JP4542224B2 - 工作機械の加工域にワークを正確に位置決めするホルダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械、特に放電加工機の加工域にワークを正確に位置決めするためのホルダに関し、このホルダは、堅い支持構造へ固定するための固定要素と、ワークを保持するためのホルダ部分とを有する。
【0002】
【従来の技術】
ワークを放電加工する場合、所望の加工精度に悪影響が出ないように、ワークの切断で生じた微細粒子を直接の加工域から完全に除去する必要がある。この微細粒子の除去には、通常は水溶性で加工域のワークに向けられる洗浄液が用いられる。放電加工の切断速度が増すに伴って、除去すべき微細粒子の量も増加し、これを除去するのに、洗浄溶液の圧力を高めざるを得なくなる。
【0003】
放電加工の過程は、例えば切断電極の形態の放電電極がワークに接触しないので、ワークに外力が加わることなく進行するから、ワークの位置に悪影響が出ることはない。しかし、高圧で通常、正確には一定でない洗浄溶液の圧力が、ワークに作用して、ワークおよびこれを保持するホルダに振動を生じさせ、それによって、ワークの位置精度、ひいてはワーク加工の仕上がり精度が損なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題の解決策として、通常要求される強度以上にホルダの質量(重さ)を増やすことが考えられる。ところが、これによってホルダが取り扱いにくくなったり、加工域が制限されたりする。
【0005】
ドイツ国特許公開公報DE-A-4139272号では、非金属材料からなる充填物で覆われた支持体をもつ切欠き付きのブロックが知られている。この非金属材料は、音と振動を緩衝する役割を果たす。
【0006】
本発明の目的は、洗浄溶液の圧力で悪影響を受けず、加工域を制限することのない改善されたホルダを提供することにある。
【0007】
【本発明の構成、作用、効果】
上記目的を達成するため、本発明は、堅い支持構造に固定するための固定要素と、ワークを保持するための保持部分と振動緩衝器とを有して工作機械の加工域にワークを正確に位置決めするためのホルダにおいて、上記振動緩衝器が、上記ホルダと支持構造との間に挟まれた緩衝箔であることを特徴とする
上記緩衝箔は、主に動力学的に変動するシェル応力を受ける。緩衝箔の具体的な実施の形態として、高い緩和特性をもつ例えば米国セントポールに在るミネソタ-マイニング-アンド-マニファクチャリング社によって販売されている緩衝箔2552がある。従って、この種の緩衝箔を加工テーブルとクランプチャックの間に特別なワークホルダとして設けることができる。本発明の更なる実施の形態では、ゴムなどの緩衝材を例えば米国特許US-A-5,769,561に記載のように水準ヘッドの上、下板上に加硫することができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
本発明は、添付の図を参照しつつホルダの一例としての水準ヘッドについて詳細に次に説明される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1の水準ヘッド1は、本発明の実施形態ではない参考例であって、米国特許US-A-5,769,561号に詳細に述べられている。
【0017】
上記水準ヘッド1は上部2を有し、この上部2は、x−y平面内で互いにずらせて配置された調整ねじ3,4によって、同様にx−y平面内で互いにずらせて配置された2つのばねセット5,6によって与えられる予圧縮力に抗して下部7に対してz方向に水準が調整できるようになっている。米国特許US-A-4,925,168号に記載の精密万力8が、下部7の前方に位置するように上部2に取り付けられ、上記精密万力の掴み9,11の間に図1に図示しないワークを挟み込むことができる。精密万力8をもつ上部は、本発明の趣旨からワーク15(図11)のためのホルダを成し、上記ワークは、放電加工機13,14の放電電極12による加工のため、加工域16内でx,y,zの各方向に正確に位置決めされることができる。
【0018】
下部7は、図示の参考例では下面にあり溝18を有し、このあり溝は、反対のプロフィルであるありをもつ堅い、例えば米国特許US-A-4,786,776に記載の支持構造上に、x方向およびこれに直交する放電電極12と平行なz方向に一意的に固定することができる。上記支持構造は、下部7のy方向への一意的な位置決めをも可能にするストッパを更に有する。
【0019】
洗浄溶液と洗浄溶液を加工域16に対して供給および排出する管とは、図示されていない。ともかく、洗浄溶液は、放電電極12がワーク15に対して行なう切断の面17に沿って高圧でワーク15を洗浄する。
【0020】
ホルダ10は、本発明によって1つまたは複数の振動緩衝器を備える。図2に示された参考例では、y方向に隔てられた2つのねじ穴20,22が上部2にz方向に設けられる。これら2つのねじ穴20,22の夫々に、第1種の振動緩衝器が、図3の参考例または図4の参考例にしたがって設けられる。
【0021】
図3の参考例では、第1種の振動緩衝器30は、外周ねじをもち、上面に六角穴31をもつねじ32からなり、このねじ32は、六角穴31に対向する下面33から穴を明けて盲穴34を形成している。盲穴34内には円筒ボルト36が挿入され、この円筒ボルトは、下部7の上面に当接するとともに、緩衝材38を介してねじ32と連結される。緩衝材38は、ゴム状の材料からなり、盲穴34の内面にも円筒ボルト36の外面にも接着されている。図から判るように、ねじ32は、全長に亘ってねじ穴20または22にねじ込むことができる。振動の際に剪断応力が加わる緩衝材38は、洗浄溶液によってホルダ10に与えられる振動エネルギを受けて、緩衝材の弾性で振動エネルギを吸収することができるので、ホルダ10は振動することがない。
【0022】
図4の参考例では、第1種の振動緩衝器40は、頭部44に外周ねじ42をもつ形状を有し、頭部44に比して比較的細くなった軸部46が短くなっている。軸部46の自由端面には、ゴム状の材料からなる緩衝材48が接着されており、この緩衝材は、応力の加わらない状態で軸部46よりも小さい直径をもつ。緩衝材48の自由下面には、ピン49が接着されており、このピン49は、軸部46と同じ直径を有し、上部2の下面から突出して下部7の上面に当接しうるような軸方向寸法を有する。緩衝材48は、緩衝材38と同じエネルギ吸収特性をもつ。ボルト頭部44の六角穴は、図示されていない。ボルト42が図示されている状態よりも更にねじ穴(貫通穴)20にねじ込まれると、緩衝材48の断面積はより大きくなり、その結果、ばね定数および緩和(ダンパ)係数が変化する。従って、緩衝材48の特性は、ボルト42によって調整できる。この振動緩衝器40は、上部のみに内周ねじを有し、下方へ向かって内周が平滑な円筒穴部分41に連なるような貫通穴20,22に特に適している。
【0023】
5,6に示す参考例では、上部2の上面19は、第2種の振動緩衝器であるゴム状の振動を吸収する材料からなるマット50で覆われ、このマットは、接着または加硫によって上部2に堅く接合されている。調整ねじ3,4とばねセット5,6のために、マット50に切抜き51,52,53,54が設けられている。マット50の厚さは、上部2の厚さの略1/3である。しかし、厚さの選択には何ら制限はない。上面19をゴム状の材料で覆う代わりに、冒頭で述べたHDCM合金を上面19に吹き付けることもきる。
【0024】
図7は、第2種の振動緩衝器の更なる参考例を示している。水準ヘッド1は、ワーク15をもつ万力8が固定された上部2と下部7とを有する。第2種の振動緩衝器58は、上部2の下面および下部7の上面に目的に適って加硫された例えばゴムなどの緩衝材を含む。上記水準ヘッドは、その他の点では図1に示された水準ヘッドに相当している。
【0025】
第2種の振動緩衝器の更なる参考例が、図8に示されている。先の参考例で一体物として述べた水準ヘッド70の上部72は、x-y平面内で目的に適って同じ大きさでねじによって連結される2つの板74,76に分割されていて、これらの板の間に緩衝材としてゴムまたは例えば既述のミネソタ-マイニング-アンド-マニファクチャリング社の緩衝箔2552などの緩衝箔75が挟まれている。ワーク15を掴んで上部72に固定された万力8と下部7とは、既述の形状に類似する。
【0026】
第2種の振動緩衝器の更なる参考例は、図9に示されている。図9では、ホルダ82の下面にワーク85が固定され、ワーク85とホルダ82の間に既述の緩衝箔84などの緩衝材が例えば接着によって挟まれている。ワーク85は、ホルダ82にねじ止めされる。
図10は、本発明の実施の形態である加工テーブル86の概略を示している。この加工テーブル上に、図示しないワークのためのホルダとしての機械チャック88が緩衝箔89を介して固定されている。
【0027】
図11,図12は、図1による水準ヘッドのための参考例としての第3種の振動緩衝器を示している。ここでは、2つの振動緩衝器60,65が設けられ、振動緩衝器60は上部2の側面24に、振動緩衝器65は上部2の反対の側面26に、精密万力8の極近傍に夫々位置して設けられている。側面24には、固定板61がねじ止めで固定され、この固定板の表面にゴム状の材料からなる板状の緩衝材62が設けられている。緩衝材62の表面には、バルクブロック63が固定されている。これと択一的に、バルクブロック63は、緩衝材62の材料中に例えばバルキーな鋼球などを埋め込んで作ることもできる。バルクブロック63は、上部2に生じる振動に比して低い固有振動数を有するので、上部2の振動エネルギを吸収することができる。上部2の側方に設けられた振動緩衝器60は、明らかに水準ヘッド1の高さを増さないので、利用できる加工域は狭められない。
【0028】
振動緩衝器65も、振動緩衝器60と同様に作られている。つまり、バルクブロック67は、上部2の側面26にねじ止めされている固定板68の表面に板状の緩衝材66を介して堅く接合されている。固定板61,68を一方で緩衝材62,66と上部2との間へ、他方で緩衝材62,66とバルクブロック63,67との間へ夫々挿入することは、振動緩衝器60,65の交換を可能にするので、固有振動数、緩和特性、寸法に関して、振動緩衝器を各適用例に適合させることができる。
【0029】
場合によっては、両振動緩衝器60,65は、例えば精密万力8の掴み9,11の間などの放電電極12によって加工されないワーク15の部分の上下に直接取り付けることができる。
【0030】
図13は、ホルダ、つまり上述の適用例では水準ヘッドの上部2のための参考例としての第4種の振動緩衝器90を究極的に示している。この振動緩衝器90は、ここでは板92,94である同じ大きさの平坦な多くの板をねじ止めや接着で互いに堅牢に接合し、これを上部2の上面にねじ91,93,95で接合した板セットで構成される。この板セットは、上部2の上面と平行に延在するとともに、この上面と略同じ大きさである。この振動緩衝器の振動緩和効果は、上部2が振動する際に剪断応力を受ける板92,94相互間の摩擦によって生じる。上記板は、金属またはより硬い合成樹脂製にすることができる。上記振動緩和効果は、上部2に隣接する板92と上部の上面との間に、高い摩擦係数をもつ薄い板96を更に挟むことによって増大させることができる。
【0031】
その他の参考例では、上部2自体を積層板によって分割し、上部2は、板セット92,94に相当するサンドイッチ状の積層板セットから作られ、各積層板の向かい合う面は、摩擦係数を高めるために粗くしたり、上記板96に相当する摩擦板を介して継ぎ合わせたりすることができる。
【0032】
図14は、更なる参考例としての機械テーブル100上に載せられた板101を示しており、この板101には、機械万力102が載っている。機械万力102上には、ワーク105を載せたワークホルダ104が取り付けられている。機械万力102とワークホルダ104は、米国特許US-4,855,558号に記載のものにすることができる。この特許の内容にここで言及すると、締付けられた万力側に向いたワークホルダ104の面は、参照番号106,108で示す平坦な面部分を有し、この面部分は、機械万力102から突出するプラグ103,107の自由端面(軸方向の基準面)に締付けの際に当接する。プラグ103,107の各自由端面は、HDCM(高緩衝能)合金で被覆され、この合金は、上記軸方向基準面の共振を防止、あるいは少なくとも本質的に緩和する。上記合金は、目的に適って負圧により2mm以下の厚さに吹付けによって塗布され、続いて基準面を作るため研磨されることができる。より簡素な参考例では、上記研磨を省略することができる。本発明の趣旨から、上記機械万力102はホルダと解される。
【0033】
図15も、水準ヘッドの側面図を究極的に示しており、この水準ヘッドは、第2種の振動緩衝器の他の参考例を備えている。下部7に載せられた上部120は、例えば金属の鋳物部材のような開いたセルをもつポーラスな材料からなり、この材料のセルは、緩衝材で概ね完全に充填されている。そのために、完成した鋳物部材は、例えば天然ゴムまたはゴムの溶液中に浸され、この溶液で鋳物部材が飽和した後、溶媒を例えば熱処理で除去して、鋳物部材にゴムが加硫される。上部120の機械的強度は、鋳物部分が受け持ち、振動の緩和は、加硫されたゴム122が受け持つ。これと択一的な実施形態では、上部120を金属の堅い箱で構成することができ、この箱の中空の内部に例えば加硫ゴムやゴム球やゴムパックなどの形態の緩衝材を固定することができる。
【0034】
上述の説明は、振動緩衝器の4つの根本的な種類を示している。図2〜図4に示した参考例としての第1種の振動緩衝器は、この例ではねじ32と円筒ボルト36あるいはねじ頭部44とピン49である2つの部材の間に嵌装されたゴムまたはゴム状の材料を備え、上記2つの部材は、この例では上部2に固定されたワーク15に作用する洗浄溶液の圧力によって、一方32,44が他方36,49に対して相対振動する。そして、緩衝材38,48の緩衝能およびばね定数は、ワークおよびワークの半径方向と軸方向の寸法を、緩衝材38,48、上部2、ワーク15からなる系の固有振動数が、洗浄溶液によって起こされる振動の固有振動数から遠く離れるように選択することによって調整可能なもの(緩衝能およびばね定数)にできる。
【0035】
第2種の振動緩衝器は、図10に示された本発明の緩衝箔および図5〜図9の参考例に示され、この振動緩衝器では、ホルダ10の動力学的特性は、例えば中実のバルクのような堅い材料の動力学的特性と考えることができる。それ故、この振動緩衝器では2つの部材間の相対振動はない。従って、内的緩衝能をもつ堅い材料からなる例えばゴムなどの緩衝材を、ホルダ10の外面に被覆するだけで十分対応できる。
【0036】
図11と図12による参考例としての第3種の振動緩衝器では、緩衝材62,66がバルク(バルクブロック63,67)に固定されていて、バルクは、常に同じゴム状の材料を用いたままで、各適用例、例えば種々の洗浄溶液の圧力に緩衝特性を容易に適合させることができる。さらに、振動緩衝器60,65は、振動が起こる箇所に可能な限り近い所に設け得るような寸法にすることができる。特に図11に明瞭に示されるように、放電電極13,14における特にz方向などの空間的関係は、極めて制限される。この場合、振動緩衝器60,65の寸法的に自由な形態は、振動緩衝器を用いる際にホルダ10のz方向の空間必要性を増さないという限りにおいて、特に有利である。
【0037】
図13による参考例としての第4種の振動緩衝器では、接合された複数の板または積層板相互間の摩擦力が、究極的に振動エネルギの吸収に利用し尽くされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水準ヘッドの斜視図である。
【図2】 振動緩衝器をもつ図1の水準ヘッドの平面図である。
【図3】 第1種の振動緩衝器の第1の参考例をもつ図2の水準ヘッドの部分詳細図である。
【図4】 第1種の振動緩衝器の第2の参考例をもつ図2の水準ヘッドの部分詳細図である。
【図5】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの更なる参考例の側面図である。
【図6】 図5の水準ヘッドの平面図である。
【図7】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの更なる参考例の側面図である。
【図8】 他の第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの側面図である。
【図9】 ワークと第2種の振動緩衝器とをもつホルダの側面図である。
【図10】 本発明の実施形態である第2種の振動緩衝器をもって加工テーブル上に固定された機械チャックの側面図である。
【図11】 破線で示された放電加工機の基本部分と第3種の振動緩衝器とをもつ水準ヘッドの側面図である。
【図12】 放電加工機をもたない図11の水準ヘッドの平面図である。
【図13】 一的参考例による水準ヘッドの側面図である。
【図14】 第2種の振動緩衝器と工具ホルダとをもつ機械チャックを示す図である。
【図15】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの側面図である。
【符号の説明】
1,70 水準ヘッド
2,72,120 上部
3,4 調整ねじ
5,6 ばねセット
7 下部
8,102 精密万力
9,11 掴み
10,82,104 ホルダ
12 放電電極
13,14 放電加工機
15,85,105 ワーク
16 加工域
17 切断面
18 あり溝
20,22 ねじ穴
24,26 側面
30,40,58,60,65,90 振動緩衝器
31 六角穴
32,91,93,95 ねじ
33 下面
34 盲穴
36 円筒ボルト
38,48,62,66,109,110,122 緩衝材
41 円筒穴部分
42 ボルト
44 頭部
46 軸部
49 ピン
50 マット
51,52,53,54 切抜き
61,68 固定板
63,67 バルクブロック
74,76,92,94,96,101 板
75,122 ゴム
84,89 緩衝箔
86 加工テーブル
88 チャック
100 機械テーブル
103,107 プラグ

Claims (3)

  1. 堅い支持構造(7,86)に固定するための固定要素(3,4,5,6)と、ワークを保持するための保持部分(8,9,11)と振動緩衝器とを有して工作機械の加工域にワーク(15)を正確に位置決めするためのホルダ(10,88)において、
    上記振動緩衝器は、上記ホルダ(82,88)と支持構造(86)との間に挟まれた緩衝箔(84,89)であることを特徴とするホルダ。
  2. 請求項1に記載のホルダにおいて、上記振動緩は、上記ホルダ(10,88)と上記支持構造との間に配置されたゴムまたはゴム状の材料からなることを特徴とするホルダ。
  3. 請求項1または2に記載のホルダにおいて、上記緩衝箔の厚さは、この緩衝箔の横方向の寸法よりも小さいことを特徴とするホルダ。
JP2000115172A 1999-04-15 2000-04-17 工作機械の加工域にワークを正確に位置決めするホルダ Expired - Lifetime JP4542224B2 (ja)

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