JP4542803B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記現像剤は、トナー濃度が5.0wt%以上、9.0wt%以下であることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において上記トナーは、重量平均粒径が4.5μm以上、8.0μm以下であり、重量平均粒径(Dw)と個数平均粒径(Dn)の比(Dw/Dn)が1.20以下であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1、2、又は3の画像形成装置において、上記トナーは、粒径3μm以下の粒子個数比率が5%以下であることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、上記現像剤として、常温常湿下、トナー濃度5%以下の条件下でトナーとキャリアとを10分間攪拌混合したときに得られる帯電量Q600に対して、同一条件下で20秒間攪拌混合した時に得られる帯電量Q20とすると、Z(%)=(Q20/Q600)×100で計算される帯電立ち上がり比率Z(%)が70(%)以上得られるトナー及びキャリアを用いることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記現像剤担持体の周速度Vsと像担持体の周速度Vpとの関係が1.5≦(Vs/Vp)≦2.5を満足することを特徴とするものである。
本発明のキャリアは、1000エルステッド(Oe)の磁場を印加したときのキャリア粒子当たりの磁気モーメントが、70emu/g以上、好ましくは76emu/g以上である。キャリア粒子の磁気モーメントが70emu/gより小さい場合には、現像剤担持体上の磁気的なキャリア保持力が低下して、キャリア付着が発生しやすくなる。
本発明者らは、交流成分の周波数と現像剤担持体の周速度との関係に着目した結果、現像剤担持体の移動距離における周波数が重要な因子であることを見出した。現像バイアスにおける交流成分の周波数を上げていくと、現像剤中におけるキャリアとトナーとの分離効率が向上し、キャリアが不必要に像担持体側へ移動することが少なくなり、地肌汚れ、キャリア付着の抑制効果が得られる。すなわち、現像剤担持体の周速度から求められる現像剤担持体の単位移動距離に対する周波数を15(cycle/mm)以上にすることにより、キャリア付着を抑制でき、かつ高い現像能力を確保できる。これにより、細線やドット再現性を損なうことなく高品質な画像を得られる。
現像剤規制部材による規制直後における現像剤担持体上の単位面積あたりの現像剤担持量は30〜80(mg/cm2)である。担持量が30(mg/cm2)より少ない場合には、現像剤担持体と像担持体との間に印加する電界をより大きくする必要があり、キャリア付着に対して不利である。また現像剤担持量が80(mg/cm2)よりも多い場合には、現像剤規制部材よりも現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側において剤落ちが発生しやすくなる。さらに像担持体と現像剤担持体との空間において、現像剤の充填密度が高くなる方向であり、この空間での現像剤の流動性が低下する傾向にある。この流動性低下に伴い、像担持体上の静電潜像に対してのトナー供給が円滑に行われなくなり、画像濃度低下や濃度ムラが発生しやすくなる。
1000エルステッド(Oe)の磁場を印加したときのキャリア粒子当たりの磁気モーメントは、70emu/g以上、好ましくは76emu/g以上である。その上限値は、特に制約されないが、通常150emu/g程度である。磁気モーメントが70emu/gより小さい場合には、現像スリーブ上の磁気的なキャリア保持力が低下して、キャリア付着が発生しやすくなる。
(MO)x(NO)y(Fe2O3)z
但し、x+y+z=100mol%であって、M、Nはそれぞれ、Ni、Cu、Zn、Li、Mg、Mn、Sr、Ca等であり、2価の金属酸化物と3価の鉄酸化物との完全混合物から構成されている。
Dw={1/Σ(nD3)}×{Σ(nD4)}
上記式中、Dは各チャネルに存在する粒子の代表粒径(μm)を示し、nは各チャネルに存在する粒子の総数を示す。チャネルとは、粒径分布図における粒径範囲を等分に分割するための長さを示すもので、本実施形態では、2μmの長さを採用した。また、各チャネルに存在する粒子の代表粒径としては、各チャネルに保存する粒子粒径の下限値を採用した。
上記現像スリーブには、直流成分に交流成分を重畳させた現像バイアスが印加される。この際、交流成分の周波数をf(cycle/sec)、現像スリーブの周速度をv(mm/sec)とした場合に、f/v≧15(mm/sec)の関係を満足することを特徴とする。これにより、キャリア付着を抑制できて、かつ高い現像能力を確保することが可能となる。前述のように高い現像能力を確保する手段としては、(1)現像領域において感光体と現像スリーブとの距離を近接させる、(2)現像スリーブの線速を感光体の線速よりも高く設定する、(3)現像ポテンシャルを上げる等が挙げられる。しかし、これら手段によれば、後端白抜けやキャリア付着等の異常画像が顕在化しやすい等の課題があった。これらの課題に対して、本発明者らは、現像バイアス交流成分の周波数と現像スリーブの周速度との関係に着目した。その結果、現像スリーブの移動距離における周波数が重要な因子であることを見出した。現像バイアスにおける交流成分の周波数を上げていくと、現像剤中におけるキャリアとトナーとの分離効率が向上し、キャリアが不必要に感光体側へ移動することが少なくなり、地肌汚れ、キャリア付着の抑制効果が得られる。すなわち、現像スリーブの周速度から求められる現像スリーブの単位移動距離に対する周波数を15(cycle/mm)以上にすることにより、キャリア付着を抑制でき、かつ高い現像能力を確保できる。これにより、細線やドット再現性を損なうことなく高品質な画像を得られる。
現像剤規制部材による規制直後における現像スリーブ上の単位面積あたりの現像剤担持量は30〜80(mg/cm2)である。担持量が30(mg/cm2)より少ない場合には、現像スリーブと感光体との間に印加する電界をより大きくする必要があり、キャリア付着に対して不利である。また現像剤担持量が80(mg/cm2)よりも多い場合には、現像剤規制部材よりも現像スリーブの現像剤搬送方向下流側において剤落ちが発生しやすくなる。さらに感光体と現像スリーブとの空間において、現像剤の充填密度が高くなる方向であり、この空間での現像剤の流動性が低下する傾向にある。この流動性低下に伴い、感光体上の静電潜像に対してのトナー供給が円滑に行われなくなり、画像濃度低下や濃度ムラが発生しやすくなる。
被覆率(%)=
(Wt/Wc)×(ρc/ρt)×(Dc/Dw)×(1/4)×100
上記式中、Dcはキャリアの重量平均粒径(μm)、Dwはトナーの重量平均粒径(μm)、Wtはトナーの重量(g)、Wcはキャリアの重量(g)、ρtはトナー真密度(g/cm3)、ρcはキャリア真密度(g/cm3)を表す。
H2N(CH2)3Si(OCH3)3:MW179.3
H2N(CH2)3Si(OC2H5)3:MW221.4
H2NCH2CH2CH2Si(CH3)2(OC2H5):MW161.3
H2NCH2CH2CH2Si(CH3)(OC2H5)2:MW191.3
H2NCH2CH2NHCH2Si(OCH3)3:MW194.3
H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(CH3)(OCH3)2
:MW206.4
H2NCH2CH2NHCH2CH2CH2Si(OCH3)3:MW224.4
(CH3)2NCH2CH2CH2Si(CH3)(OC2H5)2:MW219.4
(C4H9)2NC3H6Si(OCH3)3:MW291.6
*トナー製造例
(マスターバッチ顔料成分)
顔料 キナクリドン系マゼンタ顔料(C.I.PigmentRed122)
50部
結着樹脂 エポキシ樹脂 50部
水 30部
上記原材料をヘンシェルミキサーにて混合し、顔料凝集体中に水が染み込んだ混合物を得た。これをロール表面温度130℃に設定した2本ロールにより45分間混練を行い、マスターバッチ顔料(1)を得た。次に、このマスターバッチ顔料(1)を用いて、以下の方法によりトナーを作成した。
(トナー成分)
結着樹脂 エポキシ樹脂(R−304、三井化学社製 100部
着色剤 マスターバッチ顔料(1) 13部
帯電制御剤 サリチル酸亜鉛塩(ボントロンE84、オリエント化学社製) 2部
上記組成の混合物を2軸混練機にて溶融混練し、この混練物を粉砕部に平板型衝突板を具備したジェットミル粉砕機で平均粒径12μmになるように微粉砕した。さらにこの微細粒子をDSタイプ気流式分級機に連結したターボミルを使用して表面処理を行い、平均粒径11.5μmの微細粒子を得た。さらに微粉分級して、重量平均粒径が12.1μm、3μm以下の粒子個数比率が0%の微細粒子を得た。この微細粒子20kgに対して平均粒径0.3μmの疎水性シリカ微粒子100g、平均粒径0.3μmの疎水性酸化チタン微粒子100gを添加及び攪拌混合を行って、マゼンタ電子写真用トナーを得た。
表9に示す性状を持つキャリア芯材粒子(1)(MnMgSr系フェライト、1KOeの磁気モーメント77emu/g)5kgを用意した。また、シリコーン樹脂(SR2411.トーレダウコーニングシリコーン社製)を希釈して、シリコーン樹脂溶液(固形分:5%)を用意した。そして、流動床型コーティング装置を用いて、キャリア芯材粒子(1)の各粒子表面上に、上記シリコーン樹脂溶液を、100℃の雰囲気下で約40g/minの割合で塗布し、更に240℃で2時間加熱して、膜厚0.53μm、真比重5.0g/cm3のキャリアAを得た。膜厚の調整はコート液量により行った。
上記実施例1におけるキャリアにおいてキャリアAから以下に示すキャリアBに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアBの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(2)を使用する以外は、実施例1と同一方法で膜厚0.51μm、真比重5.0g/cm3のキャリアBを得た。
上記実施例1におけるキャリアにおいてキャリアAから以下に示すキャリアCに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアCの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(3)を使用する以外は、実施例1と同一方法で膜厚0.51μm、真比重5.0g/cm3のキャリアCを得た。
上記実施例1におけるトナーで重量平均粒径8.4μm、3μm以下粒子個数比率を2%に調製した以外は、実施例1と同一方法でマゼンタ電子写真用トナーを得た。このトナーと上記実施例3のキャリアCを用いて、実施例1と同様な画出力及び評価を行った。
上記実施例1におけるトナーで重量平均粒径5.1μm、3μm以下粒子個数比率を15%に調製した以外は実施例1と同一方法でマゼンタ電子写真用トナーを得た。このトナーと上記実施例3のキャリアCを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*重合トナーの製造例
イオン交換水710gに、0.1M−Na3PO4水溶液450gを投入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpmにて攪拌した。これに1.0M−CaCl2水溶液68gを徐々に添加し、Ca3(PO4)2を含む水系媒体を得た。
(トナー成分)
スチレン 170g
n−ブチルアクリレート 30g
キナクリドン系マゼンタ顔料 10g
ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 2g
ポリエステル樹脂 10g
上記処方を60℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpmにて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,2‘−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)10gを溶解し、重合性単量体組成物を調整した。そして、上記水系媒体中に上記重合性単量体組成物を投入し、60℃、N2雰囲気下において、TK式ホモミキサーにて10000rpmで20分間攪拌し、重合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル攪拌翼で攪拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。重合反応終了後、減圧下で一部水系媒体を留去して冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解させた後、濾過、水洗、乾燥をして、重量平均粒径が8.2μm、3μm以下粒子個数比率が2%の着色懸濁粒子を得た。この微細粒子20kgに対して平均粒径0.3μmの疎水性シリカ微粒子100g、平均粒径0.3μmの疎水性チタン微粒子100gを添加及び攪拌混合を行って、マゼンタ電子写真用トナーを得た。このトナーと実施例3のキャリアCを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
上記実施例6におけるキャリアにおいて、キャリアCから以下に示すキャリアDに変更した以外は、実施例6と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアDの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(4)(Mnフェライト:1KOeの磁気モーメントが83emu/g)を使用する以外は実施例1と同一方法で、膜厚0.51μm、真比重5.0g/cm3のキャリアDを得た。
上記実施例6におけるキャリアにおいて、キャリアCから以下に示すキャリアEに変更した以外は、実施例6と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアEの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(5)(マグネタイト:1KOeの磁気モーメントが81emu/g)を使用する以外は実施例1と同一方法で、膜厚0.53μm、真比重5.0g/cm3のキャリアEを得た。
上記実施例6におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度(TC)7.0wt%の現像剤を作成し、リコー社製IPSiOcolor8100機を改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が2.50Vになるように調製を行い、基準値とする。その他の現像条件は実施例1と同一である。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例9におけるトナー、キャリアを用い、同一の現像条件で画像面積10%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例9におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度(TC)10.0wt%の現像剤を作成して、リコー社製IPSiOcolor8100機を改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が2.00Vになるように調製を行い、基準値とする。その他の現像条件は実施例1と同一である。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例9におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度7.0%の現像剤を作成して、リコー社製IPSiOcolor8100機を表2に示す現像条件に改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
実施例9におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度7.0%の現像剤を作成して、リコー社製IPSiOcolor8100機を表3に示す現像条件に改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
実施例9におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度7.0%の現像剤を作成して、リコー社製IPSiOcolor8100機を表4に示す現像条件に改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
実施例9におけるトナー及びキャリアCを用いて、トナー濃度7.0%の現像剤を作成して、リコー社製IPSiOcolor8100機を表5に示す現像条件に改造して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で、画像面積20%の画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例1におけるキャリアにおいて、キャリアAから以下に示すキャリアFに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアFの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(6)を使用する以外は実施例1と同一方法で、膜厚0.51μm、真比重5.0g/cm3のキャリアFを得た。
上記実施例1におけるキャリアにおいて、キャリアAから以下に示すキャリアGに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアGの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(7)を使用する以外は実施例1と同一方法で、膜厚0.52μm、真比重5.0g/cm3のキャリアGを得た。
上記実施例1におけるキャリアにおいて、キャリアAから以下に示すキャリアHに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
*キャリアHの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(8)を使用する以外は実施例1と同一方法で、膜厚0.53μm、真比重5.0g/cm3のキャリアHを得た。
上記実施例1におけるキャリアにおいて、キャリアAから以下に示すキャリアIに変更した以外は、実施例1と同一トナーを用いて、実施例1と同様に画像出力及び評価を行った。
**キャリアIの製造例
表9に示すキャリア芯材粒子(9)を使用する以外は実施例例1と同一方法で、膜厚0.51μm、真比重5.0g/cm3のキャリアIを得た。
上記実施例1におけるトナー及びキャリアAを用いて、トナー濃度4.5%の現像剤を作成し、リコー社製IPSiOcolor8100機を表6に示す現像条件に改造(f/vの変更)して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例1におけるトナー及びキャリアAを用いて、トナー濃度4.5%の現像剤を作成し、リコー社製IPSiOcolor8100機を表7に示す現像条件に改造(現像剤担持体量の変更)して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
上記実施例1におけるトナー及びキャリアAを用いて、トナー濃度4.5%の現像剤を作成し、リコー社製IPSiOcolor8100機を表8に示す現像条件に改造(現像剤担持体量の変更)して品質評価を行った。現像剤の初期設定として、トナー濃度センサ出力が3.00Vになるように調製を行い、基準値とする。この基準値を維持する状態で画像を出力した。そして、通紙枚数20K枚に対するトナー濃度推移、画像品質、キャリア付着について評価を行った。
ランク5:6.3本以上
ランク4:5.0〜5.6本
ランク3:3.6〜4.5本
ランク2:2.8〜3.2本
ランク1:2.5本以下
2 感光体ユニット
3 転写ベルト
4 感光体
5 現像装置
6 書き込み装置
7 両面ユニット
8 反転ユニット
9 定着装置
10 反転搬送路
101 振動ふるい機
102 円筒容器
103 スプリング
104 ベース
105 金網
106 共振リング
107 リング状フレーム
108 コンバータ
109 ケーブル
Claims (6)
- 表面にトナー像を担持し且つ該表面が無端移動可能な像担持体と、該像担持体に対向し該像担持体との対向箇所の該像担持体と自身との空間において該像担持体の表面の無端移動方向に順方向で自身が回転可能に設けられ、自身の表面に磁性キャリア粒子とトナーとを含む2成分現像剤を担持して該像担持体との間に現像領域を形成する現像剤担持体と、該現像剤担持体上に担持された該2成分現像剤の現像剤担持量を規制する現像剤規制部材と、該現像剤担持体上のトナーを該像担持体側に移動させるために、直流成分に交流成分を重畳させた現像バイアスを該現像剤担持体に印加するバイアス印加手段とを有する画像形成装置において、
上記2成分現像剤中の磁性キャリア粒子は、磁場1KOeにおける磁気モーメントが76emu/g以上であり、重量平均粒径が25μm以上、45μm以下であり、粒径44μm未満である粒子の含有割合が75.0重量%以上、粒径62μm以上である粒子の含有割合が1.0重量%未満、粒径22μm未満である粒子の含有割合が7.0重量%以下であって、
上記バイアス印加手段が印加する交流成分の周波数をf(cycle/sec)、上記現像剤担持体の周速度をv(mm/sec)とした場合に、f/v≧15(cycle/mm)の関係を満足して、
上記現像剤規制部材による規制直後における上記現像剤担持体上の単位面積あたりの現像剤担持量が30mg/cm2以上、80mg/cm2以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記現像剤は、トナー濃度が5.0wt%以上、9.0wt%以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において
上記トナーは、重量平均粒径が4.5μm以上、8.0μm以下であり、重量平均粒径(Dw)と個数平均粒径(Dn)の比(Dw/Dn)が1.20以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、又は3の画像形成装置において、
上記トナーは、粒径3μm以下の粒子個数比率が5%以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、
上記現像剤として、常温常湿下、トナー濃度5%以下の条件下でトナーとキャリアとを10分間攪拌混合したときに得られる帯電量Q600に対して、同一条件下で20秒間攪拌混合した時に得られる帯電量Q20とすると、
Z(%)=(Q20/Q600)×100
で計算される帯電立ち上がり比率Z(%)が70(%)以上得られるトナー及びキャリアを用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記現像剤担持体の周速度Vsと像担持体の周速度Vpとの関係が1.5≦(Vs/Vp)≦2.5を満足することを特徴とする画像形成装置。
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