JP2017115382A - 大便器装置 - Google Patents

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【課題】バーコード情報で個人を特定する個人特定手段を利用しつつ、バーコード情報の読取ができないことによる個人特定不良を抑制することができる大便器装置を提供する。【解決手段】使用者が排泄した尿量を測定する尿量測定手段と、尿量測定手段を制御する制御手段と、個人を特定する個人特定手段と、を備え、制御手段は、尿量測定手段によって測定された尿量測定値を、個人特定手段によって特定された個人に関連付けて処理する大便器装置において、個人特定手段は、使用者が付帯するバーコード情報を光学的に読み取り、個人を特定する情報を出力する光学式読取手段と、複数のスイッチからなり、使用者が操作したスイッチに対応して個人を特定する情報を出力する個人用スイッチと、を有し、制御手段は、光学式読取手段、または、個人用スイッチの何れかによって特定された個人と尿量測定値とを関連づける。【選択図】図1

Description

本発明は、排泄された尿に関する定量測定を実施する際に、排泄者が誰であるかを特定するための個人特定手段を備えた大便器装置に関する発明である。
従来からトイレ装置として使用者の尿量を測定して、その尿量の測定値と個人とを関連づけるものが知られており、その際に、使用者を特定するための個人特定手段が用いられている。その個人特定手段として、使用者を検知する検知手段が作動したことをトリガーとして、使用者を特定するための個人特定情報受信手段を起動し、個人特定情報送信手段より無線伝送された個人特定情報を受信して、個人を特定するものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
また、個人特定手段として、個人特定の精度が良く、かつ、医療機関のシステムとの連携が容易ということから、患者の手首のバンドに記載された1次元バーコードなどのバーコード情報に付与された個人特定情報を読み取り、個人を特定する個人特定手段も利用されている。(例えば、特許文献2参照)
特開2005−168952号公報 特開2002−336268号公報
しかしながら、例えば特許文献1のような場合、個人特定手段の構造が複雑であり、製造や管理に掛かるコストが高いという問題もあった。
そこで、例えば特許文献2に記載されたような、コストの安いバーコードを利用した個人特定手段が提示されている。
しかしながら、バーコードによる個人特定手段は、認知機能が衰えた高齢者などが使用者の場合、手首のバンドを読取部にかざし、読み取らせることができない、もしくは個人特定手段の操作方法を忘れてしまい、個人の特定ができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、使用者が付帯するバーコード情報で個人を特定する個人特定手段を利用しつつ、バーコード情報の読取ができないことによる個人特定不良を抑制することができる大便器装置を実現するものである。
本発明の一態様に係る大便器装置においては、使用者が便器に排泄した尿量を測定する尿量測定手段と、この尿量測定手段の動作を制御する制御手段と、個人を特定する個人特定手段と、を備え、前記制御手段は、前記尿量測定手段によって測定された尿量測定値を、前記個人特定手段によって特定された個人に関連付けて処理する大便器装置において、前記個人特定手段は、使用者が付帯するバーコード情報を光学的に読み取り、このバーコード情報から個人を特定する情報を出力する光学式読取手段と、複数のスイッチからなり、使用者が操作したスイッチに対応して個人を特定する情報を出力する個人用スイッチと、を有しており、前記制御手段は、前記光学式読取手段、または、前記個人用スイッチの何れかによって特定された個人と尿量測定値とを関連づける。
この構成によれば、バーコード情報の読み取り不良により、光学式読取手段による個人の特定ができない場合も、個人用スイッチによる個人の特定ができる。
本発明の一態様に係る大便器装置において、好ましくは、前記制御手段は、前記光学式読取手段と前記個人用スイッチとの両方で個人が特定された場合、前記光学式読取手段で特定された個人と尿量測定値とを関連づける。
この構成によれば、個人用スイッチによる個人の特定が誤っていた場合でも、光学式読取手段による個人の特定により、正しい個人を特定することができる。
本発明の一態様に係る大便器装置において、好ましくは、前記光学式読取手段は、前記個人用スイッチの上方に備えられている。
この構成によれば、個人用スイッチを押す動作で、同時にバーコード情報を光学式読取手段にかざすことができる。そのため、認知機能が衰えた高齢者などでも、バーコード情報の読み取りを忘れることがない。
本発明によれば、使用者が付帯するバーコード情報で個人を特定する個人特定手段を利用しつつ、バーコード情報の読取ができないことによる個人特定不良を抑制することができる大便器装置を実現できるという効果がある。
本発明の実施形態における大便器装置全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態における尿量測定リモコンの拡大斜視図である。 本発明の実施形態における大便器装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態における尿量測定に関するフローチャートである。 本発明の実施形態における尿量測定に関するフローチャートである。
本発明の実施形態における大便器装置の全体構成について、図1を用いて説明を行う。図1は、本発明の実施形態における大便器装置全体を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の大便器装置100は、使用者の排泄物を受けて下水管へ排出する洋風大便器110と、洋風大便器110の背後に設置されたキャビネット120と、洋風大便器110の側方壁面に配置された操作リモコン130と、で構成される。
洋風大便器110は、陶器製もしくは樹脂製であり、使用者の排泄物を受けるためのボウル面111を有している。このボウル面111の下部には逆U字形状の排水トラップ管路(図示せず)が連結されており、この排水トラップ管路を経て排泄部物を下水配管(図示せず)へ排出することが可能となっている。また、ボウル面111の下部には、排水トラップ管路によって所定高さの溜水が形成される。
洋風大便器110上面のキャビネット120より前側には、局部洗浄手段112などを収納したケーシング112aが載置されており、このケーシング112aに便座113が回動自在に取り付けられている。局部洗浄手段112としては、具体的な構成について周知であるため図示は省略するが、外部からの給水をオンオフする開閉弁と、給水された水をたし加熱する温水ヒータと、加熱された温水を便座113に着座した使用者の局部にむけて噴出する洗浄ノズルと、によって構成されている。
本実施例の大便器装置100は、一般的に採用される便ふたを省略し、使用者の上半身を支えることを配慮した背もたれ121をキャビネット120に設置している。
なお、背もたれ121を設置しない場合には、便座113と同様に、便蓋を局部洗浄手段112を収納したケーシング112aに対し回転自在に取り付けてもよい。
キャビネット120の内部には、ボウル面111に洗浄水を流す大便器洗浄手段122と、使用者が洋風大便器110のボウル面111へ排尿した尿量を測定する尿量測定手段123とが収納されている。
大便器洗浄手段122は、具体的な構成について周知の構成であるため図示は省略するが、貯水タンクと、この貯水タンクへの外部からの給水をオンオフするボールタップと、貯水タンク底部に設けられた排水弁とから構成されている。
また、尿量測定手段123は、洋風大便器110の溜水と導水管路(図示せず)によって連結され圧力センサー(図示せず)を有しており、この圧力センサーによって使用者が排尿した際の溜水の水位変化を計測し、その排尿前後の水位変化量から使用者の尿量を算出したり、その尿量を単位時間当たりで算出した排泄速度である尿流率等の測定を行うことができる。
その他、必要に応じて尿中の特定成分濃度等を計測する尿成分測定手段などを、キャビネット120の内部に収納しても良い。その際には、収納するものの占有体積により、キャビネット120の大きさ・形状を適宜設計する。
操作リモコン130は、尿量測定手段123の操作を行うための尿量測定用リモコン140と、大便器洗浄手段122および局部洗浄手段112を操作を行うための洗浄用リモコン150と、を有し、使用者の操作性・視認性を配慮して壁に設けられている。
尿量測定用リモコン140は、測定開始前に使用者を特定する個人特定手段141と、尿量測定手段123に測定終了を伝える測定終了スイッチ142と、測定開始や測定中など使用者に現在の尿量測定手段123の状態を知らせる表示部143と、が設けられている。
個人特定手段141は、光学式読取手段144と個人用スイッチ145との二つを有する。
図2に示すように、光学式読取手段144は、レーザ光を照射してバーコード情報を読み取る機能部144aと機能部144aを覆うケーシング144bで構成されている。ケーシング144bの下方には、レーザ光の照射口144cが設けられており、レーザ光は照射口144cから下方(矢印A方向)に照射される。そのため、光学式読取手段144にバーコード情報を読み取らせる際には、使用者は、手首に巻かれたバーコードを照射口下方にかざすことにより、光学式読取手段144にバーコード情報を読み取らせる。
バーコード情報は、例えば、1次元バーコードや二次元バーコードなどで表現された情報のことである。更に、バーコード情報は、個人毎に付与されているID情報などを含んでおり、個人を特定することができる。
個人用スイッチ145は、スイッチ145aと、スイッチ145bと、スイッチ145cと、スイッチ145dと、を有する。
個人用スイッチ145のスイッチ145a、145b、145c、145dには、それぞれ異なる個人名が記載されており、個人名に対応するスイッチ情報がそれぞれのスイッチ145a、145b、145c、145dに登録されている。
スイッチ情報は、個人毎に付与されているID情報を含んでおり、個人を特定することができる。
更に、個人用スイッチ145は、スイッチ145a、145b、145c、145dの何れかが押し下げられた場合に、使用者が操作したスイッチに対応するスイッチ情報を出力することができる。
例えば、使用者がスイッチ145aを押し下げた場合、スイッチ145aに登録された個人aのID情報を含むスイッチ情報が個人用スイッチ145から出力される。
光学式読取手段144は、個人用スイッチ145の上方に設けられている。そのため、使用者が個人用スイッチ145を押す動作を行うと、使用者は、光学式読取手段144に手をかざす動作をすることとなる。つまり、個人用スイッチ145のスイッチ情報の出力をする際に、同時に光学式読取手段144はバーコードを読み取り、バーコード情報を出力することができる。
洗浄用リモコン150は、ボウル面111に洗浄水を流すための洗浄スイッチ151と、局部洗浄手段112の動作を操作するための局部洗浄スイッチ152と、を有する。
洗浄スイッチ151は、洗浄水を流す通常の使用方法だけでなく、尿量測定手段123を終了する際にも使用される。
局部洗浄スイッチ152は、複数のスイッチを有しており、局部洗浄のモードを選択できる。
次に図3を用いて、本発明の実施形態における大便器装置について説明を行う。図3は、本発明の実施形態における機能ブロック図である。
尿量測定手段123は、制御手段124と接続されており、尿量測定手段123の制御を行うことができる。また、制御手段124は、通信手段125と接続されており、操作リモコン130および管理PC160と通信できる。
制御手段124は、マイコンと不揮発性メモリ等の記憶部とを有し、尿量測定のための処理を行うことや個人特定手段141から得られたスイッチ情報やバーコード情報などを一時的に記憶することができる。
また、制御手段124は、尿量測定手段123から得られた尿量測定値と個人特定手段141におけるスイッチ情報やバーコード情報などから得られたID情報とを関連づけ、関連付けた情報を尿量測定結果として通信手段125から出力するための信号を生成することができる。
通信手段125は、赤外線通信部を有し、赤外線を利用した無線通信を行い、操作リモコン130と情報の送受信を行うことができる。
また、通信手段125は、有線通信部を有し、LANケーブル等の有線ケーブルにより有線接続された管理PC160に尿量測定結果を送信することができる。
管理PC160は、通信手段125を介して送信された尿量測定結果を記憶し、必要に応じて閲覧できるようになっている。
また、管理PC160は、尿量測定結果に含まれるID情報を解析し、個人名へと変換することができる。
つまり、尿量測定結果を閲覧する際には、管理PC160上に個人名と尿量測定値とが表示されることとなる。
尿量測定用リモコン140において、個人特定手段141、測定終了スイッチ142、表示部143は、尿量測定リモコン制御手段146に接続されている。
また、尿量測定リモコン制御手段146は、通信手段147と接続されており、通信手段125を介して制御手段124と無線接続されている。
尿量測定リモコン制御手段146は、マイコンを有し、個人特定手段141からの情報および測定終了スイッチ142の情報に対応する信号の生成や制御手段124からの情報をもとに表示部143の制御を行うことができる。
通信手段147は、赤外線通信部を有しており、尿量測定リモコン制御手段146で生成された信号を赤外線信号として制御手段124に送信することや制御手段124からの赤外線信号を受信することができる。
洗浄用リモコン150において、洗浄スイッチ151と局部洗浄スイッチ152は、洗浄リモコン制御手段153に接続されている。
また、洗浄リモコン制御手段153は、通信手段154に接続されており、大便器洗浄手段122、局部洗浄手段112、と接続され、通信手段125を介して、制御手段124と無線接続されている。
洗浄リモコン制御手段153は、マイコンを有し、押し操作された局部洗浄スイッチ152や洗浄スイッチ151の判別、および、判別したスイッチに対応する信号の生成を行うことができる。
通信手段154は、赤外線通信部を有しており、洗浄リモコン制御手段153で生成された信号を赤外線信号として、大便器洗浄手段122、局部洗浄手段112、制御手段124に送信することができる。
洗浄リモコン制御手段153は、局部洗浄スイッチ152が使用者から操作されると、その操作に対応する信号を通信手段154から局部洗浄手段112に送信することで、局部洗浄手段112に各操作に対応する動作をさせることができる。
また、洗浄リモコン制御手段153は、尿量測定中に洗浄スイッチ151が使用者から操作されると、その操作に対応する信号を通信手段154から、大便器洗浄手段122および制御手段124に送信することで、大便器洗浄手段122を動作させるとともに、尿量測定手段123の測定を停止させることができる。
次に、図4、図5を用いて、尿量を測定する際の大便器装置100の処理の流れについて説明を行う。
まず、制御手段124は、通信手段125が尿量測定用リモコン140からの信号を受信するまで待機する(S101)。つまり、信号を受信することで尿量測定処理が開始される。ここで、尿量測定用リモコン140からの信号とは、尿量測定用リモコン140が操作された際に通信手段147から通信手段125に送信される信号のことである。
次に、尿量測定処理が開始されると、制御手段124は、通信手段125が尿量測定用リモコン140から受信した信号が、個人用スイッチ145が押し下げられることで得られたスイッチ情報を含んでいるかを判断する(S102)。
スイッチ情報を確認できない場合(S102、No)、制御手段124は、通信手段125から受信した信号が、光学式読取手段144がバーコードを読み取ることで得られたバーコード情報を含んでいるかを判断する(S120)。つまり、個人用スイッチ145が故障等で動作しない場合などにも、光学式読取手段144から読み取られたバーコード情報から個人の特定ができる。
バーコード情報を確認した場合(S120、Yes)、制御手段124は、バーコード情報に含まれるID情報を記憶する(S121)。
もし、バーコード情報を確認できない場合(S120、No)は、制御手段124は、使用者が存在しないと判断し、通信手段125が次の尿量測定用リモコン140からの信号を受信するまで待機する(S101)。つまり、尿量の測定が開始されない。
スイッチ情報を確認した場合(S102、Yes)、制御手段124は、光学式読取手段144がバーコードを読み取ることで得られたバーコード情報を含んでいるかを判断する(S103)。バーコード情報を確認できない場合(S103、No)、制御手段124は、スイッチ情報に含まれるID情報を記憶する(S130)。つまり、光学式読取手段144が故障等で使用できない場合でも、個人用スイッチ145からのスイッチ情報で個人の特定ができる。
バーコード情報を確認した場合(S103、Yes)、制御手段124は、バーコード情報に含まれるID情報を記憶する(S104)。つまり、個人用スイッチ145による個人の特定が誤っていた場合でも、光学式読取手段144による個人の特定により、正しい個人を特定することができる。
制御手段124は、ID情報の記憶が終了すると、尿量測定手段123を起動させ、尿量測定の準備を行う(S105)。
この際、制御手段124は、測定準備ができたことを使用者に通知するための信号を通信手段125から尿量測定用リモコン140へ送信する。尿量測定リモコン制御手段146は、送信された信号を通信手段147で受信すると表示部143に、「測定可」の文字を表示させる。
制御手段124は、尿量測定手段123がボウル面の溜水の水位変化を感知したことを知らせる信号を受信すると、尿量測定手段123に尿量測定を開始させる(S106)。この際、制御手段124は、尿量測定時間の計測を開始する。
この際、制御手段124は、測定が開始されたことを使用者に通知するための信号を通信手段125から尿量測定用リモコン140に送信する。尿量測定リモコン制御手段146は、送信された信号を通信手段147で受信すると表示部143に、「測定可」の文字を「測定中」の文字に切り換えさせる。
尿量測定手段123の尿量測定中(S107)に、制御手段124は、通信手段125が操作リモコン130からの信号を受信したかを判断する(S108)。ここで、操作リモコン130からの信号とは、測定終了スイッチ142が押されたか、洗浄スイッチ151が押されたか、光学式読取手段144がバーコード情報を読み取ったかのいずれかによって、操作リモコン130から通信手段125に送信される信号のことである。
通信手段125が操作リモコン130からのいずれかの信号を受信した場合(S108、Yes)、制御手段124は、尿量測定手段123の測定を終了させる(S109)。
通信手段125が操作リモコン130からのいずれかの信号を受信していない場合(S108、No)、制御手段124は、尿量測定時間が所定時間経過したかを判断する(S140)。
尿量計測時間が所定時間経過していない場合(S140、No)、制御手段124は、尿量測定手段123の測定を継続させる(S107)。
尿量の測定が開始されてから所定時間(好ましくは1分〜2分)経過した場合(S140、Yes)、制御手段124は、尿量測定手段123の測定を終了させる(S109)。
また、尿量の測定が終了した際に(S109)、制御手段124は、通信手段125から尿量測定用リモコン140に測定が終了したことを使用者に通知するための信号を送信する。尿量測定リモコン制御手段146は、通信手段147がその信号を受信すると、表示部143に「測定終了」との文字を表示させる。
測定終了後、制御手段124は、制御手段124に記憶されている光学式読取手段144および個人用スイッチ145の何れかによって得られたID情報と尿量測定値とを関連づける(S110)。
前述したS104において、制御手段124は、光学式読取手段144から得られたID情報を記憶している。つまり、制御手段124は、光学式読取手段144と個人用スイッチ145との両方からID情報がある場合、光学式読取手段144から得られたID情報と尿量測定値とを関連づける。
その後、制御手段124は、関連づけた尿量測定値とID情報を尿量測定結果として通信手段125から送信するための信号を生成し、通信手段125から管理PCに送信させる(S111)。
ここまでの処理で、尿量測定処理のすべてのフローが完了することとなる(S112)。
以上のように、本発明の大便器装置100によれば、使用者が付帯するバーコード情報で個人を特定する個人特定手段141を利用しつつ、バーコード情報の読取ができないことによる個人特定不良を抑制することができる大便器装置を実現できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。例えば、個人用スイッチ145において個人名が記載されていると記述したが、使用者の氏名でなく、数字やアルファベットでもよい。また、表示部143に表示される文字も任意のものでよい。
また例えば、光学式読取手段144は、個人用スイッチ145の上方以外に配置されても良い。
また、例えば、本発明において、通信手段125と通信手段147、154とをLANケーブル等の有線ケーブルを用いて有線接続しても良く、通信手段125と管理PC160とを赤外線等を用いて無線接続しても良い。
つまり、本発明において、通信手段125と通信手段147、154との接続及び、通信手段125と管理PC160との接続は、無線接続及び有線接続に係らず、無線接続及び有線接続のどちらでもよい。
100・・・大便器装置
110・・・洋風大便器
111・・・ボウル面
112・・・局部洗浄手段
112a・・・ケーシング
113・・・便座
120・・・キャビネット
121・・・背もたれ
122・・・大便器洗浄手段
123・・・尿量測定手段
130・・・操作リモコン
140・・・尿量測定用リモコン
141・・・個人特定手段
142・・・測定終了スイッチ
143・・・表示部
144・・・光学式読取手段
145・・・個人用スイッチ
150・・・洗浄用リモコン
151・・・洗浄スイッチ
152・・・局部洗浄スイッチ

Claims (3)

  1. 使用者が便器に排泄した尿量を測定する尿量測定手段と、
    この尿量測定手段の動作を制御する制御手段と、
    個人を特定する個人特定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記尿量測定手段によって測定された尿量測定値を、前記個人特定手段によって特定された個人に関連付けて処理する大便器装置において、
    前記個人特定手段は、
    使用者が付帯するバーコード情報を光学的に読み取り、このバーコード情報から個人を特定する情報を出力する光学式読取手段と、
    複数のスイッチからなり、使用者が操作したスイッチに対応して個人を特定する情報を出力する個人用スイッチと、を有しており、
    前記制御手段は、前記光学式読取手段、または、前記個人用スイッチの何れかによって特定された個人と尿量測定値とを関連づける
    大便器装置。
  2. 前記制御手段は、前記光学式読取手段と前記個人用スイッチとの両方で個人が特定された場合、前記光学式読取手段で特定された個人と尿量測定値とを関連づける請求項1に記載の大便器装置。
  3. 前記光学式読取手段は、前記個人用スイッチの上方に備えられた請求項1または請求項2に記載の大便器装置。
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