JP4541725B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4541725B2
JP4541725B2 JP2004058880A JP2004058880A JP4541725B2 JP 4541725 B2 JP4541725 B2 JP 4541725B2 JP 2004058880 A JP2004058880 A JP 2004058880A JP 2004058880 A JP2004058880 A JP 2004058880A JP 4541725 B2 JP4541725 B2 JP 4541725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
speed
image forming
feeding
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004058880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004352496A5 (ja
JP2004352496A (ja
Inventor
卓也 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004058880A priority Critical patent/JP4541725B2/ja
Publication of JP2004352496A publication Critical patent/JP2004352496A/ja
Publication of JP2004352496A5 publication Critical patent/JP2004352496A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4541725B2 publication Critical patent/JP4541725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

本発明は、複合機能複写機,プリンタといった画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の給紙制御に関するものである。
従来、画像形成装置では、用紙のジャムに対する対策が行われてきた。特に給紙時に、用紙を給紙ユニットから引き出す時には、搬送路上で、搬送ローラに保持されている場合と異なり、十分な搬送力が用紙に伝わらずスリップすることがまれに発生する。これに対する対策としては、できる限り早く給紙を開始し、かつ、なるべく高速で用紙を搬送するように制御する手法がある。これにより、もし給紙した用紙がスリップにより遅れた場合でも、用紙がレジストレーション部に所定のタイミングまでには到着する。
ここで、レジストレーション部では、停止しているレジストレーションローラに用紙を突き当てるように用紙を一時停止させ、その後、感光ドラム上の作像と同期してレジストレーションローラの回転を開始させ(レジストレーションオン)、感光ドラムへ用紙を搬送する。これにより、用紙と感光ドラム上に作像した画像と間の位置合わせをすることができる。
この時、用紙をレジストレーション部への到着が早すぎると、レジストレーション部で一時停止している先行紙の後端に、後続紙が追突してしまう。これに対する対策として、作像および用紙への転写時の速度であるプロセス速度よりも速い速度で給紙を行い、レジストレーション部で一時停止している先行紙の後端に、後続紙の先端が到達する前に、レジストレーション部の上流位置で後続紙を一時停止した後、レジストレーション部へ用紙を搬送することが知られている。プロセス速度より速い速度で給紙することを増速給紙と呼び、レジストレーション部の上流で後続紙を一時停止することをプレレジストレーション停止と呼ぶ(例えば、下記特許文献1参照)。
図3,図4は後述する実施例の説明のための図であるが、以下この図を援用してプレレジストレーション停止を説明する。
図3に増速給紙とプレレジストレーション停止の例を示す。縦軸3001は、レジストレーションローラからの用紙の位置を表す。横軸3002は、時間の経過を表している。3003はレジストレーション位置(請求項の第1位置に相当する)である。3004はプレレジストレーション停止位置(請求項の第2位置に相当する)である。3005はレジストレーション前センサの位置で、ここを基準にレジストレーション位置での用紙突き当てとループ作成停止が行われる。3006は、縦パス下センサの位置で、ここを基準のプレレジストレーション位置での用紙一時停止が行われる。3007は先行紙の給紙開始タイミングである。3008は後続紙の給紙開始タイミングである。3009と3010は、それぞれ、先行紙と後続紙の用紙先端の進み方を示しており、3011と3012は、それぞれ、先行紙と後続紙の後端の進み方を表している。レジストレーション位置3003の前後でグラフの傾斜が異なっているのは、レジストレーション前とレジストレーション後で用紙の速度が異なっていることを示しており、レジストレーション後がプロセス速度(請求項の画像形成速度に相当する)、レジストレーション前が増速給紙の速度である。
3015はレジストレーションオンが実行される間隔を示しており、これに対応した距離がレジストレーション部における紙間となる。3016は、プレレジストレーション停止時間である。給紙時に用紙がスリップして遅れた場合は、3016のプレレジストレーション停止時間を短くすることにより、給紙遅延を吸収できる。これにより、レジストレーション部における用紙の遅延は最小化できる。
特開2002−29649号公報
しかし、近年の高生産性を実現するために短い紙間で給紙するプリンタにおいて、従来の増速給紙,プレレジストレーション停止技術を適用すると、以下のような問題があった。
図3に示すように給紙を開始する位置とレジストレーション位置との距離が十分あれば、紙間が短くても問題は無い。しかし、給紙を開始する位置とレジストレーション位置との距離が短い場合がある。例えばプリンタ部の下方に複数の給紙カセットを備えた画像形成装置においては、給紙を開始する位置とレジストレーション位置との距離は、給紙カセットの位置によって異なり、最上段の給紙カセットの給紙開始位置とレジストレーション位置との距離が最も短い。給紙を開始する位置とレジストレーション位置との距離が十分でない場合、次のような問題が発生する。
図4について、図3の説明と重なる部分については、説明を省略する。4001は、縦パス上センサであり、図3の場合よりもレジストレーション位置に近い給紙開始位置に対するプレレジストレーション停止の基準センサである。4002と4003は、それぞれ、先行紙と後続紙の給紙開始タイミングである。4002と4003の間隔は、図3の3007と3008の間隔と同じであり、図3の給紙段と図4の給紙段の生産性は同じである。図4の場合、4005の部分で先行紙の後端と後続紙の先端が、重なっている。すなわち、給紙開始位置がレジストレーションに近いため、後続紙のプレレジストレーション停止前の増速給紙によって、プロセス速度で搬送されている先行紙の後端に、後続紙の先端が追いついている。これを回避するために、給紙開始タイミングを遅らせると、その分プレレジストレーション停止時間4004を縮めない限り、生産性を維持することができない。プレレジストレーション停止時間を縮めると、遅延ジャムが発生し易くなってしまうという問題があった。さらにプレレジストレーション停止時間が極端に短いと、プレレジストレーション部の搬送モータが脱調を起こして、用紙ジャムが発生する可能性があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、高生産性を実現するために短い紙間でシートを搬送する画像形成装置においても、給紙段によらず、レジストレーションまでの安定した給紙搬送を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)ないし(6)のとおりに構成する。
(1)所定の画像形成速度でシートに画像を転写する画像形成手段と、
前記画像形成手段までのシート搬送距離が異なる複数の給送手段と、
前記複数の給送手段のいずれかから給送されたシートを前記画像形成手段の転写位置へ搬送する搬送手段と、
前記転写位置の上流の第1位置に設けられたレジストレーションローラと、
前記複数の給送手段のいずれかから給送されたシートを前記レジストレーションローラで一時停止させ、所定のタイミングで前記シートを前記転写位置へ向けて搬送するよう前記搬送手段を制御する制御手段と、
前記第1位置の上流に設けられ、前記複数の給送手段のいずれから給送されたシートを検知する検知手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記複数の給送手段のどの給送装置からシートが給送されるか及び前記画像形成手段の画像形成速度に応じて、前記第1位置の上流で前記検知手段の位置よりも下流の第2の位置で後続シートを一時停止させるか否かを制御すると共に、前記第2の位置でシートを一時停止させない場合に前記検知手段でシートを検知した後の前記搬送手段のシート搬送速度の減速を制御することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記制御手段は、第1給送手段から給送されたシートに第1画像形成速度で画像形成を行う場合、前記搬送手段により後続シートを第1速度で搬送させた後、前記第2位置で後続シートを一時停止させ、前記第1給送手段よりも前記画像形成手段までのシート搬送距離が短い第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合、前記第2位置を含む所定区間では、前記第2位置で後続シートを一時停止させることなく、前記搬送手段により後続シートを前記第1速度よりも遅い第2速度で搬送させる前記(1)記載の画像形成装置。
(3)前記制御手段は、前記第1給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合、及び、前記第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合のいずれの場合においても、前記第1給送手段または前記第2給送手段が先行シートを給送してから第1時間経過後に後続シートを給送させる前記(2)記載の画像形成装置。
(4)前記制御手段は、前記第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度よりも遅い第2画像形成速度で画像形成を行う場合、前記第2給送手段が先行シートを給送してから、前記第1時間よりも長い第2時間経過後に後続シートを給送させ、前記搬送手段により後続シートを第1速度で搬送させた後、前記第2位置で後続シートを一時停止させる前記(3)記載の画像形成装置。
(5)前記制御手段は、前記第1速度を前記第1画像形成速度よりも速い速度とする前記(2)記載の画像形成装置。
(6)前記制御手段は、普通紙に画像形成を行う場合、第1画像形成速度で普通紙に画像形成させ、厚紙に画像形成を行う場合、前記第1画像形成速度よりも遅い第2画像形成速度で厚紙に画像形成させる前記(1)記載の画像形成装置。
本発明によれば、高生産性を実現するために短い紙間で用紙を搬送する画像形成装置においても、給紙段によらず、レジストレーションまでの安定した給紙搬送が可能となる。
以下本発明の実施の形態を画像形成装置の実施例により詳しく説明する。
図1は本発明の実施例である“画像形成装置”の構成を示す断面図である。
図1において、1036は、画像形成装置の画像データを扱うコントローラであり、ホストコンピュータからのPDLデータを画像に展開し、画像形成部に画像データとプリント制御コマンドを送る。また、コントローラ1036は、不図示のイメージリーダからの画像を画像形成部に送る。1037は、コントローラ1036とネットワークとを繋ぐネットワークケーブル、またはホストコンピュータとを繋ぐプリンタケーブルを表している。1038は画像形成装置の制御部であり、以下で説明する画像形成装置の構成要素を制御して、プリントを実行する。
1001は感光ドラムである。1002は、潜像を形成するための露光の光源であるレーザユニットである。1003は、レーザ光を走査するためのポリゴンミラーである。1004は、感光ドラム1001の余分な電荷を除去する前露光装置である。1005は、一次帯電器であり感光ドラム1001を帯電させる。一次帯電器1005で帯電された感光ドラム1001は、レーザユニット1002で変調されたレーザ光で露光され静電潜像が形成される。1006は現像ロータリーである。1007は、第一色であるマゼンタトナーにより現像を行うM現像器であり、1008は第二色であるイエロートナーにより現像を行うY現像器であり、1009は第三色であるシアントナーにより現像を行うC現像器である。1007,1008,1009は、現像ロータリー1006に内包されている。1010は、第四色であるブラックトナーにより現像を行うK現像器である。感光ドラム1001上の静電潜像は、1007〜1010の各現像器により、それぞれ現像される。感光ドラム1001上のトナー像は中間転写体ベルト(ITB)1011上に一次転写される。1012と1013は、ITBホームポジションセンサであり、ITBの半周分の間隔で配置されている。なお、本実施例では、1012と1013の2つのホームポジションセンサを使う構成を例示しているが、ITBホームポジションセンサを1つだけ設け、ITBホームポジション検知時と、そこからITBの半周分ITBが回転した時に、半回転信号を出力できるように、1つのITBホームポジションセンサを構成する形態に置き換えることも、もちろん可能である。
ITB1011上で4色分のトナー像が重畳されたら、二次転写ローラ1014によって用紙にITB1011上のトナー像が二次転写される。1039,1040,1041,1042は、それぞれ給紙ユニットであり、給紙ユニットから用紙が給紙される。1043,1044,1045,1046は、プレレジストレーション停止または減速給紙の基準センサであり、それぞれ、給紙ユニット1039,1040,1041,1042からの給紙に対応している。1016は縦パス合流ローラである。1017はレジストレーションローラである。1015はレジストレーション前センサである。給紙ユニットから給紙された用紙は、停止中のレジストレーションローラ1017に縦パス合流ローラ1016で突き当てる形で作像側(ITB側)のタイミング待ちを行い、ITB1011上のトナー像と同期してレジストレーションオンすることにより、用紙とITB1011上のトナー像が同時に二次転写ローラ1014に到着し、用紙上にトナー像がズレなく転写される。1024は、クリーナーであり、一次転写後のITB1011上の残留トナーを除去する。
1018は搬送ベルトであり、二次転写後の用紙を下流に向けて搬送する。1019は定着器であり、用紙に転写されたトナー画像を用紙に定着させる。1020は、分岐部の分岐フラッパであり、定着後の用紙が機外に排出される場合は、用紙を排紙ローラ1021に送り、そうでない場合は、用紙を両面反転路1022へ送る。1031は分岐部の分岐センサである。1033は排紙ローラであり、定着器1019から用紙を分岐路上に引き込む。1021は機外排紙路の排紙ローラであり、定着後の用紙を機外に排紙する。1035は、排紙センサであり、機外への用紙の排出制御のタイミングは、これを基準に実行される。1022は両面反転路である。1032は両面反転路の反転縦パスセンサである。1034は反転縦パスローラであり、反転ローラ1022と共に、両面反転路へ用紙を引き込む。排紙ローラ1033はワンウエイの機能を有しており、排紙ローラ1033の回転速度より速い速度で反転縦パスローラ1034が用紙を引き込むことが可能となっている。これにより、排紙ローラ1033で用紙後半を支えながら、両面反転路に用紙を加速させて引き込むことが可能である。
両面プリント時には、反転ローラ1022が用紙をスイッチバック方式で搬送することにより、用紙の表裏を反転させる。1023は両面搬送パスであり、両面反転路で表裏が反転された用紙を、裏面プリントのため、再び縦パス合流ローラ1016へ搬送する。両面搬送パス1023は、左デッキ給紙段1042からの給紙時の給紙搬送路としても機能する。
排紙ローラ1033のワンウエイ機能は、用紙の排紙時において有効である。すなわち、排紙ローラ1021に保持されている用紙の後端が、排紙ローラ1033を抜けていなくても、定着器1019さえ抜けていれば、排紙ローラ1021を駆動する排紙モータの増速が可能である。
図2に、本実施例の画像形成装置における制御系のブロック図を示す。
図2において、2001は、画像形成装置全体の制御を行うCPUである。2002はROMであり、制御プログラムが格納されている。2003はRAMであり、制御においてワーク領域として利用する。2004は不揮発メモリであり、各種の調整値を格納している。2005はVsync発生装置であり、画像入力装置との間で、画像信号の同期をとるために使用する。2006は、スキャナのような外部機器とのコマンド通信を管理する通信制御部である。2007はビデオ信号線であり、Vsync2005によって同期された画像データがスキャナから画像形成装置へ転送されてくる。2008は、図1のコントローラ1036とのI/Fである。
2009は、作像レーザユニットであり、ビデオ信号線2007から画像データを受け取り、画像データに基づいたレーザ光は発光することにより、感光ドラム1001の露光を行う。2010は、モータ等の各種の駆動部を制御する駆動系制御部であり、排紙ローラ1033と定着器1019の定着ローラを回転させる定着モータや、反転縦パスローラ1034と両面反転ローラ1022を回転させる反転モータ、給紙系の各ローラを回転させる給紙搬送モータ等を駆動する。
2011は、レジストレーション調整部であり、駆動系制御部2010と同期してレジストレーションオン信号を発生させ、用紙上の所望の位置にトナー画像を転写させる。
2012は、搬送センサや、環境センサ等の各種のセンサを表している。分岐部の分岐センサ1031や反転縦パスセンサ1032や給紙搬送用の各センサもセンサ2012に含まれる。分岐センサ1031や反転縦パスセンサ1032のような搬送用センサから出力される信号は、常時CPU2001によって監視されるのではなく、用紙の通過が予定されるタイミングにおいて、一定の時間幅の間だけ有効になるように、センサの出力がマスクされる。これによってCPU2001は用紙の先端を正しく検知することができる。
2013は高圧制御部である。2014は定着ヒータ駆動部であり、定着器1019の定着ヒータ等を駆動する。2015は各種のFANを表している。2016はITB1011の回転とITB−HP(ホームポジション)の検知を実行するITB制御部である。
すでに、図3で、給紙開始位置からレジストレーションまでの距離が十分ある場合に、プレレジストレーション停止制御が可能であることを示した。また、図4で、給紙開始位置からレジストレーションまでの距離が短い場合に、プレレジストレーション停止制御では、不都合があり得ることも示した。本実施例の画像形成装置の場合、図1で示した右デッキ1039が、給紙開始位置とレジストレーション位置との間の距離が短い場合に相当する。
しかし、右デッキ給紙の全ての場合において、プレレジストレーション停止制御に不都合があるわけではない。図5を用いて、右デッキ1039から給紙する場合において、プレレジストレーション停止制御に不都合がない場合を説明する。図5において、図3,図4と同様の部分については、詳細な説明は省略する。画像形成装置は、普通紙のプロセス速度よりも遅いプロセス速度でプリントを行う場合がある。例えば、用紙が厚紙の場合等に、熱定着に必要な熱量が用紙に奪われやすくなるため、プロセス速度を普通紙よりも低下させることにより、先行紙の後端が定着器1019を抜けてから後続紙の先端が定着器1019に到達するまでの時間を普通紙よりも長くし、定着器1019が用紙に奪われた熱量を補給し易くする場合等である。図5は、プロセス速度を普通紙よりも低下させた状態を示している。図5において、5001と5002は、それぞれ先行紙と後続紙の給紙開始を示している。5003と5004は、レジストレーション後のプロセス速度での紙搬送を示しており、この傾きは、図3の3013、3014のレジストレーション後の傾きの半分になっており、プロセス速度の低下を示している。この時、プロセス速度が半分になることに応じて、時間間隔5005を図3,図4の時間間隔3015よりも長く設定する。これにより、図5においては、プレレジストレーション停止時間5006が、図3の3016同様、十分に確保できる。すなわち、本実施例の場合、右デッキ給紙においても、普通紙よりもプロセス速度を低下させる厚紙等に対する画像形成ジョブにおいては、プレレジストレーション停止制御が可能である。図5においては、プロセス速度低下に対して、給紙速度の傾きは変えていない。なお、プロセス速度低下時に、給紙速度も下げる技術を採用した場合でも、プレレジストレーション停止時間の確保は可能である。
次に、右デッキ1039から給紙する場合において、プレレジストレーション停止制御に不都合がある場合、すなわち普通紙用のプロセス速度で画像形成を行う場合、プレレジストレーション停止制御の代わりに行う減速給紙制御について説明する。図6に、減速給紙制御の場合の給紙した用紙をレジストレーション位置まで搬送する例を示す。図6において、図3,図4と同様な部分については詳細な説明は省略する。図6において、4002と4003は、図4と同様に先行紙と後続紙の給紙開始タイミングである。4002と4003の時間間隔は、図4や図3と同じである。給紙が開始されると、図3と同じ増速給紙速度で搬送されるが、4001で、減速基準センサである縦パス上センサに用紙先端が検知されると、6001と6002の減速給紙速度に搬送速度が減速される。縦パス上センサは、図1における1043である。6003は、レジストレーション前センサ1015の前にある給紙速度戻し位置である。給紙速度戻し位置まで用紙先端が来ると、増速給紙速度に用紙搬送速度が戻される、これが図6の6004と6005である。減速給紙速度は、給紙開始時間から決定される給紙速度戻し位置への到達予定時間と、実際に減速基準センサに到達した時間に基づいて、予定通りに給紙速度戻し位置に到達するような速度が計算される。
すなわち、減速給紙速度(第二の給紙速度)は、給紙開始から基準センサのオンまで実際にかかった実測時間を計測し、給紙開始から給紙速度戻し位置に用紙先端が到達すべき既定の時間から、実測時間を引いた差分時間を求め、この差分時間によって用紙を給紙速度戻し位置に到達させることが可能となる速度である。
このようにすることで、図6の減速給紙制御は、図4の場合と異なり、後続紙の先端が、先行紙の後端と衝突することなく、十分に早い給紙開始時間4002、4003を維持することができるので、給紙時のスリップによる遅れを吸収できる。また、給紙速度戻し位置以降は、増速給紙速度による搬送なので、図3の場合と同じ速度で、用紙先端はレジストレーション前センサ1015に検知されることになり、減速給紙制御でも、プレレジストレーション停止制御でも、同じ状態でレジストレーションローラ1017に用紙先端を突き当てることができる。
図7に減速給紙制御時の用紙の速度の変化を示す。縦軸7001は、用紙の速度を表す。横軸7002は、時間を表し、右から左へ遷移する。7007は、給紙開始タイミングである。7003は、減速基準センサである縦パス上センサ1043に用紙先端が検知されるタイミングを示す。7004は、給紙速度戻し位置への到達タイミングを示す。7005は、レジストレーション前センサに用紙先端が検知されるタイミングを示す。7006は、レジストレーションローラに用紙先端が突き当たって停止したタイミングである。給紙開始タイミング7007が決定されると、給紙速度戻し位置への到達予定タイミング7004つまり、理想的な給紙搬送時間は、一意に決定される。しかし、給紙時のスリップによって7007から7003までの実際の時間は給紙ごとに異なる。その結果、7003から7004の遷移に費やせる時間も給紙ごとに変化することになる。しかし、減速基準センサ1043から給紙速度戻し位置までの距離は一定なので、面積7008を一定にする必要が有り、その結果、7009の減速給紙速度が、7003から7004の遷移に費やせる時間に合わせて決定される。
図8に、減速給紙制御における基準センサONから、給紙速度戻し位置までの制御フローチャートを示す。
図8のフローチャートは、図2のCPU2001で処理されるプログラムである。ステップ8010(図ではS8010と表記する、以下同様)において、ジョブ先頭で、用紙速度は、既定の増速給紙速度に設定される。ステップ8020において、イベントの受信待ちとイベント内容の判定が行われる。減速基準センサによる用紙先端検知に応じた基準センサONイベントなら、ステップ8030に進み、図7で説明した減速給紙速度の計算が行われる。
ステップ8040において、演算した減速給紙速度に用紙速度を変速する。ステップ8050において、給紙速度戻し位置到達イベントのタイマセットを行い、ステップ8020に戻る。給紙速度戻し位置到達イベントのタイマがタイムアップすると、給紙速度戻し位置到達イベントが発生する。ステップ8020において、給紙速度戻し位置到達イベントなら、ステップ8060に進み、用紙速度を増速給紙速度に戻し、ステップ8020に戻る。ジョブ終了イベントなら、ステップ8070に進みこのフローチャートを抜ける。
図9に、プレレジストレーション停止処理における基準センサONから、給紙速度戻し位置までの制御フローチャートを示す。図9のフローチャートは、図2のCPU2001で処理されるプログラムである。ステップ9010において、ジョブ開始時は、用紙速度は、増速給紙速度に設定される。ステップ9020において、イベントの受信待ちを行い、イベントが受信されるとイベント内容の判定が行われる。基準センサによる用紙先端検知に応じた基準センサONイベントなら、ステップ9030に進み、プレレジストレーション停止タイミングのためのタイマイベントを設定し、ステップ9020に戻る。プレレジストレーション停止タイミングのタイマイベントが来ると、ステップ9040に進み、用紙の搬送が停止され、用紙のプレレジストレーション位置での一時停止が行われる。ステップ9050において、プレレジストレーションリリースタイマをセットする。給紙開始に対するプレレジストレーションリリースタイミングは、給紙段とプロセス速度によって一意に決まり、給紙部でのスリップ分は、プレレジストレーション停止位置まで到達する時間の変動に反映され、結果としてプレレジストレーション停止時間が変動することで、スリップ分の時間は吸収される。
すなわち、プレレジストレーション停止制御は、プロセス速度よりも速い第一の給紙速度(増速給紙速度)で給紙を開始し、基準センサにより用紙先端が検知された後に、既定の時間後、用紙を一時停止させることにより、プレレジストレーション停止を行う。このプレレジストレーション停止の時間は、基準センサオン時に、給紙開始から基準センサオンまで実際にかかった実測時間を計測し、給紙開始からプレレジストレーションリリースすべき既定の時間と前記実測時間との差分時間とする。
ステップ9050の後、ステップ9020に戻る。プレレジストレーションリリースイベントが来ると、ステップ9060において、モータを駆動し、用紙搬送が再開される。ステップ9070において給紙速度戻し位置到達イベントのタイマセットを行い、ステップ9020に戻る。給紙速度戻し位置到達イベントが来るとステップ9080に進み、用紙速度を増速給紙速度にするが、プレレジストレーション停止制御の場合は、もともと用紙速度は増速給紙速度になっているので、特に変化は無いまま、ステップ9020に戻る。ジョブ終了イベントがくるとステップ9090に進みこのフローチャートを抜ける。
図10に、プレレジストレーション停止制御と減速給紙制御の判定・切り替えフローチャートを示す。図10のフローチャートは、図2のCPU2001で処理されるプログラムである。このプログラムは各用紙の給紙開始時に判定される。ステップ10010において、給紙段の判定が行われ、プレレジストレーション停止可能給紙段なら、ステップ10030に進み、そうでなければ、ステップ10020に進む。ステップ10020において、プロセス速度と生産性(紙間)の判定が行われ、プレレジストレーション停止可能なら、ステップ10030に進み、そうでなければステップ10040に進む。ステップ10030において、図9で説明したプレレジストレーション停止制御が実行される。ステップ10040において、図8で説明した減速給紙制御が実行される。
以上説明したように、本実施例によれば、高生産性の紙間が狭い画像形成装置においても、給紙段によらず、レジストレーションまでの安定した給紙搬送が可能となる。また、プレレジストレーション停止を伴う増速給紙が可能な給紙段に対しては、従来のプレレジストレーション停止型増速給紙を行うため、該給紙段とその搬送路の部品については、従来機との互換が可能となり、コストメリットやリサイクル性の観点からも効果を発揮できる。
なお、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるか、及び、プロセススピードに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否か、及び、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
また、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるか、及び、プロセススピードに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否かを制御するようにしてもよい。
また、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるか、及び、プロセススピードに応じて、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
また、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるかに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否か、及び、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
また、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるかに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否かを制御するようにしてもよい。
また、複数の給紙段のいずれからシートが給送されるかに応じて、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
また、プロセススピードに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否か、及び、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
また、プロセススピードに応じて、第2位置で後続シートを一時停止させるか否かを制御するようにしてもよい。
また、プロセススピードに応じて、レジストレーションローラまでの給紙速度を制御するようにしてもよい。
本発明の実施例の画像形成装置の構成を示す断面図 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図 プレレジストレーション停止制御の例を示す図 プレレジストレーション停止時間が不十分になる例を示す図 プロセス速度の低下によってプレレジストレーション停止が可能になる例を示す図 減速給紙制御の例を示す図 減速給紙制御における用紙の速度変化を示す図 減速給紙制御の処理を示すフローチャート プレレジストレーション停止制御の処理を示すフローチャート プレレジストレーション停止制御と減速給紙制御の判定及び切り替えの処理を示すフローチャート
符号の説明
1001 感光ドラム
1015 レジストレーション前センサ
1018 搬送ベルト
1039ないし1042 給紙ユニット
1043ないし1046 プレレジストレーション停止または減速給紙の基準センサ
2001 CPU

Claims (6)

  1. 所定の画像形成速度でシートに画像を転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段までのシート搬送距離が異なる複数の給送手段と、
    前記複数の給送手段のいずれかから給送されたシートを前記画像形成手段の転写位置へ搬送する搬送手段と、
    前記転写位置の上流の第1位置に設けられたレジストレーションローラと、
    前記複数の給送手段のいずれかから給送されたシートを前記レジストレーションローラで一時停止させ、所定のタイミングで前記シートを前記転写位置へ向けて搬送するよう前記搬送手段を制御する制御手段と、
    前記第1位置の上流に設けられ、前記複数の給送手段のいずれから給送されたシートを検知する検知手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記複数の給送手段のどの給送装置からシートが給送されるか及び前記画像形成手段の画像形成速度に応じて、前記第1位置の上流で前記検知手段の位置よりも下流の第2の位置で後続シートを一時停止させるか否かを制御すると共に、前記第2の位置でシートを一時停止させない場合に前記検知手段でシートを検知した後の前記搬送手段のシート搬送速度の減速を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、第1給送手段から給送されたシートに第1画像形成速度で画像形成を行う場合、前記搬送手段により後続シートを第1速度で搬送させた後、前記第2位置で後続シートを一時停止させ、前記第1給送手段よりも前記画像形成手段までのシート搬送距離が短い第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合、前記第2位置を含む所定区間では、前記第2位置で後続シートを一時停止させることなく、前記搬送手段により後続シートを前記第1速度よりも遅い第2速度で搬送させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合、及び、前記第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度で画像形成を行う場合のいずれの場合においても、前記第1給送手段または前記第2給送手段が先行シートを給送してから第1時間経過後に後続シートを給送させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2給送手段から給送されたシートに前記第1画像形成速度よりも遅い第2画像形成速度で画像形成を行う場合、前記第2給送手段が先行シートを給送してから、前記第1時間よりも長い第2時間経過後に後続シートを給送させ、前記搬送手段により後続シートを第1速度で搬送させた後、前記第2位置で後続シートを一時停止させることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1速度を前記第1画像形成速度よりも速い速度とすることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、普通紙に画像形成を行う場合、第1画像形成速度で普通紙に画像形成させ、厚紙に画像形成を行う場合、前記第1画像形成速度よりも遅い第2画像形成速度で厚紙に画像形成させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2004058880A 2003-05-01 2004-03-03 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4541725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004058880A JP4541725B2 (ja) 2003-05-01 2004-03-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003126448 2003-05-01
JP2004058880A JP4541725B2 (ja) 2003-05-01 2004-03-03 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004352496A JP2004352496A (ja) 2004-12-16
JP2004352496A5 JP2004352496A5 (ja) 2007-04-19
JP4541725B2 true JP4541725B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=34066927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004058880A Expired - Fee Related JP4541725B2 (ja) 2003-05-01 2004-03-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4541725B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184275A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008213974A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Kyocera Mita Corp 印刷装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585644A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置
JPH05105255A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置
JPH10120216A (ja) * 1996-10-18 1998-05-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1184778A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Kyocera Corp 画像形成装置の記録媒体搬送制御方法
JP2000255841A (ja) * 1999-03-12 2000-09-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2002059601A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2002244526A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585644A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置
JPH05105255A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置
JPH10120216A (ja) * 1996-10-18 1998-05-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1184778A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Kyocera Corp 画像形成装置の記録媒体搬送制御方法
JP2000255841A (ja) * 1999-03-12 2000-09-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2002059601A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2002244526A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004352496A (ja) 2004-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1582940B1 (en) Image fixing apparatus having two fixing units and image forming apparatus
US7237772B2 (en) Image forming apparatus with control of sheet carrier to compensate for sheet conveying distance
JP4392939B2 (ja) 画像形成装置
JP2016034860A (ja) 給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2019200397A (ja) 画像形成装置
JP2015143795A (ja) 画像形成装置
JP4541725B2 (ja) 画像形成装置
US10906762B2 (en) Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus
US20100329762A1 (en) Image forming apparatus
US7900918B2 (en) Sheet conveying system, as well as image forming apparatus and sheet conveying apparatus thereof
JP2002029649A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP4261974B2 (ja) シート搬送装置
JP2023084183A (ja) 画像形成装置
JP2005265936A (ja) 画像形成装置
JP2005338523A (ja) 電子写真印刷装置
JP2011227353A (ja) 画像形成装置及び画像調整方法
JP2009260785A (ja) 画像形成システム
JP2017078815A (ja) 画像形成装置
JP3216317B2 (ja) 用紙搬送制御装置
JP2002104697A (ja) 画像形成装置
JP2020189747A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH0434463A (ja) 画像形成装置
JP2021015190A (ja) 画像形成装置
JP2014061989A (ja) 画像形成装置
JP4749276B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4541725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees