JP4540891B2 - パーキングブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパーキングブレーキに係り、特に、パーキングブレーキケーブル等の作用部材を容易に連結することが可能で、且つ駆動力に対する制動力の効率が優れたパーキングブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車輪の回転軸心に対して略垂直となる姿勢で車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成していて前記バッキングプレートに拡開可能に配設される一対のブレーキシューと、(c) その一対のブレーキシューに跨がって配設されるとともに、ブレーキレバーが一方向へ回動させられることにより機械的にその一対のブレーキシューを離間させる拡開機構と、(d) 前記ブレーキレバーに連結され、運転者のパーキングブレーキ操作に応じてそのブレーキレバーを前記一方向へ回動させる作用部材と、を有するパーキングブレーキが知られている。
【0003】
図6および図7は、ディスクブレーキの内部にパーキングブレーキ用のドラムブレーキを組み込んだドラムインディスクブレーキの一例で、右車輪用のものであり、図6の右側が車両の前方側である。また、図7は、図6における VII− VII断面に相当する図である。これ等の図において、バッキングプレート10は、図示しない車輪の回転軸心に対して略垂直となる姿勢で車体に一体的に固設されるもので、このバッキングプレート10には、それぞれ略円弧形状を成している一対の第1ブレーキシュー12および第2ブレーキシュー14が左右の外周縁に略沿って上下に配設され、それぞれシューホールドダウン装置16、18により拡開可能に保持されている。これ等のブレーキシュー12、14の一方の端部間、具体的には上側の端部間にはトグル式の拡開機構20、およびリターンスプリングとして引張コイルスプリング22がそれぞれ略水平に配設されている一方、他方の端部間にはストラット24および引張コイルスプリング26が略水平に配設されている。ストラット24はシュー間隙調整機構を備えており、ねじにより軸方向へ伸縮させられるようになっている。
【0004】
拡開機構20は、一端部において連結ピン30により相対回動可能に連結された第1レバー部材32および第2レバー部材34を備えており、連結ピン30がバッキングプレート10と略平行となる姿勢で配設されている。第1レバー部材32は2枚の金属板にて構成されており、連結ピン30に連結される一端部側は互いに密着するように一体的に重ね合わされているとともに、第1ブレーキシュー12と係合させられる係合部(凹部)36が設けられている一方、他端部は互いに所定寸法だけ離間させられてケーブル掛止部38が設けられ、パーキングブレーキケーブル40の先端に固設された掛止部材42が掛止されている。第2レバー部材34は、1枚の金属板を略U字形状に曲げ加工したもので、その内側に第1レバー部材32が配設されているとともに、連結ピン30と反対の他端部は互いに密着するように内側へ曲げられて一体的に重ね合わされ、第2ブレーキシュー14と係合させられる係合部(凹部)48が設けられている。また、この第2レバー部材34には、所定形状に曲成された板ばね50が装着され、パーキングブレーキケーブル40を第1レバー部材32のケーブル掛止部38へ案内するとともに、一旦ケーブル掛止部38に挿入された掛止部材42が離脱しないようにしている。上記第1レバー部材32はブレーキレバーに相当し、パーキングブレーキケーブル40は作用部材に相当する。
【0005】
上記拡開機構20は、アンカ部材54をバッキングプレート10と共に図示しない車両のキャリアなどに一体的に固設する複数のボルト52の頭部52h上に当接して支持されるようになっており、アンカ部材54およびバッキングプレート10には、パーキングブレーキケーブル40を挿通させるための挿通穴56が設けられている。前記ケーブル掛止部38は、バッキングプレート10に対して略垂直な方向において挿通穴56と略一致する部分に位置させられており、パーキングブレーキケーブル40を車体側(図7の上側)から挿通穴56内に挿入することにより、先端の掛止部材42は板ばね50に案内されつつ移動させられてケーブル掛止部38に掛止される。
【0006】
そして、このようにケーブル掛止部38に掛止されたパーキングブレーキケーブル40が、車室内の操作部材(操作レバーなど)の操作に従ってバッキングプレート10と略直角な作用方向F、すなわち図7の上方へ引っ張られると、第1レバー部材32が連結ピン30の左まわりに回動させられることにより第1ブレーキシュー12が外側(図7の左方向)へ押し出され、図示しないディスクロータの内周面に押圧されて制動力を発生する。また、反力で第1ブレーキシュー12との係合部36を支点として連結ピン30が図7の右方向へ移動させられると、第2レバー部材34も右方向へ移動させられ、第2ブレーキシュー14が外側へ押し出されてディスクロータの内周面に押圧されて制動力を発生する。ディスクロータは、平板状のディスク部の内側に円筒形状のドラム部を一体に備えており、ブレーキシュー12、14はそのドラム部の内周面に押圧されるようになっている。なお、バッキングプレート10には外周側へ延び出すダストカバー58が一体的に取り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のパーキングブレーキは、案内用の板ばね50が必要であるため、部品点数および製造コストの点で必ずしも十分に満足できないとともに、その板ばね50の存在下においてもパーキングブレーキケーブル40をケーブル掛止部38に掛止する作業は必ずしも容易でなかった。また、パーキングブレーキケーブル40を、バッキングプレート10に対して略直角な作用方向Fへ引張する必要があるため、拡開機構20の支持部すなわちボルト52の頭部52hに各レバー部材32、34が押圧され、その摺動抵抗で駆動力(パーキングブレーキ操作力など)に対する制動力の効率が低下するという問題があった。
【0008】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、板ばねなどの案内部材を必要とすることなくパーキングブレーキケーブル等の作用部材を容易に連結でき、且つ駆動力に対する制動力の効率が優れたパーキングブレーキを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車輪の回転軸心に対して略垂直となる姿勢で車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、(b) それぞれ略円弧形状を成していて前記バッキングプレートに拡開可能に配設される一対のブレーキシューと、(c) その一対のブレーキシューの一方および他方に係合させられるとともに、互いに前記バッキングプレートと略平行な連結ピンまわりに相対回動可能に連結された第1レバー部材および第2レバー部材を有し、その第1レバー部材がその連結ピンまわりの一方向へ回動させられることによりその一対のブレーキシューを離間させるトグル式の拡開機構と、(d) 前記第1レバー部材に連結され、運転者のパーキングブレーキ操作に応じてその第1レバー部材を前記連結ピンまわりの一方向へ回動させる作用部材と、を有するパーキングブレーキにおいて、(e) 前記第1レバー部材には、前記バッキングプレートなどに設けられた挿通穴から前記車体側へ突き出す連結部が設けられ、その連結部に前記作用部材が連結されている一方、(f) 前記第1レバー部材と前記挿通穴との間には、その第1レバー部材の回動を許容しつつそれ等の間を閉塞する弾性体製のカバーが設けられているとともに、(g) そのカバーの前記挿通穴の周縁部に固定される環状の穴側固定部の内周面であって前記第1レバー部材の両側に位置する部分には、その第1レバー部材に接触させられることによりその第1レバー部材が回動方向と直角な方向へ揺動することを制限する一対の突起が、その第1レバー部材の全回動範囲に亘ってその第1レバー部材と係合可能なように一体に設けられていることを特徴とする。
【0012】
第2発明は、第1発明のパーキングブレーキにおいて、前記作用部材は、前記バッキングプレートと平行な平面に対して前記車体側へ5°〜30°の範囲内の傾斜角αで傾斜した作用方向Fへ前記第1レバー部材を引張または押圧するものであることを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】
第1発明のパーキングブレーキによれば、バッキングプレートなどに設けられた挿通穴から車体側へ突き出す連結部が第1レバー部材に設けられ、その連結部に作用部材が連結されるようになっているため、第1レバー部材に対する作用部材の連結作業を容易に行うことができるとともに、案内部材が必ずしも必要でないため、部品点数が少なくなって安価に構成される。また、第1レバー部材の連結部が車体側に突き出しているため、作用部材によって第1レバー部材に加える駆動力の作用方向Fの設定の自由度が高く、車両への搭載性が向上するとともに、例えば一対のブレーキシューの離間方向と近い向きに設定すれば、支持部との摺動抵抗が低下して駆動力に対する制動力の効率が向上し、小さな駆動力(ブレーキ操作力など)で大きな制動力を発生させることができる。
【0015】
また、第1レバー部材と挿通穴との間に設けられる弾性体製のカバーに、その第1レバー部材が回動方向と直角な方向へ揺動することを制限する位置決め係合部として一対の突起が一体に設けられているため、車両の振動などで第1レバー部材がガタついて挿通穴などに当接することにより金属音などの異音が発生することが防止される。
【0016】
第2発明では、バッキングプレートと平行な平面に対して車体側へ5°〜30°の範囲内の傾斜角αで傾斜した作用方向Fへ第1レバー部材を引張または押圧して制動力を発生させるため、作用方向Fがブレーキシューの離間方向と近くて駆動力に対する制動力の効率が向上し、小さな駆動力で大きな制動力を発生させることができる。また、車体側へ5°以上傾斜しているため、第1レバー部材を含む拡開機構をバッキングプレート側へ押し付ける方向にある程度の力が作用し、制動時に拡開機構がバッキングプレートから浮き上がって制動性能が損なわれる恐れがない。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記図6のようにディスクブレーキの内部にパーキングブレーキ用のドラムブレーキを組み込んだドラムインディスクブレーキに好適に適用されるが、単純なドラムブレーキのパーキングブレーキ機構など、種々のパーキングブレーキに適用できる。図6では、拡開機構が略水平となる姿勢で配設され、左右(車両の前後側)に上下方向に設けられたブレーキシューを拡開させるように構成されているが、それ等の拡開機構やブレーキシューの配設姿勢は適宜変更できる。
【0019】
また、前記図7では第1レバー部材および第2レバー部材が一端部において連結ピンまわりに相対回動可能に連結され、第1レバー部材はその一端部側において一対のブレーキシューの一方と係合させられ、第2レバー部材は反対の他端部側において他方のブレーキシューと係合させられるようになっていたが、例えば連結ピンを挟んで第1レバー部材および第2レバー部材がそれぞれ反対方向へ延び出して一対のブレーキシューと係合させられるようにすることもできる。
【0020】
また、前記図7では第1レバー部材および第2レバー部材を連結する連結ピンがブレーキシューのシューウェブよりもバッキングプレートと反対側に位置させられているが、シューウェブよりもバッキングプレート側に位置させることもできる。必要に応じて、第1レバー部材や第2レバー部材がバッキングプレートから浮き上がらないように位置決めするストッパなどを設けることもできる。
【0021】
第1レバー部材および第2レバー部材は、何れも1枚または複数の金属板にて構成し、バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢で配設することが望ましいが、合成樹脂材料などを用いることも可能である。
【0022】
作用部材としては、運転席のパーキング操作レバーに連結されたパーキングブレーキケーブルが好適に用いられるが、リンク機構などの他の手段を採用することもできる。また、運転者の操作力に従って変位させられるものでも良いが、例えば運転者のスイッチ操作などで電動モータなどの駆動源が作動させられることにより、作用部材が制動位置へ移動して位置決めされるようにするなど、種々の態様が可能である。
【0023】
カバーに設けられる一対の突起は、常に第1レバー部材に接触しているものでも良いが、所定の隙間を有し、第1レバー部材が所定量以上揺動した時に接触して位置決めするものでも良い。
【0024】
第2発明では、作用方向Fが5°〜30°の範囲内の傾斜角αで車体側へ傾斜しているが、第1発明の実施に際しては傾斜角α=90°であっても良いなど、種々の態様が可能である。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明では、全体構成は前記図6および図7の従来例と実質的に同じであるため詳しい説明を省略し、今回の発明により変更された特徴部分である拡開機構を中心として説明する。
【0026】
図1は、本発明が適用されたトグル式の拡開機構60の近傍を示す正面図で、図2および図3は、それぞれ図1におけるII−II断面図、III −III 断面図である。拡開機構60は、互いに略重なるように平行に配設されるとともに、一端部において連結ピン62により相対回動可能に連結された第1レバー部材64および第2レバー部材66を備えており、連結ピン62がバッキングプレート10と略平行で且つ略上下方向となる姿勢、すなわちレバー部材64、66が略水平となる姿勢で一対のブレーキシュー12、14に跨がって配設されている。第1レバー部材64は1枚の金属板にて構成されており、連結ピン62に連結される一端部側には、第1ブレーキシュー12と係合させられる係合部(凹部)68、およびボルト52の頭部52hに当接させられる円弧状の当接部70が設けられている一方、他端部はバッキングプレート10やダストカバー58、前記アンカ部材54、車体側のキャリア72などに設けられた挿通穴74から車体側へ突き出し、その先端の連結部76に前記パーキングブレーキケーブル40の連結具78が掛止されるようになっている。また、第2レバー部材66は、1枚の金属板を略コの字形状に曲げ加工したもので、前記第1レバー部材64を跨ぐように配設されており、連結ピン62によって第1レバー部材64に連結された一端部と反対の他端部は、互いに密着するように内側へ曲げられて一体的に重ね合わされているとともに、第2ブレーキシュー14と係合させられる係合部(凹部)80、およびボルト52の頭部52hに当接させられる円弧状の当接部82が設けられている。第1レバー部材64はブレーキレバーに相当する。
【0027】
上記第1レバー部材64の係合部68は連結ピン62とバッキングプレート10との間に設けられており、連結ピン62が第1ブレーキシュー12によりもバッキングプレート10と反対側に位置させられているため、車室内の操作部材(操作レバーなど)の操作に従ってパーキングブレーキケーブル40が作用方向Fへ引っ張られ、第1レバー部材64が連結ピン62の左まわりに回動させられると、第1ブレーキシュー12が外側(図3の左方向)へ押し出され、図示しないディスクロータの内周面に押圧されて制動力を発生する。また、反力で第1ブレーキシュー12との係合部68を支点として連結ピン62が図3の右方向へ移動させられると、第2レバー部材66も右方向へ移動させられ、第2ブレーキシュー14が外側へ押し出されてディスクロータの内周面に押圧されて制動力を発生する。図3の一点鎖線は、パーキングブレーキ作動時の連結部76の位置を表している。なお、前記挿通穴74は、この時の第1レバー部材64の回動動作を許容するように左右方向に長い長穴である。
【0028】
上記作用方向Fは、バッキングプレート10と平行な平面に対して車体側、すなわち図3における上方側へ所定の傾斜角αで傾斜した方向に定められている。傾斜角αは、第1レバー部材64を含む拡開機構60をバッキングプレート10側へ押し付ける方向にある程度の力が作用し、制動時に拡開機構60が頭部52hから浮き上がって制動性能が損なわれる恐れがない範囲(例えば5°以上)で、作用方向Fがブレーキシュー12、14の離間方向、すなわち図3における左右方向と近くなるように、5°〜30°の範囲内で本実施例では約15°程度に設定されており、駆動力(引張力)に対する制動力の効率が向上して、小さな引張力で大きな制動力が発生させられる。パーキングブレーキケーブル40のアウタケーシングは、前記ボルト52によってキャリア72に固定されているケーブルガイド84に固定されるようになっており、この固定位置によって上記作用方向Fが規定されている。また、連結部76(厳密には連結具78との係合点)と連結ピン62とを結ぶ直線に対して作用方向Fが略直角になるように、連結部76の位置が定められているとともに、連結ピン62から第1ブレーキシュー12との係合部68までの距離に比較して連結ピン62から連結部76までの距離は十分に大きく、大きなレバー比で駆動力が増幅されて大きな制動力が得られるようになっている。
【0029】
第1レバー部材64と挿通穴74との間には、第1レバー部材64の回動を許容しつつそれ等の間を閉塞する弾性体製、具体的にはゴム製のカバー86が設けられている。図4は、カバー86を単体で示す図で、(a) は平面図、(b) および(c) はそれぞれ(a) におけるB−B断面、C−C断面を示す図で、(d) は(b) におけるD−D断面を示す図であり、全体として略ピラミッド形状(截頭四角錘形状)を成しているとともに、挿通穴74に対応する長方形状を成していて前記ケーブルガイド84により挿通穴74の周縁部に押圧されて固定される環状の穴側固定部86aと、第1レバー部材64の連結部76の近傍に自身の弾性で一体的に固定されるレバー側固定部86bとを備えている。レバー側固定部86bの内側には、第1レバー部材64の断面形状に対応する長方形の長穴86cが形成されているとともに、レバー側固定部86bの外側には回曲部86dが設けられており、主としてその回曲部86dの弾性変形によりレバー側固定部86bが第1レバー部材64の回動動作に追従して変位できるようになっている。また、穴側固定部86aの長手方向の中間部分の内周面には、それぞれ断面が略台形状を成す一対の突起86eが設けられ、図2から明らかなように挿通穴74よりも内側へ突き出すようになっており、第1レバー部材64の全回動範囲に亘ってその第1レバー部材64と係合させられることにより、その第1レバー部材64が回動方向と直角な方向へ揺動することを制限するようになっている。突起86eは、第1レバー部材64が中立位置に保持されている時には所定の隙間を有し、所定量以上揺動させられた時だけ係合してバッキングプレート10などの金属部品に当接することを防止するようになっている。突起86eは位置決め係合部に相当する。
【0030】
このような本実施例のパーキングブレーキにおいては、バッキングプレート10などに設けられた挿通穴74から車体側へ突き出す連結部76が第1レバー部材64に一体に設けられ、その連結部76にパーキングブレーキケーブル40が連結されるようになっているため、第1レバー部材64に対するパーキングブレーキケーブル40の連結作業を容易に行うことができるとともに、図7の板ばね50のような案内部材が不要であるため部品点数が少なくなって安価に構成される。
【0031】
また、第1レバー部材64の連結部76が車体側に突き出しているため、パーキングブレーキケーブル40によって第1レバー部材64に加える駆動力(引張力)の作用方向Fの設定の自由度が高く、車両への搭載性が向上する一方、本実施例では傾斜角α≒15°程度であるため、作用方向Fがブレーキシュー12、14の離間方向と近くて頭部52hとの摺動抵抗が低減され、駆動力に対する制動力の効率が向上して、小さな駆動力で大きな制動力を発生させることができるとともに、車体側へ5°以上傾斜しているため、第1レバー部材64を含む拡開機構60をバッキングプレート10側へ押し付ける方向にある程度の力が作用し、制動時に拡開機構60がバッキングプレート10から浮き上がって制動性能が損なわれる恐れがない。
【0032】
また、本実施例では連結部76(厳密には連結具78との係合点)と連結ピン62とを結ぶ直線に対して作用方向Fが略直角で、且つ連結ピン62から第1ブレーキシュー12との係合部68までの距離に比較して連結ピン62から連結部76までの距離が十分に大きいため、大きなレバー比で駆動力が増幅されて大きな制動力が得られる。
【0033】
また、第1レバー部材64と挿通穴74との間を閉塞するゴム製のカバー86に一対の突起86eが設けられ、第1レバー部材64の全回動範囲に亘ってその第1レバー部材64と係合させられるとにより、その第1レバー部材64が回動方向と直角な方向へ所定量以上揺動することを制限するようになっているため、例えば車両走行時の振動などで第1レバー部材64がガタつき、バッキングプレート10などの金属部品に当接して金属音などの異音が発生することが防止される。
【0034】
なお、上記実施例では傾斜角αが約15°であったが、この傾斜角αは適宜変更することが可能で、例えば図5に示すように、挿通穴74から車体側へ突き出すとともに略90°折れ曲がった第1レバー部材90を採用するとともに、先端の連結部92に掛止されたパーキングブレーキケーブル40を、傾斜角αが約90°すなわちバッキングプレート10に対して略直角な作用方向Fへ引っ張ってパーキングブレーキを作動させるように構成することもできる。
【0035】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパーキングブレーキの拡開機構の近傍を示す正面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 断面図である。
【図4】図1のパーキングブレーキに備えられているカバーを単独で示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を説明する図で、図3に対応する図である。
【図6】本発明が好適に適用される従来のドラムインディスクブレーキの概略正面図である。
【図7】図6における VII− VII断面図である。
【符号の説明】
10:バッキングプレート 12、14:ブレーキシュー 40:パーキングブレーキケーブル(作用部材) 60:拡開機構 62:連結ピン 64、90:第1レバー部材(ブレーキレバー) 66:第2レバー部材 74:挿通穴 76、92:連結部 86:カバー 86a:穴側固定部 86e:突起
Claims (2)
- 車輪の回転軸心に対して略垂直となる姿勢で車体に一体的に固設されるバッキングプレートと、
それぞれ略円弧形状を成していて前記バッキングプレートに拡開可能に配設される一対のブレーキシューと、
該一対のブレーキシューの一方および他方に係合させられるとともに、互いに前記バッキングプレートと略平行な連結ピンまわりに相対回動可能に連結された第1レバー部材および第2レバー部材を有し、該第1レバー部材が該連結ピンまわりの一方向へ回動させられることにより該一対のブレーキシューを離間させるトグル式の拡開機構と、
前記第1レバー部材に連結され、運転者のパーキングブレーキ操作に応じて該第1レバー部材を前記連結ピンまわりの一方向へ回動させる作用部材と、
を有するパーキングブレーキにおいて、
前記第1レバー部材には、前記バッキングプレートなどに設けられた挿通穴から前記車体側へ突き出す連結部が設けられ、該連結部に前記作用部材が連結されている一方、
前記第1レバー部材と前記挿通穴との間には、該第1レバー部材の回動を許容しつつそれ等の間を閉塞する弾性体製のカバーが設けられているとともに、
該カバーの前記挿通穴の周縁部に固定される環状の穴側固定部の内周面であって前記第1レバー部材の両側に位置する部分には、該第1レバー部材に接触させられることにより該第1レバー部材が回動方向と直角な方向へ揺動することを制限する一対の突起が、該第1レバー部材の全回動範囲に亘って該第1レバー部材と係合可能なように一体に設けられている
ことを特徴とするパーキングブレーキ。 - 前記作用部材は、前記バッキングプレートと平行な平面に対して前記車体側へ5°〜30°の範囲内の傾斜角αで傾斜した作用方向Fへ前記第1レバー部材を引張または押圧するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ。
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