JP4538346B2 - 乗りかご及びそれを備えたエレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に乗客用の手摺が設けられたエレベーターの乗りかご及びそれを備えたエレベーター装置に関する。
一般に、エレベーターの乗りかごの内部には、対向する側面側板に沿って乗客用の手摺が設けられている。例えば、下記特許文献1には、大量の荷物を乗りかご内に搬入するために、手摺を引っ込み可能な構造としたエレベーターの乗りかごが記載されている。
特開2004−250130号公報(図1等)
しかしながら、上記のようなエレベーターの乗りかごの手摺は、その形状が直線状であり、単に乗客が握ることを想定しているものであった。したがって、乗りかご内へ乗り込んだ乗客が荷物を持っているなどして両手がふさがっている場合は、乗りかご内の運転盤のボタンを操作するのが困難なことがあった。
本発明の目的は、乗りかご内へ乗り込んだ乗客の両手がふさがっている場合であっても、運転盤を容易に操作できる乗りかご及びエレバーター装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、内部に乗客用の手摺が設けられたエレベーターの乗りかご又はエレベーター装置において、かごドアの脇の前面側板に運転盤が取付けられ、対向する側面側板のうち運転盤に近い方の側面側板に手が支持され、この手摺、乗客が握るための手摺部と乗客の荷物を支えるための荷台部を有し、前記荷台部が前記かごドア側に位置し、前記運転盤に近い方の側面側板と前記荷台部の間隔、前記運転盤に近い方の側面側板と前記手摺部の間隔よりも大きく、前記手摺部と荷台部が連続して前記手摺を形成しているのである。
本発明によれば、乗りかご内へ乗り込んだ乗客の両手がふさがっている場合であっても、運転盤を容易に操作できる乗りかご及びエレバーターを提供できる。
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置の乗りかごの平面図である。本実施例の乗りかごは、かごドア4の脇の前面側板に運転盤3が取付けられ、対向する両側面側板2のうち運転盤3に近い方の側面側板2に沿って手摺1が設置されている。ここで、手摺1は、乗客が握るための手摺部1aと、乗客の荷物を支えるための荷台部1bを備えており、いずれも運転盤3に近い方の側面側板2に支持されている。
そして、荷台部1bは、手摺部1aの運転盤3側すなわち、かごドア4側に位置しており、運転盤3の近傍に、荷物を置くのに好適なスペースXが形成されている。また、図2の通り、荷台部1bは、通常の高さ例えば乗客の腰の高さ付近にある手摺部1aよりも、低い位置にあるので、乗客が荷物を持ち上げることなく、容易に荷台部1b近傍のスペースXに置くことができる。更に、運転盤3に近い方の側面側板2と荷台部1bの間隔は、運転盤3に近い方の側面側板2と手摺部1aの間隔よりも大きくなっているので、幅の大きな荷物であっても、その荷重を支えることが可能になる。
また、手摺部1aと荷台部1bは、手摺1の構成部材を曲げ加工することにより、2つの水平部分を有する形状に一体的に形成されている。このように、手摺部1aと荷台部
1bが連続しているので、手摺部1aと荷台部1bの間に隙間がなく、乗客が手摺1を握り損ねたり荷物を落としたりする危険性が少ない。
次に、手摺1の側面側板2への支持方法を具体的に説明する。まず、荷台部1bのかごドア4側端近傍が、第1の側面側板2aに支持されている。そして、手摺部1aのかごドア4側端近傍が、第2の側面側板2bに支持され、手摺部1aの他端近傍が、第3の側面側板2cに支持されている。
以上のような構成により、乗りかご内へ乗り込んだ乗客が、荷物を持っている等の理由で両手がふさがっている場合であっても、荷物を荷台部1bに置くことにより、片手が自由になって、運転盤3の操作を容易に行うことができる。また、荷物を荷台部1bに完全に置くことができなくて、片手が完全に自由にならなくても、少なくとも荷物の荷重を荷台部1bで支えることができるので、運転盤3の操作が容易になる。例えば、買い物袋を乗りかごの床に置きたくない乗客が、買い物袋の把持部を腕に掛けたまま指先で運転盤3のボタンを操作する場合に、買い物袋の荷重を荷台部1bで支えながら操作できるという利点がある。したがって、荷台部1bのかごドア4側の端部と、運転盤3との間の距離dは、荷物の荷重を荷台部1bで支えながら操作しようとする乗客の手が運転盤3に届く範囲に設定することが望ましい。
図3は、本発明の第2の実施例を示すエレベーター装置の乗りかごの平面図であり、図4は、その側面図である。本実施例の乗りかごは、かごドア4が対向するように2箇所に設けられたものであり、それぞれのかごドア4の脇の前面側板には、運転盤3が取付けられている。
ここで、第1の実施例と異なる点について説明する。まず、本実施例の手摺5は、乗客が握るための手摺部5aと、乗客の荷重を支えるための荷台部5b,5cを備えており、この荷台部5b,5cにより、運転盤3の近傍に、それぞれ荷物を置くためのスペース
X1,X2が形成されている。また、荷台部5bのかごドア4側端近傍が第1の側面側板
2aに支持され、手摺部5aの両端が第2の側面側板2bに支持され、荷台部5cのかごドア4側端近傍が第3の側面側板2cに支持されている。そして、本実施例によれば、運転盤3が複数あるような乗りかごであっても、両手のふさがっている乗客が、運転盤3を容易に操作できるようになる。
尚、第1の実施例及び第2の実施例では、運転盤3に近い方の側面側板2に設けた手摺1,5について説明したが、対向する他方の側面側板2にも手摺1,5を設けて構わない。
本発明の第1の実施例を示す乗りかごの平面図である。 図1の乗りかごの側面図である。 本発明の第2の実施例を示す乗りかごの平面図である。 図3の乗りかごの側面図である。
符号の説明
1,5…手摺、1a,5a…手摺部、1b,5b,5c…荷台部、2…側面側板、3…運転盤、4…かごドア。

Claims (5)

  1. 内部に乗客用の手摺が設けられたエレベーターの乗りかごにおいて、かごドアの脇の前面側板に運転盤が取付けられ、対向する側面側板のうち運転盤に近い方の側面側板に手摺が支持され、この手摺が、乗客が握るための手摺部と乗客の荷物を支えるための荷台部を有し、前記荷台部が前記かごドア側に位置し、前記運転盤に近い方の側面側板と前記荷台部の間隔が、前記運転盤に近い方の側面側板と前記手摺部の間隔よりも大きく、前記手摺部と荷台部が連続して前記手摺を形成していることを特徴とするエレベーターの乗りかご。
  2. 請求項1において、前記荷台部が、前記手摺部よりも低い位置にあることを特徴とするエレベーターの乗りかご。
  3. 請求項1において、前記手摺部と荷台部が一体形成されていることを特徴とするエレベーターの乗りかご。
  4. 請求項1において、前記荷台部の前記かごドア側端近傍が前記側面側板に支持され、前記手摺部の両端近傍が前記側面側板に支持されていることを特徴とするエレベーターの乗りかご。
  5. 内部に乗客用の手摺が設けられた乗りかごを備えたエレベーター装置において、かごドアの脇の前面側板に運転盤が取付けられ、対向する側面側板のうち運転盤に近い方の側面側板に手摺が支持され、この手摺が、乗客が握るための手摺部と乗客の荷物を支えるための荷台部を有し、前記荷台部が前記かごドア側に位置し、前記荷台部が、前記手摺部よりも低い位置にあり、前記運転盤に近い方の側面側板と前記荷台部の間隔が、前記運転盤に近い方の側面側板と前記手摺部の間隔よりも大きく、前記手摺部と荷台部が連続して前記手摺を形成していることを特徴とするエレベーター装置。
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