブ紙原稿の場合、原稿送りトレイ12aにタブ紙原稿をセットする方向が予め定められている(原稿の搬送方向後端にタブがくるようにセットされる)ため、原稿画像におけるタブ側の辺は、一義に定められる。読取領域が設定されると、スキャナ11においては、設定された読取領域でスキャナカバー12から送られてきた原稿が読み取られ、得られた原稿画像の画像データは、画像処理部300に出力される。
画像処理部300において、原稿画像の画像データは、スキャン領域の端部のトリミングや、色彩、明るさ及びコントラストの調整等の各種画像処理が施される(ステップS13)。画像処理済みの画像データは、RAM120に一時記憶され、以下に示すステップS14〜S21の処理が施され、操作部200からの設定に基づき、スタンプが付与された出力用画像の画像データの生成が行われる。
ステップS14〜21においては、まず、設定情報記憶部131が参照され、原稿が通常紙(定型又は不定型)であったか否かが判断される。具体的には、設定情報記憶部131が参照され、原稿としてタブ紙が設定されていなければ原稿が通常紙であったと判断される。原稿が通常紙であったと判断された場合(ステップS14;YES)、ユーザによりスタンプ位置のシフト幅が設定されているか否かが判断され、設定されていないと判断された場合(ステップS15;NO)、処理はステップS21に移行する。ユーザによりスタンプ位置のシフト幅が設定されていると判断された場合(ステップS15;YES)、設定されたシフト幅に基づいて、スタンプ位置がシフトされ(ステップS16)、処理はステップS21に移行する。
一方、原稿としてタブ紙原稿が設定されていると判断された場合(ステップ14;NO)、設定情報記憶部131が参照され、設定されたスタンプ位置がタブ側であるか否かが判断される(ステップS17)。設定されたスタンプ位置がタブ側ではないと判断された場合(ステップS17;NO)、処理はステップS15に移行し、ステップS15、S16の処理が実行され、ステップS21に移行する。
設定されたスタンプ位置がタブ側であると判断された場合(ステップS17;YES)、設定情報記憶部131が参照され、ユーザによりシフト幅が設定されているか否かが判断され、ユーザによりシフト幅が設定されていると判断された場合(ステップS18;YES)、原稿のタブ幅及びユーザにより設定されたシフト幅に基づいて、スタンプ位置がシフトされ(ステップS19)、処理はステップS21に移行する。ユーザによりシフト幅が設定されていないと判断された場合(ステップS18;NO)、スタンプ位置がタブ幅に基づいて、即ち、スタンプ位置がタブ側の側端の位置から反対側の辺に向かってタブ幅分シフトされ(ステップS20)、処理はステップS21に移行する。
ステップS19の処理について、図11を用いて説明する。図11(a)において、領域R1(図中実線R1で囲まれた領域)は、ステップS12において原稿を読み取る際のスキャナ11の読取領域であり、領域R2(図中破線R2で囲まれた領域)は、ステップS13において、読み取った原稿画像の画像データをトリミングした結果得られた画像データの領域である。領域R3(図中太線R3で囲まれた領域)は、タブ紙の領域である。幅lは、タブ幅を示す。幅m1は、ユーザが左向きに設定したシフト幅、幅m2は、ユーザが下向きに設定したシフト幅を示す。
原稿画像のタブ側にスタンプ画像を付与して出力用画像を生成した場合、画像形成出力部400において出力用画像に基づきタブ紙上にスタンプ画像を付与すると、スタンプ画像が欠けてしまう場合がある(図13参照)。そこで、画像形成装置1においては、トリミング後の原稿画像の領域R2に対して、タブの突出方向(タブの突出と平行する方向。図11(a)の矢印A1の方向。)においてタブを避けてスタンプ画像を付与することで、スタンプ画像を付与する位置を領域R2内の図中白で示す領域内とし、スタンプ画像の欠損を回避する。本実施の形態においては、図11(a)に示すように、ユーザからシフト幅が設定されている場合、ステップS19において、スタンプ位置を領域R2のタブ側の側端の辺r20の位置からタブ側と反対側の辺r21に向かってタブ幅とユーザにより設定されたシフト幅m1を加算した分シフトした位置に変更することで、タブの突出方向においてタブを避けてスタンプ画像を付与する。また、ユーザによりタブ側以外の側端からのシフト幅が設定されている場合、スタンプ位置を設定されたシフト幅分シフトした位置に変更することで、ユーザが調整した位置にスタンプ画像を付与する。
また、ユーザからシフト幅が設定されていない場合、ステップS20において、スタンプ位置を領域R2のタブ側の側端の辺r20位置からタブ側と反対側の辺r21に向かってタブ幅分シフトした位置に変更することで、タブの突出方向においてタブを避けてスタンプ画像を付与する。
図10に戻り、ステップS21においては、設定情報記憶部131に設定されている種類のスタンプ画像の画像データが生成され、トリミング後の原稿画像の画像データにおけるスタンプ位置に付与され、出力用画像の画像データが生成される。なお、スタンプ画像の画像データ生成には、図7のステップS8で説明したのと同様の処理が含まれる。生成された出力用画像の画像データは画像形成出力部400に出力され、原稿の種類に応じた給紙トレイから用紙Pが給紙され、給紙された用紙P上に出力用画像が形成されて出力され(ステップS22)、本処理は終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態における画像形成装置1によれば、スキャナ11により読み取った原稿画像がタブ紙原稿であり、かつ、設定されたスタンプ位置がタブ側である場合、ユーザによりシフト幅m1が設定されていない場合には、タブ幅lに基づいて、ユーザによりシフト幅m1が設定されている場合には、タブ幅l及び設定されているシフト幅m1に基づいて、スタンプ位置をタブ側の側端の辺r20の位置から反対側の辺r21に向かってシフトし、原稿画像におけるシフト後のスタンプ位置にスタンプ画像を付与して出力用画像を生成する。従って、タブ原稿を読み取った画像にスタンプ画像を付与した出力用画像をタブ紙上に印刷した際に、スタンプ画像が欠けてしまうことを防止することが可能となる。
(第3の実施の形態)
以下、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態における画像形成装置1の構成は、上述の第1、2の実施の形態と略同様であるので説明を省略し、動作について説明する。
図12に、制御部100により実行されるスタンプ付与画像出力処理Cを示す。当該処理は、制御部100のCPU110と記憶部130に記憶されているスタンプ付与画像出力処理プログラムCとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、操作部200のメインメニュー画面211、スタンプ機能設定画面212、213、図示しない原稿設定画面等を介してユーザからのスタンプ機能、原稿設定等の入力が受け付けられ、入力された内容が設定情報記憶部131に記憶され、設定される(ステップS31)。
次いで、操作部200のスタートボタンが押下されると、画像読取部10において、原稿送りトレイ12aにセットされた原稿がスキャナカバー12によりスキャナ11に搬送され、搬送された原稿がスキャナ11により読み取られて原稿の画像データが取得される(ステップS32)。画像読取部10における原稿の読み取りにおいては、まず、設定情報記憶部に記憶された原稿の種類、原稿セット方向及び原稿サイズが参照され、スキャナ11における読取領域が設定される。読取領域は、定型原稿の場合、原稿セット方向及び原稿サイズに応じて予め定められた領域となり、タブ紙原稿の場合、定型原稿の読取領域のタブ側端面にタブ幅分を加算した領域が読取領域となる。なお、タブ紙を原稿として使用する場合、原稿送りトレイ12aにタブ紙原稿をセットする方向が予め定められている(原稿の搬送方向後端にタブがくるようにセットされる)ため、原稿画像におけるタブ側は、一義に定められる。読取領域が設定されると、スキャナ11においては、設定された読取領域でスキャナカバー12から送られてきた原稿が読み取られ、得られた原稿画像の画像データは、画像処理部300に出力される。
画像処理部300において、原稿画像の画像データは、スキャン領域の端部のトリミングや、色彩、明るさ及びコントラストの調整等の各種画像処理が施される(ステップS33)。画像処理済みの画像データは、RAM120に一時記憶され、以下に示すステップS34〜S37の処理が施され、操作部200からの設定に基づき、スタンプが付与された出力用画像データの生成が行われる。
ステップS34〜S37においては、まず、原稿が通常紙(定型又は不定型)であったか否かが判断される。具体的には、設定情報記憶部131が参照され、原稿としてタブ紙が設定されていなければ原稿が通常紙であったと判断される。原稿が通常紙であったと判断された場合(ステップS34;YES)、処理はステップS37に移行する。
一方、原稿が通常紙ではなく、タブ紙であったと判断された場合(ステップS34;NO)、設定情報記憶部131が参照され、設定されたスタンプ位置が原稿画像のタブ側であるか否かが判断される(ステップS35)。設定されたスタンプ位置がタブ側であると判断された場合(ステップS35;YES)、タブ幅に基づいて、スタンプ画像に使用するフォントサイズの設定が変更され(ステップS36)、処理はステップS37に移行する。ここで、スタンプ画像に使用されるフォントサイズは、予め設定されているが、タブ側にスタンプ位置が設定されている場合、図13に示すように、そのままのフォントサイズでスタンプ画像を付与した場合、スタンプ画像が欠けてしまう可能性がある。そこで、ステップS36においては、フォントサイズを予め定められたサイズより小さいものに変更することによりスタンプ画像のサイズを小さいものに変更し、タブの突出方向においてタブを避けてスタンプ画像が付与されるようにする。例えば、トリミングされた原稿画像におけるタブ側の辺及びこれと反対側の辺との距離をL、タブ幅をlとした場合、新フォントサイズを、次の式により求めることができる。
〈式〉(新フォントサイズ)=(予め定められたフォントサイズ)×(L−l)/L
新フォントサイズを画像形成装置1が有している場合、スタンプ画像の生成に使用するフォントサイズが新フォントサイズに変更される。新フォントサイズを画像形成装置1が有していない場合、スタンプ画像の生成に使用するフォントサイズが、画像形成装置1が有するフォントサイズのうち新フォントサイズに最も近く、かつ、新フォントサイズより小さいフォントサイズに変更される。
一方、設定されたスタンプ位置がタブ側ではないと判断された場合(ステップS35;NO)、処理はステップS37に移行する。
ステップS37においては、設定されたフォントサイズで設定情報記憶部131に設定されている種類のスタンプの画像データが生成され、トリミング後の原稿画像の画像データにおける予め設定されたスタンプ位置に付与され、出力用画像の画像データが生成される。なお、スタンプ画像の画像データの生成には、図7のステップS8で説明したのと同様の処理が含まれる。生成された出力用画像の画像データは画像形成出力部400に出力され、原稿の種類に応じた給紙トレイから用紙Pが給紙され、給紙された用紙P上に出力用画像が形成されて出力され(ステップS38)、本処理は終了する。
以上説明したように、第3の実施の形態における画像形成装置1によれば、スキャナ11により読み取った原稿画像がタブ紙原稿であり、かつ、設定されたスタンプ位置がタブ側である場合、タブ幅に基づきスタンプ画像の生成に使用するフォントサイズを小さいものに変更してスタンプ画像を生成することにより、原稿画像に付与するスタンプ画像のサイズをタブ幅に応じて縮小する。従って、タブ原稿を読み取った画像にスタンプ画像を付与した出力用画像をタブ紙上に印刷した際に、スタンプ画像が欠けてしまうことを防止することが可能となる。
以上、本発明の第1〜第3の実施の形態について説明してきたが、上記第1〜第3の実施の形態における記述内容は、本発明に係る画像形成装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記第1〜第3の実施の形態においては、タブ紙原稿を画像読取部10で読み取った原稿画像にスタンプ画像を付与した出力用画像を画像形成出力部400から出力する場合を例にとり説明したが、これに限定されず、例えば、出力用画像の画像データをHDD500に出力して保存しておくようにしてもよいし、通信部600を介して、ネットワーク接続されたPC等の外部機器に出力するようにしてもよい。保存したり外部機器に出力したりする場合、汎用PCで閲覧可能なファイル形式、例えば、PDF(Portable Document Format)ファイルとしてもよく、この場合、汎用PCにおいてファイルを編集操作されることを避けるために利用制限を設定するようにしても良い。ファイルとして保存、出力する場合、読み取り原稿1ページ毎に別ファイルとしても良く、一連で読み取った複数ページの原稿を一つのファイルとしても良い。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、タブ幅やユーザにより設定されたシフト幅に基づいて、スタンプ画像をタブ側の側端の位置から反対側の辺に向かってシフトするために、タブ幅やユーザにより設定されたシフト幅に基づいて原稿画像上のスタンプ位置をシフト(変更)し、シフト後の位置にスタンプ画像を付与したが、第3の実施の形態のステップS36で説明したように、タブ幅やユーザにより設定されたシフト幅に基づいてスタンプ画像の生成に使用するフォントサイズを変更し、変更したフォントサイズのフォントデータを用いてスタンプ画像を生成して予め設定されたスタンプ位置に付与することで、スタンプ画像の側端の位置がシフトされるようにしてもよい。
その他、画像形成装置1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。 図2の操作部200の平面図であり、液晶表示部210に表示されるメインメニュー画面211の一例を示す図である。 図2の液晶表示部210に表示されるスタンプ機能設定画面212の一例を示す図である。 図2の液晶表示部210に表示されるスタンプ機能設定画面213の一例を示す図である。 図2の液晶表示部210に表示されるシフト幅設定画面214の一例を示す図である。 図1の制御部100において実行されるスタンプ付与画像出力処理Aを示すフローチャートである。 原稿がタブ紙原稿である場合のスタンプ付与画像出力処理Aの処理内容を模式的に示す図である。 図2の液晶表示部210に表示されるシフト幅設定画面215の一例を示す図である。 図1の制御部100において実行されるスタンプ付与画像出力処理Bを示すフローチャートである。 原稿がタブ紙原稿である場合のスタンプ付与画像出力処理Bの処理内容を模式的に示す図である。 制御部100により実行されるスタンプ付与画像出力処理Cを示すフローチャートである。 従来技術においてタブ紙を原稿として読み取った原稿画像に付加画像を付与した画像を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像読取部
11 スキャナ
12 スキャナカバー
20 画像形成装置本体
61a 第1の給紙トレイ
61b 第2の給紙トレイ
100 制御部
110 CPU
120 RAM
130 記憶部
200 操作部
220 タッチパネル
230 各種入力ボタン
300 画像処理部
400 画像形成出力部
500 HDD

Claims (18)

  1. タブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る画像読取部と、
    前記画像読取部により得られた原稿画像に対して付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御部は、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. ユーザからシフト幅の入力を受け付ける操作部を更に有し、
    前記制御部は、前記操作部から入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記制御部は、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  6. 前記制御部は、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  7. 画像読取部によりタブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る第1ステップと、
    前記画像読取部により得られた原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する第2ステップと、
    を含むことを特徴とする画像読取方法。
  8. 前記第2ステップにおいて、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項に記載の画像読取方法。
  9. ユーザからシフト幅の入力を受け付ける第3ステップを更に含み、
    前記第2ステップにおいて、前記第3ステップで入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項に記載の画像読取方法。
  10. 前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴とする請求項に記載の画像読取方法。
  11. 前記第2ステップにおいて、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像読取方法。
  12. 前記第2ステップにおいて、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴とする請求項11に記載の画像読取方法。
  13. コンピュータに、
    画像読取部によりタブを有する原稿を読み取り、原稿画像を得る第1ステップと、
    前記画像読取部により得られた原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて付加画像を付与し、当該付加画像が付与された原稿画像を生成する第2ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  14. 前記第2ステップにおいて、前記タブの突出幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. ユーザからシフト幅の入力を受け付ける第3ステップを更に含み、
    前記第2ステップにおいて、前記第3ステップで入力されたシフト幅に基づいて、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  16. 前記シフト幅は、前記タブの突出幅に相当することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記第2ステップにおいて、前記付加画像を付与する位置が予め設定されておりその位置がタブ側であると判断した場合、前記付加画像のサイズを変更して前記予め設定された位置に付与することにより、前記原稿画像に対して前記タブの突出方向において前記タブを避けて前記付加画像を付与することを特徴とする請求項13又は14に記載のプログラム。
  18. 前記第2ステップにおいて、前記付加画像に使用するフォントのサイズを変更することにより、前記付加画像のサイズを変更することを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
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