JP2000254200A - サウナ装置 - Google Patents

サウナ装置

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JP2000254200A
JP2000254200A JP2000001343A JP2000001343A JP2000254200A JP 2000254200 A JP2000254200 A JP 2000254200A JP 2000001343 A JP2000001343 A JP 2000001343A JP 2000001343 A JP2000001343 A JP 2000001343A JP 2000254200 A JP2000254200 A JP 2000254200A
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humid atmosphere
sauna
temperature
remote controller
supply device
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JP2000001343A
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Yoshihiro Ogami
芳浩 大神
Kunihide Shigematsu
邦英 重松
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者又は使用者以外の人が、サウナ装置の
運転開始/停止等の操作を手元で即座にできるサウナ装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 サウナ装置は、多湿気体又は微細液体等
の多湿雰囲気を発生させる多湿雰囲気供給装置Aと、使
用者の頭部以外の略全身を包む身体収容体として寝袋状
のサウナドームCと、多湿雰囲気供給装置Aとサウナド
ームCとを接続する連結部材Bとで構成されている。ま
た、多湿雰囲気供給装置Aに接続され、使用者又は使用
者以外の人が運転開始/停止等を遠隔操作するための操
作部としてのリモコン30を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体を収容する身
体収容体と、前記身体収容体内に多湿気体又は微細液体
等の多湿雰囲気を供給する多湿雰囲気供給装置とから構
成されるサウナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサウナ装置として、例えば特開平
10−15019号公報に記載のものが知られている。
【0003】このものでは、浴槽ユニット内に適温のミ
ストを供給することにより使用者、特に病人、身障者あ
るいは寝たきりの高齢者等を介護する介護人が、楽に入
浴させることができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ミスト発生装置の運転開始/停止等を操
作する操作部は装置本体に設けられているのが一般的で
あり、装置が使用者と離れた位置に設置された場合には
介護人が操作するために移動しなければならず、使用者
の状態を見ながら操作しずらいという問題があった。
【0005】また、1人で入浴する場合にも、浴槽ユニ
ットから手を一端外に出して操作する必要があり、無駄
なミストを浴槽ユニットに放出したり、浴槽ユニット内
温度が上昇しすぎた場合に即座に運転停止できないとい
う問題もあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、使用者又は使用者以外の
人が、サウナ装置の運転開始/停止等の操作を手元で即
座にできるサウナ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために本発明においては、身体を収容す
る身体収容体と、前記身体収容体内に多湿気体又は微細
液体等の多湿雰囲気を供給する多湿雰囲気供給装置とか
ら構成されるサウナ装置において、前記多湿雰囲気供給
装置の作動を遠隔操作するリモコンを備えた。
【0008】従って、使用者と離れた位置に多湿雰囲気
供給装置が設置された場合でも、介護人が使用者と離れ
ることなく手元で多湿雰囲気供給装置の操作ができ、安
心して入浴させることができる。
【0009】更に、前記リモコンには、少なくとも前記
多湿雰囲気供給装置の作動を開始/停止するための操作
部を設けたので、多湿雰囲気の温度が上昇して運転を即
座に停止させたいときにも使用者と離れることなく、介
護人の手元での操作により即座に停止させることができ
安全性が向上する。
【0010】同様に、前記多湿雰囲気供給装置は、発生
する多湿雰囲気温度を可変可能に構成されるとともに、
前記リモコンには、前記多湿雰囲気温度を可変させる操
作部を設けたので、使用者の好みの温度設定を使用者と
離れることなく、手元の操作で即座に可変することがで
きる。
【0011】また、前記リモコンには、前記多湿雰囲気
供給装置から発生された多湿雰囲気の温度を表示する表
示部を設けたので、表示された温度を確認することによ
り適温か否かの判断ができる。
【0012】更に、前記リモコンには音声を取り込むマ
イク機能を備え、前記音声の認識結果に応じて前記多湿
雰囲気供給装置の作動を操作可能に構成すれば、操作す
る人の手を煩わせることなく、多湿雰囲気供給装置の作
動の操作を簡単にすることができ、また、前記リモコン
には音声を発生する音声発生部を備え、前記多湿雰囲気
供給装置の作動状態を音声にて報知するようにすれば、
高齢者等を介護する介護人にとっても容易に多湿雰囲気
供給装置の作動が認識できる。
【0013】1人で使用する際にリモコンを身体収容体
内に持ち込んで操作する場合には、身体収容体内に多湿
雰囲気が供給されると、身体収容体内部は多湿雰囲気で
覆われるので、身体収容体が透明のものであっても外部
から見えない状態になるために、リモコンによる操作が
困難になる。
【0014】そこで、本発明においては、前記身体収容
体を光透過性の素材で構成するとともに、前記操作部又
は表示部は点灯可能であるとことしたので、身体収容体
内にリモコンを持ち込んで操作する場合でも、操作部又
は表示部が点灯するために常に操作部又は表示部の位置
が確認できるので、常に現在の温度を確認することがで
き、且つ、確実に遠隔操作をすることができる。
【0015】好適な実施形態として、操作内容の異なる
操作部毎に異なる点灯色に構成すれば、誤操作なく遠隔
操作を行うことができる。
【0016】また、別の好適な実施形態として、前記リ
モコンには、前記操作部および表示部の内容を表わす文
字を点灯可能に構成すれば、何の操作部かが確認でき、
誤操作がなくなる。
【0017】更に、前記リモコンを防水構造としたの
で、多湿雰囲気内で操作してリモコンの電気回路が故障
するのを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面により詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係るサウナ
装置の全体構成図である。
【0020】サウナ装置は、多湿気体又は微細液体等の
多湿雰囲気を発生させる多湿雰囲気供給装置Aと、使用
者の頭部以外の略全身を収容する身体収容体として寝袋
状のサウナドームCと、多湿雰囲気供給装置Aとサウナ
ドームCとを接続する連結部材Bとで構成されている。
また、多湿雰囲気供給装置Aに接続され、使用者又は使
用者以外の人が運転開始/停止等を遠隔操作するための
操作部としてのリモコン30をも備える。更に、寝袋状
のサウナドームCは、光透過性(例えばビニール性で無
色透明)の素材で構成されていて、サウナドームC内部
は外部から見える構成になっている。また、サウナドー
ムCは、使用者が収容できるようにファスナー等で開閉
可能に構成されている。
【0021】図2は、多湿雰囲気供給装置Aの内部構成
図である。
【0022】図2に示すように、多湿雰囲気供給装置A
は、熱交換部5と、この熱交換部5に温水を供給する散
水部3と、この散水部3に温水を供給する温水供給部7
と、散水部3から熱交換部5に散水することにより発生
する多湿気体を吹き出す吹出部1と、この吹出部1にモ
ータMの駆動により多湿気体を吸引して供給する送風機
2とから構成されている。また、吹出部1付近には、吹
出部1から吹き出す多湿気体の温度を検出する多湿気体
温度検出手段14が配設されている。
【0023】また、温水供給部7は、熱交換部5の下部
に配設して、散水部3に開設した複数の散水孔4から散
水されて熱交換部5を通過した温水を貯留するようにな
っており、その貯留水を加熱する加熱手段としてヒータ
13が設けられている。
【0024】また、温水供給部7の側壁には、温水導出
口8が設けられており、その温水導出口8と散水部3と
が温水供給路15で連絡され、その温水供給路15に温
水供給部7の温水を散水部3に供給するポンプ9が配設
されている。尚、温水導出口8は、温水供給部7の底壁
に設けるようにしてもよい。
【0025】また、温水供給部7には、多湿雰囲気供給
装置A外の空気を導入する外気導入口6が設けられてお
り、矢印で示すように、この外気導入口6から取り入れ
られた空気は、温水供給部7に貯留された温水の表面に
沿って熱交換部5に流入し、送風機2の作動により吸引
されるようになっている。
【0026】更に、温水供給部7には、貯留水の温度を
検知する水温検知手段10と、温度異常上昇防止手段1
2(例えばバイメタルスイッチ)が設けられており、水
温検知手段10により貯留水の温度が所定温度以上にな
るとヒータ13への通電を遮断すべく温度異常上昇防止
手段12が作動するようになっている。また、貯留水の
水位を検知する水位検知手段11を設けており、水位検
知手段11による水位の低下を後述する給水お知らせラ
ンプ26により報知するようになっている。従って、使
用者はその報知により外気導入口6から水又は湯を補給
すればよい。
【0027】また、多湿雰囲気供給装置Aには、水温検
知手段10、水位検知手段11、多湿気体温度検出手段
14からの信号を入力し、モータM、ポンプ9、温度異
常上昇防止手段12、ヒータ13を制御する制御手段3
1が設けられている。
【0028】尚、制御手段31は、異常検知シーケンス
を備えて、多湿雰囲気供給装置Aに何らかの異常、故障
が発生したときに、モータM、ポンプ9、ヒータ13等
の動作を停止させるようにしている。例えば、水温検知
手段10の検知温度が予め設定した温度よりも高い場合
には、ヒータ13による過熱を防止するために温度異常
上昇防止手段12によりヒータ13への通電を遮断させ
たり、ヒータ13へ通電後、所定時間経過後も水温検知
手段10の検知温度が上昇しない場合は、ヒータ13へ
の通電不良又はヒータ13の故障と判断して通電を遮断
するようにしている。
【0029】また、多湿気体温度検出手段14の検出温
度が予め設定した温度よりも高い場合には、モータM、
ポンプ9、ヒータ13の動作を停止させて、異常高温の
多湿気体がサウナドームC内に供給することを防止した
り、ヒータ13への通電時に水位検知手段11の検知水
位が予め設定された水位よりも低下している場合は、ヒ
ータ13への通電を遮断し、空焚きを防止するようにし
ている。
【0030】更に、モータMへの指令回転数よりも実回
転数が所定値よりも少ない場合には、熱交換部5が閉塞
状態と判断し、モータM、ポンプ9、ヒータ13の動作
を停止させたり、ポンプ9の回転数が所定回転数に到達
しない場合や、ポンプ9の作動中に水位検知手段11の
検知水位に変動がない場合などは、ポンプ9に故障が発
生したと判断し、モータM、ポンプ9、ヒータ13の動
作を停止させるようにしている。更にまた、ポンプ9の
停止中に水位検知手段11の検知水位が低下する場合
は、温水供給部7に水漏れが発生したと判断し、使用者
にその旨を図示しないブザーや表示ランプの点滅等で報
知するようになっている。
【0031】また、制御手段31は、使用者又は使用者
以外の人が遠隔操作するリモコン30と接続され、リモ
コン30から得られた情報からモータM、ポンプ9等に
信号を発信し、多湿気体温度検出手段14から得られた
温度情報などをリモコン30に伝達する。尚、制御手段
31とリモコン30はワイヤレス、ワイヤードいずれの
方式で接続してもよい。
【0032】以上の構成において、リモコン30を操作
して制御手段31に運転開始の情報が伝達されると、温
水供給部7でヒータ13により高温の設定温度に加熱さ
れた温水が、ポンプ9の駆動により温水供給路15を介
して散水部3に供給され、散水部3に開設した複数の散
水孔4から熱交換部5に散水される。
【0033】そして、熱交換部5に高温の温水が散水さ
れると、温水の一部が熱交換されて湯気となって立ち上
がり、この立ち上った湯気が熱交換部5内で熱交換され
た空気とともに送風機2によって吸引され、吹出部1よ
り中高温の多湿気体としてサウナドームC内に吹き出さ
れる。
【0034】一方、熱交換部5に散水された高温の温水
の大部分は、熱交換部5下部の温水供給部7に貯留さ
れ、貯留された温水は、再びヒータ13により設定温度
まで加熱されて、ポンプ9の駆動により散水部3に供給
され、散水部3から熱交換部5に散水するという一連の
動作を繰り返す。
【0035】尚、吹出部1から吹出される多湿気体の温
度は、ポンプ9による温水供給路15中の湯の循環量を
変化させることによって、可変することができる。即
ち、吹出す多湿気体の温度を上昇させたいときにはポン
プ9による循環量を増大させ、逆に温度を低下させたい
ときにはポンプ9による循環量を低減させる。
【0036】図3は、リモコン30の一実施形態に係る
構成図である。
【0037】リモコン30は防水構造が施されており、
温水供給部7に供給された湯又は水をヒータ13により
所定温度まで加熱するための操作部としての準備スイッ
チ16、多湿雰囲気供給装置Aの作動を開始するための
操作部としての運転スイッチ17、多湿雰囲気供給装置
Aの作動を停止する操作部としての停止スイッチ18、
サウナドームCに供給する多湿気体の温度をデジタル表
示する多湿気体温度表示部20、サウナドームCに供給
する多湿気体の設定温度を増減する操作部としての吹出
し温度設定スイッチ22が設けられている。
【0038】また、準備スイッチ16の操作により、温
水供給部7内の湯が所定温度(使用者により任意に可変
できる温度であり、例えば、60℃)になると使用者に
その旨を報知するための表示部として準備OKランプ2
4、温水供給部7内の湯又は水の水位が所定水位以下の
場合に、使用者に温水供給部7への給水を促すための表
示部として給水お知らせランプ26を設けている。
【0039】更に、準備スイッチ16、運転スイッチ1
7、停止スイッチ18、吹出し温度設定スイッチ22の
各操作部は、多湿雰囲気供給装置Aの電源投入時に夫々
毎に異なる色に点灯可能に構成されており、サウナドー
ムC内が多湿気体に覆われた状態でも、サウナドームC
内で操作しやすようになっている。尚、各操作部はその
時点で有効な操作部のみが点灯し、その他の無効な操作
部は消灯するように構成してもよい。例えば、多湿雰囲
気供給装置Aの運転中は停止スイッチ18、吹出し温度
設定スイッチ22のみを点灯させ、その他の準備スイッ
チ16、運転スイッチ17は消灯してもよい。
【0040】また、多湿気体温度表示部20も同様に、
多湿雰囲気供給装置Aの電源投入時に現在の温度を点灯
表示(例えば、バックライトや蛍光表示管)するように
構成している。更に、上記各操作部の操作内容を表わす
文字である「準備SW」、「運転SW」、「停止SW」や、各
表示部の表示内容を表わす文字である「サウナ温度」、
「準備OKランプ」、「給水お知らせランプ」も多湿雰囲気
供給装置Aの電源投入時に文字自体が点灯し、電源オフ
時に消灯するように構成されている。
【0041】更に、リモコン30には音声を取り込むた
めのマイク21と、多湿雰囲気供給装置Aの作動状態を
外部へ音声にて報知するためのスピーカ23をも備え
る。例えば、使用者がマイク21に向かって「運転開
始」と発すると、多湿雰囲気供給装置Aは作動を開始
し、「止まれ」と発すると、多湿雰囲気供給装置Aは作
動を停止する。また、準備スイッチ16が押されるとス
ピーカ23から「準備スイッチが押されました。準備を
開始します。」とメッセージが流れ、停止スイッチ18
が押されると、「停止スイッチが押されました。動作を
停止します。」とメッセージが流れる。
【0042】尚、サウナドームCに吹き出される多湿気
体の温度を変更する場合、多湿気体温度表示部20に表
示される多湿気体の温度をモニターしながら吹出し温度
設定スイッチ22の操作を行うようにすれば、入浴者に
適した入浴温度を自由に変更でき、快適なサウナ浴を楽
しむことができる。
【0043】図4は、本発明の一実施形態に係る準備工
程制御動作を示すフローチャートである。
【0044】電源が投入されると、水位検知手段11に
より温水供給部7内の水位を検知して所定水位(任意に
設定可能)か否かを判断し(ステップS1)。所定水位
未満のときには、ヒータ13への通電を遮断するととも
に給水お知らせランプ26を点灯させ(ステップS
2)、使用者に温水供給部7への給水を促す。また、所
定水位以上であれば準備スイッチ16をオンして(ステ
ップS3)、ポンプ9が作動し(ステップS4)、温水
供給部7内の湯又は水が温水供給路15を通って散水部
3の散水孔4から熱交換部5に散水し、再び温水供給部
7に戻る。尚、ステップS4において、ポンプ9を作動
させて温水供給部7内の湯又は水を循環させることによ
り、温水供給部7内の湯又は水の温度を均一にすること
ができるので、水温検知手段10により正確な温度を検
知することができ、且つ、安定した温度の多湿気体を供
給することができる。また、この準備工程におけるポン
プ9による循環量は、多湿気体の温度を早く立ち上げる
ために通常運転時の循環量よりも少なくなるように設定
するとよい。
【0045】次に、水温検知手段10が検知した値が任
意に設定可能な設定温度以上か否かを判断し(ステップ
S5)、設定温度未満であればヒータ13に通電して加
熱させ(ステップS6)、設定温度以上であればヒータ
13への通電を遮断して(ステップS7)、ポンプ9の
作動を停止させる(ステップS8)。そして、準備OK
ランプ24を点灯させて(ステップS9)、ステップS
1からステップS9までの準備工程が終了し、運転スイ
ッチ17がオン操作されるまでステップS5からステッ
プS9を繰り返す(ステップS10)。
【0046】図5は、本発明の一実施形態に係る運転工
程制御動作を示すフローチャートである。
【0047】図4のステップS10で運転スイッチ17
がオン操作されると、タイマーが作動する(ステップS
11)とともに、準備OKランプ24が消灯し(ステッ
プS12)、ポンプ9を作動させ(ステップS13)、
モータMを作動させる(ステップS14)。次に、水位
検知手段11により温水供給部7内の水位を検知して所
定水位(任意に設定可能)か否かを判断し(ステップS
15)、所定水位以上のときには、水温検知手段10が
検知した値が吹出し温度設定スイッチ22によって設定
された設定温度以上か否かを判断し(ステップS1
6)、設定温度以上であればヒータ13への通電による
加熱は行わないが(ステップS17)、設定温度未満で
あれば、ヒータ13に通電して加熱する(ステップS1
8)。
【0048】そして、ステップS11でスタートしたタ
イマーにより所定時間が経過したか否かを判断し(ステ
ップS19)、所定時間が経過するまでは、ステップS
16からステップS18まで繰り返し、所定時間経過す
るとヒータ13、ポンプ9、モータMの作動を停止させ
て(ステップS20)、一連の運転工程を終了する。
【0049】また、ステップS15で、温水供給部7内
の水位を検知して所定水位以下の場合は、何らかの異
常、故障が発生したと判断してヒータ13、ポンプ9、
モータMの作動を停止させて(ステップS20)、運転
工程を終了する。
【0050】尚、図4及び図5にて示す動作フローチャ
ートにおいて、停止スイッチ18がオンされた場合に
は、上記ステップの動作中であってもそのステップの動
作を中止し、ステップS20の動作を実施する。また、
前述した制御手段31の異常検知シーケンスが多湿雰囲
気供給装置Aに何らかの異常、故障(例えば、地震や多
湿雰囲気供給装置Aが転倒した場合等)が発生したと判
断した場合も同様に、ステップS20の動作を実施す
る。この際、使用者への警告を促す手段として、図示し
ないブザーや表示ランプの点滅等で報知するように構成
されている。
【0051】図6は、本発明の他の実施形態に係るサウ
ナ装置の全体構成図である。
【0052】図示のように、サウナドームC内の使用者
がリモコン30にて操作する場合には、サウナドームC
をファスナー等により開いて、多湿雰囲気供給装置Aか
ら伸びたリモコンコード33に接続されたリモコン30
をサウナドームC内に入れて使用する。尚、リモコン3
0は、前述したと同様に防水構造が施されており、各操
作部、表示部は点灯可能に構成されている一方、サウナ
ドームCは、ビニール性等の光透過性の素材で構成され
ている。
【0053】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、温水供給
部7に貯留水の水位を検知する水位検知手段11を設け
て水位の低下を報知するように説明したが、これに限ら
ず、温水供給部7の側壁に透明の水位確認窓を設けて、
水位が視認できるようにしてもよく、任意である。ま
た、外気導入口6から水又は湯を補給するように説明し
たが、別途、補給口を設けて、そこから水又は湯を補給
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るサウナ装置の全体構
成図である。
【図2】多湿雰囲気供給装置の内部構成図である。
【図3】リモコンの一実施形態に係る構成図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る準備工程制御動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係る運転工程制御動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態に係るサウナ装置の全体
構成図である。
【符号の説明】
A…多湿雰囲気供給装置 B…連結部材 C…サウナドーム 16…準備スイッチ 17…運転スイッチ 18…停止スイッチ 20…多湿気体温度表示部 21…マイク 22…吹出し温度設定スイッチ 23…スピーカ 24…準備OKランプ 26…給水お知らせランプ 30…リモコン 31…制御手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体を収容する身体収容体と、前記身体
    収容体内に多湿気体又は微細液体等の多湿雰囲気を供給
    する多湿雰囲気供給装置とから構成されるサウナ装置に
    おいて、前記多湿雰囲気供給装置の作動を遠隔操作する
    リモコンを備えたことを特徴とするサウナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のサウナ装置において、 前記リモコンには、少なくとも前記多湿雰囲気供給装置
    の作動を開始/停止するための操作部を設けたことを特
    徴とするサウナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のサウナ装置におい
    て、 前記多湿雰囲気供給装置は、発生する多湿雰囲気温度を
    可変可能に構成するとともに、前記リモコンには、前記
    多湿雰囲気温度を可変させる操作部を設けたことを特徴
    とするサウナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のサウナ装置において、 前記リモコンには、前記多湿雰囲気供給装置から発生さ
    れた多湿雰囲気の温度を表示する表示部を設けたことを
    特徴とするサウナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のサウナ装置において、 前記リモコンには音声を取り込むマイク機能を備え、前
    記音声の認識結果に応じて前記多湿雰囲気供給装置の作
    動を操作することを特徴とするサウナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のサウナ装置において、 前記リモコンには音声を発生する音声発生部を備え、前
    記多湿雰囲気供給装置の作動状態を音声にて報知するこ
    とを特徴とするサウナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6記載のサウナ装置におい
    て、 前記身体収容体を光透過性の素材で構成するとともに、
    前記リモコンの操作部又は表示部は、点灯可能であるこ
    とを特徴とするサウナ装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載のサウナ装置において、 前記操作部は、操作内容の異なる操作部毎に、異なる点
    灯色になるように構成したことを特徴とするサウナ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載のサウナ装置におい
    て、 前記リモコンには、前記操作部および表示部の内容を表
    わす文字を点灯可能に構成したことを特徴とするサウナ
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1及至9記載のサウナ装置にお
    いて、 前記リモコンを防水構造としたことを特徴とするサウナ
    装置。
JP2000001343A 1999-01-08 2000-01-07 サウナ装置 Pending JP2000254200A (ja)

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