JP4544344B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄水を噴射して食器等の洗浄を行う食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機は、図9に示すような構成のものが考えられていた(例えば、特許文献1参照)。前記特許文献1に記載された食器洗い機は、本体101内に配設した洗浄槽102の前面に開口部103が設けられている。この開口部103は2個の扉体104、105で開閉され、開口部103に対して下方へ連動させて開成される。開成した状態では扉体105の上に扉体104が重なり、扉体104の上に食器かご106を洗浄槽102内から引き出して食器107をセットするようにしたものである。
特開2002−10961号公報
しかしながら、前記従来の構成では、食器かご106に食器107をセットする際に、碗や湯のみ、コップ等を伏せたときに、飲み残しの汁や水が残っていると扉体104、105上にこぼれる。扉体104、105のシール部の外側にこぼれた汁や水等は、食器107をセットした食器かご106を洗浄槽102内に格納し、扉体104、105を閉成すべく本体101側へ回動させたときに、洗浄槽102内へ回収されずに機外へこぼれて本体101の下部やシンク等の設置部が汚れるという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、扉体のシール面の外側に付着した水が閉塞時に機外に漏れないようにすることを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、洗浄槽の開口部を開閉し回転軸を中心に前記開口部を下方へ開く扉体と、前記洗浄槽と前記扉体とで前記開口部を水密にシールするシール部を備え、前記シール部は、前記洗浄槽または扉体の少なくともいずれか一方に設けたシール部材と、前記シール部材と対向させて他方に設けた当接部を有し、前記扉体は、上下に分割した上扉体と下扉体とで構成され、前記上扉体および前記下
扉体は、回転軸を中心に下方へ開くとともに、前記シール部の外側に水受部を有し、開成状態から閉塞方向への回動時に前記上扉体の水受部の水を前記下扉体の水受部を介して前記洗浄槽へ回収するようにしたものである。
これにより、2枚の扉体を開口部の下方へ開くようにした構成とした上扉の開成状態は、閉塞時の内面が上向きとなるように下扉の上側に近接して重なるようにしているので、閉塞方向への回動時は、両扉とも開口部側が低くなるように傾斜し、上扉のシール面の外側に付着した水を下扉の水受部を介して洗浄槽へ回収することができ、機外へ漏れるのを防止することができるとともに、食器のセット時にシール部の外側に付着した水を機外に漏らさないようにし、本体およびシンクを清潔に保つことができる。
本発明の食器洗い機は、シール部の外側に付着した水が扉体の閉塞時に機外へ漏れるのを防止することができる。
第1の発明は、食器等の被洗浄物を出し入れ可能に収容する洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプで加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄槽の開口部を開閉し回転軸を中心に前記開口部を下方へ開く扉体と、前記洗浄槽と前記扉体とで前記開口部を水密にシールするシール部と、前記扉体の閉成状態を維持するロック手段とを備え、前記シール部は、前記洗浄槽または扉体の少なくともいずれか一方に設けたシール部材と、前記シール部材と対向させて他方に設けた当接部を有し、前記扉体は、上下に分割した上扉体と下扉体とで構成され、前記上扉体および前記下扉体は、回転軸を中心に下方へ開くとともに、前記シール部の外側に水受部を有し、開成状態から閉塞方向への回動時に前記上扉体の水受部の水を前記下扉体の水受部を介して前記洗浄槽へ回収するようにしたことにより、2枚の扉体を開口部の下方へ開くようにした構成とした上扉の開成状態は、閉塞時の内面が上向きとなるように下扉の上側に近接して重なるようにしているので、閉塞方向への回動時は、両扉とも開口部側が低くなるように傾斜し、上扉のシール面の外側に付着した水を下扉の水受部を介して洗浄槽へ回収することができ、機外へ漏れるのを防止することができるとともに、食器のセット時等に被洗浄物から落下し扉体のシール面の外側に付着した水を洗浄槽へ回収することができ、本体およびシンクを清潔に保つことができる。
の発明は、特に、第1の発明の上扉体は、開成状態で洗浄槽の開口部側に水受部の水を流出させる流出部を設け、前記流出部は、前記上扉体の閉塞方向への回動時に前記開口部から離れる方向へ変位し、下扉体に設けた水受部の上方に位置するように構成したこ
とにより、上扉体を下扉体の上面に近接する位置まで回動させたときに、上扉体の下端を洗浄槽の開口部へ近づけることができ、食器かごの引き出しおよび格納を円滑にすることができる。そして、上扉体の閉塞方向への回動時は、上扉体の下端が開口部から離れる方向へ変位するときに、上扉体の上面が開口部側が低くなるように傾斜するので、上扉体の水受部に付着した水は下扉体の水受部に流れ落ち、下扉体の水受部を介して確実に洗浄槽に回収することができる。
の発明は、特に、第1または第2の発明の下扉体と上扉体の開閉動作を連動させる連動手段と、前記下扉体を下方へ開く操作部を設け、前記上扉体は、前記下扉体の開成動作に連動して下方へ回動し、前記下扉体の上面側に重なるように開く構成としたことにより、回動時に上扉体の流出部と下扉体の水受部の距離が近接した状態を保持することができ、上扉体の水受部に付着した水を下扉体の水受部を介して確実に洗浄槽に回収することができる。また、上扉体の流出部から流出する水は、下扉体の水受け部が傾斜した状態で受けることができるので、上扉体の水受部から落下する水滴の飛散を抑えて、確実に洗浄槽に回収することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の扉体の閉成時の側壁部断面図、図2は、同扉体の開成時の側壁部断面図、図3は、同シール部の断面図、図4は、同扉体の開成時の要部断面図、図5は、同扉体の閉成途中の側壁部断面図、図6は、同扉体の開放初期の側壁部断面図、図7は、同扉体の開成時の斜視図、図8は、同扉体の閉成時の第2の連結点の動作説明図である。
本体1の内部には、洗浄槽2が設けられており、洗浄槽2の内部には、食器などの被洗浄物3をセットする食器かご4が収納されている。洗浄槽2は、洗浄槽下部2aと洗浄槽上部2bを結合して構成している。洗浄槽2の前面には開口部5が設けられており、開口部5の上部と下部の夫々を上扉体6と下扉体7により開閉するよう構成されている。
開口部5の周囲の前面には、例えばシリコンゴム等の弾性体からなるシール部材8が溝に嵌め込むように取付けられており、上扉体6に設けた上扉体シール受け部(当接部)6aと、下扉体7に設けた下扉体シール受け部(当接部)7aとによって、開口部5のシー
ル部を構成している。上扉体6には扉体間シール部材(図示せず)が取付けられており、下扉体7に設けた扉体間シール受け部7bとによって、上扉体6の下端と下扉体7の上端との連結部のシール部を構成している。
下扉体7のシール受け部7aの内側にはシール部材8を覆うように遮蔽部7bが設けてあり、洗浄槽2内に噴射された洗浄水が直接シール部に当たるのを防止している。下扉体7のシール受け部7aの外側にはシール受け部7aに沿って凹状の水受部10を設けてあり、使用者が食器などをセットする際に食器等から落下した水を溜めることができる。水受部10は、下扉体7の閉成時において最も下部となる下端位置に、溜まった水の流出部10aが設けられている。
下扉体7の流出部10aは、下扉体7の開成状態で開口部5に向かって斜め上方向に傾斜しており、水受部10に溜まった水が開成状態で機外に漏れないようにするとともに、閉塞状態への回動時に洗浄槽下部2aに回収される際の案内の役割を成している。また、下扉体7の流出部10aは、閉成状態で洗浄槽下部2aの前縁よりも洗浄槽2の内側に位置する。
上扉体6のシール受け部6aの外側には、下扉体7と同様にシール受け部6aに沿って凹状の水受部11を設けている。水受部11は上扉体6の閉成時において最も下部となる下端位置に、溜まった水の流出部12が設けられている。流出部12は、下扉体7の水受部10の上方に位置しており、上扉体6の水受部11に溜まった水は、開成状態から閉塞状態への回動時に流出部12から下扉体7の水受部10に流れ落ち、下扉体7の流出部10aから洗浄槽2に回収される。
流出部12は、上扉体6の開成状態で開口部5に向かって斜め上方向に傾斜しており、水受部11に溜まった水が開成状態で機外に漏れないようにするとともに、閉塞状態への回動時に下扉体7の水受部10に回収される際の案内の役割を成している。
洗浄槽下部2aは回転自在に設けられた洗浄ノズル45と、洗浄ノズル45へ洗浄水を供給する洗浄ポンプ46と、洗浄水を貯水する貯水部47が設けられている。
上扉体6は、洗浄槽2の側壁に設けた第1の回転軸13により回転自在に軸支された上扉支持部材14に固定されている。洗浄槽2の側壁には、上扉支持部材14と当接する第1のストッパー部15が設けられており、上扉体6が、開口部5の前方下方にその内面が上向きで略水平となる位置まで開成するよう構成されている。
下扉体7は、洗浄槽2側壁の開口部5の下端部近傍で、第2の回転軸16により回転自在に軸支された下扉支持部材17に固定されている。洗浄槽2の側壁には、開成時に下扉支持部材17と当接する第2のストッパー部18が設けられており、下扉体7が、開口部5の前方下方にその内面が上向きで略水平となる位置まで開成するよう構成されている。なお、下扉体7の開成位置は、上扉体6の開成位置の下方に位置するよう構成している。
下扉体7には、押しボタンスイッチ19と、洗浄槽2側壁に設けた係止部20に係止して、下扉体7を開口部5を閉成した状態で固定するロック手段21が設けられており、押しボタンスイッチ19の操作と連動して、係止部20からロック手段21を解除できるようにしている。
また、一端が第1の連結点22で下扉支持部材17と回転自在に連結され、他端が第2の連結点23で上扉支持部材14と回転自在に連結された連動部材24により、上扉体6と下扉体7は連動して開口部5の前方下方に重ね合わせるように開閉する構成となってい
る。また、下扉体7には操作部25が設けられており、使用者が下扉体7を開閉すると、上扉体6も下扉体7の動作と連動して開閉する。
また、第2の連結点23は、連動部材24に設けた円筒連結軸23aと、上扉支持部材14に設けた長穴部23bにより構成されており、閉成状態の上扉体6に対して、下扉体7が開放する方向にあそびを有している。
連動部材24には、ガイド穴部26が設けられ、上扉支持部材14には、ガイド穴部26内を移動するガイド突起部27が設けられており、上扉体6と下扉体7の閉成状態から開成状態にかけて係合するよう構成されている。また、ガイド穴部26は、上扉体6が閉成状態では、第2の連結点23があそびを有するようガイド突起部27の所定動作領域を有し、開放途中から開成状態にかけては、第2の連結点23のあそびを無くするよう、ガイド突起部27の動作を規制する形状となっている。
洗浄槽2の側壁には、第1のガイドピン28と第2のガイドピン29が設けられており、上扉閉塞引込み手段である上扉引き込み部材30には、逆L字形状の第1のガイドレール31と、ストレート形状の第2のガイドレール32が形成され、第1のガイドレール31には第1のガイドピン28が摺動自在に係合し、第2のガイドレール32には第2のガイドピン29が摺動自在に係合している。
また、上扉引き込み部材30には、上扉体6と下扉体7の閉成状態から、上扉体6と下扉体7が所定量開放するまで、上扉支持部材14に設けた上扉引き込みピン33と当接する上扉引き込み突起部34と、上扉体6と下扉体7開成状態から、上扉体6と下扉体7を所定量閉塞した時に、上扉引き込みピン33と当接する上扉引き込みトリガー部35が形成されている。
また、上扉引き込み部材30に設けた第1の保持部36と、洗浄槽2の側壁に設けた第2の保持部37を引張りコイルバネで構成した第1のスプリング38で連結することで、上扉体6と下扉体7の閉成状態から、上扉体6と下扉体7が所定量開放し、上扉引き込みピン33と上扉引き込み突起部34の当接が解除されるまで、上扉引き込み部材30が上扉支持部材14を上扉体6が閉塞する方向に付勢するよう構成している。
上扉支持部材14に設けた第3の保持部39と、洗浄槽2の側壁に設けた第4の保持部40を引張りコイルバネで構成した第2のスプリング41で連結し、上扉体6を閉塞方向に弾性的に付勢するよう構成している。
さらに、連動部材24に設けた第5の保持部42と洗浄槽2の側壁に設けた第6の保持部43を引張りコイルバネで構成した第3のスプリング44で連結し、閉成状態から開放途中(閉成状態から下扉体7が45°程度回動)では、上扉体6と下扉体7が開放する方向に連動部材24を弾性的に付勢し、開放途中から開成状態にかけては、上扉体6と下扉体7が閉塞する方向に連動部材24を弾性的に付勢するよう構成している。
以上のように構成された本発明の実施の形態1における食器洗い機について、その動作、作用を説明する。押しボタンスイッチ19を押すことで、係止部20からロック手段21が解除され、第3のスプリング44によって付勢された連動部材24が、上扉体6と下扉体7の開放方向に動作する。
第2のスプリング41の上扉支持部材14への付勢力と、上扉引き込み部材30の上扉支持部材14への上扉引き込み力により、開放初期は下扉体7のみが開放し、上扉体6は閉成位置に留まっており、図1の状態から図6の状態となる。
本実施の形態1では、第2のスプリング41と、上扉引き込み部材30の2つの機構で開放初期に上扉体6を閉成位置に留まらせるよう構成しているが、上扉体6の重量や第2のスプリング41や上扉引き込み部材30を組み込む空間の制約条件によっては、どちらか一方の機構だけで、上扉体6を閉成位置に留まらせる構成にすることも可能である。
円筒連結軸23aが長穴部23b内のあそび領域を移動しきると、円筒連結軸23aと長穴部23bとが連結され、上扉体6と下扉体7は、連動して動作する。
上扉体6と下扉体7の開放動作に合わせて、上扉引き込み部材30は、上方に移動し、上扉体6と下扉体7が所定量開放すると、第2のガイドレール32の第2のレール端点32aと第2のガイドピン29が当接する。さらに上扉体6と下扉体7を開放すると、上扉引き込み部材30は、第2のガイドピン29を支点にして、第1のガイドレール31の第1のガイド端点31aと第1のガイドピン28が当接するまで回動する。
上扉引き込み部材30が回動することにより、上扉引き込みピン33と上扉引き込み突起部34の当接が解除され、上扉引き込み部材30による、上扉体6と下扉体7の閉塞方向への付勢がなくなる。
上扉引き込み部材30は、第1のスプリング38により下方に付勢されているが、第1のガイドピン28が、第1のガイドレール31の上面に突張っているので下方へ移動せず、図2に示すように上方位置に留まる。
上扉引き込み部材30は、上扉体6がシール部材8から反発力を受け、上扉体6を正規位置に閉成させるのに大きな閉塞力が必要な扉体閉成近傍から閉成にかけてのみ扉体閉塞力を作用させることができるので、第2のスプリング41のように常に閉成方向への付勢力が働くような構成と比べて、効果的に上扉体6を正規閉成位置まで閉塞させることできる。
上扉体6と下扉体7は、上扉支持部材14と下扉支持部材17が、それぞれ第1のストッパー部15と第2のストッパー部18に当接する開成状態まで開放する。この時、上扉体6と下扉体7は、その双方の内面を上向きで略水平にし、上扉体6が下扉体7の上方に位置して重ね合わさるように開成する。
上扉体6と下扉体7の開成後、上扉体6の内面上に食器かご4を引出し、被洗浄物をセットする。食器かご4を上扉体6の内面上に引出す構成をとっているので、食器などの被洗浄物3から垂れた汁、水滴が機外へ流出するのを防止することができる。また、食器セット時に被洗浄物から落下し、上扉体6のシール受け部6aよりも外側に付着した水滴は、水受部11に溜めることができる。
また、上扉体6を開口部5から下方へ開いて食器かご4の下方に位置するため、開口部5の上部が上扉体6で被さることがなく、被洗浄物3のセット作業がしやすく、本体1の上面を物置スペースとして活用できるので非常に使い勝手がよい。さらには、本体1の上方に上扉体6を移動させるための開放空間を必要としないので、狭いキッチンへの設置性もよい。
続いて、食器かご4を洗浄槽2内に収納し、下扉体7を閉塞する。上扉体6と下扉体7は、連動して開閉する構成となっているので、上扉体6も同時に閉塞される。第2のスプリング41による上扉支持部材14を介した上扉体6の閉塞方向への付勢力と、第3のスプリング44による連動部材24への扉体閉塞方向への付勢力により、小さな起動力で下
扉体7を閉塞することができ、操作が容易である。
開成状態で上扉体6の水受部11に溜まっていた水は、図5に示すように、閉成までの回動時に水受部11を開口部5側の流出部12に向かって下方に流れ、流出部12を介して下扉体7の水受部10に回収される。前述のように、上扉体6と下扉体7は、連動して開閉する構成となっているので、上扉体6の流出部12と下扉体7の水受部10は近接した状態を保持することが可能となり、水の回収性を高めることができる。また、前記上扉体6の流出部12から流出する水を、前記下扉体7の水受部10が水平面より角度を有する傾斜した状態で受けることにより、水受け時の水滴の飛散を抑えることができる。
また、開成状態で上扉体6を下扉体7の上面に近接する位置まで回動させると、上扉体6の下端を洗浄槽2の開口部5へ近づけることができるので、食器かご4の引き出しおよび格納を円滑にすることができる。そして、上扉体6の閉塞方向への回動時は、上扉体6の下端が開口部5から離れる方向へ変位するときに、上扉体6の上面が開口部5側が低くなるように傾斜するので、上扉体6の水受部11に付着した水は下扉体7の水受部10に流れ落ちる。
また、開成状態で下扉体7の水受部10に溜まっていた水、および、上扉体6の水受部11から回収された水は、下扉体7の水受部10を下方に流れ、流出部10aを介して洗浄槽下部2aに回収される。このため、上扉体6の水受部11と下扉体7の水受部10に溜まっていた水は、機外に漏れることなく洗浄槽2に回収することができるため、本体およびシンクを清潔に保つことができる。
なお、上述した上扉体6と下扉体7の開閉機構は、洗浄槽2および上扉体6と下扉体7の左右両側に設けられている。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、シール部の外側に付着した水が扉体の閉塞時に機外へ漏れるのを防止することができるので、食器洗い機として有用である。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の扉体の閉成時の側壁部断面図 同食器洗い機の扉体の開成時の側壁部断面図 同食器洗い機のシール部の断面図 同食器洗い機の扉体の開成時の要部断面図 同食器洗い機の扉体の閉成途中の側壁部断面図 同食器洗い機の扉体の開放初期の側壁部断面図 同食器洗い機の扉体の開成時の斜視図 (a)同食器洗い機の扉体の閉成時の第2の連結点の動作説明図(b)同扉体の開放初期の第2の連結点の動作説明図(c)同扉体の開放途中の第2の連結点の動作説明図 従来の食器洗い機の扉体の開成時の断面図
符号の説明
2 洗浄槽
5 開口部
6 上扉体
6a シール受け部(当接部)
7 下扉体
7a シール受け部(当接部)
8 シール部材(シール部)
10 水受部
11 水受部
21 ロック手段
45 洗浄ノズル
46 洗浄ポンプ

Claims (3)

  1. 食器等の被洗浄物を出し入れ可能に収容する洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプで加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄槽の開口部を開閉し回転軸を中心に前記開口部を下方へ開く扉体と、前記洗浄槽と前記扉体とで前記開口部を水密にシールするシール部と、前記扉体の閉成状態を維持するロック手段とを備え、前記シール部は、前記洗浄槽または扉体の少なくともいずれか一方に設けたシール部材と、前記シール部材と対向させて他方に設けた当接部を有し、前記扉体は、上下に分割した上扉体と下扉体とで構成され、前記上扉体および前記下扉体は、回転軸を中心に下方へ開くとともに、前記シール部の外側に水受部を有し、開成状態から閉塞方向への回動時に前記上扉体の水受部の水を前記下扉体の水受部を介して前記洗浄槽へ回収するようにした食器洗い機。
  2. 上扉体は、開成状態で洗浄槽の開口部側に水受部の水を流出させる流出部を設け、前記流出部は、前記上扉体の閉塞方向への回動時に前記開口部から離れる方向へ変位し、下扉体に設けた水受部の上方に位置するように構成した請求項1記載の食器洗い機。
  3. 下扉体と上扉体の開閉動作を連動させる連動手段と、前記下扉体を下方へ開く操作部を設け、前記上扉体は、前記下扉体の開成動作に連動して下方へ回動し、前記下扉体の上面側に重なるように開く構成とした請求項1または2記載の食器洗い機。
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