JP4546069B2 - ノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、使用時における泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れるノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物に関する。
洗浄剤は、その消費者が、泡立ち、泡量、泡質、泡感触などの泡性能に優れたものを求める傾向にあることから、洗浄剤における泡性能は、製品品質を決定する上で非常に重要なものとなる。このため、従来から、泡性能を向上させるために、以下のような種々の提案がなされている。
高分子化合物を含む洗浄剤として、ポリスチレン又はスチレン共重合体を含む泡状化粧料が提案されている(特許文献1参照)。しかし、一般に、高分子化合物を含む洗浄剤が、ノンガス型の泡吐出容器に充填される場合には、泡生成の際に泡吐出容器内に設けられたネット部に、高分子化合物を通過させる必要があるため、該ネット部のメッシュ詰りを起こしてしまうという問題がある。また、この提案の洗浄剤は、低温安定性が悪いという問題もある。
このため、高級脂肪酸塩と、多価アルコール及び/又は低級一価アルコールとを併用することにより、前記メッシュ詰りを解消させる皮膚洗浄料の提案がなされている(特許文献2参照)。しかし、この提案では、泡質・泡感触が十分ではなく、前記泡性能の向上効果としては満足できるものではない。
また、長鎖長の脂肪酸塩を含む洗浄剤として、ステアリン酸塩を含む皮膚洗浄剤が提案されている(特許文献3参照)。しかし、この提案では、ステアリン酸塩の総量が少ないため、前記泡性能の向上効果は満足できるものではない。また、この提案の皮膚洗浄剤では、長鎖長の脂肪酸塩を含むため、低温安定性が悪いという問題もある。
一方、脂肪酸塩の配合量を非常に少なくした皮膚洗浄剤の提案がされている(特許文献4参照)。しかし、この提案では、泡性能が非常に低く、また使用持におけるヌルツキが強く、更にさっぱり感がないため、すすぎ時のヌルツキのなさや洗い上がりのさっぱり感を好む消費者の嗜好に合致しないという問題がある。
よって、泡性能に優れると共に、メッシュ詰りがなく、更には低温安定性にも優れる液体洗浄剤組成物は、未だ提供されておらず、更なる改良開発が望まれているのが現状である。
特開2002−53430号公報(第2頁) 特開2001−278777号公報(第2頁) 特開平7−252133号公報(第2頁) 特開平7−252131号公報(第2頁)
本発明は、前記従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れるノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者が鋭意検討した結果、少なくとも3種の高級脂肪酸塩を含み、ラウリン酸塩(A)と、ミリスチン酸塩(B)と、パルミチン酸塩(C)との混合質量比(A:B:C)が、35:60:5〜45:47:8であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との含有量の合計が、前記液体洗浄剤組成物に対して8〜14質量%であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)、前記ミリスチン酸塩(B)、及び前記パルミチン酸塩(C)以外の高級脂肪酸塩を含まないノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物は、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れるとの新知見を得た。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 少なくとも3種の高級脂肪酸塩を含む液体洗浄剤組成物であって、
前記液体洗浄剤組成物が、多孔質体を通過することにより泡が形成される泡吐出容器に充填されてなり、前記泡吐出容器が、ノンガス型の泡吐出容器であり、
ラウリン酸塩(A)と、ミリスチン酸塩(B)と、パルミチン酸塩(C)との混合質量比(A:B:C)が、35:60:5〜45:47:8であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との含有量の合計が、前記液体洗浄剤組成物に対して8〜14質量%であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)、前記ミリスチン酸塩(B)、及び前記パルミチン酸塩(C)以外の高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とするノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物である。
<2> 高級脂肪酸塩における塩が、アルカリ金属塩、アミン塩及びアミノ酸塩から選択される少なくとも1種である前記<1>に記載のノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物である。
<3> アルカリ金属塩が、カリウム塩である前記<2>に記載のノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物である。
本発明のノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物は、少なくとも3種の高級脂肪酸塩を含み、ラウリン酸塩(A)と、ミリスチン酸塩(B)と、パルミチン酸塩(C)との混合質量比(A:B:C)が、35:60:5〜45:47:8であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との含有量の合計が、前記液体洗浄剤組成物に対して8〜14質量%であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)、前記ミリスチン酸塩(B)、及び前記パルミチン酸塩(C)以外の高級脂肪酸塩を含まないことにより、泡吐出容器に充填して使用する場合において、泡性能に優れる泡が吐出されると共に、メッシュ詰りが抑制される。また、低温の環境下で保存した場合であっても、結晶の析出が抑制され、外観及び粘度変化が少ない。
本発明によると、従来における問題を解決することができ、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れるノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物を提供することができる。
(液体洗浄剤組成物)
本発明の液体洗浄剤組成物は、少なくとも3種の高級脂肪酸塩を含み、該高級脂肪酸塩以外の界面活性剤、更に必要に応じてその他の成分を含む。
−高級脂肪酸塩−
本発明の前記液体洗浄剤組成物に含まれる高級脂肪酸塩としては、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、及びパルミチン酸塩が挙げられ、前記液体洗浄剤組成物は、本発明の目的を妨げない範囲で、適宜選択したその他の高級脂肪酸塩を更に含んでいてもよい。
前記高級脂肪酸塩における塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルカリ金属塩、アミン塩、アミノ酸塩などが挙げられる。
前記アルカリ金属塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。
前記アミン塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩(例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパンジオール)、などが挙げられる。
前記アミノ酸塩としては、例えば、リジン塩、アルギニン塩などが挙げられる。
前記高級脂肪酸塩の塩の中でも、アルカリ金属塩が好ましく、特にカリウム塩が好ましく、具体的には、ラウリン酸カリウム塩、ミリスチン酸カリウム塩、パルミチン酸カリウム塩などが好適に挙げられる。
前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との混合質量比(A:B:C)としては、35:60:5〜55:30:15、であり、例えば、35:60:5〜45:47:8、が好ましい。
前記混合質量比が、数値範囲外となると、泡質及び泡感触に劣る場合や、メッシュ詰りを起こすことがあり、更には低温安定性が悪くなることがある。
前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との含有量の合計としては、前記液体洗浄剤組成物に対して1〜16質量%であり、例えば、8〜16質量%がより好ましい。
前記含有量の合計が、1質量%未満であると、泡質及び泡感触に劣ることがあり、16質量%を超えると、メッシュ詰りを起こすことがあり、また低温安定性が悪くなることがある。
前記その他の高級脂肪酸塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、オレイン酸塩、ステアリン酸塩などが挙げられる。
前記液体洗浄剤組成物に対する前記その他の高級脂肪酸塩の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、0.01〜2.0質量%が好ましく、0.01〜1.0質量%がより好ましく、0質量%が特に好ましい。
−高級脂肪酸塩以外の界面活性剤−
前記少なくとも3種の高級脂肪酸塩以外の界面活性剤は、泡性能(泡立ち・泡量・泡質・泡感触)を向上させる点で、本発明の前記液体洗浄剤組成物に好適に使用することができる。
前記界面活性剤としては、公知の界面活性剤の中から適宜選択することができるが、例えば、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤、などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アニオン性界面活性剤としては、例えば、スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、硫酸エステル塩型アニオン性界面活性剤、アルキルリン酸エステル塩型アニオン性界面活性剤、などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、N−アシルアミノスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスルホコハク酸塩などが挙げられ、具体的には、例えば、N−ココイルメチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸ナトリウムなどが挙げられる。
前記硫酸エステル塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、高級アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。
前記アルキルリン酸エステル塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、モノラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸ジカリウムなどが挙げられる。
前記ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤、糖系ノニオン性界面活性剤、グリセリン系ノニオン性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤としては、例えば、1種のポリオキシアルキレン付加型、2種以上のポリオキシアルキレン付加型、などが挙げられる。
前記1種のポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸モノエタノールアミド型ノニオン界面活性剤、エチレンオキサイド付加物の脂肪酸モノエタノールアミド型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、などが挙げられる。
前記2種以上のポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンラウリルエーテル、などが挙げられる。
前記糖系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、糖エーテル系ノニオン性界面活性剤、糖アミド系ノニオン性界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤、などが挙げられる。
前記糖エーテル系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルサッカライド系などが挙げられる。
前記糖アミド系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、N−メチルラウリルグルカミド等のN−メチルアルキルグルカミドなどが挙げられる。
前記ソルビタン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、モノイソステアレン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、などが挙げられる。
前記ショ糖脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸ショ糖エステル、ショ糖モノステアレート、POPショ糖モノラウレート、などが挙げられる。
前記グリセリン系ノニオン性界面活性剤としては、例えば、セスキオレイン酸グリセリン、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレート等のモノグリセリン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤;モノイソステアリン酸ポリグリセリル等の脂肪酸エステル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤;ポリグリセリル・ポリオキシブチレンステアリルエーテル等のアルキルエーテル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤、などが挙げられる。
前記両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン型(例えば、アミドアミン型)両性界面活性剤、アミドアミノ酸塩、カルボベタイン型(例えば、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン等)両性界面活性剤、スルホベタイン型(例えば、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等)両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記イミダゾリン型両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
前記カルボベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、前記アルキルベタインとしてラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、前記アルキルアミドベタインとしてヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、などが挙げられる。
前記スルホベタイン型両面活性剤としては、例えば、前記アルキルスルホベタインとしてヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、前記アルキルヒドロキシスルホベタインとしてラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、などが挙げられる。
前記ホスホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。これらの中でも、起泡性などを向上させる観点から、カルボベタイン型両性界面活性剤が好ましく、更に安定性を向上させる観点から、脱塩処理したものがより好ましい。
前記半極性界面活性剤としては、例えば、アシル第3級アミンオキシド、アシル第3級ホスフォンオキシドなどが挙げられる。
前記アシル第3級アミンオキシドとしては、例えば、ラウリルジメチルアミンオキシド、POEヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウリルアミンオキシドなどが挙げられる。
前記アシル第3級ホスフォンオキサイドとしては、例えば、ラウリルジメチルホスフォンオキサイドなどが挙げられる。
これらの中でも、起泡性を向上させる観点から、アシル第3級アミンオキシドが好ましく、更に安定性を向上させる観点から、脱塩処理したものがより好ましい。
前記高級脂肪酸塩以外の界面活性剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記液体洗浄剤組成物に対して0.1〜15質量%が好ましく、0.3〜10質量%がより好ましく、0.5〜8質量%が特に好ましい。
前記含有量が、0.1質量%未満であると、泡性能(泡立ち・泡量・泡質・泡感触)が充分ではないことがあり、15質量%を超えると、液体洗浄剤組成物の粘度が上昇し、ポンプネット部のメッシュが詰ることによる泡形成不良、又は、押し圧が高くなるなどの使用性が悪化することがある。なお、噴射剤を含むエアゾールのようなガスフォーマー容器においてはこの限りではない。
−その他の成分−
本発明の前記液体洗浄剤組成物は、目的に応じて適宜選択したその他の成分を含有していてもよい。
前記その他の成分としては、液体洗浄剤組成物に通常用いられているものの中から適宜選択することができ、例えば、油分、シリコーン類、低級/高級アルコールなどのアルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、アクリル樹脂分散液、ビタミン等の薬剤、殺菌剤、防腐剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、顔料、無機粉体、粘土鉱物、ナイロン、ポリエチレン等の水不溶性ポリマー粉体、などが挙げられる。
前記その他の成分は、本発明の目的を妨げない範囲で使用されることが好ましい。
前記液体洗浄剤組成物の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ゲル状、液体状などが挙げられる。
前記液体洗浄剤組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、泡形成性、及び吐出される泡外観などを向上させる観点から、例えば、25℃において、40mPa・s以下が好ましく、20 mPa・s以下がより好ましい。
−泡吐出容器−
本発明の前記液体洗浄剤組成物を使用可能な泡吐出容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、(1)ボトル胴部を手で圧搾することによって泡を吐出できるスクイズフォーマー容器、(2)ノズル部を押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器、(3)噴射剤を含むエアゾールのようなガスフォーマー容器、などが挙げられる。これらの中でも、クリーミィーな泡を生成可能な点で、ノンガス型の泡吐出容器が好ましい。このようなフォーマー容器は、例えば、大和製罐株式会社、株式会社吉野工業所、などにより入手することができる。
前記ノンガス型の泡吐出容器は、通常、泡を形成するための多孔質体を有し、液体洗浄剤組成物が該多孔質体を通過することにより泡が形成されるものである。
前記多孔質体のメッシュとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、100メッシュ以上が好ましく、100〜400メッシュがより好ましく、200〜350メッシュが特に好ましい。
また、前記多孔質体の枚数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、泡性能を向上させる観点から、例えば、2枚以上が好ましい。より具体的には、特開平7−315463号公報、及び、特開平8−230961号公報に記載されたフォーマー容器を好適に使用することができる。
本発明の前記液体洗浄剤組成物は、例えば、皮膚用洗浄剤、毛髪用洗浄剤等として通常の用量、洗浄方法で使用することにより、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れる。このため、本発明の前記液体洗浄剤組成物は、身体洗浄用として好適に用いることができる。
(液体洗浄剤組成物の製造方法)
本発明の前記液体洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記高級脂肪酸塩の原料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの高級脂肪酸をそれぞれ単独で使用してもよく、また、これらを少なくとも含む混合物を使用してもよい。
前記混合物としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びパルミチン酸を少なくとも含む限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ヤシ油脂肪酸、硬化ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、などが挙げられる。
本発明の前記液体洗浄剤組成物は、前記高級脂肪酸から常法により誘導した高級脂肪酸塩をそのまま配合させてもよく、前記液体洗浄剤組成物中に高級脂肪酸とアルカリとをそれぞれ別々に配合して、中和させてもよい。
本発明の前記液体洗浄剤組成物を調製する装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力と全体混合できる複数の攪拌羽根(例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなど)を備えた攪拌装置が好ましく、アジホモミキサー、逆流ミキサー、ハイブロッドミキサーなどがより好ましい。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜4、参考例5〜8、及び比較例1〜5)
下記表1〜3に示す配合組成(質量%)、並びに、実施例1〜4、参考例5〜8、及び比較例1〜5の全てに共通の成分として、プロピレングリコール10質量%と、スチレン重合体エマルジョン液35質量%(サイデン化学社製、サイビノール RPX−196 PE−3)1.0質量%と、エデト酸0.2質量%と、ジブチルヒドロキシトルエン0.1質量%とを添加して、常法により実施例1〜4、参考例5〜8、及び比較例1〜5の液体洗浄剤組成物を調製した。調製した各液体洗浄剤組成物について、以下のようにして泡性能、メッシュ詰り性、及び、低温安定性を評価した。結果を表1〜3に示した。
なお、実施例及び比較例で使用される香料の原料は、特願2000−361917号の(0036)〜(0037)に記載されているものを用いた。
<泡性能の評価>
ノンガス型のポンプフォーマー容器(吉野工業所社製、200メッシュ、2枚)に前記調製した各液体洗浄剤組成物を充填し、パネラー10名が、各液体洗浄剤組成物を用いて、皮膚及び毛髪を洗浄し、下記評価基準に基づいて泡性能(泡立ち・泡量・泡質・泡感触についての総合評価)を評価し、パネラー10名の平均値を求めた。
〔評価基準〕
5:非常によい
4:かなりよい
3:ややよい
2:悪い
1:非常に悪い
<メッシュ詰り性の評価>
ノンガス型のポンプフォーマー容器(吉野工業所社製、200メッシュ、2枚)に前記調製した各液体洗浄剤組成物を充填し、温度20℃、湿度40RH%に保持された評価室において、2日に1回の使用頻度で1ヵ月間使用し、下記評価基準に基づいてメッシュ詰り性(吐出された泡の外観不良がないこと、押し圧の上昇がないこと、ポンプ出口の詰りがないことについての総合評価)を評価した。
〔評価基準〕
◎:非常に良好
○:良好
×:不良
<低温安定性の評価>
硬質ガラスのバイアル瓶に前記調製した各液体洗浄剤組成物を充填し、温度−5℃に保持された評価室において2週間保存させた後、該液体洗浄剤組成物の低温安定性(外観、結晶析出がないこと、経時での粘度変化がないことについての総合評価)を評価した。
〔評価基準〕
◎:非常に良好
○:良好(−5℃保存時には若干の析出物があり、室温に戻すと均一に溶解する)
×:不良(室温に戻しても均一に溶解せず、析出物があり、濁り・変色・粘度変
化がある)
なお、表1〜3において、※1は、ライオン化学社製、サンノールLM−1130を表し;※2は、川研ファインケミカル社製、アミゼット2Cを表し;三洋化成社製、プロファンME−20を表し;※3は、川研ファインケミカル社製、アミゼット2L−Yを表し;※4は、ライオン化学社製、アロモックスDM12D−Wを表し;※5は、東邦化学工業社製、ソフタミンC−3を表し;※6は、日本エマルジョン社製、エマレックスLWS−5を表し;※7は、日本エマルジョン社製、エマレックスGWIS−10を表し;※8は、日本エマルジョン社製、エマレックス611を表し;※9は、日本化薬社製、カヤクリルレジンM−50を表し;※10は、ライオン化学社製、レオアールMS−200を表し;※11は、Ondeo Nalco社製、Merquat3330を表し;※12は、東レ・ダウコーニングシリコーン社製、SH200C−30csを表し;※13は、クニミネ工業社製、クニピアFを表し;※14は、日本油脂社製、ナイミッドMF−203を表し;※15は、日本油脂社製、ナイミッドML−203を表し;※16は、川研ファインケミカル社製、アミゼット2Cを表す。
表1〜3の結果から、実施例1〜の液体洗浄剤組成物は、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れていることが判った。これに対して、比較例1〜5の液状洗浄剤組成物は、メッシュ詰り性、低温安定性、及び泡性能が悪く、本発明の効果を達成できないことが判った。
(実施例9)
−抗炎症剤配合液体洗浄剤組成物−
以下に示す成分を、以下の配合組成で常法により、抗炎症剤配合液体洗浄剤組成物を調製した。
ラウリン酸カリウム 5.0質量%
ミリスチン酸カリウム 8.0質量%
パルミチン酸カリウム 1.0質量%
POE(10)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.5質量%
(川研ファインケミカル社製、アミゼット10C)
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0質量%
(ライオン化学社製、アロモックスDM12D-W)
アクリル酸アルキル共重合体エマルション 0.2質量%
(ライオン化学社製、レオアールMS−100)
プロピレングリコール 10.0質量%
1,3−ブチレングリコール 1.6質量%
ソルビトール 0.4質量%
シリコーンエマルジョン 0.1質量%
(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、BY22−055)
スチレン重合体エマルジョン 0.2質量%
(サイデン化学社製、サイビノールPE-3)
ベントナイト 0.1質量%
(クニミネ工業社製、クニピアF)
塩化ナトリウム 0.1質量%
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.2質量%
ジブチルヒドロキシトルエン 0.1質量%
メリッサエキス(香栄興業社製、メリッサ抽出液BG−50) 1.0質量%
ダービリアエキス(アルプス薬品工業社製、海藻エキス末) 1.0質量%
シラカバエキス(丸善製薬社製、シラカバ抽出液) 1.0質量%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2質量%
香料 1.0質量%
青色1号 適量
黄色4号 適量
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 バランス
合計 100.0質量%
(実施例10)
−デオドラント及び殺菌用液体洗浄剤組成物−
以下に示す成分を、以下の配合組成で常法により、デオドラント及び殺菌用液体洗浄剤組成物を調製した。
ラウリン酸カリウム 5.0質量%
ミリスチン酸カリウム 8.0質量%
パルミチン酸カリウム 1.0質量%
POE(2)ラウリン酸モノエタノールアミド 2.5質量%
(アミゼット2L−Y、川研ファインケミカル製)
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.8質量%
(東邦化学工業社製、オバゾリンLB−SF)
アクリル酸アルキル共重合体エマルション 0.1質量%
(ライオン化学社製、レオアールMS400)
カチオン化セルロース 0.1質量%
(ライオン化学社製、レオガードGP)
ポリアクリル酸 0.1質量%
(BFグッドリッチ社製、カーボポール9402)
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 0.6質量%
(ライオン化学社製、サンノールLMT-1430)
ベンゲルFW(豊順鉱業社製) 0.1質量%
塩化ナトリウム 0.5質量%
エタノール 12.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
プロピルパラベン 0.1質量%
油溶性甘草エキス 2.0質量%
(丸善製薬社製、油溶性甘草エキスP−T40N)
トリクロサン 0.2質量%
ピロクトンオラミン 0.1質量%
(クラリアント・ジャパン社製、オクトピロックス)
l−メントール 0.3質量%
αオレフィンオリゴマー 2.0質量%
シリコーンエマルジョン 0.2質量%
(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、BY22−020)
1,3−ブチレングリコール 6.0質量%
スチレン重合体エマルジョン液(35質量%) 1.2質量%
(サイデン化学社製、サイビノールRPX−196 PE−3)
香料 1.0質量%
青色1号 適量
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 バランス
合計 100.0質量%
(実施例11)
−ゲル状液体洗浄剤組成物−
以下に示す成分を、以下の配合組成で常法により、ゲル状液体洗浄剤組成物を調製した。
ラウリン酸カリウム 5.0質量%
ミリスチン酸カリウム 8.0質量%
パルミチン酸カリウム 1.0質量%
POE(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 0.5質量%
(川研ファインケミカル社製、アミゼット2C)
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0質量%
(東邦化学工業社製、オバゾリンLB−SF)
アクリル酸アルキル共重合体 0.2質量%
(ライオン化学社製、レオアールMS200)
高重合ポリエチレングリコール 0.1質量%
(ユニオン・カーバイド社製、ポリオックスWSR−N750)
POE(16)セチルエーテル 1.0質量%
(日本エマルジョン社製、EMALEX116)
グリセリン 15.0質量%
PEG4000 2.4質量%
ソルビトール 6.0質量%
精製ラノリン(クローダジャパン社製、精製ラノリン) 0.2質量%
オレンジ油(池田物産社製、オレンジ・スウィート・オイル) 0.8質量%
高重合メチルシロキサン 0.4質量%
(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、SH−200−10000cs)
ダービリアエキス(アルプス薬品工業社製、海藻エキス末) 1.0質量%
シラカバエキス(丸善製薬社製、シラカバ抽出液) 1.0質量%
ピロクトンオラミン 1.0質量%
(クラリアント・ジャパン社製、オクトピロックス、)
ポーラゲルNF(アメリカンコロイド社製) 0.3質量%
酸化チタン(平均粒子径0.25μm、ルチル型) 0.1質量%
グンジョウ(平均粒子径0.3〜2μm) 0.02質量%
ベンガラ(平均粒子径0.03μm) 0.02質量%
ナイロン末(平均粒子径100μm) 0.02質量%
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.3質量%
香料 1.0質量%
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 バランス
合計 100.0質量%
(実施例12)
−ベビー用マイルド液体洗浄剤組成物−
以下に示す成分を、以下の配合組成で常法により、ベビー用マイルド液体洗浄剤組成物を調製した。
ラウリン酸カリウム 5.0質量%
ミリスチン酸カリウム 8.0質量%
パルミチン酸カリウム 1.0質量%
N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンカリウム 2.0質量%
N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 1.5質量%
(味の素社製、アミソフトLT−12)
N−アシルグルタミン酸カリウム 3.0質量%
POE(5)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 0.5質量%
(川研ファインケミカル社製、アミゼット5C)
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0質量%
(ライオン化学社製、アロモックスDM12D−W)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.2質量%
(信越化学工業社製、メトローズHPMC 60SH4000)
POE(10)ベヘニルエーテル 0.4質量%
(日本エマルジョン社製、エマレックス BHA−10)
プロピレングリコール 10.0質量%
イソプロピルメチルフェノール 0.1質量%
エラグ酸 0.1質量%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2質量%
ラポナイトXLG(日本シリカ社製) 0.3質量%
ローズマリーエキス(丸善製薬社製、ローズマリー水) 1.0質量%
ホホバ油(香栄興業社製、精製ホホバ油) 0.5質量%
ポリエチレン末(平均粒径100μm) 0.3質量%
香料 1.0質量%
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 バランス
合計 100.0質量%
参考例13)
−食器用洗浄剤組成物−
以下に示す成分を、以下の配合組成で常法により、食器用洗浄剤組成物を調製した。
ラウリン酸カリウム 6.0質量%
ミリスチン酸カリウム 9.0質量%
パルミチン酸カリウム 1.0質量%
N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンカリウム 2.0質量%
POE(5)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.5質量%
(松本油脂製薬社製、マーポンC−5)
ラルリルジメチルアミンオキシド 2.5質量%
(ライオン化学社製、アロモックスDM12D−W)
カチオン化セルロース 0.1質量%
(ライオン化学社製、レオガードGP)
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 6.0質量%
(ライオン化学社製、サンノールLMT−1430)
C14α−オレフィンスルホン酸ナトリウム 4.0質量%
ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0質量%
POE(15)ラウリルエーテル 0.5質量%
(日本エマルジョン社製、エマレックス715)
クエン酸ナトリウム 0.4質量%
ソルビトール 5.0質量%
安息香酸ナトリウム 1.0質量%
パラトルエンスルホン酸 3.5質量%
香料 0.6質量%
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 バランス
合計 100.0質量%
実施例9〜12、及び参考例13の液体洗浄剤組成物について、実施例1と同様にして、泡性能、メッシュ詰り性、及び、低温安定性の評価を行ったところ、実施例9〜12の液体洗浄剤組成物は、(1)噴射剤を含むエアゾールのようなガスフォーマー容器、(2)ボトル胴部を手で圧搾することによって泡を吐出できるスクイズフォーマー容器、及び、(3)ノズル部を押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器のいずれの容器においても、泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れていることが判った。
また、実施例1〜4、9〜12、参考例5〜8、13、及び、比較例1〜5の液体洗浄剤組成物は、特に記載のない限り、以下に示すフォーマー容器に充填し、品質に問題のないことが確認できた。
容器1:ボトル(材質:最内層HDPE、最外層PP)、ポンプディスペンサー(材質:PP、PE)
容器2:ボトル(材質:PET)、ポンプディスペンサー(材質:PP、PE)
容器3:ボトル(材質:PP)、ポンプディスペンサー(材質:PP、PE)
容器4:ボトル(材質:HDPE)、ポンプディスペンサー(材質:PP、PE)
容器5:ボトル(材質:軟質ガラス)、キャップ(材質:PP)
容器6:袋状容器(材質:最内層LDPE、中間層アルミニウム層、最外層PET)
容器7:袋状容器(材質:最内層LDPE、中間層アルミニウム蒸着層、最外層NY)
容器8:袋状容器(材質:ガラス蒸着)
なお、前記PPは、ポリプロピレンを表し、前記PEは、ポリエチレンを表し、前記PETは、ポリエチレンテレフタレートを表し、前記HDPEは、高密度ポリエチレンを表し、前記LDPEは、低密度ポリエチレンを表し、前記NYは、ナイロンを表す。
本発明の液体洗浄剤組成物は、使用時における泡性能に優れると共に、メッシュ詰り性にも優れ、更には低温安定性にも優れるため、特に、皮膚用洗浄剤、毛髪用洗浄剤等の身体洗浄剤として好適に用いることができる。

Claims (3)

  1. 少なくとも3種の高級脂肪酸塩を含む液体洗浄剤組成物であって、
    前記液体洗浄剤組成物が、多孔質体を通過することにより泡が形成される泡吐出容器に充填されてなり、前記泡吐出容器が、ノンガス型の泡吐出容器であり、
    ラウリン酸塩(A)と、ミリスチン酸塩(B)と、パルミチン酸塩(C)との混合質量比(A:B:C)が、35:60:5〜45:47:8であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)と、前記ミリスチン酸塩(B)と、前記パルミチン酸塩(C)との含有量の合計が、前記液体洗浄剤組成物に対して8〜14質量%であり、かつ、前記ラウリン酸塩(A)、前記ミリスチン酸塩(B)、及び前記パルミチン酸塩(C)以外の高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とするノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物。
  2. 高級脂肪酸塩における塩が、アルカリ金属塩、アミン塩及びアミノ酸塩から選択される少なくとも1種である請求項1に記載のノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物。
  3. アルカリ金属塩が、カリウム塩である請求項2に記載のノンガス型の泡吐出容器入り液体洗浄剤組成物。
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