JP2009260785A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】信号線数の増加を抑える一方で、従来問題となっていたタイムラグなしで複数のタイミング制御を行える、また短時間に複数の制御タイミングを通知できる画像形成システムを提供することを目的とする。
【解決手段】第1のコントローラ206を有する画像形成装置と、第2のコントローラ212を有する拡張装置と、第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段218、219を有し、第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、第2のコントローラへ同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を第2のコントローラにシリアル通信で送信せずに、同期信号を出力すると、第2のコントローラが特定の同期対象の同期信号を伝えられたと判断することを特徴とする画像形成システム。
【選択図】図1
【解決手段】第1のコントローラ206を有する画像形成装置と、第2のコントローラ212を有する拡張装置と、第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段218、219を有し、第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、第2のコントローラへ同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を第2のコントローラにシリアル通信で送信せずに、同期信号を出力すると、第2のコントローラが特定の同期対象の同期信号を伝えられたと判断することを特徴とする画像形成システム。
【選択図】図1
Description
本発明は、拡張装置を装着可能な画像形成装置及び拡張装置から成る画像形成システムに関する。
例えば電子写真方式、静電記憶方式の複写機、プリンタなどの画像形成装置には、複数個の給紙口を備えたものがあり、それぞれの給紙口に種類またはサイズの異なる用紙を積載しておくことで、複数の用紙種や用紙サイズを柔軟に使い分けることが可能である。しかし、使用者の使用状況によっては、さらに多くの用紙種、用紙サイズを使用する必要がある場合や、より大量の用紙を積載する必要がある場合がある。このような要求に対応するために、拡張搬送装置を追加で設置することがしばしば行われる。
拡張搬送装置を画像形成装置に接続する際には、画像形成装置と拡張搬送装置の双方にシリアルインタフェースを設け、画像形成装置と拡張搬送装置を前記シリアルインタフェースで接続する形態が多く採られる。シリアルインタフェースで接続することにより、画像形成装置と拡張搬送装置の間でさまざまな情報の授受が可能となるため、2又は3本の信号線で複雑な制御が可能となるメリットがある。また、シリアルインタフェースをバス接続またはディジーチェーン接続とすることで、信号線の数を増やすことなく、接続する拡張搬送装置を増やすことが可能である。
バス接続とすることで複数の拡張搬送装置を接続可能とする方法については、例えば特許文献1で開示されている。画像形成装置や拡張搬送装置では、装置のコストを低減するためにバスアービトレーション機能を持たないシリアルインタフェースを使用することがある。その場合、画像形成装置をバスマスタとし、拡張搬送装置をスレーブとするマスタスレーブ型のインタフェース構成となる。上記構成は、拡張搬送装置に限らず、拡張両面装置や拡張排紙処理装置などの拡張装置に対して一般的に採られる構成である。
画像形成装置と拡張装置をマスタスレーブ型のシリアルインタフェースで接続し、拡張装置の搬送用モータを起動したり、給紙動作をさせる場合、その動作に対応したシリアルコマンドを画像形成装置が生成し、シリアルインタフェースにより拡張装置に送信する。シリアルコマンドを受信した拡張装置は、コマンドを解析し、解析した結果に基づいた動作を行う。また、拡張装置の情報、例えば給紙搬送路にあるセンサにて用紙を検出しているか否かといった情報を画像形成装置が必要とした場合、センサの情報を要求するシリアルコマンドを画像形成装置が生成し、拡張装置に送信する。
コマンドを受信した拡張装置は、コマンドを解析し、センサ情報を要求するシリアルコマンドであることを認識した場合、センサの状態をシリアルインタフェースを通じて画像形成装置へ送信する。
シリアルインタフェースを用いた場合、画像形成装置と拡張装置の間でデータの授受を行うには、一定以上の時間を必要とする。一定の時間とは、複数ビットからなるコマンドを画像形成装置からシリアルインタフェースで送信するのに必要な時間、スレーブ側の装置が受信したコマンドを解析する時間を含む。また、受信したコマンドに対して返送するデータを用意する時間および返送するデータをシリアルインタフェースでマスタ側の装置に送信する時間も含む。更に、通信路での通信エラーを検出した場合にはコマンドの再送を行うなどの処理が必要となり、データの授受に必要な時間は増大する。
すなわち、シリアルインタフェースが使用中となり、別のコマンドを新たに送信できない時間帯が存在することになるため、画像形成装置が拡張装置に対してコマンドを送信する必要が生じた際にすぐに送信することができない場合が生じる。その場合にはシリアルインタフェースが開放されるのを待ってから新たなコマンドを送信することになり、コマンドを送信する必要が生じてから実際にコマンドが送信されるまでの間にタイムラグが生じる。また、画像形成装置に複数の拡張装置を接続する場合、それぞれの拡張装置を制御するため、画像形成装置から多数のコマンドを送出する必要がある。
その場合、シリアルインタフェースが使用中となる時間が増大し、すなわちコマンドを送信する必要が生じてから実際にコマンドが送信されるまでのタイムラグが増大することになる。このようなタイムラグがあると以下のような問題が生じる。
例えば、画像形成装置が制御するモータによって駆動されるローラと、拡張装置が制御するモータによって駆動されるローラの両方にまたがった状態で停止した用紙の搬送を再開するような場合である。用紙の搬送を正常に再開するためには、画像形成装置側のモータと拡張装置側のモータを同時に起動する必要がある。そのためには、シリアルインタフェースが使用中であるかを確認し、使用中である場合にはシリアルインタフェースが開放されるまで待ってから画像形成装置側のモータを起動し、同時に拡張装置に対してモータの起動指示を行うためのコマンドを送信する必要がある。
このようなシリアルインタフェースの開放待ちが入ることによって、必要なタイミングでモータを起動することができず、必要なタイミングと実際の動作の間にタイムラグが生じることになり、用紙の搬送再開までに時間がかかってしまう。このようなタイムラグが許容されない制御を行う必要がある場合の対応として、シリアルインタフェースとは別にタイミングを通知するための専用の信号線を設ける方法が、例えば特許文献2で開示されている。
更に、タイムラグが許容されない制御を行うためのタイミング通知信号に複数の意味を持たせるために、予めシリアルインタフェースを使ってタイミング通知信号の意味をコマンドで指定し、その後タイミング通知信号を伝える方法が特許文献3で開示されている。これによって、タイミングを通知するための専用の信号線の本数を最小限に抑えながら、複数のタイミング制御をタイムラグなしで行うことができる。
特開平5−69988号公報
特開2001−188659号公報
特開2006−264881号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、以下のような問題があった。
従来の画像形成装置では、タイムラグが許されない制御項目が複数あり、これらを短時間に伝えたい場合、シリアルインタフェースのコマンドで次に出力する同期信号の同期対象を決定する情報の送信中に、伝えたいタイミングを過ぎてしまうことがあった。
図13に従来の画像形成システムにおいて同期タイミングを伝えるためのシリアル通信と同期信号のタイミングチャートを示す。501は第1の同期信号種類指定のためのシリアルコマンド、502は第1のシリアルコマンド送信時のクロック信号、503は第1の同期信号種類シリアルステータス、504は第1のシリアルステータス受信時のクロック信号、505は第1の同期信号である。また、506は第2の同期信号種類指定のためのシリアルコマンド、507は第2のシリアルコマンド送信時のクロック信号、508は第2の同期信号種類シリアルステータスである。更に、509は第2のシリアルステータス受信時のクロック信号、510は第2の同期信号、511は第1同期信号出力から第2同期信号出力までの時間である。
従来のシステムでは、画像形成装置は第1同期信号505を出力し第2同期信号510を出力するまでに、510の同期対象を指定するコマンド506の送信と第2の同期信号種類シリアルステータス508の受信が終了してから510を出力する必要があった。従って、画像形成装置は第1同期信号505を出力してから、第2同期信号510を出力するまでの時間511よりも短い時間512だけ経過した時点で第2同期信号を出力することが出来なかった。
これを解決するために、タイミングを通知する信号線を増やした場合、画像形成装置及び拡張装置の制御用CPUの入出力ポートの使用本数、インタフェースコネクタの信号線の本数、更に接続ケーブルの信号線の本数が増えコストが増大してしまう。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、信号線数の増加を抑える一方で、従来問題となっていたタイムラグなしで複数のタイミング制御を行える、また短時間に複数の制御タイミングを通知できる画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するため、以下(1)〜(5)の構成を備えるものである。
(1)第1のコントローラを有する画像形成装置と、第2のコントローラを有する拡張装置と、前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を前記第2のコントローラにシリアル通信で送信せずに、同期信号を出力すると、前記第2のコントローラが特定の同期対象の同期信号を伝えられたと判断することを特徴とする画像形成システム。
(2)第1のコントローラを有する画像形成装置と、第2のコントローラを有する拡張装置と、前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、前記第1のコントローラが、前記第2のコントローラに予め複数の同期信号の同期対象をシリアル通信で送信した後、複数の同期信号を出力した場合に、前記第2のコントローラが、受信した前記複数の同期信号に、既に受信していた複数の前記同期信号の同期対象を対応させて前記同期信号の同期対象を判断することを特徴とする画像形成システム。
(3)前記第1のコントローラは、予め送信していた同期信号の同期対象を決定する情報を削除するシリアルコマンドを送信する機能を有し、前記第2のコントローラは、前記シリアルコマンドを受信すると、それまでに記憶していた同期信号の同期対象の情報を削除する機能を有することを特徴とする前記(2)記載の画像形成システム。
(4)第1のコントローラを有する画像形成装置と、第2のコントローラを有する拡張装置と、前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、前記第1のコントローラは、前記第2のコントローラへの前記同期信号の出力のタイミングと、前記第2のコントローラへ前記同期信号を伝えたいタイミングとの時間差を、前記第2のコントローラへシリアル通信で伝える機能を有することを特徴とする画像形成システム。
(5)前記第1のコントローラは、予め送信していた同期信号の同期対象を決定する情報を削除するシリアルコマンドを送信する機能を有し、前記第2のコントローラは、前記シリアルコマンドを受信すると、それまでに記憶していた前記同期信号の同期対象の情報と、同期信号の入力のタイミングから同期タイミングまでの時間差の情報とを削除する機能を有することを特徴とする前記(4)に記載の画像形成システム。
以上説明したように、本発明の画像形成システムによれば、信号線数の増加を抑える一方で、従来問題となっていたタイムラグなしで複数のタイミング制御を行える。更に、非常に短時間に複数の制御タイミングを通知させることのできる画像形成システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の第1の実施例を以下に示す。
本実施例の拡張搬送装置は、同期信号通信手段で同期信号が入力され、次に画像形成装置から同期信号の対象を決定する情報をシリアル通信手段により受信しないで同期信号が入力された場合、同期信号の同期対象に特定の対象を設定することを特徴とする。
<画像形成システムの構成>
最初に本発明の第1の実施例の画像形成装置および拡張装置の概略について説明する。ここで説明する拡張搬送装置は、一つの拡張搬送コントローラで2つの拡張搬送ユニットを制御する装置である。
最初に本発明の第1の実施例の画像形成装置および拡張装置の概略について説明する。ここで説明する拡張搬送装置は、一つの拡張搬送コントローラで2つの拡張搬送ユニットを制御する装置である。
画像形成装置は用紙種類(メディア)を検知し、検知したメディア種類に最適な画像形成を行うプリントを行う場合と、メディアが既知である場合やユーザから指定されている場合にメディアを検知せずにプリントを行う場合とがある。
図2に本実施例の画像形成システムのブロック図を示す。201は画像形成装置、202は拡張搬送装置、203は画像コントローラ、204はエンジンコントローラ、205は拡張搬送コントローラ、206はエンジンコントローラ204のCPUである。ここで、204を第1のコントローラ、205を第2のコントローラとする。そして、207はエンジンコントローラROM、208はエンジンコントローラRAM、209は画像形成装置の各モータ、210は画像形成装置の高圧制御回路、211は画像形成装置の各種センサである。
図3に本実施例の画像形成システムの断面図を示す。301は本体カセット、302は本体給紙トレイ、303は本体搬送センサ、304はレジ前ローラ、305はレジセンサ、306はメディア検知センサ、307はレジローラ、308Y〜308Kはレーザスキャナ、309Y〜309Kはトナー容器である。また、310Y〜310Kは現像器、311Y〜311Kは感光ドラム、312は中間転写ベルト、313は中間転写ベルト上の所定位置、314はクリーナ、315は2次転写ローラ、316は定着器、317は定着排紙センサ、318は排紙センサである。そして、319は排紙口、320は搬送ローラ、350は拡張搬送第1カセット、351は拡張搬送第1搬送センサ、352は拡張搬送第1ピックアップローラである。更に、353は拡張搬送第2カセット、354は拡張搬送第2搬送センサ、355は拡張搬送第2ピックアップローラである。
図4に本実施例の画像形成システムにおけるシリアルインタフェースのコマンド表を示す。
図5に本実施例の画像形成システムにおいて所定のタイミングを伝えるためのシリアル通信と同期信号のタイミングチャートを示す。601は第1の同期信号種類指定のためのシリアルコマンド、602は第1のシリアルコマンド送信時のクロック信号、603は第1の同期信号種類シリアルステータスである。また、604は第1のシリアルステータス受信時のクロック信号、605は第1の同期信号、606は第2の同期信号、607は第1同期信号出力から第2同期信号出力までの時間である。
(イ)メディアを検知した後にプリントを行う場合について説明する。
図示しないホストコンピュータから画像形成装置に画像形成が指示されると、ホストコンピュータは画像コントローラ203に画像形成を指示する。画像コントローラはホストコンピュータより画像形成を指示されると、エンジンコントローラ204へ画像形成開始を指示する。エンジンコントローラ204は拡張搬送装置202に積載されている用紙のメディア種類が未知であると判断すると、メディア検知を行ってから画像形成を行うプリントを開始する。エンジンコントローラ204は拡張搬送装置202へシリアル通信インタフェース218を介して給紙開始指示コマンドを送信する。拡張搬送コントローラ205は、エンジンコントローラ204からシリアル通信インタフェース219を介して給紙開始指示コマンドを受信すると、搬送モータ215を回転させ、給紙ソレノイド216をONさせて給紙を行う。
エンジンコントローラ204は、用紙先端がメディア検知センサ306に到達するよりも前に、次に出力する同期信号は用紙一時停止を表すことを意味する「タイミング搬送一時停止指示コマンド」を送信する。拡張搬送コントローラ205はタイミング搬送一時停止指示コマンドを受信すると、次に受信する同期信号が搬送一時停止であることをRAM214に記憶する。次にエンジンコントローラ204は用紙先端がメディア検知センサ306に到達したと判断すると、搬送モータを停止して搬送ローラ304の駆動を停止すると同時に拡張搬送コントローラ205へ同期信号を出力する。
拡張搬送コントローラ205は同期信号が入力されると記憶していた同期信号の同期対象情報をRAM214より読み出し、搬送を一時停止させるためにモータを一時停止する。エンジンコントローラ204は搬送を一時停止した状態でメディア検知センサによってメディア(用紙種類)の検知を行う。次にエンジンコントローラ204は検知したメディアによって最適な搬送速度を特定し、搬送速度指示コマンドを拡張搬送コントローラ205へ送信する。拡張搬送コントローラ205は搬送速度指定コマンドを受信すると次に搬送再開するときに用紙を搬送する速度をRAM214に記憶する。
また、エンジンコントローラ204は次に出力する同期信号の同期対象を用紙搬送再開に指定する「タイミング搬送再開指示コマンド」を送信する。拡張搬送コントローラ205はタイミング搬送再開指示コマンドを受信すると、次に受信する同期信号が搬送再開であることをRAM214に記憶する。次にエンジンコントローラ204は検知したメディアに最適なスピードで感光ドラム311Y〜311K、中間転写ベルト312を回転させ、搬送モータの駆動を開始すると同時に同期信号を出力する。拡張搬送コントローラ205は同期信号が入力されると記憶していた同期信号の同期対象をRAM214より読み出し、搬送を再開させるためにモータを駆動開始する。
エンジンコントローラ204は感光ドラム311Y〜311K上に形成される静電潜像に現像器310Y〜310Kにてトナーを現像して感光ドラム311Y〜311K上にトナー画像を形成する。次に、感光ドラム311Y〜311K上のトナー像を中間転写ベルトへ転写(1次転写)し、このトナー像を拡張搬送装置202から搬送される用紙に転写(2次転写)した後、定着器316にて定着させ、排紙口319からこの用紙を排紙する。
ここで、搬送の一時停止、再開を指示するために同期信号が使用される。これは、画像形成装置のモータの停止・回転と、拡張搬送装置の搬送停止・搬送再開とのタイミングを高い精度で合わせるためである。これらのタイミングを高い精度で合わせることによって、画像形成装置と拡張搬送装置の片方だけがモータを回転させている状態を回避している。その結果、用紙を引っ張ってしまったり押し込んでしまって、用紙にしわができたり、用紙の正確な位置を把握することが出来ずに用紙先端とトナー画像の先端とがずれてしまうことを防止することが出来る。
(ロ)メディアを検知せずにプリントを行う場合について説明する。
画像形成装置201において、拡張搬送装置202から給紙される用紙に印字を開始する場合、201は202へ給紙開始コマンドを送信し、垂直同期タイミング(感光ドラム311Yへのレーザビーム照射開始タイミング)を拡張搬送装置202に伝える。
ここで、画像形成装置201が、垂直同期タイミングを拡張搬送装置202に伝えるのは、拡張搬送装置が画像形成装置の2次転写ローラ315へ用紙を到着させるタイミングを知らせるためである。画像形成装置が垂直同期タイミングにて感光ドラム311Yへレーザビームの照射を開始すると、所定時間後に中間転写ベルト312上に形成されたトナー像が2次転写ローラ315にて用紙へ転写される。この転写を2次転写と呼ぶ。
拡張搬送装置202は予め垂直同期タイミング(レーザビーム照射開始タイミング)から何秒後に2次転写ローラ315において2次転写(トナー像の用紙への転写)が開始されるかを記憶している。拡張搬送装置は記憶している垂直同期タイミングから2次転写開始タイミングまでの時間差と、画像形成装置から受信した垂直同期タイミングに基づいて、用紙先端にトナー画像の先端が転写されるように用紙搬送の開始タイミングや用紙搬送速度の調整を行う。
画像形成装置は垂直同期信号を拡張搬送装置に伝えるために、予めシリアルインタフェースコマンドA1(16進)を送信し、これから出力する同期信号が画像形成開始タイミングであることを送信する。次に画像形成装置は感光ドラム311Yへレーザビームの照射を開始するのと同時に同期信号を拡張搬送装置へ出力し、垂直同期信号を拡張搬送装置へ伝える。
(ハ)先述のメディア検知をしてから画像形成を開始するプリント1ページと、垂直同期信号を画像形成装置から拡張搬送装置へ伝えて画像形成を開始するプリント1ページを連続して行う場合について説明する。
メディア検知から画像形成を開始する1ページと、垂直同期信号を拡張搬送装置へ伝えて画像形成を開始する1ページを最大スループットでプリントする必要がある。そのためには、1ページ目の搬送再開タイミングを伝えてから、2ページ目の垂直同期信号タイミングを伝えるまでの時間を短くしなければならない。
ここで、本実施例の画像形成システムにおいては、図5に示すように、拡張搬送コントローラ205は、タイミング605において1ページ目の搬送再開を指示する同期信号が入力されると、次に入力する同期信号の対象を垂直同期信号に設定する。204は、605で1ページ目の搬送再開を同期信号で出力した後、次に出力する同期信号対象指定コマンドの送信やステータスの受信を行わず、同期信号(垂直同期信号)606を出力し、2ページ目の垂直同期信号をT_SIG信号線で伝えることが出来る。
<画像形成システムの拡張搬送コントローラの同期信号処理>
図1に本実施例の画像形成システムにおける拡張搬送コントローラ205の同期信号に関する処理のフローチャートを示す。この処理は拡張搬送コントローラ205のCPU212において数百μ秒〜数ms毎に行う処理である。
<画像形成システムの拡張搬送コントローラの同期信号処理>
図1に本実施例の画像形成システムにおける拡張搬送コントローラ205の同期信号に関する処理のフローチャートを示す。この処理は拡張搬送コントローラ205のCPU212において数百μ秒〜数ms毎に行う処理である。
拡張搬送コントローラ205のCPU212は、S101において同期信号対象指定コマンドを受信したか否か判断する。S101において同期信号対象指定コマンドを受信したと判断すると、S102において指定された同期信号対象をRAM214へ記憶し、S103へ遷移する。S101において同期信号対象指定コマンドを受信していないと判断すると、S103へ遷移する。次にS103において、同期信号を入力したか否か判断する。S103において、同期信号を入力していないと判断すると処理を終了する。また、S103において同期信号を入力したと判断すると、S104においてRAM214から同期対象種類を読み出し、S105において入力した同期信号はRAMから読み出した同期対象種類であると判断する。そして、S106において同期対象種類としてRAM214へ垂直同期信号を記憶して処理を終了する。これによって、次にエンジンコントローラ204が同期信号対象指定コマンドを送信せずに、同期信号を拡張搬送装置へ出力すると、拡張搬送装置は垂直同期信号を受信したと判断することができる。
このように拡張搬送装置は、同期信号通信手段によって同期信号が入力されると、次に画像形成装置から同期信号の対象を決定する情報をシリアル通信手段によって受信しないまま同期信号を入力した場合、同期信号の同期対象に特定の対象を設定する。
このことにより、画像形成装置が次に出力する同期信号の同期対象を設定するコマンドを送信する時間を省くことが出来る。その結果、信号線本数の増加を最小限に抑え、複数のタイミング制御をタイムラグなしで行え、さらに1回のシリアル通信にかかる時間よりも短い時間に複数の制御タイミングを通知させることができる画像形成システムを提供することが可能となる。
本発明の第2の実施例を以下に示す。
本実施例では、画像形成装置は予め複数の同期信号に対応する同期信号対象の情報をシリアル通信手段によって送信し、拡張搬送装置は受信した複数の同期対象情報を、同期信号入力時にそれぞれの同期信号に順番に割り当てることを特徴とする。
本実施例の説明では第1の実施例と重複する内容は省略する。
図6に本実施例の画像形成システムにおける拡張搬送コントローラ205の同期信号に関する処理のフローチャートを示す。この処理は拡張搬送コントローラ205のCPU212において数百μ秒〜数ms毎に行う処理である。
図7に本実施例の画像形成システムにおいて同期タイミングを伝えるためのシリアル通信と同期信号のタイミングチャートを示す。
図8に本実施例の画像形成システムにおけるシリアルインタフェースのコマンド表を示す。
図7において、801は第1の同期信号対象指定コマンド、802は第1の同期信号対象指定コマンドをエンジンが送信するためのクロック信号、803は第1の同期信号対象指定コマンドに対するステータスである。また、804は第1の同期信号対象指定コマンドに対するステータスを拡張搬送装置が送信するためのクロック信号、805は第1の同期信号、806は第2の同期信号対象指定コマンドである。807は第2の同期信号対象指定コマンドをエンジンが送信するためのクロック信号、808は第2の同期信号対象指定コマンドに対するステータスである。更に、809は第2の同期信号対象指定コマンドに対するステータスを拡張搬送装置が送信するためのクロック信号。810は第2の同期信号、811はエンジンコントローラ204が第1の同期信号を出力してから第2の同期信号を出力するまでの時間である。
本実施例の画像形成システムにおいて、拡張搬送コントローラ205は、S701において同期信号対象指定コマンドを受信したか否か判断する。S701において同期対象指定コマンドを受信していないと判断すると、S703へ遷移する。また、S701において同期信号対象指定コマンドを受信したと判断すると、S702において指定された同期信号対象情報をRAM214へ記憶し、S703へ遷移する。ここで、同期信号対象情報を記憶する場合に、RAMをFIFOとして使用する。このFIFOは、同期信号対象指定コマンドを受信時に同期信号対象情報のデータを追加し、同期信号を入力して同期対象情報を読み出すときにデータを削除する。
次に、S703において、同期信号を入力したか否か判断する。同期信号を入力していないと判断すると処理を終了する。S703において同期信号を入力したと判断すると、S704に遷移する。S704において、拡張搬送コントローラ205はRAM214に同期信号対象情報が記憶されているか否か判断する。RAM214に同期信号対象情報が記憶されていると判断すると、S705に遷移し、RAM214から同期信号対象情報を読み出す。ここで拡張搬送コントローラ205はRAMに記憶された同期信号対象情報を読み出した後に同期信号対象情報を削除する。次にS706において拡張搬送コントローラは入力した同期信号の対象をS705で読み出した同期信号対象情報であると判断する。
また、S704において同期信号対象情報が記憶されていないと判断すると、S707へ遷移する。ここで、RAM214に同期信号対象情報が記憶されていない場合とは、電源ON後同期信号対象指定コマンドを受信していない場合や、FIFOに記憶していた同期信号対象指定コマンドのデータが全て削除された場合である。S707において、拡張搬送コントローラ205は入力した同期信号を所定の同期信号種類(例えば垂直同期信号)であると判断する。
このように動作することで、図7のように204が第1、第2の同期信号対象指定コマンドを続けて送信した後に同期信号805、810を出力すると、205は805、810をそれぞれ第1、第2の同期信号対象指定コマンドで指定された同期対象と判断する。ここで、同期信号805、810の間隔が1回のシリアル通信にかかる時間よりも短くても、拡張搬送装置はそれぞれの同期信号の対象情報を正確に判断することが出来る。また、205はRAM214に記憶する同期信号対象情報のデータ領域を大きくすることで、2つの信号に限らず3つ以上の同期信号がごく短時間に入力された場合でも、それぞれの同期信号に対応する同期対象を正確に判断することが出来る。
また、本実施例の画像形成システムにおいては、エンジンコントローラ204は予め複数の同期信号対象指定コマンドを送信した後に、これらのコマンドをキャンセルする場合がある。これは、例えば複数の同期信号対象指定コマンドを送信してから、同期信号を出力するまでの間に、ジャム等の発生により用紙搬送を中断する場合などである。これに対応するために、本実施例の画像形成システムでは、図8に示すように同期信号対象クリアコマンドを追加している。拡張搬送コントローラ205は、同期信号対象クリアコマンドを受信すると、RAM214に記憶している同期信号対象情報を全て削除する。
本実施例の画像形成システムにおいては、画像形成装置は、予め複数の同期信号に対応する同期信号対象の情報をシリアル通信手段によって送信し、拡張搬送装置は受信した複数の同期対象情報を、同期信号入力時にそれぞれの同期信号に順番に割り当てる。これにより、画像形成装置が同期信号を出力する度に次の同期信号の同期対象を設定するコマンド・ステータスの送受信が終了するのを待つ時間を省くことが可能となる。
本発明の第3の実施例を以下に示す。
本実施例では、画像形成装置が同期信号を出力する前に同期信号出力から同期対象のタイミング発生までの遅延時間を予め拡張搬送装置へ送信することで、短時間に発生する複数の同期対象の発生タイミングを伝えることが可能な画像形成システムを説明する。本実施例の説明では第1の実施例の説明と重複する内容は省略する。
図9に本実施例の画像形成システムにおける拡張搬送コントローラ205の同期信号に関する処理のフローチャートを示す。この処理は拡張搬送コントローラ205のCPU212において数百μ秒〜数ms毎に行う処理である。
図10に本実施例の画像形成システムにおいて同期タイミングを伝えるためのシリアル通信と同期信号のタイミングチャートを示す。
図11に本実施例の画像形成システムにおけるシリアルインタフェースのコマンド表を示す。
図12に本実施例の画像形成システムの同期信号遅延時間指定コマンドの詳細を示す。
図10において、1101は第1の同期信号対象指定コマンド、1102は第1の同期信号対象指定コマンドをエンジンが送信するためのクロック信号、1103は第1の同期信号対象指定コマンドに対して拡張搬送装置が返信するステータスである。1104は第1の同期信号対象指定コマンドに対するステータスを拡張搬送装置が送信するためのクロック信号である。
また、1105はエンジンコントローラ204が第1同期信号を出力してから拡張搬送装置へ伝えたい同期タイミングまでの時間を指定する同期信号遅延時間指定コマンド、1106は同期信号遅延時間指定コマンドをエンジンが送信するためのクロック信号である。そして、1107は同期信号遅延時間指定コマンドに対して拡張搬送装置が返信するステータス、1108は同期信号遅延時間指定コマンドに対するステータスを拡張搬送装置が送信するためのクロック信号、1109は第1の同期信号である。
1110は第2の同期信号対象指定コマンド、1111は第2の同期信号対象指定コマンドをエンジンが送信するためのクロック信号、1112は第2の同期信号対象指定コマンドに対して拡張搬送装置が返信するするステータスである。1113は第2の同期信号対象指定コマンドに対するステータスを拡張搬送装置が送信するためのクロック信号、1114は第2の同期信号である。
更に、1115は第1の同期信号が拡張搬送装置に入力されてから、同期信号遅延時間指定コマンド1105によって指定された時間だけ経過した後に拡張搬送装置内部で発生する同期タイミングである。そして、1116は同期信号遅延時間指定コマンドによって指定された遅延時間、1117は拡張搬送装置内部で第1の同期信号に対応する同期タイミング1115が発生してから拡張搬送装置が第2の同期信号を入力するまでの時間差である。
本実施例の画像形成システムにおいて、拡張搬送コントローラ205は、S1001において同期信号対象指定コマンドを受信したか否か判断する。S1001において同期対象指定コマンドを受信していないと判断すると、S1003へ遷移する。また、S1001において同期信号対象指定コマンドを受信したと判断すると、S1002において指定された同期信号対象情報をRAM214へ記憶し、S1003へ遷移する。
次に、S1003において、同期信号遅延時間指定コマンドを受信したか否か判断する。同期信号遅延時間指定コマンドを受信していないと判断すると、S1005へ遷移する。S1003において同期信号遅延時間指定コマンドを受信したと判断すると、S1004に遷移し、同期信号遅延時間指定コマンドで指定された時間をRAMに記憶し、S1005へ遷移する。ここで、同期信号遅延時間指定コマンドは、例えば図12に示すように、パラメータとして2進数で3ビット(000〜111)の整数値、すなわち0〜7(10進数)の整数値を持つ。
例えば、拡張搬送装置は、パラメータが1の同期信号遅延時間指定コマンドを受信すると、同期信号を入力してから10ms後に同期タイミングが発生したと判断する。そして、パラメータが7の同期信号遅延時間指定コマンドを受信すると同期信号を入力してから70ms後に同期タイミングが発生したと判断する。この数値は10ms単位に限らず、エンジンコントローラ204と拡張搬送コントローラ205のインタフェースとして予め決定しておけば、パラメータが1のとき15ms、パラメータが2のとき100msのようにしてもよい。
次に、S1005において、同期信号を入力したか否か判断する。同期信号を入力していないと判断するとS1011へ遷移する。S1005において同期信号を入力したと判断すると、S1006に遷移する。S1006において、拡張搬送コントローラ205はRAM214から同期信号対象情報を読み出し、S1007において同期信号対象情報を「タイマ時間経過待機中の同期対象種類」としてRAM214に書き込む。
次にS1008においてRAM214から同期信号遅延時間を読み出し、S1009において同期信号遅延時間をタイマに設定する。ここで使用されるタイマは、同期信号入力時に遅延時間が設定され、遅延時間が経過すると拡張搬送コントローラ205が同期タイミングが発生したと判断できるように使用される。次にS1010において、RAMに記憶していた同期信号遅延時間を0に設定し、S1011へ遷移する。次に、S1011において、拡張搬送コントローラ205はタイマに設定した時間が経過したか否か判断する。S1011において時間が経過していないと判断すると、処理を終了する。また、S1011において時間が経過したと判断すると、S1012においてRAMから「タイマ時間経過待機中の同期対象種類」を読み出し、S1013において同期タイミングが発生したと判断し処理を終了する。
このように動作することによって、図10に示すように、エンジンコントローラ204が第1の同期信号対象指定コマンド、および第1の同期信号遅延時間指定コマンドを送信した後に同期信号1109を出力する。その後、第2の同期信号対象指定コマンドの送信、同期信号1114の出力を行うと、拡張搬送コントローラ205は同期信号1109から同期信号遅延時間経過後の1115のタイミングで同期タイミングが発生したと判断する。また、第2の同期信号に対しては同期信号遅延時間が設定されていないので第2の同期信号1114を入力すると第2の同期タイミングが発生したと判断することが出来る。
ここで、同期信号1115と1114の間隔が1回のシリアル通信にかかる時間よりも短くても、拡張搬送装置はそれぞれの同期信号の対象情報を正確に判断することが出来る。
また、本実施例の画像形成システムにおいては、エンジンコントローラ204は同期信号対象指定コマンドを送信してから、指定した同期信号遅延時間が経過するまでの間に、同期信号対象指定コマンドをキャンセルする場合がある。これは、例えばエンジンコントローラ204は同期信号対象指定コマンドを送信してから、指定した同期信号遅延時間が経過するまでの間に、ジャム等の発生により用紙搬送を中断する場合などがある。これに対応するために、本実施例の画像形成システムでは、図11に示すように同期信号対象クリアコマンドを追加している。拡張搬送コントローラ205は、同期信号対象クリアコマンドを受信すると、RAM214に記憶している「タイマ時間経過待機中の同期対象種類」を削除し、遅延時間を計測しているタイマを停止する。
このように、本実施例の画像形成システムでは、画像形成装置は同期信号を出力する前に同期信号出力から同期対象のタイミング発生までの遅延時間を予め拡張搬送装置へ送信することで、短時間に発生する複数の同期対象の発生タイミングを伝えることが出来る。その結果、信号線本数の増加を最小限に抑える一方で、複数のタイミング制御をタイムラグなしで行い、さらに1回のシリアル通信にかかる時間よりも短い時間に複数の制御タイミングを通知させることができる画像形成システムを実現することができる。
201 画像形成装置
202 拡張搬送装置(拡張装置に対応)
203 画像コントローラ
204 エンジンコントローラ(第1のコントローラに対応)
205 拡張搬送コントローラ(第2のコントローラに対応)
601 第1の同期信号種類指定のためのシリアルコマンド
602 第1のシリアルコマンド送信時のクロック信号
603 第1の同期信号種類シリアルステータス
604 第1のシリアルステータス受信時のクロック信号
605 第1の同期信号
606 第2の同期信号
607 第1同期信号出力から第2同期信号出力までの時間
202 拡張搬送装置(拡張装置に対応)
203 画像コントローラ
204 エンジンコントローラ(第1のコントローラに対応)
205 拡張搬送コントローラ(第2のコントローラに対応)
601 第1の同期信号種類指定のためのシリアルコマンド
602 第1のシリアルコマンド送信時のクロック信号
603 第1の同期信号種類シリアルステータス
604 第1のシリアルステータス受信時のクロック信号
605 第1の同期信号
606 第2の同期信号
607 第1同期信号出力から第2同期信号出力までの時間
Claims (5)
- 第1のコントローラを有する画像形成装置と、
第2のコントローラを有する拡張装置と、
前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、
前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、
前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を前記第2のコントローラにシリアル通信で送信せずに、同期信号を出力すると、前記第2のコントローラが特定の同期対象の同期信号を伝えられたと判断することを特徴とする画像形成システム。 - 第1のコントローラを有する画像形成装置と、
第2のコントローラを有する拡張装置と、
前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、
前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、
前記第1のコントローラが、前記第2のコントローラに予め複数の同期信号の同期対象をシリアル通信で送信した後、複数の同期信号を出力した場合に、
前記第2のコントローラが、受信した前記複数の同期信号に、既に受信していた複数の前記同期信号の同期対象を対応させて前記同期信号の同期対象を判断することを特徴とする画像形成システム。 - 前記第1のコントローラは、予め送信していた同期信号の同期対象を決定する情報を削除するシリアルコマンドを送信する機能を有し、
前記第2のコントローラは、前記シリアルコマンドを受信すると、それまでに記憶していた同期信号の同期対象の情報を削除する機能を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。 - 第1のコントローラを有する画像形成装置と、
第2のコントローラを有する拡張装置と、
前記第1のコントローラから前記第2のコントローラへ異なる同期対象に関する同期信号を伝えるための同期信号通信手段を有し、
前記第1のコントローラが、予め同期信号の同期対象を決定する情報を、前記第2のコントローラへ前記同期信号通信手段を介してシリアル通信する画像形成システムにおいて、
前記第1のコントローラは、前記第2のコントローラへの前記同期信号の出力のタイミングと、前記第2のコントローラへ前記同期信号を伝えたいタイミングとの時間差を、前記第2のコントローラへシリアル通信で伝える機能を有することを特徴とする画像形成システム。 - 前記第1のコントローラは、予め送信していた同期信号の同期対象を決定する情報を削除するシリアルコマンドを送信する機能を有し、
前記第2のコントローラは、前記シリアルコマンドを受信すると、それまでに記憶していた前記同期信号の同期対象の情報と、同期信号の入力のタイミングから同期タイミングまでの時間差の情報とを削除する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
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