JP4538282B2 - 自動利得制御装置及び自動利得制御方法 - Google Patents

自動利得制御装置及び自動利得制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4538282B2
JP4538282B2 JP2004258932A JP2004258932A JP4538282B2 JP 4538282 B2 JP4538282 B2 JP 4538282B2 JP 2004258932 A JP2004258932 A JP 2004258932A JP 2004258932 A JP2004258932 A JP 2004258932A JP 4538282 B2 JP4538282 B2 JP 4538282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
value
output
unit
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004258932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006074702A (ja
Inventor
洋彰 兼崎
茂 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004258932A priority Critical patent/JP4538282B2/ja
Publication of JP2006074702A publication Critical patent/JP2006074702A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4538282B2 publication Critical patent/JP4538282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

本発明は、自動利得制御装置に関し、特に、複数段の利得可変部を有する自動利得制御装置に関するものである。
テレビ放送の受信機における自動利得制御装置は、その受信機に入力される信号振幅の変化や、周囲温度の変化及び経年変化による全体利得の変動を吸収し、電力一定の信号を得るために用いられている。
テレビ放送における受信機の入力としては、変調された信号が送信機より送信されてくるが、受信機において、入力信号を自動利得制御装置を用いて電力一定の信号とすることにより、受信機の入力信号を復調する際に安定した信号を得ることができ、変調信号の受信が安定し、高品位な音声及び映像信号を得ることができる。
図6は、特許文献1に記載されている自動利得制御増幅器の構成を示すブロック図である。この自動利得制御増幅器は、図6に示すように、AGC(Auto Gain Control)増幅器101と、AGC増幅器101の利得を制御するAGC制御器102と、固定バイアス切替スイッチ103とで構成されている。複数段の可変減衰器を備えたAGC増幅器101への入力信号の信号振幅が変動した場合、AGC制御器102が、AGC増幅器101の出力信号の振幅の変動幅を検出し、制御信号をAGC増幅器101及び固定バイアス切替スイッチ103に出力する。固定バイアス切替スイッチ103は、AGC制御器102が出力する制御信号に基づいて、AGC増幅器101の、初段の可変減衰器の減衰量を最大および最小にする予め定めた2つの固定バイアス電圧を切り替える。AGC増幅器101は、AGC制御器102から出力される制御信号と、固定バイアス切替スイッチ103から出力されるバイアス電圧に基づいて、AGC増幅器の出力が電力一定になるように動作することで、AGC増幅器102の出力信号の信号振幅を一定に保つことを可能としている。
この特許文献1においては、固定バイアス切替スイッチ103を、AGC増幅器101の出力レベルに応じて切り替え、初段の可変減衰器に与える固定バイアス電圧を切り替えるようにすることで、初段の可変減衰器の利得を、2つの異なる利得のいずれかに適宜設定できるようにしている。
特開平9−116360号公報(第7−14頁、第1図)
しかしながら、利得を2つの異なる利得のいずれかに切り替えることが可能な可変減衰器を用いた自動利得制御増幅器おいては、利得を切り替えた直後は、可変減衰器からの出力信号が非線形的に変化して、自動利得制御増幅器の出力信号振幅にステップ的な応答が発生するという課題があった。これにより、例えば、この自動利得制御増幅器からの信号をテレビ放送等の受信機の入力として用いた場合、受信機の復調性能等が劣化して、変調信号の受信が不安定になってしまうという問題が生じるおそれがある。
本発明はこのような問題点を解消するためになされたものであり、利得を切り替えた直後にステップ的な応答の発生しない自動利得制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動利得制御装置は、非連続な複数の利得を切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、利得を変化させて、前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部と、前記第2の利得可変部の出力に応じて、前記第1の利得可変部の複数の利得の切り替えと、前記第2の利得可変部が出力する電力を一定とするための制御とを行う自動利得可変制御部を備え、前記自動利得可変制御部は、前記第2の利得可変部が出力する電力を算出する電力算出手段と、前記電力算出手段で算出された電力値と、任意に設定した電力値との誤差量を検出する誤差量検出手段と、前記誤差量検出手段で検出した誤差量を積分して、前記第2の利得可変部に出力するループフィルタ手段と、前記ループフィルタ手段の出力値の変化を判定して得られた切替信号を、前記第1の利得可変部に出力する切替判定手段とを備え、前記第1の利得可変部は、前記複数の利得として、第1の利得、及び該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得を切り替えるものであり、前記切替判定手段は、前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、前記ループフィルタ手段の出力が所定の第1の値以下となったとき、前記切替信号として、前記第1の利得可変部の利得を第2の利得に切り替える第1の切替信号を出力し、前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記ループフィルタ手段の出力が前記第1の値よりも大きい所定の第2の値以上となった場合、前記切替信号として、前記第1の利得可変部の利得を第1の利得に切り替える第2の切替信号を出力するものであり、前記ループフィルタ手段は、前記第1の切替信号が出力された場合に、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記第2の値から第1の値を減算した値以下である補正量を加算して前記第2の利得可変部に出力し、前記第2の切替信号が出力された場合に、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記補正量を減算して前記第2の利得可変部に出力し、前記第2の利得可変部は、前記ループフィルタ手段からの出力が、前記補正量に相当する分上がった場合、その利得が、前記第1の利得から第2の利得を減算した分上がり、前記ループフィルタ手段からの出力が、前記補正量に相当する分下がった場合、その利得が、前記第1の利得から第2の利得を減算した分下がるものであることを特徴とするものである。
また、前記補正量を、第2の値から第1の値を減算した値より小さい値としたものである。
また、本発明に係る自動利得制御方法は、第1の利得と、該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得とを切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、利得を変化させて、前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部とを制御する制御方法であって、前記第2の利得可変部の出力の電力と所定の基準値との誤差量を積分するステップと、前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、所定の第1の値以下となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第2の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、所定の補正量を加算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分上げるよう制御するステップと、前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、前記第1の値に前記補正量を加算した値以上の値である所定の第2の値以上となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第1の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記補正量を減算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分下げるよう制御するステップとを備えたものである。
また、本発明に係るプログラムは、第1の利得と該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得とを切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、利得を変化させて前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部とを制御するプログラムであって、コンピュータに前記第2の利得可変部の出力の電力と所定の基準値との誤差量を積分するステップと、前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において前記誤差量を積分した値が所定の第1の値以下となったとき、前記第1の利得可変部を第2の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に所定の補正量を加算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を前記第1の利得から第2の利得を減算した分上げるよう制御するステップと、前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が前記第1の値に前記補正量を加算した値以上の値である所定の第2の値以上となったとき、前記第1の利得可変部を第1の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に前記補正量を減算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を前記第1の利得から第2の利得を減算した分下げるよう制御するステップとを実行させるものである。
本発明によれば、自動利得可変制御部が第1の利得可変部において複数の利得の切り替えが行われた場合に、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得可変部の切替前の利得から切替後の利得を減算して得られる値の分上げる制御を行うものとしたことにより、第1の利得可変部の利得がステップ状に変化した場合に生じる出力振幅のステップ的な変動を後段の第2の利得可変部の利得を制御することによって相殺し、第2の利得可変部の出力として一定の振幅を得られる効果がある。そして、このように一定の振幅を得られることにより、受信機の復調性能の劣化を防ぎ、変調信号の受信を安定させる効果を得ることができる。
また、本発明によれば、切替判定手段が、第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、ループフィルタ手段の出力が所定の第1の値以下となったとき、切替信号として、第1の利得可変部の利得を第2の利得に切り替える第1の切替信号を出力し、第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、ループフィルタ手段の出力が第1の値よりも大きい所定の第2の値以上となった場合、前記切替信号として、第1の利得可変部の利得を第1の利得に切り替える第2の切替信号を出力し、ループフィルタ手段は、第1の利得可変部の利得を切り替える切替信号として第1の切替信号が出力された場合、誤差量を積分して得られた結果に前記第2の値から第1の値を減算した値よりも小さい補正量を加算して第2の利得可変部に出力し、第2の切替信号が出力された場合、前記誤差量を積分して得られた結果に前記補正量を減算して第2の利得可変部に出力するようにしたことにより、変調信号の受信をより安定させる効果を得ることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る自動利得制御装置を備えた受信機の主要部の構成を示すブロック図である。
図において、この受信機は、自動利得制御装置100と、復調部6とを有している。
自動利得制御装置100は、利得可変部1、発振器3、加減算器4、利得可変部2、A/Dコンバータ5、復調部6、自動利得可変制御部7、D/Aコンバータ8を有している。
利得可変部1は、非連続な複数の利得を切り替えることで、受信機に入力された変調信号の利得を自動利得可変制御部7から入力される切替フラグ信号70に基づいて可変する。この実施の形態においては特に、複数の利得として、第1の利得及び第1の利得よりも利得がσdBだけ小さい第2の利得を切り替えられる場合について説明する。切替フラグ信号70が「0」の場合は第1の利得が選択され、「1」の場合は第2の利得が選択されるよう設定されているものとする。
発振器3は、利得可変部1の出力の周波数を変化させるための所定の周波数の信号を出力する。
ミキサ4は、利得可変部1の出力と発振器3の出力とを乗算して利得可変部1の出力信号の周波数を変化させる。
利得可変部2は、自動利得可変制御部7が出力する制御信号71aをD/Aコンバータ8でアナログ信号に変換した制御信号71bに基づいて、ミキサ4の出力の利得を可変する。この利得可変部2は、自動利得可変制御部7の出力する制御信号71aが所定の補正量Y(Y≧0)だけ増加した場合、その利得がσdBだけ上がり、自動利得可変制御部7の出力が補正量Yだけ減少した場合、その利得がσdBだけ下がるよう設定されている。
A/Dコンバータ5は、利得可変部2の出力をデジタル信号に変換する。
D/Aコンバータ8は、自動利得可変制御部7の出力する制御信号71aをアナログ信号に変換して利得可変部2に出力する。
復調部6はA/Dコンバータ5の出力を復調して、得られる復調信号を出力する。
自動利得可変制御部7は、A/Dコンバータ5の出力を入力として、利得可変部1を制御するための切替フラグ信号と、利得可変部2を制御するための信号とを出力する。これらの信号により、利得可変部2が出力する信号の電力が一定となるよう、利得可変部1と利得可変部2を制御する。
図2は自動利得可変制御部7の構成を示すブロック図であり、自動利得可変制御部7は、電力算出手段9、誤差量検出手段10、ループフィルタ手段18、加減算器14、セレクタ15、セレクタ16、及び切替判定手段17を有している。
電力算出手段9は、図1に示したA/Dコンバータ5からの入力を基に電力を算出する。
誤差量検出手段10は、電力算出手段9で算出された値と基準となる任意に設定した電力値との誤差を検出する。
ループフィルタ手段18は、利得増減手段11、加減算器12、及び記憶回路13を備えている。利得増減手段11は、誤差検出手段10の出力に対して重み付けを行う。本実施の形態においては負の値で重み付けを行う。
加減算器12は、利得増減手段11の出力とセレクタ15の出力との加減算を行う。
記憶回路13は、加減算器12の出力を一時的に記憶する。記憶回路13は、例えばD−フリップフロップ等により構成される。
このループフィルタ手段18は、その出力が、セレクタ15を経て再びループフィルタ手段18内に入力され、加減算器12により、利得増減手段11の出力と加算されていくことで、誤差量検出手段10の出力を重み付け積分する。このループフィルタ手段18の出力は、制御信号71aとしてD/Aコンバータ8へ出力される。
切替判定手段17は、記憶回路13の出力値の変化を判定し、判定結果に応じて、切替フラグ信号として、「0」もしくは「1」を、セレクタ16及び利得可変部1へ出力する。即ち、切替フラグ信号が「0」の場合において、ループフィルタ手段18の出力が所定の値α以下となったとき、切替フラグ信号を「1」に変化させる。また、切替フラグ信号が「1」の場合において、ループフィルタ手段18の出力が所定の値γ以上となった場合、切替フラグ信号を「0」に変化させる。なお、値α、γ、Yは、γ−α=Yの関係を満たす。
また、切替判定手段17は、切替フラグ信号の値を変更したタイミングを示す切替タイミング判定パルス72をセレクタ15に出力する。
図3は切替フラグ信号70と切替タイミング判定パルス72の出力波形を示す図であり、図において、横軸は時間、縦軸はそれぞれの値を示している。また、Tαは、切替フラグ信号が「0」の場合においてループフィルタ手段18の出力がα以下となった時間、Tγは、切替フラグ信号が「1」の場合においてループフィルタ手段18の出力がγ以上となった時間をそれぞれ示している。
図3に示すように、切替タイミング判定パルス72は、切替フラグ信号が変化した直後の短い所定の期間だけ「1」が出力され、その他の期間では「0」が出力される。切替タイミング判定パルス72として「1」が出力される所定の期間は、例えば、動作クロックの1クロック周期分の期間であればよい。
加減算器14は、ループフィルタ手段18の記憶回路13の出力と、セレクタ16の出力とを加減算する。
セレクタ15は、加減算器14の出力と、ループフィルタ手段18の記憶回路13の出力とを入力とし、切替判定手段17の出力する切替タイミング判定パルス72を制御入力として、切替タイミング判定パルス72が「0」の場合、ループフィルタ手段18の記憶回路13からの入力を出力し、切替タイミング判定パルス72が「1」の場合、加減算器14からの入力を出力する。
セレクタ16は、前述した補正量Yと補正量−Yとを入力とし、切替判定手段17から出力される切替フラグ信号70が「0」の場合、補正量−Yを出力し、切替フラグ信号70が「1」の場合、補正量Yを出力する。
以下、本実施の形態1に係る自動利得制御装置の動作を、図7に示すフロー図を用いて説明する。
まず、ステップS701において、自動利得可変制御部7の出力する切替フラグ信号70を「0」に設定する。これにより、利得可変部1の利得は第1の利得となる。
変調信号が利得可変部1に入力されると、利得可変部1が第1の利得により、変調信号の電力を変化させる。
利得可変部1の出力は、ミキサ4で周波数変換され、利得可変部2に入力される。
利得可変部2は、制御信号71bに応じて、その利得が変化することにより、入力信号の電力を変化させて、A/Dコンバータ5に出力する。
A/Dコンバータ5でデジタル信号に変換された利得可変部2の出力は、復調部6及び自動利得可変制御部7に入力される。
自動利得可変制御部7において、A/Dコンバータ5から入力された信号から、電力算出手段9で振幅に基づいて電力を算出し、その算出結果を誤差量検出手段10へ出力する。
誤差量検出手段10では、電力算出手段9の算出結果と、基準となる任意に設定した電力値との誤差を検出し、検出結果をループフィルタ手段18へ出力する。
ループフィルタ手段18では、誤差量検出手段10の出力値を、利得増減手段11で重み付け積分、ここでは特に負の重み付け積分し、この積分結果を切替判定手段17及び加減算器14、セレクタ15へ出力するとともに、制御信号71aとして、図1で示すD/Aコンバータ8を介し、制御信号71bとして利得可変部2へ出力する。この制御信号71aに応じて利得可変部2の利得を可変制御することで、利得可変部2から出力される信号の電力が一定となるよう制御される。
ステップS702において、切替判定手段17では、現在の切替フラグ信号70が「0」であるため、ループフィルタ手段18の出力する積分結果が値α以下となったか否かを判定し、α以下となった場合にはステップS703に進み、αより大きい場合はステップS702に戻る。
ステップS703において、切替フラグ信号70を「1」に設定する。この切替フラグ信号70により、利得可変部1の利得が、第1の利得からσdBだけ下がった第2の利得に切り替わる。
ステップS704において、切替フラグ信号70が変化したとき、切替タイミング判定パルス72として「1」が出力される。この結果、セレクタ16で切替フラグ信号70により選択された補正量Yとループフィルタ手段18の出力とを加算したものがセレクタ15により選択され、ループフィルタ手段18の加減算器12により利得増減手段11の出力と加算され、記憶手段13を経て、制御信号71aとして出力される。この制御信号71aの出力をD/Aコンバータ8でアナログ信号に変換した制御信号71bにより、利得可変部2の利得がσdB上がる。
次に、ステップS705として、現在の切替フラグ信号70が「1」であるため、ループフィルタ手段18の出力する積分結果が値γ以上となったか否かを判定し、γ以上となった場合にはステップS706に進み、γより小さい場合はステップS705に戻る。
ステップS706において、切替フラグ信号70を「0」に設定する。この切替フラグ信号70により、利得可変部1の利得が、第2の利得からσdBだけ上がった第1の利得に切り替わる。
ステップS707において、切替フラグ信号70が変化したとき、切替タイミング判定パルス72として「1」が出力される。この結果、セレクタ16で切替フラグ信号70により選択された補正量−Yとループフィルタ手段18の出力とを加算したものがセレクタ15により選択され、ループフィルタ手段18の加減算器12により利得増減手段11の出力と加算され、記憶手段13を経て、制御信号71aとしてD/Aコンバータ8へ出力される。この制御信号71aの出力をD/Aコンバータ8でアナログ信号に変換した制御信号71bにより、利得可変部2の利得がσdB下がる。その後は、ステップS702に戻る。
図4は、ループフィルタ手段18の積分出力値と、復調部6へ出力される利得可変部1及び利得可変部2の総合的な出力の出力利得量との関係をグラフで表した図である。図において、実線40は切替フラグ信号が「0」である場合の値の変化を示し、実線50は、切替フラグ信号が「1」である場合の値の変化を示している。
以下、図4を用いて、本実施の形態1に係る自動利得制御装置100の動作について具体的に説明する。
例えば、図4に示す点P(x1,x2)の状態にあり、変調信号の入力レベルが大きくなったとすると、自動利得可変制御部7の電力算出手段9の出力は大きくなると同時に誤差量検出手段10の出力する誤差量は、基準となる任意に設定した電力値より大きくなる。ループフィルタ手段18はこの誤差量を入力とし、負の重み付け積分をすることから、ループフィルタ手段18の積分出力値は点Pから矢印41で示す減少方向に向かう。
ループフィルタ手段18の積分出力値がαに達した時、切替判定手段17は値を「0」から「1」に切り替えた切替フラグ信号70と、その切替のタイミングを示す、値が「1」である切替タイミング判定パルス72を出力する。
利得可変部1は、切替フラグ信号70が0から1に切り替わることにより利得がσdB下がる。
この切替フラグ信号70により、セレクタ16は補正量Yを出力する。そして、セレクタ15は、切替タイミング判定パルス72により、切替フラグ信号70が切り替わったタイミングで、ループフィルタ手段18の積分出力値αとセレクタ16の出力である補正量Yとを加減算器14で加減算した値をループフィルタ手段18へ出力する。
これにより、ループフィルタ手段18は、切替フラグ信号70が切り替わったタイミングで、利得可変部2の利得をσdB上げることとなるα+Y=γを、制御信号71bとして利得可変部2に出力する。
利得可変部2は、D/Aコンバータ8により制御信号71aをアナログ信号に変換した制御信号71bにより、利得がσdB上がる。
これにより利得可変部2は、前段の利得可変部1の利得がσdB下がると同時に、ループフィルタ手段18の積分出力値γにより、利得をσdB上げることから、利得可変部1の利得を切り替えたときに、利得可変部1と利得可変部2との総合利得を変えることなく、ステップ状の変化の発生しない電力一定の変調信号を復調部6へ出力することができる。
続いて、図4に示す点Q(x3,x4)の状態にあり、変調信号の入力レベルが小さくなったとすると、電力算出手段9の出力は小さくなると同時に誤差量検出手段10の出力誤差量は、基準となる任意に設定した電力値より小さくなる。ループフィルタ手段18は誤差量を入力とし、負の重み付け積分をすることから、ループフィルタ手段18の積分出力値は点Qから矢印51で示す増加方向に向かう。
ループフィルタ手段18の積分出力値がγに達した時、切替判定手段17は値を「1」から「0」に切り替えた切替フラグ信号70とその切替のタイミングを示す、値が「1」である切替タイミング判定パルス72を出力する。
利得可変部1は、切替フラグ信号70が「0」から「1」に切り替わることにより利得がσdB上がる。
この切替フラグ信号70により、セレクタ16は補正量−Yを出力する。そして、セレクタ15は、切替タイミング判定パルス72により、切替フラグ信号70が切り替わったタイミングで、ループフィルタ手段18の積分出力値γとセレクタ16の出力である補正量−Yとを加減算器14で加算した値をループフィルタ手段18に出力する。
これにより、ループフィルタ手段18は、切替フラグ信号70が切り替わったタイミングで、利得可変部2の利得をσdB下げることとなるγ−Y=αを、制御信号71bとして利得可変部2に出力する。
利得可変部2はD/Aコンバータ8により制御信号71aをアナログ信号に変換して得られた制御信号71bにより、利得がσdB下がる。
これにより、利得可変部2は、前段の利得可変部1の利得がσdB上がると同時に、ループフィルタ手段18の積分出力値γにより、利得をσdB下がることから、利得可変部1の利得を切り替えたときに、利得可変部1と利得可変部2との総合利得を変えることなく、ステップ状の変化の発生しない電力一定の変調信号を復調部6へ出力することができる。
以上のように、本実施の形態1においては、切替フラグ信号70が「1」から「0」、あるいは「0」から「1」に切り替わり、利得可変部1の利得が切り替わった際に、利得可変部1の利得の変化を相殺するよう、利得可変部2の利得を可変させることによって、利得可変部2の出力として一定な振幅を得ることができ、復調部6の復調特性を劣化させる原因となるステップ的な応答を抑止することができる効果がある。
なお、図7を用いて説明した自動利得可変制御部7の動作において、ステップS701で設定する自動利得可変制御部7の出力する切替フラグ信号70を、「1」に変更する場合には、ステップS702乃至S704のステップと、ステップS705乃至ステップS707のステップとの順番を入れ替えるようにすれば良い。
(実施の形態2)
図9は本発明の実施の形態2に係る自動利得制御装置の自動利得可変制御部の構成を示すブロック図であり、この自動利得可変制御部は、図1において示した自動利得可変制御部7に相当する。図において、図2と同一符号は、同一または相当する部分を示している。
本実施の形態2に係る自動利得制御装置は、前記実施の形態1において説明した自動利得制御装置において、自動利得可変制御部7の切替判定手段を、切替判定手段90に置き換えたものである。
切替判定手段90以外の部分についての構成及び動作は前記実施の形態1の構成及び動作と同様であるため、ここでは説明を省略する。
切替判定手段90は、記憶回路13の出力値の変化を判定し、判定結果に応じて、切替フラグ信号70として、「0」もしくは「1」を、セレクタ16及び利得可変部1へ出力する。即ち、切替フラグ信号70が「0」の場合においては、ループフィルタ手段18の出力が所定の値α以下となったとき、切替フラグ信号70を「1」に変化させる。また、切替フラグ信号70が「1」の場合において、ループフィルタ手段18の出力がγより大きい値であるθとなった場合、切替フラグ信号70を「0」に変化させる。このとき、値α、γ、Y、θは、γ−α=Y、θ>γ、及びθ−α>Yの関係を満たす。
前記実施の形態1においては、切替フラグ信号70が「0」の場合、ループフィルタ手段18の積分出力値が徐々に減少してαの値に達した際、切替フラグ信号70が「1」に切り替わり、ループフィルタ手段18の積分出力値はαに補正量Yを加算したγとなる。また、切替フラグ信号70が「1」の場合、ループフィルタ手段18の積分出力値が徐々に増加してγに達した際、切替フラグ信号70が「0」に切り替わり、ループフィルタ手段18の積分出力値はγから補正量−Yを加算、即ち補正量Yを減算したαとなる。
このように、切替フラグ信号70の切り替わる2つの値α、γの差である補正量Yを制御信号71aに加減算することで、利得可変部2の利得をσdB上げたり下げたりしている。
しかしながら、ループフィルタ手段18の積分出力値がαもしくはγ付近で増減を繰り返した場合、切替判定手段1の切替フラグ信号が「1」から「0」或いは「0」から「1」へと頻繁に切り替わることでループフィルタ手段18の動作も頻繁に切り替わる。また、切替タイミング判定パルス72も切替フラグ信号70が頻繁に切り替わることにより、頻繁に切り替わるため、利得可変部1、利得可変部2の利得も頻繁に動作が切り替わる。
本実施の形態2においては、このような頻繁な動作の切り替わりを回避し、自動利得制御全体の更なる特性向上を図るものである。
図8は、切替フラグ信号70と切替タイミング判定パルス72の出力波形を示す図であり、図において、横軸は時間、縦軸はそれぞれの値を示している。また、Tαは、切替フラグ信号70が「0」の場合においてループフィルタ手段18の出力がα以下となった時間、Tγは、切替フラグ信号70が「1」の場合においてループフィルタ手段18の出力がγとなった時間、Tθは、切替フラグ信号70が「1」の場合においてループフィルタ手段18の出力がθ以上となった時間をそれぞれ示している。
図5は、ループフィルタ手段18の積分出力値と、復調部6へ出力される利得可変部1及び利得可変部2の総合的な出力の出力利得量との関係をグラフで表した図である。図において、実線41は切替フラグ信号70が「0」である場合の値の変化を示し、実線51は、切替フラグ信号70が「1」である場合の値の変化を示している。
図8で示すように、本実施の形態2においては、「1」から「0」に切替フラグ信号70が切り替わる際のループフィルタ手段18の積分出力値をγよりも大きいθとしたものである。これにより、切替フラグ信号70が「1」から「0」に切り替わった直後の、ループフィルタ手段18の積分出力値は、θから補正量Yを減算した値βとなる。このループフィルタ手段18の積分出力値βは、切替フラグ信号70が「0」である場合の切替フラグ信号70の切替を決定するαよりも大きい値となるため、図5で示すように、仮にβ付近でループフィルタの積分結果が細かい増減を繰り返しても、ループフィルタ手段18の積分出力値はα以下とならないため、切替判定手段90の切替フラグ信号70が頻繁に切り替わることを回避できる。また、切替フラグ信号70が「0」から「1」に切り替わった直後のループフィルタ手段18の積分出力値は、αから補正量Yを加算したγとなる。γは切替フラグ信号70が「1」から「0」に切り替わる際のループフィルタの積分出力値θよりも小さい値となるため、図5で示すように、仮にγ付近でループフィルタの積分結果が細かい増減を繰り返しても、ループフィルタ手段18の積分出力値はθ以上とならないため、切替判定手段90の切替フラグ信号70が頻繁に切り替わることを、前記「1」から「0」に切替フラグ信号70が切り替わるとき同様、回避できる。
即ち本実施の形態2においては、切替フラグ信号70の切り替えを判定するための値θと値αとの差よりも小さい補正量Yを、切替フラグ信号70の切替時にループフィルタ手段18の出力に適宜、加減算するようにしたので、制御信号71aに補正量Yが加減算されることとなり、可変利得部2の利得をσdB上げたり下げたりできるとともに、切替フラグ信号70の切替直後に入力される変調信号が変動して、ループフィルタ手段18の積分出力値が変動したとしても、切替フラグ信号70や、切替タイミング判定パルス72の頻繁な切り替わりを回避できる。
その結果として、利得可変部1、利得可変部2、ループフィルタ手段18等の動作が、切替フラグ信号70及び切替タイミング判定信号72に応じて頻繁に切り替わることがなくなり、自動利得制御装置全体の更なる特性向上につながる。例えばデジタルテレビにおける変調信号の受信をより安定させながら確実に変調信号入力の利得可変範囲を大きくすることが可能となる。
なお、前記実施の形態1及び2において説明した自動利得可変制御部7の制御動作は、自動利得可変制御部7をプロセッサ等により構成することで、コンピュータで実行可能なプログラムで実現するようにしても良い。
また、前記実施の形態1及び2においては、利得可変部1が2つの利得を切り替える場合について説明したが、本発明においては、利得可変部1が非連続な複数の利得を切り替えられるようにしても良い。この場合、利得可変部1の利得の切替による利得の変化を、利得可変部2の利得の変化により補うように、自動利得可変制御部7により利得可変部2を制御すればよい。
本発明にかかる自動利得制御装置は、ステップ的な応答を避けながら、電力を一定に保つことができるため、変調信号を受信する受信機において有用なものであり、特に、デジタルテレビの受信機等の自動利得制御装置として極めて有用である。
本実施の形態1に係る自動利得制御装置の構成を示した図である。 本実施の形態1に係る自動利得可変制御部の構成を示した図である。 本実施の形態1に係る切替判定手段の出力波形を示した図である。 本実施の形態1に係るループフィルタ手段の積分出力値と利得可変部の出力利得量との関係を示した図である。 本実施の形態2に係るループフィルタ手段の積分出力値と利得可変部の出力利得量との関係を示した図である。 従来の自動利得制御増幅器の構成を示した図である。 本実施の形態1に係る自動利得制御装置の自動利得可変制御部の動作を示した図である。 本実施の形態2に係る切替判定手段の出力波形を示した図である。 本実施の形態2に係る自動利得制御装置の構成を示した図である。
符号の説明
1 利得可変部
2 利得可変部
3 発振器
4 ミキサ
5 A/Dコンバータ
6 復調部
7 自動利得可変制御部
8 D/Aコンバータ
9 電力算出手段
10 誤差量検出手段
11 利得増減手段
12 加減算器
13 記憶回路
14 加減算器
15 セレクタ
16 セレクタ
17 切替判定手段
18 ループフィルタ手段

Claims (4)

  1. 非連続な複数の利得を切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、
    利得を変化させて、前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部と、
    前記第2の利得可変部の出力に応じて、前記第1の利得可変部の複数の利得の切り替えと、前記第2の利得可変部が出力する電力を一定とするための制御とを行う自動利得可変制御部を備え、
    前記自動利得可変制御部は、
    前記第2の利得可変部が出力する電力を算出する電力算出手段と、
    前記電力算出手段で算出された電力値と、任意に設定した電力値との誤差量を検出する誤差量検出手段と、
    前記誤差量検出手段で検出した誤差量を積分して、前記第2の利得可変部に出力するループフィルタ手段と、
    前記ループフィルタ手段の出力値の変化を判定して得られた切替信号を、前記第1の利得可変部に出力する切替判定手段とを備え、
    前記第1の利得可変部は、
    前記複数の利得として、第1の利得、及び該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得を切り替えるものであり、
    前記切替判定手段は、
    前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、前記ループフィルタ手段の出力が所定の第1の値以下となったとき、前記切替信号として、前記第1の利得可変部の利得を第2の利得に切り替える第1の切替信号を出力し、
    前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記ループフィルタ手段の出力が前記第1の値よりも大きい所定の第2の値以上となった場合、前記切替信号として、前記第1の利得可変部の利得を第1の利得に切り替える第2の切替信号を出力するものであり、
    前記ループフィルタ手段は、
    前記第1の切替信号が出力された場合に、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記第2の値から第1の値を減算した値以下である補正量を加算して前記第2の利得可変部に出力し、
    前記第2の切替信号が出力された場合に、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記補正量を減算して前記第2の利得可変部に出力し、
    前記第2の利得可変部は、
    前記ループフィルタ手段からの出力が、前記補正量に相当する分上がった場合、その利得が、前記第1の利得から第2の利得を減算した分上がり、
    前記ループフィルタ手段からの出力が、前記補正量に相当する分下がった場合、その利得が、前記第1の利得から第2の利得を減算した分下がるものであることを特徴とする自動利得制御装置。
  2. 前記補正量を、第2の値から第1の値を減算した値より小さい値としたことを特徴とする請求項記載の自動利得制御装置。
  3. 第1の利得と、該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得とを切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、利得を変化させて、前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部とを制御する制御方法であって、
    前記第2の利得可変部の出力の電力と所定の基準値との誤差量を積分するステップと、
    前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、所定の第1の値以下となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第2の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、所定の補正量を加算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分上げるよう制御するステップと、
    前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、前記第1の値に前記補正量を加算した値以上の値である所定の第2の値以上となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第1の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記補正量を減算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分下げるよう制御するステップを備えたことを特徴とする自動利得制御方法。
  4. 第1の利得と、該第1の利得よりも利得の小さい第2の利得とを切り替えて、外部から入力される変調信号の電力を変化させる第1の利得可変部と、利得を変化させて、前記第1の利得可変部から出力される電力を変化させる第2の利得可変部とを制御するプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記第2の利得可変部の出力の電力と所定の基準値との誤差量を積分するステップと、
    前記第1の利得可変部の利得が第1の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、所定の第1の値以下となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第2の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、所定の補正量を加算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分上げるよう制御するステップと、
    前記第1の利得可変部の利得が第2の利得である場合において、前記誤差量を積分した値が、前記第1の値に前記補正量を加算した値以上の値である所定の第2の値以上となったとき、前記第1の利得可変部を、その利得を第1の利得に切り替えるよう制御し、前記誤差量を積分して得られた結果に、前記補正量を減算した値を用いて、前記第2の利得可変部の利得を、前記第1の利得から第2の利得を減算した分下げるよう制御するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
JP2004258932A 2004-09-06 2004-09-06 自動利得制御装置及び自動利得制御方法 Expired - Fee Related JP4538282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258932A JP4538282B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 自動利得制御装置及び自動利得制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258932A JP4538282B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 自動利得制御装置及び自動利得制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006074702A JP2006074702A (ja) 2006-03-16
JP4538282B2 true JP4538282B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=36154782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004258932A Expired - Fee Related JP4538282B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 自動利得制御装置及び自動利得制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4538282B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243606A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sony Corp 信号増幅装置
CN101485127A (zh) 2006-08-03 2009-07-15 松下电器产业株式会社 接收装置、接收方法及集成电路
EP2267892A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-29 Thomson Licensing Receiver with analog and digital gain control, and respective method

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628575Y2 (ja) * 1979-06-04 1987-02-27
JPS58513U (ja) * 1981-02-27 1983-01-05 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 高周波利得自動切換装置
JPH0851360A (ja) * 1994-08-04 1996-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位相同期ループ回路
JP3180682B2 (ja) * 1996-09-19 2001-06-25 日本電気株式会社 受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006074702A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5917372A (en) Automatic gain control circuit
JP2006524462A (ja) 利得補償
US20060261992A1 (en) Systems and methods for automatic gain control
KR100425996B1 (ko) 자동이득 제어장치
CN102270997B (zh) 接收装置
JP4584668B2 (ja) 自動利得制御回路および方法
KR100452308B1 (ko) 디지털 방송수신장치
JP4538282B2 (ja) 自動利得制御装置及び自動利得制御方法
JP2002290177A (ja) 受信装置および自動利得制御方法
JP2015115680A (ja) 信号処理装置、信号処理方法、並びにプログラム
JP4422116B2 (ja) Agc制御方法及びagc回路
JP2002330040A (ja) 受信装置および自動利得制御方法
JP4355202B2 (ja) 受信機
US5920351A (en) Black level detecting circuit of video signal
JP4171191B2 (ja) Agc制御方法及びagc回路
JP2010045706A (ja) ダイバーシティ受信装置とこれを用いた電子機器
JP3569629B2 (ja) 自動利得制御回路および衛星放送受信チューナ
JP2007295253A (ja) 受信制御装置並びに切替制御方法
JP2003209450A (ja) 自動利得制御回路及び自動利得制御方法
JP2006148735A (ja) 受信機
JP4489321B2 (ja) デジタル復調装置
JP5179975B2 (ja) 信号処理装置
JP4726332B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP4250003B2 (ja) Agc回路
JP2000261340A (ja) デジタル放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees