JP2000334621A - 工作機械の加工域にワークを正確に位置決めするホルダ - Google Patents

工作機械の加工域にワークを正確に位置決めするホルダ

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    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0032Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H11/00Auxiliary apparatus or details, not otherwise provided for
    • B23H11/003Mounting of workpieces, e.g. working-tables

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄溶液の圧力で悪影響を受けず、加工域を
制限することのない改善されたワークのホルダを提供す
る。 【解決手段】 下部7にホルダを固定するための調整ね
じ3,4およびばねセット5,6と、ワークを保持するための
掴み9,11をもつ精密万力8とを有して放電加工機の加工
域にワークを正確に位置決めするためのホルダ。ワーク
を放電加工する際の変動する洗浄溶液圧力に対してホル
ダの位置決め精度が損なわれないようにすべく、ホルダ
およびワークの少なくとも一方に、少なくとも1つの振
動緩衝器を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械、特に放
電加工機の加工域にワークを正確に位置決めするための
ホルダに関し、このホルダは、堅い支持構造へ固定する
ための固定要素と、ワークを保持するためのホルダ部分
とを有する。
【0002】
【従来の技術】ワークを放電加工する場合、所望の加工
精度に悪影響が出ないように、ワークの切断で生じた微
細粒子を直接の加工域から完全に除去する必要がある。
この微細粒子の除去には、通常は水溶性で加工域のワー
クに向けられる洗浄液が用いられる。放電加工の切断速
度が増すに伴って、除去すべき微細粒子の量も増加し、
これを除去するのに、洗浄溶液の圧力を高めざるを得な
くなる。
【0003】放電加工の過程は、例えば切断電極の形態
の放電電極がワークに接触しないので、ワークに外力が
加わることなく進行するから、ワークの位置に悪影響が
出ることはない。しかし、高圧で通常、正確には一定で
ない洗浄溶液の圧力が、ワークに作用して、ワークおよ
びこれを保持するホルダに振動を生じさせ、それによっ
て、ワークの位置精度、ひいてはワーク加工の仕上がり
精度が損なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題の解決
策として、通常要求される強度以上にホルダの質量(重
さ)を増やすことが考えられる。ところが、これによっ
てホルダが取り扱いにくくなったり、加工域が制限され
たりする。
【0005】ドイツ国特許公開公報DE-A-4139272号で
は、非金属材料からなる充填物で覆われた支持体をもつ
切欠き付きのブロックが知られている。この非金属材料
は、音と振動を緩衝する役割を果たす。
【0006】本発明の目的は、洗浄溶液の圧力で悪影響
を受けず、加工域を制限することのない改善されたホル
ダを提供することにある。
【0007】
【本発明の構成、作用、効果】上記目的を達成するため、
本発明は、冒頭で述べたホルダに、少なくとも1つの振
動緩衝器を備えたことを特徴とする。これによって、洗
浄溶液からワークおよびこのワークのホルダに伝わる振
動エネルギが、吸収されてワークの位置精度が損なわれ
なくなる。さらに、本発明のホルダでは、振動緩衝器を
加工域の外に設けることができるので、加工域が制限さ
れない。
【0008】相対振動する2つの部分がある場合、本発
明の好ましい実施の形態では、第1種の振動緩衝器が用
いられ、この振動緩衝器は、両端で上記2つの部分と連
結され、2つの部分の相対運動が互いに緩和し合うとと
もに、緩和特性を調整することができる。さらに、振動
緩衝器はばね定数を有する。この振動緩衝器の緩和特性
を高めると、そのばね定数も高まる。このような振動緩
衝器をホルダに設けると、ワークが固定されたホルダの
固有振動数が高くなる。生じた振動の周波数が上記固有
振動数に近い場合は、生じた振動の周波数から上記固有
振動数が遠く離れるように振動緩衝器を調整する。
【0009】1つの部分が例えば固定された堅い壁から
突出し、この部分の自由端にワークが取り付けられる場
合、本発明の更なる実施の形態では、第2種の振動緩衝
器の使用が考慮に値する。上記部分は、生じた振動で引
張および圧縮荷重を受ける。従って、固有の緩和特性を
もつ振動緩衝器は、その表面を例えばゴムで覆われる。
ここで、適する振動緩衝器の他のグループは、合金(高
緩衝能合金:HDCM)を含み、この合金は、大抵クロ
ム-鉄基合金で、上記部分およびホルダの表面に目的に
適って負圧で吹き付けることができる。吹き付けられた
合金層の厚さは、2〜3mmの範囲である。
【0010】この第2種の振動緩衝器は、2つの部材、
つまりクランプ装置の2つの鋼板の間に配置することが
できる。この場合、緩衝材は、主に動力学的に変動する
シェル応力を受ける。第2種の振動緩衝器の具体的な実
施の形態として、高い緩和特性をもつ緩衝箔が考慮の対
象となる。この緩衝箔として、例えば米国セントポール
に在るミネソタ-マイニング-アンド-マニファクチャリ
ング社によって販売されている緩衝箔2552がある。従っ
て、本発明の変形例に対応して、この種の緩衝箔を加工
テーブルとクランプチャックの間に特別なワークホルダ
として設けることができる。本発明の更なる実施の形態
では、ゴムなどの緩衝材を例えば米国特許US-A-5,769,5
61に記載のように水準ヘッドの上、下板上に加硫するこ
とができる。
【0011】第3種の振動緩衝器は、例えば表面にゴム
を加硫した鋼球などの緩衝材をもつバルクを含む。ゴム
体は、本発明の目的に適った形態において、ワークの近
傍のホルダ上に被覆される。鋼のバルクは、片面が緩衝
材で被覆されたホルダ自体とすることができる。ゴム状
の緩衝材の固有振動数は、ホルダの固有振動数よりも遥
かに小さい。従って、洗浄溶液からホルダに与えられる
振動エネルギは、緩衝材によって大幅に吸収される。他
方、緩衝材の固有振動数が緩衝すべきワークをもつホル
ダの固有振動数と略等しい場合、緩衝材は、逆位相、つ
まりホルダに対して180°の位相差で振動するので、ホ
ルダの振動エネルギの吸収は、緩衝材によって改善され
る。本発明は、その1つの態様において、少し変化させ
ることができる振動緩衝器をホルダに設けることを企図
している。
【0012】本発明の更なる実施の形態は、究極的に第
4種の振動緩衝器を企図しており、この振動緩衝器で
は、互いに接合されて振動時に剪断応力が加わる複数の
板間の摩擦によって振動エネルギが吸収され、上記複数
の板は、同じ大きさの2つ以上の板をねじ止めまたは接
着によって板セットに接合してなる。場合によっては、
より大きい摩擦係数をもつ更なる板を、板セットの板の
間に付加的に積層することもできる。
【0013】従って、本発明は、ホルダの特別な形状ま
たは用途に応じて種々の振動緩衝器を企図しており、こ
の振動緩衝器は、目的に適って調整できるばね定数およ
び緩和(減衰)定数をもつことができる。
【0014】本発明の根底にある課題の他の解決策は、
積層状のホルダを企図しており、このホルダの積層は、
互いに堅く接合され、互いに当接する積層面は、目的に
適ってより大きい摩擦係数をもつ。ホルダに生じる振動
は、積層間の相対運動を生じさせ、この相対運動のエネ
ルギは、積層相互間の摩擦によって吸収される。その結
果、振動が緩和される。
【0015】さて、本発明の下位請求項に記載の好まし
い実施の形態を述べることにする。本発明は、添付の図
を参照しつつホルダの一例としての水準ヘッドについて
詳細に次に説明される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1の水準ヘッド1は、米国特許
US-A-5,769,561号に詳細に述べられているので、この特
許の記載を明文をもって引き合いに出すことにする。
【0017】上記水準ヘッド1は上部2を有し、この上
部2は、x−y平面内で互いにずらせて配置された調整
ねじ3,4によって、同様にx−y平面内で互いにずら
せて配置された2つのばねセット5,6によって与えら
れる予圧縮力に抗して下部7に対してz方向に水準が調
整できるようになっている。米国特許US-A-4,925,168号
に記載の精密万力8が、下部7の前方に位置するように
上部2に取り付けられ、上記精密万力の掴み9,11の
間に図1に図示しないワークを挟み込むことができる。
精密万力8をもつ上部は、本発明の趣旨からワーク15
(図11)のためのホルダを成し、上記ワークは、放電加
工機13,14の放電電極12による加工のため、加工
域16内でx,y,zの各方向に正確に位置決めされるこ
とができる。
【0018】下部7は、図示の実施形態では下面にあり
溝18を有し、このあり溝は、反対のプロフィルである
ありをもつ堅い、例えば米国特許US-A-4,786,776に記載
の支持構造上に、x方向およびこれに直交する放電電極
12と平行なz方向に一意的に固定することができる。
上記支持構造は、下部7のy方向への一意的な位置決め
をも可能にするストッパを更に有する。
【0019】洗浄溶液と洗浄溶液を加工域16に対して
供給および排出する管とは、図示されていない。ともか
く、洗浄溶液は、放電電極12がワーク15に対して行
なう切断の面17に沿って高圧でワーク15を洗浄す
る。
【0020】ホルダ10は、本発明によって1つまたは
複数の振動緩衝器を備える。図2に示された第1の実施
形態では、y方向に隔てられた2つのねじ穴20,22
が上部2にz方向に設けられる。これら2つのねじ穴2
0,22の夫々に、第1種の振動緩衝器が、図3の実施
形態または図4の実施形態にしたがって設けられる。
【0021】図3の実施形態では、第1種の振動緩衝器
30は、外周ねじをもち、上面に六角穴31をもつねじ
32からなり、このねじ32は、六角穴31に対向する
下面33から穴を明けて盲穴34を形成している。盲穴
34内には円筒ボルト36が挿入され、この円筒ボルト
は、下部7の上面に当接するとともに、緩衝材38を介
してねじ32と連結される。緩衝材38は、ゴム状の材
料からなり、盲穴34の内面にも円筒ボルト36の外面
にも接着されている。図から判るように、ねじ32は、
全長に亘ってねじ穴20または22にねじ込むことがで
きる。振動の際に剪断応力が加わる緩衝材38は、洗浄
溶液によってホルダ10に与えられる振動エネルギを受
けて、緩衝材の弾性で振動エネルギを吸収することがで
きるので、ホルダ10は振動することがない。
【0022】図4の実施形態では、第1種の振動緩衝器
40は、頭部44に外周ねじ42をもつ形状を有し、頭
部44に比して比較的細くなった軸部46が短くなって
いる。軸部46の自由端面には、ゴム状の材料からなる
緩衝材48が接着されており、この緩衝材は、応力の加
わらない状態で軸部46よりも小さい直径をもつ。緩衝
材48の自由下面には、ピン49が接着されており、こ
のピン49は、軸部46と同じ直径を有し、上部2の下
面から突出して下部7の上面に当接しうるような軸方向
寸法を有する。緩衝材48は、緩衝材38と同じエネル
ギ吸収特性をもつ。ボルト頭部44の六角穴は、図示さ
れていない。ボルト42が図示されている状態よりも更
にねじ穴(貫通穴)20にねじ込まれると、緩衝材48の
断面積はより大きくなり、その結果、ばね定数および緩
和(ダンパ)係数が変化する。従って、緩衝材48の特性
は、ボルト42によって調整できる。この振動緩衝器4
0は、上部のみに内周ねじを有し、下方へ向かって内周
が平滑な円筒穴部分41に連なるような貫通穴20,2
2に特に適している。
【0023】本発明の図5,6による実施形態では、上
部2の上面19は、第2種の振動緩衝器であるゴム状の
振動を吸収する材料からなるマット50で覆われ、この
マットは、接着または加硫によって上部2に堅く接合さ
れている。調整ねじ3,4とばねセット5,6のために、
マット50に切抜き51,52,53,54が設けられて
いる。マット50の厚さは、上部2の厚さの略1/3で
ある。しかし、厚さの選択には何ら制限はない。上面1
9をゴム状の材料で覆う代わりに、冒頭で述べたHDC
M合金を上面19に吹き付けることもきる。
【0024】図7は、第2種の振動緩衝器の更なる実施
形態を示している。水準ヘッド1は、ワーク15をもつ
万力8が固定された上部2と下部7とを有する。第2種
の振動緩衝器58は、上部2の下面および下部7の上面
に目的に適って加硫された例えばゴムなどの緩衝材を含
む。上記水準ヘッドは、その他の点では図1に示された
水準ヘッドに相当している。
【0025】第2種の振動緩衝器の更なる実施形態が、
図8に示されている。先の実施形態で一体物として述べ
た水準ヘッド70の上部72は、x-y平面内で目的に
適って同じ大きさでねじによって連結される2つの板7
4,76に分割されていて、これらの板の間に緩衝材と
してゴムまたは例えば既述のミネソタ-マイニング-アン
ド-マニファクチャリング社の緩衝箔2552などの緩衝箔
75が挟まれている。ワーク15を掴んで上部72に固
定された万力8と下部7とは、既述の形状に類似する。
【0026】第2種の振動緩衝器の更なる実施形態は、
図9,図10に示されている。図9では、ホルダ82の
下面にワーク85が固定され、ワーク85とホルダ82
の間に既述の緩衝箔84などの緩衝材が例えば接着によ
って挟まれている。ワーク85は、ホルダ82にねじ止
めされる。図10には、加工テーブル86の概略が示さ
れており、この加工テーブル上に、図示しないワークの
ためのホルダとしての機械チャック88が緩衝箔89を
介して固定されている。
【0027】図11,図12は、図1による水準ヘッド
のための第3種の振動緩衝器を示している。ここでは、
2つの振動緩衝器60,65が設けられ、振動緩衝器6
0は上部2の側面24に、振動緩衝器65は上部2の反
対の側面26に、精密万力8の極近傍に夫々位置して設
けられている。側面24には、固定板61がねじ止めで
固定され、この固定板の表面にゴム状の材料からなる板
状の緩衝材62が設けられている。緩衝材62の表面に
は、バルクブロック63が固定されている。これと択一
的に、バルクブロック63は、緩衝材62の材料中に例
えばバルキーな鋼球などを埋め込んで作ることもでき
る。バルクブロック63は、上部2に生じる振動に比し
て低い固有振動数を有するので、上部2の振動エネルギ
を吸収することができる。上部2の側方に設けられた振
動緩衝器60は、明らかに水準ヘッド1の高さを増さな
いので、利用できる加工域は狭められない。
【0028】振動緩衝器65も、振動緩衝器60と同様
に作られている。つまり、バルクブロック67は、上部
2の側面26にねじ止めされている固定板68の表面に
板状の緩衝材66を介して堅く接合されている。固定板
61,68を一方で緩衝材62,66と上部2との間へ、
他方で緩衝材62,66とバルクブロック63,67との
間へ夫々挿入することは、振動緩衝器60,65の交換
を可能にするので、固有振動数、緩和特性、寸法に関し
て、振動緩衝器を各適用例に適合させることができる。
【0029】場合によっては、両振動緩衝器60,65
は、例えば精密万力8の掴み9,11の間などの放電電
極12によって加工されないワーク15の部分の上下に
直接取り付けることができる。
【0030】図13は、ホルダ、つまり上述の適用例で
は水準ヘッドの上部2のための第4種の振動緩衝器90
を究極的に示している。この振動緩衝器90は、ここで
は板92,94である同じ大きさの平坦な多くの板をね
じ止めや接着で互いに堅牢に接合し、これを上部2の上
面にねじ91,93,95で接合した板セットで構成され
る。この板セットは、上部2の上面と平行に延在すると
ともに、この上面と略同じ大きさである。この振動緩衝
器の振動緩和効果は、上部2が振動する際に剪断応力を
受ける板92,94相互間の摩擦によって生じる。上記
板は、金属またはより硬い合成樹脂製にすることができ
る。上記振動緩和効果は、上部2に隣接する板92と上
部の上面との間に、高い摩擦係数をもつ薄い板96を更
に挟むことによって増大させることができる。
【0031】その他の点で本発明の範囲にあるのは、上
部2自体を積層板によって分割することであり、上部2
は、板セット92,94に相当するサンドイッチ状の積
層板セットから作られ、各積層板の向かい合う面は、摩
擦係数を高めるために粗くしたり、上記板96に相当す
る摩擦板を介して継ぎ合わせたりすることができる。
【0032】図14は、本発明の更なる実施形態として
の機械テーブル100上に載せられた板101を示しており、
この板101には、機械万力102が載っている。機械万力10
2上には、ワーク105を載せたワークホルダ104が取り付
けられている。機械万力102とワークホルダ104は、米国
特許US-4,855,558号に記載のものにすることができる。
この特許の内容にここで言及すると、締付けられた万力
側に向いたワークホルダ104の面は、参照番号106,108で
示す平坦な面部分を有し、この面部分は、機械万力102
から突出するプラグ103,107の自由端面(軸方向の基準
面)に締付けの際に当接する。プラグ103,107の各自由端
面は、本発明によって冒頭に述べたHDCM(高緩衝能)
合金で被覆され、この合金は、上記軸方向基準面の共振
を防止、あるいは少なくとも本質的に緩和する。上記合
金は、目的に適って負圧により2mm以下の厚さに吹付け
によって塗布され、続いて基準面を作るため研磨される
ことができる。より簡素な実施形態では、上記研磨を省
略することができる。本発明の趣旨から、上記機械万力
102はホルダと解される。
【0033】図15も、水準ヘッドの側面図を究極的に
示しており、この水準ヘッドは、第2種の振動緩衝器の
他の実施形態を備えている。下部7に載せられた上部12
0は、例えば金属の鋳物部材のような開いたセルをもつ
ポーラスな材料からなり、この材料のセルは、緩衝材で
概ね完全に充填されている。そのために、完成した鋳物
部材は、例えば天然ゴムまたはゴムの溶液中に浸され、
この溶液で鋳物部材が飽和した後、溶媒を例えば熱処理
で除去して、鋳物部材にゴムが加硫される。上部120の
機械的強度は、鋳物部分が受け持ち、振動の緩和は、加
硫されたゴム122が受け持つ。これと択一的な実施形態
では、上部120を金属の堅い箱で構成することができ、
この箱の中空の内部に例えば加硫ゴムやゴム球やゴムパ
ックなどの形態の緩衝材を固定することができる。
【0034】本発明の水準ヘッドを例に挙げた上述の説
明は、本発明の範囲内で適用することができる振動緩衝
器の4つの根本的な種類を示している。図2〜図4に示
した第1種の振動緩衝器は、この例ではねじ32と円筒
ボルト36あるいはねじ頭部44とピン49である2つ
の部材の間に嵌装されたゴムまたはゴム状の材料を備
え、上記2つの部材は、この例では上部2に固定された
ワーク15に作用する洗浄溶液の圧力によって、一方3
2,44が他方36,49に対して相対振動する。そし
て、緩衝材38,48の緩衝能およびばね定数は、ワー
クおよびワークの半径方向と軸方向の寸法を、緩衝材3
8,48、上部2、ワーク15からなる系の固有振動数
が、洗浄溶液によって起こされる振動の固有振動数から
遠く離れるように選択することによって調整可能なもの
(緩衝能およびばね定数)にできる。
【0035】第2種の振動緩衝器は、図5〜図10に示
され、この振動緩衝器では、ホルダ10の動力学的特性
は、例えば中実のバルクのような堅い材料の動力学的特
性と考えることができる。それ故、この振動緩衝器では
2つの部材間の相対振動はない。従って、内的緩衝能を
もつ堅い材料からなる例えばゴムなどの緩衝材を、ホル
ダ10の外面に被覆するだけで十分対応できる。
【0036】図11と図12による第3種の振動緩衝器
では、緩衝材62,66がバルク(バルクブロック63,
67)に固定されていて、バルクは、常に同じゴム状の
材料を用いたままで、各適用例、例えば種々の洗浄溶液
の圧力に緩衝特性を容易に適合させることができる。さ
らに、振動緩衝器60,65は、振動が起こる箇所に可
能な限り近い所に設け得るような寸法にすることができ
る。特に図11に明瞭に示されるように、放電電極1
3,14における特にz方向などの空間的関係は、極め
て制限される。この場合、振動緩衝器60,65の寸法
的に自由な形態は、振動緩衝器を用いる際にホルダ10
のz方向の空間必要性を増さないという限りにおいて、
特に有利である。
【0037】図13による第4種の振動緩衝器では、接
合された複数の板または積層板相互間の摩擦力が、究極
的に振動エネルギの吸収に利用し尽くされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水準ヘッドの斜視図である。
【図2】 振動緩衝器をもつ図1の水準ヘッドの平面図
である。
【図3】 第1種の振動緩衝器の第1の実施形態をもつ
図2の水準ヘッドの部分詳細図である。
【図4】 第1種の振動緩衝器の第2の実施形態をもつ
図2の水準ヘッドの部分詳細図である。
【図5】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの更な
る実施形態の側面図である。
【図6】 図5の水準ヘッドの平面図である。
【図7】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの更な
る実施形態の側面図である。
【図8】 他の第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの
側面図である。
【図9】 ワークと第2種の振動緩衝器とをもつホルダ
の側面図である。
【図10】 第2種の振動緩衝器をもって加工テーブル
上に固定された機械チャックの側面図である。
【図11】 破線で示された放電加工機の基本部分と第
3種の振動緩衝器とをもつ水準ヘッドの側面図である。
【図12】 放電加工機をもたない図11の水準ヘッド
の平面図である。
【図13】 本発明の択一的選択例による水準ヘッドの
側面図である。
【図14】 第2種の振動緩衝器と工具ホルダとをもつ
機械チャックを示す図である。
【図15】 第2種の振動緩衝器をもつ水準ヘッドの側
面図である。
【符号の説明】
1,70 水準ヘッド 2,72,120 上部 3,4 調整ねじ 5,6 ばねセット 7 下部 8,102 精密万力 9,11 掴み 10,82,104 ホルダ 12 放電電極 13,14 放電加工機 15,85,105 ワーク 16 加工域 17 切断面 18 あり溝 20,22 ねじ穴 24,26 側面 30,40,58,60,65,90 振動緩衝器 31 六角穴 32,91,93,95 ねじ 33 下面 34 盲穴 36 円筒ボルト 38,48,62,66,109,110,122 緩衝材 41 円筒穴部分 42 ボルト 44 頭部 46 軸部 49 ピン 50 マット 51,52,53,54 切抜き 61,68 固定板 63,67 バルクブロック 74,76,92,94,96,101 板 75,122 ゴム 84,89 緩衝箔 86 加工テーブル 88 チャック 100 機械テーブル 103,107 プラグ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堅い支持構造(7)に固定するための固定
    要素(3,4,5,6)と、ワークを保持するための保持部分(8,
    9,11)とを有して工作機械、特に放電加工機(13,14)の加
    工域にワーク(15)を正確に位置決めするためのホルダ(1
    0)において、 上記ホルダ(10)および上記ワーク(15)の少なくとも一方
    は、少なくとも1つの振動緩衝器(30,40,50,60,65;109,
    110;122)を備えたことを特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホルダにおいて、上記
    振動緩衝器は、上記ホルダ(10,88)と上記支持構造(7,8
    9)との間に配置されたゴムまたはゴム状の材料からなる
    緩衝材(38,48,89)を有することを特徴とするホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のホルダにおいて、上記
    緩衝材(38)には、圧縮応力および引張応力が加わること
    を特徴とするホルダ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のホルダにおいて、上記
    緩衝材(48)には、剪断応力が加わることを特徴とするホ
    ルダ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    ホルダにおいて、上記振動緩衝器は、緩和特性およびば
    ね特性が調整できる緩衝材を有することを特徴とするホ
    ルダ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
    ホルダにおいて、上記振動緩衝器(60,65)は、堅いバル
    ク(63,67)に連結されるゴムまたはゴム状の材料からな
    る緩衝材を有することを特徴とするホルダ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のホルダにおいて、上記
    材料内に目的に適って球状のバルクが埋め込まれている
    ことを特徴とするホルダ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    ホルダにおいて、上記振動緩衝器(60,65)は、上記ホル
    ダ(10)または上記材料(15)に取り外し可能に連結されて
    いることを特徴とするホルダ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の
    ホルダにおいて、上記振動緩衝器(60,65)は、上記ホル
    ダ(10)の側部(24,26)に固定されていることを特徴とす
    るホルダ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1つに記載
    のホルダにおいて、上記振動緩衝器は、上記ホルダ(10)
    の自由表面(19)上に被覆されたゴムまたはゴム状の材料
    からなるマット(50)を有することを特徴とするホルダ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器(40)は、ねじ(44)
    の短い軸部(46)に設けられた緩衝材(48)を有し、この緩
    衝材は、上記ホルダ(10)の穴(41)に挿入されるととも
    に、ピン(49)を介して上記支持構造(7)に当接すること
    を特徴とするホルダ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器(30)は、円筒状の
    ねじ(32)の盲穴(34)に挿入された円筒殻状の緩衝材(38)
    を有し、この緩衝材は、上記支持構造(7)に当接するピ
    ン(36)を包み込んでいることを特徴とするホルダ。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器は、上記ホルダの
    表面に被覆、特に吹き付けられた例えばHDCM(高緩衝
    能合金)などの合金を有することを特徴とするホルダ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器は、上記ホルダと
    バルク(76;92,94)との間に挟まれた緩衝箔(75,96)を有
    することを特徴とするホルダ。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器は、上記ホルダ(8
    2,88)と支持構造(86)との間に挟まれた緩衝箔(84,89)を
    有することを特徴とするホルダ。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記振動緩衝器は、複数枚連結さ
    れてセットになった1枚以上の板セットまたは積層板(9
    2,94)を有し、これらの板セットまたは積層板(92,94)
    は、互いに摩擦接触することを特徴とするホルダ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のホルダにおいて、
    上記板セットまたは積層板(92,94)の間に、摩擦係数の
    大きい更なる板(96)が挟まれていることを特徴とするホ
    ルダ。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、上記ホルダは互いに平面接触する
    連結された複数の板からなり、このホルダに上記振動緩
    衝器が一体化されていることを特徴とするホルダ。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のホルダにおいて、
    上記複数の板の間に、摩擦係数の大きい少なくとも1つ
    の更なる板が挟まれていることを特徴とするホルダ。
  20. 【請求項20】 ワークホルダ(104)を正確に位置決め
    して締め付けるための基準面を有する請求項1乃至19
    のいずれか1つに記載のホルダにおいて、上記基準面
    は、振動を緩和する合金からなる層(109,110)を有し、
    この層は、積層後に好都合に研磨されていることを特徴
    とするホルダ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のホルダにおいて、
    上記層の厚さは、2mm以下であることを特徴とするホル
    ダ。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至21のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、開いたセルをもつ鋳物部材(120)
    のセルが、少なくとも部分的に緩衝材(122)で充填され
    ていることを特徴とするホルダ。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のホルダにおいて、
    上記緩衝材は、加硫されたゴムからなることを特徴とす
    るホルダ。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至23のいずれか1つに記
    載のホルダにおいて、金属の中空体が、少なくとも部分
    的に緩衝材によって充填され、この緩衝材は、上記中空
    体の内面に固定されていることを特徴とするホルダ。
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