JP4539800B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、ディフューザを駆動する駆動装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は、例えば図3で示すように、吸込口1と吹出口2とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前記吹出口2の下部を構成するリヤガイダ5に、駆動装置6に連係され、後部を解放して断面略V字状に形成したディフューザ7が回動自在に軸支されてなる構成であった。
【0003】
しかしながら、前記駆動装置6を構成する駆動モータが、前記ディフューザ7の一側に設けられる構成であることから、とくに空気調和機本体を小型化したいときに前記駆動モータを設置するためのスペースを確保することが困難になったり、また、前記ディフューザ7をその一側から駆動する方法は、同ディフューザ7は他側に行くに従って捩じれが生じることになり、長手方向における回動角度が一定にならないという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑みなされたもので、ディフューザを駆動する駆動装置用の設置スペースとしてディフューザの内部を有効活用した空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口の下部を構成するリヤガイダに、駆動装置に連係され、後部を解放して断面略V字状に形成したディフューザが回動自在に軸支されてなる空気調和機において、
前記駆動装置が、前記ディフューザの内部に収容される駆動モータと、前記リヤガイダに設けられ、前記駆動モータの駆動軸に連結されることにより前記ディフューザを回動する連結部とからなる構成となっている。
【0006】
また、前記駆動モータを収容する収容部が、前記ディフューザの側部にその側端を解放して形成され、前記駆動モータの外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面と、前記駆動軸を挿通する挿通孔を備え、前記駆動モータを収容したのち解放した側端を閉塞する閉塞板とを備えた構成となっている。
【0007】
また、前記駆動モータを収容する収容部が、前記ディフューザの上面部に形成された開口と、前記駆動モータの外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面を備え、前記開口から前記駆動モータを収容したのち、同開口を閉塞する閉塞板とを備えた構成となっている。
【0008】
更に、前記開口が、前記ディフューザの長手方向の中間部に形成された構成となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)は要部断面図、(C)は要部分解断面図であり、図2は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は一例を示す分解斜視図、(B)は他の例を示す分解斜視図、(C)は他の例を示す組立斜視図である。
【0010】
図1(A)で示すように、本発明による空気調和機は、上記に説明した従来技術の場合と同様に、吸込口1と吹出口2とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前記吹出口2の下部を構成するリヤガイダ5に、駆動装置6に連係され、後部を解放して断面略V字状に形成したディフューザ7が回動自在に軸支された構成となっている。
【0011】
そして、図1(B)および図1(C)で示すように、前記駆動装置6が、前記ディフューザ7の内部に収容される駆動モータ8と、前記リヤガイダ5に設けられ、前記駆動モータ8の駆動軸8aに連結されることによって前記ディフューザ7を回動する連結孔9aを備えた連結部9とからなる構成となっている。
【0012】
即ち、前記ディフューザ7を回動する前記駆動モータ8が、前記ディフューザ7の外部に設けられてこれに連係するのではなく、内部に収容され連係されて前記ディフューザ7を駆動するように構成されており、また、前記駆動軸8aを前記連結部9の連結孔9aに連結するというシンプルな構成によって前記駆動モータ8の駆動力を正確に伝達できるように構成されている。
【0013】
これによって、前記駆動モータ8を設置するためのスペースとして前記ディフューザ7の内部を有効利用できるようになり、とくに空気調和機本体を小型化したり、前記駆動モータ8の駆動力を正確に伝達する上で、上記に説明した従来技術のように、前記駆動モータ8を前記ディフューザ7の一側に設けてこれに連係する場合に比して有利になる。
【0014】
また、前記駆動モータ8を収容する収容部10が、一例として図2(A)で示すように、前記ディフューザ7の側部にその側端を解放して形成され、前記駆動モータ8の外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面11と、前記駆動軸8aを挿通する挿通孔12a を備え、前記駆動モータ8を収容したのち解放した側端を閉塞する閉塞板12とを備えた構成となっている。
【0015】
上記した一例の構成により、前記収容部10に前記駆動モータ8が収容され、前記挿通孔12a を挿通した前記駆動軸8aが前記連結孔9aに連結され、前記閉塞板12に設けられた透孔bを挿通したねじaが、前記ディフューザ7の側部に設けられたねじ孔cに螺着されることによって、前記ディフューザ7の内部スペースを有効利用して、同ディフューザ7に前記駆動装置6が容易に、且つ正確に連係されることになる。
【0016】
または、前記駆動モータ8を収容する収容部10が、他の例として図2(B)および図2(C)で示すように、前記ディフューザ7の上面部であって、その長手方向の中間部に形成された開口13と、前記駆動モータ8の外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面11を備え、前記開口13から前記駆動モータ8を収容したのち、同開口13を閉塞する閉塞板14とを備えた構成となっている。
【0017】
上記した他の例の構成により、前記収容部10に前記駆動モータ8が収容され、前記駆動軸8aが前記連結孔9aに連結され、前記閉塞板12に設けられた透孔bを挿通したねじaが、前記開口13の周縁部に設けられたねじ孔cに螺着されることによって、前記ディフューザ7の内部スペースを有効利用して、同ディフューザ7に前記駆動装置6が容易に、且つ正確に連係されることになる。
【0018】
そして、上記した他の例においては、前記駆動モータ8が前記ディフューザ7の長手方向の中間部に収容されたのち前記連結部9に連結された構成となっているので、上記に説明した従来技術のように、前記ディフューザ7に捩じれが生じなくなるので、その長手方向における回動角度が一定にならないという問題を解決できる。
【0019】
なお、前記連結部9は、前記駆動モータ8が収容される位置に対応して前記リヤガイダ5に一体成形されている。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、ディフューザを駆動する駆動装置用の設置スペースとしてディフューザの内部を有効活用した空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)は要部断面図であり、(C)は要部分解断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は一例を示す分解斜視図であり、(B)は他の例を示す分解斜視図であり、(C)は他の例を示す組立斜視図である。
【図3】従来例による空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口
2 吹出口
3 熱交換器
4 送風ファン
5 リヤガイダ
6 駆動装置
7 ディフューザ
8 駆動モータ
8a 駆動軸
9 連結部
9a 連結孔
10 収容部
11 膨出面
12 閉塞板
12a 挿通孔
13 開口
14 閉塞板
a ねじ
b 透孔
c ねじ孔
Claims (4)
- 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口の下部を構成するリヤガイダに、駆動装置に連係され、後部を解放して断面略V字状に形成したディフューザが回動自在に軸支されてなる空気調和機において、
前記駆動装置が、前記ディフューザの内部に収容される駆動モータと、前記リヤガイダに設けられ、前記駆動モータの駆動軸に連結されることにより前記ディフューザを回動する連結部とで構成されてなることを特徴とする空気調和機。 - 前記駆動モータを収容する収容部が、前記ディフューザの側部にその側端を解放して形成され、前記駆動モータの外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面と、前記駆動軸を挿通する挿通孔を備え、前記駆動モータを収容したのち解放した側端を閉塞する閉塞板とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記駆動モータを収容する収容部が、前記ディフューザの上面部に形成された開口と、前記駆動モータの外周面の一部に対応して上方に膨出した膨出面を備え、前記開口から前記駆動モータを収容したのち、同開口を閉塞する閉塞板とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記開口が、前記ディフューザの長手方向の中間部に形成されてなることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
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