JP4773648B2 - 空気調和機の室内ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

空気調和機の室内ユニットおよび空気調和機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内の空気を冷却または加熱して室内環境の調和を図る空気調和機に関し、特に空気調和機の一構成要素であって室内に設置される室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機について図を参照して説明する。
図6は、空気調和機の室内ユニット100の構成を説明する図であって、符号101は室内ユニットの筐体、102は空気の吸い込み面(多数のスリットを有する)、103a,103b,103cはいずれも室内熱交換器、104は通風路、105はタンジェンシャルファン(ファン)、106はスタビライザ、107は吹出通風路、108は筐体の一部をなす後部筐体(筐体)、109は左右ルーバ、110は上下2段配置のフラップ、111は吹出口である。なお、上側のフラップは上フラップ110a、下側のフラップは下フラップ110bである。
【0003】
上記室内ユニットの動作について説明する。空調を行う対象空間である室内の空気は、タンジェンシャルファン105の回転駆動によってその上流側の通風路104に生じる負圧の作用により、吸い込み面102から筐体101内部に吸い込まれ、各室内熱交換器103a,103b,103cを通過する過程で冷却または加熱されて通風路104に流れ込む。
【0004】
通風路104に流れ込んだ空気は、タンジェンシャルファン105における排気作用により、後部筐体108側に誘導されながら吹出通風路107を通って吹出口111から室内に吹き出される。吹き出される空気は、吹出口111に設けられた複数の各左右ルーバ109と、上下2段に配置された各フラップ110a,110bとによって流れる方向が変更される。
各フラップ110a,110bは、リンク(図示せず)を介して連結されており、図示されない1つのモータ(駆動源)から該リンクに駆動力が伝達されることによって上下に同様な角度を有しつつ平行状態で回動する。
【0005】
ここで、タンジェンシャルファン105による排気作用について説明する。タンジェンシャルファン105が図中の矢印方向に回転すると、近接配置されたスタビライザ106の働きによりタンジェンシャルファン105の内部に循環流れである渦流が発生する。この渦流の作用により通風路104の空気がタンジェンシャルファン105の内側に引き込まれ、吹出口111に向けて排気される。
【0006】
ところで、近年の空気調和機の室内ユニット100は、吹き出される空気の清浄維持と省エネ効果とを達成するために、室内ユニット100内部の清掃作業を容易化している。
例えば、各室内熱交換器103a,103b,103cを通過する空気は、事前に吸い込み面102近傍に設置されたフィルタ(図示せず)を通過して導入される。これにより、室内に漂う多くの浮遊物はフィルタに取り込まれてきれいな空気が各室内熱交換器103a,103b,103cを通過する。しかしながら、長期の使用により各室内熱交換器103a,103b,103cにはフィルタに取り込まれなかった浮遊物、花粉、カビの胞子が付着し、さらにはカビが繁殖して胞子が室内に放出されるおそれがある。
【0007】
これを回避するため、室内ユニット100の筐体101をなす吸い込み面102の取り外し作業を容易化して、ユーザが容易に各室内熱交換器103a,103b,103cを清掃できるようにしている。
また、各室内熱交換器103a,103b,103cを清掃することで、空気と冷媒との熱交換率が向上し、省エネ効果も達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気調和機の室内ユニット100において、室内熱交換器103a,103b,103cに覆われた状態で設けられたタンジェンシャルファン105、及び吹出口111につながる吹出通風路107の壁面を清掃する構造としては、実用性あるものがほとんど提案されていない。
【0009】
一例として、左右ルーバ109と上下のフラップ110とを取り外し、手または清掃器具を差し込んでタンジェンシャルファン105や吹出通風路107の壁面を清掃するものがある。
【0010】
しかし、たとえ左右ルーバ109・上下のフラップ110を取り外したとしても、図6に示すように吹出口111から吹出通風路107を介してタンジェンシャルファン105をユーザが目視することは困難であり、また、吹出通風路107の上下方向の幅がわずかなものであるため、手を入れての清掃作業は困難であり的確な清掃及び清掃状態の確認ができなかった。
【0011】
また、左右ルーバ109とフラップ110とを取り外して清掃作業を行うため複雑な上に、取り外す際にこれらを破損しかねず、清掃作業が敬遠されてしまうという問題があった。
特に、左右ルーバ109とフラップ110は軽量且つ薄く形成されており、室内の上方に設けられた室内ユニット100から破損させずにこれらを取り外すことは困難である。
【0012】
同時に、取り外された左右ルーバ109とフラップ110は、一時的に放置されることになるので、清掃中に破損する恐れがある。さらには、左右ルーバ109とフラップ110とは複数の構成部品で形成されているので、各構成部品の紛失など思いがけない問題が起こりうる可能性もある。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、空気調和機の一構成要素である室内ユニット内にあるファン及び吹出通風路の清掃を容易に且つ的確に行うことが可能な空気調和機の室内ユニットおよび空気調和機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
請求項1に記載の空気調和機の室内ユニットは、室内熱交換器と、該室内熱交換器によって冷却または加熱された空気を室内に供給するファンとを筐体の内部に備え、該筐体には前記空気を室内に向けて吹き出す吹出通風路をなす壁部が形成された空気調和機の室内ユニットであって、前記筐体は、前部筐体と、前記ファンの後方に位置し、前記吹出通風路をなす壁部が形成されている後部筐体とから構成されており、前記前部筐体には、前記吹出通風路下流側の吹出口に配置されて、吹き出し空気を左右方向および上下方向に変更するルーバおよびフラップが設けられ、前記後部筐体には、前記空気の吹き出し方向に突出して前記吹出通風路の一部をなす分割吹出口部材が着脱可能に設けられていることを特徴とする。
【0015】
後部筐体は、吹出通風路の一部をなす分割吹出口部材を備えているので、この分割吹出口部材を後部筐体から取り外すことで、前部筐体に設けられているルーバおよびフラップを取り付けたまま吹出通風路に通じるファンに向けて開口された空間が形成される。分割吹出口部材は、ファンの形状に合わせた長さにて形成されることが望ましく、一つの部品として構成してもよいし、複数の部品に分割して形成することとしてもよい。
【0016】
また、後部筐体から取り外された分割吹出口部材は、後部筐体から完全に取り外される構成としてもよいが、分割吹出口部材の一側部を後部筐体に、例えばヒンジを介して回転可能に取り付けて着脱する構成としてもよい。後者の場合、分割吹出口部材の取り外し時においてもファンに向けて開口された空間を形成しつつ分割吹出口部材は後部筐体に付属していることになる。
【0017】
請求項2に記載の空気調和機の室内ユニットは、請求項1記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記分割吹出口部材は、前記壁部に連続し且つ該壁部に沿う外挿線以下に設けられる壁面を有していることを特徴とする。
【0018】
このような構成により、ファンから吹き出されて吹出通風路を流動する空気が、分割吹出口部材と後部筐体との隙間に入り込むことや、渦を巻くことなく吹出口に向かって流動する。つまり、分割吹出口部材の吹出通風路に面する壁面と、後部筐体の壁部との段差がある場合、空気の流れがこの段差によって乱され、振動・異音等が発生する可能性がある。また、結露が発生した場合、段差があることによって水滴が分割吹出口部材と後部筐体との隙間に入り込むことにもなる。
分割吹出口部材の壁面を壁部に沿う外挿線以下となるように分割吹出口部材を取り付けるためには、例えば分割吹出口部材の厚さを後部筐体の部材厚さよりも薄く形成することや、嵌め込むために形成する段付き形状の位置を下方にずらすなど等が挙げられる。
【0019】
請求項3に記載の空気調和機の室内ユニットは、請求項1または請求項2記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記分割吹出口部材を前記後部筐体に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
【0020】
このような構成とすることで、分割吹出口部材、あるいは後部筐体に設けられた固定手段にて着脱可能とされた分割吹出口部材が固定され、固定手段を動作させることで自由に取り外すこともできる。
固定手段は分割吹出口部材と後部筐体とをつなげる役目を担い、例えばスライド式のスライド部材を設けること等が挙げられる。このスライド部材は例えば分割吹出口部材側に取り付け、スライド部材と連動する突起部を分割吹出口部材内部に設けて、この突起部をスライドさせて後部筐体側に形成した孔部に嵌め込むこと構成とすることが望ましい。
この場合、分割吹出口部材を後部筐体から取り外す際には、先にスライド部材をスライドさせて孔部から突起部を退避させ、分割吹出口部材の端部側を後部筐体から取り外し、分割吹出口部材の反対側端部の嵌め込みを解除して、分割吹出口部材を取り外すことになる。取り外された分割吹出口部材の空間には、吹出通風路に通じるファンに向けて開口された空間が形成されることになる。
【0021】
請求項4に記載の空気調和機の室内ユニットは、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記後部筐体に対して前記分割吹出口部材が装着されているか否かを検知する検知手段が設けられていることを特徴とする。
【0022】
分割吹出口部材が後部筐体に取り付けられた状態にて、この検知手段が分割吹出口部材の存在を検知することになり、また分割吹出口部材が後部筐体から取り外された状態では、検知手段は分割吹出口部材が存在しないことを検知する。このことは分割吹出口部材の有無を比較して判断するものである。
【0023】
検知手段は、例えばマイクロスイッチ等を用いることが望ましく、このマイクロスイッチを空気調和機の本体側である後部筐体側に設置し、分割吹出口部材が取り付けられた状態にてマイクロスイッチが押されるようにする。
反対に分割吹出口部材が取り外された状態では、マイクロスイッチが押されないようにする。つまり、マイクロスイッチの接点が接触しない状態とする。分割吹出口部材が後部筐体に取り付けられた状態をノーマル(通常)として、マイクロスイッチからノーマルオープンあるいはノーマルクローズの回路を構成し、信号として出力することになる。このように分割吹出口部材の検知は、分割吹出口部材の着脱状態のどちらで検知してもよい。
【0024】
請求項5に記載の空気調和機の室内ユニットは、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記吹出通風路の下流側に、前記空気の吹き出し方向を上下方向に変更するフラップが、フラップ支持部材に対し該フラップから所定寸法離して設けられた回転軸を介して回動可能に設けられ、該フラップが前記吹き出し方向を上下方向に変更するための可動範囲を超えて前記吹出通風路の前記壁部から離間する方向に変位可能であることを特徴とする。
【0025】
通常フラップは、吹き出し方向を上下方向に変更する回転軸を中心にほぼ水平となる位置からほぼ垂直となる位置の間である約90°前後の範囲までしか回動しない。ここでいうフラップのほぼ水平となる位置とは、フラップが吹出口を塞いだ状態をいうものであり、空気の吹出方向である前側にフラップの面が多少傾いている状態を含むものである。このような構造は、回転軸がフラップよりも上方に位置している場合に多く、フラップが吹出口を塞ぐ状態から奥側に回動して、下向きに空気を吹き出すような回動範囲にしか設定していない。
【0026】
本発明に係る構成により、ほぼ水平となる位置からフラップが上方に向かってさらに回動し、回転軸のほぼ前方(正面側)となる位置にまで回動する。
つまり、フラップが空気の吹き出し方向を上下方向に変更するための通常の可動範囲を超えて、分割吹出口部材の壁面から離間した位置に回動することになる。これによって、フラップの回転軸後方には、吹出通風路に通じるファンに向けて開口された空間が形成され、分割吹出口部材の取り外しによる開口した空間と共に吹出通風路及びファンにつながる大きな空間が形成される。
【0027】
請求項6に記載の空気調和機の室内ユニットは、請求項5記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記フラップは、クラッチを介して可動することを特徴とする。
【0028】
自動制御にてフラップを回動させる一般的な空気調和機の室内ユニットは、例えば上下2段配置の各フラップをリンクで連結させて1つの駆動源で回動させる構成としている。上フラップは、吹出口を塞ぐほぼ水平となる位置(多少前傾斜も含む)からさらに上方へと回動できない構造とされているため、上フラップとリンクで連結された下フラップはこれ以上上方に回動しない。
【0029】
本発明に係るクラッチをリンク間に用いることで、リンクを介して各フラップにかかる回転力を一時的に切断させることができ、この切断状態にてフラップを回転軸の上方、つまりは通常の可動範囲と異なる位置に回動させることが可能となる。クラッチがつながっている場合には通常の可動範囲で動作する。
フラップが2つ以上ある場合には、リンクを介して1つの駆動源によって連動して回動させることも可能であり、1つのフラップの場合においても通常の可動範囲と異なる可動範囲を回動することができる。また、クラッチの接続は、定位置にて接続される構成とすることが望ましい。これは通常と異なる位置でクラッチを接続して通常の可動範囲を動作すると破損につながるからである。回転軸に対して前方に位置したフラップによって、この回転軸の後方にはファンにつながる開口された空間が形成される。
【0030】
請求項に記載の空気調和機は、室内の空気によって加熱または冷却された冷媒と室外の空気とを熱交換させる室外熱交換器を有する室外ユニットと、室外の空気によって冷却または加熱された冷媒と室内の空気とを熱交換させる室内熱交換器を有する室内ユニットとを備えた空気調和機であって、前記室内ユニットは、請求項1〜請求項のいずれかに記載の室内ユニットとされていることを特徴とする。
【0031】
このように構成された空気調和機は、ファン及び吹出通風路に通じる開口された空間が吹出口近傍に形成された室内ユニットを備えることになる。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は空気調和機の概要を示す全体構成図である。図において、符号1は室内ユニット、5は室外ユニット、9は両ユニット間で冷媒を循環させる冷媒配管を示している。室外ユニット5は、室内の空気によって加熱または冷却された冷媒と室外の空気とを熱交換させる室外熱交換器7、室外熱交換器7または後述する室内熱交換器3a,3b,3cに冷媒を送出する圧縮機6、室外熱交換器7に屋外の空気を流通させるプロペラファン8等を有している。
【0033】
室内ユニット1は、室外の空気によって冷却または加熱された冷媒と室内の空気とを熱交換させる室内熱交換器3a,3b,3c、室内の空気を各室内熱交換器3a,3b,3cを通じて流動させるタンジェンシャルファン15(ファン)、タンジェンシャルファン15に近接配置されて排気作用を生み出すスタビライザ16、熱交換された空気が室内に向けて吹き出される吹出口18等を有している。
【0034】
さらに、図2を用いて室内ユニット1の構成について説明する。
図2は本実施形態における空気調和機の室内ユニット1の概略構成を示す正面図である。図1において、符号11は筐体、11aは筐体の一構成要素である後部筐体(筐体)、12は空気の取り込み面、14はスポイラ(分割吹出口部材)、14aはスポイラを着脱自在に固定するスライド式のレバー(固定手段)を示している。空気の取り込み面12の後方には、上述した各室内熱交換器(図示せず)が設けられ、さらにそれらの内側にはタンジェンシャルファン(図1参照)が設けられる。
【0035】
さらに、図3を用いて室内ユニット1の下部の構成を詳しく説明する。図3は室内ユニット1の下部の内部構成を示した側断面図であり、図3(a)はスポイラ14が取り付けられた状態を示し、図3(b)はスポイラ14が取り外された状態を示している。
図において、11bは筐体の一構成要素である前部筐体、15はタンジェンシャルファン(ファン)、16はスタビライザ、17は吹出通風路、18は吹出口、19は左右ルーバ、21は上フラップ、22は下フラップ、23,24は各フラップを支持する各フラップ支持部材を示している。
【0036】
図2において、筐体11は室内ユニット1の外観形状を形成するものであり、複数の部品が組み合わされて構成される。スポイラ14は、この筐体11の一部として構成され、またタンジェンシャルファンから排気される空気を誘導する壁部を有した後部筐体11aに連続するように着脱自在に取り付けられる。
また、スポイラ14の一端下部にはレバー14aが後部筐体11aとの分割部を跨いで設けられる。
【0037】
また、図3において、後部筐体11aはタンジェンシャルファン15の後方(図において右側)に位置し、タンジェンシャルファン15から排気される空気を吹出口18に導くための吹出通風路17を形成する。吹出通風路17の下流側にある吹出口18には、吹き出される空気の左右方向を導く左右ルーバ19と、吹き出される空気の上下方向を導く各フラップ支持部材23,24に支持された上フラップ21と下フラップ22とが備わる。
【0038】
スポイラ14は後部筐体11aと分割構造とされ、図3(a)、(b)に示されるように着脱自在とされる。このスポイラ14の着脱構造及び着脱方法について図4を用いて説明する。
図4はスポイラ14及びこれが嵌め込まれる筐体11の一構成要素をなす後部筐体11aの構成を説明する図であって、(a)は後部筐体11aの右下側の斜視図、(b)は後部筐体11aの左下側の斜視図、(c)は後部筐体11aにスポイラ14が嵌め込まれた状態を示した斜視図、(d)はレバー14aの動作を説明する斜視図、(e)はスポイラ14及び後部筐体11aの内部構造図である。なお、ここでいう左右方向は空気の吹き出し方向に向かって左右をいうものである。
【0039】
スポイラ14が嵌め込まれる後部筐体11aの凹所の両側面R,L((a),(b)参照)には、凹凸形状が形成され、さらに左側の側面Lには孔14aが形成される(図4(b)参照)。
スポイラ14の両端部には、後部筐体11aの凹所の両側面R,Lの凹凸形状に相対して嵌め込み可能な凹凸形状が形成される。
【0040】
スポイラ14を後部筐体11aに取り付ける際には、図4(c)に示すように、後部筐体11aの形状に合わせて略三角柱形状とされたスポイラ14が、後部筐体11aに右側面Rに端部から差し込まれる(1)。そして、スポイラ14左側の端部を後部筐体11aの左側面Lに滑り込ませながら押し込み(2)後部筐体11aに嵌め込まれる。さらに、レバー14aを向かって右側にスライドさせてスポイラ14を固定する(3)。
【0041】
レバー14aはスポイラ14の内部にある突起部14b(図4(d)参照)と連結されており、レバー14aが向かって右にスライドすると、これに追従して突起部14bが後部筐体11aの左側面Lに形成された孔14c(図4(b)参照)に差し込まれる。これによって後部筐体11aから分割されたスポイラ14が、後部筐体11aに固定されて一体化することになる。
【0042】
また、スポイラ14を後部筐体11aから取り外す際には、レバー14aを図4(d)において左側にスライドさせて突起部14bを孔部14cから退避させ、スポイラ14内に引っ込めてからスポイラ14の左端側を手前側に引くことで後部筐体11aからスポイラ14が取り外される。
【0043】
さらに、後部筐体11aには図4(e)に示されるマイクロスイッチ13(検知手段)が備わる。このマイクロスイッチ13は、検知部13aがスポイラ14に形成された検知用部材13bに押されることでスポイラ14の存在を検知する。一方、検知部13aが検知用部材13bに押されない状態ではスポイラ14が存在しないことを検知することになる。
【0044】
スポイラ14を検知してマイクロスイッチ13から出力される信号は、タンジェンシャルファン15の作動停止等を促すことができ、タンジェンシャルファン15への清掃における安全対策として働く。
つまり、マイクロスイッチ13の検知部13aが、スポイラ14からの押しつけ力を受けない場合には、運転時でもタンジェンシャルファン15の作動停止が強制的に働き、完全にタンジェンシャルファン15を停止させることになる。よって、スポイラ14が取り外されて大きく開口した空間S(図3(b)参照)が形成され、タンジェンシャルファン15に向かって不意に手を入れてしまっても、タンジェンシャルファン15が回転していることはなく、安全に掃除作業ができる。
【0045】
このようにスポイラ14を着脱可能とすることで、図3(b)に示すようにタンジェンシャルファン15の下方には吹出通風路17につながる空間幅Wを有する空間Sが形成される。この空間は斜め下方に向かって大きく開口しており、ユーザがタンジェンシャルファン15を容易に目視することができ、これらのことによって清掃の容易化が図られる。
【0046】
また、スポイラ14の吹出通風路17に面する壁面は、後部筐体11aの壁部とほぼ連続してつながるような形状とされる。さらに詳しくいうなれば、スポイラ14の壁面は後部筐体11aの壁部よりもわずかに低い位置とされる。
これは吹出通風路17を流動する空気が、スポイラ14と後部筐体11aとの分割箇所である隙間に入り込まないようにするためである。スポイラ14と後部筐体11aとの分割箇所に段差がある場合には、段差の部分で空気の渦等が発生し、さらに分割箇所に吹出通風路17を流動する空気が入り込むと、異音・振動等を発生させる可能性がある。また、結露等が発生した場合にはスポイラ14内部に水が入り込む恐れもある。
これら問題点を解決すべく、スポイラ14の壁面は後部筐体11aの壁部に沿う外挿線よりもわずかに低い位置となるように取り付けられる。
【0047】
さらに、本実施形態の空気調和機は、空間Sの開口度合いをさらに拡大するため、下フラップ22を後部筐体11aの壁部から離間させる位置に回動させる機構を有する構成としている。
図3(b)を用いて説明する。従来より下フラップ22は、回転軸24aを中心に矢印Fで示される約90°前後の可動範囲で回動する。ここでいう可動範囲90°とは、下フラップ22の面が吹出口18を塞ぐ水平面に対して反時計回りに約135〜180°と、空気の吹き出し方向をほぼ真下に向かうように設定した225〜270°との間における回動可能な角度をいうものである。
【0048】
図に示すように、空間Sの空間幅Wは、下フラップ22が吹出口18における空気の吹き出し方向が下方向に向けられた状態にて得られる大きさである。本実施形態の下フラップ22は、この回転軸24aの上方にあたる位置、換言すると、通常の可動範囲と異なる図において回転軸24aの左側の位置(点線で示す下フラップ)に回動角度F2にて回動可能とされる。
このことよって、空間Sの空間幅Wは、下フラップ22の厚さ及び回転軸24aとの取付部の合計寸法分αが追加された空間幅W2に拡大される。
【0049】
ところで、上述したように下フラップ22を通常の可動範囲と異なる位置に回動させる必要がある。例えば、手動で各フラップ21,22を回動させる場合は問題なく下フラップ22のみを後部筐体11aの壁部から離間させた位置に回動させることができる。
また、各フラップ21,22に個々のモータ(駆動源)を接続した自動制御方式の吹出機構の場合においても、後部筐体11aの壁部から離間させた位置に下フラップを回動させることは可能である。つまり、下フラップ22を回動させる専用のモータを、図3における時計回りに角度F2の範囲で単独に回動させることによって通常の可動範囲と異なる位置に下フラップ22を回動させることができる。
【0050】
また、多くの室内ユニットに採用されている自動制御の各フラップ21,22は、1つのモータ(駆動源)を用いてこれにリンクを接続して上フラップ21と下フラップ22とを連動させて略平行に回動させている。このような場合、下フラップ22を単独で通常の可動範囲と異なる位置に回動させるには、以下図5に示したクラッチの構成が一例として必要とされる。
【0051】
図5は、モータ(図示せず)から各フラップに回転力を伝達するクラッチ30の構成を説明する図であって、図5(a)はクラッチ30の断面図、図5(b)は(a)の矢視Gにおけるクラッチ30の正面図である。
図5(a)において、符号31はボス部材、31aはボス部材31の両側に設けられた凸部、32はクランク部材、32aはクランク部材32に設けられた凹所、33はコイルスプリング、11はクラッチが差し込まれる筐体11を示している。
【0052】
クラッチ30は、1つのモータ(図示せず)に接続された回転軸と連結された略円筒形状のボス部材31が、この一端部で筐体11の側壁に差し込まれて回動可能とされる。このボス部材31の端部近傍には凸部31aが円周上の両側に2カ所形成される。
クランク部材32は中心部がクランク部材31の円筒形状に合わせて一回り大きな略円筒形状を有し、円筒形状のクランク部材31の外周に嵌め込まれる。また、この円筒形状は2段形状とされ、ボス部材31に形成された段付き部31bとクランク部材32の2段形状との間にコイルスプリング33が設けられる。
【0053】
コイルスプリング33は、筐体11に差し込まれて定位置とされたボス部材31の外周に位置し、クランク部材32を筐体11の側壁側に押しつける。この押しつけ力によって、ボス部材31に形成された凸部31aにクランク部材32の凹所32aが嵌め合わされる。凸部31aと凹所32aとが嵌め合わされることによって、モータから伝達された回転力がボス31に伝達され、さらにはクランク部材32に回転力が伝達される。
【0054】
ボス部材31は、上フラップ21(図3参照)に連結され、またクランク部材32のリンク部32bが下フラップ22(図3参照)に連結され、これらボス部材31及びクランク部材32の回転によって各フラップ21,22は連動して回動する。以上説明した各フラップ21,22の動作は、空気調和機の通常運転時における動作と同様である。
【0055】
そして、下フラップ22を単独で通常の可動範囲から異なる位置に回動させる場合には、クランク部材32を図5(a)の矢印において左側に押してコイルスプリング33を縮め、凸部31aから凹所32aを退避させてクランク部材32を回転させる。これによって、凸部31aに嵌め込まれた凹所32aは凸部31aに干渉しない位置に移動し、この状態でクランク部材32を回転させることで下フラップ22を単独で回動させることになる(図5(b)参照)。
【0056】
図5(b)に示されるように凹所32aが凸部31aから外れ、クランク部材32の端部円板面32cにボス部材31の凸部31aが乗るので、凸部31aが凹所32aから外れた後は、クランク部材32を左側に押さえつける必要はなく、凹所32aと凸部31aとの嵌め合いがなされる間のほぼ90°弱の範囲で自由に回動させることができる。
よって、図3(b)に示すように、吹出口18を塞ぐ状態から図において時計回りに90°弱回動(F2)させることで、通常の回動範囲と異なる位置に下フラップ22を空間Sから回避させることができる。
【0057】
このように構成された本実施形態の空気調和機をなす室内ユニット1は、図3(b)に示すように容易にスポイラ14を着脱可能にしてタンジェンシャルファン15につながる空間Sが形成されるので、ユーザが手または清掃器具を差し込んでタンジェンシャルファン15及び吹出通風路17の清掃を行うことができる。そして、十分に広い空間Sの空間幅W2を有してなお且つ、タンジェンシャルファン15を目視しやすい角度であるため、清掃を容易に且つ的確に行うことができる。さらに、マイクロスイッチ13(図4(e)参照)によるタンジェンシャルファン15の停止を確認して清掃作業を行えるので、ユーザへの安全を配慮することができる。
【0058】
以上説明した本実施形態は、これらに限定解釈されるものではないことはもちろんである。
【0059】
なお、本実施形態の変形例として、以下の構成としてもよい。
本実施形態の室内ユニット1は、スポイラ14の着脱構造と、通常と異なる下フラップの回動機構を合わせ持った構成として説明したが、それぞれ単独で構成してもよい。
また、マイクロスイッチ13を用いてスポイラ14の着脱状態を検知する構成としたが、これに限定されるものではなく、マイクロスイッチに類する検知手段を用いてもよいし、レバー14aのスライド動作等によって検知することとしてもよい。後者の場合、スポイラ14の着脱以前にタンジェンシャルファン15の作動停止確認をすることができ、清掃作業における安全性がさらに確保される。
【0060】
また、室内ユニットと室外ユニットとが一体化された縦置き型の空気調和機は、タンジェンシャルファン及び吹出口が鉛直方向に長く形成されている。つまり、本実施形態で説明した横置き型の空気調和機が縦置き型の場合でも同様に構成することができ、タンジェンシャルファンに類するファンを容易に清掃することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明した本発明の空気調和機においては以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明は、筐体には、空気の吹き出し方向に突出して吹出通風路の一部をなす分割吹出口部材が着脱可能に設けられているので、吹出口にフラップが取り付けられた状態においてもファンに通じる空間が形成され、ユーザが容易に且つ的確にファン及び吹出通風路の清掃を行うことができる。
【0062】
請求項2記載の発明は、分割吹出口部材は、壁部に連続し且つ該壁部に沿う外挿線以下に設けられる壁面を有しているので、空気の流動がスムーズになって運転中の振動・異音等を防止することができる。
【0063】
請求項3記載の発明は、分割吹出口部材を筐体に固定する固定手段が設けられているので、室内の上方に設置した室内ユニットから容易に分割吹出口部材を着脱し、なお且つ固定することができ、清掃の容易化を図ることができる。
【0064】
請求項4記載の発明は、筐体に対して分割吹出口部材が装着されているか否かを検知する検知手段が設けられているので、ファンおよび吹出通風路の清掃時にこれを確実に停止させ、清掃作業の安全を図ることができる。
【0065】
請求項5記載の発明は、吹出通風路の下流側に、空気の吹き出し方向を変更するフラップが設けられ、該フラップが吹き出し方向を変更する通常の可動範囲を超えて壁面から離間する方向に変位可能とされているので、吹出口にフラップが取り付けられた状態でもファンに通じるより大きな空間が形成され、ユーザが容易に且つ的確にファン及び吹出通風路の清掃を行うことができる。
【0066】
請求項6記載の発明は、フラップがクラッチを介して可動することとされているので、駆動源の追加コストを抑えつつ、フラップを自由に回動させて分割吹出口部材の取り外しによって形成される空間をさらに拡大させることが可能となる。
【0067】
請求項記載の発明は、室内ユニットと室外ユニットとを備えた空気調和機の室内ユニットが、請求項1〜請求項のいずれかに記載の室内ユニットとされているので、ユーザが容易に且つ的確にファン及び吹出通風路を清掃することができ、衛生面と省エネ効果を促す空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の概要を示す全体構成図である。
【図2】 室内ユニットの概略構成を説明する正面図である。
【図3】 室内ユニットの下部の内部構造を示した側断面図であり、図3(a)は分割吹出口部材が取り付けられた側断面図、図3(b)は分割吹出口部材が取り外された側断面図を示している。
【図4】 分割吹出口部材及びこれが嵌め込まれる後部筐体の構成を説明する図であって、(a)は後部筐体の右下側の斜視図、(b)は後部筐体の左下側の斜視図、(c)は後部筐体に分割吹出口部材が嵌め込まれた状態を示した斜視図、(d)はレバーの動作を説明する斜視図、(e)は分割吹出口部材及び後部筐体の内部構造図である。
【図5】 クラッチの構成を説明する図であって、図5(a)はクラッチの断面図、図5(b)は(a)の矢視Gにおけるクラッチの正面図である。
【図6】 従来の空気調和機の側断面図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット
5 室外ユニット
11 筐体
11a 後部筐体(筐体)
13 マイクロスイッチ(検知手段)
14 スポイラ(分割吹出口部材)
14a レバー(固定手段)
15 タンジェンシャルファン(ファン)
17 吹出通風路
18 吹出口
19 左右ルーバ
21 上フラップ(フラップ)
22 下フラップ(フラップ)
30 クラッチ
31 ボス部材
32 クランク部材
33 コイルスプリング
S 空間
W,W2 空間幅

Claims (7)

  1. 室内熱交換器と、該室内熱交換器によって冷却または加熱された空気を室内に供給するファンとを筐体の内部に備え、該筐体には前記空気を室内に向けて吹き出す吹出通風路をなす壁部が形成された空気調和機の室内ユニットであって、
    前記筐体は、前部筐体と、前記ファンの後方に位置し、前記吹出通風路をなす壁部が形成されている後部筐体とから構成されており、
    前記前部筐体には、前記吹出通風路下流側の吹出口に配置されて、吹き出し空気を左右方向および上下方向に変更するルーバおよびフラップが設けられ、
    前記後部筐体には、前記空気の吹き出し方向に突出して前記吹出通風路の一部をなす分割吹出口部材が着脱可能に設けられていることを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記分割吹出口部材は、前記壁部に連続し且つ該壁部に沿う外挿線以下に設けられる壁面を有していることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 前記分割吹出口部材を前記後部筐体に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機の室内ユニット。
  4. 前記後部筐体に対して前記分割吹出口部材が装着されているか否かを検知する検知手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気調和機の室内ユニット。
  5. 前記吹出通風路の下流側に、前記空気の吹き出し方向を上下方向に変更するフラップが、フラップ支持部材に対し該フラップから所定寸法離して設けられた回転軸を介して回動可能に設けられ、該フラップが前記吹き出し方向を上下方向に変更するための可動範囲を超えて前記吹出通風路の前記壁部から離間する方向に変位可能であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室内ユニット。
  6. 前記フラップは、クラッチを介して可動することを特徴とする請求項5記載の空気調和機の室内ユニット。
  7. 室内の空気によって加熱または冷却された冷媒と室外の空気とを熱交換させる室外熱交換器を有する室外ユニットと、室外の空気によって冷却または加熱された冷媒と室内の空気とを熱交換させる室内熱交換器を有する室内ユニットとを備えた空気調和機であって、
    前記室内ユニットは、請求項1〜請求項のいずれかに記載の室内ユニットとされていることを特徴とする空気調和機。
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