JP4543463B2 - 移動体システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアモータを用いた移動体システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体工場などにおいては、半導体部品を搬送したり、作業ロボットを移動させる移動体システムが用いられている。このような移動体システムにおいては、リニアモータ方式やボールスクリュー方式などがある。
【0003】
ここで、図1に従来のリニアモータ方式を用いた移動体システムの構成を示す。同図に示すように、このシステムでは、移動体3は、図の紙面垂直方向に敷設された軌道1上をリニアガイド2により移動可能に案内支持されている。移動体3は、コア4と、コア4に券回されるコイル5と、コア4を支持する支持部材9とを備える磁界発生機構8を備えている。この磁界発生機構8では、コイル5に電流を供給することにより、軌道1におけるコア4と対向する位置に配置された二次側コア6との間に磁界を発生し、これにより推力を発生して移動体3を移動させる。
【0004】
このような移動体3には、上述した推力を発生する磁界発生機構8に加え、半導体部品を実装する実装ロボットなどが載置される載置部材7が設けられている。ここで、載置部材7と上記磁界発生機構8の支持部材9とがボルト10により固定されている。従って、載置部材7上に実装ロボット等を搭載すれば、この実装ロボットを軌道1中の任意の位置に移動させることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、移動体システムにおいては、上述した移動体3に搭載したロボットなどをある直線上だけでなく、所定範囲内で平面的(X方向、Y方向)に任意に移動させるために、図2に示すようなシステムが用いられることがある。同図に示すように、このシステムでは、X軸方向に敷設される軌道1および移動体3などを含む上記のリニアモータシステム16(図1参照)自体をボールスクリュー方式でY軸方向に移動できるようにしている。具体的には、リニアモータシステム16をボールスクリュー15によって駆動される架台に固定し、ボールスクリュー15をモータ17で駆動することにより、リニアモータシステム16全体をY軸方向に移動させることができるようになっている。このシステムによれば、ボールスクリュー15およびリニアモータの両者の駆動を制御することにより、移動体3をXY平面の任意の位置に移動させることができる。
【0006】
このようなXY平面で移動可能な移動体システムでは、リニアモータシステム16自体をY軸方向に移動させる構成であるため、リニアモータシステム16の重量が大きくなると、それを駆動するために大きな動力が必要となり、システム全体の大型化および消費電力が増加してしまうといった問題がある。従って、リニアモータシステムを軽量化することが望まれている。もちろん、リニアモータシステムを小型・軽量化することは可能であるが、この場合、軌道1が短くする必要があったり、移動体3の移動能力等を低下させる必要があった。また、上記のような平面的な移動体システムに限らず、軌道1などを天井につり下げて保持するような場合にも、リニアモータシステムを軽量化することが望まれる。
【0007】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、軌道レールに沿って移動体を移動させる能力の低下を招くことなく、システム全体の軽量化が可能な移動体システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の移動体システムは、レール軌道と、該レール軌道に沿って移動可能に設けられる移動体とを備え、リニアモータにより前記移動体に推力を付与する移動体システムであって、前記レール軌道は、第1の端板部材と、前記第1の端板部材の両端部にそれぞれ設けられ、互いに対をなして対向する二次側コアと、前記二次側コアの各々に設けられる対をなす第2の端板部材と、前記第2の端板部材の各々に設けられる対をなすガイド部材を備え、前記移動体は、各前記ガイド部材によって両端部がそれぞれ支持され、機器を搭載するための略板状の作業用保持部材と、前記作業用保持部材に支持され、前記二次側コアにそれぞれ対向する位置に設けられた対をなす一次側コアと、前記一次側コアにそれぞれ巻回されたコイルとを備え、前記作業用保持部材は、前記一次側コアと前記二次側コアとの間に発生する磁束の方向と平行をなすように設けられ、且つ、前記二次側コア、前記第2の端板部材、及び前記ガイド部材は、前記第1の端板部材の両端部において、この順に一直線状に積み重ねられて、前記第1の端板部材と作業用保持部材との間に挟み込まれていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項2に記載の移動体システムは、直線状に敷設されるレール軌道と、該レール軌道に沿って移動可能に設けられる移動体とを備え、リニアモータにより前記移動体に推力を付与する第1の移動体機構と、前記第1の移動体機構を、前記レール軌道が敷設される直線に対して直交する方向に移動させる第2の移動体機構とを具備し、前記レール軌道は、第1の端板部材と、前記第1の端板部材の両端部にそれぞれ設けられ、互いに対をなして対向する二次側コアと、前記二次側コアの各々に設けられる対をなす第2の端板部材と、前記第2の端板部材の各々に設けられる対をなすガイド部材を備え、前記移動体は、各前記ガイド部材によって両端部がそれぞれ支持され、機器を搭載するための略板状の作業用保持部材と、前記作業用保持部材に支持され、前記二次側コアにそれぞれ対向する位置に設けられた対をなす一次側コアと、前記一次側コアにそれぞれ巻回されたコイルとを備え、前記作業用保持部材は、前記一次側コアと前記二次側コアとの間に発生する磁束の方向と平行をなすように設けられ、且つ、前記二次側コア、前記第2の端板部材、及び前記ガイド部材は、前記第1の端板部材の両端部において、この順に一直線状に積み重ねられて、前記第1の端板部材と作業用保持部材との間に挟み込まれていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.移動体システムの全体構成
まず、図3は本発明の一実施形態に係る移動体システムの主要部の概略構成を示す斜視図である。同図に示すように、この移動体システムは、X軸方向に伸びる直線状に敷設された軌道レール30と、軌道レール30に沿って移動可能に設けられる移動体31とを有する第1移動体機構32と、移動体機構32をX軸と直交するY軸方向に移動させる第2移動体機構33とを備えている。
【0011】
第2移動体機構33は、軌道レール30の両端側にそれぞれ設けられるボールスクリュー40と、ボールスクリュー40を駆動するモータ41とを備えている。各ボールスクリュー40には、ボールスクリュー40の回転によりY軸方向に移動させられる移動架台42が設けられており、各移動架台42に軌道レール30の両端部がそれぞれ固定されている。これにより、軌道レール30は移動架台42の移動に伴ってY軸方向に移動させられるようになっている。
【0012】
この構成の下、モータ41は、図示せぬ制御回路等から入力されるY座標を示す位置情報に基づいて、ボールスクリュー40を回転駆動し、位置情報に示される位置(Y座標)に移動架台42に固定された軌道レール30を移動させる。このとき、図示せぬ制御回路からは第1移動体機構32にX座標を示す位置情報が入力される。この情報を取得した第1移動体機構32では、位置情報に示される位置(X座標)に位置するように移動体31を移動させる。この移動体システムでは、このようにして移動体31をXY平面内の任意の位置に移動させることができるようになっている。
【0013】
B.第1移動体機構
上述した移動体システムにおける第2移動体機構33は、従来の一般的なボールスクリュー方式を用いて移動架台42を駆動する機構であるが、本発明は駆動方式としてリニアモータを用いた第1移動体機構32の軽量化を容易とする点を特徴としており、以下、第1移動体機構32について図4および図5を参照しながら説明する。
【0014】
図4に示すように、第1移動体機構32は、第1移動体機構32は、上述したようにX軸方向に沿った直線状に敷設される軌道レール30を有しており、この軌道レール30に沿って移動体31が移動可能になされている。図5に示すように、軌道レール30は、上方が開放した断面コ字状の部材であり、その左右両端部(端板部材)30aには、それぞれリニアガイド(ガイド部材)53が設けられており、このリニアガイド53に移動体31が摺動可能に支持されている。これにより、移動体31は軌道レール30に沿って移動することができるようになっている。また、軌道レール30は、後述する移動体31の磁界発生機構と協働して移動体31に推力を付与するための磁界を発生する二次側コア52を有している。ここで、二次側コア52は、上述した磁界発生機能を有するとともに、断面コ字状の軌道レール30の左右の側面部となっている。つまり、二次側コア52は断面コ字状の軌道レール30を構成する一部分であり、各二次側コア52の上部に上述したリニアガイド53が設けられている。ここで、二次側コア52は、端部30aおよび二次側コア52の図の下方側の部分(端板部材)30bによって挟まれた状態で支持されている。本実施形態では、このように二次側コア52を支持する端部30aをリニアガイド53を支持する部材として兼用している。
【0015】
移動体31は、大別すると、箱状の軌道レール30の内部に配置され、上記二次側コア52とともに磁界を発生してこの移動体31に推力を付与する磁界発生機構54と、磁界発生機構54の上方に配置され、半導体部品実装ロボットなど所定の作業を実行する機器などを搭載する作業用保持部材55と、磁界発生機構54と作業用保持部材55とを連結する結合機構56とを備えている。
【0016】
磁界発生機構54は、上述した軌道レール30の側面を構成する各二次側コア52に対向する位置に設けられる一次側コア57と、各一次側コア57に券回されるコイル58と、一次側コア57およびこれに券回されるコイル58を支持する支持部材59とを備えている。ここで、図6を参照しながら、磁界発生機構54と軌道レール30の一部を構成する二次側コア52とによる移動体31の具体的な駆動構成例について説明する。本実施形態では、二次側コア52と、一次側コア57およびコイル58とは、支持部材59を挟んで2組設けられているが、両者は同一の原理で動作するため、一方のみを図示してその動作原理について説明する。
【0017】
図6に示すように、軌道レール30の一部を構成する二次側コア52の一次側コア57と対向する面には、歯部52aが長手方向に沿って等間隔に形成されている。移動体31の一次側コア57は、コ字状のA相鉄心70およびB相鉄心71と、A相鉄心70のA相磁極70aおよび相磁極70bに券回されるコイル58a,58bと、B相鉄心71のB相磁極71aおよび相磁極71bに券回されるコイル58c,58dと、A相鉄心70およびB相鉄心71の二次側コア52と反対側の面に設けられた永久磁石72,73と、永久磁石72,73に取り付けられた板状の磁性体によって構成されるバックプレート74とから構成されている。A相磁極70aの二次側コア52と対向する面には、歯部52aのピッチPと同一ピッチで3個の極歯75aが形成されており、その他の磁極70b,71a,71bにも同様に3個の極歯76b,77a,77bが形成されている。
また、各磁極70b,71a,71bはA相磁極70aに対して順次P/4ずつずらして配置され、これにより各磁極70b,71a,71bは互いに位相が90°ずつ異なった位置関係となっている。このような構成の下、コイル58a,58b,58c,58dに一相励磁方式等によりパルス信号を供給することにより、コイル58a,58b,58c,58dに順次発生する磁束と、永久磁石72,73が発生する磁束とが各磁極70a,70b,71a,71bにおいて順次加減され、二次側コア52に対する移動体31の磁気的安定位置が順次移動し、これにより移動体31が二次側コア52に沿った方向に移動させられる。
これは、一般的なリニアパルスモータの構成であるが、この他にも、例えば特開平3−124259号公報に記載されたリニアパルスモータ方式などを用いるようにしてもよい。
【0018】
図5に戻り、作業用保持部材55は、略板状の部材であり、その図の左右両端側において上述したリニアガイド53に支持されている。また、作業用保持部材55の上面には、所定の作業を実行するための装置等が搭載されている。例えば、半導体部品実装作業を実行する場合には、半導体部品実装ロボットや半導体部品搬送用ロボットなどが搭載され、単に半導体部品を搬送する作業を実行する場合には、半導体部品等を収容するラックなどが搭載されることになる。なお、作業用保持部材55が搭載する作業用機器としては、上述した半導体製造に関わるものに限定されるものではなく、他の用途に用いられるロボット等であってもよい。
【0019】
作業用保持部材55の下面には、結合機構56により磁界発生機構54の支持部材59が結合されている。これにより、作業用保持部材55およびこれに搭載されるロボットなどは、軌道レール30上の任意の位置に移動することができるようになっている。
【0020】
結合機構56は、複数のボルト65を有しており、ボルト65により作業用保持部材55と支持部材59とを結合している。また、これらのボルト60は、作業用保持部材55と支持部材59の間に配置される円筒状のスペーサ66に挿通させられている。これにより、スペーサ66が支持部材59の上面と作業用保持部材55の下面との間に介在した状態で作業用保持部材55と支持部材59が結合され、作業用保持部材55の下面と支持部材59の上面の間に空間Sが形成されるようになっている。このような空間Sを形成することにより、移動体31駆動時にコイル58から発生する熱の作業用保持部材55への伝達を抑制することができる。
【0021】
C.効果
次に、本実施形態に係る移動体システムの効果について従来の構成(図1および図2参照)と比較しながら説明する。従来の構造では、図1に示すように、断面コ字状の軌道1の左右の側面部の内周側に二次側コア6が設けられている。これに対し、本実施形態に係る移動体システムの第1移動体機構32では、図5に示すように、二次側コア52が移動体31の磁界発生機構54と協働して推力を発生させるとともに、軌道レール30の一部となっている。従って、従来の構造と比較すると、軌道1よりも左右の側面部の分だけ軌道レール30の重量を小さくすることができるとともに、軌道レール30の幅方向のサイズも小さくすることができる。もちろん、このような軽量化および幅方向のサイズの小型化を実現した場合にも、リニアパルスモータとしての駆動能力等は、従来の構造と全く同様である。
【0022】
また、本実施形態に係る移動体システムは、上記のように軽量化が可能となった第1移動体機構32を第2移動体機構33が移動させることによりXY平面の任意の位置に移動体3を移動させるものである。従って、上記のように第1移動体機構32の軽量化が可能となると、第1移動体機構32をY軸方向に駆動する第2移動体機構33に必要とされる駆動力を低減することができる。従って、従来の構造と比較して、第2移動体機構33のモータ41として低い能力のものを使用するといったことができ、第2移動体機構33の小型化やシステムの製造コストの低減が可能となる。もちろん、これに伴って第2移動体機構33の消費電力も低減することができる。
【0023】
D.変形例
なお、上述した実施形態においては、軌道レール30は、上方が開放した断面コ字状の部材であり、この左右側面部を二次側コア52が構成するようになっていたが、これに限らず、軌道レール30の形状や、二次側コア52が構成する部分は任意である。例えば、図7に示すレール軌道100は、断面形状が矩形であり、その両端側にリニアガイド53が設けられている。そして、レール軌道100の中央部分を二次側コア52が配置され、その両側に端板部材100aが配置されている。これらの端板部材100aに挟まれた状態で二次側コア52が支持されている。そして、これらの端板部材100aが移動体31を移動可能に支持するリニアガイド53を支持している。一方、移動体31は、下側が開放した断面コ字状の作業用保持部材55とその下面に支持部材59を介して取り付けられる一次側コア57を有している。そして、レール軌道100の中央部分を構成する二次側コア52と対向する位置に一次側コア57が配置されるようになっている。
【0024】
また、上述した実施形態では、第1移動体機構32の駆動方式としてリニアパルスモータを利用していたが、これに限らず、移動体31を案内する軌道レール30に沿ってコアを設けるリニアモータ、例えば誘導型などの他のタイプのリニアモータに適用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、軌道レールに沿って移動体を移動させる能力の低下を招くことなく、システム全体の軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のリニアモータを利用した移動体システムの構成を示す断面図である。
【図2】 従来の移動体システムの主要部の概略を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る移動体システムの主要部の概略を示す斜視図である。
【図4】 実施形態に係る前記移動体システムの構成要素である第1移動体機構の主要部を示す斜視図である。
【図5】 実施形態に係る前記移動体システムの前記第1移動体機構の主要部を示す断面図である。
【図6】 前記第1移動体機構の動作原理を説明するための図である。
【図7】 前記第1移動体機構の変形例の主要部を示す断面図である。
【符号の説明】
30……軌道レール、31……移動体、32……第1移動体機構、33……第2移動体機構、40……ボールスクリュー、41……モータ、42……移動架台、52……二次側コア、53……リニアガイド、54……磁界発生機構、55……作業用保持部材、57……一次側コア、58……コイル、100……レール軌道
Claims (2)
- レール軌道と、該レール軌道に沿って移動可能に設けられる移動体とを備え、リニアモータにより前記移動体に推力を付与する移動体システムであって、
前記レール軌道は、
第1の端板部材と、
前記第1の端板部材の両端部にそれぞれ設けられ、互いに対をなして対向する二次側コアと、
前記二次側コアの各々に設けられる対をなす第2の端板部材と、
前記第2の端板部材の各々に設けられる対をなすガイド部材を備え、
前記移動体は、
各前記ガイド部材によって両端部がそれぞれ支持され、機器を搭載するための略板状の作業用保持部材と、
前記作業用保持部材に支持され、前記二次側コアにそれぞれ対向する位置に設けられた対をなす一次側コアと、
前記一次側コアにそれぞれ巻回されたコイルとを備え、
前記作業用保持部材は、前記一次側コアと前記二次側コアとの間に発生する磁束の方向と平行をなすように設けられ、且つ、前記二次側コア、前記第2の端板部材、及び前記ガイド部材は、前記第1の端板部材の両端部において、この順に一直線状に積み重ねられて、前記第1の端板部材と作業用保持部材との間に挟み込まれている
ことを特徴とする移動体システム。 - 直線状に敷設されるレール軌道と、該レール軌道に沿って移動可能に設けられる移動体とを備え、リニアモータにより前記移動体に推力を付与する第1の移動体機構と、
前記第1の移動体機構を、前記レール軌道が敷設される直線に対して直交する方向に移動させる第2の移動体機構とを具備し、
前記レール軌道は、
第1の端板部材と、
前記第1の端板部材の両端部にそれぞれ設けられ、互いに対をなして対向する二次側コアと、
前記二次側コアの各々に設けられる対をなす第2の端板部材と、
前記第2の端板部材の各々に設けられる対をなすガイド部材を備え、
前記移動体は、
各前記ガイド部材によって両端部がそれぞれ支持され、機器を搭載するための略板状の作業用保持部材と、
前記作業用保持部材に支持され、前記二次側コアにそれぞれ対向する位置に設けられた対をなす一次側コアと、
前記一次側コアにそれぞれ巻回されたコイルとを備え、
前記作業用保持部材は、前記一次側コアと前記二次側コアとの間に発生する磁束の方向と平行をなすように設けられ、且つ、前記二次側コア、前記第2の端板部材、及び前記ガイド部材は、前記第1の端板部材の両端部において、この順に一直線状に積み重ねられて、前記第1の端板部材と作業用保持部材との間に挟み込まれている
ことを特徴とする移動体システム。
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