JP4539332B2 - サウナ装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、住居などで使用されるサウナ装置の運転制御や状態監視などを行う制御装置に関する。
従来、この種のものには、たとえば特許文献1に示すようなものが知られている。
この特許文献1に示すものは、その請求項と効果の項に記載されているように、次のような構成と動作および効果を有する。
すなわち、身障者や寝たきりの高齢者を覆う寝袋状のサウナドーム(小容積の空間)に多湿雰囲気を供給する多湿雰囲気供給装置を制御するカウント手段を設け、このカウント手段は前記多湿雰囲気供給装置の多湿雰囲気供給開始から始動し、カウント手段の積算時間を表示する積算時間表示部によって経過時間を表示するようにしたものである。
また、積算時間が所定値になると前記多湿雰囲気供給装置の運転を停止するよう構成したものである。
以上のように構成することにより、介護者などがサウナ浴の時間を知ることができ、
適当な時間で装置を停止でき、万一、切り忘れがあっても自動的に停止できるため安全である。
特開2001−104444号公報
このような従来のサウナ装置の制御方式を、一般の住居で使用する箱形のサウナ装置に適用したばあいには、次のような課題がある。
箱形のサウナ装置は、その室内の容積が大きいため、高温多湿雰囲気が供給されても、すぐにサウナ室内の雰囲気がサウナ浴に適した高温多湿の状態にならない。数分から十数分の時間を要し、この時間は外気温度すなわち季節によっても変動する。
したがって、高温多湿空気が供給された時点から積算時間をカウントとすると、実効的なサウナ浴時間と表示された時間との差違が生じ、入浴者は正しい入浴時間を知ることができない。
サウナ装置利用者は、サウナ浴に適した時間を待機してサウナ室内に這入ろうし、その待機時間も曖昧なものであるから、前記の差違はサウナ室利用毎に異なる事になり、特に健康管理のために、時間を決めて入浴したい利用者には不都合が発生する。
本発明は、このような課題を解決するものであり、入浴時間とその表示時間が一致するサウナ装置の制御装置を提供するものであり、加えて、使い勝手がよく、快適なサウナ装置を実現するための制御装置を提供することを目的としている。
本発明のサウナ装置の制御装置は上記目的を達成するために、住居の一室もしくは箱形のサウナ室に高温の加湿空気を供給する加湿空気供給機と、この加湿空気供給機を制御する制御装置とで構成されるサウナ装置において、前記制御装置は運転スイッチと、この運転スイッチにより前記加湿空気供給機の運転を制御する制御部と、前記サウナ室の内外に設けた在室検知手段と、この在室検知手段により駆動され時間をカウントするカウント手段、およびこのカウント手段の積算時間を表示する時間表示部と、前記カウント手段のカウント時限を設定する時限設定部とを備え、前記カウント手段からの信号と前記時限設定部の設定値に基づいて前記制御部を介して前記加湿空気供給機を停止させるサウナ装置の制御装置であって、前記カウント手段がカウントした時間データを複数回記憶する時限記憶部と、前記複数の時間データに基づいて平均値の演算処理を行う時限演算部とを備え、前記在室検知手段は、入浴者の人物を特定して、特定した人物ごとに、前記時限演算部の結果を前記設定時限に反映する構成としたものである。
この手段によりさらに正確に時間を一致させることができるとともに、別段の操作なしにカウント手段を作動でき操作が簡便化できる。特にサウナ装置を複数の利用者が利用する場合に有効である。
本発明によれば入浴時間とその表示時間が一致したサウナ装置を提供できる。特にサウナ装置を複数の利用者が利用する場合に有効である。
本発明の実施の形態1のサウナ装置の制御装置を適用したサウナ装置の外観を示す図 同制御装置の操作器の外観図 同制御装置の構成を示すブロック図 同制御装置の室内操作器の経過時間スイッチが押された場合の動作を説明するためのフローチャート 同制御装置の室内操作器の残時間スイッチが押された場合の動作を説明するためのフローチャート 同制御装置の室内操作器の在室検知手段に係わる動作を説明するためのフローチャート
請求項1の発明は、住居の一室もしくは箱形のサウナ室に高温の加湿空気を供給する加湿空気供給機と、この加湿空気供給機を制御する制御装置とで構成されるサウナ装置にいて、前記制御装置は運転スイッチと、この運転スイッチにより前記加湿空気供給機の運転を制御する制御部と、前記サウナ室の内外に設けた在室検知手段と、この在室検知手段により駆動され時間をカウントするカウント手段、およびこのカウント手段の積算時間を表示する時間表示部と、前記カウント手段のカウント時限を設定する時限設定部とを備え、前記カウント手段からの信号と前記時限設定部の設定値に基づいて前記制御部を介して前記加湿空気供給機を停止させるサウナ装置の制御装置であって、前記カウント手段がカウントした時間データを複数回記憶する時限記憶部と、前記複数の時間データに基づいて平均値の演算処理を行う時限演算部とを備え、前記在室検知手段は、入浴者の人物を特定して、特定した人物ごとに、前記時限演算部の結果を前記設定時限に反映する構成にしたことを特徴としている。
以上のように構成することにより、時間表示部の経過時間と入浴時間とが一致する。また時限演算部において、人物特定情報ごとに入浴時間の平均値処理を行い、次回の入浴に置いて、撮像装置の画像処理で判定した入浴者の入浴時間データを時限演算部から選んで、これをカウント手段のカウント時限として設定するので、特にサウナ装置を複数の利用者が利用する場合に有効である。
請求項の発明は、請求項1の制御装置は、カウント手段のカウント時限を設定する時限設定部と前記カウント手段の信号で制御される報知音発生部を備え、時間表示部は経過時間値またはカウントダウンで残時間値を表示し、時間の経過に従い、所定時間間隔で前記報知音発生部が報知音を発生し、且つ、所定の経過時間上限値に到達したとき、またはカウントダウンが終了したとき、前記報知音発生部で報知音を発生し、加湿空気供給機の運転を停止するよう構成したことを特徴としている。
以上のように構成することにより、長時間の入浴を防止できる。
請求項の発明は、請求項の発明において、所定の経過時間上限値に到達してから、またはカウントダウンが終了してからの所定時間は加湿空気供給機の停止動作を待機し、この待機中にカウント時限の延長または、時間表示の残時間値を初期の設定値、もしくは所定の時間値にリセットできるようにしたことを特徴としている。
以上のようにすることにより、入浴者の入浴時間の選択の自由度が向上する。
請求項の発明は、請求項の発明において、音声認識部を備え、この音声認識部が、使用者が発する音声もしくは音を認識することにより、経過時間上限値の延長、または残時間値のリセットができるように構成したことを特徴としている。
以上のように構成することにより、入浴者は入浴中の姿勢のままで入浴時間を延長することができる。
請求項の発明は、請求項の発明において、人体データ入力手段と時限演算部を備え、前記人体データ入力手段に入力された身長、体重などの人体データに基づいて前記時限演算部が推奨時限の演算処理を行い、その結果を時限設定部の設定時限に自動的に反映するよう構成したことを特徴としている。
以上のように構成することにより、入浴者の身体条件に応じた入浴条件が得られ、かつ、操作が簡略化される。
請求項の発明は、請求項1の発明において、サウナ室内の温度データが所定値以下の時は、別個に設けたスイッチの操作もしくは在室検知手段の動作でカウント手段が作動することを禁止するよう構成したことを特徴としている。
以上のように構成することにより、時間表示部の表示時間と入浴時間との一致が高精度になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明が適用されるサウナ装置の外観を示す図である。
サウナ室1の側壁に給湯器2が、天井に加湿空気供給機3が設置され、両者間には温水配管4が配設されている。加湿空気供給機3には給水配管5と排水配管6が接続されている。
サウナ室1の外壁のドア7の近傍には室外操作器8が設置され、サウナ室内には室内操作器9が設置されている。
室外操作器8の操作で運転指示が行われると、加湿空気供給機3は、ポンプ(図示せず)を駆動し温水を循環し、電磁弁(図示せず)を駆動して給水配管5より給水をうけ、温水との熱交換(図示せず)を行い、次に回転円盤(図示せず)を駆動して熱交換された給水を遠心力で微細なミストにして送風機(図示せず)により下方のサウナ室に供給する。
温暖なミストがサウナ室内に充満し、室内に設置した温度センサ(図示せず)により適温を検知すると、前記のポンプ、電磁弁、回転円盤、および送風機を停止し、サウナ室内は所定の温度に保たれる。
図2は、操作器の外観を示す図である。図2(a)はサウナ室の外壁に設置される室外操作器8、図2(b)はサウナ室内に設置される室内操作器9、図2(c)は台所などに設置される遠隔操作器10の外観を示している。
図2(a)において、運転スイッチ85を押すと運転表示灯86が点灯する。温度設定部83で温度表示部84の表示を見ながらサウナ室内の温度を設定する。サウナ室内の温度が設定温度に近づくと入浴OK灯87が点灯し入浴可能であることを入浴者に知らせる。運転の停止は運転釦85を押して運転表示灯86が消灯することで実行される。
図2(b)において、運転関係の操作、表示は図2(a)に同じである(点線枠内)ので、この部の説明は省略する。
入浴者が経過時間スイッチ91を押すと、この釦が押されたことを表示する表示灯93が点灯する。同時に時間表示部94に経過時間がカウントアップで表示される。報知音発生部95は時間の経過に従い所定間隔で音声報知する音声発生部であり、この所定間隔は、間隔設定部96で表示部97の表示を見ながら設定できる。
また、入浴者が残時間スイッチ98を押すと、この釦が押されたことを表示する表示灯100が点灯する。時間表示部94には残時間が表示され、時間の経過とともにカウントダウンする。また、時限設定部101の操作で残時間の初期値が設定できる。
図2(c)において、運転関係の操作、表示は図2(a)に同じであるので(点線枠内)、この部の説明は省略する。
体重表示部13を見ながら設定釦14を操作して体重を設定し、身長表示部15を見ながら設定釦16を操作して身長を設定すると時間表示部17に推奨の入浴時間が表示される。
この推奨の入浴時間は図2(b)の時間表示部94にも連携している(後述)。
また、推奨の入浴時間は、操作ボタン18の操作で修正することができる。
図3は、実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成は、前述した図2の構成に対比して表示しており、室外操作器8と室内操作器9および遠隔操作器10の3部分から構成されている。
以下、順に構成の詳細を説明する。
まず、室外操作器8について説明する。室外操作器8は、加湿空気供給機3を制御するための加湿空気供給機の制御部81(以下、単に制御部81と略記)と、この制御部81に接続された温度センサ82(サウナ室内に設置)、サウナ室の温度を設定する温度設定部83、設定した温度を表示する温度表示部84,運転スイッチ85、運転中を表示する運転表示灯86およびサウナ室内の温度が入浴可能な温度に到達したことを表示する入浴OK灯87から構成されている。
次に、室内操作器9について説明する。経過時間スイッチ91が、この経過時間スイッチ91の操作で駆動され時間経過をカウントアップするカウント手段92に接続されている。カウント手段92は、時計やタイマーなどの計時部と、この計時部の作動を制御する複数の入力部、計時値を出力する出力部のほか、計時基準値を指定する基準部と、前記計時部の計時値が前記基準部の基準値に達した時、信号を発生する信号出力部などを備えたものである。
このカウント手段92には、カウント手段92が作動中であることを表示する表示灯93と、カウント結果を表示する時間表示部94および、スピーカとその制御部からなる音声を発生する報知音発生部95が接続され、この報知音発生部95には報知間隔設定部96が接続されており、さらに、この報知間隔設定部96には設定間隔を表示する表示部97が接続されている。
また、残時間スイッチ98が、この残時間スイッチ98の操作で駆動される前記カウント手段92と同様のカウント手段99に接続されている。このカウント手段99には、カウント手段99が作動中であることを表示する表示灯100とカウントダウンの初期時間値を設定する時限設定部101と、カウントダウンの結果を表示する前述の時間表示部94および、前述の報知音発生部95が接続され、さらに、カウント手段99のカウント結果を複数回記憶する時限記憶部102と、音声認識部103も接続されている。さらに時限記憶部102には、この時限記憶部102が記憶した複数のデータの平均値を求める時限演算部104が接続され、この時限演算部104もまたカウント手段99に接続している。
また、赤外線式あるいは超音波式の人体検知器などでサウナ室内の人体を検知する在室検知手段105もカウント手段99の駆動入力としてカウント手段99に接続した構成になっている。なお前述の図2(b)では、室内操作器の一部に運転制御に関する操作、表示の外観を示しているが、この図3では、運転制御の構成は室外操作器8に代表して示しているので、運転制御に関する説明は省略する。
次に遠隔操作器10について説明する。
人体データ入力手段11は、図2(c)の説明で記載したような体重、身長など操作釦であるが、他の方法としては、人体情報を収納した病院の診察ICカードとそのカードリーダーである。また、ペンダント型の無線ICタグに人体情報を収納しておき、遠隔操作器側にタグ読み取り器を収納する方法も適用できる。
時限演算部12は、これらの人体データ入力手段で入力されたデータに基づいて、その人体に適したサウナ浴の時間を演算する。
次に、ここまで述べてきた、室外操作器8と室内操作器9および遠隔操作器10の相互関係について説明する。
室内操作器9のカウント手段92および99はいずれも室外操作器8の制御部81と電気的に係合しており、前記2者のカウント手段の信号で制御部81を介して加湿空気供給機3の運転制御ができる。
また制御部81の信号でカウント手段92および99の動作を制御することができるよう構成されている。
また、遠隔操作器10の時限演算部12はカウント手段99と電気的に係合しており、時限演算部12の演算結果がカウント手段99の設定時限に反映できるよう構成されている。
以上の構成において、次の本発明の実施の形態の動作について、図4〜図6を用いて説明する。
室外操作器8の動作は、前述した構成の説明で大略を述べたので説明を省略する。
まず、室内操作器9の経過時間スイッチ91が押された場合の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップ1(以下、ステップをSと略記)において、経過時間スイッチ91が押されるとカウント手段92は、制御部81に入浴可能な状態がどうかを問い合わせ、入浴が不可の状態であれば、時間のカウント動作の開始を待機する(S2)。
入浴OKであれば、表示灯93を点灯し、時間のカウントを開始し、時間経過は時間表示部94で表示される(S3)。
一定時間(たとえば5分)を経過すると(S4)、報知音発生部95が音声合成音で(たとえば‘5分経過’)音声報知する(S5)。
このS4とS5の動作は複数回繰り返される。次の時間経過後では(たとえば10分)報知音発生部95が音声合成音で(たとえば‘10分経過’)音声報知する。
このような動作を繰り返すが、報知音発生部95の音声報知の間隔は時間経過に従い順次短くなるよう報知音発生部95において設定されている。
また音声報知の間隔も入浴者が報知間隔設定部96で調節できる。
さらに時間の経過が進行し、予めカウント手段92に設定された第一上限時間(たとえば15分)に達すると(S6)、S7において、報知音発生部95が入浴者に継続して入浴するかのどうかの問いかけを行う(たとえば、‘15分経過です、続けますか)。
ここで、一定時間(たとえば30秒程度)、入浴者からの応答がなければ、S10に移行するが、入浴者からの応答があれば、次のS8に移行する。
この入浴者の応答は、入浴者が経過時間スイッチ91を一定時間以上(たとえば1〜3秒)押すことで行われる。S8では、カウント手段92のカウント動作は継続され、図示しないが、S4とS5の動作も継続されて所定間隔での前述の音声報知も継続される。
カウント動作が進行し、カウント手段92に設定された、第二上限時間(たとえば60分)に到達すると(S9)、次のS10に移行する。
S10では、カウント手段92が、制御部81を介して加湿空気供給機3の運転を停止し、時間表示部94の表示値をゼロにリセットする。
つぎに、室内操作器9の残時間スイッチ98が押された場合の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
S11において、残時間スイッチ98が押されると、カウント手段99は、まず表示灯100を点灯し、時限設定部101で設定した時限(たとえば15分)から時間のカウントダウン動作を開始する(S12)。
カウント手段99はカウントダウン開始から一定時間は、入浴者が時限設定部101を操作して時限の変更を行うことを受け付ける(S13)。
一定時間経過すると(たとえば3秒)時限の変更受付は停止される(S14)。
カウントダウンの進行は時間表示部94で表示され、カウントダウンが所定時間に達して終了すると(S15)、報知音発生部95が終了したことを音声報知し(S16)、続いて入浴を続けるかどうかのアナウンスを行い、入浴者の応答を待つ(S17)。
入浴者が入浴の継続を希望しない場合は、S21へ移行する。
入浴者が入浴を希望した場合は、その旨を音声で(たとえば‘イエス、はい’、)、もしくは拍手などの擬音で応答すれば、音声認識部103がこれを認識し、カウント手段99に伝達する。これを受けたカウント手段 9は、カウントのリセットを行い再び、カウントダウンを再開する(S18)。
このカウントのリセットは、残時間スイッチ98を一定時間押し続ける(誤動作を避けるために)ことでも行えるように構成されている。
また、カウントのリセット値は、安全性の面から、初期値より少ない時間に設定されている(たとえば初期設定値の50%)とともに、カウントダウン再開中は、時限設定部101の操作で自由に時限設定ができるよう構成されている。
次に再開したカウントダウンが所定時間に到達すると(S19)、報知音発生部95が終了の報知音を発生し(S20)、次にカウント手段99がカウントした入浴時間を時限記憶部102が記憶する(S21)。
このS21の動作は、S17において入浴者がリセットを希望しなかった場合も同様である。
次にS22において、時限演算部104が時限記憶部102に記憶された複数の入浴時間データから平均値を求めこれを記憶する。
次にS23において、カウント手段99は制御部81を介し加湿空気供給機3の運転を停止させる。
なお、S22において時限演算部104で記憶された入浴時間のデータは、次回の運転時に、S12における運転時間表示に用いられる。
この時限演算部104に記憶された入浴時間のデータ値は、運転が繰り返される毎に更新される移動平均値となる。
つぎに、室内操作器9の在室検知手段に係わる動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6のフローチャートは図5のフローチャートの一部が異なるだけで他の部分は図5に同じなので、異なる部分を説明し、同じ部分(ステップ符号が同一)は説明を省略する。
S31おいて、在室検知手段105はサウナ室への入浴者の入室を検知する。入室が検知されるとS12〜S14に移行する。
在室検知手段105は常時、入浴者の検知動作を継続しており、S32において、入浴者がサウナ室から退出した場合は、S21の動作に移行する。
この移行動作は、S15〜S20の任意の時点でも実行する。
次に、再び図3に戻って遠隔操作器10の動作について説明する。
時限演算部12で求めた推奨の入浴時間は、図2(c)で示すように、遠隔操作器にも表示するが、カウント手段99を介し、室外操作器9の時間表示部94にも表示される。
従って、たとえば、明るい台所で、推奨の入浴時間を求めておけば、入浴者は、暗いサウナ室では、残時間スイッチを押すだけでよく、操作性が向上する。
以上、実施の形態で説明したように、本発明の装置は、サウナ室内の雰囲気がサウナ浴に適した高温多湿の状態になるまで、数分から十数分の時間を要しても、経過時間スイッチまたは残時間スイッチを操作あるいは、赤外線式あるいは超音波式の在室検知手段などでのサウナ室内の人体を検知することで時間のカウント動作を開始するので、入浴時間とその表示時間を一致させることができる。
また、音声報知により、入浴の経過時間をリラックスした自然な状態で知ることができる。
また、人体データを入力することで、入浴者の身体条件に応じた入浴条件で入浴時間が設定でき、入浴時間データの移動平均値を次回の入浴時間に設定することで、入浴者は時限設定部での設定をする必要がなく、操作性が向上する。
また、経過時間の上限値または残時間のカウントダウンが終了時に音声報知するので、入浴者にとって、身体に差し障りのおそれがある長時間の入浴を防止できる。
なお、本実施の形態では、時間表示部94は、カウント手段92と99で共用としたが、それぞれ別個に設けてもよく、カウント手段92と99を択一的に作動させるのではなしに、同時駆動を行うようにしてもよい。
また、在室検知手段105がカウント手段99にのみ接続されているが、これは、カウント手段92にも接続してもよく、その場合も前者と同様の効果が得られる。
また、図4では、経過時間スイッチ91が押されるとカウント手段92は、制御部81に入浴可能な状態がどうかを問い合わせ、入浴が不可の状態であれば、時間のカウント動作の開始を待機するとしているが、本発明は、これに限定される訳でなく、経過時間スイッチ91が押されると無条件にカウント手段92は時間のカウント動作を開始するようにしてもよい。
また、図5では、残時間スイッチ98を押して一定時間は運転時間の変更を受け付けるとしているが、本発明は、これに限定される訳でなく、常時受け付けるようにしてもよい。
また、在室検知手段105に人物画像の撮像装置を採用し、入浴時に撮影した入浴者の画像処理を行って、在室検知を行うと共に、人物を特定し、時限記憶部102に人物特定情報に関連づけた入浴時間を記憶し、時限演算部104において、人物特定情報ごとに入浴時間の平均値処理を行い、次回の入浴に置いて、撮像装置の画像処理で判定した入浴者の入浴時間データを時限演算部104から選んで、これをカウント手段99のカウント時限として設定するようにすれば、サウナ装置を複数の利用者が利用する場合に有効である。
なお、本実施の形態で説明した構成手段と動作は、マイコン、RAM、ROMなどを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、機能の改善や改良がプログラムの修正だけで簡単に行うことができる。
以上のように本発明のサウナ装置の制御装置は、実際の入浴の時間と表示の時間を一致させることが可能となり、かつ、操作も簡便になるので、住居用のサウナ装置はもとより、業務用などの他用途のサウナ装置にも適用できる。
1 サウナ室
2 給湯器
3 加湿空気供給機
4 温水配管
5 給水配管
6 排水配管
7 ドア
8 室外操作器
9 室内操作器
10 遠隔操作器
11 人体データ入力手段
12 時限演算部
81 加湿空気供給機の制御部
82 温度センサ
83 温度設定部
84 温度表示部
85 運転スイッチ
86 運転表示灯
87 入浴OK灯
91 経過時間スイッチ
92 カウント手段
93 表示灯
94 時間表示部
95 報知音発生部
96 報知間隔設定部
97 表示部
98 残時間スイッチ
99 カウント手段
100 表示灯
101 時限設定部
102 時限記憶部
103 音声認識部
104 時限演算部
105 在室検知手段

Claims (6)

  1. 住居の一室もしくは箱形のサウナ室に高温の加湿空気を供給する加湿空気供給機と、この加湿空気供給機を制御する制御装置とで構成されるサウナ装置にいて、前記制御装置は運転スイッチと、この運転スイッチにより前記加湿空気供給機の運転を制御する制御部と、前記サウナ室の内外に設けた在室検知手段と、この在室検知手段により駆動され時間をカウントするカウント手段、およびこのカウント手段の積算時間を表示する時間表示部と、前記カウント手段のカウント時限を設定する時限設定部とを備え、前記カウント手段からの信号と前記時限設定部の設定値に基づいて前記制御部を介して前記加湿空気供給機を停止させるサウナ装置の制御装置であって、前記カウント手段がカウントした時間データを複数回記憶する時限記憶部と、前記複数の時間データに基づいて平均値の演算処理を行う時限演算部とを備え、前記在室検知手段は、入浴者の人物を特定して、特定した人物ごとに、前記時限演算部の結果を前記設定時限に反映するサウナ装置の制御装置。
  2. 請求項1の制御装置は、カウント手段のカウント時限を設定する時限設定部と前記カウント手段の信号で制御される報知音発生部を備え、時間表示部は経過時間値またはカウントダウンで残時間値を表示し、時間の経過に従い、所定時間間隔で前記報知音発生部が報知音を発生し、且つ、所定の経過時間上限値に到達したとき、またはカウントダウンが終了したとき、前記報知音発生部で報知音を発生し、加湿空気供給機の運転を停止するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置の制御装置。
  3. 所定の経過時間上限値に到達してから、またはカウントダウンが終了してから所定時間は加湿空気供給機の停止動作を待機し、この待機中に経過時間上限値の延長、または残時間値を初期の設定値もしくは所定の時間値にリセットできるようにした請求項2記載のサウナ装置の制御装置。
  4. 音声認識部を備え、この音声認識部が、使用者が発する音声もしくは音を認識することにより、経過時間上限値の延長、または残時間値のリセットができるように構成したことを特徴とする請求項3記載のサウナ装置の制御装置。
  5. 求項2に記載のサウナ装置の制御装置において、人体データ入力手段と時限演算部を備え、前記人体データ入力手段に入力された身長、体重などなどの人体データに基づいて前記時限演算部が推奨時限の演算処理を行い、その結果を時限設定部の設定時限に自動的に反映するよう構成したことを特徴とする請求項2記載のサウナ装置の制御装置。
  6. 請求項1に記載のサウナ装置の制御装置において、サウナ室内の温度データが所定値以下の時は、請求項1の別個に設けたスイッチの操作もしくは請求項2の在室検知手段の動作でカウント手段が作動することを禁止するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置の制御装置。
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