JP4538920B2 - 半導体レーザおよび半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体レーザおよび半導体装置に関し、特にAlGaAs系化合物半導体による埋め込みヘテロ接合型半導体レーザと、表面に段差が形成されている半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
低閾値電流を有する半導体レーザは、例えば活性層の横方向に、即ち活性層の面方向と直交する方向に屈折率差を付与し、しかも電流狭搾を行う電流ブロック手段を形成することで実現できる。
【0003】
上記の構造を実現する半導体レーザが、例えば特許掲載公報第3011938号に開示されている。
図4(a)は、上記の半導体レーザの例の断面図である。
(100)結晶面による主面に側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状(紙面に対して直交する方向に延在)メサ突起10aを有するGaAsなどからなるp型化合物半導体基板10上に、この化合物半導体基板10のメサ突起10aを有する主面側に、全面的にAlGaAsなどからなるp型クラッド層11と、活性層12と、AlGaAsなどからなる第1のn型クラッド層13と、AlGaAsなどからなるp型の電流ブロック層15と、AlGaAsなどからなるn型の第2クラッド層16と、GaAsなどからなるn型のキャップ層17との各エピタキシャル層が順次積層されている。
ここで、上記のメサ突起10aを形成するメサ溝10b内の電流ブロック層15が、メサ突起10a上にエピタキシャル成長されたp型クラッド層11および第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12の側面に、活性層12の全厚さに跨がって接するように、かつ、第1のn型クラッド層13と第2のn型クラッド層16の間に挟まれて配置された構成となっている。
【0004】
上記の構成の半導体積層体のn型のキャップ層17に接続してn電極20が形成されている。
上記n電極20は、例えば図4(b)に示すように、AuGe層21、Ni層22およびAu層23の積層体からなり、AuGe層21側がn型のキャップ層17側となっている。
一方、p型半導体基板10の裏面には、例えば、Ti層、Pt層およびAu層からなるp電極30が形成されている。
以上のようにして、埋め込みヘテロ接合型半導体レーザLDが構成されている。
【0005】
上記の構成においては、半導体基板10のメサ突起10a上に形成された動作領域となる活性層12が、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13によって挟まれ、その横方向が電流ブロック層15によって包囲された埋め込みヘテロ(BH:Buried Hetero )構造となっている。
活性層12の両側はp型クラッド層11に生じた(111)B結晶面による側壁斜面11aの延長上で規制されるとともに、p型電流ブロック層15によって規制される。
即ち、ストライプ状のメサ突起10a上の動作領域となる活性層12自体を挟んでその両側に電流ブロック層15が形成され、メサ溝10b領域において、p−n−p−n構造が形成されるので、電流狭搾が効果的に行われ、メサ突起10a上の活性層12への電流の集中を効果的に行うことができる。
【0006】
上記の構造の半導体レーザは、1回のエピタキシャル成長で製造することが可能となっている。
上記の半導体レーザの製造方法としては、例えば、(100)面を主面とするGaAsなどからなるp型化合物半導体基板10の主面に、フォトレジストからなるマスク層の形成および硫酸系の結晶学的エッチングを行い、側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状(紙面に対して直交する方向に延在)メサ突起10aを形成する。ここで、メサ突起10aのストライプ方向は、図1(a)断面を(011)面として、この面に垂直な方向に延伸するように形成する。
次に、MOCVD(有機金属気相成長)法などにより、必要に応じてp型のバッファ層を形成した後、AlGaAsからなるp型クラッド層11をエピタキシャル成長させる。この場合、エピタキシャル成長が進行するとメサ突起10aの上面では(100)面に対しての角度が約55度をなす(111)B結晶面よりなる斜面10bがメサ突起10aの両側に自然発生的に生じる。
上記の(111)B結晶面よりなる斜面10bが存在している状態でp型クラッド層11の成長を停止し、連続MOCVD工程により活性層12をエピタキシャル成長させると、(111)B結晶面よりなる斜面10b上への成長速度が非常に遅いため、実質的に成長せず、活性層12はメサ突起10a上とメサ溝10b上とに分離して形成される。
【0007】
次に、連続MOCVD工程により、活性層12の上層にAlGaAsからなる第1のn型クラッド層13をエピタキシャル成長させる。上記の活性層12の成長と同様に、(111)B結晶面よりなる斜面10b上への成長は実質的にしないので、メサ突起10a上とメサ溝10b上とに分離して形成される。ここで、メサ突起10a上においてメサ突起10aの両側における2つの(111)B結晶面よりなる斜面が交叉する位置まで、かつ、メサ溝10bにおいてp型クラッド層11の斜面11aの中間位置までの膜厚で、成長させる。
上記のエピタキシャル成長により、メサ突起10a上に、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12からなり、断面が略三角形形状の動作領域14が形成される。
【0008】
次に、連続MOCVD工程により、第1のn型クラッド層13の上層にAlGaAsからなる電流ブロック層15をエピタキシャル成長させる。ここで、電流ブロック層15は、メサ突起10a上にエピタキシャル成長されたp型クラッド層11および第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12の側面に、活性層12の全厚さに跨がって接するように、メサ溝10b領域に形成する。
次に、連続MOCVD工程により、第1のn型クラッド層13および電流ブロック層15の上層に、全面にAlGaAsからなる第2のn型クラッド層16をエピタキシャル成長させる。
次に、連続MOCVD工程により、第2のn型クラッド層16の上層に、全面にGaAsからなるn型キャップ層16をエピタキシャル成長させる。
以上で、半導体基板10上に上記構成の半導体積層体を連続した1回のエピタキシャル成長により形成することができる。
さらに、AuGe層21、Ni層22およびAu層23の積層体からなるn電極20をn型のキャップ層17に接続して形成し、一方、例えば、Ti層、Pt層およびAu層からなるp電極30をp型半導体基板10の裏面に形成し、ペレタイズ工程などを経て、図4(a)に示す半導体とすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構造の半導体レーザは、n電極側からハンダなどを用いて実装したときに、下記のように、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12からなり、断面が略三角形形状の動作領域14に、n電極とハンダとの接合面から応力がかかってしまい、発振するレーザ光の偏光方向を意図せずに回転させたり、欠陥が発生する可能性があるという問題があった。
【0010】
図5は、上記の従来の構造の半導体レーザLDを、n電極20側からAlNなどのサブマウント基板40上にハンダ層41を用いて実装したときの模式図である。
サブマウント基板40上にはハンダ層41に接続する配線部42が形成されており、さらにリード42aが接続して形成されている。
一方、半導体レーザLDを構成するp型半導体基板に形成されたp電極30にもリード30aが接続して形成されている。
上記の両リード(30a,42a)に所定の電圧を印加すると、動作領域14における活性層12からレーザ光が発振する。
【0011】
上記構成の半導体レーザにおいて、半導体基板に形成されたメサ突起の高さの分、n電極側の半導体積層体表面に段差が残されてしまうため、サブマウント基板40と半導体レーザLDとの熱膨張率の差に起因する応力STが、半導体積層体内部に断面が略三角形形状の構造に集中してかかってしまう構造となり、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性に影響を与えたり、欠陥が発生して信頼性が低下するという問題の原因となっていた。
【0012】
特に、上記の発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性に影響を与えることの問題は、1チップ上に2つの半導体レーザ素子を搭載する2ビームレーザの場合に顕著となる。
図6(a)は、上記のような1チップ上に2つの半導体レーザ素子(LD1,LD2)を搭載する2ビームレーザの断面図である。各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の構造は、図4(a)に示す単独で構成される場合と実質的に同様である。各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の境界領域は分離溝Iが形成され、素子分離される。
図6(b)は、上記の2ビームレーザをn電極20側からAlNなどのサブマウント基板40上にハンダ層(41,43)を用いて実装したときの模式図である。
サブマウント基板40上にはハンダ層(41,43)に接続する配線部(42,44)が形成されており、さらにリード(42a,44a)が接続して形成されている。
一方、半導体レーザLDを構成するp型半導体基板に形成されたp電極30にもリード30aが接続して形成されている。
上記の各リード(30a,42a,44a)に所定の電圧を印加すると、各レーザダイオード(LD1,LD2)の動作領域14における活性層12からレーザ光が発振する。
【0013】
上記構造の2ビームレーザにおいて、サブマウント基板40と2ビームレーザとの熱膨張率の差に起因する応力STが、各レーザダイオード(LD1,LD2)の間で異方的にかかってしまうため、各レーザダイオード(LD1,LD2)の発振するレーザ光の偏光の回転方向(P1,P2)が逆方向となってしまい、その回転角の差は30°にも達してしまう場合がある。
また、サブマウント基板をより安価なシリコン基板などにすると、サブマウント基板40と2ビームレーザとの熱膨張率の差に起因する応力STがさらに大きくなり、回転角の差は45°にも達してしまう。
上記のように偏光回転角に差があると、無偏光光学系を用いていていても反射率などに差が出てしまい、無視できない量となっている。
【0014】
上記のような問題は、表面に段差を有する半導体に電極を設け、該電極側から実装する半導体装置一般においても、上記と同様に半導体に応力がかかってしまうため、欠陥の発生を促進するなど、信頼性に問題を有する。
【0015】
本発明は上述の状況に鑑みてなされたものであり、従って本発明は、半導体基板にメサ突起が形成されて、その高さの分の段差が半導体積層体の表面に残されてしまう半導体レーザにおいて、実装基板と半導体レーザとの熱膨張率の差に起因する応力を緩和して、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性への影響や欠陥発生などの信頼性の低下を防止できる半導体レーザ、および、表面に段差を有する半導体に電極を設けた場合にも、半導体にかかる応力を緩和できる半導体装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の半導体レーザは、ストライプ状のメサ突起が形成された基板と、上記メサ突起上に形成された第1導電型の第1クラッド層、活性層および第2導電型の第2クラッド層と、上記メサ突起の両側におけるメサ溝において、上記活性層の両側面に該活性層の全厚さに跨がって接触するように形成された第1導電型の電流ブロック層とを含む半導体積層体と上記半導体積層体の上層に形成された第1電極と、上記基板の裏面に形成された第2電極とを有し、上記メサ突起の高さに起因する段差が上記半導体積層体の表面に形成されており、上記第1電極が、合金化阻止膜を含む。
【0017】
上記の本発明の半導体レーザは、好適には、上記半導体レーザを実装する実装面に向かって上記第1電極側から実装されて用いられる。
【0018】
上記の本発明の半導体レーザは、好適には、上記第1電極が、2層の合金化阻止膜と、該2層の合金化阻止膜の間に形成された該2層の合金化阻止膜よりも柔らかい材料からなる応力緩和層とを含む。
【0019】
上記の本発明の半導体レーザは、さらに好適には、上記合金化阻止膜がプラチナを含む。
【0020】
上記の本発明の半導体レーザは、さらに好適には、上記応力緩和層が、少なくとも金あるいはインジウムを含む。
【0021】
上記の本発明の半導体レーザは、さらに好適には、上記第1電極が、上記2層の合金化阻止膜の上記半導体積層体側に該半導体積層体と合金化する層を有する。
【0022】
上記の本発明の半導体レーザは、さらに好適には、上記半導体レーザを実装する実装面に向かって上記第1電極側からハンダを介して実装されて用いられ、上記第1電極が、上記2層の合金化阻止膜の上記ハンダ側に該ハンダと合金化する層を有する。
【0023】
上記の本発明の半導体レーザは、好適には、上記基板の主面が(100)面であり、上記ストライプ状のメサ突起の側面が、上記基板の基部側に向かって凸のなだらかな湾曲面である。
【0024】
上記の本発明の半導体レーザは、好適には、上記電流ブロック層と上記活性層との接触面が上記メサ突起の長手方向に沿って直線的になるように上記電流ブロック層が成膜されている。
さらに好適には、上記電流ブロック層の上記直線的成膜部分が{311}結晶面からなる。
【0025】
上記の本発明の半導体レーザは、好適には、上記基板上に、素子分離された複数個の上記半導体積層体が形成されて、複数個のレーザ素子が搭載されている。
【0026】
上記の本発明の半導体レーザは、メサ突起の高さに起因する段差が形成された半導体積層体の表面に形成された第1電極がPtなどの合金化阻止膜を含んでおり、この合金化阻止膜にわたっての、電極−半導体積層体界面部分の合金化、あるいは電極−ハンダ界面部分の合金化進行を阻止することができる。従って、合金化の進行を阻止された位置にAu層などの合金化阻止膜よりも柔らかい応力緩和層を配置することで、実装基板と半導体レーザとの熱膨張率の差に起因する応力を緩和することができ、これにより、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性への影響や欠陥発生などの信頼性の低下を防止することができる。
上記の合金化が電極−半導体積層体界面部分と電極−ハンダ界面部分の両方で進行する場合には、2層の合金化阻止膜の間にAu層などの合金化阻止膜よりも柔らかい応力緩和層を配置した構成とすることで、2層の合金化阻止膜の間の応力緩和層の合金化が阻止されるため、上記のように、実装基板と半導体レーザとの熱膨張率の差に起因する応力を緩和することができ、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性への影響や欠陥発生などの信頼性の低下を防止することができる。
【0027】
また、上記の目的を達成するため、本発明の半導体装置は、表面に段差が形成された半導体層と、上記半導体層の上層に形成された電極とを有する半導体装置であって、上記半導体装置を実装する実装面に向かって上記電極側から実装されて用いられ、上記電極が、合金化阻止膜を含む。
【0028】
上記の本発明の半導体装置は、好適には、上記電極が、2層の合金化阻止膜と、該2層の合金化阻止膜の間に形成された該2層の合金化阻止膜よりも柔らかい材料からなる応力緩和層とを含む。
【0029】
上記の本発明の半導体装置は、表面に段差が形成された半導体積層体の表面に形成された電極がPtなどの合金化阻止膜を含んでおり、この合金化阻止膜にわたっての、電極−半導体積層体界面部分の合金化、あるいは電極−ハンダ界面部分の合金化進行を阻止することができる。従って、合金化の進行を阻止された位置にAu層などの合金化阻止膜よりも柔らかい応力緩和層を配置することで、半導体にかかる応力を緩和することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体レーザの実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
第1実施形態
図1(a)は、本実施形態に係る半導体レーザの断面図である。
(100)結晶面による主面に側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状(紙面に対して直交する方向に延在)メサ突起10aを有するGaAsなどからなるp型化合物半導体基板10上に、この化合物半導体基板10のメサ突起10aを有する主面側に、全面的にAlGaAsなどからなるp型クラッド層11と、活性層12と、AlGaAsなどからなる第1のn型クラッド層13と、AlGaAsなどからなるp型の電流ブロック層15と、AlGaAsなどからなるn型の第2クラッド層16と、GaAsなどからなるn型のキャップ層17との各エピタキシャル層が順次積層されている。
ここで、上記のメサ突起10aを形成するメサ溝10b内の電流ブロック層15が、メサ突起10a上にエピタキシャル成長されたp型クラッド層11および第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12の側面に、活性層12の全厚さに跨がって接するように、かつ、第1のn型クラッド層13と第2のn型クラッド層16の間に挟まれて配置された構成となっている。
また、上記構成の半導体レーザでは、半導体基板10に形成されたメサ突起10aの高さに対応するように、その上層にクラッド層や活性層などの各層を積層させて得た半導体積層体の表面にも高さHの段差が生じている。
【0032】
上記の構成の半導体積層体において、p型の電流ブロック層15と活性層12との接触面がメサ突起10aの長手方向に沿って直線的になるようにp型の電流ブロック層15が成膜されており、その直線的成膜部分は{311}結晶面からなっている。
【0033】
上記の構成の半導体積層体の高さHの段差が生じている表面において、n型のキャップ層17に接続してn電極20が形成されている。
図1(b)は、上記のn電極20部分の拡大断面図である。
n電極20は、例えば、膜厚160nmのAuGe層21、膜厚50nmのNi層22、膜厚500nmのAu層23、膜厚50nmのTi層24、膜厚100nmのPt層25、膜厚500nmのAu層26、膜厚100nmのPt層27および膜厚500nmのAu層28の積層体からなり、AuGe層21側がn型のキャップ層17側となっている。
上記の構成のn電極において、Pt層25およびPt層27は半導体層やハンダと合金を形成しにくい合金化阻止膜であり、その間のAu層26はPt層25およびPt層27により合金化の進行から保護された位置となっており、Pt層25およびPt層27よりも柔らかい応力緩和層となっている。
また、AuGe層21、Ni層22およびAu層は、従来よりn電極として用いていた層構成であり、Ti層24は密着層として機能する。
Pt層25よりも下層側、即ち、AuGe層21、Ni層22、Au層23およびTi層24は、n型のキャップ層17側からの合金化が進行する領域となり、合金化することでn型のキャップ層17とオーミックコンタクトをとることができる。
また、Pt層27よりも上層側、即ち、Au層28は、ハンダ層を介して実装した場合にハンダ層との合金化が進行する領域となり、合金化することでハンダ層とオーミックコンタクトをとることができる。
【0034】
一方、p型半導体基板10の裏面には、例えば、Ti層、Pt層およびAu層からなるp電極30が形成されている。
以上のようにして、埋め込みヘテロ接合型半導体レーザLDが構成されている。
【0035】
上記の構成においては、半導体基板10のメサ突起10a上に形成された動作領域となる活性層12が、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13によって挟まれ、その横方向が電流ブロック層15によって包囲された埋め込みヘテロ(BH:Buried Hetero )構造となっている。
活性層12の両側はp型クラッド層11に生じた(111)B結晶面による側壁斜面11aの延長上で規制されるとともに、p型電流ブロック層15によって規制される。
即ち、ストライプ状のメサ突起10a上の動作領域となる活性層12自体を挟んでその両側に電流ブロック層15が形成され、メサ溝10b領域において、p−n−p−n構造が形成されるので、電流狭搾が効果的に行われ、メサ突起10a上の活性層12への電流の集中を効果的に行うことができる。
【0036】
上記の本実施形態に係る半導体レーザは、n電極側からハンダなどを用いてサブマウント基板などに実装する。
図2(a)は、上記の半導体レーザLDを、n電極20側からAlNなどのサブマウント基板40上にハンダ層41を用いて実装したときの断面図である。
サブマウント基板40上にはハンダ層41に接続する配線部42が形成されており、さらにリード42aが接続して形成されている。
一方、半導体レーザLDを構成するp型半導体基板に形成されたp電極30にもリード30aが接続して形成されている。
上記の両リード(30a,42a)に所定の電圧を印加すると、動作領域14における活性層12からレーザ光が発振する。
【0037】
図2(b)は、上記のn電極20とハンダ層41との接合部分の拡大断面図である。
Pt層25よりもn型のキャップ層17側の積層膜A、即ち、AuGe層21、Ni層22、Au層23およびTi層24は、n型のキャップ層17側からの合金化が進行する領域となり、n型のキャップ層17と合金化膜aを形成することでn型のキャップ層17とオーミックコンタクトをとることができる。
また、Pt層27よりもハンダ層41側の膜B、即ち、Au層28は、ハンダ層41との合金化が進行する領域となり、ハンダ層41と合金化膜bを形成することでハンダ層41とオーミックコンタクトをとることができる。
Pt層25およびPt層27は半導体層やハンダと合金を形成しにくい合金化阻止膜Cであり、n型のキャップ層17側から、あるいはハンダ層41側からの合金化はこの層で停止する。
また、2層の合金化阻止膜Cの間のAu層26は、2層の合金化阻止膜Cによりn型のキャップ層17側から、あるいはハンダ層41側からの合金化の進行から保護された位置となっており、2層の合金化阻止膜Cよりも柔らかい材料で構成され、Au層26を介しての応力がかけられたときにその応力を緩和することができる応力緩和層Dとなっている。
【0038】
上記の構成の半導体積層体の高さHの段差が残されているため、サブマウント基板40と半導体レーザLDとの熱膨張率の差に起因する応力が、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12からなり、断面が略三角形形状の動作領域14に集中してかかってしまう構造となっているが、上記のようにn電極20が2層の合金化阻止膜Cに挟まれた応力緩和層Dを有する構造となっているので、上記の応力を緩和することができ、これにより、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性への影響や欠陥発生などの信頼性の低下を防止することができる。
【0039】
上記の構造の半導体レーザは、図4に示す従来例と同様、1回のエピタキシャル成長で製造することが可能となっている。
上記の半導体レーザの製造方法としては、例えば、(100)面を主面とするGaAsなどからなるp型化合物半導体基板10の主面に、フォトレジストからなるマスク層の形成および硫酸系の結晶学的エッチングを行い、側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状(紙面に対して直交する方向に延在)メサ突起10aを形成する。ここで、メサ突起10aのストライプ方向は、図1(a)断面を(011)面として、この面に垂直な方向に延伸するように形成する。
次に、MOCVD(有機金属気相成長)法などにより、必要に応じてp型のバッファ層を形成した後、AlGaAsからなるp型クラッド層11をエピタキシャル成長させる。この場合、エピタキシャル成長が進行するとメサ突起10aの上面では(100)面に対しての角度が約55度をなす(111)B結晶面よりなる斜面10bがメサ突起10aの両側に自然発生的に生じる。
上記の(111)B結晶面よりなる斜面10bが存在している状態でp型クラッド層11の成長を停止し、連続MOCVD工程により活性層12をエピタキシャル成長させると、(111)B結晶面よりなる斜面10b上への成長速度が非常に遅いため、実質的に成長せず、活性層12はメサ突起10a上とメサ溝10b上とに分離して形成される。
【0040】
次に、連続MOCVD工程により、活性層12の上層にAlGaAsからなる第1のn型クラッド層13をエピタキシャル成長させる。上記の活性層12の成長と同様に、(111)B結晶面よりなる斜面10b上への成長は実質的にしないので、メサ突起10a上とメサ溝10b上とに分離して形成される。ここで、メサ突起10a上においてメサ突起10aの両側における2つの(111)B結晶面よりなる斜面が交叉する位置まで、かつ、メサ溝10bにおいてp型クラッド層11の斜面11aの中間位置までの膜厚で、成長させる。
上記のエピタキシャル成長により、メサ突起10a上に、p型クラッド層11と第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12からなり、断面が略三角形形状の動作領域14が形成される。
【0041】
次に、連続MOCVD工程により、第1のn型クラッド層13の上層にAlGaAsからなる電流ブロック層15をエピタキシャル成長させる。ここで、電流ブロック層15は、メサ突起10a上にエピタキシャル成長されたp型クラッド層11および第1のn型クラッド層13に挟まれた活性層12の側面に、活性層12の全厚さに跨がって接するように、メサ溝10b領域に形成する。
このとき、上記において形成するメサ突起10aとして、側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状(紙面に対して直交する方向に延在)とすることで、電流ブロック層15の主たる面として(311)面が確実に出るようにすることができ、これにより、p型の電流ブロック層15と活性層12との接触面がメサ突起10aの長手方向に沿って、{311}結晶面により直線的になるように成膜でき、活性層12の全厚さに跨がって接するように電流ブロック層15を容易に成膜できる。
【0042】
次に、連続MOCVD工程により、第1のn型クラッド層13および電流ブロック層15の上層に、全面にAlGaAsからなる第2のn型クラッド層16をエピタキシャル成長させる。
次に、連続MOCVD工程により、第2のn型クラッド層16の上層に、全面にGaAsからなるn型キャップ層16をエピタキシャル成長させる。
以上で、半導体基板10上に上記構成の半導体積層体を連続した1回のエピタキシャル成長により形成することができる。
さらに、上記構成のn電極20をn型のキャップ層17に接続して形成し、一方、例えば、Ti層、Pt層およびAu層からなるp電極30をp型半導体基板10の裏面に形成し、ペレタイズ工程などを経て、図1(a)に示す半導体とすることができる。
【0043】
第2実施形態
図3(a)は、本実施形態に係る1チップ上に2つの半導体レーザ素子(LD1,LD2)を搭載する2ビームレーザの断面図である。
各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の構造は、図1(a)に示す第1実施形態に係る半導体レーザと実質的に同様である。各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の境界領域は分離溝Iが形成され、素子分離される。
即ち、上記の各半導体レーザ素子(LD1,LD2)を構成する半導体積層体の表面には、基板10に形成されたメサ突起10aに起因する段差が残されており、その表面に、2層の合金化阻止膜に挟まれた応力緩和層を有する構造を有するn電極20が形成されている。
【0044】
図3(b)は、上記の2ビームレーザをn電極20側からAlNなどのサブマウント基板40上にハンダ層(41,43)を用いて実装したときの断面図である。
サブマウント基板40上にはハンダ層(41,43)に接続する配線部(42,44)が形成されており、さらにリード(42a,44a)が接続して形成されている。
一方、半導体レーザLDを構成するp型半導体基板に形成されたp電極30にもリード30aが接続して形成されている。
上記の各リード(30a,42a,44a)に所定の電圧を印加すると、各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の動作領域14における活性層12からレーザ光が発振する。
【0045】
上記構造の2ビームレーザにおいて、サブマウント基板40と2ビームレーザとの熱膨張率の差に起因する応力が、各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の間で異方的にかかってしまい、各半導体レーザ素子(LD1,LD2)の発振するレーザ光の偏光を逆に回転させていたが、本実施形態に係る2ビームレーザでは、上記のようにn電極20が2層の合金化阻止膜に挟まれた応力緩和層を有する構造となっているので、上記の応力を緩和することができ、これにより、発振するレーザ光の偏光方向の回転を抑制するなど、レーザ特性への影響を抑制し、また、欠陥発生などの信頼性の低下を防止することができる。
また、上記のように応力を緩和できるので、2ビームレーザとの熱膨張率の差が大きいシリコン基板をサブマウント基板として用い、コストを削減することも可能である。
【0046】
以上、本発明を2形態の実施形態により説明したが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
例えば、メサ突起の形状は、側面が基部側に向かって凸のなだらかな凹曲湾曲面とされたストライプ状とする他、断面が逆台形のいわゆる逆メサ突起とすることも可能である。
また、上記半導体レーザを構成する半導体材料や金属材料およびそれらの膜厚などは適宜選択することが可能である。
また、第2実施形態においてモノリシックに搭載される複数個の半導体レーザとしては、発光波長が異なる素子、発光波長が同じで発光強度が異なる素子、あるいは素子特性が同一の素子などとすることが可能である。
また、3個以上の半導体レーザ素子を有する半導体発光装置にも適用可能である。
さらに、本発明は半導体レーザだけでなく、表面に段差を有する半導体に電極を設け、該電極側から実装する半導体装置においても適用可能であり、上記と同様に半導体にかかる応力を緩和することができる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことが可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明の半導体レーザによれば、メサ突起の高さに起因する段差が形成された半導体積層体の表面に形成された第1電極がPtなどの合金化阻止膜を含んでおり、この合金化阻止膜にわたっての、電極−半導体積層体界面部分の合金化、あるいは電極−ハンダ界面部分の合金化進行を阻止することができる。従って、合金化の進行を阻止された位置にAu層などの合金化阻止膜よりも柔らかい応力緩和層を配置することで、実装基板と半導体レーザとの熱膨張率の差に起因する応力を緩和することができ、これにより、発振するレーザ光の偏光方向などのレーザ特性への影響や欠陥発生などの信頼性の低下を防止することができる。
【0048】
本発明の半導体装置によれば、表面に段差が形成された半導体積層体の表面に形成された電極がPtなどの合金化阻止膜を含んでおり、この合金化阻止膜にわたっての、電極−半導体積層体界面部分の合金化、あるいは電極−ハンダ界面部分の合金化進行を阻止することができる。従って、合金化の進行を阻止された位置にAu層などの合金化阻止膜よりも柔らかい応力緩和層を配置することで、半導体にかかる応力を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は第1実施形態に係る半導体レーザの断面図であり、図1(b)はn電極部分の拡大断面図である。
【図2】図2(a)は、図1に示す半導体レーザを実装したときの断面図であり、図2(b)は、上記のn電極とハンダ層との接合部分の拡大断面図である。
【図3】図3(a)は第2実施形態に係る半導体発光装置の断面図であり、図3(b)は図3(a)に示す半導体発光装置を実装したときの断面図である。
【図4】図4(a)は第1従来例に係る半導体レーザの断面図であり、図4(b)はn電極部分の拡大断面図である。
【図5】図5は、図4に示す半導体レーザを実装したときの問題点を示す模式図である。
【図6】図6(a)は第2従来例に係る半導体発光装置の断面図であり、図6(b)は図6(a)に示す半導体発光装置を実装したときの問題点を示す模式図である。
【符号の説明】
10…半導体基板、10a…メサ突起、10b…メサ溝、11…p型のクラッド層、11a…(111)B結晶面による側壁斜面、12…活性層、13…第1のn型クラッド層、14…動作領域、15…電流ブロック層、16…第2のn型クラッド層、17…n型キャップ層、20…n電極、21…AuGe層、22…Ni層、23…Au層、24…Ti層、25…Pt層、26…Au層、27…Pt層、28…Au層、30…p電極、40…サブマウント基板、41,43…ハンダ層、42,44…配線部、30a,42a,44a…リード、A…Pt層よりもn型のキャップ層側の積層膜、a…合金化膜、B…Pt層よりもハンダ層側の膜、b…合金化膜、C…合金化阻止膜、D…応力緩和層、H…段差の高さ、I…素子分離溝。

Claims (10)

  1. ストライプ状のメサ突起が形成された基板と、
    上記メサ突起上に形成された第1導電型の第1クラッド層、活性層および第2導電型の第2クラッド層と、上記メサ突起の両側におけるメサ溝において、上記活性層の両側面に該活性層の全厚さに跨がって接触するように形成された第1導電型の電流ブロック層とを含む半導体積層体と
    上記半導体積層体の上層に形成された第1電極と、
    上記基板の裏面に形成された第2電極と
    を有し、
    上記メサ突起の高さに起因する段差が上記半導体積層体の表面に形成されており、
    上記第1電極が、2層の合金化阻止膜と、該2層の合金化阻止膜の間に形成された該2層の合金化阻止膜よりも柔らかい材料からなる応力緩和層とを含み、
    実装基板の実装面に向かって上記第1電極側からハンダを介して実装されて用いられ、
    上記合金化阻止膜は、上記実装基板に実装されたときの上記半導体積層体と上記第1電極の界面部分の合金化と上記第1電極と上記ハンダの界面部分の合金化の一方あるいは両方の進行を阻止する
    半導体レーザ。
  2. 上記合金化阻止膜がプラチナを含む
    請求項に記載の半導体レーザ。
  3. 上記応力緩和層が、少なくとも金あるいはインジウムを含む
    請求項1または2に記載の半導体レーザ。
  4. 上記第1電極が、上記2層の合金化阻止膜の上記半導体積層体側に該半導体積層体と合金化する層を有する
    請求項1〜3のいずれかに記載の半導体レーザ。
  5. 上記第1電極が、上記2層の合金化阻止膜の上記ハンダ側に該ハンダと合金化する層を有する
    請求項1〜4のいずれかに記載の半導体レーザ。
  6. 上記基板の主面が(100)面であり、
    上記ストライプ状のメサ突起の側面が、上記基板の基部側に向かって凸のなだらかな湾曲面である
    請求項1〜5のいずれかに記載の半導体レーザ。
  7. 上記電流ブロック層と上記活性層との接触面が上記メサ突起の長手方向に沿って直線的になるように上記電流ブロック層が成膜されている
    請求項1〜6のいずれかに記載の半導体レーザ。
  8. 上記電流ブロック層の上記直線的成膜部分が{311}結晶面からなる
    請求項に記載の半導体レーザ。
  9. 上記基板上に、素子分離された複数個の上記半導体積層体が形成されて、複数個のレーザ素子が搭載されている
    請求項1〜8のいずれかに記載の半導体レーザ。
  10. 表面に段差が形成された半導体層と、上記半導体層の上層に形成された電極とを有し、
    上記電極が、2層の合金化阻止膜と、該2層の合金化阻止膜の間に形成された該2層の合金化阻止膜よりも柔らかい材料からなる応力緩和層とを含み、
    実装基板の実装面に向かって上記電極側からハンダを介して実装されて用いられ、
    上記合金化阻止膜は、上記実装基板に実装されたときの上記半導体層と上記電極の界面部分の合金化と上記電極と上記ハンダの界面部分の合金化の一方あるいは両方の進行を阻止する
    半導体装置。
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