JP2016034860A - 給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジストローラ下流へスキュー検知のためのセンサを配置しなくても、スキュー量を検知して、レジストローラの駆動源を制御し、スキューを補正できるようにする。【解決手段】独立して駆動される一対のレジストローラ3、5を有し、レジストローラを独立して速度制御可能な一対の駆動源2、4を備える給紙装置である。転写ニップ部16へ用紙1が突入する端部側のレジストローラを駆動している駆動源における電流値のピーク発生時間の差を検知する。この検知した差により転写ニップ部16へ突入する用紙1のスキュー量を検知する。転写ニップ部16への突入が先行している用紙1の端部側のレジストローラを駆動する駆動源を、用紙1のスキューが補正されるまで、他の端部側を駆動する駆動源よりも減速させる。用紙1のスキューの補正完了後に、減速させた駆動源を加速させる制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンター、孔版印刷機等、及びこれらの複合機等の画像形成装置が備える画像形成部に用紙を送るための給紙装置に関する。
従来の複写機等の給紙装置では、ピックアップ給送された用紙を分離機構に送り、この分離機構で最上位紙だけを分離して給紙し、画像形成部前に配置されているレジストローラへ用紙を突き当て、タワミを形成し、用紙のスキューを補正し、画像形成部へ送り出すような方式が広く用いられている。さらにレジストからの用紙送り出し時のスキューを補正するために、下記のような方式が用いられている。
例えば特許文献においては、給紙装置と感光体上のトナー像を給紙装置から搬送されたシートに転写するための転写装置をつなぐ搬送経路上において、転写装置の上流に設けられたレジストローラ対と、レジストローラ対の上流に設けられたタイミングローラ対とレジストローラ対とタイミングローラ対をつなぐ搬送経路を形成するペーパガイドと、レジストローラ対の下流で且つ転写装置の上流にシート搬送方向の直角方向の2箇所に配された用紙の到達を検出するためのシート検知センサとで構成し、シート検知センサのシート位置情報により、レジストローラの回転速度を制御することにより、搬送されるシートの速度を制御し、感光体上のトナー像を用紙の所定の位置に転写できるようにするためのシート斜行矯正装置において、レジストローラ対がシートの搬送方向に直角方向の2箇所に配置されたローラ対で構成されており、2箇所に配置されたレジストローラ対は独立して回転自在に構成されており、且つ2箇所に配置されたレジストローラのそれぞれを独立して駆動する駆動装置と、2箇所に配置されたレジストローラのそれぞれをシート検知センサ対のシート位置情報により独立的に回転制御するための制御装置とで構成したシート斜行矯正装置が開示されている。
特許文献1における構成においては、用紙のスキューを検知するためのセンサを用紙搬送方向に対して直角方向へ2ヶ所設ける必要性があった。
そこで本発明は、上述の問題を解決するため、レジストローラ下流へスキュー検知のためのセンサを配置しなくても、スキュー量を判断して、左右の駆動源のローラを制御しスキューを補正して用紙を搬送できる搬送装置、これを備えた給紙装置、及びこの搬送装置あるいは給紙装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の搬送装置のうち請求項1に係るものは、給紙部から画像形成部、転写部にいたる給紙経路に配置され、前記用紙を画像形成部へ向けて送り出す独立して駆動される一対のレジストローラを有し、該レジストローラをそれぞれ独立して速度制御可能な一対の駆動源を備える搬送装置において、前記転写部へ前記用紙が突入する端部側のレジストローラを駆動している前記駆動源における電流値のピーク発生時間の差を検知し、該検知した差により前記転写部へ突入する用紙のスキュー量を検知することを特徴とする。
本発明によれば、転写部へ用紙を送り込む際、用紙にスキューが発生した場合に、用紙の先端を検知するセンサを配置しなくても用紙のスキューを検知することができ、コストダウンを図れる。
従来構成のレジスト部スキュー時を説明するための図である。 用紙先端検知のオンタイミングを示す図である。 本発明の第1の実施形態を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態において、スキュー検知時駆動源電流値を示す図である。 第1の実施形態における、スキュー時における手前側転写ニップ突入状態を示す図である。 同じく、スキュー検知時駆動源電流値を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す図である。 本発明の第3の実施形態における、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す図である。 本発明の第4の実施形態における、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す図である。 本発明が適用される画像形成装置の概略構成を示す図である。
本発明の実施の形態を説明する。本発明は、レジストローラ下流へスキュー検知のためのセンサを配置しなくても、用紙のスキュー量を判断し、左右の駆動源のローラを制御し、スキューを補正して用紙を搬送する。左右独立で駆動している、レジスト駆動モータの電流値ピークの時間差検出により、用紙のスキュー量を判断する測定値を得る。
まず、本発明の実施対象となる画像形成装置の基本的な構成について説明する。
図10は本発明が適用される画像形成装置の概略構成を示す図である。以下実施形態に係る画像形成装置300は自動的に原稿1を搬送して原稿1を読み取る画像読取装置を備えた複写機である。画像形成装置300は、画像形成手段としての画像形成部310と、転写紙給紙装置340と、画像読取ユニット350とを備えている。画像読取装置としての画像読取ユニット350は、画像形成部310の上に固定されたスキャナー部370と、このスキャナー部370の上に配置されたシート搬送装置としての自動原稿搬送装置400とを備えて構成されている。
転写紙給紙装置340は、給紙部341に配置された2つの転写紙給紙カセット342、342から記録媒体である転写紙を送り出す転写紙送出ローラー343、送り出された転写紙を分離して転写紙給紙路344に供給する転写紙分離ローラー345を備える。また、転写紙給紙装置340は、転写紙給紙カセット342内の転写紙を画像形成部310内の本体側転写紙給紙路337内に給紙する。
画像形成部310は、光書込装置302、4つのプロセスユニット303K、303Y、303M、303C、転写ユニット324、紙搬送ユニット328、位置決めローラー対(レジストローラ対)333、定着装置334等を備える。また、画像形成部310は、スイッチバック装置336、本体側転写紙給紙路337を備える。プロセスユニット303K、303Y、303M、303Cは、それぞれ感光体304K、304Y、304M、304Cを備える。プロセスユニット303K、303Y、303M、303Cは、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色のトナー像を作成する。
光書込装置302は、内部に配置された図示しないレーザーダイオードやLED(Light Emitting Diode)等の光源を駆動して、4つの感光体304K、304Y、304M、304Cに向けてレーザー光を照射する。光書込装置302は、画像読取ユニット350で読み取った原稿1の画像データに基づいて各感光体304K、304Y、304M、304Cに照射するレーザー光を制御する。この照射により、感光体304K、304Y、304M、304Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像され、原稿1の両面に記載された画像が転写紙に複写される。
プロセスユニット303K、303Y、303M、303Cは、それぞれ、感光体304K、304Y、304M、304Cとその周囲に配置される各種装置とを1つのユニットとして共通の支持体に支持するものして構成される。これらは、画像形成装置本体の画像形成部310に対してそれぞれ着脱可能になっている。プロセスユニット303K、303Y、303M、303Cは、感光体304K、304Y、304M、304Cの周囲に、帯電装置、現像装置、ドラムクリーニング装置、除電ランプ等を配置して構成される。画像形成装置300では、4つのプロセスユニット303K、303Y、303M、303Cを、中間転写ベルト325に対してその無端移動方向に沿って並べるように対向配置した、いわゆるタンデム型の構成になっている。
プロセスユニット303K、303Y、303M、303Cの下方には、転写ユニット324が配置されている。転写ユニット324は、複数のローラーによって張り渡した中間転写ベルト325を、感光体304K、304Y、304M、304Cに接触させながら図中時計回り方向に無端移動させる。これにより、感光体304K、304Y、304M、304Cと、中間転写ベルト325とが接触するK、Y、M、C用の一次転写ニップが形成される。K、Y、M、C用の一次転写ニップの近傍では、ベルトループ内側に配置された一次転写ローラーによって中間転写ベルト325を感光体304K、304Y、304M、304Cに向けて押し付けている。
これら一次転写ローラーには、それぞれ図示しない電源によって一次転写バイアスが印加されている。これにより、K、Y、M、C用の一次転写ニップには、感光体304K、304Y、304M、304C上のトナー像を中間転写ベルト325に向けて静電移動させる一次転写電界が形成されている。図中時計回り方向の無端移動に伴ってK、Y、M、C用の一次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト325のおもて面には、各一次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト325のおもて面には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
転写ユニット324の図中下方には、紙搬送ベルト329を備える紙搬送ユニット328が設けられている。これにより、中間転写ベルト325のおもて面と、紙搬送ベルト329のおもて面とが接触する二次転写ニップが形成されている。
この二次転写ニップの図中右側方には、位置決めローラー対333が配置されている。また、位置決めローラー対333のニップ部の入口付近には、図示しないセンサーが配置されている。転写紙給紙装置340から位置決めローラー対333に向けて搬送されてくる転写紙は、その先端が図示しないセンサーに検知された所定時間後に転写紙の搬送が一時停止し、位置決めローラー対333のニップ部に先端を突き当てる。この結果、転写紙の姿勢が修正され、画像形成との同期を取る準備が整う。
転写紙の先願がニップ部に突き当たると、位置決めローラー対333は、転写紙を中間転写ベルト325上の4色トナー像に同期させ得るタイミングでローラー回転駆動を再開して、転写紙を二次転写ニップに送り出す。二次転写ニップ内では、中間転写ベルト325上の4色トナー像が二次転写電界やニップ圧の影響によって転写紙に一括二次転写され、転写紙の白色と相まってフルカラー画像となる。二次転写ニップを通過した転写紙は、中間転写ベルト325から離間して、紙搬送ベルト329のおもて面に保持されながら、その無端移動に伴って定着装置334へと搬送される。
定着装置334に搬送された転写紙は、定着装置334内における加圧や加熱によってフルカラー画像が定着された後、定着装置334から排紙ローラー対335に送られた後、機外の排紙トレイ301へと排出される。
図1において、紙搬送ユニット328および定着装置334の下には、転写紙反転装置であるスイッチバック装置336が配置されている。これにより、画像読取ユニット350で読み取られた原稿1の両面の画像が転写紙の両面に印刷することができる。両面印刷を行う場合には、片面に対する画像定着処理を終えた転写紙の搬送路が、切換爪によってスイッチバック装置336側に切り替えられ、そこで転写紙は反転されて再び二次転写ニップに進入する。そして、転写紙のもう片面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ301上に排紙される。
画像形成部310の上のスキャナー部370や、スキャナー部370上の自動原稿搬送装置400からなる画像読取ユニット350は、後述する固定読取部である第1読取部20および第2読取部25と、固定読取部や移動読取部372とを有している。移動読取部372は、原稿1に接触するように画像読取ユニット350のケーシング上壁に固定された第2コンタクトガラス371の直下に配置されており、光源や、反射ミラーなどからなる光学系を図中左右方向に移動させることができる。そして、光学系を図中左側から右側に移動させていく過程で、光源から発した光を第2コンタクトガラス371上に配置された原稿1の下面で反射させた後、複数の反射ミラーを経由させて、画像読取ユニット350に固定された画像読取センサー373で受光する。
一方、画像読取ユニット350は固定読取部として、スキャナー部370の内部に配置された第1読取部20と、自動原稿搬送装置400内に配置された第2読取部25とを有している。光源、CIS等の読取センサーなどを有する画像読取手段である第1読取部20は、原稿1に接触するようにスキャナー部370のケーシング上壁に固定された第1コンタクトガラス123の直下に配置されている。そして、自動原稿搬送装置400によって搬送される原稿1が第1コンタクトガラス123上を通過する際に、光源から発した光を原稿1の第1面での反射により画像を読み取る。また、画像読取手段である第2読取部25は、第1読取部20を通過した後の原稿1の第2面を読み取る。
次に、図1〜図3により、従来構成のレジスト部スキュー時を説明する。図中1は、用紙である。また図中2はレジストローラ奥駆動源、3はレジストローラ奥である。図中4はレジストローラ手前駆動源、5はレジストローラ手前である。そして、図中6は奥先端検知センサ、7は手前先端検知センサである。なお図1はスキュー時、図2はスキュー補正の完了後を示す。そして、図3は、用紙先端検知のオンタイミングを示す図である。
これらの図に記載のレジスト給紙機構の動作について説明する。
[1]レジストたわみ形成後、レジストローラ奥駆動源2とレジストローラ手前駆動源4を同時に駆動させ用紙搬送を開始する。
[2]用紙搬送開始後、用紙の奥側が先行してスキューしている場合には、奥側先端検知センサ6がオンとなる。
[3]奥側先端検知センサ6がオンとなった後、所定時間後に手前側先端検知センサ7がオンとなる。
[4]奥側先端検知センサ6のオン時間から手前側先端検知センサ7のオンまでの時間差(ΔT)より、スキュー量を算出する。そして、レジストローラ奥駆動源2の速度を制御してスキューを補正する。
[5]スキュー補正後、レジストローラ奥駆動源2の速度を図示しない転写部と同速度で駆動し、用紙を転写部へ搬送する。
<実施形態1>
図4〜図6により本発明の第1の実施形態を説明する。
図4は、上述したスキュー時における奥側転写ニップ突入状態を示し、図5は、スキュー時における手前側転写ニップ突入状態を示す。また図6は、スキュー検知時駆動源電流値を示す。図中16は転写ニップ部、17は第1次転写ニップ進入タイミング、18は第2次転写ニップ進入タイミングを示す。
レジストローラ奥駆動源2及び、レジストローラ手前駆動源4は、同軸上に配置されているレジストローラ(レジストローラ奥3とレジストローラ手前5)の各ローラ3、5を独立で制御し、用紙1を転写ニップ部16へ送り出す。レジストローラ奥駆動源2及び、レジストローラ手前駆動源4としては、例えばモータ、特にDCモータが好適である。
用紙1にスキューが発生している場合、用紙1の先端の奥、手前のいずれかが先に転写ニップ部16に到達する。これが第1次転写ニップ進入タイミング17である。図4の例では奥側が先に転写ニップ部16に到達し、奥側先端検知センサ6がこれを検知し、オンとなっている。用紙1にスキューが発生している場合、もう一方の用紙1の先端が遅れて転写ニップ部へ到達する。これが第2次転写ニップ突入タイミング18である。図4の例では手前側が後から転写ニップ部16に到達し、手前側先端検知センサ7がこれを検知し、オンとなっている。
転写ニップ部16へ用紙1の先端のいずれか(あるいは両方)が進入すると、ニップ進入時の用紙搬送負荷により、レジストローラ(レジストローラ奥3とレジストローラ手前5)を駆動している駆動源(レジストローラ奥駆動源2、レジストローラ手前駆動源4)の電流値が大きくなる。本実施形態のようにレジストローラ奥3とレジストローラ手前5をそれぞれ独立で駆動している場合、用紙1のスキューにより、転写ニップ部16への進入時のタイミングが変わる。そのため、駆動源の電流値の変化に時間差ΔTが発生する。そして、電流値の変化が発生した時間差ΔTと、レジストローラの送り速度からスキュー量が検出できる。
本実施形態によれば、転写ニップ部16へ用紙1を送り込む際、用紙1にスキューが発生した場合に、用紙1の先端を検知するセンサを別途に配置しなくても用紙1のスキューを検知することができ、コストダウンになる。
<実施形態2>
図7により本発明の第2の実施形態を説明する。図7は、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す。
実施形態1に記載した態様で検知した用紙1のスキューを補正するため、先行している側の用紙1の奥あるいは手前(図示の例では奥側)を駆動しているレジストローラ(図示の例ではレジストローラ奥3)の回転速度(V1)を、遅れている側を駆動しているレジストローラ(図示の例ではレジストローラ手前5)の回転速度より減速(V2)させる。そして、用紙1のスキュー量が0になるタイミングで再び同速度(V1)まで加速させる。このことにより、搬送中の用紙1を停止することなくスキューを補正できる。
本実施形態によれば、転写ニップ部16へ送り込む用紙1にスキューが発生してしまっても、手前、奥の独立した駆動源の速度を調整することで、スキューを補正することができる。
<実施形態3>
図8により本発明の第3の実施形態を説明する。図8は、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す。
実施形態1に記載した態様で検知した用紙1のスキューを補正するため、先行している側(図示の例では奥側)の用紙1を駆動しているレジストローラ(図示の例ではレジストローラ奥3)を逆回転(用紙1を搬送方向上流側へ戻す方向)に回転方向を切替させる。速度は図中にV3で示す。用紙1のスキュー量が0になるタイミングで再び用紙1を送る方向へレジストローラ(レジストローラ奥3とレジストローラ手前5)の回転方向を切り替える。そして、元の速度V1まで加速させることにより、搬送中の用紙1のスキューを補正する。
本実施形態によれば、用紙1の手前と奥で、搬送速度の減速によっては補正しきれないほど大きいスキューが発生した場合でも、どちらかのレジストローラを逆方向へ回転させることで、大きくスキューを補正することができる。
<実施形態4>
図9により本発明の第4の実施形態を説明する。図9は、スキュー補正時駆動源電流値と速度制御を示す。
実施形態1に記載した態様で検知した用紙1のスキューを補正するため、先行している側(図示の例では奥側)の用紙1を駆動しているレジストローラ(図示の例ではレジストローラ奥3)を停止させる(速度:V0)。そして、用紙1のスキュー量が0になるタイミングで再び用紙1を送る方向へレジストローラ(レジストローラ奥3とレジストローラ手前5)の回転方向を切り替える。そして、元の速度V1まで加速させることにより、搬送中の用紙1のスキューを補正する。
本実施形態によれば、用紙1の手前と奥で、減速により補正しきれないほど大きいスキューが発生した場合でも、レジストローラのどちらかを停止させることで、大きくスキューを補正することができる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :用紙
2 :レジストローラ奥駆動源
3 :レジストローラ奥
4 :レジストローラ手前駆動源
5 :レジストローラ手前
6 :奥側先端検知センサ
7 :手前側先端検知センサ
16 :転写ニップ部
17 :第1次転写ニップ進入タイミング
18 :第2次転写ニップ突入タイミング
特許第3502204号公報 特開平07−165365号公報

Claims (8)

  1. 給紙部から画像形成部、転写部にいたる給紙経路に配置され、該給紙経路を介して給紙される用紙を前記画像形成部へ向けて送り出す、独立して駆動される一対のレジストローラを有し、該レジストローラをそれぞれ独立して速度制御可能な一対の駆動源を備える搬送装置において、
    前記転写部へ用紙が突入する端部側のレジストローラを駆動している前記駆動源における電流値のピーク発生時間の差を検知し、該検知した差により前記転写部へ突入する用紙のスキュー量を検知する、
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1の搬送装置において、
    前記用紙のスキューが補正されるまで、前記転写部への突入が先行している用紙の端部側のレジストローラを駆動する駆動源を、前記転写部への突入が遅れている用紙の端部側のレジストローラを駆動している駆動源よりも減速させ、
    前記用紙のスキューの補正の完了後に、前記減速させた駆動源を加速させる制御を行う、
    ことを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項1の搬送装置において、
    前記用紙のスキューが補正されるまで、前記転写部への突入が先行している用紙の端部側のレジストローラを駆動する駆動源を、前記転写部への突入が先行している用紙の端部側のレジストローラが、前記転写部への突入する方向とは逆方向へ前記用紙を搬送するように駆動し、
    前記用紙のスキューの補正の完了後に、前記駆動源を、再び前記用紙を前記転写部へ突入させる方向へ回転させる制御を行う、
    ことを特徴とする搬送装置。
  4. 請求項1の搬送装置において、
    検知した前記用紙のスキュー量より、該用紙のスキューが補正されるまで、前記転写部への突入が先行している用紙の端部側のレジストローラを駆動する駆動源を停止させ、
    前記用紙のスキューの補正の完了後に、前記停止させた駆動源を再び回転させる制御を行う、
    ことを特徴とする搬送装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の搬送装置において、
    前記駆動源がDCモータである、
    ことを特徴とする搬送装置。
  6. 画像形成装置の給紙部から画像形成部、転写部にいたる給紙経路に配置される給紙装置であって、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の搬送装置を備えた、
    ことを特徴とする給紙装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の給紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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