JP4542476B2 - 自動収尿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、寝たきりの患者や老人などが排泄した尿を自動的に回収するための自動収尿装置に関するものである。
近年、寝たきりの患者や老人などが排泄した尿を自動的に回収するための自動収尿システムが知られている。この自動収尿システムは、一般に、患者などの局部にオムツなどを介して装着された尿レシーバと、この尿レシーバにその一端が接続されるチューブと、このチューブの他端に接続される自動収尿装置とで主に構成されている。そして、この自動収尿装置としては、従来、尿レシーバからチューブを介して排出される尿を溜めておくための回収容器と、前記尿レシーバに溜まった尿を吸引して回収容器まで搬送するための吸引ポンプとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−152953号公報
しかしながら、前記したような自動収尿装置では、一般に、吸引ポンプとしてダイヤフラムポンプが利用されているため、吸引の能力を上げようとするとポンプ自体が大型化してしまい、これにより自動収尿装置全体を大きくしなければならないといった問題があった。また、このようにポンプ自体を大型化することで、自動収尿装置(ポンプ)から発生する騒音も大きくなってしまうといった問題もあった。
そこで、本発明では、装置全体の大型化や装置からの大きな騒音の発生を抑えつつ、吸引ポンプによる吸引の能力を上げることができる自動収尿装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、尿レシーバからチューブを介して送られてくる尿を溜めておくための回収容器と、前記尿レシーバで受けた尿を吸引して前記回収容器まで搬送するロータリポンプからなる吸引ポンプと、前記吸引ポンプを収容する本体部と、を備えた自動収尿装置であって、前記本体部は、前記吸引ポンプの端部に繋がるモータ部を、弾性部材を介して固定し、前記回収容器には、有底筒状のタンク部と、前記タンク部の上端開口部に、液体の通過を阻止し気体の通過のみを許容する気液分離フィルタを介在して着脱可能に嵌合される蓋部と、が配置され、前記蓋部には、基端部側が前記チューブに連通し、先端部側が前記気液分離フィルタに穿設された孔を介して前記タンク部内に連通する回収パイプが設けられ、前記吸引ポンプは、駆動した際に、前記タンク部内の空気を前記気液分離フィルタを介して吸引することによって、前記回収パイプおよび前記チューブを介して、前記尿レシーバ内の尿を前記タンク部内へ吸引して回収することを特徴とする。
これによれば、吸引ポンプを収容する本体部は、前記吸引ポンプ端部に繋がるモータ部を、弾性部材を介して固定されているので、吸引ポンプから発生される騒音や振動が弾性部材で吸収されて、吸引ポンプが、静かに駆動することで、尿が静かに回収容器内に回収されることとなる。
本発明によれば、小型で大きな吸引力を発揮し、かつ、駆動音が静か吸引ポンプ用いるので、自動収尿装置全体の大型化や装置からの大きな騒音の発生を抑えつつ、吸引ポンプによる吸引の能力を上げることができる。
〔第1の実施形態〕
次に、本発明に係る自動収尿装置の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本発明に係る自動収尿装置を備えた自動収尿システムを示す構成図であり、図2は第1の実施形態に係る自動収尿装置を示す斜視図(a)と、本体部と回収容器とを分解させた状態を示す分解斜視図(b)である。図3は図2の自動収尿装置の内部構造を示す縦断面図であり、図4は図2の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。図5は、図4の表示部を示す平面図である。
図1に示すように、自動収尿システムSは、患者Mから排泄される尿を一時的に受けるためにオムツDに装着される尿レシーバRと、この尿レシーバRで受けた尿をチューブTを介して自動的に回収する自動収尿装置1とで主に構成されている。また、オムツD内には、患者Mから排泄される尿を検知するための尿センサS1と、患者Mから排泄される便を検知するための便センサS2とが設けられ、これらのセンサS1,S2で検知した信号は、自動収尿装置1に送信されるようになっている。なお、尿センサS1および便センサS2は、ともに水分を検知するセンサであり、設置場所に違いを持たせることで尿センサS1と便センサS2とに使い分けられている。
自動収尿装置1は、尿レシーバRからチューブTを介して送られてくる尿を溜めておくための回収容器10と、尿レシーバRで受けた尿を吸引して回収容器10まで搬送するためのロータリポンプ23(図4参照)を主に収容した本体部20とを備えている。詳しくは、図2(a)に示すように、回収容器10および本体部20は、ともに中空の略円柱状に形成されており、本体部20の側面に対して回収容器10が着脱自在に設けられている。
回収容器10は、図2(b)に示すように、主に蓋部11と、タンク部12とで構成されている。
蓋部11は、略有底円筒状に形成されており、その外周部の一部には、本体部20の上部の外周形状に合致する逃げ部11aが形成されている。この逃げ部11aは、図3に示すように、段状に形成されている。また、蓋部11内には、図4に示すように、回収パイプ13、吸気パイプ14、気液分離フィルタ15およびOリング16が設けられている。
回収パイプ13は、略L字状に形成されたパイプであり、その基端部13aが蓋部11(詳しくは図3に示す逃げ部11aの縦壁部11bに形成された開口部11c)に固定されることで、その先端部が垂下するようになっている。
吸気パイプ14は、回収パイプ13よりも垂下する部分が短く形成された略L字状のパイプであり、その基端部14aが蓋部11(詳しくは図3に示す開口部11c)に固定されることで、その先端部が垂下するようになっている。
気液分離フィルタ15は、液体の通過を阻止し、気体の通過のみを許容するフィルタであり、略円板状に形成されている。また、この気液分離フィルタ15には、その適所に回収パイプ13が挿通可能となる孔15aが形成されるとともに、その外周縁に蓋部11側に突出する段部15bが形成されている。そして、この段部15bが、蓋部11の下端縁に形成される環状の凹部11d(図3参照)に嵌合されることで、蓋部11に気液分離フィルタ15が固定されるようになっている。なお、この気液分離フィルタ15の上方に、吸気パイプ14の先端が開口するようになっており、これにより後記するロータリポンプ23でタンク部12内の空気を吸引したときに、タンク部12内の水分が吸気パイプ14内に入り込まないようになっている。
Oリング16は、気液分離フィルタ15の段部15bと蓋部11の凹部11dとで形成される凹部内に嵌め込まれることで固定されるように、所定の径、所定の太さで形成されている。
タンク部12は、所定の深さを有する略有底円筒状の部材であり、その側部に本体部20側の後記する嵌合アーム34のタンク嵌合部34bを嵌合させるための嵌合凹部12aが二個所に形成されている。また、このタンク部12の上端縁には、上端縁形成部材17が設けられている。詳しくは、この上端縁形成部材17は、図3に示すように、その下部に形成された凹部17aをタンク部12の上端縁部に嵌合させることによって固定されている。そのため、タンク部12をブロー成型することによってその上端縁が水平に形成されない、すなわち凸凹に形成された場合であっても、ブロー成型とは異なる方法できれいに成型された上端縁形成部材17の水平な上端縁をタンク部12の上端縁として利用することで、Oリング16を均等に押圧してシール性を確実に保つことが可能となっている。なお、タンク部12の材質としては、強度を得るためにポリカーボンを採用するのが望ましいが、適宜変更可能であることはいうまでもない。
なお、上端縁形成部材17の上端縁部は、気液分離フィルタ15の段部15bと蓋部11の凹部11dとで形成される凹部内に着脱自在に嵌め込まれるようになっている。これにより、例えば尿を吸収するための吸収材が入った袋(入れ物)の開口端部を、上端縁形成部材17と気液分離フィルタ15の段部15bとの間で挟み込んで支持することができる。すなわち、蓋部11をタンク部12の上端縁に嵌合させる構造である本実施形態に係る回収容器10は、尿を吸収するための吸収剤が入った袋が取付自在となるように構成されている。そして、このように吸収剤が入った袋を回収容器10に取り付けると、回収パイプ13から排出されて落下してくる尿がタンク部12の底に当たることで発生する音を抑えることが可能となるとともに、仮にタンク部12が倒れたとしても尿がこぼれないといったメリットが得られる。さらに、吸収剤の袋に、吸収剤の他に消臭剤を入れた場合には、臭いも吸収することができる。
本体部20は、その中心線に沿うように半分に割られた二つのハーフ21,22で構成され、その内部にロータリポンプ23、振動吸収体24、表示部25および制御基板26を備えている。なお、以下の説明では、便宜上、回収容器10側のハーフ21を「正面側ハーフ21」とも呼び、その反対側のハーフ22を「背面側ハーフ22」とも呼ぶこととする。
正面側ハーフ21には、その側面部の一部(下端から上端近傍までの部分)に、タンク部12の最大外径と略同じ径で形成された逃げ凹部21aが形成されており、この逃げ凹部21aの下端には、タンク部12を支持するための支持片21bがタンク部12側に向かって延出している。また、正面側ハーフ21の上部は、その一部が着脱自在に構成された分割部21cとなっており、この分割部21cには、チューブT(図1参照)から排出された尿を回収パイプ13へと誘導するための誘導パイプ21dが設けられるとともに、センサS1,S2からの信号を制御基板26に送信するための配線を通すための溝部21eが形成されている。なお、溝部21eは、実際には、正面側ハーフ21に形成された溝部21hに合致するようになっているため、配線の通り道は、正面側ハーフ21の溝部21hと背面側ハーフ22とで形成されている。
また、正面側ハーフ21の上部のうち前記した分割部21cとは反対側の部分には、ロータリポンプ23と吸気パイプ14とを繋ぐ連絡パイプ21fが設けられている。なお、この連絡パイプ21fや誘導パイプ21dの先端(タンク部12側の端部)には、ゴム状の仲介部材21gが取り付けられるようになっており、これにより、連絡パイプ21fと吸気パイプ14との接続部分や誘導パイプ21dと回収パイプ13との接続部分が気密に保たれるようになっている。
背面側ハーフ22は、その上部が表示部25を取り付けるための取付部22aとして形成されるとともに、その下部が乾電池31を収容するための電池収容部22bとして形成されている。具体的に、取付部22aは、上下二段に形成された板状部22cに、表示部25に相当する形状の切り欠き部22dが形成されることによって構成されている。また、電池収容部22bは、背面側ハーフ22の側面を内方に凹ませることで形成されており、その内部には、複数の乾電池31と、これらの乾電池31と電気的に接続して、その電力をロータリポンプ23、表示部25および制御基板26に供給するための電気接続部32とが設けられている。そして、この電池収容部22bの開口部は、カバー33によって覆われるようになっている。
さらに、背面側ハーフ22の略中央部には、平面視において略U字状に形成された嵌合アーム34が設けられている。具体的に、この嵌合アーム34は、背面側ハーフ22と正面側ハーフ21の両方を挟持するような略円筒状となる本体嵌合部34aを有するとともに、前記したタンク部12の嵌合凹部12aと嵌合する略円柱状のタンク嵌合部34bを有している。
ロータリポンプ23は、その下端部に繋がるように一体に結合されたモータ部23dによって内部の一対のロータを回転させることで、タンク部12内の空気を吸引するポンプであり、小型で大きな吸引力を発揮し、かつ、駆動音が静かであるといった特性を有している。そして、このロータリポンプ23は、その吸引口23aがゴム(弾性部材)23bを介して連絡パイプ21fに接続されるとともに、そのモータ部23dがラバー状の振動吸収体(弾性部材)24を介して本体部20の側壁に接合されている(図3参照)。そのため、ロータリポンプ23(上側のポンプ機構部と下側のモータ部23d)から発生する騒音や振動は、ゴム23bや振動吸収体24で吸収されることとなる。
表示部25は、操作パネル25aと、スイッチ基板25bとで構成されている。操作パネル25aは、図5に示すように、その表面に適宜文字が施されたシール状の部材であり、スイッチ基板25bの上面に貼り付けられるようになっている。スイッチ基板25bには、操作パネル25aに適宜施された文字に対応するスイッチや、表示窓、ランプなどが設けられている。そして、本実施形態に係る表示部25は、具体的に、電源のON・OFFを示すランプ25c、尿を回収した回数を示す表示窓25d、尿センサの作動状態を示すランプ25e、便センサの作動状態を示すランプ25f、タンク部12の交換時期を示すランプ25g、表示窓25dに表示した回数をゼロに戻したり、前記した各ランプの点灯を消すためのリセットスイッチ25hおよび手動でロータリポンプ23を駆動させるための駆動スイッチ25iを備えている。ここで、タンク部12の交換時期を示すランプ25gは、特許請求の範囲にいう「回収容器に溜まった尿の廃棄を促す情報」に相当し、本実施形態においては、タンク部12に三回分の尿が回収されたときに点灯するように構成されている。
制御基板26は、表示部25から送信されてくる信号や、尿センサS1または便センサS2から送信されてくる信号に基づいて各種機器を制御するものである。具体的に、この制御基板26は、尿センサS1から信号を受け取ると患者Mから尿が排泄されたと判断し、ロータリポンプ23を所定時間だけ駆動させてタンク部12内に尿を回収させる機能を有している。また、制御基板26は、尿センサS1および便センサS2の両方から信号を受け取ると尿センサS1で検知した水分は便の水分であると(尿ではないと)判断して、ロータリポンプ23を駆動させないようにする機能を有している。その他に、制御基板26は、ロータリポンプ23を所定時間駆動させる毎に前記表示窓25dに表示する回数を増やす機能や、駆動スイッチ25iからの信号を受けてロータリポンプ23を駆動させる機能なども有している。
次に、本実施形態に係る自動収尿装置1の動作について図1および図3を参照して説明する。
図1に示すように、患者Mが尿を排泄すると、その尿の水分が尿センサS1で検知され、その信号が本体部20に送信される。図3に示すように、本体部20内の制御基板26は、尿センサS1からの信号を受け取ると、ロータリポンプ23を所定時間だけ駆動させる。
そして、ロータリポンプ23の駆動によって、タンク部12内の空気が気液分離フィルタ15、吸気パイプ14を介して吸引されると、タンク部12内が減圧されることとなる。そして、このようにタンク部12内が減圧されることによって、回収パイプ13、誘導パイプ21d、チューブTを介して尿レシーバRからタンク部12内へと尿が吸引されて回収される。
以上によれば、第1の実施形態において、次のような効果を得ることができる。
尿を吸引するためのポンプとして、小型で大きな吸引力を発揮し、かつ、駆動音が静かであるロータリポンプ23を用いるので、自動収尿装置1全体の大型化や自動収尿装置1からの大きな騒音の発生を抑えつつ、尿を吸引する能力を上げることができる。
回収容器10が本体部20に対して着脱自在に設けられているので、簡単に尿の廃棄を行うことができる。また、回収容器10内に吸収剤が入った袋を取り付けた場合は、尿を廃棄する際に袋ごと捨てればよいので、より簡単に尿の廃棄を行うことができる。
タンク部12内に溜まった尿の廃棄を促す情報を表示するための表示部25が本体部20の上部に設けられているので、例えば看護人がタンク部12にどれぐらいの尿が溜まったかを確認するために屈み込んでタンク部12内を目視する必要がなくなるので、その分作業負担を軽減させることができる。
ロータリポンプ23が、ゴム23bおよび振動吸収体24を介して本体部20に取り付けられるので、駆動音の更なる低減を図ることができる。
ロータリポンプ23は、気液分離フィルタ15を介してタンク部12内の空気を吸引するので、ロータリポンプ23内に水分が入り込むことが気液分離フィルタ15によって阻止され、ロータリポンプ23の寿命を延ばすことができる。
尿の通り道となる誘導パイプ21dを有する分割部21cが、正面側ハーフ21とは分離可能に設けられるので、本体部20から分割部21cを外して分割部21cのみを洗浄することができる。そのため、本体部20を洗浄する際において内部に浸入してくる水によってロータリポンプ23が故障することがなくなり、ロータリポンプ23の寿命を延ばすことができる。
以上、本発明は、前記第1の実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
第1の実施形態では、回収容器10を平面視において略円状となるように形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば図6に示すように、平面視において略楕円状となるように回収容器10’を形成してもよい。また、このような略楕円状の回収容器10’と第1の実施形態のような略円状の回収容器10とを二つ用意することで、例えば容積が大きい方である回収容器10’を夜用、容積が小さい方である回収容器10を昼用として有効に使い分けることができる。なお、この際は、大きい回収容器10’の容積を1.5L(リットル)程度とし、小さい回収容器10の容積を1L(リットル)程度とするのが好ましい。
〔第2の実施形態〕
以下に、本発明に係る自動収尿装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態は第1の実施形態の自動収尿装置1を変更したものなので、第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図7は、第2の実施形態に係る自動収尿装置を本体部とタンク部とに分解した状態を示す分解斜視図(a)と、自動収尿装置の取っ手を引き出した状態を示す斜視図(b)と、取っ手を押し込んだ状態を示す斜視図(c)である。図8は、図7の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。
図7(a)〜(c)に示すように、自動収尿装置2は、第1の実施形態に係る蓋部11の機能を兼ねる本体部40と、第1の実施形態に係るタンク部12と若干形状の異なるタンク部(回収容器)50とを備えている。そして、本体部40およびタンク部50は、ともに略有底円筒状に形成されており、本体部40の開口部に対してタンク部50の開口部が着脱自在となるように構成されている。
図8に示すように、本体部40の内部には、第1の実施形態と同様のロータリポンプ23および制御基板26が横向きに設けられるとともに、乾電池31が設けられている。ここで、ロータリポンプ23は、その吸引口23a(図4参照)が下向きとなるように、振動吸収体24を介して本体部40に固定されている。すなわち、本実施形態の構造は、第1の実施形態のような連絡パイプ21fや吸気パイプ14を介さずに、ロータリポンプ23でタンク部50内の空気を直接吸引する構造となっている。
また、本体部40の開口端には、第1の実施形態と同様の気液分離フィルタ15およびOリング16が前記した構造と同じように固定されている(図3参照)。さらに、本体部40の上壁40aは、水平面に対して斜めとなるように形成されており、この上壁40aには、第1の実施形態と同様の表示部25を差し込んで固定させるための取付孔40bが形成されるとともに、略L字状の回収パイプ41を差し込んで固定させるためのパイプ取付孔40cが形成されている。なお、回収パイプ41は、本体部40の上方から上壁40aと気液分離フィルタ15とを貫通してタンク部50内まで延びる長さで形成されている。
また、本体部40の外周壁40dには、取っ手42を摺動自在に支持するための支持部40eが形成されている。なお、取っ手42は、略U字状に形成され、その両端部に内方へ向かって突出する爪部42aが形成されている。
タンク部50には、その側面に取っ手51が一体に形成されている。また、タンク部50の開口端には、第1の実施形態に係る上端縁形成部材17と略同形状となる上端縁形成部材52が嵌め込まれるようになっている。なお、この上端縁形成部材52には、第1の実施形態に係る上端縁形成部材17とは異なり、本体部40に取り付けられる取っ手42の爪部42aを引っ掛けるための段部52aが形成されている。
以上、第2の実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
本体部40を、タンク部50に対する蓋としたので、自動収尿装置2全体の小型化を図ることができる。また、本実施形態の構造は、第1の実施形態のような連絡パイプ21fや吸気パイプ14を介さずに、ロータリポンプ23でタンク部50内の空気を直接吸引する構造となっているので、その分部品点数の削減を図ることができる。
本体部40の上壁40aの表示部25が備えられている部分が斜めに形成されているので、看護人は表示部25を上方から覗き込むことなく、目線を少し下に落とすだけで見ることができる。
〔第3の実施形態〕
以下に、本発明に係る自動収尿装置の第3の実施形態について説明する。この実施形態は第1の実施形態の自動収尿装置1を変更したものなので、第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図9は第3の実施形態に係る自動収尿装置を示す斜視図であり、図10は図9の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。また、図11は、図9の自動収尿装置の内部構造を示す断面図である。
図9に示すように、自動収尿装置3は、本体部60と、タンク部70と、本体部60およびタンク部70の蓋となる共用蓋部80と、タンク部70を上下に昇降させるための昇降機構90とを備えている。
図10に示すように、本体部60は、正面側ハーフ61と背面側ハーフ62とに分割されており、その内部にロータリポンプ23(振動吸収体24も含む)、制御基板26を備えている。
正面側ハーフ61は、その上部に後記するフィルタ収容部63およびパッキン64を支持するためのリング状の土台61aが形成されるとともに、その正面側(タンク部70側)にタンク部70を挟み込むように配設されることでタンク部70の倒れを防止するタンク保持部61bが形成されている。
フィルタ収容部63は、略ハット形状に形成される基部63aと、この基部63aのフランジ部分の外周縁から上方および外方へ向かってL字状に伸びるフランジ部63bとで主に構成されており、そのフランジ部63bが前記した土台61aの上面に固定されている。また、基部63aの上面(底面)には、その中心部に上方へ延びる筒状のパイプガイド部63cが形成されるとともに、その適所に上方へ延びる筒状のパイプ接続口63dが形成されている。なお、パイプガイド部63cは、その上部が小径となるような段状に形成されており、この小径部分にOリング63eを取り付け、これらを後記する共用蓋部80の回収パイプ接続部81dに嵌合することで、その嵌合部分からタンク部70内の空気が外部に漏れないように構成されている。また、基部63aの内部には、脱臭フィルタ65、気液分離フィルタ66およびフィルタ支持部67がキャップ68によって固定されている。
脱臭フィルタ65は、タンク部70内に収容した尿の臭いを吸収するスポンジ状のフィルタであり、リング状に形成されている。
気液分離フィルタ66は、リング状に形成される基部66aと、この基部66aの周方向に沿って複数形成される孔を塞ぐように貼られた気液分離膜66bとで構成されている。
フィルタ支持部67は、リング状の底壁67aの内周縁および外周縁から上方へフランジ67b,67cが延びるように形成された部材であり、底壁67aと二つのフランジ67b,67cとで形成された凹部内に気液分離フィルタ66および脱臭フィルタ65が収容されるようになっている。なお、フィルタ支持部67の底壁67aには、図示しない複数の孔(例えば、気液分離フィルタ66の孔と同形状となる孔)が形成されており、これによりタンク部70内の空気が気液分離フィルタ66および脱臭フィルタ65を通ってフィルタ収容部63のパイプ接続口63dに吸引されることが可能となっている。また、フィルタ支持部67の外周面(フランジ67c)には凹部が形成されており、この凹部にOリング67dを取り付けた状態で、フィルタ支持部67をフィルタ収容部63の基部63a(有底円筒状の部分)に嵌合することで、フィルタ支持部67の外周面とフィルタ収容部63の基部63aの内周面との間からの空気の漏れが防止されている。
キャップ68は、円板状の把持部68aと、この把持部68aの中央部から上方に向かって突出する略円柱状の突出部68bとを有している。突出部68bは、その上部が小径となるように形成されており、この小径部分には、その中心に上下へ貫通するパイプガイド孔68cが形成されるとともに、その外周面にフィルタ収容部63の内面に設けられた係合部(図示せず)に引っ掛かる係合爪68dが形成されている。そのため、フィルタ収容部63にフィルタ支持部67を嵌め込んだ後、このフィルタ支持部67の内周面に沿ってキャップ68を所定位置まで押し込んでから回動させることで、その係合爪68dがフィルタ収容部63内の前記係合部に引っ掛かってキャップ68がフィルタ収容部63に固定されることとなる。そして、このようにフィルタ収容部63に固定されたキャップ68は、フィルタ支持部67の抜け止めとして機能することとなる。なお、キャップ68の突出部68bの外周面には凹部が形成されており、この凹部にOリング68eを取り付けた状態で、キャップ68をフィルタ支持部67の内周面に嵌合することで、キャップ68の突出部68bの外周面とフィルタ支持部67の内周面との間からの空気の漏れが防止されている。
パッキン64は、リング状に形成されたゴム製の部材であり、正面側ハーフ61の土台61aの下面に固定されている。また、このパッキン64の外径は、タンク部70の上端部(後記する上端縁形成部材71の上部)の内径より少し大きくなるように形成されており、これによりタンク部70の上端部に密着するようになっている。なお、タンク部70は後記で詳述するように回動しながら上昇してくるため、パッキン64とタンク部70とが密着する際にはこれらが擦れることとなる。そのため、パッキン64の材質としては、耐久性が高い材料を選択するのが望ましい。
背面側ハーフ62は、略半円筒状に形成されており、その背面側には、第1の実施形態と同様の電池収容部22bが形成されている。そして、この電池収容部22bには、第1の実施形態と同様に、乾電池31、電気接続部32およびカバー33が設けられている。また、背面側ハーフ62の内側には、ゴム部材62aを介してロータリポンプ23の上部(上側のポンプ機構部)が固定されている。なお、このように固定されたロータリポンプ23の吸引口23aには、L字状の吸引パイプ23cの一端が接続されており、この吸引パイプ23cの他端が前記したフィルタ収容部63のパイプ接続口63dに接続されている。また、ロータリポンプ23の下側のモータ部23dは、第1の実施形態と同様に、振動吸収体24を介して本体部60(正面側ハーフ61)の側壁に固定されている。なお、第3の実施形態では、ロータリポンプ23の上部と下部(モータ部23d)をともに弾性部材を介して本体部60に固定させたが、本発明はこれに限定されず、第1の実施形態と同様にモータ部23dのみを振動吸収体24を介して本体部60に固定させる構造としてもよい。
タンク部70は、有底円筒状に形成されており、その開口端に上部が一段外側に広がるような形状の上端縁形成部材71が設けられるとともに、その側面に取っ手72が一体に形成されている。また、タンク部70の下面には、後記する昇降機構90の回動昇降台91に対して相対回動不能に係合する係合部73が形成されている。
共用蓋部80は、基体81と、透明蓋82とで構成されている。
基体81は、略有底円筒状に形成される本体側蓋部81aと、略有底円筒状に形成されるタンク用蓋部81bとを有している。
本体側蓋部81aは、正面側ハーフ61の上部背面側と背面側ハーフ62の上部に嵌合するように構成されており、その上壁には表示部25を取り付けるための取付孔81cが形成されている。なお、本実施形態に係るスイッチ基板25b’は、板状に形成される点で第1の実施形態に係るスイッチ基板25bとは異なるが、機能は同様となっている。また、本体側蓋部81aの上壁は、水平面に対して斜めとなるように形成されており、これにより、表示部25が見やすくなるといった効果を奏する他、子供などが装置上に物を置くことができないようになっている。
タンク用蓋部81bは、本体側蓋部81aよりも一段低く形成されており、前記したフィルタ収容部63およびパッキン64を覆うことが可能な深さで形成されている。また、タンク用蓋部81bの上壁には、その中心部に上方へ突出する円筒状の回収パイプ接続部81dが形成されるとともに、本体側蓋部81aの近傍に上方へ突出する円筒状のケーブル導入部81eが形成されている。そして、回収パイプ接続部81dには、チューブT(図1参照)内を流れる尿をタンク部70内へと導くための回収パイプ81fが接続されるとともに、ケーブル導入部81eには、センサS1,S2(図1参照)と制御基板26とを繋ぐケーブル81gが挿入されるようになっている。
透明蓋82は、タンク用蓋部81bに対して着脱自在に取り付けられるものであり、その上壁には、前記した回収パイプ接続部81dおよびケーブル導入部81eを逃がすための孔82a,82bが形成されている。そして、このようにタンク用蓋部81bに対して着脱自在となる透明蓋82を設けることによって、回収パイプ81fを洗浄するために共用蓋部80から外した際に回収パイプ81fから尿が垂れた場合であっても、透明蓋82のみを外して洗うだけで済むようになっている。なお、透明蓋82の上面は、その中心を頂点とする球面状に形成されており、これにより、子供などが装置上に物を置くことができないようになっている。
昇降機構90は、回動昇降台91と、この回動昇降台91を回動昇降自在に支持するベース92とを備えている。
回動昇降台91は、円板状に形成される載置部91aと、この載置部91aの上面に形成される一対の回動支持部91bと、載置部91aの下面に形成される四つの昇降用足部91c(三つのみ図示)とを備えている。
回動支持部91bは、載置部91aの中心を挟んで対向するように形成されており、タンク部70の係合部73に対して相対回動不能に係合するように構成されている。ここで、係合部73は、載置部91aの外周縁に沿った形状となる二つの曲面部73aと、回動支持部91bの内面に対して平行に形成される二つの平面部73b(一つのみ図示)とを有した形状で形成されるとともに、回動支持部91bの外面は、載置部91aの外周縁に沿った円弧状に形成されている。
昇降用足部91cは、載置部91aの外周縁に沿うように曲げられた矩形の板状に形成されており、その周方向において対向する二つの辺のうち一方が斜めに形成され、他方が上下方向に平行となるように形成されている。また、四つの昇降用足部91cは、周方向において等間隔で配設されるように形成されている。
ベース92は、本体部60の下部が嵌め込まれる本体取付部92aと、回動昇降台91を収容する台収容部92bとを備えている。
本体取付部92aは、有底筒状に形成されており、その背面側の側壁には、図示しないACアダプタのプラグが差し込まれるアダプタ接続部92cを取り付けるための取付溝92dが形成されている。なお、このアダプタ接続部92cとの干渉を避けるために、背面側ハーフ62の下部には溝や孔が形成されている。
台収容部92bは、有底円筒状に形成されており、その底壁の周縁に、回動昇降台91の昇降用足部91cに係合する四つのカム台92e(二つのみ図示)が形成されている。このカム台92eは、回動昇降台91の各昇降用足部91cの間に形成される空間を埋めるような形状で形成されている。これにより、各昇降用足部91cが各カム台92eの間に位置するときには回動昇降台91上のタンク部70が最下方に位置し、その状態からタンク部70とともに回動昇降台91を右回りに回動させると、各カム台92eの傾斜部に沿って回動昇降台91が上昇していき、各カム台92eの上面に各昇降用足部91cが乗ったときにタンク部70が最上方に位置するようになっている。
また、台収容部92bの側壁の一部には、タンク部70をスライドさせながら回動昇降台91の溝内(一対の回動支持部91bと載置部91aで形成される溝内)に挿入させるための挿入口92fが形成されている。これにより、タンク部70を挿入口92fから挿入してから右回りに回動させることで、タンク部70が上昇してタンク部70の開口部がパッキン64に密着されて尿を回収することが可能な状態となる。また、尿を廃棄する際においては、パッキン64に密着した状態となっているタンク部70を左回りに回動させて、挿入口92fから引き出すことでタンク部70を装置から取り外すことが可能となっている。
以上、第3の実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
昇降機構90にタンク部70を挿入して回動させるだけで簡単にセットができ、また、タンク部70を回動させて引き抜くだけで簡単に取り外しを行うことができる。
本体側蓋部81aの上壁を斜めに形成するとともに、透明蓋82の上面を球面状に形成することで、装置上に子供などがものを置くことができないようになっているので、装置上に載置される物の重みから装置を守ることができる。
気液分離フィルタ66に利用する気液分離膜66bは、リング状の基部66aに形成された細長い孔を塞ぐ分だけ用意すればよいので、高価な気液分離膜66bが少量で済み、その分コストを低減することができる。
本発明に係る自動収尿装置を備えた自動収尿システムを示す構成図である。 第1の実施形態に係る自動収尿装置を示す斜視図(a)と、本体部と回収容器とを分解させた状態を示す分解斜視図(b)である。 図2の自動収尿装置の内部構造を示す縦断面図である。 図2の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。 図4の表示部を示す平面図である。 第1の実施形態に係る回収容器の容積を変更した変形例を示す分解斜視図である。 第2の実施形態に係る自動収尿装置を本体部とタンク部とに分解した状態を示す分解斜視図(a)と、自動収尿装置の取っ手を引き出した状態を示す斜視図(b)と、取っ手を押し込んだ状態を示す斜視図(c)である。 図7の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。 第3の実施形態に係る自動収尿装置を示す斜視図である。 図9の自動収尿装置の構成部品を示す分解斜視図である。 図9の自動収尿装置の内部構造を示す断面図である。
符号の説明
1 自動収尿装置
10 回収容器
15 気液分離フィルタ
20 本体部
23 ロータリポンプ
24 振動吸収体
25 表示部
26 制御基板
34 嵌合アーム
R 尿レシーバ
T チューブ
S1 尿センサ
S2 便センサ

Claims (5)

  1. 尿レシーバからチューブを介して送られてくる尿を溜めておくための回収容器と、前記尿レシーバで受けた尿を吸引して前記回収容器まで搬送するロータリポンプからなる吸引ポンプと、前記吸引ポンプを収容する本体部と、を備えた自動収尿装置であって、
    前記本体部は、前記吸引ポンプの端部に繋がるモータ部を、弾性部材を介して固定し、
    前記回収容器には、有底筒状のタンク部と、
    前記タンク部の上端開口部に、液体の通過を阻止し気体の通過のみを許容する気液分離フィルタを介在して着脱可能に嵌合される蓋部と、が配置され、
    前記蓋部には、基端部側が前記チューブに連通し、先端部側が前記気液分離フィルタに穿設された孔を介して前記タンク部内に連通する回収パイプが設けられ、
    前記吸引ポンプは、駆動した際に、前記タンク部内の空気を前記気液分離フィルタを介して吸引することによって、前記回収パイプおよび前記チューブを介して、前記尿レシーバ内の尿を前記タンク部内へ吸引して回収することを特徴とする自動収尿装置。
  2. 請求項1に記載の自動収尿装置であって、
    前記本体部は、当該本体部の側面部に、前記タンク部の外径と略同じ径で形成された逃げ凹部と、前記タンク部の側面に形成された嵌合凹部と嵌合するタンク嵌合部を有する嵌合アームと、を備えるとともに、
    前記逃げ凹部の下端に、前記タンク部を支持する支持部が前記タンク部側に向かって形成されて、
    記本体部に対して前記回収容器が着脱自在に設けられていることを特徴とする自動収尿装置。
  3. 請求項に記載の自動収尿装置であって、
    前記蓋部には、先端部が前記気液分離フィルタの上方に垂下された吸気パイプが配置され、
    前記蓋部で前記タンク部の開口部を閉塞し、前記タンク部を前記本体部に装着させたときには、前記吸気パイプの基端部側が、前記吸引ポンプの吸引口に連通するとともに、
    前記回収パイプの基端部側が、前記チューブに連通することを特徴とする自動収尿装置。
  4. 請求項1に記載の自動収尿装置であって、
    前記回収容器は、有底筒状のタンク部を有し、
    前記本体部は、前記タンク部内に溜まった尿の廃棄を促す情報を表示するための表示部と、
    前記表示部を表示制御する制御基板と、
    前記吸引ポンプおよび前記表示部を駆動させる電源部と、が設けられるとともに、前記タンク部の開口部に嵌合する蓋を形成していることを特徴とする自動収尿装置。
  5. 請求項1に記載の自動収尿装置であって、
    前記本体部は、上部に本体側蓋部が設けられ、
    前記回収容器は、前記本体側蓋部と一体に設けられたタンク用蓋部によって開口部が閉塞される有底筒状のタンク部を有し、
    前記タンク部は、当該タンク部の下部に設けられた昇降機構によって上下に昇降されて開口部が開閉されることを特徴とする自動収尿装置。
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