JP2002104697A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002104697A
JP2002104697A JP2000300488A JP2000300488A JP2002104697A JP 2002104697 A JP2002104697 A JP 2002104697A JP 2000300488 A JP2000300488 A JP 2000300488A JP 2000300488 A JP2000300488 A JP 2000300488A JP 2002104697 A JP2002104697 A JP 2002104697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙のスリップ量を減少させ、記録紙の搬
送を安定化すると共に、制御を単純化してエラーを起き
にくくする。 【解決手段】 記録紙P1に続いて記録紙P2が紙間距
離50mmで上方に向かって搬送され(a)、停止して
いるレジストローラ34に記録紙P1の先端が押しつけ
られて停止する(b)。記録紙P2は、規定紙間距離5
0mmの後方を搬送し、記録紙P1がレジスト停止して
いる間も記録紙P2の搬送を停止することなく、紙間距
離を使いながら記録紙P1に接近させる(c)。記録紙
P1は、記録紙P2が追いつく以前のタイミングで中間
転写ベルトに乗ったトナー像が規定位置まで達すると、
再搬送が開始される。記録紙P1と記録紙P2は、狭ま
った紙間距離を保ったまま搬送され(d)、記録紙P2
が(b)に示した記録紙P1と同様にレジストセンサ3
5に検知され、レジスト停止状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、より詳しくは、複写機やプリンタなどのようにカッ
ト紙から成る記録紙を現像部に連続給紙して画像形成を
行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カット紙の記録紙を使って画
像形成を行うものとしては、複写機、ファクシミリ装
置、あるいはプリンタなどのような画像形成装置が用い
られている。これらの画像形成装置の生産性を高める場
合は、転写紙の搬送速度を上げたり、転写紙の紙間を小
さくする必要がある。前者の転写紙の搬送速度に関して
は、現在の搬送機構において限界近くまで高速化されて
おり、さらなる高速化は搬送状態の不安定化や紙詰まり
を招来するおそれがあった。
【0003】また、後者の転写紙の紙間を小さくするも
のとしては、例えば、特開平11−133685号公報
に記載の「画像形成装置」、あるいは、特許第2544
460号公報に記載の「画像形成装置の給紙方法」など
がある。
【0004】上記した特開平11−133685号の画
像形成装置では、給紙トレイから転写紙を送り出し、レ
ジストローラで画像形成タイミングに合わせて画像を形
成する際に、レジストローラの転写紙搬送方向の上流側
に単独で駆動のON・OFF制御が可能な第1の搬送ロ
ーラと、その第1の搬送ローラの転写紙搬送方向上流側
に単独で駆動のON・OFF制御が可能な第2の搬送ロ
ーラと、第1の搬送ローラの転写紙搬送方向の上流側の
転写紙搬送経路上に転写紙の到達を検知する搬送センサ
とが配置され、制御手段によって給紙スタートからその
搬送センサまでの転写紙の搬送時間を計測し、転写紙の
先端が第1と第2の搬送ローラ間にあるタイミングで第
2の搬送ローラの駆動をOFFして、搬送時間により算
出された時間後に第2の搬送ローラの駆動を再度ONす
る制御が行われていた。
【0005】また、上記した特許第2544460号の
画像形成装置の給紙方法では、搬送路内を送給される記
録紙をレジストローラにて一旦停止させ、その記録紙を
所定画像が形成された像担持体へレジストローラにより
送給するもので、レジストローラで停止させた先行の記
録紙の後端部に後続の記録紙先端部が重なり合うように
後続の記録紙を搬送して、レジストローラにより先行記
録紙を像担持体へ送給する際に、先行記録紙が所定位置
を通過した後に後続の記録紙がレジストローラに当接し
て停止するまで搬送するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、感光体(あるいは
中間転写体等の)上に形成されたトナー像と、給紙搬送
経路上を搬送される記録紙との位置合わせを行う方式と
してレジストローラ方式が採用されており、搬送されて
きた記録紙をレジストローラに突き当てて一旦停止させ
る工程が必ず含まれている。そして、レジスト停止した
記録紙(先行紙)に続いて後続の記録紙が搬送されてき
ている場合は、先行紙に突き当たらないように後続紙も
一旦停止させるのが普通である。通常は、先行紙のレジ
スト停止と同時に後続紙も停止させるが、上記の特開平
11−133685号公報の場合、後続紙を独立に停止
させている。これは停止時に、紙間を所定値(最短値も
含む)まで正確に詰めるためである。
【0007】また、上記した特許第2544460号公
報の場合は、後続紙の先端を先行紙の後端に重ねて停止
するようにしている。これも、レジスト給紙時において
紙間を最短に詰めることを目的している。つまり、搬送
線速を上げずに紙間を詰めることによりスループットを
向上させるという考え方である。
【0008】これら従来の画像形成装置にあっては、先
行紙のレジスト停止中には後続紙もそれに合わせるよう
に(全く一緒のタイミングという訳ではないが)一旦停
止しているという共通点がある。すなわち、後続紙は、
自身のレジスト停止も含めると少なくとも2度停止が行
われることになる。しかし、給紙搬送における記録紙の
スリップのほとんどは搬送開始時に生じることがわかっ
ているため、搬送の安定性を考えるとストップ・再スタ
ートの回数はできる限り少ない方が良く、またプログラ
ム的にもストップ・再スタートという制御が増える分エ
ラーの発生する確率が増えるという問題点があった。
【0009】また、レジスト停止中の先行紙を待つため
に後続紙が一旦停止している時点で、後続紙のための画
像形成が既に開始されているような場合は、後続紙の制
御シーケンスが先行紙のレジスト停止時間の影響を受け
ることから、不安定になってしまうという問題点があっ
た。例えば、先行紙のレジスト停止時間が予定より短い
と、後続紙はその影響で逆にレジスト停止時間が長くな
ってしまい、逆に先行紙の停止時間が長いと後続紙の停
止時間は短くなってしまう。このような設定の場合、一
度レジスト停止時間が予定の時間からずれると、連続給
紙時において1枚毎にレジスト停止時間が長短を繰り返
すことになるが、これでは、たとえ画像形成装置が正確
に動作したとしても、画像形成装置を操作するオペレー
タに装置の動作が不安定だと思わせる原因になり、全体
的な制御シーケンスとしてはあまり適切なものとは言え
なかった。
【0010】本発明は、これらの問題点に鑑みてなされ
たものであり、レジスト停止中の先行紙を待つための後
続紙の一旦停止動作を無くしてストップ・再スタート回
数を減らすことにより、記録紙のスリップ量を減少さ
せ、記録紙の搬送を安定化すると共に、制御を単純化し
てエラーを起きにくくすることができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、記録紙サイズよりも長い
給紙搬送路中にレジストローラと、それよりも上流位置
に1つ以上の搬送ローラを具備し、連続給紙時には前記
給紙搬送路中に複数枚の記録紙を同時に搬送し、給紙搬
送されてくる記録紙を前記レジストローラで一旦停止さ
せて、現像部で形成されるトナー像にタイミングを合わ
せて再搬送を開始する画像形成装置において、前記レジ
ストローラに記録紙を一旦停止させている場合に、後続
紙が先行紙に追いつく前に停止させていた先行紙の再搬
送を開始するように制御する制御部を備えていることを
特徴とする画像形成装置。
【0012】これによれば、先行紙がレジスト停止して
いる最中にも後続紙の搬送を継続させることにより、後
続紙のストップ・再スタート回数を少なくしてスリップ
の生じる可能性を減少させ、搬送性能の安定性を増大さ
せることができる。また、先行紙がレジスト停止してい
る間は、後続紙も停止させる従来の給紙法と比較する
と、後続紙の搬送制御シーケンスの中から「先行紙を待
つ時間」という外乱要素を取り除くことができるため、
感光体(あるいは中間転写体等の)上に形成されたトナ
ー像と後続の記録紙との位置関係が、後続紙のスリップ
以外に乱されることがなくなり、トナー像に対する記録
紙の相対位置の安定性、ひいては連続給紙搬送性能の安
定性が向上する。仮に、後続紙がスリップによって位置
合わせできないほどずれた場合は、搬送異常として処理
することもできる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記レジストローラから上流
に向けて使用可能な最大記録紙搬送方向長の範囲内に設
置された搬送ローラに関して、駆動力の伝達を制御する
ことができるクラッチを個々に設置したことを特徴とす
る。
【0014】これによれば、レジスト停止している記録
紙を挟持する位置にある搬送ローラは、レジスト停止中
にはその回転を停止させる必要があるが、画像形成装置
の取り扱う記録紙サイズは1種類ではなく、サイズによ
ってはレジスト停止時の動作(回転または停止)が逆転
する搬送ローラも出てくる。つまり、大きい記録紙の場
合は、停止させる必要があるが、小さい記録紙の場合は
回転させておく必要のある搬送ローラが存在するからで
ある。従って、画像形成装置の取り扱う記録紙の中で、
最大記録紙搬送方向長だけレジストローラから上流側へ
遡った範囲内にある搬送ローラは、独立して駆動力の伝
達を制御できるようにする必要がある。これにより、様
々なサイズの記録紙に対して後続紙が先行紙に追いつく
前に停止させていた先行紙の再搬送を開始することがで
きる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記
レジストローラに記録紙を一旦停止させる際に、給紙搬
送を行う記録紙サイズに応じて、レジストローラから上
流側に向けて何本目の搬送ローラまで一旦停止させるか
を自動的に認識して制御することを特徴とする。
【0016】これによれば、通常の画像形成装置では、
給紙トレイに記録紙サイズの検知機構などが設置されて
いて、使用される記録紙サイズを判別していたが、この
ような記録紙サイズの搬送方向長に基づいて、レジスト
ローラから上流何本目までの搬送ローラをレジスト停止
時に停止させるかを自動的に制御するようにしたため、
特別な設定操作を行うことなく、様々なサイズの記録紙
に対して後続紙が先行紙に追いつく前に停止させていた
先行紙の再搬送を自動的に開始することができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に
記載の画像形成装置において、前記搬送ローラ線速より
も前記レジストローラ線速の方を速く設定したことを特
徴とする。
【0018】本発明はレジスト停止時に後続紙を先行紙
に合わせて停止させる動作を行わないことで紙間距離を
狭めるもので、後続紙が追いつく前に先行紙の再搬送を
開始するとしたが、何らかのエラーで追いついてしまう
事態も考えられる。その際、エラーとして動作を停止さ
せてもよいが、紙間距離が全く空いていなければ、後続
紙の先端がレジストセンサで検知できなくなるので、後
続紙は先行紙に続いてレジストローラを抜けていくおそ
れもある。そこで、請求項4ではレジストローラ線速を
搬送ローラ線速よりも速く設定したため、仮に後続紙が
先行紙に追いつく事態が生じたとしても、ある程度の範
囲内であれば無くなった紙間距離を再び確保することが
可能となり、連続給紙時でもエラーの発生する確率を低
く抑えることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の画像形成装置において、前記搬送ローラのクラッチに
ワンウェイクラッチを使用したことを特徴とする。
【0020】これによれば、レジストローラ線速を搬送
ローラ線速より速くした場合、レジスト給紙時に先行紙
の方が速く搬送されることとなり、この時、先行紙の後
端が搬送ローラに挟持されていると、レジストローラに
よる搬送力との間で喧嘩となる。そこで、請求項5で
は、先行紙の後端を挟持する搬送ローラにワンウェイク
ラッチを使用することにより、レジストローラの搬送力
の方を支配的として、レジストローラ線速を速くするこ
とで好適な紙間拡張効果のみを享受することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る画像形成装置の好適な実施の形態を詳細に説明
する。
【0022】図1は、本実施の形態の画像形成装置の概
略構成を示す図である。この画像形成装置1は、四色分
のトナー像をそれぞれ形成する感光体2〜5が配置され
た、いわゆるタンデム型と呼ばれるものである。ここで
は、一例としてタンデム型を示したが、必ずしもこの方
式に限定されるものではなく、他の方式の画像形成装置
であっても構わない。
【0023】感光体2〜5の周囲には、各感光体をそれ
ぞれ帯電させる帯電チャージャ6〜9、レーザ光を使っ
て感光体2〜5の表面に潜像を形成する書込ユニット1
0、その潜像にトナーを付着させる現像ユニット11〜
14、中間転写ベルト19に転写する一次転写ローラ1
5〜18、感光体2〜5に残った静電気を取り除く除電
ランプ20〜23、感光体2〜5の表面に残ったトナー
をクリーニングする感光体クリーニングユニット24〜
27がそれぞれ配置されている。
【0024】また、各感光体2〜5上の単色画像を重ね
合わせるための中間転写ベルト19は、各感光体2〜5
に接触するように懸架されている。そして、この中間転
写ベルト19と記録紙が搬送されてくる給紙搬送路28
との当接位置(二次転写部ともいう)においては、中間
転写ベルト19に対向して二次転写ローラ29が設置さ
れている。
【0025】さらに、給紙搬送路28には、サイズの異
なるカット紙が収納された給紙カセット30〜32から
所望のサイズの記録紙が供給され、二次転写部にてトナ
ー像が転写される。二次転写部の下流側には、記録紙に
転写されたトナー像を定着させるための定着ユニット3
3が配置されている。また、二次転写部の上流側には、
レジストローラ34、レジストセンサ35、搬送ローラ
36,37,38,39,40の順にそれぞれ配置され
ている。そして、給紙カセット30〜32内の記録紙
は、各ピックアップローラ41〜43によって繰り出さ
れると、給紙ローラ44〜46を経て、搬送ローラ36
〜40によって給紙搬送路28内を搬送する。
【0026】中間転写ベルトクリーニングユニット47
は、二次転写を終えた中間転写ベルト19の表面に残存
しているトナー等のクリーニングを行うものである。ま
た、図1の画像形成装置1は、各種設定や操作などを行
うオペレーションパネル50と、画像形成動作全体の制
御を行うCPUなどから成る制御部51とを備えてい
る。
【0027】次に、図1の画像形成装置1の画像形成動
作について簡単に説明する。感光体2〜5は、まず最初
に帯電チャージャ6〜9によりその表面を一様に帯電し
た後、書込ユニット10から照射されるレーザ光により
画像データに従ってその表面が露光され、静電潜像が形
成される。
【0028】形成された静電潜像は、各現像ユニット1
1〜14において各原色のトナーが供給されて現像さ
れ、トナー像が形成される。各感光体2〜5上に形成さ
れた単色のトナー像は、一次転写ローラ15〜18によ
る圧力と電界とにより中間転写ベルト19上に順次転写
されていって、中間転写ベルト19上で積層されること
でフルカラー画像が形成される。
【0029】フルカラー画像が表面に担持された中間転
写ベルト19は、二次転写ローラ29との当接位置(二
次転写部)において、図1中の何れかの給紙カセット3
0〜32から搬送されてきた記録紙と当接して、二次転
写ローラ29によって印加される圧力と電界とによっ
て、フルカラーのトナー像が記録紙へ転写される。フル
カラートナー像が転写された記録紙は、定着ユニット3
3を通過することによりその画像が定着され、不図示の
排出部から機外に排出される。
【0030】そして、二次転写残トナー像をその表面に
担持した中間転写ベルト19は、そのまま左方向に回転
して図中左端に設置された中間転写ベルトクリーニング
ユニット47によってその表面が清掃され、次画像の転
写に備える。
【0031】一方、一次転写工程後の各感光体2〜5
は、除電ランプ20〜23によってその表面が除電さ
れ、さらに感光体クリーニングユニット24〜27によ
って残留トナーが全て除去される。これが画像形成動作
の1サイクルである。
【0032】なお、この図1では、除電ランプ20〜2
3を感光体クリーニングユニット24〜27の手前に設
置したが、この前後関係は逆の場合もあり、また感光体
クリーニングユニット24〜27の前後に除電ランプを
1つずつ設置する構成であっても勿論良い。
【0033】また、給紙カセットから記録紙の取り出し
を行う給紙ユニットには、ピックアップローラ41〜4
3と給紙ローラ44〜46しか示されていないが、リバ
ースローラを設置してFRR分離方式としても良く、ま
たコーナー爪を設置してコーナー爪分離方式としても良
い。このように、給紙ユニットにおける分離方式は、特
に限定されない。
【0034】この給紙ユニットでピックアップされた記
録紙は、搬送ローラ群36〜40によって搬送され、レ
ジストセンサ35に検知されることによりレジストロー
ラ34に少し押し当てられた状態で一旦停止する。その
後、中間転写ベルト上に転写されたトナー像と位置を調
整しながら記録紙の再搬送が開始されて、二次転写部に
て記録紙上にトナー像が転写される。
【0035】本実施の形態の画像形成装置の特徴は、図
1の画像形成装置1の連続給紙時においてレジストロー
ラ34周辺の制御動作を行う制御部51にある。その特
徴的な制御動作を図2を用いて説明する。図2は、図1
の画像形成装置のレジストローラと搬送ローラの間のみ
を抜き出して描いた図である。連続して搬送される記録
紙P1(先行紙),P2(後続紙)の状態を図2の
(a)〜(d)まで時系列に並べたものである。
【0036】各ローラの設置間隔は、画像形成装置1に
おいて使用される記録紙の最短搬送方向長よりも短く設
定する必要がある。ここでは、仮に各ローラ間を図2
(a)に示すように、150mmとする。また、図2中
に描かれている記録紙P1,P2は、A4横のサイズで
あって、その記録紙の搬送方向長は210mmである。
図2では説明を簡単にするため、便宜上、記録紙P1,
P2の2枚しか描いていないが、連続給紙の場合は、記
録紙P2以下も同様に続いている。
【0037】まず、図2(a)においては、記録紙P1
に続いて記録紙P2が紙間距離50mmで図中上方(下
流側)に向かって搬送されている。この時、レジストロ
ーラ34は停止しているものとする。記録紙P1は、レ
ジストセンサ35でその先端が検知されてから規定時間
後に搬送ローラ36が停止し、先端がレジストローラ3
4に押しつけられた状態で停止する(図2(b)参
照)。
【0038】この時、記録紙P2は、規定紙間距離50
mmの後方を搬送されている状態にある。記録紙P1が
レジスト停止している間においても記録紙P2は、その
搬送を停止することなく、紙間距離を使いながら記録紙
P1に接近してくる(図2(c)参照)。すると記録紙
P1は、図1中の中間転写ベルト19に乗ったトナー像
が規定位置まで到達すると、再搬送を開始する。このタ
イミングは、記録紙P2が記録紙P1に追いつく以前に
設定されていて、丁度図2(c)に示すような状態で記
録紙P1の再搬送が開始される。
【0039】その後、記録紙P1と記録紙P2は、狭ま
った紙間距離を保ったまま搬送されていって(図2
(d)参照)、記録紙P2はやがて図2(b)に示した
記録紙P1と同様に、レジストセンサ35に検知される
ことによりレジスト停止状態となる。
【0040】このように、本実施の形態では、後続の記
録紙P2が先行の記録紙P1のレジスト停止に全く影響
を受けることなく、レジストローラ34の手前まで一気
に搬送することができるため、レジスト停止中の先行紙
を待つための後続紙の一旦停止動作が無くなって、スト
ップ・再スタート回数が減り、記録紙のスリップ量が少
なくなって、記録紙の搬送を安定化することができる。
その上、制御が単純化できることから、エラーの発生も
抑えることができる。
【0041】次に、図3は、図1の一部の搬送ローラに
クラッチが設置されていてA3縦の記録紙に画像形成す
る場合の動作を説明する図であり、図3(a)〜(d)
はその動作順序を時系列に並べたものである。A3縦の
記録紙をこの画像形成装置で使用される最大記録紙長だ
とすると、「レジストローラから上流に向けて使用可能
な最大記録紙搬送方向長の範囲内に設置された搬送ロー
ラ」というのは、図3では搬送ローラ36,37のこと
である。従って、この搬送ローラ36,37の駆動力伝
達経路内には、クラッチが設置されていて、駆動力の伝
達が独立して制御できるようになっている。
【0042】図3の各ローラの設置間隔は、図2と同様
に150mmであって、図2中に描かれている記録紙P
11,P12は、A3縦のサイズであって、その記録紙
の搬送方向長は420mmである。まず、図3(a)に
おいては、記録紙P11に続いて記録紙P12が紙間距
離50mmで図中上方(下流側)に向かって搬送されて
いる。この時、レジストローラ34は停止している。記
録紙P11は、レジストセンサ35でその先端が検知さ
れてから規定時間後に搬送ローラ36を停止させること
により、先端がレジストローラ34に押しつけられた状
態で停止する(図3(b)参照)。
【0043】この時、記録紙P12は、規定紙間距離5
0mmの後方を搬送されている状態にある。記録紙P1
1がレジスト停止している間も記録紙P12は、その搬
送を停止することなく、紙間距離を使いながら記録紙P
11に接近してくる(図3(c)参照)。すると記録紙
P11は、図1中の中間転写ベルト19に乗ったトナー
像が規定位置まで到達すると、再搬送を開始する。この
タイミングは、記録紙P12が記録紙P11に追いつく
以前に設定されていて、図3(c)に示すような状態で
記録紙P11の再搬送が開始される。
【0044】その後、記録紙P11と記録紙P12は、
狭まった紙間距離を保ったまま搬送されていって(図3
(d)参照)、記録紙P12が図3(b)に示した記録
紙P11と同様にレジストセンサ35で検知されると、
レジスト停止状態となる。
【0045】このように、図3の場合は、図2の場合と
基本的な動作については略同じであるが、記録紙サイズ
(A4横→A3縦)が大きく、記録紙搬送方向長も長い
ため、図2で記録紙P1がレジスト停止した場合に停止
すべき搬送ローラが36のみであったのに対し、図3で
は搬送ローラ36と37が停止すべきものとなる。この
ため、搬送ローラ37の制御動作が異なってくる。
【0046】また、最大記録紙搬送方向長がA3縦より
も更に長い場合は、搬送ローラ38の制御動作も上記し
た搬送ローラ37と同様に変更する必要があるが、A3
縦の搬送方向長が最大であれば搬送ローラ37までを考
慮すれば良い。通常、給紙搬送制御系は、単一のモータ
で全ローラを回転させているので、ローラの回転を部分
的に停止させるようにするにはクラッチを設置して、そ
こで駆動力を任意に切断するようにする。
【0047】上記したように、図3の搬送ローラ36,
37には、クラッチが設置されていて、レジスト停止に
同期して搬送ローラ36,37を停止させるように制御
部51により制御する(搬送ローラ37を停止させるか
否かは記録紙サイズに応じて使い分ける)。なお、図3
における搬送ローラ38,39は、シーケンス制御に関
わらず回転させ続けるだけで良い。
【0048】さらに、本実施の形態では、図2と図3の
ように記録紙サイズの違いに応じて搬送ローラ37の制
御を自動的に選択するようにする。通常、図1に示す画
像形成装置1の給紙カセット30〜32には、図示して
いないが記録紙サイズを検知する記録紙サイズ検知手段
が設置されていて、それにより各給紙カセットの記録紙
サイズを自動的に認識できるようになっている。このた
め、オペレーションパネル50からオペレータが給紙カ
セットを選択した時点でプリントに使用する記録紙サイ
ズを認識することができる。このようにして認識された
記録紙サイズに応じて、搬送ローラ37の制御を自動選
択するようにする。
【0049】なお、給紙カセット30〜32に記録紙サ
イズ検知手段が設置されていなかったり、手指し給紙な
どで記録紙サイズが自動検知できない場合については、
オペレーションパネル50からオペレータ等が記録紙サ
イズを入力するようにしても良い。
【0050】また、通常、給紙ローラ直後に設置されて
いる給紙センサを使って、記録紙サイズを測定し、その
測定データに基づいて搬送ローラ37の制御を自動選択
するようにしてもよい。
【0051】しかし、オペレーションパネル等から搬送
ローラの制御方法を一々指示しなくても、使用する記録
紙サイズを検知して、自動的に搬送ローラの制御方法を
決定する方がより望ましい。
【0052】図4は、搬送ローラよりもレジストローラ
の線速の方を速く設定した場合の記録紙の搬送状況を説
明する図であり、各ローラ間隔を150mmとし、搬送
する記録紙サイズがA4横であり、その記録紙の搬送方
向長が210mmである点については、図2の場合と同
様である。
【0053】まず、図4(a)においては、記録紙P2
1に続いて記録紙P22が紙間距離50mmで図中上方
(下流側)に向かって搬送されている。この時、レジス
トローラ34は停止している。記録紙P21は、レジス
トセンサ35でその先端が検知されてから規定時間後に
搬送ローラ36を停止させることで、先端がレジストロ
ーラ34に押しつけられた状態で停止する(図4(b)
参照)。
【0054】この時、記録紙P22は、規定紙間距離5
0mmの後方を搬送されている状態にある。記録紙P2
1がレジスト停止している間も記録紙P22は、その搬
送を停止せずに紙間距離を使いながら記録紙P21に対
して10mmまで接近する(図4(c)参照)。すると
記録紙P21は、図1中の中間転写ベルト19に乗った
トナー像が規定位置まで到達すると、再搬送を開始す
る。このタイミングは、記録紙P22が記録紙P21に
追いつく以前に設定されており、図4(c)に示すよう
な状態で記録紙P21の再搬送が開始される。
【0055】図4における給紙搬送制御が図2の場合と
異なるのは、(c)の状態でレジストローラ34が回転
し始めて先行紙の再搬送が開始された時に、レジストロ
ーラ34の回転線速が搬送ローラ36〜40よりも速い
という点である。(c)において、レジストローラ34
と搬送ローラ36を駆動させた時に、記録紙P21の後
端が搬送ローラ36に挟持されているので、記録紙P2
1がレジストローラ線速で搬送されるか、搬送ローラ線
速で搬送されるかは、両ローラの記録紙P21に対する
グリップ力に左右されることになる。ただし、記録紙P
21の後端が搬送ローラ36を抜けると、レジストロー
ラ線速の方が支配的になるのは明らかである。従って、
記録紙P21の後端が搬送ローラ36を抜けた後は、記
録紙P22との紙間距離が徐々に広がっていくことにな
る。これにより、(c)において10mm(この距離は
仮定)まで狭まった紙間距離は、(d)においては速い
レジストローラ線速としたことにより30mmまで開い
ている(この距離は仮定であり、採用するレジストロー
ラ線速と経過時間により増減する)。このような動作
は、連続給紙される記録紙1枚1枚で繰り返し行われ
る。
【0056】ちなみに、レジストローラ線速、搬送ロー
ラ線速、およびマシン全体としてのプロセス線速との関
係は、図1のような構成の画像形成装置であれば、レジ
ストローラ線速とプロセス線速を同一にするのが自然で
あり、一般的である。これは、搬送されてくる記録紙と
中間転写ベルトに線速差が生じてしまうと、二次転写時
において記録紙と画像がこすれて、適正な画像転写が行
われないおそれがあるからである。
【0057】しかし、二次転写部のメカ構成によって、
二次転写部では記録紙の搬送線速が中間転写ベルトに常
に支配されるような系とするならば、上記したレジスト
ローラ線速とプロセス線速が必ずしも一致している必要
はなく、適正な画像転写を行うことができる。また、そ
の場合であれば、例えば、搬送ローラ線速とプロセス線
速とを同一とし、レジストローラ線速のみを少し速くす
るように設定しても良い。
【0058】このように、搬送ローラよりもレジストロ
ーラの線速の方を速く設定した場合の利点は、図4で説
明したような良好な記録紙搬送が行われている場合には
発揮されず、利点が発揮される場合としては、図4
(c)において10mmあった紙間距離が全くなくなっ
たような場合である。これは、紙間距離がなくなって先
行紙(記録紙P21)の後端と後続紙(記録紙P22)
との先端が重なるか、ぴったりくっついてしまうと、レ
ジストセンサ35によって後続紙(記録紙P22)の先
端が検知できなくなり、後続紙(記録紙P22)をレジ
スト停止させることができず、先行紙(記録紙P21)
に引き続いてレジストローラ34を抜けてゆき、後続紙
(記録紙P22)に正常なトナー像が転写されずにエラ
ーとなるからである。
【0059】このエラーをできるだけ回避するため、搬
送ローラよりもレジストローラの線速を速く設定すれ
ば、例えば、図4(c)において10mmまで狭まった
紙間距離を、図4(d)に示すように30mmまで広げ
ることができ、この場合の紙間拡張効果は20mmとな
る。この設定では、先行紙(記録紙P21)の後端に後
続紙(記録紙P22)の先端が20mm近く重なってい
たとしても、レジスト給紙動作中に再び紙間距離が確保
できることになる。つまり、給紙搬送系で何らかのエラ
ーが生じて、レジスト停止時において後続紙が先行紙に
追いついてしまった場合でも、ある程度の重なり具合で
あれば紙間距離を再度確保して、正常な連続プリント動
作を続行することができる。
【0060】また、本実施の形態では、図4(c)にお
いてレジストローラ34を回転させ始めたとしても、記
録紙の後端が搬送ローラ36を抜けるまではどちらのロ
ーラの線速が支配的になるかは流動的である。つまり、
紙間拡張効果は、記録紙P21の後端が搬送ローラ36
〜レジストローラ34の間にいる時間帯に限定されるこ
とになる。しかしこれでは、もっと搬送方向長の長い記
録紙の場合には、記録紙の後端が搬送ローラ36を抜け
るまでに時間がかかってしまい、無駄が多くなる。
【0061】そこで、本実施の形態では、レジスト停止
時に先行紙(記録紙P21)を挟持する可能性のある搬
送ローラ(例えば、搬送ローラ36や37)に関して、
ワンウェイクラッチを設置することによって、搬送ロー
ラ36や37等に記録紙の後端が挟持されている場合で
も、レジストローラ線速の方を支配的にすることが可能
となり、紙間拡張効果が最大限に発揮できるようにな
る。
【0062】以上述べたように、本実施の形態の画像形
成装置によれば、搬送されている記録紙のストップ・再
スタートをレジスト停止時のみとして、記録紙のスリッ
プ発生をできるだけ抑制し、連続プリント時における記
録紙の搬送安定性を向上させることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、先行紙がレジスト停止している最中にお
いても後続紙の搬送を継続することにより、後続紙のス
トップ・再スタート回数を増やさずに済むので、記録紙
の搬送中にスリップの生じる可能性が低減して、搬送安
定性を向上させることができる。特に、トナー像に対す
る記録紙の相対位置の安定性、ひいては連続給紙搬送性
能の安定性を向上させることができる。
【0064】請求項2に記載の発明によれば、レジスト
ローラから画像形成装置が取り扱える最大記録紙搬送方
向長だけ上流側に遡った距離の範囲内の搬送ローラにク
ラッチを設置することにより、独立して駆動力の伝達が
制御できるようにしたので、様々な記録紙サイズに応じ
てレジスト停止している記録紙を挟持する位置にある搬
送ローラの回転をレジスト停止中に停止させることがで
きる。
【0065】請求項3に記載の発明によれば、給紙トレ
イなどに記録紙サイズの検知機構が設置された画像形成
装置においては使用される記録紙サイズが認識できるの
で、その記録紙サイズの搬送方向長に基づいて、レジス
トローラから上流何本目までの搬送ローラをレジスト停
止時に停止させるかを自動制御することが可能となり、
これにより特別な設定操作を行うことなく様々なサイズ
の記録紙に対応して動作することが可能となる。
【0066】請求項4に記載の発明によれば、本発明で
はレジスト停止時に後続紙を先行紙に合わせて停止させ
る動作を行わないため、紙間距離が狭まっていく系であ
り、レジストローラ線速を搬送ローラ線速よりも速く設
定したので、紙間距離が全く空いていなくても、ある程
度の範囲内であれば紙間距離を再び確保することが可能
となり、連続給紙時におけるエラーの発生確率を抑制す
ることができる。
【0067】請求項5に記載の発明によれば、先行紙の
後端を挟持する搬送ローラにワンウェイクラッチを接続
したので、レジストローラ線速を搬送ローラ線速よりも
速くして、レジスト給紙時に先行紙の方を速く搬送し、
搬送ローラに挟持されている先行紙の後端との間で喧嘩
となる場合でも、レジストローラの搬送力の方を支配的
とすることができ、レジストローラ線速の方を速くした
ことによる紙間拡張効果を最大限に発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す
図である。
【図2】(a)〜(d)は、A4横の記録紙を用いて連
続給紙しながら画像形成を行う場合のレジストローラ周
辺の制御動作を時系列で説明する図である。
【図3】(a)〜(d)は、A3縦の記録紙を用いて連
続給紙しながら画像形成を行う場合のレジストローラ周
辺の制御動作を時系列で説明する図である。
【図4】(a)〜(d)は、A4横の記録紙を用いて連
続給紙しながら画像形成を行う際にレジストローラ線速
を速くした場合のレジストローラ周辺の制御動作を時系
列で説明する図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2〜5 感光体 6〜9 帯電チャージャ 10 書込ユニット 11〜14 現像ユニット 15〜18 一次転写ローラ 19 中間転写ベルト 20〜23 除電ランプ 24〜27 感光体クリーニングユニット 28 給紙搬送路 29 二次転写ローラ 30〜32 給紙カセット 33 定着ユニット 34 レジストローラ 35 レジストセンサ 36〜40 搬送ローラ 41〜43 ピックアップローラ 44〜46 給紙ローラ 47 中間転写ベルトクリーニングユニット 50 オペレーションパネル 51 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙サイズよりも長い給紙搬送路中に
    レジストローラと、それよりも上流位置に1つ以上の搬
    送ローラを具備し、連続給紙時には前記給紙搬送路中に
    複数枚の記録紙を同時に搬送し、給紙搬送されてくる記
    録紙を前記レジストローラで一旦停止させて、現像部で
    形成されるトナー像にタイミングを合わせて再搬送を開
    始する画像形成装置において、 前記レジストローラに記録紙を一旦停止させている場合
    に、後続紙が先行紙に追いつく前に停止させていた先行
    紙の再搬送を開始するように制御する制御部を備えてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記レジストローラから上流に向けて使
    用可能な最大記録紙搬送方向長の範囲内に設置された搬
    送ローラに関して、駆動力の伝達を制御することができ
    るクラッチを個々に設置したことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記レジストローラに記
    録紙を一旦停止させる際に、給紙搬送を行う記録紙サイ
    ズに応じて、レジストローラから上流側に向けて何本目
    の搬送ローラまで一旦停止させるかを自動的に認識して
    制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ローラ線速よりも前記レジスト
    ローラ線速の方を速く設定したことを特徴とする請求項
    1〜3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ローラのクラッチにワンウェイ
    クラッチを使用したことを特徴とする請求項4に記載の
    画像形成装置。
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