JP4542188B2 - 印刷光沢に優れた塗工紙 - Google Patents
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Description
炭酸カルシウムを配合しても高い白紙光沢度を得る方法としては、より粒子径の小さい微粒炭酸カルシウムを用いる技術が開示されており、白色度及び白紙光沢度に優れる塗工紙が得られるが、印刷光沢に劣る問題がある(特許文献2を参照)。
また、高い白紙光沢及び印刷光沢が得られる顔料としてプラスチックピグメントを使用する技術も開示されているが、塗料の流動性が悪化して塗工ムラが発生し易く、特に微塗工紙のような低塗工量の塗工紙では塗工ムラが目立ち、見栄えが低下する(特許文献3を参照)。
顔料として脱墨フロスを焼成、粉砕して得られた再生粒子凝集体を使用する技術も開示されているが、再生粒子凝集体は炭酸カルシウムよりも高い白紙光沢度及び印刷光沢度を有する一方で白色度に劣り、クレーよりも高い白色度が得られる一方で白紙光沢度及び印刷光沢度に劣るため、クレー及び炭酸カルシウムの代替顔料として使用することは可能だが、白色度、白紙光沢度、印刷光沢度の全てを満足する微塗工紙を得ることはできなかった(特許文献4を参照)。
(A)0.3μm以上0.8μm未満
(B)1.3μm以上2.2μm未満
まず、本実施形態に係る塗工紙を構成する基紙について説明する。
基紙は、通常の原料パルプを抄紙して得られるものであればよい。該原料パルプにも特に限定がなく、例えば未晒針葉樹パルプ(NUKP)、未晒広葉樹パルプ(LUKP)、晒針葉樹パルプ(NBKP)、晒広葉樹パルプ(LBKP)等の化学パルプ;ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)等の機械パルプ;雑誌古紙、チラシ古紙、オフィス古紙等から製造される離解・脱墨古紙パルプ、離解・脱墨・漂白古紙パルプ等の古紙パルプ等があげられ、これらの中から1種又は2種以上を選択し、その割合を調整して用いることができる。
本実施形態においては、該原料パルプに、例えば内添サイズ剤、紙力向上剤、紙厚向上剤、歩留向上剤(各種合成高分子や澱粉類等の水溶性高分子)、及びこれらの定着剤等の、通常塗工紙の基紙に配合される種々の添加剤を、その種類及び配合量を調整して内添することができる。
基紙の片面又は両面には、顔料及び接着剤を主成分とする塗工層を設ける。基紙の片面に本発明で規定する塗工層を1層設ける(ただし、他の面には別の塗工層を設けてもよいし、設けなくともよい)か、又は、基紙の両面に本発明で規定する塗工層をそれぞれ1層ずつ設けることが好ましい。
顔料は、面積粒子径分布を規定することで本発明の白色度、白紙光沢度、印刷光沢度を向上させる効果が得られる。面積粒子径分布は、0.1μmごとに集計した面積粒子径の分布において、0.3μm以上0.8μm未満及び1.3μm以上2.2μm未満のそれぞれの範囲に極大値を有する必要があり、当該構成にすることで、白色度が77%以上、白紙光沢度が35%以上、印刷光沢度が55%以上の微塗工紙を得ることができる。面積粒子径分布は0.1μmごとに集計することが好ましい。0.5μmごとでは分布が細かくなりすぎ、白紙光沢度及び印刷光沢度に劣る場合でも極大値が出やすくなる可能性があり、0.2μm以上では極大値が現れない可能性があるため好ましくない。特に、上記の構成とすることにより、塗工量が片面あたり7.5g/m2以下の微塗工紙においても、A3コート紙と同程度の白色度、白紙光沢度、印刷光沢度を有する微塗工紙を得ることができるとの利点がある。
上記顔料の中でも、目的の白色度、白紙光沢度、印刷光沢度を得るためには、炭酸カルシウム及び/又はクレーを使用することが好ましい。炭酸カルシウムを使用すると白色度に優れた塗工紙となりやすく、クレーを用いると、白紙光沢度に優れた塗工紙となりやすい。特に炭酸カルシウムを使用することが好ましい。
本発明では、面積粒子径の分布において1.3μm以上2.2μm未満の範囲に極大値を有する顔料として、再生粒子凝集体を使用すると、特に印刷インキが基紙に沈み込みにくく、より印刷光沢に優れた塗工紙が得られるため特に好ましい。なかでも、面積粒子径の分布において0.3μm以上0.8μm未満の範囲に極大値を有する顔料及び0.8μm以上1.3μm未満の範囲に極大値を有する顔料として、炭酸カルシウムを使用し、1.3μm以上2.2μm未満の範囲に極大値を有する顔料として再生粒子凝集体を使用することが好ましい。この際、前記顔料のうち、40〜95質量%が炭酸カルシウムであり、5〜30質量%が再生粒子凝集体であることが好ましく、前記顔料のうち、前記炭酸カルシウム及び前記再生粒子凝集体の合計が95質量%以上であると、白紙光沢度及び印刷光沢度に優れた塗工紙が得られるため好ましい。
再生粒子は、古紙パルプを製造する古紙処理設備の脱墨工程においてパルプ繊維から分離された脱墨フロスを主原料として、前記主原料を脱水、乾燥、燃焼及び粉砕工程を経て得られる。前記燃焼工程が、第1燃焼炉と、第1燃焼炉にて燃焼された脱墨フロスを再度燃焼する、後の第2燃焼炉とを有する、少なくとも2段階の燃焼工程を有し、前記第1燃焼炉は300℃以上〜500℃未満で燃焼処理を行う。
図1に、再生粒子の製造設備フローの一部構成例(乾燥・燃焼工程、及び燃焼工程を含む設備例)を示した。本設備には、各種センサーが備わっており、被燃焼物や設備の状態、処理速度のコントロール等を行っている。
尚、本発明で言う面積粒子径は、電子顕微鏡で撮影した顔料粒子について、粒子を内包できる最小の円(粒子の外接円)の直径とした。極大値は、面積粒子径0.1μmごとに顔料粒子の数を集計して面積粒子径の分布を求め、極大値の有無を判断した。
塗工層の接着剤としては、一般的に製紙用途で使用できる接着剤を使用することができる。例えばカゼイン、大豆蛋白等の蛋白質類;メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス等の共役ジエン系ラテックス、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルの重合体ラテックスもしくは共重合体ラテックス等のアクリル系ラテックス、エチレン−酢酸ビニル重合体ラテックス等のビニル系ラテックス、あるいはこれらの各種共重合体ラテックスをカルボキシル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ部分溶解性又は非溶解性のラテックス等のラテックス類;ポリビニルアルコール、オレフィン−無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂系接着剤;酸化澱粉、陽性化澱粉、エステル化澱粉、デキストリン等の澱粉類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体等の、通常塗工紙に用いられる接着剤が例示され、これらの中から1種又は2種以上を選択して併用することができる。
前記のごとく形成された塗工層には、印刷適性をさらに向上させる目的で、スーパーカレンダーやソフトカレンダー等、弾性ロールと金属ロールとを組み合わせた平坦化設備にて平坦化処理を施すことができる。このような平坦化設備は、従来のマシンカレンダーとは異なり、用紙表面を幅広の面で、高温で処理することで、基紙の密度や塗工層の密度を過度に高めることなく平坦化が可能であり、例えばオフセット印刷、電子写真印刷等において好適な印刷面を形成させることができる。中でも、マルチニップカレンダー、より望ましくは6段、8段、10段のマルチニップカレンダーが、ニップ圧を調整しやいため好ましい。特に、塗工層に炭酸カルシウムを用いる場合、カオリンクレーに比べて白紙光沢度が得られにくいため、線圧を調整できるマルチニップカレンダーを用いると、他のカレンダー設備に比して、繊維焼けにより白色度が低下することなく白紙光沢度が向上しやすいため、特に好ましい。
また、カレンダーの設置場所としては、抄紙機及び塗工機と一体になったオンマシンタイプが好ましい。オンマシンタイプでは、塗工後すぐ、紙面温度が高い状態で平坦化処理できるため、白紙光沢度が向上しやすく、繊維焼け等の白色度の低下を伴わずに、高い白紙光沢度が得られるため好ましい。
各種カレンダー設備を用いた平坦化処理の線圧や温度、速度は特に限定されないが、処理後の塗工層の平滑性を充分に向上させつつ、手肉感が良好となるには、例えば線圧は100〜300kN/m、金属ロール温度は100〜200℃、速度は1,000〜2,000m/分となるように調整することが好ましい。
実施例及び比較例
表1に示す種類及び割合で、塗工及び塗工を行い、塗工紙を得た。用いた顔料、原料および薬品は以下のとおりである。
(1)塗工
(顔料)
・炭酸カルシウム
微粒炭カル:微粒重質炭酸カルシウム(品番:カービラックス、イメリス ミネラルズ・ジャパン社製、平均面積粒子径:0.54μm)
実施例5(平均面積粒子径:0.77μm)及び比較例2(平均面積粒子径:0.84μm)は、カービラックスの粉砕の程度を低減して製造した微粒重質炭酸カルシウムを用いた。
炭カル:重質炭酸カルシウム(品番:ハイドロカーブ60、オミヤコーリア社製、平均面積粒子径:2.13μm)
毬栗炭カル:毬栗状軽質炭酸カルシウム(品番:ベルカーブ、スペシャリティミネラルズ社製、平均面積粒子径:2.10μm)
・クレー:カピムDG(品番:カピムDG、イメリス社製、平均面積粒子径:1.15μm)
・アルミナ(品番:スミコランダムAA−2、住友化学工業社製、平均面積粒子径:1.27μm)
・再生粒子凝集体
再生粒子A:特許第3869455号公報の製法に準じて粒径を調整して製造した。具体的には、古紙の処理工程から排出される脱墨フロスを水分率60%まで脱水し(脱水工程)、120℃で乾燥して(乾燥工程)焼成工程入口での水分率が3%になるようにし、第1焼成工程で未燃分が7%となるように400℃で焼成し、第2焼成工程で未燃分が12質量%となるように焼成し(焼成工程)、粒子径500μmの再生粒子凝集体を製造した。
再生粒子B:第1焼成工程で550℃で焼成した以外は、再生粒子Aと同様に製造した再生粒子凝集体を使用した。
炭酸カルシウム、カオリンクレー、アルミナ、再生粒子凝集体は、湿式粉砕機(品番:プラネタリーミル、セイシン企業製)を用いて粉砕し、面積粒子径の分布において、表に記載の極大値を有する顔料に調製し使用した。
・スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス:(品番:PA8200、日本A&L社製、傾斜型)
・スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス:(品番:PA5118、日本A&L社製、単一型)
原料パルプとしてLBKPとNBKPを80:20の質量割合で配合し、このパルプ(絶乾量)に対して、各々固形分で、内添サイズ剤(品番:AK−720H、ハリマ化成(株)製)0.02質量%、カチオン化澱粉(品番:アミロファックスT−2600、アベベジャパン(株)製)1.0質量%、及び歩留向上剤(品番:NP442、日産エカケミカルス(株)製)0.02質量%を添加してパルプスラリーを得た。
次に、ワイヤーパート、プレスパート、プレドライヤーパート、コーターパート、スキャッフドライヤーパート、カレンダーパート、リールパートを含む製紙システムを用いワインダーパートにて製品に仕上げた。
まず、パルプスラリーをワイヤーパートにて抄紙し、次いでプレスパート、プレドライヤーパートに供して、坪量33〜42g/m2の基紙を製造し、次いでコーターパートにて、顔料として表1に記載の顔料及び、顔料100質量部に対して表に記載のとおりの部数でラテックスを混合し、濃度65%に調製した塗工液を、片面あたり表1に記載のとおり、フィルム転写方式(シムサイザー)で両面を塗工し、坪量48g/m2の印刷用塗工紙を製造した。
次に、カレンダーパートにて、線圧200kN/m、速度1,000m/分で平坦化処理を施し、ワインダーパートに供して印刷用塗工紙を得た。
なお、ワイヤーパートではギャップフォーマーを用いて抄紙し、コーターパートではロッドメタリングサイズプレスコーターを用い、カレンダーパートでは、マルチニップカレンダーを用いた。
得られた塗工紙は、上述のとおり、0.1μmごとに集計した面積粒子径の分布において、表に記載の範囲に極大値を有するか否かを測定した。
(a)白色度
JISP8148:2001「紙、板紙及びパルプ−ISO白色度(拡散青色反射率)の測定方法」に記載の方法に準じて、未印刷の塗工紙について測定した。尚、白色度は77%以上であれば実使用に問題なく、80%以上であれば見栄えに優れ、83%以上であれば、特に印刷光沢に優れた塗工紙となる。
(b)白紙光沢度
JISP8142:2005「紙及び板紙−75度鏡面光沢度の測定方法」に記載の方法に準じて、未印刷の塗工紙について測定した。尚、印刷光沢度は35%以上であれば実使用に問題なく、40%以上であれば見栄えに優れ、45%以上であれば、特に白紙光沢に優れた塗工紙となる。
オフセット印刷機(型番:LITHOPIA MAX BT2−1000、三菱重工業(株)製)を使用し、カラーインク(品番:ADVAN、大日本インキ化学工業(株)製)にて、B4折のカラー4色印刷を、速度1,200rpmで5000部印刷した。紙面温度は115℃に設定した。
(c)印刷光沢度
上記オフセット印刷サンプルの印刷面について、JISP8142:2005「紙及び板紙−75度鏡面光沢度の測定方法」に準じて光沢度を測定した。尚、印刷光沢度は55%以上であれば実使用に問題なく、60%以上であれば見栄えに優れ、65%以上であれば、特に印刷光沢に優れた塗工紙となる。
(d)表面強度
次の条件で塗工紙にRI印刷を行ってRI印刷試験体を作製した。
・印刷機:RI‐3型、(株)明製作所製
・インキ:WebRexNouverHIMARKプロセス(藍)、大日精化社製
・インキ量:上段ロールに0.3ml、下段ロールに0.2ml
・試験方法:上段、下段ロールでそれぞれインキを各3分間練り(2分間練った後、ロールを反転させてさらに1分間練る)、回転速度30rpmで2色同時印刷を行った。
前記RI印刷試験体について、白抜けの発生度合いを目視及びルーペ(10倍)にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:目視及びルーペで確認して白抜けがなく、印刷品質に特に優れる。
○:ルーペでは白抜けの発生が僅かに認められるが、目視では白抜けが認められず、印刷品質に優れる。
△:ルーペでは白抜けの発生が多少認められ、目視でも白抜けが僅かに認められ、印刷品質が良好である。
×:目視及びルーペで確認して白抜けが容易に認められ、印刷品質に劣る。
なお、前記評価基準のうち、◎、○、△を実使用可能と判断する。
(e)着肉性
上記表面強度を評価したRI印刷試験体について、着肉性の度合いを目視及びルーペ(10倍)にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:目視及びルーペで確認して印刷物にかすれが認められず、着肉性が良く、印刷品質に特に優れる。
○:ルーペで確認して印刷物にかすれが僅かに認められるが、目視ではかすれが認められず、着肉性が僅かに劣るが、印刷品質に優れる。
△:ルーペで確認して印刷物にかすれが多少認められ、目視でもかすれが僅かに認められ、着肉性が多少劣るが、印刷品質は良好である。
×:目視及びルーペで確認して印刷物にかすれが認められ、着肉性が悪く、印刷品質に劣る。
なお、前記評価基準のうち、◎、○、△を実使用可能と判断する。
12 貯槽
14 第1燃焼炉
15 装入機
16 排ガスチャンバー
18 排出チャンバー
20 熱風発生炉
20A バーナー
22 再燃焼室
24 予冷器
26 熱交換器
28 誘引ファン
30 煙突
32 第2燃焼炉
34 冷却機
36 粒径選別機
38 燃焼品サイロ
Claims (3)
- 基紙と、前記基紙上に顔料及び接着剤を主成分とする塗工層を有する塗工紙であって、
前記顔料が、0.1μmごとに集計した面積粒子径の分布において、次の(A)、(B)及び(C)それぞれの範囲に極大値を有する面積粒子径分布を持ち、
前記顔料100重量部のうち、(A)及び(C)の範囲に極大値を有する顔料を40〜95質量部、(B)の範囲に極大値を有する顔料を5〜30質量部含有し、
(A)及び(C)の範囲に極大値を有する顔料として炭酸カルシウムを使用し、(B)の範囲に極大値を有する顔料として再生粒子凝集体を使用することを特徴とする、塗工紙。
(A)0.3μm以上0.8μm未満
(B)1.3μm以上2.2μm未満
(C)0.8μm以上1.3μm未満 - 前記顔料のうち、前記炭酸カルシウム及び前記再生粒子凝集体の合計が95質量%以上であることを特徴とする、請求項1に記載の塗工紙。
- 前記顔料100重量部に対して前記接着剤の配合量が4〜10重量部であり、
前記塗工層の塗工量が、固形分付着量で片面あたり、4〜7.5g/m2であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塗工紙。
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