JP4541516B2 - 電動自転車用の運動エネルギー回生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気モータを備えた電動自転車(電動式補助動力付きの自転車を含む)に関する。なかでも、その運動エネルギー回生装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電気モータを備えた電動自転車が開発され、製品化された。そして、これは坂道などでの乗員の負担軽減に大きな役割を果している。
【0003】
ちなみに、こうした電動自転車は次のような構造を有する。すなわち、そのペダル軸には、電気モータおよび踏力センサが接続されている。乗員の踏力は、この踏力センサが検出する。これを受けた制御部は、乗員の踏力に応じたトルクを出すよう電気モータを制御する。この結果、乗員の踏力と電気モータの駆動力との合力が、チェーンを介して後輪を回転させることになる。
【0004】
さて、坂道を下る時や減速時、そして停止時には、運動エネルギーの一部または全部が熱となって浪費される。そこで、この運動エネルギーを電気的に回生する技術が研究されている。この技術は、具体的に言うと、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して、電池に蓄えるものである。そして、蓄えられた電気エネルギーは坂を登る際などに利用されることになる。
【0005】
しかし、この技術を採用するにあたっては、次のような問題がある。
【0006】
すなわち後輪の軸には、通常の自転車と同様のハブが設けられている(但し、このハブは変速機を内蔵することも、しないこともある)。さて同ハブは、それが内蔵するラチェット機構によって、一方向にしか駆動力を伝達しない。つまりハブはフリーホイール機能を有する。更に具体的に言うと、チェーンから後輪へは駆動力が伝達されるが、その逆は起こらない。要するに、ハブは、それと同軸上にあってチェーンと噛み合うスプロケットには、後輪からの逆駆動力を伝達しない。
【0007】
これは、ときとして長所でもある。例えば、惰性走行距離を増大させることができるといった利点がある。しかし、上記運動エネルギー回生装置の実用化に際しては、大きな障害となる。更に詳しく言うと、電動自転車が備える電気モータを回生発電機として使用することができない。これは、言うまでもなく、チェーンによって電気モータを逆駆動できないからである。
【0008】
したがって、運動エネルギーの回生を実現しようとすれば、乗員の踏力を伝達する第1のチェーン、および電気モータの駆動力を伝達する第2のチェーンの、計二つのチェーンが必要になる。しかし、これは効率的ではない。
【0009】
こうした問題点があるにもかかわらず、運動エネルギー回生技術は、電動自転車の航続距離延長に大きな効果を発揮するため、その実用化が熱望されている。
なかでもコスト低減の観点から、電気モータを発電機として使用でき、更に、既存の自転車後輪用のハブを、そのまま利用できるタイプの運動エネルギー回生装置が強く求められている。
【0010】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、後輪駆動用の電気モータを発電機として利用できる電動自転車用の運動エネルギー回生装置を提供することである。更に、これに加えて、既存の自転車後輪用のハブを、そのまま利用できる電動自転車用の運動エネルギー回生装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題は、
電気モータを備え、前記電気モータの駆動力が、チェーンおよび前記チェーンと噛み合う後軸スプロケットを介して、前記後軸スプロケットと同軸上に設けられた後輪ハブを回転させるよう構成された電動自転車における、前記電気モータを使用した運動エネルギー回生装置であって、
前記後輪ハブに固定され、かつ、前記後輪ハブと共に回転する第1の駆動力伝達要素と、
前記第1の駆動力伝達要素の回転によって駆動される第2の駆動力伝達要素と、
前記第2の駆動力伝達要素の回転によって駆動され、かつ、前記チェーンと噛み合うアイドラスプロケットと
を具備し、
運動エネルギー回生時には、前記後輪ハブの回転が、前記第1の駆動力伝達要素、前記第2の駆動力伝達要素、そして前記アイドラスプロケットを介して、前記チェーンを循環動させ、前記チェーンと連動する前記電気モータが、運動エネルギーを回生するよう構成されてなることを特徴とする電動自転車用の運動エネルギー回生装置によって解決される。
【0012】
なお、上記第1の駆動力伝達要素および上記第2の駆動力伝達要素としては、互いに噛み合うギアを用いることができる。あるいは、エンドレスベルトによって連結されたプーリーを用いることができる。
【0013】
更に上記アイドラスプロケットは、チェーンにテンションを与えるよう、このチェーンに圧接させてもよい。すなわち、アイドラスプロケットをチェーンのテンショナーとして用いることもできる。
【0014】
そして、第1の駆動力伝達要素および第2の駆動力伝達要素が互いに噛み合うギアである場合、上記アイドラスプロケットは、チェーンの下側部分に下方から接するよう設けることができる。あるいは、それをチェーンの上側部分に上方から接するよう設けることもできる。
【0015】
これに対して、第1の駆動力伝達要素および第2の駆動力伝達要素が、エンドレスベルトによって連結されたプーリーである場合、上記アイドラスプロケットは、チェーンの下側部分に上方から接するよう設けることができる。あるいは、それをチェーンの上側部分に下方から接するよう設けることもできる。
【0016】
また本発明では、上記第2の駆動力伝達要素と上記アイドラスプロケットとの間に第1のワンウェイクラッチを介在させ、上記第2の駆動力伝達要素から上記アイドラスプロケットへは駆動力が伝達されるが、上記アイドラスプロケットから上記第2の駆動力伝達要素へは駆動力が伝達されないよう構成することが好ましい。更に、こうした構造とする場合、上記チェーンの循環動によって回転させられる上記アイドラスプロケットの回転速度が、上記第1の駆動力伝達要素の回転によって回転させられる上記第2の駆動力伝達要素の回転速度以上となるよう構成されてなることが好ましい。特に、後輪ハブが変速機を内蔵する場合には、最も高い変速比を選んだ際に、この条件が満たされるよう設計されることが望ましい(但し、最も高い変速比とは、後軸スプロケットが一回転した際、後輪ハブの回転数が最も多くなるような変速比を指す)。ちなみに、こうした構造を採用するのが好ましいのは、通常走行がスムーズになされるようにするためである。そして、運動エネルギー回生時に、装置のスムーズな動作を実現するためである。
【0017】
また、第2の駆動力伝達要素とアイドラスプロケットとの間に、上記第1のワンウェイクラッチを介在させる場合には、更に、アイドラスプロケットと第1のワンウェイクラッチとの間に、後退用クラッチを介在させることが好ましい。そして、後退時には、上記後退用クラッチを駆動力が伝達されない状態とすることで、アイドラスプロケットが自由に回転できるよう構成するのが望ましい。あるいは、後退用クラッチを、第1のワンウェイクラッチと第2の駆動力伝達要素との間に介在させ、そして後退時には、上記後退用クラッチを駆動力が伝達されない状態とすることで、アイドラスプロケットが自由に回転できるよう構成してもよい。こうした構造を採用することにより、スムーズな後退動作が可能となる。
【0018】
更に言えば、本発明が対象とする電動自転車としては、
乗員の踏力を後輪駆動力に変換するためのペダルと、
上記チェーンと噛み合うペダル軸スプロケットと、
上記ペダルの回転軸と上記ペダル軸スプロケットとの間に介在させられ、上記ペダルの回転軸から上記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチと
を具備してなるものを挙げることができる。
【0019】
そして、こうした電動自転車を対象とする場合には、上記電気モータを、
この電気モータから上記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第3のワンウェイクラッチと、
運動エネルギー回生時にのみ、上記ペダル軸スプロケットから上記電気モータへ駆動力を伝達する駆動力断続用クラッチと
を介して、上記ペダル軸スプロケットに接続することができる。
【0020】
ひるがえって、上記の課題は、
電気モータを備え、前記電気モータの駆動力が、チェーンおよび前記チェーンと噛み合う後軸スプロケットを介して、前記後軸スプロケットと同軸上に設けられた後輪ハブを回転させるよう構成された電動自転車における、前記電気モータを使用した運動エネルギー回生装置であって、
前記後輪ハブの外周に固定され、かつ、前記後輪ハブと共に回転する第1のギアと、
前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアの回転によって回転させられる第2のギアと、
前記第2のギアの回転によって回転させられ、かつ、前記チェーンと噛み合うアイドラスプロケットと
を具備し、
運動エネルギー回生時には、前記後輪ハブの回転が、前記第1のギア、前記第2のギア、そして前記アイドラスプロケットを介して、前記チェーンを循環動させ、前記チェーンと連動する前記電気モータが、運動エネルギーを回生するよう構成されてなることを特徴とする電動自転車用の運動エネルギー回生装置によっても解決される。
【0021】
また、上記の課題は、
電気モータを備え、前記電気モータの駆動力が、チェーンおよび前記チェーンと噛み合う後軸スプロケットを介して、前記後軸スプロケットと同軸上に設けられた後輪ハブを回転させるよう構成された電動自転車における、前記電気モータを使用した運動エネルギー回生装置であって、
前記後輪ハブの外周に固定され、かつ、前記後輪ハブと共に回転する第1のギアと、
前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアの回転によって回転させられる第2のギアと、
前記第2のギアの回転によって回転させられ、かつ、前記チェーンと噛み合うアイドラスプロケットと
を具備し、
運動エネルギー回生時には、前記後輪ハブの回転が、前記第1のギア、前記第2のギア、そして前記アイドラスプロケットを介して、前記チェーンを循環動させ、前記チェーンと連動する前記電気モータが、運動エネルギーを回生するよう構成されてなり、
更に、前記電動自転車は、
乗員の踏力を後輪駆動力に変換するためのペダルと、
前記チェーンと噛み合うペダル軸スプロケットと、
前記ペダルの回転軸と前記ペダル軸スプロケットとの間に介在させられ、前記ペダルの回転軸から前記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチと
を具備してなるものであることを特徴とする電動自転車用の運動エネルギー回生装置によって解決される。
【0022】
そして更に、上記の課題は、
電気モータを備え、前記電気モータの駆動力が、チェーンおよび前記チェーンと噛み合う後軸スプロケットを介して、前記後軸スプロケットと同軸上に設けられた後輪ハブを回転させるよう構成された電動自転車における、前記電気モータを使用した運動エネルギー回生装置であって、
前記後輪ハブの外周に固定され、かつ、前記後輪ハブと共に回転する第1のギアと、
前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアの回転によって回転させられる第2のギアと、
前記第2のギアの回転によって回転させられ、かつ、前記チェーンと噛み合うアイドラスプロケットと
を具備し、
運動エネルギー回生時には、前記後輪ハブの回転が、前記第1のギア、前記第2のギア、そして前記アイドラスプロケットを介して、前記チェーンを循環動させ、前記チェーンと連動する前記電気モータが、運動エネルギーを回生するよう構成されてなり、
更に、前記電動自転車は、
乗員の踏力を後輪駆動力に変換するためのペダルと、
前記チェーンと噛み合うペダル軸スプロケットと、
前記ペダルの回転軸と前記ペダル軸スプロケットとの間に介在させられ、前記ペダルの回転軸から前記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチと
を具備してなるものであって、
かつ、前記電気モータは、
この電気モータから前記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第3のワンウェイクラッチと、
運動エネルギー回生時にのみ、前記ペダル軸スプロケットから前記電気モータへ駆動力を伝達する駆動力断続用クラッチと
を介して、前記ペダル軸スプロケットに接続されてなることを特徴とする電動自転車用の運動エネルギー回生装置によって解決される。
【0023】
さて、上述したように本発明では、電動自転車用の運動エネルギー回生装置を以下の特徴的な構成要件a〜cを具備してなる構造とした。
【0024】
a:後輪ハブに固定され、かつ、この後輪ハブと共に回転する第1の駆動力伝達要素
b:第1の駆動力伝達要素の回転によって駆動される第2の駆動力伝達要素
c:第2の駆動力伝達要素の回転によって駆動され、かつ、チェーンと噛み合うアイドラスプロケット
【0025】
よって運動エネルギー回生時には、後輪ハブの回転が、第1の駆動力伝達要素、第2の駆動力伝達要素、そしてアイドラスプロケットを経て、チェーンを循環動させる。この結果、チェーンと連動する電気モータが発電機として機能し、運動エネルギーを回生するようになる。すなわち本発明に係る運動エネルギー回生装置では、チェーンによって電気モータを逆駆動することが可能となっている。特に、後輪ハブとして既存の自転車後輪用のものをそのまま使用して、電気モータを逆駆動することが可能である。
【0026】
このように本発明に係る運動エネルギー回生装置では、後輪駆動用の電気モータを発電機として利用できる。しかも既存の自転車後輪用のハブを、そのまま利用することができる。つまり後輪ハブとして特殊なものを開発することなく、既存の安価なものを用いて、運動エネルギーの回生が可能となる。そして、この結果、運動エネルギー回生装置のコスト低減が図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4を用いて、本発明の実施形態を更に詳しく説明する。なお、図1は本実施形態に係る電動自転車用の運動エネルギー回生装置の概略構造図、図2は各スプロケットの位置関係を示す側面図、図3は通常走行時の駆動力伝達経路を示す概略図、図4は運動エネルギー回生時の逆駆動力伝達経路を示す概略図である。
【0028】
以下で説明する運動エネルギー回生装置は、正確には電動アシスト自転車用のものである。つまり、乗員の踏力を主要な動力源とする自転車に、本発明の技術を適用した場合の実施形態である。しかし、言うまでもなく、電気モータを動力源とする完全な電動自転車についても、これと同様に本発明の技術を適用できる。
【0029】
次に、図1および図2を用いて、本実施形態に係る運動エネルギー回生装置(以下、本回生装置と言う)の構造について説明する。
【0030】
まず本回生装置は、上述したように、電動自転車における、電気モータ(動力源)を回生発電機として使用したものである。
【0031】
すなわち、図1において、1は電気モータである。本実施形態が対象とする電動自転車は、この電気モータ1を動力源とするものである。そして、この電気モータ1の駆動力は、チェーン2およびこのチェーン2と噛み合う後軸スプロケット3を介して、後輪ハブ4を回転させる。なお、この後輪ハブ4は、後軸スプロケット3と同軸上に存在する。そして、後輪ハブ4は、言うまでもなく既存品である。つまり後輪ハブ4は、後軸スプロケット3から後輪5へは駆動力を伝達するが、その逆方向には駆動力を伝達しない。
【0032】
さて本回生装置は、第1の駆動力伝達要素6、第2の駆動力伝達要素7、そしてアイドラスプロケット8を主要な構成要素とする。
【0033】
このうち第1の駆動力伝達要素6は、後輪ハブ4の外周に固定されたリング状のギアである。したがって第1の駆動力伝達要素6は、後輪ハブ4と共に回転する。一方、第2の駆動力伝達要素7は、図示していない電動自転車のフレームに支持されている。この第2の駆動力伝達要素7もギアであり、上記第1の駆動力伝達要素6と噛み合っている。よって第2の駆動力伝達要素7は、第1の駆動力伝達要素6の回転によって回転させられる。更にアイドラスプロケット8は、上記第2の駆動力伝達要素7と同軸上に存在する。そして、チェーン2と噛み合っている。
【0034】
なお、アイドラスプロケット8と第2の駆動力伝達要素7との間には、第1のワンウェイクラッチ9aが設けられている。このため、アイドラスプロケット8は、第2の駆動力伝達要素7からチェーン2へのみ駆動力を伝達し、その逆方向には駆動力を伝達しない。つまり、チェーン2によって第2の駆動力伝達要素7が回転させられることはない。そして後に詳述するが、運動エネルギー回生時には、後輪ハブ4の回転が、第1の駆動力伝達要素6、第2の駆動力伝達要素7、アイドラスプロケット8を介して、チェーン2を強制的に循環動させる。この結果、チェーン2と連動する電気モータ1が発電機として機能し、運動エネルギーを回生するようになっている。
【0035】
また本実施形態では、アイドラスプロケット8と第1のワンウェイクラッチ9aとの間に、後退用クラッチ9bを介在させている。つまり、第1のワンウェイクラッチ9aに後退用クラッチ9bを直列に接続している。そして後退時には、この後退用クラッチ9bを駆動力が伝達されない状態(解除状態)とすることで、アイドラスプロケット8が自由に回転できるよう構成している。
【0036】
なお、この後退用クラッチ9bの解除機構は機械式のものである。すなわち、自転車のハンドル(図示せず)等に、このクラッチ解除機構を操作するレバー(図示せず)を設け、これを操作することで、後退用クラッチ9bを解除できるようにしている。ところで、こうした機械式のクラッチ解除機構では、ケーブルやリンクを介して、後退用クラッチ9bが人力で操作されることになる。しかし、これに替えて、電気的に後退用クラッチ9bを操作できるよう構成してもよい。具体的には、後退用クラッチ9bとして電磁クラッチを採用する方法が挙げられる。更に言えば、後退用クラッチ9bは、第1のワンウェイクラッチ9aと第2の駆動力伝達要素7との間に介在させられていてもよい。
【0037】
なお、上述したように、第1の駆動力伝達要素6および第2の駆動力伝達要素7は互いに噛み合うギアである。しかし、このギア対に替えて、エンドレスベルトによって連結されたプーリー対を用いてもよい。
【0038】
また、上記アイドラスプロケット8は、図示していない付勢手段によって、電動自転車のフレームに支持されている。つまりアイドラスプロケット8は、チェーン2に圧接させられている。言い換えればアイドラスプロケット8は、チェーン2のテンショナーとしても機能する。
【0039】
更に言えば、上記アイドラスプロケット8は、図2から判るように、チェーン2の下側部分に下方から接するよう設けられている。しかし、アイドラスプロケット8は、チェーン2の上側部分に上方から接するよう設けられていてもよい。
【0040】
ちなみに、第1の駆動力伝達要素6および第2の駆動力伝達要素7が、エンドレスベルトによって連結されたプーリーである場合、この位置関係が逆になる。すなわち、この場合、アイドラスプロケット8は、チェーン2の下側部分に上方から接するよう、あるいはチェーン2の上側部分に下方から接するよう設けられる。これは、第1の駆動力伝達要素6および第2の駆動力伝達要素7が、同方向に回転するためである。
【0041】
これに加えて本実施形態では、通常走行時、アイドラスプロケット8が第2の駆動力伝達要素7よりも高速で回転するよう構成している。すなわち、チェーン2の循環動によって強制回転させられるアイドラスプロケット8の回転速度が、第1の駆動力伝達要素6の回転によって回転させられる第2の駆動力伝達要素7の回転速度以上となるよう構成している。具体的には、第1の駆動力伝達要素6と第2の駆動力伝達要素7との間の減速比、後軸スプロケット3やアイドラスプロケット8の歯数を選定することにより、こうした構造を実現している。なお、後輪ハブ4が変速機を内蔵する場合には、最も高い変速比を選択しても、アイドラスプロケット8が第2の駆動力伝達要素7よりも高速で回転(アイドリング)するよう設計される。
【0042】
次に、本回生装置が設けられる電動自転車(以下、本電動自転車と言う)の構造について、特に回生装置と関連がある部分を中心に説明する。
【0043】
本電動自転車は、まず、乗員の踏力を後輪駆動力に変換するためのペダル10を備える。但し、完全な電動自転車とする場合、このペダル10は設けられないこともある。また本電動自転車は、上記チェーン2と噛み合うペダル軸スプロケット11を有する。そして、ペダル10の回転軸10aとペダル軸スプロケット11との間には、第2のワンウェイクラッチ12が介在させられている。したがってペダル10に加えた踏力は、ペダル軸スプロケット11に伝達されるが、その逆方向に駆動力は伝達されない。
【0044】
更に本電動自転車において、電気モータ1は、二つの減速機を介して、上記ペダル軸スプロケット11に接続されている。この二つの減速機のうちの一方は、電気モータ1の出力軸に固定されたピニオン13と、これと噛み合うギア14とからなる。もう一つの減速機は、駆動力の直交変換機能をも有するものである。
すなわち同減速機は、ギア14と同軸上に存在するギア15と、これと噛み合うリング状のギア16とからなる。
【0045】
但し、このギア16は、上記ペダル軸スプロケット11と一体になっている。更にギア14とギア15との間には、2種類のクラッチが介在させられている。その一つは、常時、ギア14とギア15とをつなぐ第3のワンウェイクラッチ17である。また、もう一つは、必要に応じてギア14とギア15とを接続する駆動力断続用クラッチ(電磁クラッチ)18である。但し、実際には、第3のワンウェイクラッチ17が、駆動力断続用クラッチ18内に収まった構造となっている。そして第3のワンウェイクラッチ17は、ギア14からギア15へのみ駆動力を伝達する。すなわち、電気モータ1からペダル軸スプロケット11へのみ駆動力を伝達する。
【0046】
他方、駆動力断続用クラッチ18は、運動エネルギー回生時にのみ機能(接合)し、ギア14とギア15とを接続する。この結果、ペダル軸スプロケット11から電気モータ1へ駆動力を伝達することが可能となる。要するに、電気モータ1は、第3のワンウェイクラッチ17と駆動力断続用クラッチ18とを介して、ペダル軸スプロケット11に接続されている。
【0047】
なお、本電動自転車は、上記構成要素以外にも次のようなものを備える。すなわち、電気モータ1は制御ユニット19に接続されており、更に、この制御ユニット19にはバッテリー20が接続されている。また制御ユニット19は、上記駆動力断続用クラッチ18に接続されており、この駆動力断続用クラッチ18を制御する役割を果たす。更に制御ユニット19は、ペダル10の回転軸10aの周囲に設けたトルクセンサ21にも接続されている。これは、ペダル10の回転軸10aに作用するトルクを検出するためである。
【0048】
さて、上記構成の本回生装置を備える電動自転車は、次のように機能する。
【0049】
まず平地走行時であるが、ペダル10に入力された乗員の踏力は、チェーン2を介して、ペダル軸スプロケット11から後軸スプロケット3へと伝達される。この時、電動自転車は、この駆動力によって推進させられる(図3参照)。
【0050】
次に、上り坂にさしかかって大きな踏力が必要になった場合、それがトルクセンサ21によって検出される。すると、制御ユニット19は電気モータ1を作動させる。そしてこの電気モータ1の駆動力が、ペダル軸スプロケット11に、乗員の踏力と共に入力される。この結果、電動自転車は、電気モータ1によって推進をアシストされることになる。なお、この際には、言うまでもなく、バッテリー20に蓄えられた電気エネルギーが消費される。
【0051】
更に言えば、上り坂以外でも、速度を増大させようとする場合などには、ペダル10に加えられる踏力が増大する。ここで、上記トルクセンサ21は、常時、踏力の変化を検出している。このため、踏力が増加した場合、それに見合った駆動力が、直ちに電気モータ1から供給される。但し、電気モータ1の駆動力が随時要求されるような状況下では、駆動力断続用クラッチ18は離断した状態となっている。このため、電気モータ1の引きずり抵抗などに起因した走行障害は起きない。
【0052】
次に、運動エネルギー回生時、本回生装置は次のように機能する。なお、運動エネルギー回生モードへの移行には、何らかのきっかけが必要となる。具体的には、ブレーキシステム使用の検出(ブレーキシステムとの連動)、下り坂走行に入ったことの検出、惰性走行の検出などがトリガーとなる。
【0053】
さて、運動エネルギー回生モード(以下、単に回生モードと言う)に入ったならば、まず、駆動力断続用クラッチ18が接続状態となる。そして、先に説明した駆動力供給時の経路とは異なり、後輪5からの逆駆動力は、第1の駆動力伝達要素6、第2の駆動力伝達要素7、アイドラスプロケット8を経て、チェーン2に伝達される(図4参照)。この逆駆動力は、更に、ペダル軸スプロケット11やそれ以降のギア群、および接続状態の駆動力断続用クラッチ18を介して、最終的に電気モータ1に伝達される。この結果、電気モータ1は発電機として機能し、運動エネルギーを回生することになる。そして、これによって生じた電気エネルギーはバッテリー20に蓄えられる。
【0054】
なお、既に説明したように本実施形態では、通常走行時、チェーン2の循環動によって回転させられるアイドラスプロケット8の回転速度が、第1の駆動力伝達要素6の回転によって回転させられる第2の駆動力伝達要素7の回転速度以上となるよう構成している。よって、アイドラスプロケット8の回転速度と、第2の駆動力伝達要素7の回転速度とが等しくなる運動エネルギー回生時においてはアイドラスプロケット8の回転により、チェーン2介して強制回転させられる後軸スプロケット3の回転速度が、後輪ハブ14の回転速度を越えることはない。したがって、後輪ハブ14が有するフリーホイール機能との間に、動作の不整合は生じない。
【0055】
さて、本発明に係る運動エネルギー回生装置では、運動エネルギーの回生時、後輪ハブ4の回転が、第1の駆動力伝達要素6、第2の駆動力伝達要素7、そしてアイドラスプロケット8を経て、チェーン2を強制的に循環動させる。このため、チェーン2と連動する電気モータ1が発電機として機能し、運動エネルギーを回生する。つまり本運動エネルギー回生装置では、チェーン2によって電気モータ1を逆駆動することが可能である。特に、後輪ハブ4として既存の自転車後輪用のものをそのまま使用して、電気モータ1を逆駆動することが可能である。
【0056】
このように本運動エネルギー回生装置では、後輪駆動用の電気モータ1を回生発電機として利用できる。しかも、既存の自転車後輪用のハブを、そのまま利用することができる。言い換えれば、後輪ハブ4として特殊なものを開発することなく、既存の安価なものを用いて、運動エネルギーの回生が可能となる。そしてこの結果、運動エネルギー回生装置、さらには電動自転車自体のコスト低減が図れる。
【0057】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるわけではない。その技術思想の範囲内であれば、上記実施形態に適当な変更を加えて、いかようにも実施可能である。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係る電動自転車用の運動エネルギー回生装置を用いれば、後輪駆動用の電気モータを発電機として利用することができる。これに加えて、本発明に係る電動自転車用の運動エネルギー回生装置を用いれば、既存の自転車後輪用のハブを、そのまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電動自転車用の運動エネルギー回生装置の概略構造図
【図2】各スプロケットの位置関係を示す側面図
【図3】通常走行時の駆動力伝達経路を示す概略図
【図4】運動エネルギー回生時の逆駆動力伝達経路を示す概略図
【符号の説明】
1 電気モータ
2 チェーン
3 後軸スプロケット
4 後輪ハブ
5 後輪
6 第1の駆動力伝達要素
7 第2の駆動力伝達要素
8 アイドラスプロケット
9a 第1のワンウェイクラッチ
9b 後退用クラッチ
10 ペダル
10a ペダルの回転軸
11 ペダル軸スプロケット
12 第2のワンウェイクラッチ
13 ピニオン
14,15,16 ギア
17 第3のワンウェイクラッチ
18 駆動力断続用クラッチ
19 制御ユニット
20 バッテリー
21 トルクセンサ

Claims (4)

  1. 電気モータを備え、前記電気モータの駆動力が、チェーンおよび前記チェーンと噛み合う後軸スプロケットを介して、前記後軸スプロケットと同軸上に設けられた後輪ハブを回転させるよう構成された電動自転車における、前記電気モータを使用した運動エネルギー回生装置であって、
    前記後輪ハブに固定され、かつ、前記後輪ハブと共に回転する第1の駆動力伝達要素と、
    前記第1の駆動力伝達要素の回転によって駆動される第2の駆動力伝達要素と、
    前記第2の駆動力伝達要素の回転によって駆動され、かつ、前記チェーンと噛み合うアイドラスプロケットと
    を具備し、
    運動エネルギー回生時には、前記後輪ハブの回転が、前記第1の駆動力伝達要素、前記第2の駆動力伝達要素、そして前記アイドラスプロケットを介して、前記チェーンを循環動させ、前記チェーンと連動する前記電気モータが、運動エネルギーを回生するよう構成されてなることを特徴とする電動自転車用の運動エネルギー回生装置。
  2. 第2の駆動力伝達要素とアイドラスプロケットとの間には第1のワンウェイクラッチが介在させられてなり、前記第2の駆動力伝達要素から前記アイドラスプロケットへは駆動力が伝達されるが、前記アイドラスプロケットから前記第2の駆動力伝達要素へは駆動力が伝達されないよう構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の電動自転車用の運動エネルギー回生装置。
  3. 電動自転車は、
    乗員の踏力を後輪駆動力に変換するためのペダルと、
    チェーンと噛み合うペダル軸スプロケットと、
    前記ペダルの回転軸と前記ペダル軸スプロケットとの間に介在させられ、前記ペダルの回転軸から前記ペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチと
    を具備してなるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動自転車用の運動エネルギー回生装置。
  4. 電気モータは、
    この電気モータからペダル軸スプロケットへのみ駆動力を伝達する第3のワンウェイクラッチと、
    運動エネルギー回生時にのみ、前記ペダル軸スプロケットから前記電気モータへ駆動力を伝達する駆動力断続用クラッチと
    を介して、前記ペダル軸スプロケットに接続されてなることを特徴とする請求項3に記載の電動自転車用の運動エネルギー回生装置。
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